JP2008296309A - ビルトインモータおよび主軸ヘッド - Google Patents

ビルトインモータおよび主軸ヘッド Download PDF

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【課題】効率的なステータの冷却を行うことができるとともに、ヘッド全体の軽量化および低コスト化を達成できるビルトインモータおよび主軸ヘッドを提供する。
【解決手段】工具2を着脱可能に装着する主軸10を囲繞して設けられる主軸回転用のビルトインモータ20のロータ21を囲繞して設けられるステータ22の外周面に放熱フィン25を設け、ステータ22を、主軸10を軸支するフレーム(ベアリングケース26)に断熱部材(シャフト27)を介して連結してビルトインモータ20を構成し、ヘッド外殻を構成するカバー部材50に、放熱フィン25を露出させるための開口部52を形成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、工具を着脱可能に装着する主軸を囲繞して設けられる主軸回転用のビルトインモータおよびこれを備えた主軸ヘッドに関する。
主軸を囲繞して設けられるビルトインモータを備えたビルトインモータ内蔵型の主軸ヘッドは、モータを冷却する機構を有している。従来の冷却機構は、例えば、ステータの外周面に周接する周壁の外周面に冷却フィンを設け、この冷却フィンを囲繞して空冷ジャケットが形成されているものがあった(例えば、特許文献1や特許文献2参照)。この構成によれば、モータの熱はステータから周壁に伝熱されて、冷却フィンから空冷ジャケット内の空気に伝熱され、外部に放熱されるようになっている。
特開2003−324897号公報 特開2006−102906号公報
ところで、従来の主軸ヘッドでは、ビルトインモータの外周部にステータの冷却機構となる空冷ジャケットが設けられ、さらに空冷ジャケット内の空気を循環させる送風手段も設けなければならないため、主軸ヘッドの重量増やコスト増を招いてしまうといった問題があった。また、ステータが主軸ヘッドの筒状外壁に接触しているので、ステータの熱がヘッド全体に伝わってしまい、冷却効率の改善の余地があった。
そこで、本発明は前記の問題を解決するために案出されたものであって、効率的なステータの冷却を行うことができるとともに、ヘッド全体の軽量化および低コスト化を達成できるビルトインモータおよび主軸ヘッドを提供することを課題とする。
前記課題を解決するための請求項1に係る発明は、工具を着脱可能に装着する主軸を囲繞して設けられる主軸回転用のビルトインモータにおいて、前記主軸に固定されるロータを囲繞して設けられるステータの外周面に放熱フィンを設け、前記ステータを、前記主軸を軸支するフレームに断熱部材を介して連結したことを特徴とするビルトインモータである。
このような構成によれば、ステータの外周面に直接放熱フィンを設け、ステータを断熱部材を介してフレームに連結したことで、フレームにステータの熱が伝わらず、モータの熱は放熱フィンから直接放熱され、効率的なステータの冷却を行うことができる。さらに、空冷ジャケットや送風手段を設ける必要がないので、ヘッド全体の小型化、軽量化および低コスト化を達成することができる。
請求項2に係る発明は、前記フレームが、前記主軸の軸方向に所定間隔を隔てて設けられた一対のベアリングケースからなり、前記断熱部材が、合金製のシャフトからなり、
このシャフトにより、前記ベアリングケースと前記ステータを固定したことを特徴とする請求項1に記載のビルトインモータである。
このような構成によれば、合金製のシャフトにて断熱部材を構成したことにより、さらなる断熱性の強化を図ることができる。
請求項3に係る発明は、前記放熱フィンが、前記主軸の軸方向に延びて形成され、前記ステータの円周方向に所定間隔を隔てて複数並列されていることを特徴とする請求項2に記載のビルトインモータである。
このような構成によれば、主軸の軸方向に流れる空気によってステータの熱が放熱フィンから効率良く放熱され、効率的なステータの冷却を行うことができる。
