JP2008294789A - 遠隔指示システム及びサーバ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 アノテーション情報を適切なタイミングで蓄積し、蓄積したアノテーション情報により会議等の振り返りを可能とすること遠隔指示システムを提供することを目的とする。
【解決手段】 サーバ側で対象物をビデオカメラ118で撮像した撮像画像をネットワーク400を介してクライアント側のクライアントシステム240へ送信し、クライアント側のクライアントシステム240で当該撮像画像に付加された注釈画像をサーバ側で受信してホワイトボード160にプロジェクタ116に投影させ、特定の事象をトリガにして前記撮像画像および注釈画像の少なくとも一方を記憶手段に記憶するサーバ113を有することを特徴としている。
【選択図】 図1
【解決手段】 サーバ側で対象物をビデオカメラ118で撮像した撮像画像をネットワーク400を介してクライアント側のクライアントシステム240へ送信し、クライアント側のクライアントシステム240で当該撮像画像に付加された注釈画像をサーバ側で受信してホワイトボード160にプロジェクタ116に投影させ、特定の事象をトリガにして前記撮像画像および注釈画像の少なくとも一方を記憶手段に記憶するサーバ113を有することを特徴としている。
【選択図】 図1
Description
本発明は遠隔指示システム及びサーバ装置に関する。
会議システム等ではサーバ装置側で立体物等の対象物をビデオカメラ等の撮像装置で撮像し、遠隔地にあるクライアント装置にその画像を送信し、クライアント装置では、送信された画像にアノテーション(注釈)などの指示を行い,その対象物画像に対する指示を示す指示画像をアノテーション画像としてサーバ装置側に送信して、投影装置により立体物にアノテーション画像を投影するものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、特許文献2に開示された投影表示システムでは、配線基板上に形成された配線パターンを検査する場合、配線パターンに対応したコンテンツデータをサーバから表示装置に取り込み、表示装置の投影部に投影させることにより、コンテンツデータから得られる配線パターンに対応した投影画像を配線基板上に実寸で表示させ、配線パターンを投影画像と照合することにより、配線パターンの検査を行っている。
特開2005−033756号
特開2005−327127号
本発明はアノテーション情報を適切なタイミングで蓄積し、蓄積したアノテーション情報により会議等の振り返りを可能とすること遠隔指示システム及びサーバ装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の第1の態様の遠隔指示システムは、サーバ側で対象物を撮像手段で撮像した撮像画像をネットワークを介してクライアント側の装置へ送信し、クライアント側の装置で当該撮像画像に付加された注釈画像をサーバ側で受信して当該対象物に投影手段に投影させる制御手段と、特定の事象をトリガにして撮像画像および注釈画像の少なくとも一方を記憶手段に記憶する記憶処理手段と、を有することを特徴としている。
本発明の第2の態様の遠隔指示システムでは、請求項1に記載の発明において、更に、特定の時点における復元指示に基づいて、記憶手段から撮像画像および注釈画像の少なくとも一方を取得して対象物に投影する復元手段を有することを特徴としている。
本発明の第3の態様の遠隔指示システムでは、請求項2に記載の発明において、制御手段が復元手段を兼ねることを特徴としている。
本発明の第4の態様の遠隔指示システムでは、請求項1から3のいずれか1項に記載の発明において、特定の事象が、新たなクライアントが接続されたこと、クライアントが切断されたこと、一定時間間隔内にある所定の数以上の注釈が付与されたこと、所定の撮像画像領域内においてある所定の数以上の注釈が付与されたこと、所定の撮像画像領域内においてある所定の数以上の別々のクライアントからの注釈が付与されたこと、撮像画像の変化が閾値を超えたこと、及びクライアントから保存が要求されたことの内、少なくとも一つであることを特徴としている。
本発明の第5の態様の遠隔指示システムでは、請求項1から4のいずれか1項に記載の発明において、更に、特定の事象の発生を検出し、検出結果を特定の事象として通知する通知手段を有することを特徴としている。
