JP2006155455A - 入力装置 - Google Patents

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【課題】 簡単な電気回路の構成で指紋の照合を確実に行うことができるとともに、誤操作等により指紋照合が行われることを防止でき、より高いセキュリティを確保できる入力装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 指紋認証センサ3の端子部3a,3aを電源スイッチ20のキートップ20aの下面22から下方へ突出して設け、電極3c,3cを電源スイッチ20の検出部20bの、端子部3a,3aに対向する位置に設ける。指でキートップ20aを所定量押圧し、第1接点16と第2接点17及び第3接点18とを導通させ、押圧信号を電源スイッチ20から出力させる。前記押圧信号を検知した後に、指紋データの照合を行う。このようにすると、指紋認証センサ3から適切な指紋データが読み取られやすくなり、適切に指紋の照合を行うことができる。また、誤操作によって指紋が照合されることを回避できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、指紋認証センサを有するキーボード等の入力装置に係り、特に、簡単な電気回路の構成で指紋の照合を確実に行うことができるとともに、誤操作等により指紋照合が行われることを防止でき、個人認証がされない限り電源自体が立ち上がらないようにできる等、より高いセキュリティを確保できる入力装置に関する。
下記特許文献1には、シャッタレリーズ面に指紋センサが装備されたディジタルカメラが開示されている。
前記シャッタレリーズ面には指紋情報読み取り部が設けられ、前記指紋センサのセンサ部には複数の電極が配置されている。
前記センサ部に指が置かれると、前記電極,前記指等によりコンデンサが形成される。前記電極ごとに形成される前記コンデンサの容量を、前記電極に一定の電圧を印加することにより、前記電極に蓄積される電荷量として検出し、前記電荷量を電圧に変換することで電気信号として指紋の凹凸を判別し、指紋を読み取る。
特開2002−281439号公報
一般に、指紋の読み取りにおいては、指を指紋センサの上に置き、軽く指を指紋センサに押し付けることで、正確な指紋の読み取りが行われる。
しかし、前記特許文献1に記載の発明では、前記指紋センサの上に指が置かれると、指を下方へ押し込むことなく、指を置いただけで前記指紋情報読み取り部によって指紋が読み取られる。このため、指紋を誤って読み取ってしまうことが起きる。
また、前記特許文献1に記載の発明では、前記特許文献1の図2に示すように、電源は一旦立ち上がり(ステップ200)、その後、指紋の照合が行なわれ(ステップ222)、一致する指紋がないと(ステップ224)、電源をオフにする(ステップ225)。しかし、指紋照合がなされるまでの電源のオン状態では、内部構造に精通した悪用者が、指紋センサにおけるロック状態を何等かの手法を用いて解除できることも考えられる。このため、指紋照合が行われ、個人認証がなされない限り電源が立ち上がらないように制御することが望まれた。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、特に、簡単な電気回路の構成で指紋の照合を確実に行うことができるとともに、誤操作等により指紋照合が行われることを防止でき、個人認証がされない限り電源自体が立ち上がらないようにできる等、より高いセキュリティを確保できる入力装置を提供することを目的としている。
本発明の入力装置は、指紋データを読み取り、読み取られた前記指紋データを、予め登録された指紋データと照合して、その照合結果にもとづいて個人認証を行う指紋認証センサが、複数の押圧スイッチの少なくとも1つに設けられ、
制御部では、前記指紋認証センサが設けられた前記押圧スイッチが押圧されて、そのときに発信される押圧信号を検出したときに、前記照合を行うことを特徴とする。
本発明では、押圧信号が検出されたときに、指紋の照合を行う。すなわち、指が指紋認証センサのセンサ部に触れただけでは指紋認証センサは動作せず、指紋の照合は行われない。指で前記センサ部を所定量押圧し、指紋認証センサが動作可能となって初めて指紋の照合が行われる。
