JP2008295151A - スイッチング電源回路 - Google Patents

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Masami Kobayashi
正実 小林
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Abstract

【課題】スイッチング電源回路の起動時における突入電流を、簡単な構成で制御することを可能とする。
【解決手段】交流電源11の交流電圧を整流平滑回路13で直流に変換する。整流平滑回路13から出力される直流電圧は、トランスTの1次コイルL1に供給し、1次コイルL1に直列に接続されたスイッチングトランジスタQをオン、オフさせることで、トランスTの2次コイルL2に交流に変換された電圧を取り出す。制御部16では、整流平滑回路13の直流電圧Vccとして供給し、トランジスタQに直流電圧Vccに基づくスイッチング信号を供給する。起動時の制御部16を動作させる直流電圧が12Vの場合は、突入電流を抑制する抵抗R1を介して整流平滑回路13に供給し、制御部16を動作させる直流電圧が18Vとなった場合は、抵抗R1をパスするようにして突入電流を抑制するようにした。
【選択図】図1

Description

この発明は、FAX,プリンタ、複写機等のOA機器に搭載されるスイッチング電源回路に関する。
従来のスイッチング電源回路における突入電流の防止は、トランスの1次コイルに接続されたトランジスタのオン、オフ制御を、制御部からのスイッチング信号で行い、1次コイルに流れる電流を抵抗やカレントトランスにより検出した電流検出値と基準電位点とをオペアンプにより比較し、電流検出値が基準電位を超えたときに過電流検出信号を、制御部に入力し過電流を保護するようにしている。(例えば、特許文献1)
特開2002−136114公報
上記した特許文献1の技術は、負荷量を自動的に検出し、重負荷時には突入電流抑制用部品に負荷をかけないようにしているものの、負荷情報に基づきスイッチングトランジスタのオン期間を短縮させた制御するものである。この制御のために2段の比較器を必要としたり、時間の経過に基づき次第に突入電流抑制用部品に突入電流をかけないように制御したりしている。このため構成が複雑化するとともに、突入電流抑制用部品に突入電流の影響を受けないまでに時間を要する、という問題があった。
この発明の目的は、負荷量を自動的に検出し、重負荷時には突入電流抑制用部品に負荷を強制的にかけないようにしたスイッチング電源回路を提供することにある。
上記した課題を解決するために、この発明のスイッチング電源回路は、交流電圧を直流に変換する整流平滑部と、前記整流平滑部から出力される直流電圧をトランスの1次コイルに供給し、該1次コイルに直列接続されたスイッチングトランジスタのオン、オフ制御を行い、前記トランスの2次コイルに交流変換された電圧を取り出す直流/交流変換手段と、前記直流電圧を供給し、前記トランジスタに前記直流電圧に基づくスイッチング信号を供給する制御部と、起動時の前記直流電圧が前記制御部を動作させる第1の電圧値の場合は、突入電流を抑制する電子部品を介して前記直流/交流変換手段に供給し、前記第1の電圧値よりも高い第2の電圧値の場合は、前記電子部品をパスして前記直流/交流変換手段に供給する突入電流抑制手段と、を具備したことを特徴とする。
この発明によれば、負荷量を自動的に検出し、軽負荷時には突入電流抑制用電子部品で突入電流を抑制し、重負荷時には突入電流抑制用部品に負荷がかからないようにさせることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、この発明のスイッチング電源回路に関する一実施形態について説明するための回路構成図である。
図1において、電圧が100V〜240Vの交流電源11を、ノイズフィルタ12に供給する。ノイズフィルタ12は、商用交流電源をスイッチング動作させた場合のスイッチング動作時のエネルギーが大きく、スイッチング動作に伴い発生する強いスイッチングノイズの発生を防止するもので、具体的なノイズフィルタとしてはスナバ回路やタンク回路などが考えられる。
