JP2008292731A - 操作装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タッチパネルの向きが必ずしもユーザに対して最適な向きになっていなくてもユーザの意図する操作を受け付ける確実性を向上させる操作装置及び画像形成装置を提案する。
【解決手段】タッチパネルに1或いは複数の操作ボタンを表示させ、該タッチパネルへのユーザの押圧位置に基づいて、前記操作ボタンに対する操作の有無を判定する操作装置であって、前記操作ボタンと前記押圧位置との相対位置に基づいて、ユーザの位置誤認識傾向の有無を判定し(S1のYes〜S2,S4,S7)、当該傾向判定手段がユーザに前記位置誤認識傾向があると判定すると(S5,S8)、前記操作ボタンの表示領域及び認識領域のうち少なくとも認識領域を拡大する(S9)。
【選択図】図4

Description

本発明は、操作装置及び画像形成装置に関する。
複写機やファクシミリ装置等の画像形成装置は、マンマシンインタフェースとしての操作装置を備えており、この操作装置の一例として、タッチパネルを用いたものが知られている。タッチパネルは、周知のように表示機能と操作機能とを兼ね備えた操作装置であり、操作ボタンを画像として表示すると共に、表示面に設けられた押圧センサによってユーザの押圧位置を検出することにより、操作ボタンへの操作の有無を判定するものである。
例えば、下記特許文献1,2には、このようなタッチパネルを備えた画像形成装置のうち、タッチパネルの操作面(上記表示面と同一)の角度調整機能を備えたものが開示されている。この角度調整機能は、ユーザの身長の大小に拘らず、操作装置の快適な操作環境を提供するために、タッチパネルの仰角を可変設定する機能である。
特開2002−361968号公報 特開2003−323084号公報
ところで、特許文献1,2に開示された技術では、画像形成装置の角度調整機能に不案内なユーザは、操作面が不適当な角度に設定された状態のままタッチパネルを操作することがあり、これによる誤操作が時に誘発されるという問題がある。
例えば、操作装置が、平均的身長のユーザの立ち姿勢で腰の高さとなる位置に設けられている画像形成装置がある。このような画像形成装置では、身長が低いユーザや車椅子等に座って操作するユーザは、タッチパネルの仰角を小さく設定すると操作しやすくなるが、仰角が小さく設定されたままのタッチパネルを身長が高いユーザが操作すると、当該ユーザが意図するよりも上にずれた位置を押圧する傾向がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、タッチパネルの向きが必ずしもユーザに対して最適な向きになっていなくてもユーザの意図する操作を受け付ける確実性を向上させる操作装置及び画像形成装置を提案することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る操作装置及び画像形成装置では、以下の手段を採用した。
第1の発明としては、タッチパネルに1或いは複数の操作ボタンを表示させ、該タッチパネルへのユーザの押圧位置に基づいて、前記操作ボタンに対する操作の有無を判定する操作装置であって、前記操作ボタンと前記押圧位置との相対位置に基づいて、ユーザの位置誤認識傾向の有無を判定する傾向判定手段と、当該傾向判定手段がユーザに前記位置誤認識傾向があると判定すると、前記操作ボタンの表示領域及び認識領域のうち少なくとも認識領域を拡大するボタン拡大手段と、を備えることを特徴とするものを採用した。
次に、上記操作装置において、前記傾向判定手段は、前記操作ボタンに対する前記押圧位置がある一定の向きにずれる傾向にあるとき、当該向きをズレ方向とすると共に前記位置誤認識傾向があると判定し、前記ボタン拡大手段は、前記操作ボタンの表示領域及び認識領域のうち少なくとも認識領域を、少なくとも前記ズレ方向に拡大するものを採用した。
