JP2008293466A - 画像入力装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像入力装置は、ベース2と、ベース2の左右に連結されて、枢軸13を中心にして上下動可能に設けられたセンサ本体9と、センサ本体9の下面に設けられたプッシュスイッチ16と、ベース2の上面であってプッシュスイッチ16に対応する位置に設けられた凸部5と、ベース2の上面であって凸部5よりも枢軸13寄りに設けられたセンサ受け部7と、を備える。
【選択図】図1
Description
そこで、本発明は、センサ本体の破損を抑えることを課題とする。
画像入力装置は、
ベースと、
前記ベースの上において上下可動となって前記ベースに連結されたセンサ本体と、
前記ベースの上面又は前記センサ本体の下面に設けられたスイッチと、
前記ベースの上面又は前記センサ本体の下面の一方に設けられ、前記ベースの上面及び前記センサ本体の下面の他方に向けて突出している受け部と、
を備えることを特徴とする。
前記ベースと前記センサ本体とを連結する支持部を備え、
前記センサ本体は前記支持部を軸として上下に回動可能となっていることを特徴とする。
前記受け部は前記センサ本体の回動の半径方向について前記センサ本体の回動軸心と前記スイッチ又は前記スイッチの接地面との間に設けられていることを特徴とする。
前記画像入力装置は、前記ベースの上面と前記センサ本体の下面のうち前記スイッチが設けられていない面であって前記スイッチに対応する位置に形成された凸部を更に備えることを特徴とする。
前記センサを駆動するための配線がパターニングされた配線シートを更に備え、
前記配線シートは、前記ベースの上面及び前記センサ本体の下面の他方に設けられ、
前記凸部は、前記配線シートにおいて前記配線が形成されていない部分に重なる位置に設けられていることを特徴とする。
前記センサを駆動するための配線がパターニングされた配線シートを更に備え、
前記配線シートは、前記ベースの上面及び前記センサ本体の下面の他方に設けられ、
前記受け部は、前記配線シートにおいて前記配線が形成されていない部分に重なる位置に設けられていることを特徴とする。
前記ベースと前記センサ本体とを連結する支持部を備え、
前記受け部は、前記ベースの上面及び前記センサ本体の下面の前記一方における前記支持部と前記凸部との間に配置されていることを特徴とする。
前記受け部は複数であり、
前記ベースの上面と前記センサ本体の下面のうち前記スイッチが設けられていない面であって前記スイッチに対応する位置に形成された凸部を更に備え、
前記凸部は、前記センサ本体の回動軸心方向について前記複数の受け部の間に設けられていることを特徴とする。
前記凸部は前記センサ本体のセンシング可能なセンシングエリアの外側に対応する位置に設けられていることを特徴とする。
前記受け部は前記センサ本体のセンシング可能なセンシングエリアの外側に対応する位置に設けられていることを特徴とする。
図1は、本発明の第1実施形態における画像入力装置1を示した右側面図であり、図2は、この画像入力装置1の背面図である。
凸部5及びセンサ受け部7,8は何れも、上から見て、配線シート15において配線が形成されていない部分に重なる位置、つまり、配線と配線との間の部分に重なる位置に設けられている。
凸部5及びセンサ受け部7,8は何れも、上から見て、センサチップ11の上面のセンシングエリアから外れた位置に設けられている。なお、センシングエリアとは、センサチップ11によってセンシング可能なエリアであり、センシングエリアの外側においてはセンサチップ11によってセンシングが行われない。
凸部5は、センサチップ11の左右方向中央部に対応する位置に設けられている。
センサ受け部7,8は、センサ本体9の回動の半径方向についてセンサ本体9の回動軸心(枢軸13,14)とプッシュスイッチ16又はプッシュスイッチ16の接地面との間に設けられている。
被験者が指等でセンサチップ11の上面に触れて、指等でセンサ本体9を下に押すと、センサ本体9が枢軸13,14を支点として下に回動する。センサ本体9が下に押されると、プッシュスイッチ16が凸部5に受けられて、更にプッシュスイッチ16が凸部5によって押される。プッシュスイッチ16が押されると、プッシュスイッチ16の電気的接点部18が導通するので、信号がプッシュスイッチ16から配線シート15の配線を介して制御回路に出力される。それをトリガとして制御回路によってセンサチップ11が駆動され、センサチップ11によって指等の表面形態又は内部形態が像として取り込まれる。
