JP2008293579A - メモリアクセスシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】不揮発性メモリからデータが繰り返し読み出されることにより、データが意図せず書き換えられる可能性を回避または低減する技術を提供することを目的とする。
【解決手段】ホストシステム1はメモリコントローラ2に読み出しコマンドを出力するときに、読み出しアクセス負荷がかかるメモリ領域について負荷回数を計測する。そして、ホストシステム1はあるメモリ領域について負荷回数が所定回数に到達したと判断したときには、メモリコントローラ2にそのメモリ領域についてのエラー検出を実行させる。さらに、ホストシステム1はそのメモリ領域についてエラーが発生したことを確認したときには、メモリコントローラ2にそのメモリ領域についてのエラー訂正を実行させる。これにより、繰り返し読み出しによる意図せぬ書き換えを回避または低減することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、不揮発性メモリからデータが繰り返し読み出されることにより、データが意図せず書き換えられる可能性を回避または低減する技術に関する。
不揮発性メモリの中でも、NANDフラッシュメモリは、単純な回路構成による高集積化や製造コスト減、ユーザによる書き込みの容易化を図ることを可能とするため、SDメモリカードなどに大量に採用されている。
最近では、NANDフラッシュメモリは、ゲーム機などにも採用されている。NANDフラッシュメモリがゲーム機などで使用される際には、書き込みは発生せず、連続的な読み出しが発生する。すなわち、NANDフラッシュメモリがROMとして採用されることが多くなりつつある。
しかし、ゲーム機などでは、特定のプログラムが繰り返し読み出されることが多いため、プログラムが意図せず書き換えられる可能性が指摘され始めている。このような現象は“Read Disturb”現象と呼ばれており、本現象が発生するメカニズムについて、以下に簡単に説明する。
図8は、NANDフラッシュメモリの模式図である。NANDフラッシュメモリは、格子状に配線されたビット線41とワード線42、43、44、メモリセル52、53、選択トランジスタ54などから構成されている。
メモリセル52が格納する二値データ(“0”または“1”)を読み出す場合を考える。この場合、メモリセル52は選択セル52、メモリセル53は非選択セル53と呼ばれている。まず、選択トランジスタ54により、選択セル52が属するビット線41が指定される。次に、選択セル52が属するワード線42に対して、低ゲート電圧V(Low)=0Vが印加される。そして、非選択セル53が属するワード線43に対して、高ゲート電圧V(High)〜5Vが印加される。このとき、非選択セル53は微弱な書き込み状態にあるため、非選択セル53のフローティングゲートに、電子がトラップされ、蓄積される。すなわち、選択セル52が格納する二値データが繰り返し読み出されると、非選択セル53の閾値電圧がシフトして、非選択セル53が格納している二値データが、“1”から“0”に意図せず書き換えられる可能性がある。
もっとも、非選択セル53が格納している二値データが意図せず書き換えられたとしても、データが新たに書き込まれる前に一括して消去される際に、非選択セル53の機能を回復させることができる。しかし、書き込みは発生せず、連続的な読み出しが発生する場合には、非選択セル53の機能を回復させることができなくなる。
以上に説明した“Read Disturb”現象を回避する手段を提供する文献として、以下の特許文献が挙げられる。
米国特許出願公開第2005/0210184号明細書
上述の特許文献は、メモリセル内部の制御方法により、“Read Disturb”現象を回避する手段を提供するものである。しかし、ここで開示されている方法は、特定のセル構造を有するメモリに対して適用可能な方法であり、他のセル構造に適用可能なものではない。つまり、メモリのセル構造に依存することなく、“Read Disturb”現象を回避できる方策ではない。
そこで、本発明は前記問題点に鑑み、メモリのセル構造に制約を受けることなく、様々なタイプの不揮発性メモリにおいても、“Read Disturb”現象を回避または低減することができる手段を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、メモリに対して読み出しアクセスを行なうメモリアクセスシステムであって、読み出し領域に対する読み出しアクセスに伴って、読み出しアクセス負荷が荷重される各メモリ領域について、負荷回数を記憶する負荷回数記憶手段と、一のメモリ領域について負荷回数が所定負荷回数に到達したときに、前記一のメモリ領域に対してエラー検出を行なう手段と、前記一のメモリ領域についてエラーが検出されたときに、エラー検出領域に対してエラー訂正を行なうエラー訂正手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、メモリに対して読み出しアクセスを制御するメモリコントローラと、前記メモリコントローラに対して読み出しコマンドを出力するホストシステムと、を備えるメモリアクセスシステムであって、前記ホストシステムは、読み出し領域に対する読み出しアクセスに伴って、読み出しアクセス負荷が荷重される各メモリ領域について、負荷回数を記憶する負荷回数記憶手段、を備え、前記メモリコントローラは、一のメモリ領域について負荷回数が所定負荷回数に到達したときに、前記一のメモリ領域に対してエラー検出を行なう手段と、前記一のメモリ領域についてエラーが検出されたときに、エラー検出領域に対してエラー訂正を行なうエラー訂正手段と、を備えることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、メモリに対して読み出しアクセスを制御するメモリコントローラと、前記メモリコントローラに対して読み出しコマンドを出力するホストシステムと、を備えるメモリアクセスシステムであって、前記メモリコントローラは、読み出し領域に対する読み出しアクセスに伴って、読み出しアクセス負荷が荷重される各メモリ領域について、負荷回数を記憶する負荷回数記憶手段と、一のメモリ領域について負荷回数が所定負荷回数に到達したときに、前記一のメモリ領域に対してエラー検出を行なう手段と、前記一のメモリ領域についてエラーが検出されたときに、エラー検出領域に対してエラー訂正を行なうエラー訂正手段と、を備えることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のメモリアクセスシステムにおいて、前記負荷回数記憶手段は、前記エラー検出領域に対するエラー訂正後に、前記エラー検出領域について負荷回数をクリアする手段、を含むことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のメモリアクセスシステムにおいて、さらに、所定条件を満たしたときに、各メモリ領域について負荷回数が前記所定負荷回数に到達したかどうかを確認する手段、を含むことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5に記載のメモリアクセスシステムにおいて、前記所定条件は、前記メモリに対する読み出しアクセス回数が所定アクセス回数に到達したという条件、を含むことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項5に記載のメモリアクセスシステムにおいて、前記所定条件は、タイマーにより計測された時間が所定時間に到達したという条件、を含むことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項5に記載のメモリアクセスシステムにおいて、前記所定条件は、電源がオフにされるという条件、を含むことを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項1ないし請求項8のいずれかに記載のメモリアクセスシステムにおいて、前記エラー訂正手段は、エラー訂正前のデータを前記エラー検出領域から消去する手段と、エラー訂正後のデータを前記エラー検出領域に書き込む手段と、を含むことを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項1ないし請求項8のいずれかに記載のメモリアクセスシステムにおいて、前記エラー訂正手段は、エラー訂正後のデータをブランク領域に書き込む手段と、前記エラー訂正後のデータが前記エラー検出領域ではなく前記ブランク領域に書き込まれていることを示す情報を生成する手段と、を含むことを特徴とする。
本実施の形態に係るメモリアクセスシステムは、読み出しアドレスに係る選択セルのみならず、読み出しアドレスに係る選択セル以外の非選択セルについても、エラー検出およびエラー訂正を行なう。そのため、選択セルが格納しているデータが読み出されるときに、非選択セルが格納しているデータが意図せず書き換えられる、“Read Disturb”現象を回避または低減することができる。
メモリアクセスシステムは、ページ領域やブロック領域などの各メモリ領域について、読み出しアクセス負荷がかかる負荷回数を計測する。そして、メモリアクセスシステムは、負荷回数が所定回数に到達したメモリ領域についてエラー検出を行ない、エラーが検出されたメモリ領域についてエラー訂正を行なう。そのため、読み出しアクセスごとにエラー検出およびエラー訂正が行なわれるのではなく、適切なタイミングでエラー検出およびエラー訂正が行なわれるのである。
{本実施の形態に係るメモリシステムの構成要素}
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。“Read Disturb”現象においては、読み出し領域が格納しているデータが繰り返し読み出されるときに、非読み出し領域が格納しているデータが意図せず書き換えられる可能性がある。そこで、本実施の形態に係るメモリシステムは、“Read Disturb”現象を未然に回避するために、読み出し領域についてのみならず、非読み出し領域についても、エラー検出およびエラー訂正を行なう。