このように、指を、指紋認証センサの操作面上を押圧信号が検出される程度に強く押圧しないと指紋の照合がなされないため、単に触れる程度の場合に比べて、指紋認証センサから適切な指紋データが読み取られやすくなり、適切に指紋の照合を行なうことができる。また、誤操作によって指紋が照合されることを回避できる。
上記において、前記指紋認証センサが設けられる前記押圧スイッチは電源スイッチであり、前記照合を行い、前記個人認証を行った後に電源を立ち上げることが好ましい。このように、指紋の照合がなされ、個人認証がされない限り電源を立ち上げないことで、より高いセキュリティを確保できる。
また本発明では、前記押圧スイッチは、キートップと、前記キートップと所定の間隔を置いて配置された基板とを有し、前記指紋認証センサの端子部は前記キートップの下面側に設けられ、前記基板側には前記端子部と高さ方向にて対向する位置に電極が設けられ、さらに前記基板には電源スイッチ部が設けられ、前記キートップが押圧されたときに、前記電源スイッチ部が入力状態になることで前記押圧信号が出力されるとともに、前記端子部と前記電極とが接続されて、前記照合が行なわれることが好ましい。
上記のように、指紋認証センサの端子部と基板側の電極とを所定間隔を空けて配置し、電源スイッチ部と同様に、指紋認証センサの入力をスイッチ入力で行なうようにすることで、外部からの衝撃によっても断線等しにくい構造にできる。例えば、端子部と電極とが配線で接続された構成であると、キートップを押圧したときに配線が撓むなどするため、キートップ操作により配線が断線しやくなるが、本発明ではそのような不具合を適切に抑制できる。
また、本発明では、前記制御部には、前記押圧信号が検知されたときに、前記指紋データを読み込む指紋データ入力ラインと、前記個人認証が行われた後に、電源を立ち上げるための起動信号を出力する電源出力ラインとが接続されていることが好ましい。
本発明では、制御部に指紋データ入力ラインと電源出力ラインとを接続し、制御部で指紋データの読み込みや、電源を立ち上げるための起動信号の出力等を一括管理することで、電気回路を簡素化させることができる。
また、本発明では、前記指紋認証センサが設けられる前記押圧スイッチには前記指紋認証センサの動作を知らせるための発光部材が設けられていることが好ましい。具体的には、前記発光部材は、前記指紋データの照合中は点灯しており、前記個人認証が終了すると消灯することが好ましい。
上記により、操作者は、指紋認証センサの動作が始められること、および個人認証が終了したこと等を確実に認識することができる。
本発明における入力装置では、簡単な電気回路の構成で指紋の照合を確実に行うことができるともに、誤操作等により指紋照合が行われることを防止でき、個人認証がされない限り電源自体が立ち上がらないようにできる等、より高いセキュリティを確保できる。
図1は本発明の入力装置が搭載されるノート型パーソナルコンピュータを示す斜視図、図2は図1のノート型パーソナルコンピュータの電源スイッチを示す平面図、図3は図1および図2のIII−III線での部分断面図、図4は、図3の状態から電源スイッチを押圧したときの状態を示す部分断面図、図5は図2の電源スイッチに搭載される指紋認証センサのブロック図、図6は本発明の個人認証動作を示すフローチャート図である。
図1に示す符号1はキーボードであり、キーボード1は、複数の押圧スイッチ2から構成されている。
本発明では、図1に斜線で示すように、複数の押圧スイッチ2のうち電源スイッチを符号20で表し、たとえば電源スイッチ20に指紋認証センサ3が設けられる。
電源スイッチ20は、図3に示すように、押圧面21を有する押圧部(キートップ)20aと検出部20bを有し、キートップ20aと検出部20bが板ばね等(図示せず)を介して、所定の間隔を空けて機械的に接続されている。
押圧面21には、検出部20bに設けられたLED等の発光部材4の点灯や消灯等の状態を表示するための表示窓5が設けられている。
指紋認証センサ3としては、指紋の読み取り方式が半導体式(具体的には静電容量式)、光学式、感圧式、感熱式等のものがあるが、本発明では前記いずれの読み取り方式のものであってもよい。
指紋認証センサ3は、キートップ20aのモールド成形時に、キートップ20aに重ねて成形される。キートップ20aの下面22には指紋認証センサ3の端子部3a,3aが、下面22から下方へ突出して設けられている。指紋認証センサ3のセンサ部3bと端子部3a,3aはキートップ20aの内部で電気的に接続されている。
検出部20bは、例えばシート(基板)13上に種々の入出力端子群が形成されている。