プッシュスイッチ16が設けられている位置と、凸部5が設けられている位置とが逆であってもよい。プッシュスイッチがベース2の上面に設けられている場合には、配線シート15とは別の配線をベース2の上面に設け、その配線をプッシュスイッチに接続すればよい。そのプッシュスイッチに押し込む凸部は、シャーシ10の下面に形成されていてもよいし、配線シート15に形成されてもよい。
また、上記実施形態では凸部5、センサ受け部7,8が突起であったが、凸部5、センサ受け部7,8が突状であってもよいし、その他の形状の凸部であってもよい。
また、上記実施形態ではベース2の上面にセンサ受け部7,8が形成されていたが、センサ受け部7,8に代えて、シャーシ10の下面に対して突出した状態の受け部がシャーシ10の下面に形成されていてもよい。又は、ベース2の上面に形成されたセンサ受け部7,8に加えて、シャーシ10の下面に対して突出した状態の受け部がシャーシ10の下面に形成されてもよい。
また、上記実施形態では、センサ本体9が枢軸13,14を支点として上下に回動可能となっていたが、センサ本体9が単に直線的に上下移動可能に設けてもよい。例えば、ベース2の上面にガイド棒が支持部3,4の代わりに立設され、穴がシャーシ10を上下に貫通し、そのガイド棒がその穴に挿入された状態とする。これにより、シャーシ10がガイド棒及び穴によって上下に案内される。
また、プッシュスイッチ16の代わりにタッチスイッチ(接触を検知するタッチセンサ)を配線シート15に設けてもよい。この場合、シャーシ10の下面とベース2との間に弾性材(バネ、ゴム、その他の弾性材)を挟み込んで、自然状態(センサ本体9が押されいない状態)ではタッチスイッチと凸部5が弾性材によって接していない。一方、センサ本体9が下に押されると、弾性材が圧縮し、タッチスイッチと凸部5が接する。そして、センサ本体9に対する押下が解除されると、弾性材が復元し、タッチスイッチと凸部5が離れる。
また、上記実施形態ではセンサチップ11がシャーシ10に搭載されているが、センサチップ11をシャーシ10に搭載せずに、センサチップ11の左右側面に枢軸を設け、それら枢軸を支持部3,4にそれぞれ連結させ、センサチップ11を上下に回動可能とされていてもよい。
図6は、本発明の第2実施形態における画像入力装置101を示した斜視図であり、図7は、この画像入力装置101の分解斜視図であり、図8は、図7とは異なる方向から見て示した分解斜視図である。図9は、カバー160を取り外した状態で画像入力装置101を示した斜視図であり、図10は、カバー160を取り外した状態で画像入力装置101を示した側面図である。
また、コントローラ170が所定のタイミングでLED用配線群115eを通じて発光ダイオード151を発光させる。
また、電力がコントローラ170から電源用配線群115c及びドライバ用配線群115aを介してセンサチップ111のドライバ111aに供給される。また、センサ駆動信号がコントローラ170によって出力され、センサ駆動信号がドライバ用配線群115aを通じてドライバ111aに入力され、ドライバ111aがセンサ駆動信号に従ってセンサチップ111を駆動する。これにより、センサチップ111の各ダブルゲートトランジスタに入射した光が光電変換によって電気信号に変換され、これによりセンサチップ111によって撮像が行われる。センサチップ111によって入力された画像の信号はドライバ用配線群115aを通じてコントローラ170に出力される。
図11、図12に示すように、センサ受け部107,108は何れも、上から見て、配線シート115において配線が形成されていない部分に重なる位置に設けられている。
また、図7に示すように、凸部105及びセンサ受け部107,108は何れも、上から見て、センサチップ111のセンシングエリア111bの外に設けられている。
凸部105は、センサチップ111の左右方向中央部に対応する位置に設けられている。
図8に示すように、ドームスイッチ116は凸部105に対応する位置に設けられ、下から見てドームスイッチ116と凸部105が重なっている。
発光ダイオード151は、上から見て、センサチップ111のセンシングエリア111bよりも前方に配置されている。更に、発光ダイオード151は、上から見てセンサチップ111の左右方向中央部に配置されている。