もっとも、メモリシステムが読み出しアクセスごとに読み出し領域および非読み出し領域についてエラー検出およびエラー訂正を行なうとすれば、メモリシステムにおいてソフトウェア処理のオーバヘッドが発生する可能性がある。そこで、読み出し領域に読み出しアクセスされるときに非読み出し領域に読み出しアクセス負荷がかかる回数を、メモリシステムは負荷回数として計測する。そして、メモリシステムは負荷回数が所定回数に到達したと判断したときに、読み出し領域および非読み出し領域についてエラー検出およびエラー訂正を行なう。
図1は、本実施の形態に係るメモリシステムのブロック図である。本実施の形態に係るメモリシステムは、たとえばゲーム装置などであり、ホストシステム1、メモリコントローラ2、メモリ3などから構成されている。
ホストシステム1は、読み出しアクセスをメモリコントローラ2に実行させるときに、読み出しアクセス負荷がかかるメモリ領域を判断して、そのメモリ領域について負荷回数を計測する。そして、ホストシステム1は、負荷回数が所定回数に到達したメモリ領域について、エラー検出をメモリコントローラ2に実行させて、さらに、エラーが検出されたメモリ領域について、エラー訂正をメモリコントローラ2に実行させる。
メモリコントローラ2は、ホストシステム1からの指令を受けて、読み出しアクセスとエラー検出とエラー訂正を、メモリ3に対して実行する。本実施の形態においては、ホストシステム1が負荷回数を計測しているが、メモリコントローラ2が負荷回数を計測するようにしてもよい。メモリコントローラ2が負荷回数を計測する実施例については、変形例において説明する。
メモリ3は、ホストシステム1が処理するデータを格納する。本実施の形態においては、メモリ3としてSLC(Single−Level Cell)方式またはMLC(Multi−Level Cell)方式のNANDフラッシュメモリを使用している。SLC方式のNANDフラッシュメモリにおいては、1個のメモリセルが1ビットのデータを格納する。MLC方式のNANDフラッシュメモリにおいては、1個のメモリセルが多ビットのデータを格納する。
図6および図7において後で詳しく説明するように、SLC方式のNANDフラッシュメモリにおいては、ホストシステム1があるページに読み出しアクセスするときには、そのページを含むブロックにエラーが発生する可能性がある。MLC方式のNANDフラッシュメモリにおいては、ホストシステム1があるページに読み出しアクセスするときには、そのページを含むブロックにエラーが発生する可能性があるのみならず、他のブロックにもエラーが発生する可能性がある。
そのため、SLC方式のNANDフラッシュメモリにおいては、読み出しページについてのみならず、読み出しページを含むブロックについても、負荷回数が計測される。また、MLC方式のNANDフラッシュメモリにおいては、読み出しページについてのみならず、読み出しページを含むブロックや他のブロックについても、負荷回数が計測される。
ホストシステム1は、CPU11、アクセスコントローラ12、負荷回数情報記憶部13などから構成されている。
CPU11は、メモリ3が格納するデータを処理するために、読み出しコマンドをアクセスコントローラ12にセットする。そして、CPU11は、読み出しアクセス負荷がかかるメモリ領域を判断して、そのメモリ領域を特定する情報を負荷回数情報記憶部13に通知する。さらに、CPU11は、あるメモリ領域について負荷回数が所定回数に到達したときに、エラー検出コマンドおよびエラー訂正コマンドを、アクセスコントローラ12にセットする。
アクセスコントローラ12は、CPU11からのコマンド発行命令を受けて、読み出しコマンドとエラー検出コマンドとエラー訂正コマンドを、メモリコントローラ2に出力する。そして、アクセスコントローラ12は、メモリ3が格納するデータを、メモリコントローラ2から入力して、CPU11に出力する。
負荷回数情報記憶部13は、読み出しアクセス負荷がかかるメモリ領域を特定する情報について、CPU11から通知を受ける。そして、負荷回数情報記憶部13は、各メモリ領域を特定する情報についてCPU11から通知を受けた回数を、負荷回数として累積して記憶する。さらに、負荷回数情報記憶部13は、CPU11からの要求を受けて、負荷回数の情報をCPU11に提供する。
メモリコントローラ2は、ホストインターフェース21、制御部22、メモリインターフェース23、エラー検出部24、エラー訂正部25などから構成されている。
ホストインターフェース21は、ホストシステム1とメモリコントローラ2の間で、コマンドおよびデータをやり取りするためのインターフェースである。
制御部22は、ホストシステム1からのコマンドを受けて、メモリ3とエラー検出部24とエラー訂正部25を制御する。そして、制御部22は、読み出しデータをメモリ3からホストシステム1に中継して、訂正データをエラー訂正部25からSRAM部221を介してメモリ3に中継する。
メモリインターフェース23は、メモリコントローラ2とメモリ3の間で、コマンドおよびデータをやり取りするためのインターフェースである。
エラー検出部24は、制御部22からの制御を受けて、エラー検出対象データについてエラー検出を行なう。そして、エラー検出部24は、エラーを検出したかどうかを制御部22に通知する。
エラー訂正部25は、制御部22からの制御を受けて、エラー訂正対象データについてエラー訂正を行なう。そして、エラー訂正部25は、訂正データを制御部22が備えるSRAM部221に出力する。