ノイズフィルタ12のホットラインは、抵抗R1を介して整流平滑部13に供給する。整流平滑部13は、交流電源11の交流電圧を直流電圧に変換するものである。整流平滑部13で直流に変換された電圧は、PFC(Power Factor Correction)回路14に供給する。抵抗R1にはリレーRLが並列接続され、リレーRLの動作時は抵抗R1をパスするようにしてある。PFC回路14は、平滑コンデンサC1の電圧を監視し、これに応じてスイッチングトランジスタQのオン/オフを制御する。すなわち、入力交流電源11内の電流の位相および波形が電圧波形と一致もしくは相似させ力率が改善されるように、トランジスタQのオン/オフを制御させるものである。これにより、高調波を抑制させることができる。
PFC回路14の出力は、フライバックコンバータ回路15に供給する。フライバックコンバータ回路15は、制御部16、抵抗R2〜R4,トランスT1、コンデンサC1〜C3、ダイオードD1,D2、チョークコイルL、トランジスタQから構成される。フライバックコンバータ回路15は、トランジスタQがオンしている期間に、トランスTの1次コイルL1に電力を蓄え、トランジスタQがオフしている期間に、1次コイルL1に蓄えた電力を負荷に供給する、直流/交流変換手段である。
すなわち、フライバックコンバータ回路15は、コンデンサC1にて平滑された直流電圧を、制御部16からのスイッチング信号に基づきトランスTの1次コイルL1をトランジスタQでスイッチングさせて交流電圧に変換し、トランスTの2次コイルL2側に電力変換させた出力電圧を取り出す。電力変換された電圧は、ダイオードD1にて整流し、チョークコイルLにて出力リップルを低減させて、コンデンサC2にて電圧平滑を行い、出力端子17a,17bに例えば24Vの直流電圧を出力する。
コンデンサC2で平滑された直流電圧は、抵抗R3,R4で分圧することで検出し、出力端子17a,17bで出力電圧が一定になるように、制御部16にフィードバックさせることで定電圧制御を行うことができる。
スイッチング電源が起動されたとき軽負荷の場合は、抵抗R1にて突入電流を抑制し、整流平滑部13の半波電圧からの信号を、抵抗R2経由で制御部16の電源Vccに印加し、制御部16が動作する。その後、トランスTの補助コイルL3に発生する電圧をダイオードD2により整流し、コンデンサC3にて平滑を行い、制御部16の電源Vccとして供給する。
軽負荷時は、トランスTの補助コイルL3からのエネルギーが少ないため、リレーRLはオフ状態にある。負荷が重くなると、トランスTの補助コイルL3からのエネルギーが多くなり、リレーRLがオン状態となり、突入電流抑制させる抵抗R1には負荷がかからない状態となる。
このように、軽負荷時と重負荷時にリレーRLをオンオフ制御し、突入電流抑制用の電子部品である抵抗R1に負荷をかけるか、あるいはかけないかを制御することを、突入電流制御手段とする。
ここで、図2、図3を参照しながらリレーRLの動作による突入電流の抑制についてさらに詳しく説明する。制御部16は電源Vccの電圧が例えば12V以上で動作し、リレーRLは例えば12Vがリレーコイルに印加された場合に動作するものとする。
負荷が軽い状態の場合は、図2(b)に示すように制御部16には、12Vの電源Vccが印加され、制御部16から出力されるスイッチング信号は図2(a)に示すように狭いパルス幅となる。このパルスに基づいてトランスTの補助コイルL3に発生し、リレーRLのリレーコイルに印加される電圧Vrは、図2(b)に示すように例えば6V程度である。この電圧Vrが印加されたリレーRLは駆動せず、ノイズフィルタ12の出力は、抵抗R1を介して整流平滑部13に供給される。これにより、突入電量は抵抗R1で抑制され、後段の整流平滑部13に供給される。
負荷が重くなった場合は、過電流がトランスTの1次コイルL1に流れ、補助コイルL3に発生する電圧も高くなる。この交流電圧をダイオードD3で整流した場合は、図3(b)に示すように、電源Vccの直流電圧も18V(第2の電圧値)と高くなり、制御部16から出力されるスイッチング信号のパルス幅は図3(a)に示すよにう広くなる。トランスTの補助コイルL3に発生した交流電圧は、リレーRLのリレーコイル電圧Vrとして印加される。この電圧Vrは、図3(b)に示すように例えば12V程度である。この電圧Vrが印加されたリレーRLはオンする。これにより、ノイズフィルタ12の出力は、リレーRLを介して整流平滑部13に直接供給されることになる。