シャーシ110の下面には収容凹部が形成され、その収容凹部に発光ダイオード151が収容されている。なお、発光ダイオード151が後方に向けて発光することで、光がセンサチップ111の下側においてシャーシ110に入射し、シャーシ110が導光部材として機能して、シャーシ110に入射した光が伝播して拡散板133により拡散反射することによって、反射した光がシャーシ110から出射してセンシングエリア111bの全体にわたってセンサチップ111の下面に入射する。
被験者が指等でセンサチップ111の上面のセンシングエリア111bに触れて、指でセンサ本体109を下に押すと、センサ本体109が枢軸113,114を支点として下に回動する。センサ本体109が下に押されると、ドームスイッチ116が凸部105に受けられて、更にドームスイッチ116が凸部105によって押される。ドームスイッチ116が押されると、ドームスイッチ116の接点部118a,118bが導通するので、その旨の信号がドームスイッチ116から配線シート115のスイッチ用配線群115bを介してコントローラ170に出力される。
2、102 ベース
9、109 センサ本体
10、110 シャーシ
11、111 センサチップ
13、14、113、114 枢軸
15、115 配線シート
16 プッシュスイッチ
116 ドームスイッチ
Claims (10)
- ベースと、
前記ベースの上において上下可動となって前記ベースに連結されたセンサ本体と、
前記ベースの上面又は前記センサ本体の下面に設けられたスイッチと、
前記ベースの上面及び前記センサ本体の下面の一方に設けられ、前記ベースの上面及び前記センサ本体の下面の他方に向けて突出している受け部と、
を備えることを特徴とする画像入力装置。 - 前記ベースと前記センサ本体とを連結する支持部を備え、
前記センサ本体は前記支持部を軸として上下に回動可能となっていることを特徴とする請求項1に記載の画像入力装置。 - 前記受け部は前記センサ本体の回動の半径方向について前記センサ本体の回動軸心と前記スイッチ又は前記スイッチの接地面との間に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の画像入力装置。
- 前記ベースの上面と前記センサ本体の下面のうち前記スイッチが設けられていない面であって前記スイッチに対応する位置に形成された凸部を更に備えることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の画像入力装置。
- 前記センサを駆動するための配線がパターニングされた配線シートを更に備え、
前記配線シートは、前記ベースの上面及び前記センサ本体の下面の他方に設けられ、
前記凸部は、前記配線シートにおいて前記配線が形成されていない部分に重なる位置に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の画像入力装置。 - 前記センサを駆動するための配線がパターニングされた配線シートを更に備え、
前記配線シートは、前記ベースの上面及び前記センサ本体の下面の他方に設けられ、
前記受け部は、前記配線シートにおいて前記配線が形成されていない部分に重なる位置に設けられていることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の画像入力装置。 - 前記ベースと前記センサ本体とを連結する支持部を備え、
前記受け部は、前記ベースの上面及び前記センサ本体の下面の前記一方における前記支持部と前記凸部との間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の画像入力装置。 - 前記受け部は複数であり、
前記ベースの上面と前記センサ本体の下面のうち前記スイッチが設けられていない面であって前記スイッチに対応する位置に形成された凸部を更に備え、
前記凸部は、前記センサ本体の回動軸心方向について前記複数の受け部の間に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の画像入力装置。 - 前記凸部は前記センサ本体のセンシング可能なセンシングエリアの外側に対応する位置に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の画像入力装置。
- 前記受け部は前記センサ本体のセンシング可能なセンシングエリアの外側に対応する位置に設けられていることを特徴とする請求項1から9の何れか一項に記載の画像入力装置。
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