JP2008293221A - 文書処理装置及び文書処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】媒体上の画像を読み取った画像データから、実行中のワークフローを識別する文書処理装置及び文書処理方法を提供すること。
【解決手段】画像データを処理する文書処理装置であって、前記画像データに含まれている媒体識別情報のイメージから、前記媒体識別情報を取得する媒体識別情報取得手段と、前記媒体識別情報に基づき、該媒体識別情報に対応づけられている実行中のワークフローの実行中の工程に係る情報を取得する工程情報取得手段と、前記実行中の工程に係る情報に基づき、前記実行中の工程に対応するフォームのフォーム定義情報を取得するフォーム定義情報取得手段と、前記フォーム定義情報に基づき、前記フォームに含まれる前記実行中の工程において筆記入力される記入領域に対応する前記画像データの所定の領域の領域イメージを取得する領域イメージ取得手段と、を有する文書処理装置。
【選択図】図12

Description

本発明は、文書処理装置及び文書処理方法に関する。
従来から、所定のフォームが形成された媒体に筆記入力された情報を取得して処理する文書処理装置がある。例えば、特開2006−155551号公報(特許文献1)には、ユーザが帳票をスキャンさせる際に行った処理の内容を、付加情報としてスキャンによって得られた画像データと対応づけることにより、帳票種別の検出が容易なデータ処理装置等の技術が開示されている。
また、例えば、特開2005−234790号公報(特許文献2)には、帳票に手書きされることが想定される異なる領域を、帳票定義情報に基づいてグループ要素として処理する手書き帳票処理システム等の技術が開示されている。
また、例えば、特開2006−18492号公報(特許文献3)には、文書情報に施す一連の処理である連携情報を案件情報と関連づける文書処理装置の技術が開示されている。
なお、上記特許文献1ないし3に記載の「帳票」は、本願発明の「フォーム」又は「フォームが形成された媒体」に対応する。
特開2006−155551号公報 特開2005−234790号公報 特開2006−18492号公報
しかしながら、上記特許文献1及び2に開示の技術では、ワークフロー定義に含まれる工程毎に対応するフォームが用いられる場合については、考慮されていない。一般に、一のワークフロー定義には複数の工程が含まれ、それぞれの工程毎に対応するフォームが定められている。また、後工程は前工程の結果に基づくことが多い。そこで、上記特許文献1及び2では、操作者が実行する工程毎にフォームを選択する操作が必要となる。
また、上記特許文献3に開示の技術では、一の操作者が、複数のワークフローを並行して行う場合に、実行中のワークフローを選択する操作が必要となる。
本発明は、上記の点に鑑みて、これらの問題を解消するために発明されたものであり、媒体上の画像を読み取った画像データから、実行中のワークフローを識別する文書処理装置及び文書処理方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の文書処理装置は次の如き構成を採用した。
本発明の文書処理装置は、画像データを処理する文書処理装置であって、前記画像データに含まれている媒体識別情報のイメージから、前記媒体識別情報を取得する媒体識別情報取得手段と、前記媒体識別情報に基づき、該媒体識別情報に対応づけられている実行中のワークフローの実行中の工程に係る情報を取得する工程情報取得手段と、前記実行中の工程に係る情報に基づき、前記実行中の工程に対応するフォームのフォーム定義情報を取得するフォーム定義情報取得手段と、前記フォーム定義情報に基づき、前記フォームに含まれる前記実行中の工程において筆記入力される記入領域に対応する前記画像データの所定の領域の領域イメージを取得する領域イメージ取得手段と、を有する構成とすることができる。
これにより、媒体上の画像を読み取った画像データから、実行中のワークフローを識別する文書処理装置を提供することができる。
また、上記目的を達成するために、本発明の文書処理装置は、さらに、少なくとも二つの工程を含むワークフローに係る情報であるワークフロー定義情報を管理するワークフロー定義情報管理手段と、実行中のワークフロー毎に、該ワークフローの実行中の工程の識別情報と前記媒体識別情報とを対応づけて管理する実行中ワークフロー管理手段と、を有し、前記工程情報取得手段は、前記実行中ワークフロー管理手段から前記媒体識別情報に対応する前記実行中の工程の識別情報を取得し、該実行中の工程の識別情報に基づき、前記ワークフロー定義情報管理手段から、前記実行中の工程を含むワークフローのワークフロー定義情報を取得するように構成することができる。
これにより、媒体上の画像を読み取った画像データから、実行中のワークフローに対応するワークフロー定義情報を取得することができる。
また、上記目的を達成するために、本発明の文書処理装置は、さらに、前記ワークフロー定義情報は、前記ワークフローに含まれる工程毎に、対応するフォームの識別情報を含むように構成することができる。
これにより、ワークフローの工程において用いられるフォームの識別情報を取得することができる。
また、上記目的を達成するために、本発明の文書処理装置は、さらに、前記フォーム定義情報は、該フォーム定義情報に基づいて生成されるフォームの中で、該フォームに対応するワークフローの一の工程において筆記入力される記入領域に係る情報を含むように構成することができる。
これにより、記入領域毎の情報に基づいて処理を行うことができる。
また、上記目的を達成するために、本発明の文書処理装置は、さらに、前記フォーム定義情報は、前記記入領域毎に、筆記入力される情報の属性に係る情報を含み、前記記入領域に対応する領域イメージにおける筆記入力の有無又は筆記入力された情報の情報種別を判断する筆記入力判断手段と、前記筆記入力される情報の属性に係る情報と前記筆記入力の有無又は前記情報種別とに基づいて、前記記入領域における筆記入力の正当性の有無を判定する正当性判定手段と、を有する構成とすることができる。
これにより、記入領域毎に、筆記入力された情報等の正当性の有無を判定することができる。
また、上記目的を達成するために、本発明の文書処理装置は、さらに、前記フォーム定義情報は、該フォーム定義情報に基づいて生成されるフォームに含まれる異なる記入領域の間の依存関係に係る情報を含み、前記正当性判定手段は、さらに、前記異なる記入領域の間の依存関係に係る情報に基づいて、前記記入領域における筆記入力の正当性の有無を判定することができる。
これにより、異なる記入領域の間の依存関係に基づく、筆記入力の正当性の有無を判定することができる。
また、上記目的を達成するために、本発明の文書処理装置は、さらに、前記正当性判定手段によって筆記入力の正当性が無いと判定された誤記領域の領域イメージを他の領域によりも強調されたイメージに変換するイメージ変換手段と、前記イメージ変換手段によって変換された領域イメージを、前記画像データの前記誤記領域に対応する位置に合成して確認フォームを生成する確認フォーム生成手段と、を有する構成とすることができる。
これにより、操作者が、誤記領域を確認し易い確認フォームを生成することができる。
また、上記目的を達成するために、本発明の文書処理装置は、さらに、前記実行中ワークフロー管理手段は、前記誤記領域に係る情報を保持し、前記画像データが、前記確認フォームに対して筆記入力された画像を読み取った画像データの場合に、前記領域イメージ取得手段は、前記誤記領域に対応する領域イメージを取得するように構成することができる。
これにより、確認フォームが読み取られた画像データに対して、誤記領域に対する処理を行うことができる。
また、上記目的を達成するために、本発明の文書処理装置は、実行されるワークフローの実行中の工程に対応するフォームと、前記実行中の工程に対応づけられた媒体識別情報のイメージと、を媒体上に形成して出力する文書処理装置であって、前記実行されるワークフローの識別情報に基づいてワークフロー定義情報を取得するワークフロー定義情報取得手段と、前記ワークフロー定義情報に基づいて、前記実行中の工程に対応するフォームのフォーム定義情報を取得するフォーム定義情報取得手段と、前記フォーム定義情報に基づいて前記フォームのフォーム画像を生成し、さらに、前記媒体を識別する媒体識別情報を取得して該媒体識別情報のイメージを生成して前記フォーム画像に合成するフォーム画像生成手段と、前記フォーム画像を前記媒体上に形成する画像形成手段と、を有する構成とすることができる。
これにより、ワークフローの工程に対応するフォーム画像を形成することができる。
また、上記目的を達成するために、本発明の文書処理装置は、さらに、前記フォーム定義情報は、前記フォームに対応する前記実行中の工程において筆記入力される記入領域に係る情報を含み、前記フォーム画像生成手段は、前記記入領域のイメージを他の領域のイメージよりも強調されたイメージとして前記フォーム画像を生成するように構成することができる。
これにより、ワークフローの工程において筆記入力される記入領域が他の領域より強調されたフォーム画像を形成することができる。