請求項4に係る発明は、工具を着脱可能に装着する主軸と、この主軸を囲繞して設けられた主軸回転用のビルトインモータとを備えた主軸ヘッドにおいて、前記ビルトインモータのステータの外周面に放熱フィンを設け、前記ステータを、前記主軸を軸支するフレームに断熱部材を介して連結したことを特徴とする主軸ヘッドである。
このような構成によれば、ステータの外周面に直接放熱フィンを設け、ステータを断熱部材を介してフレームに連結したことで、フレームにステータの熱が伝わらず、効率的なステータの冷却を行うことがで、さらに、空冷ジャケットや送風手段を設ける必要がないので、軽量化および低コスト化を達成することができる主軸ヘッドを提供することができる。
請求項5に係る発明は、請求項4に記載の主軸ヘッドにおいて、ヘッド外殻を構成するカバー部材を備え、このカバー部材に、前記放熱フィンを露出させるための開口部を形成したことを特徴とする主軸ヘッドである。
このような構成によれば、開口部を設けたことによって、放熱フィンから効率的に放熱を行うことができる。
本発明によれば、効率的なステータの冷却を行うことができるとともに、ヘッド全体の軽量化および低コスト化を達成できるといった優れた効果を発揮する。
本発明に係るビルトインモータおよび主軸ヘッドの最良の実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明に係る主軸ヘッドの最良の実施形態を示した斜視図である。図2は本発明に係るビルトインモータの最良の実施形態を示した断面図である。図3は本発明に係るビルトインモータの最良の実施形態を示した正面図である。図4は本発明に係るビルトインモータの最良の実施形態を示した後面図である。
図1に示すように、かかる主軸ヘッド1は、工具2(図2参照)を着脱可能に装着する主軸10と、この主軸10を囲繞して設けられた主軸回転用のビルトインモータ20と、このビルトインモータ20が固定されるベース部材53に一体的に設けられヘッド外殻を構成するカバー部材50とを備えている。
主軸10は、フレームおよびビルトインモータ20の内部で回転可能に支持されている。主軸10の先端側の周囲には、ビルトインモータ20が設けられている。主軸10の先端部には、図2に示すように、工具2を着脱するための取付穴11が形成されている。取付穴11は、先端側が拡径するテーパ形状を呈している。なお、主軸10の先端部の形状は、一例であって、これに限られるものではなく、取り付けられる工具に応じてBT、KM、HSK等、種々の工具把持部形状に対応できるように適宜形成される。
図2に示すように、ビルトインモータ20は、主軸に固定されたロータ21と、このロータ21を囲繞して設けられたステータ22とを備えている。ロータ21は、主軸10に圧入等により一体的に固定されており、主軸10とともに回転するようになっている。
ステータ22は、ロータ21と所定の間隔を隔てて固定系のフレームとなるベアリングケース26に固定されている。ステータ22は、コイル23を備えており、このコイル23に通電することで、ロータ21を回転させて主軸10を回転させるようになっている。ステータ22の外周面には円筒部材24が一体的に設けられている。円筒部材24は、その内径がステータ22の外径と同等に形成されており、円筒部材24の内周面がステータ22の外周面と周接するようになっている。円筒部材24は、例えばアルミニウムあるいはアルミニウム合金にて構成されており、軽量化および放熱効率の向上を図るようになっている。図2の断面、および図3の破線にて示すように、円筒部材24は、放熱フィン25が形成される放熱フィン形成部24aと、ステータ22をベアリングケース26に固定するためのシャフト27が装着されるシャフト装着部24bとを備えて構成されている。シャフト装着部24bは複数形成されており、シャフト装着部24bと放熱フィン形成部24aが円周方向に交互に形成されるようになっている。