本発明の第1の態様のサーバ装置では、対象物を撮像手段で撮像した撮像画像をネットワークを介してクライアント装置へ送信し、クライアント装置で当該撮像画像に付加された注釈画像を受信して当該対象物に投影手段に投影させる制御手段を有し、制御手段が、特定の時点における復元指示に基づいて、特定の事象をトリガにして撮像画像および注釈画像の少なくとも一方が記憶された記憶手段から記憶内容を取得し、取得した内容に基づく投影画像を投影手段に投影させることを特徴としている。
本発明の第1の態様の構成によれば、議論を振り返る際に必要なアノテーション情報などが適切なタイミングで記憶(保存)することができる。
本発明の第2の態様の構成によれば、保存された注釈(アノテーション)や撮像画像等を用いて、遠隔地においてこれまでの会議等の議論内容を対象物(実物体)を共有した形で、振り返りを行うことができる。また、議論に参加していない者も振り返りを行うことができる。
本発明の第3の態様の構成によれば、構成を簡単にできる。
本発明の第4の態様の構成によれば、目的に応じて事象を選択することにより、適切なタイミングで記憶(保存)処理ができる。
本発明の第5の態様の構成によれば、通知手段からの事象発生の通知により、適切なタイミングで自動保存が可能となる。
本発明の第6の態様の構成によれば、議論を振り返る際に必要なアノテーション情報などが適切なタイミングで記憶(保存)することができる。保存された注釈(アノテーション)や撮像画像等を用いて、遠隔地においてこれまでの会議等の議論内容を対象物(実物体)を共有した形で、振り返りを行うことができる。また、議論に参加していない者も振り返りを行うことができる。
以下、本発明の最良の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態の遠隔指示システムの構成を示す構成図である。同図において、拠点Aには、サーバシステム110及び対象物(被写体)としてのホワイトボード160が設置され、拠点Bには、クライアントシステム240が設置されている。
図1は、本発明の一実施形態の遠隔指示システムの構成を示す構成図である。同図において、拠点Aには、サーバシステム110及び対象物(被写体)としてのホワイトボード160が設置され、拠点Bには、クライアントシステム240が設置されている。
拠点Aのサーバシステム110は、描画サーバ112及びビデオサーバ114から成るサーバ装置(以下、単にサーバという。)113、プロジェクタ116、ビデオカメラ118及びハーフミラー120を有する。
ビデオカメラ118は、本発明の撮像手段の一例であって、サーバ113の制御により、ホワイトボード160や立体被写体などの対象物をハーフミラー120を介して撮像する。
プロジェクタ116は、本発明の投影手段の一例であって、サーバ113の制御により、ビデオカメラ118の撮像画像や注釈画像をハーフミラー120を介して対象物等に投影する。
ハーフミラー120はビデオカメラ118とプロジェクタ116の画角と光軸を一致させるために設けられる。
サーバ113は、本発明の制御手段、記憶処理手段、復元手段等を備える装置の一例であって、描画コマンドに応じてプロジェクタ116へ表示画像を送出し、ビデオカメラ118の画像を取り込みインターネット400を介してクライアント側と通信するするコンピュータである。
プロジェクタ116は、本発明の投影手段の一例であって、サーバ113の制御により、ビデオカメラ118の撮像画像や注釈画像をハーフミラー120を介して対象物等に投影する。
ハーフミラー120はビデオカメラ118とプロジェクタ116の画角と光軸を一致させるために設けられる。
サーバ113は、本発明の制御手段、記憶処理手段、復元手段等を備える装置の一例であって、描画コマンドに応じてプロジェクタ116へ表示画像を送出し、ビデオカメラ118の画像を取り込みインターネット400を介してクライアント側と通信するするコンピュータである。
一方、拠点Bのクライアントシステム240は、サーバ113からの画像を受信して表示画像を生成して表示し、その画像に加えた注釈画像を生成してサーバ113へ送信するクライアントコンピュータ(以下、単にクライアントという。)241と、クライアント241が生成した表示画像とユーザの入力した注釈画像とを重畳して表示するGUI表示機能を含むモニタ(表示装置)242とを有する。
拠点Aのサーバシステム110内の描画サーバ112及びビデオサーバ114(即ち、サーバ113)と、拠点Bのクライアントシステム240とは、インターネット400によって通信可能に接続されている。