第2の発明としては、タッチパネルに1或いは複数の操作ボタンを表示させ、該タッチパネルへのユーザの押圧位置に基づいて、前記操作ボタンに対する操作の有無を判定する操作装置であって、前記操作ボタンと前記押圧位置との相対位置に基づき、前記操作ボタンに対して前記押圧位置がある一定の向きにずれる傾向にあるとき、当該向きをズレ方向とすると共に、ユーザに位置誤認識傾向があると判定する傾向判定手段と、当該傾向判定手段がユーザに前記位置誤認識傾向があると判定すると、前記操作ボタンの表示領域及び認識領域のうち少なくとも認識領域を、少なくとも前記ズレ方向に移動するボタン移動手段と、を備えることを特徴とするものを採用した。
また、上記操作装置において、前記タッチパネルは、仰角調整自在であるものを採用した。
第3の発明に係る画像形成装置では、第1又は第2の発明に係る操作装置を備えることを特徴とするものを採用した。
本発明によれば、ユーザが、タッチパネルを操作する際に、押圧すべき位置を誤認識する傾向があったとき、操作ボタンの表示領域及び認識領域のうち少なくとも認識領域を拡大するので、所望の操作が割り当てられた操作ボタンをユーザが押圧し操作が受け付けられる確実性を、向上させることができる。
つまり、タッチパネルの向きが必ずしもユーザに対して最適な向きになっていなくても、それによる誤操作発生を大幅に解消することができるので、ユーザの意図する操作を受け付ける確実性が向上し、以って快適な操作環境の実現と操作性の向上とを実現することができる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る複合機C(画像形成装置)の機能構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本複合機Cは、操作表示部1(操作装置)、画像読取部2、画像記憶部3、画像処理部4、印刷部5及び主制御部6を備えている。
操作表示部1は、図示するように、タッチパネル1a、角度可変支持機構1b、操作キー1c及び操作表示制御部1dから構成されており、ユーザと本複写機とを関係付けるマンマシンインタフェースとして機能する。
タッチパネル1aは、周知のように表示パネルの表示面に抵抗膜方式等の透明な面状押圧センサを設けたものであり、操作表示制御部1dによって、各種機能がそれぞれ割り当てられた複数の操作ボタンBが表示パネルに所定のレイアウトで表示される(図3参照)。そして、この操作ボタンBをユーザが指等で押圧すると、面状押圧センサが押圧位置(押圧座標)を示す操作信号を操作表示制御部1dに出力するものである。
図2は、角度可変支持機構1bによるタッチパネル1aの仰角設定状態を示す模式図である。
角度可変支持機構1bは、上記タッチパネル1aを仰角調整自在に支持する機構である。この角度可変支持機構1bは、タッチパネル1aの両側面に設けられた軸を回転自在に支持することにより、タッチパネル1aの仰角を「デフォルト」状態(図2(a)参照)と「ダウン」状態(図2(b)参照)とに可変設定する。
「デフォルト」状態は、タッチパネル1aの操作面(表示面)が平均的な身長のユーザにとって使いやすい角度となる仰角設定状態であり、一方、「ダウン」状態は、平均的な身長のユーザよりも身長が低いユーザや車椅子等に座って操作するユーザにとってタッチパネル1aの操作面が使いやすい角度となる仰角設定状態である。
図1に戻り、操作キー1cは、例えば電源ボタンやコピー開始ボタン等、タッチパネル1aに表示される操作ボタンB以外の操作キー(ハードウエアキー)である。タッチパネル1aに表示される操作ボタンBは、操作表示制御部1dは所定のプログラムに基づいてソフトウエア的に表示パネルに表示させるものであるが、操作キー1cは、ハードウエアキーとして物理的に備えられたものであり、ユーザの操作に基づいた操作信号を操作表示制御部1dに出力する。
