JP2008293125A - 再生機器および再生機器の記憶媒体取り外し方法 - Google Patents

再生機器および再生機器の記憶媒体取り外し方法 Download PDF

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Abstract

【課題】再生機器よりユーザが外部記憶媒体の取り外しを行いたい場合には、いつでも、外部記憶媒体を取り外しできる再生機器および再生機器の記憶媒体取り外し方法を提供すること。
【解決手段】データを記憶する記憶媒体10が着脱可能に接続される再生機器1であって、記憶媒体10を取り外し可能な状態にする際に操作される操作部材4aと、操作部材4aが操作された場合に、記憶媒体10との間の通信を停止する停止手段と、停止手段によって通信が停止された場合に、記憶媒体10を取り外し可能な状態になったことを報知する報知手段2と、を備える再生機器1としている。
【選択図】図1

Description

本発明は、着脱可能に接続される記憶媒体と通信を行う再生機器および再生機器の記憶媒体取り外し方法に関する。
近年、音楽、音声、あるいは画像等のデータがデジタル化され、そのデジタル化されたデータを記録するために、着脱可能な外部記憶媒体が広く用いられている。また、着脱可能な外部記憶媒体は、機器から機器へデータを移動するための手段としても好適に用いられている。着脱可能に接続される外部記憶媒体としては、たとえば、USB(Universal Serial Bus)規格に基づいたインターフェースを備えるUSBフラッシュメモリ等がある。
しかし、本体機器と外部記憶媒体とが通信している間に、ユーザが外部記憶媒体を本体機器より取り外すと、外部記憶媒体中のデータが破損あるいは消去されるおそれがある。さらに、本体機器が予期せぬ動作をするおそれもある。また、音響機器等のような、音声を発する再生機器の場合には、外部記憶媒体が取り外されてデータが寸断されると、それに起因してショックノイズを発するという問題がある。
そこで、本体機器と外部記憶媒体とが通信している間は、LED等の表示手段にて通信中の旨を表示することにより、ユーザが外部記憶媒体を取り外すことを抑制する案がある。(たとえば、特許文献1参照。)
特開2006−85629号公報(要約書等)
しかし、上述の方法には以下の問題がある。すなわち、本体機器と外部記憶媒体とが通信を継続している間に、本体機器に接続されている外部記憶媒体を、ユーザが直ちに取り外したい場合に、取り外し可能な状態にするための手段がないという問題である。特に、大容量のデータの送受信を一旦開始すると、通信が終了するまで、つまり、取り外し可能な状態になるまで、ユーザは長い時間待つ必要がある。
そこで、本発明は、上記課題を解決すること、すなわち、再生機器よりユーザが外部記憶媒体の取り外しを行いたい場合には、いつでも、外部記憶媒体を取り外しできる再生機器および再生機器の記憶媒体取り外し方法を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、データを記憶する記憶媒体が着脱可能に接続される再生機器であって、記憶媒体を取り外し可能な状態にする際に操作される操作部材と、操作部材が操作された場合に、記憶媒体との間の通信を停止する停止手段と、停止手段によって通信が停止された場合に、記憶媒体を取り外し可能な状態になったことを報知する報知手段と、を備える再生機器としている。
また、別の発明では、上述の発明に加え、その操作部材は、再生機器の操作面に設けられたハードウエアボタンとしている。
また、別の発明では、上述の発明に加え、報知手段は、停止手段が通信の停止に失敗した場合には、操作部材を再度操作するように報知する再生機器としている。
また、別の発明では、上述の発明に加え、データは、音響データまたは映像データであり、音響データまたは映像データを再生する再生手段を有する再生機器としている。
また、別の発明では、データを記憶する記憶媒体が着脱可能に接続される再生機器の記憶媒体取り外し方法であって、記憶媒体を取り外し可能な状態にする際に操作される操作部材が操作されたことを検出し、操作部材が操作されたことが検出された場合に、記憶媒体との間の通信を停止し、通信が停止された場合には、記憶媒体が取り外し可能になったことを報知する再生機器の記憶媒体取り外し方法としている。