なお、上記課題を解決するため、本発明は、さらに、上記文書処理装置が備える各手段の機能を実行させる文書処理方法としてもよい。
本発明の文書処理装置及び文書処理方法によれば、媒体上の画像を読み取った画像データから、実行中のワークフローを識別する文書処理装置及び文書処理方法を提供することが可能になる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
〔第一の実施の形態〕
(本発明の一実施の形態に係る文書処理装置が含まれるワークフローシステムの構成の概略の例)
図1は、本発明の一実施の形態に係る文書処理装置が含まれるワークフローシステムの構成の概略の例である。図1のワークフローシステムは、ワークフローを設計する「設計フェーズ」と、設計されたワークフローにしたがって運用する「運用フェーズ」とから構成される。図1中、破線より上部が「設計フェーズ」であり、破線より下部が「運用フェーズ」である。
図1のワークフローシステムは、複合機1、ワークフロー管理サーバ3、運用クライアント5、及び、設計クライアント7を有する。「設計フェーズ」には、設計クライアント7が含まれ、さらに、ワークフロー管理サーバ3が含まれてもよい。「運用フェーズ」には、複合機1、ワークフロー管理サーバ3、及び、運用クライアント5が含まれる。
「設計フェーズ」では、設計クライアント7において、フォームの定義が、フォーム設計プログラムが実行されることにより作成され、そのフォームを用いるワークフロー定義が、ワークフロー設計プログラムが実行されることにより作成される。なお、ワークフロー定義とは、一のワークフローにおいて含まれる工程とその工程の処理順、及び、工程毎に対応するフォームのフォーム識別情報等が含まれたものである。これらのワークフロー定義の情報を「ワークフロー定義情報」という。
「設計フェーズ」において作成された、フォームの定義であるフォーム定義情報、及び、ワークフローの定義であるワークフロー定義情報は、例えば、ワークフロー管理サーバ3によって管理される図示しない記憶手段によって保持される。
「運用フェーズ」では、運用クライアント5において、フォーム印刷プログラムが実行されることにより、ワークフローで用いられるフォームが媒体上に形成されて印刷出力される。フォームが印刷された媒体(以下、「紙フォーム」という。)に対し、ワークフローの工程毎に対応する作業者が筆記入力し、複合機1によってその紙フォームを読み取らせることに基づいて、筆記入力された情報がワークフロー管理サーバ3に取得される。これにより、ワークフローの次の工程へと進み、ワークフロー管理サーバ3から複合機1に対し、次の工程で用いられる紙フォームの出力が指示される。
このように、紙フォームへの筆記入力と複合機1による読み取りとを交互に行うことにより、ワークフローの各工程が進められる。
なお、本実施の形態では、「筆記入力」は、必ずしも手書きによる入力とは限らない。コンピュータ等の装置を用いる入力でもよく、また、その他のいかなる方法又は手段による入力でもよい。
(本発明の一実施の形態に係る文書処理装置によって処理される紙フォームの例)
図2は、本発明の一実施の形態に係る文書処理装置によって処理される紙フォームの例の図である。図2の紙フォームは、OMR用チェックボックスa1、OCR用数字記入欄a2、任意記入欄a3、差し込み印刷欄a4、背景画像差込a5、及び、符号化紙識別子a6を有する。
図2の紙フォームでは、フォームに含まれているその工程で筆記入力されるべき領域(以下、「記入領域」という。)をハイライトしている。これにより、単一色のフォームに比べ、ワークフロー作業者にとってフォーム内の記入領域が認識し易い。なお、図2では、記入領域がハイライトされているが、本発明の実施の形態はこの例に限らず、例えば太枠で囲むイメージを付加することにより、他の領域より強調されてもよい。また、紙フォームがカラー画像の場合には、色を異ならせるハイライトでもよい。
OMR用チェックボックスa1は、OMR処理される記入領域であって、性別選択のための記入領域である。ここでは、『男』又は『女』の情報が、筆記入力に基づいて取得される。なお、生まれ月選択の記入領域も、同様に、OMR用チェックボックスである。ここでは、各チェックボックスでは、各桁の数字が、チェックに基づいて出力される。
より詳細には、この記入領域は、ワークフロー作業者によって筆記入力されたチェックマークが、OMR処理により、チェックマークの有無の情報として取得される。さらに、数字又はテキストデータによって表される情報に変換されてもよい。このようにワークフロー作業者によるチェックマークをコンピュータによって処理される情報に変換することで、データの集計等の処理が容易になる。
OCR用数字記入欄a2は、筆記入力されたイメージに対して、文字認識処理が行われる記入領域である。図2では、年齢の各桁用にOCR用数字記入欄a2が設けられている。これにより、本ワークフローシステムから出力されるデータの集計などが容易になる。なお、OCR処理は、数字の他にいかなる文字を対象としてもよいが、文字認識処理の精度を高めるために、記入領域に記入する文字の種類や一の記入領域に記入する文字の数を制限するとよい。例えば、一の記入領域に対して1文字等の制限を設けるとよい。
任意記入欄a3は、チェックマーク又は数字等に限定されない、任意の文字又は図形等を記入する記入領域である。図3では、最下部に署名欄として設けられている。この記入領域に記入された筆記入力はイメージとして保存される。
差し込み印刷欄a4は、ワークフローやワークフローの一工程を開始する作業者の指示等により、紙フォームにイメージが合成される領域である。この領域には、例えば、作業者が操作する印刷ツール等によって生成される文字列、又は、図示しないDBから取得されるデータ等が、文字列、画像、又は、バーコード等の所定の形式に変換されたイメージが合成される。
図2では、氏名欄である差込印刷欄a4が、差し込み印刷領域となっている。フォーム定義情報では、この領域に対応するイメージは含まれていない。そこで、紙フォームが出力される際に、操作者によって入力されることにより、フォーム画像のこの領域に文字列が合成される。なお、操作者の入力は、例えば、運用クライアント5が有するキーボードからの入力の他に、フォーム印刷プログラムが実行されることにより氏名の候補が表示され、その中から操作者によって選択されてもよい。また、背景画像差込a5は、「月」を表す画像が紙フォームに合成された領域である。
符号化紙識別子a6は、その紙フォームを識別するための識別子であって、図2の例では、符号化され2次元シンボルの形で埋め込まれた紙識別子である。この2次元シンボルのイメージを取得してこれを復号し、含まれる情報を取り出すことで、紙フォーム毎に、それぞれを特定することができる。
なお、図2の紙フォームにおいて、記入領域毎に属性が付与されてもよい。属性は、例えば、その記入領域に必ず筆記入力されることが求められるか否かを表す必須記入属性、必須記入属性が有効になるになる条件、又は、異なる記入領域間の依存関係を表す属性等がある。より詳細には、異なるチェックボックス間において、一のチェックボックスのみが選択される排他選択、又は、複数のチェックボックスが選択されることが許容される複数選択等の属性がある。
図2では、例えば、最下部の署名欄には記入漏れチェックの属性を、性別選択のチェックボックスには排他選択の依存関係を、生まれ月選択のチェックボックスには、例えば、13以上の月が存在しない依存関係等を付与してもよい。紙フォームが複合機1によって読み取られた後、この属性に基づいて、異なる記入領域間の依存関係が満たされているかを確認することにより、筆記入力の正当性を判断することができる。
(本発明の一実施の形態に係る文書処理装置によって生成される紙フォームが用いられるワークフローの説明)
図3から図5は、本発明の一実施の形態に係る文書処理装置によって生成される紙フォームが用いられるワークフローを説明する図である。図3は、工程毎に対応する紙フォームが出力されることを説明する図である。
図3では、工程Aにおいて用いられる紙フォームf1において、工程Aにおいて筆記入力されるべき2箇所の記入領域がハイライト表示されている。工程Aの作業者が紙フォームf1に筆記入力した後、複合機10によって読み取らせることに基づいて、本発明の実施の形態に係る文書処理装置によって読み取って取得された画像データが処理される。
より詳細には、記入領域毎の属性に基づいて、記入漏れ、排他選択、又は、複数選択等の正当性の有無の判断を行う。正当性があると判断された場合には、次の工程である工程Bの紙フォームf2が出力される。
なお、筆記入力の「正当性がある」とは、その筆記入力が、フォームに含まれる記入領域毎にフォーム定義情報によって定められる属性に基づいて指定される条件を満たすことであり、その条件を満たさない場合には、筆記入力の「正当性がない」と判定する。
これにより、前工程においてフォームに対して誤った記入があった場合に、後工程においてその誤りが確認され、後工程を実行する者が前工程を実行した者に対して通知する、所謂「手戻し」を防ぐことができる。