{本実施の形態に係る処理の流れ}
次に、本実施の形態に係る処理の流れについて、以下に示す順序で説明する:(1)読み出しデータの読み出し、(2)エラー検出、(3)エラー訂正、(4)エラー訂正データの書き込み。
図2は、読み出しデータの読み出しにおける処理の流れを示す図である。図2におけるSRは、読み出しデータの読み出しにおけるステップを示している。CPU11は、読み出しコマンドをアクセスコントローラ12にセットする(ステップSR1)。そして、CPU11は、読み出しコマンドに含まれる読み出しアドレスから、読み出しアクセス負荷がかかるメモリ領域を判断して、そのメモリ領域を特定する情報を負荷回数情報記憶部13に通知する。負荷回数情報記憶部13は、そのメモリ領域について負荷回数を記憶する(ステップSR2)。
ここで、CPU11が読み出しコマンドに含まれる読み出しアドレスから、読み出しアクセス負荷がかかるメモリ領域を判断する方法について、図6および図7を用いて説明する。まず、図6を用いてSLC方式のNANDフラッシュメモリにおける負荷回数のカウント方法について説明する。次に、図7を用いてMLC方式のNANDフラッシュメモリにおける負荷回数のカウント方法について説明する。もっとも、読み出し領域が格納しているデータが繰り返し読み出されるときに、非読み出し領域が格納しているデータが意図せず書き替えられる可能性がある不揮発性メモリにおいて、本発明を実施することが可能である。
図6(a)は、SLC方式のNANDフラッシュメモリのメモリセルアレイ31の模式図を示す図である。メモリセルアレイ31は、複数のブロックから構成されている。図6(a)においては、3つのブロック311、312、313が記載されている。また、各ブロックは、複数のページから構成されている。図6(a)においては、ブロック311、312、313のうち、それぞれ、ページ311P、312P、313Pが斜線により記載されている。
ホストシステム1がページ311Pに対して読み出しアクセスするときには、ブロック311のうちページ311P以外のページを構成する非選択セルが微弱な書き込み状態にある。すなわち、ブロック311のうちページ311P以外のページにおいて、“Read Disturb”現象が発生する可能性がある。“Read Disturb”現象が発生する様子を、ブロック311において□印を用いて模式的に示している。
ホストシステム1がページ312P、313Pに対して読み出しアクセスするときには、それぞれ、ブロック312、313のうちページ312P、313P以外のページにおいて、“Read Disturb”現象が発生する可能性がある。“Read Disturb”現象が発生する様子を、ブロック312、313において、それぞれ○印、△印を用いて模式的に示している。
図6(b)は、負荷回数情報131の概念図を示す図である。CPU11がページ311Pのデータを読み出すために、ページ311Pに係る読み出しコマンドをアクセスコントローラ12にセットする(ステップSR1)。このときに、CPU11は、ページ311Pを含むブロック311について、“Read Disturb”現象が発生する可能性があると判断する。そのため、CPU11は、ブロック311について読み出しアクセス負荷がかかる負荷回数を1つカウントする(ステップSR2)。
CPU11がページ312P、313Pのデータを読み出すときには、それぞれ、ページ312P、313Pを含むブロック312、313について、読み出しアクセス負荷がかかる負荷回数を1つカウントする(ステップSR2)。負荷回数情報131には、ブロック311、312、313について、負荷回数がそれぞれ1回ずつカウントされている様子が模式的に示されている。CPU11がさらにページ311P、312P、313Pのデータを読み出すときには、それぞれ、ブロック311、312、313について、さらに負荷回数が1回ずつカウントされる。
図7(a)は、MLC方式のNANDフラッシュメモリのメモリセルアレイ32の模式図を示す図である。メモリセルアレイ32は、複数のブロックから構成されている。図7(a)においては、3つのブロック321、322、323が記載されている。また、各ブロックは、複数のページから構成されている。図7(a)においては、ブロック322のうちページ322Pが斜線により記載されている。
ホストシステム1がページ322Pに対して読み出しアクセスするときには、ブロック322のうちページ322P以外のページ、および、ブロック322以外の関連ブロックにおいて、“Read Disturb”現象が発生する可能性がある。図7(a)においては、ブロック322以外の関連ブロックとして、ブロック321、323が記載されている。“Read Disturb”現象が発生する様子を、ブロック321、322、323において、それぞれ、□印、○印、△印を用いて模式的に示している。