放熱フィン25は、円筒部材24の放熱フィン形成部24aの外周面に、円筒部材24と一体形成された板状部材にて構成されている。放熱フィン25は、主軸10の軸方向に延びて形成されており、また、ステータ22の円周方向に所定間隔を隔てて複数並列されて、主軸10の軸芯を中心として放射状に配列されている。本実施形態では、放熱フィン25は、シャフト装着部24bを除いた放熱フィン形成部24aで、主軸10の軸芯を中心とした略15度ピッチの放射状に形成されている(図3参照)。放熱フィン25は、主軸10軸方向から見て、その先端部がベアリンクケース26の外周面よりも突出するように、所定以上の高さを備えて形成されている。
シャフト装着部24bは、円周方向三箇所に形成されており、主軸10の軸芯を中心として120度ピッチで配置されている。なお、シャフト装着部24bの形成個数および配置位置は、前記構成に限られるものではなく、シャフト27の重量や形状に応じて適宜変更可能であるのは勿論である。シャフト装着部24bは、両側に一対のシャフト27,27の基端部(円筒部材24側)がそれぞれ装着されるように構成されており、各シャフト27,27の先端部は、ベアリングケース26に固定されている。シャフト装着部24bは、径方向外側に突出しており、この突出部分に主軸10の軸方向に平行な貫通孔28が形成されている。この貫通孔28の両端部にシャフト27,27の基端部がそれぞれ圧入されて、シャフト装着部24bの両端にシャフト27,27が固定されるように構成されている。
シャフト27は、合金製の断熱部材にて形成されている。すなわち、ステータ22は、主軸10を軸支するフレーム(ベアリングケース26)に断熱部材(シャフト27)を介して連結されている。シャフト27の先端部(ベアリングケース26側)には、雄ネジ27aが形成されたネジ部材27bが固定されており、ベアリングケース26に形成されたネジ孔26aに螺合することで、シャフト7がベアリングケース26に固定されることとなる。すなわち、シャフト27は、ベアリングケース26およびステータ22と一体の円筒部材24の両方に挿入されて、これらを固定するようになっている。
ベアリングケース26は、主軸10の軸方向に所定間隔を隔てて一対に設けられており、主軸10の先端部で、ロータ21の軸方向両端に配置されている。ベアリングケース26は、その中心部に主軸10が貫通する貫通孔26bを有した円盤状に形成されており、前記円筒部材24のシャフト装着部24bに対応する三箇所の位置にネジ孔26aが形成されたフランジ部26cがそれぞれ設けられている。一対のベアリングケース26,26の貫通孔26b,26b内には、ベアリング29a,29bがそれぞれ設けられており、主軸10を前後二箇所で軸支するようになっている。
円筒部材24の両端部でベアリングケース26との間には、それらの間の隙間を塞ぐリング30,30がそれぞれ設けられている。リング30,30は、円筒形状を呈しており、円筒部材24の内周面と略同等の内径を有して、円筒部材24と同芯上に設けられている。このリング30,30によって、ビルトインモータ20の内部に、加工時の切粉やクーラントなどが浸入するのを防止することができる。
基端側(図2中、右側)のベアリングケース26よりも後方(図2中、右側)には、主軸10が突出するように形成されており、ベアリングケース26の後方には、突出した主軸10を覆うケーシング部材31がボルトなどの固定手段32によって固定されている。ケーシング部材31は、その中心部に貫通孔31aを有しており、主軸10がさらに後方に延出されるように連結されている。ケーシング部材31よりも先端側の主軸10は、中空構造になっており、主軸10の内部にその軸方向に移動可能なドローバー10aが設けられている。
図2の(a)および(b)に示すように、ドローバー10aは、その先端が工具を着脱するための取付穴11の底部に突出するように配置されており、その先端部に工具2の端部を把持するための把持穴33を有している。一方、工具2の端部には、プルスタッド2aが形成されている。ドローバー10aの把持穴33は、工具2のプルスタッド2aの外径と同等の内径を有しており、内部にプルスタッド2aが挿入可能に構成されている。把持穴33の開口部付近には、径方向に貫通する貫通孔33aが複数形成されており、この貫通孔33aには、把持穴33の周囲の板厚よりも長い径方向長さ寸法を有する係止部材34が、径方向に移動可能に挿入されている。