紙フォームf2は、工程Aにおいて筆記入力されたイメージ又はそのイメージに対応する情報を含んでおり、さらに、工程Bにおいて筆記入力されるべき記入領域が、他の領域に対してハイライト表示されている。
なお、紙フォームf2の出力は、紙フォームf1の処理が終了した後に、本発明の実施の形態に係る文書処理装置によって行われてもよく、また、工程Bを開始する作業者が、例えば、運用クライアント5等から指示を入力することに基づいて、行われてもよい。また、本発明の実施の形態に係る文書処置装置が用いられるワークフローにおいては、工程毎に一以上のフォームが対応づけられており、複数のフォームが対応づけられている工程においては、全てのフォームの紙フォームに対して、記入領域毎の正当性の判断が実行される。
工程B以降、各工程のワークフロー作業者は、新たに印刷される紙フォームに対して筆記入力を行い、複合機10によってその紙フォームを読み取らせる。ワークフローが完了するまで同様の処理が繰り返される。
(本発明の一実施の形態に係る文書処理装置による筆記入力の正当性の判断の例)
図4及び図5は、筆記入力の正当性の判断の例を説明する図であって、図4は、紙フォーム内の記入領域の属性に基づく判断の例であり、図5は、異なる紙フォームを用いる工程における判断の例である。
図4では、ある工程において作業者によって筆記入力された紙フォームf3が、複合機10によって読み取られることにより、その画像データが処理され、記入領域毎の属性に基づいて、筆記入力の正当性の有無が判断されている。図4の例では、紙フォームf3において、記入漏れと判断される記入領域があったため、複合機10によって紙フォームf4が出力されている。紙フォームf4は、紙フォームf3において記入漏れと判断された領域に対応する記入領域が、ハイライト表示されたものである。
フォームの中の記入領域には、本人署名欄のように必ず筆記入力されるべき記入領域、所定の条件が満たされる場合に必ず筆記入力されるべき記入領域、又は、筆記入力が禁止されている領域等が存在する。そこで、記入領域毎に、予め定められた所定の記入ルールに基づいて、記入ミスチェックを行い、筆記入力された内容又は筆記入力の有無の正当性を判断する。なお、所定の記入ルールは、「設計フェーズ」において、ワークフロー設計プログラムが実行され、フォームが設計された時に定められるものである。
このように、紙フォームがスキャンされた画像データに対して記入ミスのチェックが行われ、記入ミスがあった場合には、例えば、複合機10の操作パネル上に表示し、又は、記入ミス箇所を指し示す紙フォームを複合機10から印刷する。また、記入ミスを訂正するために必要となる新たな紙フォームは、例えば、作業者によって複合機10の操作パネル上に表示されている再印刷ボタンが押下等されることにより、記入前の紙フォーム、又は、記入ミス箇所のみ未記入の紙フォームが出力されてもよい。
図5では、ある工程において作業者によって筆記入力された紙フォームf5及びf6が、複合機10によって読み取られることにより、それらの画像データが処理される。図5の工程では、複数の紙フォームが用いられる。そこで、記入領域毎の属性に基づいて、筆記入力の正当性の有無が判断される他に、さらに、紙フォームの組み合わせについても、正当性の有無が判断される。
図5の工程では、実際にはf5からf7の3枚の紙フォームが必要となるが、作業者によって複合機10に入力された紙フォームが、f5及びf6の2枚のみだったため、複合機10等によって、紙フォームf7が不足している旨のメッセージが出力されている。
このように、ワークフローの工程毎に用いられるフォームの組み合わせを管理することにより、スキャンして取り込まれた画像データに対応するフォームが不足している場合に、ワークフローの作業者にその旨を通知する。これにより、入力されるべきフォームが不足したままの状態で次工程までワークフローが進むことを防ぐことができ、所謂「手戻し」が発生しないため、ワークフローが効率的に進められる。
なお、不足している紙フォームを印刷する場合には、複合機10の操作パネルに設けられた再印刷ボタンが押下等されることにより、その紙フォームが印刷出力されてもよい。
(設計フェーズにおける機能構成の例)
図6は、「設計フェーズ」における各処理を実行する装置の機能構成の例を説明する図である。図6では、ワークフロー管理サーバ3と設計クライアント7とがネットワークを介して接続されている。
(設計クライアントの機能構成の例)
設計クライアント7は、フォーム設計プログラム71とワークフロー管理プログラム72とを実行する図示しないCPU、及び、ネットワーク通信部73を有する。
(フォーム設計プログラムによって実現される機能の例)
フォーム設計プログラム71が実行されることにより、ワークフロー設計者が、ワークフローで用いるフォームを設計する際のインタフェースが実現される。より詳細には、新たなフォームを設計するためのインタフェース、又は、既に設計されているフォームを変更するインタフェースが実現される。
既に設計されているフォームを変更するインタフェースの場合には、ネットワーク通信部79を介してワークフロー管理サーバ3によって管理されているフォーム定義情報の一覧が取得され表示される。ワークフロー設計者は、表示された一覧から、ワークフローにおいて用いられるフォームのフォーム定義情報を選択する。選択されたフォーム定義情報に基づいて、フォームの設計画面が表示され、ワークフロー設計者が、その画面に表示されたフォームに対する追記又は変更等の編集処理を行う。
なお、フォームの設計においては、新たに白紙の状態からフォームが作成されてもよく、また、既に設計されている電子文書又はスキャンによって得られた画像データを下地として、その上に記入領域が配されてもよい。さらに、筆記入力された紙フォームの画像データに対して行われる補正の方法及びその補正に用いる補正パラメータ等がフォーム定義情報に含まれてもよい。
図7は、フォーム設計プログラム71が実行されることにより表示される画面の例である。図7の画面には、レイアウトエリアp1、及び、ツールボックスp2が含まれている。レイアウトエリアp1は、フォームのレイアウトを作成するための領域である。ツールボックスp2は、フォームに配置する記入領域、又は、文字列オブジェクト等が配されている。
ワークフロー設計者は、図示しない入力手段等から指示を入力することにより、レイアウトエリアp1に記入領域又は文字列等を配置する。レイアウトエリアp1に配された記入領域には、さらに、属性が設定される。
(記入領域に設定される属性の例)
図8及び図9は、記入領域毎に設定される属性の例を説明する図である。図8及び図9では、フォームに含まれる記入領域のうち、レイアウトエリアp1において指定された指定領域に対して、設定する属性の一覧が示されている。例えば、図8に示される属性のうち何れか一の属性が指定領域に対して選択され設定される。
図9は、筆記入力の要否に係る属性である必須記入属性の一覧である。指定領域が、必ず筆記入力されるべき記入領域であるか否か、又は、所定の条件を満たした場合に必ず筆記入力されるべき記入領域であるか否か等の属性が含まれている。
図10は、異なる記入領域の間の依存関係に基づき、属性が設定されることを説明する図である。図10のグループg1は、複数の記入領域がまとめられたグループであって、他の記入領域への筆記入力の有無に基づき、一の記入領域に対する必須記入属性が定められるグループである。より詳細には、グループg1の上段のチェック欄の何れにも筆記入力が無い場合には、右下の記入領域は必ず筆記入力される必須記入属性を有する。
図10のg2は、2つの記入領域のうち、何れか一に対してのみ筆記入力されるべき記入領域のグループである。より詳細には、例えば、グループg2内において筆記入力される数の制限を「最大1、最小1」と指定してもよい。
(ワークフロー設計プログラムによって実現される機能の例)
図6に戻り、ワークフロー設計プログラム72が実行されることにより、ワークフロー設計者が、ワークフロー定義を設計する際のインタフェースが実現される。これにより、ネットワーク通信部79を介して、既に作成されているフォームの一覧が取得される。ワークフロー設計者は、図示しない入力手段から指示等を入力することにより、取得したフォームの一覧から一のワークフロー定義に対するフォームを選択してそれらを画面上に配置する。
さらに、ワークフロー設計者の指示により、それらのフォームの組み合わせや、印刷順序、すなわち、ワークフローにおける処理順序が設定され、ワークフロー定義が構築される。ここで設定されたフォームの組み合わせや印刷順序とワークフローの識別情報とが対応づけられた情報が、ワークフロー定義情報である。
ワークフロー設計プログラム72によって実現される機能は、さらに、ネットワーク通信部79を介して、ワークフロー管理サーバ3に対してワークフロー定義情報を出力する。
図11は、ワークフロー設計プログラム72が実行されることにより表示される設計画面の例である。図11の設計画面では、フォームの一覧が画面右に並んでおり、この中からフォームのアイコンを選択して画面左の領域にマウスで配置し接続していくことで、印刷順序が設定され、ワークフロー定義情報が生成される。なお、図11において「帳票」と記されているものは、本願発明の「フォーム」に対応する。