図7(b)は、拡散テーブル142の概念図を示す図である。拡散テーブル142は、“Read Disturb”現象が読み出しブロック以外の関連ブロックに拡散する可能性があることを示すものである。図7(a)を用いて説明したように、読み出しブロックがブロック322であるときには、ブロック322においてのみならず、ブロック321、323においても、“Read Disturb”現象が発生する可能性がある。拡散テーブル142は、ホストシステム1が備えるROMなどに格納されていればよい。
図7(c)は、負荷回数情報132の概念図を示す図である。CPU11がページ322Pのデータを読み出すために、ページ322Pに係る読み出しコマンドをアクセスコントローラ12にセットする(ステップSR1)。このときに、CPU11は、拡散テーブル142を参照して、ページ322Pを含むブロック322、および、ブロック321、323について、“Read Disturb”現象が発生する可能性があると判断する。そのため、CPU11は、ブロック321、322、323について、読み出しアクセス負荷がかかる負荷回数をカウントする(ステップSR2)。
ここで、読み出しアクセス負荷がかかる負荷回数をカウントする方法について説明する。読み出しブロック1個について、関連ブロックは多数存在する。読み出しブロックと関連ブロックについて、負荷回数が同一の重み付けでカウントされるならば、負荷回数はエラー検出の契機となる所定回数に向かって同一の速度で増加する。そのため、ホストシステム1は、読み出しブロック1個と関連ブロック多数について、一度にエラー検出をメモリコントローラ2に実行させる必要に迫られることがある。
しかし、関連ブロックに対する読み出しアクセス負荷は、読み出しブロックに対する読み出しアクセス負荷よりも軽減されていることが通常である。そのため、読み出しブロックについては、負荷回数を大きい重み付けでカウントして、関連ブロックについては、負荷回数を小さい重み付けでカウントするなどすればよい。たとえば、負荷回数情報132に模式的に示したように、CPU11がページ322Pのデータを読み出すときに、読み出しブロック322については負荷回数を仮想的に2つカウントして、関連ブロック321、323については負荷回数を通常通り1つカウントするようにすればよい。
SLC方式およびMLC方式のNANDフラッシュメモリにおいて、エラー検出が実行されるために負荷回数が到達すべき所定回数として適切な回数を決定すればよい。たとえば、“Read Disturb”現象が発生しにくいメモリにおいては、所定回数を多くしてもよい。このときには、ホストシステム1は頻繁にはエラー検出を行なわないため、エラー検出負担が減少する。また、“Read Disturb”現象が発生しやすいメモリにおいては、所定回数を少なくすればよい。このときには、ホストシステム1は頻繁にエラー検出を行なうため、“Read Disturb”現象を未然に回避できる。
負荷回数情報記憶部13は、不揮発性メモリであっても、揮発性メモリであってもよい。負荷回数情報記憶部13が不揮発性メモリであるときには、メモリシステムの電源がオフにされたときにも負荷回数情報は保持されて、次に電源がオンにされたときにその負荷回数情報を有効に利用できる。負荷回数情報記憶部13が揮発性メモリであるときには、メモリシステムの電源がオンにされたときからオフにされるときまで、負荷回数情報を有効に利用できる。
図2で示した処理の流れについて説明を再開する。CPU11は、アクセスコントローラ12に読み出しコマンドの発行命令を出力する(ステップSR3)。制御部22は、ホストシステム1からホストインターフェース21を介して、読み出しコマンドを入力する(ステップSR4)。そして、制御部22は、読み出しコマンドをデコードして、読み出しアドレスを抽出する(ステップSR5)。さらに、制御部22は、メモリインターフェース23を介してメモリ3に、読み出しアドレスを出力する(ステップSR6)。
制御部22は、メモリ3からメモリインターフェース23を介して、読み出しデータを入力する(ステップSR7)。そして、制御部22は、ホストインターフェース21を介してホストシステム1に、読み出しデータを出力する(ステップSR8)。CPU11は、アクセスコントローラ12から読み出しデータを入力して、読み出しデータを処理する(ステップSR9)。
CPU11は、新たな読み出しコマンドをアクセスコントローラ12にセットする前に(ステップSR1)、何らかのトリガがあるかどうかを確認する(ステップSR10)。そして、CPU11は、何らかのトリガがあることを確認すれば(ステップSR10においてYES)、負荷回数情報記憶部13から負荷回数の情報を取得する(ステップSR11)。また、CPU11は、何らのトリガもないことを確認すれば(ステップSR10においてNO)、新たな読み出しコマンドをアクセスコントローラ12にセットする(ステップSR1)。
CPU11が確認するトリガとして、以下に説明するトリガをあげることができる。まず、ホストシステム1が読み出しアドレスの如何を問わず読み出しアクセスを行なった回数が所定回数に到達したことをトリガとできる。次に、タイマーが所定時間を計測したことをトリガとできる。さらに、メモリシステムの電源がオフにされたことをトリガとできる。以上に説明したトリガを利用するときには、CPU11が読み出しアクセスを行なうたびに、負荷回数の情報を取得することはなくなる。もっとも、CPU11が読み出しアクセスを行なうたびに、負荷回数の情報を取得するようにしてもよい。