図3に示すように、シート13上にはクリックゴム14が設けられ、クリックゴム14はゴム弾性体からなり、例えば円椀状に形成されている。クリックゴム14のシート13上に接着される固定部、及び中央部の肉厚部15が可動部であり、肉厚部15の下面には第1接点16が設けられている。
また、シート13上には、第1接点16を介して導通される第2接点17及び第3接点18が印刷等により形成されている。第1接点16,第2接点17および第3接点18で電源スイッチ部SW1が構成される。
さらに、シート13上には、指紋認証センサ3の端子部3a,3aと高さ方向にて対向する位置に電極3c,3cが印刷等により形成されている。端子部3aと電極3cとでスイッチ部SW2,SW3が構成されている。
さらに、シート13上には、LED等の発光部材4及び指紋認証センサ3を制御する制御部7が設けられている。発光部材4は表示窓5に高さ方向にて対向する位置に設けられている。
電源スイッチ部SW1は、図3で説明した方式のものであってもよいし、あるいはタクトスイッチなどであってもよい。
次に図5のブロック図について説明する。
図5に示すように、指紋認証センサ3は、センサ部3bと、CPU9と、記憶部8と、指紋データ登録部10とを有して構成され、さらに、CPU9には発光部材4と、電源スイッチ20とが接続されている。記憶部8,指紋データ登録部10やCPU9などは、図3に示す制御部7に内臓されている。
センサ部3bでは、指Fの指紋データD1を読み取り、指紋データD1をCPU9に送る。
記憶部8は、センサ部3bから、指紋データ入力ライン101を通じて送られた指紋データD1を一時的に記憶しておく。
指紋データ登録部10には、ノート型パーソナルコンピュータ100の持ち主の特定の指(人差し指等)Fの指紋データD0が予め登録されている。例えば静電容量式指紋認証センサでは、センサ部3bの表面3b1に指Fを置いたときに(図4を参照)、指紋の凹凸によって静電容量が変化し、その静電容量変化データを指紋データとして指紋データ登録部10に登録しておく。
CPU9の内部には、指紋データ照合部11a,押圧信号検知部11b,及び起動信号出力部12が含まれている。
前記指紋データ照合部11aでは、記憶部8に記憶された指紋データD1と、指紋データ登録部10に登録された指紋データD0とを照合する。
押圧信号検知部11bでは、電源スイッチ20のキートップ20aが指Fによって押圧されたときに、電源スイッチ部SW1から出力される押圧信号を検知する。
起動信号出力部12は、指紋データ照合部11aで指紋照合をし、個人認証がなされると電源を立ち上げるための起動信号を出力する部分である。前記起動信号は、ノート型パーソナルコンピュータ100の本体側に送られ、電源が正式に立ち上がる。
本発明の特徴的部分は、図5に示す指紋データ照合部11aでの指紋データの照合を、電源スイッチ20から出力される押圧信号が押圧信号検知部11bで検知されたときに行なう点である。
すなわち、前記押圧信号が検知されない限り、指紋データの照合は行わない。
以下、本発明における特徴的部分を図4ないし図6を主に参照して説明する。
図4に示すように、指Fをセンサ部3bの表面3b1に当接させ、指Fを下方向へ押圧する(図6のステップS1)ことで、電源スイッチ部SW1を構成する第2接点17と第3接点18は、第1接点16を介して導通した状態になる。このとき、電源スイッチ部SW1からは押圧信号が出力され、前記押圧信号が押圧信号検知部11bで検知される(図6のステップS2)。
前記押圧信号が検知されると、LED等の発光部材4が点灯し、図4に示すように表示窓5が光る(図6のステップS3)。操作者は、表示窓5が光ったことを確認することで、電源スイッチ部SW1が適切に入力され、指紋照合が開始されたことを知ることができる。
図6のステップS2において、前記押圧信号が検知されないとき、すなわち指Fでの押圧力が小さく、電源スイッチ部SW1が入力状態になっていないときは、発光部材4は点灯されないため、表示窓5は光らず、これにより操作者は電源スイッチ部SW1が入力状態になく、指紋照合が開始されていないことを知ることができる。
図4に示すように、電源スイッチ部SW1が入力状態になると、同時に指紋認証センサ3の端子部3aと、シート13に設けられた電極3cとが導通接続して、端子部3aと電極3cからなるスイッチ部SW2,SW3が入力状態になる。