ワークフロー定義情報は、例えば、ワークフロー内で用いられるフォームのフォーム定義情報に対応するフォーム識別子が含まれる。また、一のワークフロー定義に含まれる異なる工程毎に対応するフォームの間の筆記情報の対応付けも、ワークフロー設計プログラムによって実現される。
より詳細には、図11の設計画面に対してワークフロー設計者が所定の操作を行うことにより、帳票Aの記入領域に筆記入力されたイメージが識別されることにより取得される筆記情報と、帳票B又は帳票Dの所定の領域とが対応づけられる。これにより、帳票B又は帳票Dを印刷出力する際に、筆記情報から生成されるイメージが対応づけられている所定の領域に合成される。なお、取得される筆記情報と所定の領域とを対応づける他に、筆記入力されたイメージと所定の領域とを対応づけてもよい。これにより、帳票B又は帳票Dを印刷出力する際に、所定の領域にそのイメージを合成すればよく、筆記情報に基づいてイメージを生成する処理を省くことができる。
なお、このような異なるフォームの間の、筆記情報又はイメージ等のデータと所定の領域との対応づけに係る情報は、ワークフロー定義情報に含まれる。
また、ワークフロー設計プログラム71が実行されることによって実現される機能は、さらに、ネットワーク通信部79を介してワークフロー管理サーバ3から、既に設計され保存されているワークフローのワークフロー定義情報の一覧を取得する要求を出力し、得られたワークフロー定義情報の一覧を表示してもよい。ワークフロー設計者が、図示しない入力手段から、表示された一覧に含まれるワークフロー定義を選択することに基づき、そのワークフロー定義に対応する設計画面が表示されてもよい。
図6に戻り、ネットワーク通信部79は、ワークフロー管理サーバ7との通信を行う手段である。
(「設計フェーズ」におけるワークフロー管理サーバの機能の説明)
図6において、「設計フェーズ」においてその機能を実現するワークフロー管理サーバ3の各部は、フォーム定義情報管理部31、ワークフロー定義情報管理部32、及び、ネットワーク通信部39である。
フォーム定義情報管理部31は、ネットワーク通信部39から、フォーム定義情報を受信する。さらに、受信したフォーム定義情報を一意に識別できるようにフォーム定義情報毎にユニークなフォーム識別子を発行し、受信したフォーム定義情報とフォーム識別子とを対応付ける。なお、フォーム定義情報管理部31は、さらに、その対応づけられた情報を保持してもよい。
フォーム定義情報管理部31は、さらに、ネットワーク通信部39を介して、発行したフォーム識別子を、対応するフォーム定義情報の送信元である設計クライアント7に対し返信する。
また、既に発行されたフォーム識別子を受信した場合には、そのフォーム識別子に対応するフォーム定義情報を、ネットワーク通信部39を介して返信する。また、フォーム定義情報の一覧取得要求を受信した場合には、保持されているフォーム定義情報に対応するフォーム識別子の全てを返信する。なお、全てのフォーム識別子を送信する他に、一覧取得要求が、所定の種類等のフォームのフォーム識別子を要求する情報を含む場合には、その種類に対応するフォームのフォーム識別子を返信してもよい。
ワークフロー定義情報管理部32は、ネットワーク通信部39から、ワークフロー定義情報を受信する。さらに、受信したワークフロー定義情報を一意に識別できるようにワークフロー定義情報毎にユニークなワークフロー識別子を発行し、受信したワークフロー定義情報とワークフロー識別子を対応づける。なお、ワークフロー定義情報管理部32は、さらに、その対応づけられた情報を保持してもよい。
ワークフロー定義情報管理部32は、さらに、ネットワーク通信部39を介して、発行したワークフロー識別子を、対応するワークフロー定義情報の送信元である設計クライアント7に対して返信する。
また既に発行されたワークフロー識別子を受信した場合には、そのワークフロー識別子に対応するワークフロー定義情報を、ネットワーク通信部39を介して返信する。また、ワークフロー定義情報の一覧取得要求を受信した場合には、保持されているワークフロー定義情報に対応するワークフロー識別子の全てを返信する。なお、全てのワークフロー識別子を送信する他に、一覧取得要求が、所定の種類等のワークフローのワークフロー識別子を要求する情報を含む場合には、その種類に対応するワークフローのワークフロー識別子を返信してもよい。
ネットワーク通信部39は、設計クライアント7との通信を受け持つ手段である。
(本発明の一実施の形態に係る文書処理装置の機能構成の例)
図12は、本発明の一実施の形態に係る文書処理装置100の機能構成の例を説明する図である。図12の文書処理装置100は、媒体識別情報取得手段110、工程情報取得手段121、フォーム定義情報取得手段130,及び、領域イメージ取得手段151を有する。文書処理装置100は、さらに、ワークフロー定義情報取得手段122、筆記入力判断手段152、正当性判定手段153、画像生成手段160、画像データ取得手段170、画像形成手段180、フォーム定義情報管理手段191、又は、ワークフロー管理手段192を有してもよい。
媒体識別情報取得手段110は、紙フォームが読み取られた画像データの中から、その紙を識別する情報を取得する手段である。媒体識別情報取得手段110は、媒体上に形成された媒体識別情報を取得する。媒体識別情報取得手段110は、また、媒体識別情報が符号として媒体上に形成されている場合には、その符号のイメージを取得して復号することにより、媒体の識別情報を取得する。
工程情報取得手段121は、媒体識別情報取得手段110によって取得された媒体識別情報に対応する、実行中のワークフローの工程を取得する。工程情報取得手段121は、媒体識別情報を実行中ワークフロー管理手段140に対して出力することにより、その媒体上に形成されていたフォームに対応する実行中のワークフローの工程の識別情報を取得する。工程情報取得手段121は、さらに、実行中のワークフローの工程の識別情報をワークフロー定義情報管理手段192に対して出力することにより、対応するワークフロー定義のワークフロー定義情報を取得し、さらに、そのワークフロー定義情報に含まれている、フォームの識別情報又はフォーム定義情報の識別情報を取得する。
ワークフロー定義情報取得手段122は、ワークフローの識別情報に基づいて、対応するワークフロー定義情報を取得する。ワークフロー定義情報取得手段122は、例えば、紙フォームが形成される場合にその機能が用いられる。
フォーム定義情報取得手段130は、工程情報取得手段121によって取得されたフォームの識別情報又はフォーム定義情報の識別情報に基づき、媒体上に形成されていたフォームの工程に対応するフォームのフォーム定義情報を取得する。フォーム定義情報取得手段130は、フォームの識別情報等を、フォーム定義情報管理手段191から取得する。
実行中ワークフロー管理手段140は、既に開始され、かつ、未だ完了されていないワークフローである「実行中ワークフロー」を、管理する手段である。実行中ワークフロー管理手段140は、実行中ワークフロー毎に、現在実行中の工程、及び、その工程に対応するフォームが形成された媒体の媒体識別情報を対応づけて管理する。これにより、媒体上の画像を読み取って取得された画像データから、その媒体の識別情報を取得して、対応する実行中ワークフローの工程を取得する処理を実現することができる。
領域イメージ取得手段151は、フォーム定義情報取得手段130によって取得されたフォーム定義情報に基づき、画像データの中から、所定の記入領域に対応する領域の領域イメージを取得する手段である。なお、領域イメージ取得手段151は、後述する筆記入力判断手段152及び正当性判定手段153とともに、領域処理手段150として構成されてもよい。
筆記入力判断手段152は、領域イメージ取得手段151によって取得された領域イメージ毎に、その領域イメージに対応する記入領域に対する筆記入力を判断する。筆記入力の判断は、より詳細には、その記入領域に対する筆記入力の有無の判断、又は、その記入領域に筆記入力された情報の情報種別の判断等である。
なお、情報種別の判断とは、例えば、筆記入力されたイメージが「文字」「数字」又は「記号」等の何れであるか、又は、筆記入力されたイメージをOCR処理又はOMR処理等して得られる情報そのものに対する判断である。筆記入力判断手段152は、フォーム定義情報によって定められている記入領域毎の属性に基づいて、筆記入力された情報の情報種別の判断を行ってもよい。例えば、属性が「文字」である記入領域の領域イメージにはOCR処理を行い、属性によりチェックボックスであることが定義されている記入領域の領域イメージにはOMR処理を行ってもよい。
正当性判定手段153は、筆記入力判断手段152によって判断された筆記入力の有無又は筆記情報の情報種別と、その記入領域の属性とに基づいて、筆記入力の正当性の有無を判断する。例えば、必須記入属性を有する記入領域に対する筆記入力の有無、異なる
記入領域からなるグループに含まれる記入領域の間の依存関係の正当性、等が判定される。