CPU11が負荷回数の情報を取得したときに、あるブロックについて負荷回数が所定回数を超過しているときには(ステップSR11においてYES)、そのブロックについてエラー検出をメモリコントローラ2に実行させる(図2、図3におけるA)。CPU11が負荷回数の情報を取得したときに、どのブロックについても負荷回数が所定回数を超過していなければ(ステップSR11においてNO)、新たな読み出しコマンドをアクセスコントローラ12にセットする(ステップSR1)。
図3は、エラー検出における処理の流れを示す図である。図3におけるSDは、エラー検出におけるステップを示している。CPU11は、エラー検出コマンドをアクセスコントローラ12にセットする(ステップSD1)。そして、CPU11は、アクセスコントローラ12にエラー検出コマンドの発行命令を出力する(ステップSD2)。
制御部22は、ホストシステム1からホストインターフェース21を介して、エラー検出コマンドを入力する(ステップSD3)。そして、制御部22は、エラー検出コマンドをデコードして、エラー検出対象アドレスを抽出する(ステップSD4)。また、制御部22は、エラー検出部24に制御許可信号を出力することにより、エラー検出部24を駆動し始める(ステップSD5)。さらに、制御部22は、メモリインターフェース23を介してメモリ3に、エラー検出対象アドレスを出力する(ステップSD6)。
エラー検出部24は、メモリ3からメモリインターフェース23を介して、エラー検出対象データを入力する(ステップSD7)。そして、エラー検出部24は、エラー検出対象データについてエラー検出を行ない、制御部22にエラー検出結果を通知する(ステップSD8)。また、エラー検出部24は、エラー検出時に生成されたシンドロームを保持して、次にエラー訂正が行なわれるときに備える。
ホストシステム1は、メモリコントローラ2からエラー検出情報を取得できる。エラー検出情報とは、エラー検出が完了しているかどうか、または、エラー検出が完了しているならば、エラーが発生しているかどうか、などについての情報である。
CPU11は、Statusコマンドをアクセスコントローラ12にセットする(ステップSD9)。そして、CPU11は、アクセスコントローラ12にStatusコマンドの発行命令を出力する(ステップSD10)。制御部22は、ホストシステム1からホストインターフェース21を介して、Statusコマンドを入力する(ステップSD11)。そして、制御部22は、ホストインターフェース21を介してホストシステム1に、エラー検出情報を通知する(ステップSD12)。CPU11は、アクセスコントローラ12からエラー検出情報を取得する(ステップSD13)。
CPU11は、エラー検出対象アドレスについて、エラーが発生していることを確認したときには(ステップSD14においてYES)、そのアドレスについてエラー訂正をメモリコントローラ2に実行させる(図3、図4におけるB)。CPU11は、エラー検出対象アドレスについて、エラーが発生していないことを確認したときには(ステップSD14においてNO)、そのアドレスについて負荷回数情報記憶部13が記憶する負荷回数をクリアする(ステップSD15)。すなわち、そのアドレスについて再び負荷回数が所定回数に到達するときに、そのアドレスについて改めてエラー検出が行なわれる。そして、CPU11は、新たな読み出しコマンドをアクセスコントローラ12にセットする(図2、図3におけるC)。
図4は、エラー訂正における処理の流れを示す図である。図4におけるSCは、エラー訂正におけるステップを示している。CPU11は、エラー訂正コマンドをアクセスコントローラ12にセットする(ステップSC1)。そして、CPU11は、アクセスコントローラ12にエラー訂正コマンドの発行命令を出力する(ステップSC2)。
制御部22は、ホストシステム1からホストインターフェース21を介して、エラー訂正コマンドを入力する(ステップSC3)。そして、制御部22は、エラー訂正コマンドをデコードして、エラー訂正対象アドレスを抽出する(ステップSC4)。また、制御部22は、エラー訂正部25に制御許可信号を出力することにより、エラー訂正部25を駆動し始める(ステップSC5)。このときに、制御部22は、エラー検出部24に制御不許可信号を出力することにより、エラー検出部24の駆動を停止する。これにより、エラー検出部24とエラー訂正部25が同時に駆動して、ステップSD8において生成されたシンドロームが変化することを回避できる。さらに、制御部22は、メモリインターフェース23を介してメモリ3に、エラー訂正対象アドレスを出力する(ステップSC6)。
エラー訂正部25は、メモリ3からメモリインターフェース23を介して、エラー訂正対象データを入力する(ステップSC7)。そして、エラー訂正部25は、ステップSD8において生成されたシンドロームに従って、エラー訂正対象データについてエラー訂正を行ない(ステップSC8)、SRAM部221に訂正データを格納する(ステップSC9)。制御部22は、SRAM部221において格納された訂正データを、メモリインターフェース23を介して、メモリ3のブランク領域に書き込む(ステップSC10)。