本発明では、図6に示すステップS2で、電源スイッチ部SW1からの押圧信号が検知されると、指紋認証センサ3のセンサ部3bから当接した指Fの指紋データD1の読み取りを開始する(図6のステップS4)。指紋データD1は、一時的に、図5に示す記憶部8に記憶される。
図6に示すステップS4では、指紋データD1の読み取り動作が正常に行われたか否かが判断され、正常に読み取られたと判断されると、指紋データ登録部10に予め登録されている指紋データD0と指紋データD1とが指紋データ照合部11aで照合される(図6に示すステップS5)。指紋の照合は、所定のアルゴリズム解析により判断される。
図6のステップS4にて、正常に指紋データD1を読み取ることができなかった場合、例えば、指Fを、センサ部3bの表面3b1上で指紋が読み取れないほど垂直に立てて当接させたりした場合には、指紋データD1を正常に読み取れなかったとして、発光部材4が例えば点滅するなどし(図6のステップS6)、操作者に指紋データD1が正常に読み取られなかったことを通知する。
指紋データD1が読み取られなかった場合は、再度、電源スイッチ20を押圧して(図6のステップS1)、再びステップS2〜ステップS4のステップを行なう。
指紋の照合(図6のステップS5)により、指紋データD1と、予め登録されている指紋データD0とが一致している場合には、指紋データ照合部11aにおいて、照合結果に基づき、認証してよいか否かの最終的な判断がされ、認証してよいと判断されれば(図6のステップS7)、個人認証が許可される。このようにして個人認証が終わると、例えば発光部材4が消灯し(図6のステップS8)、操作者に個人認証がされたことを通知する。
本発明では、図6のステップS6で個人認証がされると、図5に示す起動信号出力部12から電源出力ライン102を通じて、電源を立ち上げるための起動信号が出力され(図6のステップS9)、前記起動信号がノート型パーソナルコンピュータ100の本体側に送られる。そして、ノート型パーソナルコンピュータ100の電源が正式に立ち上がり、ノート型パーソナルコンピュータ100が起動する(図6のステップS10)。
なお、指紋の照合(図6のステップS5)により、指紋データD1と、予め登録されている指紋データD0とが一致しない場合には、発光部材4が点滅し(図6のステップS6)、操作者に両指紋データが一致しなかったことを通知し、再度、電源スイッチ20を押圧して(図6のステップS1)、再びステップS2〜ステップS5のステップを行なう。
本発明では、上記のように、電源スイッチ部SW1からの押圧信号を検知して初めて指紋データの照合を行う(ステップS2,S5)。このため、前記押圧信号が検知されないとき、例えば、指紋認証センサ3のセンサ部3b上を軽く触った程度のときは、前記押圧信号が検知されないため、指紋データの照合は行われず、誤操作によって指紋照合が行われることを回避できる。
また、図4に示すように、指Fをセンサ部3bの表面3b1上から下方向へ、電源スイッチ部SW1が入力状態になる程度の押圧力で押圧すると、センサ部3bの表面3b1に指Fの腹が確実に当接し、指紋照合を適切に行うことが可能になる。
また、本発明では、指紋認証センサ3は電源スイッチ20に設けられ、指紋照合により個人認証がされない限り、電源が立ち上がらないようになっている。このため、電源が立ち上がってから指紋照合する場合よりも、セキュリティを高めることが可能である。
また、本発明では、図3,4に示すように、指紋認証センサ3の端子部3a、3aはキートップ20aの下面22側に設けられ、シート13には端子部3aと高さ方向に対向する位置に電極3cが設けられ、センサ部3bが下方向へ押圧されたときに、端子部3aと電極3cとが導通して入力状態になる。このように、本発明では、電源スイッチ部SW1と同様に、指紋認証センサ3のオン・オフはスイッチ機構により行われるので、例えば端子部3aと電極3cとが配線で繋がっている形態に比べて、繰返しキートップ20aを押圧操作しても、断線等の不具合は生じにくい。また、キートップ20aを外したいときに、端子部3aと電極3cとが配線で繋がっていると、キートップ20aを外せないが、スイッチ機構を用いることでキートップ20aを必要に応じて簡単に取り外すことができる。
なお、外したキートップ20aを、例えば別のキートップと入れ変えることもできる。前記別のキートップの下側には、電極3cや制御部7が形成されたシート13が設けられていることが必要である。そして、例えば操作者が、指紋認証センサ3が設けられている押圧スイッチの位置を気にする場合、その操作者が操作しやすい位置に指紋認証センサ3が設けられたキートップを、その位置にある別のキートップと取り替えることで、操作性を向上させることが可能になる。