画像生成手段160は、フォームの画像を生成する手段であって、イメージ変換手段161、確認フォーム生成手段162、及び、フォーム画像生成手段163を有する。
イメージ変換手段161は、正当性判定手段153によって、筆記入力の正当性が無いと判定された記入領域である誤記領域の領域イメージを、他の記入領域に対して強調して表示されるイメージに変換する手段である。イメージ変換手段161は、例えば、誤記領域の領域イメージの下地色を、フォーム全体の下地色と区別される色にすることで、強調するイメージを生成する。イメージ変換手段161は、また例えば、誤記領域の領域イメージを所定の色の太枠線で囲むイメージとすることで、他の領域に対して強調されるイメージを生成する。
確認フォーム生成手段162は、フォームの画像とイメージ変換手段161によって変換されたイメージとが合成された「確認フォーム」の画像を生成する手段である。確認フォーム生成手段162は、フォーム定義情報に基づいて、変換された誤記領域の領域イメージを、フォーム画像の中の、その誤記領域に対応する位置に合成する。
フォーム画像生成手段163は、フォーム定義情報に基づいて、フォームの画像を生成する手段である。筆記入力等がなされていないフォームの画像を、「フォーム下地」という。
フォーム定義情報管理手段191は、ワークフロー定義に含まれる工程に対応するフォーム定義情報を管理する手段である。フォーム定義情報管理手段191は、また、フォーム定義情報を保持してもよい。
ワークフロー定義情報管理手段192は、ワークフロー定義毎にそのワークフロー定義に含まれる工程とその実行順、及び、工程毎に対応するフォームの識別情報が対応づけられたワークフロー定義情報を管理する手段である。ワークフロー定義情報管理手段192は、また、ワークフロー定義情報を保持してもよい。
画像データ取得手段170は、紙フォームの画像を読み取った画像データを取得する手段である。画像データ取得手段170は、例えば、図示しない画像読取手段によって読み取られた画像の画像データを取得する。画像データ取得手段170は、また例えば、ネットワーク等を介して接続された複合機等において読み取られた画像の画像データを取得してもよい。
画像形成手段180は、画像生成手段160によって生成された画像を媒体上に形成して出力する。
(本発明の一実施の形態に係る文書処理装置の機能構成の例)
図13は、本発明の一実施の形態に係る文書処理装置の機能構成の例である。図13の文書処理装置であるワークフロー管理サーバ3は、複合機1、及び、運用クライアントPC5とネットワークを介して接続されている。
図13では、本発明の一実施の形態に係る文書処理装置は、ワークフロー管理サーバ3として構成されているが、本発明の実施の形態は図13の例に限らない。例えば、ネットワークにおける一クライアントである複合機として構成されてもよい。
ワークフロー管理サーバ3は、例えば、ワークフロー処理部301、フォーム定義情報管理部304、ワークフロー定義情報管理部306、及び、ネットワーク通信部309を有する。
ワークフロー処理部301は、ネットワーク通信部309を介して、運用クライアント5、または、複合機1からの要求を、所定のワークフロー定義情報等に基づいて、自身が有する各機能を制御してワークフローを進める。
ワークフロー処理部301は、例えば、実行中ワークフロー管理部310、紙識別子探索/復号部320、画像データ補正部330、筆記画像抽出部340、筆記判定部350、紙識別子発行部360、紙識別子符号化部370、及び、印刷データ作成部380を有する。
実行中ワークフロー管理部310は、紙識別子、フォーム識別子、ワークフロー識別子、ワークフロー内での工程、及び、実行中ワークフロー識別子を対応づけて管理する。
なお、紙識別子は、例えば、所定のフォームが形成された媒体である紙を識別する識別情報であり、フォーム識別子は、例えば、フォームを識別する識別情報であり、ワークフロー識別子は、例えば、ワークフローを識別する識別情報である。さらに、実行中ワークフロー識別子は、例えば、実行中のワークフローを識別する識別情報である。上記の各識別子は、それぞれ、一意に定められているとよい。
実行中ワークフロー管理部310は、ワークフロー処理部301から、紙識別子、フォーム識別子、及び、ワークフロー識別子を受け取った場合に、ワークフロー管理部310が管理する他の実行中ワークフロー識別子と重複しないように、実行中ワークフロー識別子を新規に発行し、発行した実行ワークフロー識別子と、ワークフロー処理部301から受け取った紙識別子、フォーム識別子、及び、ワークフロー識別子とを対応づけて管理する。
実行中ワークフロー管理部310は、また、紙識別子を受け取った場合に、その紙識別子に関連付けられたフォーム識別子、ワークフロー識別子、実行中ワークフロー識別子、及び、実行中のワークフローの工程を出力する。
紙識別子探索/復号部320は、画像データの中の符号化された紙識別子を探索する。符号化済み紙識別子を発見した場合には、それを復号してその内容を取得して出力する。符号化済み紙識別子を発見できなかった場合は、その通知を出力する。
画像データ補正部330は、画像データと、補正方法、補正パラメータを受け取り、受け取った画像データ全体にわたる傾き、歪み等を補正する。これにより、筆記画像抽出部340が筆記入力のイメージを抽出する処理の精度を高めることができる。
筆記画像抽出部340は、画像データ、及び、記入領域の位置と大きさ等の情報を受け取り、受け取った画像データ内の記入領域の領域イメージを切り出す。切り出した領域イメージ毎に、特定の条件に合致した色を除去する処理を実行し、その除去処理結果のイメージを出力する。なお、特定の条件に合致した色を除去する処理とは、例えば、領域イメージに含まれる画素毎に、明度と彩度を算出し、それぞれ所定の閾値を越えた色を有する画素の画素値をフォームの下地色に置き換える処理である。これにより、例えば、フォームの枠線等を領域イメージから除去することができ、筆記判定部350の処理の精度を高めることができる。
筆記判定部350は、筆記画像抽出部340によって抽出されたイメージと、そのイメージに対する筆記判定基準、及び、処理内容等を受け取り、受け取ったイメージが筆記判定基準に合致するか否かを判定する。合致した場合は、受け取った処理内容に従って処理を実行する。筆記判定結果と処理結果をワークフロー処理部に返す。
なお、筆記判定基準とは、例えば、フォーム定義情報によって定められる記入領域毎の属性又はその属性に基づく判定基準であり、その記入領域が「文字」又は「記号」等に対応すること、又は、異なる記入領域間の依存関係に基づく必須記入属性等である。
紙識別子発行部360は、要求に応じて、紙を特定するための紙識別子を発行する。この紙識別子は、紙を一意に特定するように発行されるとよい。
紙識別子符号化部370は、紙識別子を受け取り、その紙識別子を機械読み取り可能な画像として符号化する。機械読取可能な画像とは、例えば2次元のバーコード、QRコード等である。
印刷データ作成部380は、符号化済み紙識別子と、それをフォーム上に合成する際のフォーム上の重畳位置、フォーム定義情報、及び、フォームに差し込むデータとその差し込み位置等を受け取り、フォームの画像を生成し、さらに、符号化済み紙識別子、フォームに差し込むデータ等を、フォーム上のそれぞれの重畳位置に従って重畳する。これにより、印刷出力されるフォームの画像が作成される。
フォーム定義情報管理部304は、ワークフロー定義に含まれる工程毎に対応するフォームのフォーム定義情報を管理する。フォーム定義情報管理部304は、さらに、フォーム定義情報を保持してもよい。
ワークフロー定義情報管理部306は、ワークフロー定義毎に対応するワークフロー定義情報を保持する。ワークフロー定義情報保持部306は、さらに、ワークフロー定義情報を保持してもよい。
ネットワーク通信部309は、ネットワークを介して接続された運用クライアント5又は複合機1等との通信を行う。
複合機1は、紙フォームを読み取った画像データを取得してワークフロー管理サーバ3に対して出力し、又は、ワークフロー管理サーバ3が生成したフォームの画像を媒体上に形成して出力する。複合機1は、例えば、画像読取部11、印刷部12、操作部13、及び、ネットワーク通信部19を有する。
画像読取部11は、操作者によって入力される指示等に基づき、筆記入力された紙フォームをスキャンした画像の画像データを取得する。印刷部12は、受信した紙フォームの画像データである印刷データを、その印刷データに含まれる印刷設定にしたがって媒体上に形成して出力する。
操作部13は、操作者によって指示が入力される入力手段と、複合機1又はネットワークを介して接続された他の装置の状態等を表示する表示手段とを有する。
ネットワーク通信部19は、ワークフロー管理サーバ3との通信を行う。さらに、画像取得部11によって取得された画像データを、ワークフロー管理サーバ3に対して送信し、また、ワークフロー管理サーバ3が生成した紙フォームの画像データを受信して印刷部12に対して出力する。
運用クライアント5は、フォーム印刷プログラム51を実行する図示しないCPUと、