操作表示制御部1dは、主制御部6による制御の下で、上記タッチパネル1a及び操作キー1cを制御する制御装置であり、MPU(Micro Processing Unit)、内部メモリ並びにタッチパネル1a、操作キー1c及び主制御部6と各種信号の授受を行うインタフェース回路等から構成されている。
この操作表示制御部1dは、内部メモリに記憶された操作表示制御プログラム、タッチパネル1a及び操作キー1cから入力される操作信号、主制御部6から入力される制御指令及びタッチパネル1a上に設定した各種領域の設定情報(後述する)に基づいて、タッチパネル1aの操作表示制御やユーザの操作指示の主制御部6への伝達を行う。
より具体的には、操作表示制御部1dは、主制御部6から入力される制御指令に基づいてタッチパネル1a上に表示する操作ボタンBの種類やレイアウトを設定すると共に、タッチパネル1aから入力される操作信号または操作キー1cから入力される操作信号に基づいて何れの操作ボタンBが操作されたかを判定し、ユーザの操作指示として主制御部6に出力する。
ここで、タッチパネル1aから操作表示制御部1dに入力される操作信号は、タッチパネル1aの説明で記載したように、ユーザによるタッチパネル1a上の押圧座標を示す信号である。
図3は、タッチパネル1aの表示領域J、認識領域K、上側領域H及び下側領域Lを示す模式図である。
操作表示制御部1dは、タッチパネル1a上に表示した各種操作ボタンBの表示領域Jの位置及び大きさに対応した認識領域K(座標範囲)を各種操作ボタンB毎に予め設定しており、この認識領域Kとタッチパネル1aから入力される操作信号が示す座標とを比較することによって、何れの操作ボタンBが操作されたかを判定する。
また、操作表示制御部1dは、上記認識領域Kに加えて、当該認識領域Kに隣接する上側に上側領域Hを、また当該認識領域Kに隣接する下側に下側領域Lをそれぞれ設定する。上側領域H及び下側領域Lは、各操作ボタンBの大きさに対応するようそれぞれ設定されている。
上述のような表示領域J、認識領域K、上側領域H及び下側領域Lの設定情報は、操作表示制御部1d内の内部メモリに予め記憶されている。
また、操作表示制御部1dは、本実施形態における傾向判定手段及びボタン拡大手段に相当するものであり、詳細は後述するが、タッチパネル1aから入力される操作信号に基づいて、ユーザにタッチパネル1aにおける押圧すべき位置を誤認識する傾向があると判定すると、押圧位置のズレ方向の傾向に応じて操作ボタンBを拡大する。
ここで、「操作ボタンBを拡大する」とは、タッチパネル1aにおける操作ボタンBの表示領域J及び上記認識領域Kの両方を拡大することである。
図1に戻り、画像読取部2は、主制御部6から入力される制御指令に基づいてADF(Auto Document Feeder)によって自動給紙される原稿或いはプラテンガラス上に載置された原稿の画像(原稿画像)をラインセンサで読み取って画像データ(原稿画像データ)に変換するものであり、この原稿画像データを画像記憶部3に出力する。
画像記憶部3は、半導体メモリ或いはハードディスク装置等であり、主制御部6から入力される制御指令に基づいて上記原稿画像データを記憶すると共に当該原稿画像データを読み出して画像処理部4に出力する。
画像処理部4は、主制御部6から入力される制御指令に基づいて原稿画像データに必要に応じて各種画像処理を施すと共に原稿画像データを印刷部5の印刷形式の画像データに変換して印刷部5に出力する。上記画像処理には拡大縮小印刷に対応した画像処理等がある。
画像読取部2がカラー原稿を読み取った場合、画像記憶部3から画像処理部4に入力される原稿画像データは光の三原色に対応したRGB画像データ(カラー画像データ)となるが、画像処理部4は、このようなRGB画像データを印刷部5の印刷形式に対応した画像データ、例えばYMCK画像データ、つまりY(イエロー)、M(マゼンダ)、C(シアン)及びK(ブラック)を基準色とする画像データに変換して印刷部5に出力する。