このように、負荷量を自動的に検出し、負荷が軽いときは、リレーRLをオフして突入電流抑制用の電子部品である抵抗R1を介してPFC回路14に供給するようにし、負荷が重くなると自動的にリレーRLをオンさせて、突入電流抑制用電子部品である抵抗R1をパスするようにした。これにより、負荷量を自動的に検出し、軽負荷時における突入電流抑制用電子部品に素早く負荷を強制的にかからないようにさせることが可能となる。
図4は、この発明のスイッチング電源に関する他の実施形態について説明するためのフローチャートである。この実施形態は、制御部16をマイクロコンピュータプログラムの処理によって実現したものである。以下、図1〜図3を参照しながら図4について説明する。
整流平滑部13から抵抗R2を介して生成された電源Vccが制御部16の動作電圧(12V)以上かを判断する(S1)。動作電圧以上で、例えば図2(b)に示すように12Vあれば、スイッチングトランジスタQを図2(a)に示す狭いパルスでオンオフさせて(S2)、補助コイルL3から図2(b)で示す6Vの交流電圧Vrを生成し、リレーRLのリレーコイルに印加する(S3)。ここで、リレーRLは12Vがリレーコイルに印加された場合にオンするものを使用していることからオンしない。このため、スイッチング電源起動時にノイズフィルタ12から出力される突入電流は、ノイズフィルタ12と整流平滑部13に接続された抵抗R1で抑制可能となる。
次に、電源Vccが制御部16の動作電圧(12V)以上かを判断する(S4)。動作電圧以上で、例えば図3(b)に示すように18Vあれば、スイッチングトランジスタQを図3(a)に示す幅広のパルスでオンオフさせて(S5)、補助コイルL3から図2(b)で示す12Vの交流電圧Vrを生成し、リレーRLのリレーコイルに印加する(S6)。リレーコイルにかかる電圧が12VであることらリレーRLはオンする。このため、リレーRLにより抵抗R1は、ノイズフィルタ12と整流平滑部13をパスする状態で接続されることになる。
この場合においても、スイッチング電源が起動した場合の軽負荷時には、抵抗R1を接続して突入電流を抑制し、起動後の負荷が重くなった場合には抵抗R1をパスする制御を行うことができる。
この発明のスイッチング電源回路に関する一実施形態について説明するための回路構成図。 図1の動作について説明するための説明図。 図1の動作について説明するための説明図。 この発明のスイッチング電源回路に関する他の実施形態について説明するためのフローチャート。
符号の説明
11 交流電源
12 ノイズフィルタ
13 整流平滑部
14 PFC回路
15 フライバックコンバータ回路
16 制御部
17a,17b 出力端子
T トランス
L1 1次コイル
L2 2次コイル
L3 補助コイル
RL リレー
R1 抵抗

Claims (2)

  1. 交流電圧を直流に変換する整流平滑部と、
    前記整流平滑部から出力される直流電圧をトランスの1次コイルに供給し、該1次コイルに直列接続されたスイッチングトランジスタのオン、オフ制御を行い、前記トランスの2次コイルに交流変換された電圧を取り出す直流/交流変換手段と、
    前記直流電圧を供給し、前記トランジスタに前記直流電圧に基づくスイッチング信号を供給する制御部と、
    起動時の前記直流電圧が前記制御部を動作させる第1の電圧値の場合は、突入電流を抑制する電子部品を介して前記直流/交流変換手段に供給し、前記第1の電圧値よりも高い第2の電圧値の場合は、前記電子部品をパスして前記直流/交流変換手段に供給する突入電流抑制手段と、を具備したことを特徴とするスイッチング電源回路。
  2. 前記突入電流を抑制する部品は、抵抗であることを特徴とする請求項1記載のスイッチング電源回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017028818A (ja) * 2015-07-21 2017-02-02 Idec株式会社 スイッチング電源
KR101877777B1 (ko) * 2011-08-23 2018-07-12 엘지디스플레이 주식회사 스위칭 모드 파워 서플라이 및 그를 포함하는 액정표시장치

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