JP2008296113A - 塗布装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ノズルからの溶液の吐出動作を安定化すること。
【解決手段】 塗布ヘッド12内の溶液をノズル24から吐出して基板Wに塗布するとともに、塗布ヘッド12のノズル24出口が開口しているノズル面12Aに付着した溶液を拭き取り手段50により拭き取る塗布装置において、前記拭き取り手段50が、塗布ヘッド12のノズル面12Aの外縁寄りに接するガイド部材52と、ガイド部材52が上記ノズル面12Aの外縁寄りに接するときに、該ノズル面12Aとの間に隙間を介して該ノズル面12Aに相対し、該ノズル面12Aに付着した溶液を拭き取る拭き取り部材51とを有してなるもの。
【選択図】 図2

Description

本発明は塗布装置に関する。
液晶表示装置や半導体装置の製造工程においては、ガラス基板や半導体ウエハ等の基板に機能性薄膜を形成する成膜プロセスがある。このプロセスでは、塗布ヘッドに設けた圧電素子の駆動により、塗布ヘッド内の機能性薄膜を形成する溶液をノズルから吐出して基板の上面にこの溶液を塗布するインクジェット方式の塗布装置が用いられることがある。
従来の塗布装置では、塗布ヘッドのノズルから溶液を繰り返し吐出させている間にノズル出口が開口しているノズル面に溶液が付着して残留することが知られている。そして、付着残留する溶液がノズル出口を覆うように付着すると、圧電素子が駆動してもノズルから溶液が吐出されなかったり、逆に吐出量が過大になったりする不具合を生じる。
そこで、特許文献1の塗布装置では、塗布ヘッドのノズル面に摺接することで、ノズル面に付着した溶液を拭き取る平板形状のブレードからなる拭き取り手段を備え、ノズル面に付着した溶液を除去することとしている。
特開2004-223356号公報
従来の拭き取り手段はブレードを塗布ヘッドのノズル面に直に摺接させてノズル面に付着した溶液を拭き取るものであるが、ノズル面に付着した溶液を完全に除去することには困難がある。
除去仕切れなかった溶液が、ノズル出口の周縁の一部分に残った場合、溶液をノズルから吐出させた際に、吐出される溶液とノズルの出口に付着して残った溶液との間に表面張力による引き合い作用が生じ、その結果、吐出された溶液がノズルの出口に付着した溶液の方向に曲がる、即ち垂直に吐出されない現象が生じる。溶液がノズルから垂直に吐出されないと、基板上における目標の塗布位置に対して実際の塗布位置がずれるので、基板上に配向膜等の機能性薄膜を形成する場合、その膜厚にムラが生じる問題をひき起こす。
本発明の課題は、ノズルからの溶液の吐出動作を安定化することにある。
請求項1の発明は、塗布ヘッド内の溶液をノズルから吐出して基板に塗布するとともに、塗布ヘッドのノズル出口が開口しているノズル面に付着した溶液を拭き取り手段により拭き取る塗布装置において、前記拭き取り手段が、塗布ヘッドのノズル面の外縁寄りに接するガイド部材と、ガイド部材が上記ノズル面の外縁寄りに接するときに、該ノズル面との間に隙間を介して該ノズル面に相対し、該ノズル面に付着した溶液を拭き取る拭き取り部材とを有してなるようにしたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において更に、前記ガイド部材が塗布ヘッドのノズル面に転接するガイドローラからなるようにしたものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において更に、前記拭き取り部材が拭き取りローラからなり、拭き取りローラの下側部を、溶液の溶質が溶解する溶剤を収容する溶剤槽内の該溶剤に浸漬し、拭き取りローラの上部に位置するローラ面により塗布ヘッドのノズル面に付着した溶液を拭き取り可能にし、この拭き取り作業後の拭き取りローラを溶剤槽内の溶剤に対して回転させるようにしたものである。