取付穴11の底部に連通するドローバー10a収容部の周壁35は、取付穴11の底部の周壁11aよりも小径(ドローバー10aの外径と同等)となっており、これら周壁11a,35間には、基端側(図2中、右側)に向かうほど徐々に縮径するテーパ状段部36が形成されている。ドローバー10aが先端側に移動した際には、係止部材34は、取付穴11の底部の周壁11a部分に位置し、外側に突出することで、係止部材34が把持穴33の内周面から突出しなくなる。これによって、工具2のプルスタッド2aが把持穴33の奥まで挿入可能となる。プルスタッド2aを把持穴33の奥に挿入した状態で、ドローバー10aを基端側に移動させると、係止部材34が、テーパ状段部36に押されてドローバー10aの中心側へと移動し、把持穴33の内周面から突出する。これによって、プルスタッド2aが係止部材34で係止されて、工具2が主軸10に固定されることとなる(図2の(c)参照)。
ケーシング部材31には、ドローバー10aを先端側に押圧するための押圧ピン37が軸方向に移動可能に設けられている。押圧ピン37は、その頭部37aがケーシング部材31に設けられたフランジ付円筒部材38から後方に突出して設けられており、胴部37bの先端がドローバー10aを押圧する円環部材39に連結されている。フランジ付円筒部材38には、押圧ピン37の頭部37aとの間にばね部材40が圧縮状態で設けられており、押圧ピン37およびドローバー10aは、力を加えない状態では基端側に位置するように構成されている。なお、図2では、ロータ21およびステータ22の部分では水平方向断面を示し、押圧ピン37の部分では、上下方向断面を示しており、押圧ピン37,37は、図4に示すように、水平方向に配列されている。
このような構成のビルトインモータ20は、図1に示すように、ベース部材53に固定されている。ビルトインモータ20は、ベアリングケース26,26の下部に一体的に形成された脚部43を、ボルト・ナット(図1では、ボルトのみ図示)などの固定手段44を介してベース部材53に固定されるようになっている。
主軸ヘッド1の外殻を構成するカバー部材50は、先端部のビルトインモータ20の周囲が形成されておらず、ベース部材53の一部が開放されている。この部分が放熱フィン25を露出させるための開口部52を構成する。開口部52は、少なくともビルトインモータ20の一対のベアリングケース26および放熱フィン25が完全に露出するように構成されている。
以上のような構成のビルトインモータ20によれば、ステータ22の外周面に直接円筒部材24と一体の放熱フィン25を設けたことによって、ステータ22で発生した熱を放熱フィン25から直接放熱することができる。また、ステータ22を、合金製のシャフト27(断熱部材)を介してベアリングケース26(フレーム)に連結しているので、ステータ22とベアリングケース26とは熱的に遮断されることとなる。これによって、加工時にステータ22が発熱するが、ベアリングケース26にステータ22の熱が伝わることはなく、ビルトインモータ20全体およびベース部材53に熱が拡散することはない。したがって、ステータ22の熱は、放熱フィン25から集中的に放熱することができ、効率的なステータの冷却を行うことができる。特に、放熱フィン25は、カバー部材50の開口部52によって外部に露出されているので、放熱効果が高い。また、ベース部材53にステータの熱が伝熱されないので、ビルトインモータ20の熱によって主軸ヘッド1が変形するのを防止することができる。
また、ステータ22の外周面に直接円筒部材24と一体の放熱フィン25を設けたことによって、従来の主軸ヘッドのようにステータを冷却するための空冷ジャケットや送風手段を設けなくても済むので、主軸ヘッド1全体の軽量化および低コスト化を達成することができる。
さらに、合金製のシャフト27にて断熱部材を構成したことにより、ビルトインモータ20および主軸ヘッド1のさらなる断熱性の強化を図ることができるとともに、ベアリングケース26にてフレームを構成しているので、シャフト27の取付部材を別途に設ける必要がなく軽量化が図れるとともに、フレームへのステータ22の固定を容易に行うことができる。