本発明によれば、再生機器よりユーザが外部記憶媒体の取り外しを行いたい場合には、いつでも、外部記憶媒体を取り外しできる再生機器を提供することができる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態について、図1および図2に基づいて説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係る再生機器と記憶媒体の一例としての、それぞれ、音響機器1およびUSBフラッシュメモリ(以後、USBメモリと称する)10の外観図である。図2は、図1に示す音響機器1の構成例を示すブロック図である。
音響機器1は、表示部2、USB端子3、切断ボタン4aを含む各種操作ボタン4、USB制御部5、信号処理部6、音声合成部7およびアンプ8を備える。表示部2、切断ボタン4aを含む各種操作ボタン4、USB制御部5および音声合成部7は、信号処理部6にそれぞれ接続される。また、USB端子3は、USB制御部5に接続される。そして、アンプ8は、音声合成部7および外部に設置されるスピーカ11に接続される。また、音響機器1の表示部2、USB端子3および切断ボタン4aを含む各種操作ボタン4は、音響機器1のパネル面を構成している。
表示部2は、報知手段であって、液晶ディスプレイ等によって好適に構成される。また、表示部2は、信号処理部6に接続されている。したがって、表示部2は、信号処理部6からの制御指令に基づいて、文字などを表示できる。
USB端子3には、USB端子を有する外部記憶媒体を接続することができる。USB端子3は、USB規格に基づく既知の構造であり、給電端子としてのVBUS端子、データ端子としてのD+端子およびD−端子、およびグランド端子等から構成される。
本実施の形態では、上述のUSB端子を有する記憶媒体として、USBメモリ10が、好適に用いられる。そして、USBメモリ10は、音響機器1のUSB端子3に接続される。USBメモリ10は、記憶保持動作が不要な半導体メモリなので、電源が供給されない状態であってもデータを保持し続けることができる。また、USBメモリ10は、容積当たりの記憶容量が大きい。したがって、USBメモリ10は、小型で携帯性に優れている。
USB制御部5は、USB規格に基づいて信号処理部6とUSBメモリ10との間の通信を行う。また、USB制御部5は、信号処理部6からの指令に基づいて、USBメモリ10の制御を行う。したがって、USBメモリ10に書き込まれているデータは、USB制御部5によって読み出すことが可能である。なお、必要に応じて、USB制御部5によって、USBメモリ10にデータを書き込む、あるいはデータの削除を行うことができるようにしてもよい。
各種操作ボタン4は、使用者が各ボタンを押すことにより、各ボタンに対応する操作指令を、信号処理部6に与える。また、各種操作ボタン4の一つである切断ボタン4a(操作部材としてのハードウエアボタン)は、USBメモリ10を安全に取り外すために、USBメモリ10と音響機器1との間の通信を停止する指示を、信号処理部6に与える。切断ボタン4aがハードウエアボタン(ハードウエア的に構成されるボタン)であることにより、ユーザがUSBメモリ10を音響機器1から取り外したい時はいつでも、切断ボタン4aを用いて安全に取り外すことができる。
停止手段としての信号処理部6は、音響機器1の制御を行うCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、およびROM(Read Only Memory)等を備えていることが好ましい。RAMは、CPUからの制御指令に基づいて、USBメモリ10との通信情報を一時的に記憶する、あるいはCPUのワークメモリとして使用される。ROMは、CPUが各部を制御するための制御プログラムおよび各定数が記憶されている。CPUは、ROMに記憶されている制御プログラムを読み出して、実行することにより作動する。
また、信号処理部6は、各入力信号および出力信号の処理を行う。たとえば、信号処理部6は、USBメモリ10からの各種データをUSB制御部5を介して受け取る。そして、各種データの中の音響データは、音声合成部7に送信される。その他のデータ、たとえば楽曲情報の表示に関するデータ(以下、「表示データ」と称する)がある場合には、信号処理部6は、その表示データに基づき、表示部2へ表示指示を行う。また、切断ボタン4aあるいは各種操作ボタン4が押し下げられた場合には、これらのボタンからの入力信号を受信し、それぞれの入力信号に応じた制御を行う。
音声合成部7は再生手段であって、信号処理部6にて処理された音響データ(圧縮処理が施されているデータ)を、再生可能な音響信号に変換する。つまり、音声合成部7は、デコーダとして機能する。音声合成部7にて変換された再生可能な音響信号(アナログ信号)は、アンプ8にて増幅され、外部に接続されるスピーカ11から音響として出力される。