本発明によれば、ノズルから溶液の吐出を安定化することができるので、基板に溶液を精度良く塗布することができ、製品品質を向上させることができる。
図1は塗布装置を示す正面図、図2は図1の要部拡大図、図3は図2のIII−III線に沿う矢視図、図4は塗布ヘッドを示す断面図である。
図1に示す塗布装置はほぼ直方体状のベース1を備えている。このベース1の下面の所定位置にはそれぞれ脚2が設けられており、これら脚2によって上記ベース1を水平に支持している。
上記ベース1の上面の幅方向両端部にはそれぞれ載置板3(一方のみ図示)が長手方向に沿って設けられている。これら載置板3の上面にはそれぞれ第1のレール部材4が長手方向に沿って設けられている。これら第1のレール部材4の上面には、テーブルとしての搬送テーブル5がその下面の幅方向両側に平行に設けられた一対の受け部材6をスライド可能に係合させて支持されている。つまり、搬送テーブル5は上記ベース1上で、上記第1のレール部材4に沿うX方向(搬送テーブル5の上面(水平面)に沿う一方向)に移動可能となっている。
上記ベース1の長手方向一端には駆動手段としての第1のX駆動源7が設けられている。この第1のX駆動源7は、上記搬送テーブル5の下面に設けられたナット体(図示せず)に組み合わされたねじ軸7aを回転駆動する。
それによって、上記搬送テーブル5は図1に矢印で示すX方向に沿って駆動されるようになっている。この搬送テーブル5の上面には、液晶表示装置に用いられるガラス製の基板Wが供給位置決めされている。尚、上記基板Wは、上記搬送テーブル5に真空吸着や静電吸着等の手段によって吸着保持される。
上記ベース1の長手方向中途部には上記一対のレール部材4を跨ぐ門型状の支持体(不図示)が立設されている。この支持体の一側面の上部には取付け板(不図示)が上記ベース1の幅方向に沿って架設されている。この取付け板には、インクジェット方式によって機能性薄膜である、例えば配向膜等を形成する溶液を液滴状に噴射する複数の塗布ヘッド12が上記X方向と交差するY方向(水平面に沿い、かつ上記一方向に直交する方向)に沿って配置されている。この実施の形態では、例えば3つ塗布ヘッド12が千鳥状に配置されている。
図4に示すように、上記塗布ヘッド12はヘッド本体18を備えている。ヘッド本体18は筒状に形成され、その下面開口は可撓板19によって閉塞されている。この可撓板19はノズルプレート21によって覆われており、このノズルプレート21と上記可撓板19との間には複数の液室22が形成されている。
各液室22は、ノズルプレート21内に形成された主管部21Aに枝管部21Bを介してそれぞれ連通していて、上記主管部21Aから上記枝管部21Bを介して溶液が各液室22に供給される。主管部21Aは、一端が後述する給液孔23に接続され、他端が後述する回収孔27に接続される。
上記ヘッド本体18の長手方向一端部には上記液室22に連通する上記給液孔23が形成され、この給液孔23には開閉弁23Bを備えた給液管23Aが接続されている。この給液孔23から上記液室22には機能性薄膜を形成する上記溶液が供給される。それによって、上記液室22内は溶液で満たされるようになっている。
図4に示すように、上記ノズルプレート21には、基板Wの搬送方向に直交する方向である、Y方向に沿って複数のノズル24が穿設されている。各ノズル24は各液室22に連通している。上記可撓板19の上面には、上記各ノズル24にそれぞれ対向して複数の圧電素子25が設けられている。
尚、基板Wを搬送テーブル5によってX方向に搬送する代わりに、塗布ヘッド12が設けられた支持体をX方向に駆動するようにしても良い。