印刷部5は、主制御部6から入力される制御指令に基づいて用紙カセットから給紙された紙上に、上記画像処理部4から入力された印刷形式の画像データに基づく原稿画像を印刷する。この印刷部5は、例えば上記基準色のトナーに対応した4つの現像装置が二次転写ベルト上に配列したタンデム方式の印刷装置であり、画像処理部4から入力されたYMCK画像データに基づいて紙上に原稿画像をカラー印刷する。
主制御部6は、MPU(Micro Processing Unit)、内部メモリ並びに上記操作表示部1、画像読取部2、画像記憶部3、画像処理部4及び印刷部5と各種信号の授受を行うインタフェース回路等から構成されており、内部メモリに予め記憶された制御プログラム及び上記操作表示部1から入力される操作指示に基づいて本複写機の全体動作を制御するものである。主制御部6と操作表示部1の上記操作表示制御部1dとは、所定の通信形式で各種信号を送受信することにより、主制御部6は、操作表示部1の動作状態を把握すると共に制御する。
次に、本複写機の要部動作について詳しく説明する。
図4は、操作表示制御部1d(より正確には操作表示制御部1dのMPU)が操作表示制御プログラムに基づいて実行する各種処理のうち、本発明に関連する部分(要部)の処理を抜粋したフローチャートである。図5は、操作ボタンBの拡大の例を示すタッチパネル1aの平面図である。
まず、操作表示制御部1dは、タッチパネル1aがユーザによって押圧されると、最初に押圧座標が上記認識領域K以外か否かを判定する(ステップS1)。操作表示制御部1dは、この判定が「Yes」の場合、押圧座標が上側領域Hに該当するかを判定し(ステップS2)、ステップS1の判定が「No」の場合には、ステップS3のボタン種別判定処理を行う、即ち、何れの操作ボタンBの認識領域Kが押下されたかを判定して全ての処理を終了する。
そして、操作表示制御部1dは、ステップS2の判定が「Yes」の場合、つまり押圧座標が上側領域Hに該当する場合は、所定期間にわたるタッチパネル1aの全押圧回数と当該所定期間における上側領域Hの押下回数との割合が内部メモリに予め記憶された規定割合を超えたか否かを判定し(ステップS4)、この判定が「Yes」の場合は、ユーザに操作ボタンBの位置を上側に誤認識する傾向があると認識し(ステップS5)、操作ボタンBの縦寸法を上方向に伸ばすように操作ボタンBを拡大する(ステップS6)。図5(a)に、拡大後の操作ボタンBを実線で、拡大前の操作ボタンBを二点鎖線で示す。また、拡大方向を矢印で示す。
一方、操作表示制御部1dは、ステップS2の判定が「No」の場合、つまり押圧座標が下側領域Lに該当する場合には、所定期間にわたるタッチパネル1aの全押圧回数と当該所定期間における下側領域Lの押下回数との割合が内部メモリに予め記憶された規定割合を超えたか否かを判定し(ステップS7)、この判定が「Yes」の場合は、ユーザに操作ボタンBの位置を下側に誤認識する傾向があると認識し(ステップS8)、図5(b)に示すように、操作ボタンBの縦寸法を下方向に伸ばすように操作ボタンBを拡大する(ステップS9)。
なお、上記ステップS4,S7の判定が「No」の場合、つまり所定期間にわたるタッチパネル1aの全押圧回数と当該所定期間における上側領域H或いは下側領域Lの押下回数との割合が規定割合を超えていない場合には、全ての処理を終了し、引き続いて次の押下を待つ。
このような本実施形態によれば、操作表示制御部1dがタッチパネル1aに対するユーザの押圧位置(押圧座標)に応じてユーザのタッチパネル1aの押圧位置の適否を自動的に判定して、不適当のとき操作ボタンBの縦寸法を拡大することができる。