次に、第1の実施の形態の動作について説明する。音響機器1が有するUSB端子3に、USBメモリ10が接続されると、USB制御部5は、USBメモリ10がUSB端子3に接続されたことを検出して、信号処理部6に接続検出信号を送る。すると、信号処理部6は、USBメモリ10のマウント処理(USBメモリ10に格納されたファイルにアクセスできるようソフトウェア的に行なわれる接続処理)を実行する。
マウント処理が完了するとUSB制御部5は、USB規格に基づいてUSBメモリ10との通信を開始する。つまり、USB制御部5は信号処理部6からの指示に基づいて、USBメモリ10の制御を行う。そして、USB制御部5はUSBメモリ10からのデータを、信号処理部6に供給する。
なお、信号処理部6と相互に通信できるHDD(Hard Disk Drive、不図示)等に保存されているデータを、USBメモリ10に書き込む場合には、まず、信号処理部6は保存されているデータを呼び出す。次に、信号処理部6は、USB制御部5を介して、USBメモリ10にデータを書き込む。一方、USBメモリ10内のデータを消去等する場合には、信号処理部6からの制御指示をUSB制御部5が受け取り、USBメモリ10内の任意のデータを消去等することができる。
USBメモリ10内に記憶されている音響データの再生を行う場合には、信号処理部6で処理された音響データは、音声合成部7にてデコード処理を施され、再生可能な音響信号(アナログ信号)に変換される。たとえば、MP3(MPEG−1 Audio Layer−III)やATRAC(Adaptive Transform Acoustic Coding)等に基づいた音響データを、再生可能な音響信号に変換(デコード)する。
そして、その再生可能な音響信号は、アンプ8にて増幅された後に、外部のスピーカ11から音声として出力される。
次に、USBメモリ10を音響機器1から取り外す際について説明する。図3は、本発明の第1の実施の形態に係る音響機器1から、USBメモリ10を取り外す動作を説明するフローチャートである。
ユーザが、USBメモリ10を取り外したい時には、まず、切断ボタン4aを押す(ステップS1)。すると、信号処理部6は、切断ボタン4aが押下されたことを検出する。そして、USB制御部5とUSBメモリ10との通信を停止するよう、USB制御部5に通信停止指示を送る(ステップS2)。
USB制御部5は、通信停止指示により、まず、USBメモリ10を停止する(アンマウント処理を実行する)。そして、所定の時間内に、USBメモリ10の停止に成功し、かつ、USBメモリ10とUSB制御部5との間の通信が遮断されたことをUSB制御部5が確認した場合には、USB制御部5は、信号処理部6へ、通信停止完了の応答をする。すると、信号処理部6は、ステップS3において肯定的(Yes)な判定をし、ステップS4に進む。
通信停止完了の応答を受け取った信号処理部6は、表示部2にUSBメモリ10の取り外しが可能である旨の表示をする(ステップS4)。たとえば、「USB取り外しOK」等の表示を行う。この表示を確認したユーザは、安全にUSBメモリ10を音響機器1から取り外すことができる(ステップS5)。その結果、ショックノイズが発生したり音響データが破損したり、消去されたりすることを防止できる。
USBメモリ10と音響機器1との間の通信を遮断することに失敗した、あるいはUSB制御部5がそれらの通信の遮断を確認できなかった場合には、信号処理部6へ通信停止完了の通知が到達しない。その場合、信号処理部6は、ステップS3において否定的(No)な判定をし、ステップS6に進む。すると、信号処理部6は、再度切断ボタン4aを押すように促す情報を表示部2に表示する(ステップS6)。たとえば、「PRESS AGAIN」のように表示する。その表示に従い、ユーザが再度切断ボタン4aを押下する。すなわち、ステップS1に戻り、再びUSBメモリ10と音響機器1との通信を遮断するよう試みることができる。
以上に説明したように、本発明の第1の実施の形態では、使用者がUSBメモリ10を音響機器1から取り外したい場合には、切断ボタン4aを操作することにより、強制的にUSBメモリ10と音響機器1との間の通信を停止させることができる。これにより、使用者の所望のタイミングでUSBメモリ10を音響機器1から取り外すことが可能になる。また、USBメモリ10を取り外す際には、通信が停止された状態となっていることから、音響データが破損したり、消去されたり、あるいは、ショックノイズが発生することを防止できる。