各圧電素子25は上記ヘッド本体18内に設けられた駆動回路部(不図示)によって駆動電圧が供給される。それによって、圧電素子25は伸縮し、可撓板19を部分的に変形させるから、その圧電素子25に対向位置するノズル24から溶液が液滴となって吐出され、搬送される基板Wの上面に供給塗布される。従って、基板Wの上面には、液滴状の溶液が行列状に配列された塗布パターンが形成される。そして、この塗布パターンは、液滴状の各溶液が流動して濡れ広がることにより、付着し合って1つの膜となる。
尚、圧電素子25に印加する電圧の強さを変えて圧電素子25の作動量を制御すれば、各圧電素子25が対向するノズル24からの溶液の吐出量、つまり液滴の大きさを変えることができる。
上記ヘッド本体18の長手方向他端部には上記液室22に連通する上記回収孔27が形成され、この回収孔27には開閉弁27Bを備えた回収管27Aが接続されている。上記給液孔23から液室22に供給された溶液は、上記回収孔27から回収することができるようになっている。即ち、各ヘッド12は上記液室22に供給された溶液をノズル24から吐出させるだけでなく、上記液室22を通じて上記回収孔27から回収することが可能となっている。
図2に示すように、上記搬送テーブル5の上記塗布ヘッド12側に位置する一端面の下端部には載置板31が水平に支持されている。この載置板31の上面にはY方向に所定間隔で離間した一対の第2のレール部材32(1つのみ図示)がX方向に沿って敷設されている。
上記第2のレール部材32にはX可動体33がX方向に沿って移動可能に設けられている。このX可動体33には軸線をX方向に沿って配置されたねじ軸34が組み合わされている。このねじ軸34は上記搬送テーブル5に形成された空間部5aに配置されたパルスモータ等の第2のX駆動源35によって回転駆動されるようになっている。それによって、上記X可動体33は上記載置板31上でX方向に沿って駆動されるようになっている。
上記X可動体33にはシリンダ等のZ駆動源36が軸線を垂直にして配置されている。このZ駆動源36の駆動軸36aには平板状のZ可動体37が設けられている。このZ可動体37は上記Z駆動源36によってZ方向である、上下方向に駆動されるようになっている。
Z可動体37には溶剤槽40が設置されている。溶剤槽40は、塗布ヘッド12が吐出する溶液の溶質を溶解する溶剤Lを収容する。溶剤槽40は、平面視において千鳥配置された3つの塗布ヘッド12を取り込むことができる大きさに形成されている。
溶剤槽40には、図2、図3に示す如く、3つの塗布ヘッド12のそれぞれに対応する拭き取り手段50(50A〜50C)が設置されている。拭き取り手段50は、塗布ヘッド12のノズル面12A(ノズルプレート21の下面であって各ノズル24の出口が開口している面)に付着した溶液を、塗布ヘッド12による基板Wへの溶液塗布段階の前及び/又は後に拭き取る。
拭き取り手段50は、塗布ヘッド12のノズル面12AのY方向の両端側である外縁寄りに転接する両側ガイドローラ52、52(ガイド部材)と、ガイドローラ52がノズル面12Aの外縁寄りに転接するときに、ノズル面12Aとの間に一定(例えば数十μm)の隙間を介してノズル面12Aに相対し、ノズル面12Aに付着した溶液を拭き取る拭き取りローラ51(拭き取り部材)とを有する。拭き取りローラ51とガイドローラ52の外径の半径差が、拭き取りローラ51がノズル面12Aとの間に介する隙間になる。
拭き取り手段50は、拭き取りローラ51の回転軸51Aを溶剤槽40内に立てた軸受51Bにより支持し、拭き取りローラ51の下側部として下側略半分を溶剤槽40内の溶剤に浸漬し、拭き取りローラ51のローラ面における上端部により塗布ヘッド12のノズル面12Aに付着した溶液を拭き取り可能にする。溶剤槽40の外側面には、回転軸51Aに連結されるモータ53が固定されており、モータ53の駆動により、拭き取り作業後の拭き取りローラ51を溶剤槽40内の溶剤に対して回転させる。拭き取りローラ51の両側のガイドローラ52は、ベアリング52Aを介して回転軸51Aに回転自由に支持されている。