ネットワーク通信部59とを有する。フォーム印刷プログラム51が実行されることにより、ワークフロー作業者が、ワークフローで用いるフォームを印刷する際のインタフェースが実現される。ネットワーク通信部59は、ワークフロー管理サーバ3との通信を受け持つ。
(フォーム印刷プログラムを実行されることにより表示される画面の例)
図14は、フォーム印刷プログラム51が実行されることにより、運用クライアント5が制御する図示しない表示手段等に表示される画面の例である。フォーム印刷プログラム51の機能により、ネットワーク通信部59を介して、ワークフロー一覧が取得され、ワークフロー作業者によって選択されたワークフローの最初の工程に割り当てられたフォームのプレビューw1が表示される。
フォームプレビューw1には、テキスト入力欄w2とリストボックスによる選択欄w3とが表示される。テキスト入力欄w2は、ワークフロー作業者によって文字列等が入力されるための欄であり、リストボックスによる選択欄w3は、ワークフロー作業者によってリストボックスに表示された項目の一が選択されるための欄である。
ワークフロー作業者によって、フォームプレビューw1に含まれる印刷ボタンにより印刷が指示されると、フォーム印刷プログラムによって実現される機能は、ネットワーク通信部59を介して、印刷するフォームをワークフロー管理サーバ3に送信する。なお、印刷するフォームとともに、テキスト入力欄w2に入力された内容、又は、リストボックスによる選択欄w3によって選択された内容が、ワークフロー管理サーバ3に対して送信されてもよい。
また、印刷の指示は、フォームプレビューw1に含まれる印刷ボタンによる他に、運用クライアント5が有するその他の印刷指示機能によって実現されてもよい。
ネットワーク通信部59は、ワークフロー管理サーバとの通信を受け持つ。
(実行中ワークフロー管理手段によって管理される情報の例)
図15は、実行中ワークフロー管理部310によって対応づけられている各情報の管理テーブルの例である。図15(A)は、紙識別子t1、フォーム識別子t2、実行中ワークフロー識別子t3、紙識別子が示す帳票に対応するワークフローの工程t4とが対応づけられている。図15(B)は、実行中ワークフロー識別子t5とワークフロー識別子t6とが対応づけられている。なお一のワークフローシステムで処理するワークフローが1種類の場合は、図15(B)のテーブルはなくてもよい。
(最初の工程の紙フォームを生成して出力する処理の例)
図16から図18は、本発明の一実施の形態に係る文書処理装置において実行される処理の例のフロー図である。なお、図16から図18における、ワークフロー処理部301aは、ワークフロー処理部301が有する図示しない主制御部に対応する。
図16は、ワークフローの最初の工程の紙フォームを生成して出力する処理の例のフロー図である。図16のステップS101では、ネットワーク通信部309からワークフロー処理部301aに対し、ワークフローの開始要求とともに、紙フォームの印刷出力に係る設定、ワークフロー識別子、及び、差し込み画像の画像データが出力される。なお、ステップS101で出力される各データは、運用クライアント5から送信されたものでもよい。
ステップS101に続いてステップS102に進み、ワークフロー処理部301aからワークフロー定義情報管理部306に対し、ステップS101で出力されたワークフロー識別子が出力される。ステップS102に続いてステップS103に進み、ワークフロー定義情報管理部306からワークフロー処理部301aに対し、ステップS102で出力されたワークフロー識別子に対応するワークフローのワークフロー定義情報が出力される。
ステップS103に続いてステップS104に進み、ワークフロー処理部301aが、ステップS103で出力されたワークフロー定義情報を解析することにより、ワークフローに含まれる工程、及び、その工程毎に対応するフォームに係る情報を出力する。
ステップS104に続いてステップS105に進み、ワークフロー処理得301からフォーム定義情報管理部304に対し、ステップS104で取得されたフォームに係る情報のうちフォーム識別子が出力される。ステップS105に続いてステップS106に進み、フォーム定義情報管理部304からワークフロー処理部301aに対し、ステップS105で出力されたフォーム識別子に対応するフォームのフォーム定義情報が出力される。
ステップS106に続いてステップS107に進み、ワークフロー処理部301aから紙識別子発行部360に対し、紙識別子の発行要求が出力される。ステップS107に続いてステップS108に進み、紙識別子発行部360からワークフロー処理部301aに対し、紙識別子発行部360が発行した紙識別子が出力される。
ステップS108に続いてステップS109に進み、ワークフロー処理部301aから紙識別子符号化部370に対し、ステップS108で出力された紙識別子が出力される。紙識別子符号化部370は、入力された紙識別子を機械読取可能な符号に変換する。ステップS109に続いてステップS110に進み、紙識別子符号化部370からワークフロー処理部301aに対し、紙識別子符号化部370によって符号化された紙識別子である「符号化済み紙識別子」が出力される。符号化済み紙識別子を「符号化紙識別子」ともいう。
なお、ステップS102からステップS106の処理と、ステップS107からステップS110の処理とは、非同期に実行されてもよい。ステップS101からステップS110の処理が終了した後、ステップS111に進む。
ステップS111では、ワークフロー処理部301aから、印刷データ作成部380に対し、符号化紙識別子、フォーム定義情報、差し込み画像の画像データ、及び、印刷出力に係る設定の情報が出力される。印刷データ作成部380は、これらの情報等に基づいて、紙フォームとして印刷出力される画像の画像データを生成する。この画像データを「印刷データ」という。ステップS111に続いてステップS112に進み、印刷データ作成部380からワークフロー処理部301aに対し、印刷データが出力される。
ステップS112に続いてステップS113に進み、ワークフロー処理部301aから、実行中ワークフロー管理部310に対し、紙識別子、フォーム識別子、及び、ワークフロー識別子が出力される。実行中ワークフロー管理部310は、これらの識別子に基づき、新たな「実行中ワークフロー」の情報を生成し、入力された各識別子を対応づけて管理する。
ステップS113に続くステップS114では、実行中ワークフロー管理部310からワークフロー処理部301に対し、新たなワークフローが「実行中ワークフロー」として登録されたか否かの情報が出力される。
ステップS114に続いてステップS115に進み、ワークフロー処理部301からネットワーク通信部309に対し、印刷データと印刷出力の指示とが出力される。これにより、ネットワーク通信部309は、印刷データを複合機1に対して送信し、複合機1がその印刷データを、媒体上に形成して出力する。なお、ステップS115は、ステップS114において「登録成功」の情報が出力された場合に実行されてもよい。
(筆記入力された紙フォームの画像データに対する処理の例)
図17は、筆記入力された紙フォームを読み取った画像データに対する処理の例のフロー図である。図17のステップS201では、複合機1等で紙フォームを読み取って取得された画像データが、ワークフロー処理部301aに入力される。ステップS201に続いてステップS202に進み、ワークフロー処理部301aから紙識別子探索/復号部320に対し、ステップS201で入力された画像データが出力される。紙識別子探索/復号部320は、入力された画像データから紙識別子の符号のイメージを取得し、さらに、その符号を復号することにより、紙を識別する情報である紙識別子を取得する。ステップS202に続いてステップS203に進み、紙識別子探索/復号部320からワークフロー処理部301aに対し、ステップS202に基づいて取得された紙識別子が出力される。
ステップS203に続いてステップS204に進み、ワークフロー処理部301aから実行中ワークフロー管理部310に対し、ステップS203で出力された紙識別子が出力される。実行中ワークフロー管理部310は、この紙識別子に対応する、実行中ワークフロー識別子、フォーム識別子、及び、ワークフロー識別子の組を取得する。ステップS204に続いてステップS205に進み、実行中ワークフロー管理部301からワークフロー処理部301aに対し、紙識別子に対応する、実行中ワークフロー識別子、フォーム識別子、及び、ワークフロー識別子が出力される。
ステップS205に続いてステップS206に進み、ワークフロー処理部301aからワークフロー定義情報管理部306に対し、ステップS205で出力されたワークフロー識別子が出力される。ワークフロー定義情報管理部306は、このワークフロー識別子に対応するワークフロー定義情報を取得する。ステップS206に続いてステップS207に進み、ワークフロー定義情報管理部306からワークフロー処理部301aに対し、ワークフロー識別子に対応して取得されたワークフロー定義情報が出力される。