制御部22は、エラー訂正が完全に完了したことを確認したときには(ステップSC11においてYES)、エラー訂正対象アドレスについてデータを消去する(図4、図5におけるD)。制御部22は、エラー訂正が完全には完了していないことを確認したときには(ステップSC11においてNO)、エラー訂正が完了していない分について、新たなエラー訂正対象アドレスをメモリ3に出力する(ステップSC6)。
図5は、エラー訂正データの書き込みにおける処理の流れを示す図である。図5におけるSPは、エラー訂正データの書き込みにおけるステップを示している。制御部22は、エラー訂正対象アドレスについてデータを消去する(ステップSP1)。そして、制御部22は、メモリ3のブランク領域に書き込まれた訂正データを、エラー訂正対象アドレスにコピーする(ステップSP2)。さらに、制御部22は、メモリ3のブランク領域に書き込まれた訂正データを消去する(ステップSP3)。
ここで、制御部22は、ステップSP1ないしステップSP3を実行しなくてもよい。すなわち、制御部22は、SRAM部221において格納された訂正データを、メモリ3のブランク領域に書き込むのみであってもよい(ステップSC10)。このときには、制御部22がメモリ管理情報を備えているなどのようにすればよい。メモリ管理情報とは、訂正データが本来の格納領域ではなくブランク領域に書き込まれていることを示す情報である。
ホストシステム1は、メモリコントローラ2からエラー訂正情報を取得できる。エラー訂正情報とは、訂正データの書き込みが完了しているかどうか、などについての情報である。
CPU11は、Statusコマンドをアクセスコントローラ12にセットする(ステップSP4)。そして、CPU11は、アクセスコントローラ12にStatusコマンドの発行命令を出力する(ステップSP5)。制御部22は、ホストシステム1からホストインターフェース21を介して、Statusコマンドを入力する(ステップSP6)。そして、制御部22は、ホストインターフェース21を介してホストシステム1に、エラー訂正情報を通知する(ステップSP7)。CPU11は、アクセスコントローラ12からエラー訂正情報を取得する(ステップSP8)。
CPU11は、訂正データの書き込みが完全に完了したことを確認したときには(ステップSP9においてYES)、エラー訂正対象アドレスについて、負荷回数情報記憶部13が記憶する負荷回数をクリアする(ステップSP10)。そして、CPU11は、新たな読み出しコマンドをアクセスコントローラ12にセットする(図2、図5におけるC)。CPU11は、訂正データの書き込みが完全には完了していないことを確認したときには(ステップSP9においてNO)、改めてStatusコマンドをアクセスコントローラ12にセットする(ステップSP4)。
図2ないし図5を用いて説明した処理の流れは、メモリシステムの電源がオフにされるまで繰り返し実行される。すなわち、読み出しアドレスに対する読み出しアクセスにおいて、“Read Disturb”現象が発生する可能性があるブロックについて、負荷回数が所定回数を超過したときには、そのブロックについてエラー検出が行なわれる。そして、エラーが検出されたときには、そのブロックについてエラー訂正が行なわれる。
すなわち、読み出しアドレスについてのみならず、“Read Disturb”現象が発生する可能性があるブロックについても、エラー検出およびエラー訂正が行なわれる。そのため、本実施の形態に係るメモリシステムは、“Read Disturb”現象を回避または低減できるのである。
{メモリコントローラが負荷回数を計測する変形例}
本実施の形態においては、ホストシステム1が負荷回数情報記憶部13を備える。しかし、本変形例においては、メモリコントローラ2が負荷回数情報記憶部を備える。すなわち、ホストシステム1が負荷回数について判断することはなくなり、ホストシステム1の負担は軽減される。
ホストシステム1がメモリコントローラ2に読み出しコマンドを出力したときに、負荷回数情報記憶部は“Read Disturb”現象が発生する可能性があるメモリ領域を判断する。そして、そのメモリ領域についてエラー検出が行なわれて、エラーが検出されたときには、そのメモリ領域についてエラー訂正が行なわれる。
本変形例においても、ホストシステム1がメモリコントローラ2に、エラー検出コマンドおよびエラー訂正コマンドを出力する。そのため、ホストシステム1はメモリコントローラ2における処理状況を確認する。たとえば、ホストシステム1はメモリコントローラ2に、Statusコマンドを出力すればよい。または、メモリコントローラ2はホストシステム1に、エラー検出およびエラー訂正の処理状況を通知すればよい。
本実施の形態に係るメモリシステムのブロック図である。 読み出しデータの読み出しにおける処理の流れを示す図である。 エラー検出における処理の流れを示す図である。 エラー訂正における処理の流れを示す図である。 エラー訂正データの書き込みにおける処理の流れを示す図である。 SLC方式のNANDフラッシュメモリにおける負荷回数のカウント方法を示す図である。 MLC方式のNANDフラッシュメモリにおける負荷回数のカウント方法を示す図である。 NANDフラッシュメモリの模式図である。