尚、3つの拭き取り手段50A〜50Cのうち、Y方向に隣接する拭き取り手段50Aと拭き取り手段50Bは、それらの拭き取りローラ51のための回転軸51A、モータ53を共通にしている。
上述の塗布装置は、第1のX駆動源7、駆動回路部26、第2のX駆動源35、Z駆動源36、モータ53等を駆動制御し、塗布装置の動作を統括制御する不図示の制御装置を有する。
このように構成された塗布装置によれば、1枚の基板に対する溶液の塗布が完了してから次の基板に対する溶液の塗布が実行されるまでの間に、制御装置が以下の動作を実行する。
尚、この動作は、搬送テーブル5上に載置された基板Wに対する溶液の塗布を開始する直前に行なうと良い。また、搬送テーブル5上から溶液の塗布が完了した基板Wが搬出されてから次に溶液が塗布される基板Wが搬送テーブル5上に供給されるまでの間に行なっても良い。
(1)搬送テーブル5を塗布ヘッド12が設けられた支持体から外れた位置である各拭き取り手段50(50A〜50C)が対応する各塗布ヘッド12に対して図2に示した位置関係である原位置となるように位置付ける。
(2)各拭き取り手段50によって対応する各塗布ヘッド12のノズル面12Aを同時に拭き取り作業するため、X駆動源35によるX可動体33のX方向駆動と、Z駆動源36によるZ可動体37の昇降により、各拭き取り手段50を図2の原位置から矢印a〜dの順に移動する。このとき、拭き取りローラ51はモータ53のブレーキにより回転ロックされ(このとき、拭き取りローラ51を強制回転又は回転自由にしても可)、ガイドローラ52は回転自由である。
矢印aの動作で、各拭き取り手段50のガイドローラ52が塗布ヘッド12のノズル面12Aと同一高さレベルに位置付けられる(予め調整されたZ駆動源36の上昇移動量により設定される)。矢印bの動作で、ガイドローラ52は塗布ヘッド12のノズル面12Aの外縁寄りに転接し、拭き取りローラ51はノズル面12Aとの間に拭き取りローラ51とガイドローラ52との半径差によって定められた一定の隙間を介してノズル面12Aに付着した溶液を拭き取る。各拭き取り手段50は、矢印c、dの動作で、原位置に戻る。
即ち、この実施例において、拭き取るとは、拭き取りローラ51とガイドローラ52との半径差によって定まる一定の隙間によって形成される膜状の溶液を残すようにしてノズル面から余分な溶液を取り除くことを意味する。
(3)各拭き取り手段50による上述(2)の拭き取り作業の終了後、モータ53により拭き取りローラ51を溶剤槽40内の溶剤に対して強制回転させ、拭き取りローラ51を清浄化する。このとき、ガイドローラ52も拭き取りローラ51の側面との摩擦接触により該拭き取りローラ51に連れ回り、溶剤槽40内の溶剤によって清浄化される。
このような拭き取り手段50によれば、拭き取られた塗布ヘッド12のノズル面12Aに溶液の一定の膜厚を形成し、大型化した基板Wの広い塗布面に対しても、均一な塗布膜厚分布を形成し、塗布精度を向上できる。
即ち、ノズル面12Aに溶液の一定の膜厚が形成されていると、ノズル出口の周縁にほぼ均一な厚みの溶液の膜ができるので、ノズルから溶液が吐出される際、吐出される溶液とノズル出口の周縁に形成された膜状の溶液との間で表面張力による引き合いが生じた場合でも、その引き合いは放射方向にほぼ均等に作用するので、ノズルから吐出された溶液は曲がりを生じることなく垂直方向に落下する。このため、溶液を目標とする塗布位置に精度良く塗布することができ、その結果、均一な塗布膜厚の塗布膜が形成可能となり、製造される製品、例えば液晶表示パネルの品質を向上させることができるのである。