拠点Aのサーバシステム110(サーバ113)は、拠点Bのクライアントシステム240の要求に応じて、拠点Aにおける画像投影のための処理を行う。
拠点Bのクライアントシステム240は、拠点Bのユーザの操作指示に応じて、注釈等のアノテーション画像を投影させる指示である描画コマンドと、当該アノテーション画像の情報を生成し、インターネット400を介して、拠点Aのサーバシステム110内(サーバ113内)の描画サーバ112に対して送信する。
拠点Bのクライアントシステム240は、拠点Bのユーザの操作指示に応じて、注釈等のアノテーション画像を投影させる指示である描画コマンドと、当該アノテーション画像の情報を生成し、インターネット400を介して、拠点Aのサーバシステム110内(サーバ113内)の描画サーバ112に対して送信する。
描画サーバ112は、受信した描画コマンドに応じて、当該描画コマンドと共に受信したアノテーション画像の情報をプロジェクタ116へ出力する。また、描画サーバ112は、予め保持している画像情報が存在する場合には、その画像情報をプロジェクタ116へ出力する。プロジェクタ116は、入力した画像情報に対応する画像を、ハーフミラー120を介してホワイトボード160へ投影する。
ホワイトボード160には、プロジェクタ116によって画像が投影され、拠点Aのユーザによって文字等が書き込まれる。
ビデオカメラ118は、ハーフミラー120を介して、投影画像が投影されるとともに文字等が書き込まれたホワイトボード160を撮像する。このビデオカメラ118は、プロジェクタ116と画角及び光軸がほぼ一致するように、パン、チルト、ズーム、配置等の各種設定がなされている。撮像により得られた画像情報は、サーバ113内のビデオサーバ114へ出力される。
ビデオサーバ114は、入力した画像情報を、インターネット400を介して、拠点Bのクライアントシステム240に対して送信する。
ビデオカメラ118は、ハーフミラー120を介して、投影画像が投影されるとともに文字等が書き込まれたホワイトボード160を撮像する。このビデオカメラ118は、プロジェクタ116と画角及び光軸がほぼ一致するように、パン、チルト、ズーム、配置等の各種設定がなされている。撮像により得られた画像情報は、サーバ113内のビデオサーバ114へ出力される。
ビデオサーバ114は、入力した画像情報を、インターネット400を介して、拠点Bのクライアントシステム240に対して送信する。
拠点Bのクライアントシステム240は、受信した画像情報をモニタ(表示装置)242の表示画面243等に表示する。これにより、拠点Bのユーザは、拠点Aのホワイトボード160の画像を認識することができる。
なお、図1のシステム構成では、クライアントシステム240(クライアント)は一つしか記載されていないが、複数のクライアントがネットワーク400を介してサーバシステム110内のサーバ113に接続されていてもよい。
本実施の形態では、特定のイベントをトリガイベントとして保存処理をする。本実施形態では、説明を簡単にするために、保存処理自体はサーバ113が行うものとし、保存対象のデータ情報をサーバ113が管理する記憶手段に保存(記憶)するものとする。保存時にはトリガ(処理を実行させるための引き金)となったイベントの種類、発生時刻とあわせて保存画像、保存描画コマンドをイベントの種類及びその条件に応じてセットにして保存する。
トリガイベントの発生源は、サーバ及びクライアントの内、少なくとも一方に1以上あるものとし、トリガイベントを監視し、そのイベントコマンドを発生するトリガジェネレータもサーバ及びクライアントの内、少なくとも一方にあるものとする。また、復元コマンドはクライアント側が発行するものとする。
特定のイベントとして、次のようなものが挙げられる。
(1)新たなクライアントが接続された、
(2)クライアントが切断された、
(3)一定時間間隔内にある所定の数以上の注釈が付与された:頻繁に書き込みある場合、
(4)所定の撮像画像領域内においてある所定の数以上の注釈が付与された:所定値以上の書き込み密度がある場合、
(5)所定の撮像画像領域内においてある所定の数以上の別々のクライアントからの注釈が付与された、
(6)撮像画像の変化が閾値を超えた、
(7)クライアントから保存が要求された、
等々。
(1)新たなクライアントが接続された、
(2)クライアントが切断された、
(3)一定時間間隔内にある所定の数以上の注釈が付与された:頻繁に書き込みある場合、