また、本発明では、図5に示すように、CPU9には、押圧信号が検知されたときに、指紋データを読み込む指紋データ入力ライン101と、個人認証が行われた後に、電源を立ち上げるための起動信号を出力する電源出力ライン102とが接続されており、CPU9で指紋データの読み込みや、電源を立ち上げるための起動信号の出力等を一括管理している。このように、指紋データ入力ライン101と電源出力ライン102とを一つのCPU9に接続させることで、簡単な電気回路を構成することが可能になる。
また、本発明では、指紋認証センサ3が設けられる電源スイッチ20には指紋認証センサ3の動作を知らせるための発光部材4が設けられている。
例えば、発光部材4を、指紋データの照合中には点灯させ、前記個人認証が終了すると消灯させることにより、操作者に、適切に指紋データの照合がされ個人認証されたことを知らせることができる。また、例えば、図6のステップS6のように、指紋データを適切に読み取ることができなかった場合などは、発光部材4を点滅させることで、操作者に、再度、電源スイッチ20を押すことを促すことができ、操作性を適切に向上させることができる。
なお、本発明では、指紋認証センサ3が設けられる押圧スイッチ2は、電源スイッチ20には限定されず、複数ある押圧スイッチ2のうち、電源スイッチ20以外の押圧スイッチ2に設けられていてもよい。
本発明の入力装置が搭載されるノート型パーソナルコンピュータを示す斜視図、 図1のノート型パーソナルコンピュータの電源スイッチを示す平面図、 図1および図2のIII−III線での部分断面図、 図3の状態から電源スイッチを押圧したときの状態を示す部分断面図、 図2の電源スイッチに搭載される指紋認証センサのブロック図、 本発明の個人認証動作を示すフローチャート図
符号の説明
2 押圧スイッチ
3 指紋認証センサ
3a 端子部
3b センサ部
3c 電極
4 発光部材
5 表示窓
7 制御部
8 記憶部
9 CPU
10 指紋データ登録部
11a 指紋データ照合部
11b 押圧信号検知部
12 起動信号出力部
13 シート
16 第1接点
17 第2接点
18 第3接点
20 電源スイッチ
20a キートップ
20b 検出部
101 指紋データ入力ライン
102 電源出力ライン
D0,D1 指紋データ
SW1 電源スイッチ部

Claims (6)

  1. 指紋データを読み取り、読み取られた前記指紋データを、予め登録された指紋データと照合して、その照合結果にもとづいて個人認証を行う指紋認証センサが、複数の押圧スイッチの少なくとも1つに設けられ、
    制御部では、前記指紋認証センサが設けられた前記押圧スイッチが押圧されて、そのときに発信される押圧信号を検出したときに、前記照合を行うことを特徴とする入力装置。
  2. 前記指紋認証センサが設けられる前記押圧スイッチは電源スイッチであり、前記照合を行い、前記個人認証を行った後に電源を立ち上げる請求項1記載の入力装置。
  3. 前記押圧スイッチは、キートップと、前記キートップと所定の間隔を置いて配置された基板とを有し、前記指紋認証センサの端子部は前記キートップの下面側に設けられ、前記基板側には前記端子部と高さ方向にて対向する位置に電極が設けられ、さらに前記基板には電源スイッチ部が設けられ、前記キートップが押圧されたときに、前記電源スイッチ部が入力状態になることで前記押圧信号が出力されるとともに、前記端子部と前記電極とが接続されて、前記照合が行なわれる請求項1または2に記載の入力装置。
  4. 前記制御部には、前記押圧信号が検知されたときに、前記指紋データを読み込む指紋データ入力ラインと、前記個人認証が行われた後に、電源を立ち上げるための起動信号を出力する電源出力ラインとが接続されている請求項1ないし3のいずれかに記載の入力装置。
  5. 前記指紋認証センサが設けられる前記押圧スイッチには前記指紋認証センサの動作を知らせるための発光部材が設けられている請求項1ないし4のいずれかに記載の入力装置。
  6. 前記発光部材は、前記指紋データの照合中は点灯しており、前記個人認証が終了すると消灯する請求項5記載の入力装置。
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