また、拭き取られた塗布ヘッド12のノズル面12Aに溶液の一定の膜厚を確保するから、ノズル面(ノズル出口)は膜状の溶液から生じた溶媒雰囲気でおおわれるので、大型化した基板Wにおいて塗布時間が長くなっても、ノズル面12Aの乾燥を防ぎ、ノズル24出口における溶液の固化、ひいてはノズル24の目つまりを回避できる。ノズル24からの溶液の吐出動作を安定化できる。
また、塗布ヘッド12を基板Wの搬送経路内におきながら、拭き取り手段50により塗布ヘッド12のノズル面12Aを拭き取りできる。拭き取り手段50による拭き取りタイミングは、塗布ヘッド12が基板Wに溶液を塗布する搬送テーブル5の1往路又は1復路毎、1往復路毎、もしくは所定回数の往路又は復路毎等とすることができる。
また、ガイド部材が塗布ヘッド12のノズル面12Aに転接するガイドローラ52からなるものとすることにより、ガイドローラ52は塗布ヘッド12のノズル面12Aの外縁上をスムースに接することができる。
また、拭き取り部材が拭き取りローラ51からなり、拭き取りローラ51の下側部を、溶液の溶質が溶解する溶剤を収容する溶剤槽40内の該溶剤に浸漬し、拭き取りローラ51の上部ローラ面により塗布ヘッド12のノズル面12Aに付着した溶液を拭き取り可能にし、この拭き取り作業後の拭き取りローラ51を溶剤槽40内の溶剤に対して回転させることにより、拭き取りローラ51を簡易に清浄化し、塗布ヘッド12のノズル面12Aに常に安定的に、溶液の一定の膜厚を形成できる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、拭き取り部材はローラに限らず、ゴム等の弾性部材で形成された平板形状のブレードでも良い。また、ガイド部材はローラに限らない。
また、拭き取り手段50による拭き取りタイミングを、1枚の基板Wに対する溶液の塗布が完了する毎とした例で説明したが、例えば、1枚の基板Wに対する溶液の塗布を、基板Wを塗布ヘッド12の下側を複数回通過させる所謂往復塗布によって行なう場合、塗布ヘッド12の下側を通過させる毎としても良い。この場合、図1において、搬送テーブル5の右側に設けていた拭き取り手段50を、搬送テーブル5の左側にも設けると良い。
図1は塗布装置を示す正面図である。 図2は図1の要部拡大図である。 図3は図2のIII−III線に沿う矢視図である。 図4は塗布ヘッドを示す断面図である。
符号の説明
5 搬送テーブル
12 塗布ヘッド
12A ノズル面
24 ノズル
40 溶剤槽
50 拭き取り手段
51 拭き取りローラ(拭き取り部材)
52 ガイドローラ(ガイド部材)

Claims (3)

  1. 塗布ヘッド内の溶液をノズルから吐出して基板に塗布するとともに、塗布ヘッドのノズル出口が開口しているノズル面に付着した溶液を拭き取り手段により拭き取る塗布装置において、
    前記拭き取り手段が、塗布ヘッドのノズル面の外縁寄りに接するガイド部材と、ガイド部材が上記ノズル面の外縁寄りに接するときに、該ノズル面との間に隙間を介して該ノズル面に相対し、該ノズル面に付着した溶液を拭き取る拭き取り部材とを有してなることを特徴とする塗布装置。
  2. 前記ガイド部材が塗布ヘッドのノズル面に転接するガイドローラからなる請求項1に記載の塗布装置。
  3. 前記拭き取り部材が拭き取りローラからなり、
    拭き取りローラの下側部を、溶液の溶質が溶解する溶剤を収容する溶剤槽内の該溶剤に浸漬し、
    拭き取りローラの上部に位置するローラ面により塗布ヘッドのノズル面に付着した溶液を拭き取り可能にし、この拭き取り作業後の拭き取りローラを溶剤槽内の溶剤に対して回転させる請求項1又は2に記載の塗布装置。
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