(4)所定の撮像画像領域内においてある所定の数以上の注釈が付与された:所定値以上の書き込み密度がある場合、
(5)所定の撮像画像領域内においてある所定の数以上の別々のクライアントからの注釈が付与された、
(6)撮像画像の変化が閾値を超えた、
(7)クライアントから保存が要求された、
等々。
次に図2のホワイトボード(又はそれを撮像した画像を表示した表示画面)を参照して保存処理及び復元処理について説明する。ここでは、描画コマンドを監視し、これを検出したとき、トリガイベントが発生したとして、保存するとする。
まず、「トリガ発生時」20aに示すように、画像21に対して画像で注釈したとすると、このときの撮像画像を保存画像21として記憶手段に保存(記憶)すると共に、注釈画像21aを保存描画コマンドとして記憶手段に保存(記憶)する。
次に、「現状」20bに示すように、画像21が画像21bのように、ブロックaが削除され、注釈画像21aの位置にブロックdが付け加えられるような書き換えがなされたとする。そこで、復元コマンドが発行され、それを処理すると、サーバ113は記憶手段から保存画像等を取り出し、「復元時」20cに示すように、それを表示(投影)する。その結果、削除されたブロックaが復元される。このように、復元コマンドを受信した際、指定された保存画像等を実物体上に重畳して投影することにより、実物体上でなくなったもの、新たに追加されたものとの差分を把握できる。
次に、図3を参照して立体の対象物(サイコロのような立体物)の場合の保存処理及び復元処理について説明する。ここでは、サイコロ状の対象物31の撮像画像を監視し、その画像に変化があったとき、トリガイベントが発生したとして、保存するとする。
まず、サーバ113はビデオカメラ118の撮像画像を取り込み、その撮像画像の変化を検出し、変化したと判断したとき、撮像画像を記憶手段に保存(記憶)する。例えば、サイコロ状の対象物31が、「現状」30bのように右方向に移されたとき、撮像画像が変化するので、変化する前の左側の対象物の画像31sが撮像された撮像画像を保存画像32として保存する。
次に復元コマンドが発行されると、復元処理がなされ、サーバ113により、記憶手段に保存された保存画像32が取り出され、投影画像として転送され、更に「復元時」30c上図に示すように、プロジェクタ116により対象物31に投影される。そこで、投影された保存画像の対象物の画像31sに合わせて対象物31を右の位置から保存時の左の位置に戻すことにより、保存時の状態で会議等の議論を再開することができる(「復元時」30c下図)。
このように、投影された画像と実物体が一致するように実物体を配置することで、元の位置に戻して議論を再開できる。元の位置に戻した後は投影画像を消去して議論を再開できる。
次に、図4のフローチャートを参照して本実施形態の処理動作を説明する。
拠点Aのサーバシステム110内の描画サーバ112は、予め保持している画像情報をプロジェクタ116へ出力する。プロジェクタ116は、入力した画像情報に対応する画像(初期画像)を、ハーフミラー120を介してホワイトボード160へ投影する(S41)。
拠点Aのサーバシステム110内の描画サーバ112は、予め保持している画像情報をプロジェクタ116へ出力する。プロジェクタ116は、入力した画像情報に対応する画像(初期画像)を、ハーフミラー120を介してホワイトボード160へ投影する(S41)。
次に、ビデオカメラ118は、ホワイトボード160の撮像を開始する。撮像により得られた画像情報(撮像画像の情報)は、ビデオサーバ114へ出力され、当該ビデオサーバ118は、入力した画像情報の拠点Bのクライアントシステム240への送信を開始する(S41)。その後も、ビデオカメラ118は、ホワイトボード160の撮像を継続し、ビデオサーバ118は、随時、入力した画像情報を拠点Bのクライアントシステム240へ送信する(常時送出処理)。
次に、描画サーバ112は、メッセージ待ちループを開始する(s42)。そして拠点Bのクライアントシステム240からの描画コマンド等のコマンドを受信したか否かを判定する(S43)。
コマンドがイベントコマンドのときは、トリガイベントとして後でサブルーチンにより詳述する保存処理をする(s44、s59)。
コマンドが復元コマンドのときは、後でサブルーチンにより詳述する復元処理をする(s45、s60)。
コマンドが描画コマンドのとき、即ち描画コマンドを受信した場合、描画サーバ112は、当該描画コマンドの指示に応じて、当該描画コマンドに付加されているアノテーション画像の情報をプロジェクタ116へ出力する。