また、本発明の第1の実施の形態によれば、切断ボタン4aを専用のハードウエアボタンとし音響機器1の操作面に配置するようにしたので、簡易な操作により通信を迅速に終了させることができる。すなわち、所定のコマンドを、たとえば、キーボード等の入力デバイスから入力して切断する場合に比較すると、単一のボタンを操作することにより切断処理が実行されることから、使用者の負担を軽減できる。
また、本発明の第1の実施の形態によれば、USBメモリ10との間の通信の切断に成功した場合には、表示部2に対して切断に成功した旨を表示するようにしたので、使用者は、取り外し可能になったことを確実に知ることができる。
また、本発明の第1の実施の形態によれば、USBメモリ10の停止に成功しなかった場合には、切断ボタン4aを再度操作するように要求する情報を表示部2に対して表示するようにした。これにより、たとえばUSBメモリ10に対してデータを書き込み中である場合のように、USBメモリ10との通信を停止できない場合には、ある程度の時間をおいて、使用者に再度の操作を行わせることができる。また、音響機器1の現在の状態を使用者に確実に認識させることができる。
(第2の実施の形態)
以下、本発明の第2の実施の形態について、図4に基づいて説明する。図4は、第2の実施の形態に係る映像音響機器1Aの構成例を示す回路図である。なお、各図において、第1の実施の形態と同一要素には、同一符号を付して重複する説明を省略する。
映像音響機器1Aは、第1の実施の形態に係る音響機器1に加えて、映像を合成するための映像合成部12を備え、かつ、合成された映像を表示可能な報知手段としての表示部2Aを備えている。
映像合成部12は再生手段であって、信号処理部6と表示部2Aの間に接続される。そして、信号処理部6にて処理された映像データを、再生可能な映像信号に変換する。つまり、映像合成部12は、デコーダとしての役割を有し、MPEG(Moving Picture Expert Group)等の規格に基づいて圧縮された映像データを再生可能な映像信号に変換する。その映像信号は、表示部2Aにて映像として出力される。映像合成部12から供給される映像信号は、表示部2から映像として出力される。
第2の実施の形態に係る映像音響機器1Aにおいても、USBメモリ10は、小型かつ大容量記憶が可能な外部記憶媒体であるため、映像音響機器1Aに楽曲あるいは映像を供給するための好適なデバイスとして用いることができる。
次に第2の実施の形態の動作について説明する。USBメモリ10に保存しているデータを呼び出す場合、USBメモリ10内のデータは、USB制御部5を介して読み込まれた後に、信号処理部6にて処理される。このとき、信号処理部6に入力されたデータが音響データの場合は、音声合成部7へデータを送信する。そして、音声合成部7にて生成された音響信号は、アンプ8を介してスピーカ11から音声として出力される。一方、信号処理部6に入力されたデータが映像データの場合には、映像合成部12へデータを送信する。そして、映像合成部12にて、映像データが再生可能な映像信号に変換され、表示部2Aに映像として出力される。
切断ボタン4aは、USBメモリ10を安全に取り外すために、USBメモリ10と映像音響機器1Aの間の通信を停止するためのボタンである。映像データは比較的大容量であるため、この切断ボタン4aが存在しない場合には、USBメモリ10との通信が終了するまで長い時間待つ必要がある。しかし、切断ボタン4aにより、ユーザがUSBメモリ10を取り外したい時に、USBメモリ10と映像音響機器1Aとの間の通信をすぐに停止できるので、短時間でUSBメモリの取り外しが可能になる。
映像音響機器1Aが有するUSB端子3に、USBメモリ10が挿入されると、USB制御部5がUSBメモリ10の接続を確認する。すると、USB制御部5は信号処理部6に接続信号を送る。信号処理部6では、各種操作ボタン4からの入力指示に従い、USBメモリ10からのデータを読み出して再生あるいはUSBメモリ10へ書き込み等の処理を行う。つまり、USBメモリ10と映像音響機器1Aとの間にて、通信を開始する。ここで、USBメモリ10からのデータの中に映像データが含まれていた場合には、映像データの再生を行うために、信号処理部6で処理された信号は、映像合成部12に送信される。そして、映像合成部12にて映像データは、再生可能な映像信号に変換される。その再生可能な映像信号は、表示部2から映像として出力される。