ステップS207に続いてステップS208に進み、ワークフロー処理部301aが、ステップS207で出力されたワークフロー定義情報を解析することにより、ワークフローに含まれる工程と、その工程に対応するフォームの情報が取得される。ワークフロー処理部301aは、さらに、取得されたフォームの情報に基づき、ステップS201で入力された画像データが、その工程において必要なフォームに対応する画像の画像データを全て含んでいるか否かを判断する。必要なフォームに対応する画像のデータが全て含まれている場合にはステップS210に進み、含まれていない場合にはステップS209に進む。
ステップS208に続くステップS209では、ワークフロー処理部301aからネットワーク通信部309に対し、フォームが不足していることの通知が出力され、複合機1に対してその通知が送信される。
一方、ステップS208に続くステップS210では、ワークフロー処理部301aからフォーム定義情報管理部304に対し、フォーム識別子が出力される。フォーム定義情報管理部304は、このフォーム識別子に対応するフォーム定義情報を取得する。ステップS210に続いてステップS211に進み、フォーム定義情報管理部304からワークフロー処理部301aに対し、フォーム識別子に対応するフォーム定義情報が出力される。
ステップS211に続いてステップS212に進み、ワークフロー処理部301aが、ステップS211で出力されたフォーム定義情報を解析し、フォームに含まれる記入領域毎の位置情報、又は、フォームが形成された画像の画像データに対する補正方法とその補正を行うための補正パラメータを取得する。
ステップS212に続いてステップS213に進み、ワークフロー処理部301aから画像データ補正部330に対し、ステップS201で入力された画像データと、ステップS212で取得された、補正方法及び補正パラメータが出力される。これらのデータに基づいて、画像データ補正部330が画像データに対する補正を行う。ステップS213に続いてステップS214に進み、画像データ補正部330からワークフロー処理部301aに対し、ステップS212で出力された画像データが補正された画像データである「補正済み画像データ」が出力される。
ステップS214に続いてステップS215に進み、ワークフロー処理部301aから筆記画像抽出部340に対し、補正済み画像データと、その画像データに対応するフォームに含まれる記入領域の位置情報等が出力される。筆記画像抽出部340は、入力された記入領域の位置情報等に基づき、補正済み画像データから記入領域毎の領域データを取得して、筆記記入されたイメージを取得する。
ステップS215に続いてステップS216に進み、筆記画像抽出部340からワークフロー処理部301aに対し、筆記画像抽出部340が抽出した筆記記入されたイメージである筆記画像データが出力される。
ステップS216に続いてステップS217に進み、ワークフロー処理部301aから筆記判定部350に対し、筆記画像データとその筆記画像データに対応する記入領域の属性等が出力される。記入領域の属性とは、例えば、その筆記画像データに対する処理方法、及び、その処理を行う際のパラメータ等である。筆記判定部350は、入力された筆記画像データに対して、記入領域の属性に基づく筆記判定を行い、例えば、その正当性の有無を取得する。
ステップS217に続いてステップS218に進み、筆記判定部350からワークフロー処理部301aに対し、筆記判定の結果が出力される。筆記判定の結果とは、例えば、その記入領域に対する筆記入力の正当性の有無の判定である。この判定結果において、正当性が無いと判定された場合には、ステップS219に進む。
ステップS219では、ワークフロー処理部301aからネットワーク通信部309に対し、記入ミスがあったことを通知するエラー通知が出力される。これにより、複合機1に対してエラー通知が出力される。
(次以降の工程の紙フォームを生成して出力する処理の例)
図18は、一のワークフローにおいて2番目以降の工程の紙フォームを生成して出力する処理の例のフロー図である。図18のステップS301は、例えば、図17のステップS218に続いて行われてもよい。図18のステップS301からステップS311の処理は、図16のステップS105からステップS115の処理と同一であるので、ここでは説明を省略する。
(コンピュータの構成)
図19は、本実施形態の文書処理装置を実現するコンピュータの構成図である。図19のコンピュータは、主処理部400、入力デバイス410、及び、表示装置420を有し、さらに、プリンタ430、スキャナ440、及び、HDD490を有してもよい。主処理部400は、コンピュータの機能を実現する主たる部分であり、CPU401、ROM408、及び、RAM409を有する。CPU401は、コンピュータプログラムをROM408等から読み出し、RAM409に展開することにより、本発明の実施形態に係る文書処理方法を実現するコンピュータプログラムを実行する。ROM408は不揮発性のメモリであり、コンピュータプログラム等のCPU401によって実行されるプログラム、及び、文書処理装置の制御に必要なパラメータ等を保持する。RAM409は、CPU401が処理を行う際の、ワークメモリである。
入力デバイス410は、例えば、キーボード等であり、操作者が指示の入力を行う際に使用する。表示装置420は、コンピュータの状態等の表示を行う。プリンタ430は、画像を媒体に形成して出力する装置であり、スキャナ440は、媒体上に形成された画像を光学的に読み取る装置である。HDD490は、画像のデータ等の大容量のデータを格納する。
本発明の文書処理方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムは、HDD490、又は、ROM408に格納される他に、その他図示しないドライブ装置に挿入可能な記録媒体に格納されていてもよい。
以上、発明を実施するための最良の形態について説明を行ったが、本発明は、この最良の形態で述べた実施の形態に限定されるものではない。本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することが可能である。
本発明の一実施の形態に係る文書処理装置が含まれるワークフローシステムの構成の概略の例。 本発明の一実施の形態に係る文書処理装置によって処理される紙フォームの例。 ワークフローの工程毎に対応する紙フォームが出力されることを説明する図。 紙フォーム内の記入領域の属性に基づく正当性の有無の判断の例。 異なる紙フォームを用いる工程における正当性の有無の判断の例。 「設計フェーズ」における各処理を実行する装置の機能構成の例。 フォーム設計プログラムを実行することにより表示される画面の例。 記入領域毎に設定される属性の例(その1)。 記入領域毎に設定される属性の例(その2)。 異なる記入領域の間に依存関係を有する例。 工程毎にフォームを対応づける画面の例。 本発明の一実施の形態に係る文書処理装置の機能構成の例。 本発明の実施の形態に係る文書処理装置によって実現されるワークフローシステムの例。 フォーム印刷プログラムを実行することにより表示される画面の例。 実行中ワークフロー管理手段によって管理される情報の例。 最初の工程の紙フォームを生成して出力する処理の例のフロー図。 筆記入力された紙フォームの画像データに対する処理の例のフロー図。 次以降の工程の紙フォームを生成して出力する処理の例のフロー図。 本発明の一実施の形態に係る文書処理方法を実現するコンピュータの構成の例。
符号の説明
1 複合機
3 ワークフロー管理サーバ
5 運用クライアント
7 設計クライアント
10 複合機
11 画像取得部
12 印刷部
13 操作部
51 フォーム印刷プログラム
59 ネットワーク通信部
31 フォーム定義情報管理部
32 ワークフロー定義情報管理部
39 ネットワーク通信部
71 フォーム設計プログラム
72 ワークフロー設計プログラム
79 ネットワーク通信部
100 文書処理装置
110 媒体識別情報取得手段
121 工程情報取得手段
122 ワークフロー定義情報取得手段
130 フォーム定義情報取得手段
140 実行中ワークフロー管理手段
150 領域処理手段
151 領域イメージ取得手段
152 筆記入力判断手段
153 正当性判定手段
160 画像生成手段
161 イメージ変換手段
162 確認フォーム生成手段
163 フォーム画像生成手段
170 画像データ取得手段
180 画像形成手段
191 フォーム定義情報管理手段
192 ワークフロー定義情報管理手段
301 ワークフロー処理部
304 フォーム定義情報管理部
306 ワークフロー定義情報管理部
309 ネットワーク通信部
310 実行中ワークフロー管理部
320 紙識別子探索/復号部
330 画像データ補正部
340 筆記画像抽出部
350 筆記判定部
360 紙識別子発行部
370 紙識別子符号化部
380 印刷データ作成部
400 コンピュータの主処理部
401 CPU
408 ROM
409 RAM
410 入力デバイス
420 表示装置
430 プリンタ
440 スキャナ
490 HDD
a1 OMR用チェックボックス
a2 OCR用数字記入欄