コマンドがイベントコマンドのときは、トリガイベントとして後でサブルーチンにより詳述する保存処理をする(s44、s59)。
コマンドが復元コマンドのときは、後でサブルーチンにより詳述する復元処理をする(s45、s60)。
コマンドが描画コマンドのとき、即ち描画コマンドを受信した場合、描画サーバ112は、当該描画コマンドの指示に応じて、当該描画コマンドに付加されているアノテーション画像の情報をプロジェクタ116へ出力する。
プロジェクタ116は、入力したアノテーション画像の情報に対応する画像を、ハーフミラー120を介してホワイトボード160へ投影する(S46)。これにより、ホワイトボード160には、初期画像とともに、拠点Bのクライアントシステム240からの描画コマンドに付加されているアノテーション画像の情報に対応する注釈等の画像が投影される。
なお、ビデオカメラ118による撮像画像における、拠点Bのクライアントシステム240からのアノテーション画像の情報に対応する画像の部分が色飛び等の不都合を引き起こす場合があることを考慮して、ビデオサーバ118は、ビデオカメラ118による撮像画像における、拠点Bのクライアントシステム240からのアノテーション画像の情報に対応する画像の位置に、拠点Bのクライアントシステム240からのアノテーション画像の情報に対応する画像を重ねた合成画像に対応する画像情報を生成し、その生成した画像情報を拠点Bのクライアントシステム240へ送信するようにしてもよい。
S46における画像投影の後、あるいは、S43において描画コマンド等のコマンドを受信していないと判定された後、サーバシステム110は、拠点Aのユーザによって終了指示がなされたか否かを判定する(S47)。終了指示がなされた場合には、一連の動作が終了する。一方、終了指示がなされていない場合には、描画サーバ112による描画コマンド等のコマンドを受信したか否かの判定(S43)以降の動作が繰り返される。
次に、保存処理について図5を参照して詳細説明する。
まず、イベントの種類を取得し、その種類に応じた画像を取得し記憶手段に保存(記憶)する(s61、s62)と共に、現有している描画コマンドを保存する(s63)。これら保存した画像及び描画コマンド等をイベントの種類及びイベント発生時刻等と対応付けてインデックスセットとして記憶手段に保存(記憶)する(s64)。
まず、イベントの種類を取得し、その種類に応じた画像を取得し記憶手段に保存(記憶)する(s61、s62)と共に、現有している描画コマンドを保存する(s63)。これら保存した画像及び描画コマンド等をイベントの種類及びイベント発生時刻等と対応付けてインデックスセットとして記憶手段に保存(記憶)する(s64)。
次に、復元処理について図6を参照して説明する。ここでは、サーバ側では、復元時には、復元操作そのものもひとつのイベントとしてその時点の画像を保存する場合を説明する。
まず、復元コマンドによる復元処理を保存すべきイベントとし記憶手段に保存し、現在の画像及び現有している描画コマンドを取得し、保存すると共に、インデックスセットとして保存する(s65〜s68)。その後、現有している描画コマンドを削除(クリア)する(s69)。復元コマンドで特定の時点(時刻)等により指定された保存画像及び描画コマンドを前記インデックスセットを介して検索し、取得する(s70)。その後取得した保存画像及び描画コマンドから投影画像を作成し、作成した投影画像をプロジェクタ116に転送し、対象物等に投影する(s71)。
まず、復元コマンドによる復元処理を保存すべきイベントとし記憶手段に保存し、現在の画像及び現有している描画コマンドを取得し、保存すると共に、インデックスセットとして保存する(s65〜s68)。その後、現有している描画コマンドを削除(クリア)する(s69)。復元コマンドで特定の時点(時刻)等により指定された保存画像及び描画コマンドを前記インデックスセットを介して検索し、取得する(s70)。その後取得した保存画像及び描画コマンドから投影画像を作成し、作成した投影画像をプロジェクタ116に転送し、対象物等に投影する(s71)。
次に、拠点Bのクライアントシステム240の処理動作を図7を参照して説明する。