USBメモリ10を映像音響機器1Aから取り外したい場合には、使用者は、切断ボタン4aを操作する。これにより、前述した図3に示すフローチャートと同様の処理が実行され、USBメモリ10と映像音響機器1Aとの間の通信が停止され、USBメモリ10を取り外し可能な状態とすることができる。なお、第2の実施の形態の場合には、表示部2Aには映像が表示される。このため、ステップS3において通信停止が完了していないと判定した場合、ステップS6において、再度切断ボタン4aを操作することを要求する情報を表示する必要がある。その場合、映像とこの情報とをスーパーインポーズして表示したり、あるいは、映像の表示を停止して、この情報のみを表示するようにしたりすることができる。
以上に説明したように、本発明の第2の実施の形態では、第1の実施の形態の場合と同様に、使用者がUSBメモリ10を音響機器1から取り外したい場合には、切断ボタン4aを操作することにより、強制的に通信を停止させることができる。これにより、使用者の所望のタイミングでUSBメモリ10を音響機器1から取り外すことが可能になる。また、USBメモリ10を取り外す際には、通信が停止された状態となっていることから、音響データまたは映像データが破損したり、消去されたり、あるいは、ショックノイズまたは映像のちらつきが発生することを防止できる。
なお、切断ボタン4aを専用のハードウエアボタンとし音響機器1の操作面に配置するようにした点、USBメモリ10との間の通信の切断に成功した場合には、表示部2Aに対して切断に成功した旨を表示するようにした点、および、USBメモリ10の停止に成功しなかった場合には、切断ボタン4aを再度操作するように要求する情報を表示部2Aに対して表示するようにした点については、第1の実施の形態と同様である。
以上、本発明の第1の実施の形態および第2の実施の形態について述べたが、本発明は、これらの実施の形態に限定されることなく、種々の変形が可能である。
たとえば、コネクタとしては、USBを使用した接続としているが、SCSI(Small Computer System Interface)を利用した接続とする等、各種のコネクタ、接続手段を利用できる。
また、音響機器1および映像音響機器1Aに関する実施の形態を挙げたが、これらに限定されることなく、他の種類のデータを扱う機器にも採用できる。
また、各実施の形態において、特に誤って取り外しし易いUSBメモリ10を記録媒体として使用している例を示したが、USBメモリ10以外の他の規格の記憶媒体等でもよい。他の規格の記憶媒体としては、たとえば、USB以外の接続による半導体記憶型の記録媒体、磁気記録型の記憶媒体、光記憶型の記憶媒体あるいはそれらを併用した記録媒体等が挙げられる。具体例としては、CD(Compact Disc)、MD(MiniDisc)あるいはDVD(Digital Versatile Disc)等が挙げられる。
また、本発明は、USBメモリ10のような外部記録媒体それ自体を接続する場合のみではなく、記録媒体を内部に有する電子機器を接続する場合にも採用される。たとえば、パーソナルコンピュータ(以後PCと称する)を、USB等にて音響機器1または映像音響機器1Aへ接続する場合には、PC内部のHDD(Hard Disk Drive)と通信を行うことができる。また、音響機器1または映像音響機器1Aには、携帯型音響プレーヤーあるいは、デジタルビデオカメラ等をUSB等にて接続することもできる。その場合には、音響機器1または映像音響機器1Aは、携帯型音響プレーヤーあるいはデジタルビデオカメラ等の内部に設けられている記憶媒体と通信できる。さらに、携帯電話等の移動通信型の情報端末をUSBにて接続して、携帯電話のメモリ内のデータを読み込むことができる。上述のように、電子機器の内部にある記憶媒体と音響機器1または映像音響機器1Aとが通信を行っている間にも、切断ボタン4aを押下することにより、電子機器を安全かつ迅速に取り外すことができる。
また、本実施の形態に係る音響機器1あるいは映像音響機器1Aは、スピーカ11を含まないが、スピーカ11を備えるスピーカ一体型の機器でも良い。また、音響機器1あるいは映像音響機器1Aに限らず、外部記憶媒体より情報を入手する情報端末等に本発明を採用しても良い。
また、本実施の形態に係る音響機器1あるいは映像音響機器1Aは、家庭用あるいは商用電源のような交流電源から電力を得ても良いし、車載用電源や電力貯蔵デバイスからの直流電力を得て動作してもよい。特に、車載用音響機器あるいは車載用映像音響機器において、USBメモリのような、小型かつ記憶容量密度の高い外部記憶媒体は、CDあるいはDVDなどの情報を移植して持ち運ぶことができる。
また、本実施の形態に係る音響機器1あるいは映像音響機器1Aは、報知手段として液晶等による表示部2または表示部2Aを設けているが、報知手段は表示部に限らない。たとえば、ブザー音等の音により報知するものでもよいし、ランプなどの光による報知でも良い。しかし、文字などが表示される表示部は、USBメモリ10の通信状況をより確実にユーザに報知することができるため、好ましい。