a3 任意記入欄
a4 差し込み印刷欄
a5 背景画像差込
a6 符号化紙識別子

Claims (20)

  1. 画像データを処理する文書処理装置であって、
    前記画像データに含まれている媒体識別情報のイメージから、前記媒体識別情報を取得する媒体識別情報取得手段と、
    前記媒体識別情報に基づき、該媒体識別情報に対応づけられている実行中のワークフローの実行中の工程に係る情報を取得する工程情報取得手段と、
    前記実行中の工程に係る情報に基づき、前記実行中の工程に対応するフォームのフォーム定義情報を取得するフォーム定義情報取得手段と、
    前記フォーム定義情報に基づき、前記フォームに含まれる前記実行中の工程において筆記入力される記入領域に対応する前記画像データの所定の領域の領域イメージを取得する領域イメージ取得手段と、
    を有する文書処理装置。
  2. 少なくとも二つの工程を含むワークフローに係る情報であるワークフロー定義情報を管理するワークフロー定義情報管理手段と、
    実行中のワークフロー毎に、該ワークフローの実行中の工程の識別情報と前記媒体識別情報とを対応づけて管理する実行中ワークフロー管理手段と、
    を有し、
    前記工程情報取得手段は、前記実行中ワークフロー管理手段から前記媒体識別情報に対応する前記実行中の工程の識別情報を取得し、該実行中の工程の識別情報に基づき、前記ワークフロー定義情報管理手段から、前記実行中の工程を含むワークフローのワークフロー定義情報を取得する請求項1記載の文書処理装置。
  3. 前記ワークフロー定義情報は、前記ワークフローに含まれる工程毎に、対応するフォームの識別情報を含む請求項2記載の文書処理装置。
  4. 前記フォーム定義情報は、該フォーム定義情報に基づいて生成されるフォームの中で、該フォームに対応するワークフローの一の工程において筆記入力される記入領域に係る情報を含む請求項1ないし3何れか一項に記載の文書処理装置。
  5. 前記フォーム定義情報は、前記記入領域毎に、筆記入力される情報の属性に係る情報を含み、
    前記記入領域に対応する領域イメージにおける筆記入力の有無又は筆記入力された情報の情報種別を判断する筆記入力判断手段と、
    前記筆記入力される情報の属性に係る情報と前記筆記入力の有無又は前記情報種別とに基づいて、前記記入領域における筆記入力の正当性の有無を判定する正当性判定手段と、
    を有する請求項4記載の文書処理装置。
  6. 前記フォーム定義情報は、該フォーム定義情報に基づいて生成されるフォームに含まれる異なる記入領域の間の依存関係に係る情報を含み、
    前記正当性判定手段は、さらに、前記異なる記入領域の間の依存関係に係る情報に基づいて、前記記入領域における筆記入力の正当性の有無を判定する請求項5記載の文書処理装置。
  7. 前記正当性判定手段によって筆記入力の正当性が無いと判定された誤記領域の領域イメージを他の領域よりも強調されたイメージに変換するイメージ変換手段と、
    前記イメージ変換手段によって変換された領域イメージを、前記画像データの前記誤記領域に対応する位置に合成して確認フォームを生成する確認フォーム生成手段と、
    を有する請求項5又は6記載の文書処理装置。
  8. 前記実行中ワークフロー管理手段は、前記誤記領域に係る情報を保持し、
    前記画像データが、前記確認フォームに対して筆記入力された画像を読み取った画像データの場合に、
    前記領域イメージ取得手段は、前記誤記領域に対応する領域イメージを取得する請求項7記載の文書処理装置。
  9. 実行されるワークフローの実行中の工程に対応するフォームと、前記実行中の工程に対応づけられた媒体識別情報のイメージと、を媒体上に形成して出力する文書処理装置であって、
    前記実行されるワークフローの識別情報に基づいてワークフロー定義情報を取得するワークフロー定義情報取得手段と、
    前記ワークフロー定義情報に基づいて、前記実行中の工程に対応するフォームのフォーム定義情報を取得するフォーム定義情報取得手段と、
    前記フォーム定義情報に基づいて前記フォームのフォーム画像を生成し、さらに、前記媒体を識別する媒体識別情報を取得して該媒体識別情報のイメージを生成して前記フォーム画像に合成するフォーム画像生成手段と、
    前記フォーム画像を前記媒体上に形成する画像形成手段と、
    を有する文書処理装置。
  10. 前記フォーム定義情報は、前記フォームに対応する前記実行中の工程において筆記入力される記入領域に係る情報を含み、
    前記フォーム画像生成手段は、前記記入領域のイメージを他の領域のイメージより強調されたイメージとして前記フォーム画像を生成する請求項9記載の文書処理装置。
  11. 画像データを処理する文書処理方法であって、
    前記画像データに含まれている媒体識別情報のイメージから、前記媒体識別情報を取得する媒体識別情報取得ステップと、
    前記媒体識別情報に基づき、該媒体識別情報に対応づけられている実行中のワークフローの実行中の工程に係る情報を取得する工程情報取得ステップと、
    前記実行中の工程に係る情報に基づき、前記実行中の工程に対応するフォームのフォーム定義情報を取得するフォーム定義情報取得ステップと、
    前記フォーム定義情報に基づき、前記フォームに含まれる前記実行中の工程において筆記入力される記入領域に対応する前記画像データの所定の領域の領域イメージを取得する領域イメージ取得ステップと、
    を有する文書処理方法。
  12. 前記工程情報取得ステップにおいて、前記媒体識別情報に対応する前記実行中の工程の識別情報を取得し、該実行中の工程の識別情報に基づき、前記実行中の工程を含むワークフローのワークフロー定義情報を取得する請求項11記載の文書処理方法。
  13. 前記ワークフロー定義情報は、前記ワークフローに含まれる工程毎に、対応するフォームの識別情報を含む請求項12記載の文書処理方法。
  14. 前記フォーム定義情報は、該フォーム定義情報に基づいて生成されるフォームの中で、該フォームに対応するワークフローの一の工程において筆記入力される記入領域に係る情報を含む請求項11ないし13何れか一項に記載の文書処理方法。
  15. 前記フォーム定義情報は、前記記入領域毎に、筆記入力される情報の属性に係る情報を含み、
    前記記入領域に対応する領域イメージにおける筆記入力の有無又は筆記入力された情報の情報種別を判断する筆記入力判断ステップと、
    前記筆記入力される情報の属性に係る情報と前記筆記入力の有無又は前記情報種別とに基づいて、前記記入領域における筆記入力の正当性の有無を判定する正当性判定ステップと、
    を有する請求項14記載の文書処理方法。
  16. 前記フォーム定義情報は、該フォーム定義情報に基づいて生成されるフォームに含まれる異なる記入領域の間の依存関係に係る情報を含み、
    前記正当性判定ステップにおいて、さらに、前記異なる記入領域の間の依存関係に係る情報に基づいて、前記記入領域における筆記入力の正当性の有無を判定する請求項15記載の文書処理方法。
  17. 前記正当性判定ステップにおいて筆記入力の正当性が無いと判定された誤記領域の領域イメージを他の領域よりも強調されたイメージに変換するイメージ変換ステップと、
    前記イメージ変換ステップにおいて変換された領域イメージを、前記画像データの前記誤記領域に対応する位置に合成して確認フォームを生成する確認フォーム生成ステップと、
    を有する請求項15又は16記載の文書処理方法。
  18. 前記画像データが、前記確認フォームに対して筆記入力された画像を読み取った画像データの場合に、
    前記領域イメージ取得ステップにおいて、前記誤記領域に対応する領域イメージを取得する請求項17記載の文書処理方法。
  19. 実行されるワークフローの実行中の工程に対応するフォームと、前記実行中の工程に対応づけられた媒体識別情報のイメージと、を媒体上に形成して出力する文書処理方法であって、
    前記実行されるワークフローの識別情報に基づいてワークフロー定義情報を取得するワークフロー定義情報取得ステップと、
    前記ワークフロー定義情報に基づいて、前記実行中の工程に対応するフォームのフォーム定義情報を取得するフォーム定義情報取得ステップと、
    前記フォーム定義情報に基づいて前記フォームのフォーム画像を生成し、さらに、前記媒体を識別する媒体識別情報を取得して該媒体識別情報のイメージを生成して前記フォーム画像に合成するフォーム画像生成ステップと、
    前記フォーム画像を前記媒体上に形成する画像形成ステップと、
    を有する文書処理方法。
  20. 前記フォーム定義情報は、前記フォームに対応する前記実行中の工程において筆記入力される記入領域に係る情報を含み、
    前記フォーム画像生成ステップにおいて、前記記入領域のイメージを他の領域のイメージより強調されたイメージとして前記フォーム画像を生成する請求項19記載の文書処理方法。
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