符号の説明
1 ホストシステム
2 メモリコントローラ
3 メモリ
11 CPU
12 アクセスコントローラ
13 負荷回数情報記憶部
21 ホストインターフェース
22 制御部
23 メモリインターフェース
24 エラー検出部
25 エラー訂正部
31、32 メモリセルアレイ
41 ビット線
42、43、44 ワード線
52 選択セル
53 非選択セル
54 選択トランジスタ
131、132 負荷回数情報
142 拡散テーブル

Claims (10)

  1. メモリに対して読み出しアクセスを行なうメモリアクセスシステムであって、
    読み出し領域に対する読み出しアクセスに伴って、読み出しアクセス負荷が荷重される各メモリ領域について、負荷回数を記憶する負荷回数記憶手段と、
    一のメモリ領域について負荷回数が所定負荷回数に到達したときに、前記一のメモリ領域に対してエラー検出を行なう手段と、
    前記一のメモリ領域についてエラーが検出されたときに、エラー検出領域に対してエラー訂正を行なうエラー訂正手段と、
    を備えることを特徴とするメモリアクセスシステム。
  2. メモリに対して読み出しアクセスを制御するメモリコントローラと、
    前記メモリコントローラに対して読み出しコマンドを出力するホストシステムと、
    を備えるメモリアクセスシステムであって、
    前記ホストシステムは、
    読み出し領域に対する読み出しアクセスに伴って、読み出しアクセス負荷が荷重される各メモリ領域について、負荷回数を記憶する負荷回数記憶手段、
    を備え、
    前記メモリコントローラは、
    一のメモリ領域について負荷回数が所定負荷回数に到達したときに、前記一のメモリ領域に対してエラー検出を行なう手段と、
    前記一のメモリ領域についてエラーが検出されたときに、エラー検出領域に対してエラー訂正を行なうエラー訂正手段と、
    を備えることを特徴とするメモリアクセスシステム。
  3. メモリに対して読み出しアクセスを制御するメモリコントローラと、
    前記メモリコントローラに対して読み出しコマンドを出力するホストシステムと、
    を備えるメモリアクセスシステムであって、
    前記メモリコントローラは、
    読み出し領域に対する読み出しアクセスに伴って、読み出しアクセス負荷が荷重される各メモリ領域について、負荷回数を記憶する負荷回数記憶手段と、
    一のメモリ領域について負荷回数が所定負荷回数に到達したときに、前記一のメモリ領域に対してエラー検出を行なう手段と、
    前記一のメモリ領域についてエラーが検出されたときに、エラー検出領域に対してエラー訂正を行なうエラー訂正手段と、
    を備えることを特徴とするメモリアクセスシステム。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のメモリアクセスシステムにおいて、
    前記負荷回数記憶手段は、
    前記エラー検出領域に対するエラー訂正後に、前記エラー検出領域について負荷回数をクリアする手段、
    を含むことを特徴とするメモリアクセスシステム。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のメモリアクセスシステムにおいて、さらに、
    所定条件を満たしたときに、各メモリ領域について負荷回数が前記所定負荷回数に到達したかどうかを確認する手段、
    を含むことを特徴とするメモリアクセスシステム。
  6. 請求項5に記載のメモリアクセスシステムにおいて、
    前記所定条件は、
    前記メモリに対する読み出しアクセス回数が所定アクセス回数に到達したという条件、
    を含むことを特徴とするメモリアクセスシステム。
  7. 請求項5に記載のメモリアクセスシステムにおいて、
    前記所定条件は、
    タイマーにより計測された時間が所定時間に到達したという条件、
    を含むことを特徴とするメモリアクセスシステム。
  8. 請求項5に記載のメモリアクセスシステムにおいて、
    前記所定条件は、
    電源がオフにされるという条件、
    を含むことを特徴とするメモリアクセスシステム。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれかに記載のメモリアクセスシステムにおいて、
    前記エラー訂正手段は、
    エラー訂正前のデータを前記エラー検出領域から消去する手段と、
    エラー訂正後のデータを前記エラー検出領域に書き込む手段と、
    を含むことを特徴とするメモリアクセスシステム。
  10. 請求項1ないし請求項8のいずれかに記載のメモリアクセスシステムにおいて、
    前記エラー訂正手段は、
    エラー訂正後のデータをブランク領域に書き込む手段と、
    前記エラー訂正後のデータが前記エラー検出領域ではなく前記ブランク領域に書き込まれていることを示す情報を生成する手段と、
    を含むことを特徴とするメモリアクセスシステム。
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