クライアントシステム240は、例えばサーバに接続した後、s41でビデオサーバ114から送出された画像を表示装置(モニタ)242の表示画面上に表示し拠点Bのユーザにより表示された画像に対してアノテーション(注釈)が行われ得る状態になる。拠点Bのユーザの操作指示に応じて、注釈等のアノテーション画像を拠点Aのホワイトボード160に投影させる指示である描画コマンドや特定の時点の状態を復元する復元コマンド等のコマンドを生成する(s48、s49)。コマンドが、描画コマンドのときには、クライアントシステム240は、画像描画処理を行い、拠点Aのホワイトボード160あるいは拠点Bのホワイトボード260に投影させるアノテーション画像の情報を生成し、サーバに送出する(s51、s52)。次に、入力コマンドの処理が終了したかどうかを判断し、終了していなければ、s49乃至s52の処理を繰り返し、終了したと判断したい場合には、処理を終了する(s53)。
クライアントシステム240は、例えばサーバに接続した後、s41でビデオサーバ114から送出された画像を表示装置(モニタ)242の表示画面上に表示し拠点Bのユーザにより表示された画像に対してアノテーション(注釈)が行われ得る状態になる。拠点Bのユーザの操作指示に応じて、注釈等のアノテーション画像を拠点Aのホワイトボード160に投影させる指示である描画コマンドや特定の時点の状態を復元する復元コマンド等のコマンドを生成する(s48、s49)。コマンドが、描画コマンドのときには、クライアントシステム240は、画像描画処理を行い、拠点Aのホワイトボード160あるいは拠点Bのホワイトボード260に投影させるアノテーション画像の情報を生成し、サーバに送出する(s51、s52)。次に、入力コマンドの処理が終了したかどうかを判断し、終了していなければ、s49乃至s52の処理を繰り返し、終了したと判断したい場合には、処理を終了する(s53)。
次に特定のイベント(トリガイベント)コマンドの生成及び発行の処理について図8を参照して説明する。
サーバ113及びクライアントシステム240のうち、少なくとも一方に設けられたトリガジェネレータは、イベント、又はクライアント等から出力されるコマンドを監視し、トリガ条件を満足するかどうかを判断する(s55、s56)。イベント発生判断は発生源によって任意の条件を持ってよい。イベントの監視としては、先に述べた(1)乃至(7)のようなものがあり、これらのイベントの発生条件がトリガジェネレータの持つ条件と一致したとき、保存処理をトリガすべきイベントコマンドとしてサーバに送られる(s57)。コマンドからのトリガとしては、例えば、あるユーザからの注釈(アノテーション)発生時にトリガを発行するなどがある。この場合、少なくともあるユーザによる描画コマンドには、トリガすべき特定のユーザであることを示す識別子が描画コマンドに付与されており、この識別子がトリガジェネレータの持つ条件と一致したとき、トリガすべきイベントコマンドとしてサーバに送られる(s57)。
サーバ113及びクライアントシステム240のうち、少なくとも一方に設けられたトリガジェネレータは、イベント、又はクライアント等から出力されるコマンドを監視し、トリガ条件を満足するかどうかを判断する(s55、s56)。イベント発生判断は発生源によって任意の条件を持ってよい。イベントの監視としては、先に述べた(1)乃至(7)のようなものがあり、これらのイベントの発生条件がトリガジェネレータの持つ条件と一致したとき、保存処理をトリガすべきイベントコマンドとしてサーバに送られる(s57)。コマンドからのトリガとしては、例えば、あるユーザからの注釈(アノテーション)発生時にトリガを発行するなどがある。この場合、少なくともあるユーザによる描画コマンドには、トリガすべき特定のユーザであることを示す識別子が描画コマンドに付与されており、この識別子がトリガジェネレータの持つ条件と一致したとき、トリガすべきイベントコマンドとしてサーバに送られる(s57)。
以上説明した実施形態では、保存画像等を保存(記憶)する記憶手段は、サーバ113が管理するものとしたが、サーバ113が格納先が分かれば、クライアントを含むネットワーク上のどこにあってもよし、クライアント側で保存してもよい。また、保存先の数も複数あってもよい。クライアント側で保存したときには、復元コマンド発行時に保存情報の保存先アドレス(URLを含む)を当該コマンドに記述してもよいし、予めイベントの種類毎に保存先アドレスをサーバ113に通知する通知手段を設けてもよい。