また、以上の各実施の形態では、図3のステップS3において通信停止完了の応答がないと判定された場合には、切断ボタン4aを再度押すように促す情報を表示部2(または表示部2A)に表示し、使用者の再度の操作を待つようにした。しかしながら、このような表示を行わず、たとえば、「切断処理中」のような情報を表示部2に表示し、デバイスの切断に成功した場合には、ステップS4に進んで、取り外しが可能であることを示す情報を表示するようにしてもよい。そのような実施の形態によれば、切断ボタン4aを繰り返し操作する手間を省略できる。
また、以上の各実施の形態では、切断ボタン4aは、USB端子3から少し離れた位置に設けてあるが、切断ボタン4aをUSB端子3の近傍に設けるようにしてもよい。そのような実施の形態によれば、切断ボタン4aを操作した後に、USBメモリ10を取り外す際に、使用者の手の移動を最小にすることができる。また、近傍に配置することにより、切断ボタン4aの機能を使用者に分かりやすくすることができる。
また、以上の各実施の形態では、切断ボタン4aは、音響機器1または映像音響機器1Aの操作面に設けるようにしたが、USBメモリ10側に設けるようにしてもよい。その場合、切断ボタンが操作された場合には、操作がされたことを示す所定の信号を、音響機器1または映像音響機器1Aに対して送信し、このような信号を受け取った音響機器1または映像音響機器1Aが通信の停止処理を実行するようにしてもよい。そのような実施の形態によれば使用者が手を移動させる距離を最小にすることができる。
また、USB端子3とUSBメモリ10とが相互に係止するロック機構を設けてもよい。たとえば、USBメモリ10がマウントされた際にはこのロック機構によってUSBメモリ10が取り外されないようにロックする。そして、切断ボタン4aが操作されて、通信が停止された場合には、ロックを解除してUSBメモリ10を取り外せるようにしてもよい。そのような実施の形態によれば、不注意によってUSBメモリ10が取り外されることを確実に防止することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る音響機器の一例を示す外観図である。 図1に示す音響機器のブロック図である。 図1に示す音響機器において、ユーザがデバイスを取り外す際の処理を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る映像音響機器の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1…音響機器(再生機器)、1A…映像音響機器(再生機器)、2…表示部(報知手段)、2A…表示部(報知手段)、3…USB端子、4a…切断ボタン(操作部材)、7…音声合成部(再生手段)、10…USBフラッシュメモリ(記憶媒体)、12…映像合成部(再生手段)

Claims (5)

  1. データを記憶する記憶媒体が着脱可能に接続される再生機器であって、
    上記記憶媒体を取り外し可能な状態にする際に操作される操作部材と、
    上記操作部材が操作された場合に、上記記憶媒体との間の通信を停止する停止手段と、
    上記停止手段によって通信が停止された場合に、上記記憶媒体を取り外し可能な状態になったことを報知する報知手段と、
    を備えることを特徴とする再生機器。
  2. 前記操作部材は、前記再生機器の操作面に設けられたハードウエアボタンであることを特徴とする、請求項1に記載の再生機器。
  3. 前記報知手段は、前記停止手段が通信の停止に失敗した場合には、前記操作部材を再度操作するように報知することを特徴とする請求項2に記載の再生機器。
  4. 前記データは、音響データまたは映像データであり、
    上記音響データまたは映像データを再生する再生手段を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の再生機器。
  5. データを記憶する記憶媒体が着脱可能に接続される再生機器の記憶媒体取り外し方法であって、
    上記記憶媒体を取り外し可能な状態にする際に操作される操作部材が操作されたことを検出し、
    上記操作部材が操作されたことが検出された場合に、上記記憶媒体との間の通信を停止し、
    通信が停止された場合には、上記記憶媒体が取り外し可能になったことを報知する、
    ことを特徴とする再生機器の記憶媒体取り外し方法。
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