また、放熱フィン25は、主軸10の軸方向に延びて形成され、ステータ22の円周方向に所定間隔を隔てて複数並列されているので、主軸10の軸方向に流れる空気によってステータ22の熱が放熱フィン25から効率良く放熱され、効率的なステータ22の冷却を行うことができる。放熱フィン25は、ベアリングケース26の外周面より突出するように形成されているので、ビルトインモータ20の周囲の空気に晒され、放熱効果をさらに高くすることができる。
さらに、本実施形態の主軸ヘッド1によれば、カバー部材50に、放熱フィン25を露出させるための開口部52を設けたことによって、ステータ22の外周面に設けられた放熱フィン25を外気に晒すことができるので、ステータ22の熱が外気に放熱され効率的なステータ22の冷却を行うことができる。
さらに、カバー部材50の重量を低減することができ、主軸ヘッド1全体の軽量化を図ることができる。なお、開口部52に薄板の蓋部材(図示せず)を設けるようにしてもよい。このような構成によれば、加工時の切粉やクーラントなどの主軸ヘッド1内への浸入を防止することができる。蓋部材は、例えば、カバー部材50に沿って移動可能に形成して、開口部52を開閉可能に形成しておけば、加工しないときに、蓋部材を移動させて開口部52を開放することで、放熱フィン25からの効率的な冷却を行うことができる。
以上、本発明の最良の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更が可能であるのは勿論である。例えば、本実施形態では、放熱フィン25を備えた円筒部材24をアルミニウムまたはアルミニウム合金にて構成しているが、これに限定されるものではなく、軽量で所定の熱伝導性を有する材質であればよい。また、シャフト27は、合金にて構成しているが、これに限定されるものではなく、所定の断熱性と強度を有する材質であればよい。
本発明に係る主軸ヘッドの最良の実施形態を示した斜視図である。 (a)は本発明に係るビルトインモータの最良の実施形態を示した断面図、(b)は(a)のA部拡大図、(c)は工具を主軸に固定した状態のA部拡大図である。 本発明に係るビルトインモータの最良の実施形態を示した正面図である。 本発明に係るビルトインモータの最良の実施形態を示した後面図である。
符号の説明
1 主軸ヘッド
2 工具
10 主軸
20 ビルトインモータ
21 ロータ
22 ステータ
25 放熱フィン
26 ベアリングケース(フレーム)
27 シャフト(断熱部材)
50 カバー部材
52 開口部

Claims (5)

  1. 工具を着脱可能に装着する主軸を囲繞して設けられる主軸回転用のビルトインモータにおいて、
    前記主軸に固定されるロータを囲繞して設けられるステータの外周面に放熱フィンを設け、
    前記ステータを、前記主軸を軸支するフレームに断熱部材を介して連結した
    ことを特徴とするビルトインモータ。
  2. 前記フレームは、前記主軸の軸方向に所定間隔を隔てて設けられた一対のベアリングケースからなり、
    前記断熱部材は、合金製のシャフトからなり、
    このシャフトにより、前記ベアリングケースと前記ステータを固定した
    ことを特徴とする請求項1に記載のビルトインモータ。
  3. 前記放熱フィンは、前記主軸の軸方向に延びて形成され、前記ステータの円周方向に所定間隔を隔てて複数並列されている
    ことを特徴とする請求項2に記載のビルトインモータ。
  4. 工具を着脱可能に装着する主軸と、この主軸を囲繞して設けられた主軸回転用のビルトインモータとを備えた主軸ヘッドにおいて、
    前記ビルトインモータのステータの外周面に放熱フィンを設け、
    前記ステータを、前記主軸を軸支するフレームに断熱部材を介して連結した
    ことを特徴とする主軸ヘッド。
  5. 請求項4に記載の主軸ヘッドにおいて、
    ヘッド外殻を構成するカバー部材を備え、
    このカバー部材に、前記放熱フィンを露出させるための開口部を形成した
    ことを特徴とする主軸ヘッド。
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