なお、サーバ113やクライアント241はコンピュータ等で構成される装置である。コンピュータは、図9に示すように、CPU113a等の処理装置、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic RAM)やSDRAM(Synchronous DRAM)、NVRAM(Non Volatile RAM)等のRAM113b、フラッシュメモリ等のROM(Read Only Memory)113c、クライアントシステム240又はサーバシステム110等の外部装置と入出力を行うI/F(インタフェース)113d、図示しないハードディスク等の磁気ディスク等がバス113eにより接続されたハードウェア構成により実現される。
したがって、CPU113aがROM113cやハードディスク等に格納された所要のプログラムを読み込み、当該プログラムに従った演算を行うことにより、描画サーバ112やビデオサーバ114の各機能が実行される。そして、所要のプログラムとしては図4から図8を参照して説明したフローチャートに応じたプログラムとすることができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明に係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。例えば、インターネット400は、公衆通信網や専用線、ケーブルやネットワーク機器等で構成されるLAN等のネットワークであってもよく、ケーブル等を利用せずに、電波等の無線通信であってもよい。
本発明に係る遠隔指示システム及びサーバ装置は、遠隔会議システム等の会議システムに適用できる。
21、31 対象物
32 保存画像
110 サーバシステム
112 描画サーバ
113 サーバ
114 ビデオサーバ
116 プロジェクタ
118 ビデオカメラ
120 ハーフミラー
160 ホワイトボード
240 クライアントシステム
241 クライアントコンピュータ
242 モニタ
243 表示画面
400 インターネット
32 保存画像
110 サーバシステム
112 描画サーバ
113 サーバ
114 ビデオサーバ
116 プロジェクタ
118 ビデオカメラ
120 ハーフミラー
160 ホワイトボード
240 クライアントシステム
241 クライアントコンピュータ
242 モニタ
243 表示画面
400 インターネット
Claims (6)
- サーバ側で対象物を撮像手段で撮像した撮像画像をネットワークを介してクライアント側の装置へ送信し、クライアント側の装置で当該撮像画像に付加された注釈画像をサーバ側で受信して当該対象物に投影手段に投影させる制御手段と、
特定の事象をトリガにして前記撮像画像および注釈画像の少なくとも一方を記憶手段に記憶する記憶処理手段と、
を有することを特徴とする遠隔指示システム。 - 更に、特定の時点における復元指示に基づいて、前記記憶手段から前記撮像画像および注釈画像の少なくとも一方を取得して対象物に投影する復元手段を有することを特徴とする請求項1に記載の遠隔指示システム。
- 前記制御手段が前記復元手段を兼ねることを特徴とする請求項2に記載の遠隔指示システム。
- 前記特定の事象が、新たなクライアントが接続されたこと、クライアントが切断されたこと、一定時間間隔内にある所定の数以上の注釈が付与されたこと、所定の撮像画像領域内においてある所定の数以上の注釈が付与されたこと、所定の撮像画像領域内においてある所定の数以上の別々のクライアントからの注釈が付与されたこと、撮像画像の変化が閾値を超えたこと、及びクライアントから保存が要求されたことの内、少なくとも一つであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の遠隔指示システム。
- 更に、前記特定の事象の発生を検出し、検出結果を前記特定の事象として通知する通知手段を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の遠隔指示システム。
- 対象物を撮像手段で撮像した撮像画像をネットワークを介してクライアント装置へ送信し、クライアント装置で当該撮像画像に付加された注釈画像を受信して当該対象物に投影手段に投影させる制御手段を有し、
前記制御手段が、特定の時点における復元指示に基づいて、特定の事象をトリガにして前記撮像画像および注釈画像の少なくとも一方が記憶された記憶手段から記憶内容を取得し、取得した内容に基づく投影画像を投影手段に投影させることを特徴とするサーバ装置。
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