したがって、本実施形態によれば、ユーザが、タッチパネル1aを操作する際に、押圧すべき位置を誤認識する傾向があったとき、タッチパネル1aに表示した操作ボタンBを拡大して表示しなおすので、所望の操作が割り当てられた操作ボタンBをユーザが押圧し操作が受け付けられる確実性を、向上させることができる。
つまり、タッチパネル1aの向きが必ずしもユーザに対して最適な向きになっていなくても、それによる誤操作発生を大幅に解消することができるので、ユーザの意図する操作を受け付ける確実性が向上し、以って快適な操作環境の実現と操作性の向上とを実現することができる。
なお、本実施形態では、ユーザに位置誤認識傾向があると、操作ボタンBを上又は下方向に伸ばすように拡大しているが、実施にあたってはこれに限らず、例えば、図6(a)及び(b)に示すように、操作ボタンBを上又は下方向に移動させてもよい。(図6では、移動後の操作ボタンBを実線で、移動前の操作ボタンBを二点鎖線で示す。また、移動方向を矢印で示す。)この場合、操作表示制御部1dは、本発明のボタン移動手段に相当する。
更に、上記実施形態では、ユーザの位置誤認識傾向があったとき、操作ボタンBを上又は下方向のいずれかに伸ばすように拡大しているが、実施にあたってはこれに限らず、例えば、操作ボタンBを上下両方向に伸ばすように拡大してもよい。
また、上記実施形態及び変形例では、「操作ボタンBを拡大する」とは、タッチパネル1aにおける操作ボタンBの表示領域J及び上記認識領域Kの両方を拡大することであるとしたが、実施にあたってはこれに限らず、例えば、図7(a)及び(b)に示すように、タッチパネル1aにおける操作ボタンBの表示領域Jは変更することなく、認識領域Kだけを拡大してもよい。なお、本図7においては、見易さの為に、認識領域Kの輪郭のうち、表示領域Jの輪郭と重なる部分をずらしているが、これは便宜上の取り計らいであって、実際には、表示領域Jと認識領域Kとは同じ幅にされ、且つ、(a)では下辺が一致し、(b)では上辺が一致する。
更に、上記図6に示す変形例では、操作ボタンBの表示領域J及び上記認識領域Kの両方を移動させているが、実施にあたってはこれに限らず、例えば、タッチパネル1aにおける操作ボタンBの表示領域Jは変更することなく、認識領域Kだけを移動させてもよい。
これらのように表示領域Jを変更せずに認識領域Kのみを拡大(又は移動)させる場合には、操作ボタンBの見た目が変化しないので、ユーザに違和感を与えることなしに、ユーザの意図する操作を受け付ける確実性を向上させることができるという効果がある。
また、上記実施形態では、ユーザの位置誤認識傾向の有無の判定を、所定期間にわたるタッチパネル1aの全押圧回数と当該所定期間における上側領域Hの押下回数との割合が内部メモリに予め記憶された規定割合を超えたか否かによって行っているが、実施にあたってはこれに限らない。
例えば、タッチパネル1a上に表示される全ての操作ボタンBを対象とし、該操作ボタンBの上側領域H或いは下側領域Lの連続押圧回数が所定の閾値を越えるか否かによって判定してもよい。また例えば、同一の操作ボタンBにおける上側領域H或いは下側領域Lの連続押圧回数が所定の閾値を越えるか否かによって判定してもよい。
また、上記実施形態では、仰角調整自在なタッチパネルを備える操作表示部を例として説明したが、実施にあたってはこれに限られず、位置固定のタッチパネルを備える操作装置に本発明を適用してもよい。
この場合には、タッチパネルの位置が固定であるので、タッチパネルの表示が見づらい或いは操作しづらいユーザの誤操作を防止し、操作性を向上させることができる。
更に、上記実施形態では、操作表示制御部1dによってタッチパネル1aや操作キー1cを制御するようにしたが、主制御部6に操作表示制御部1dの制御機能を持たせることにより操作表示制御部1dを削除しても良い。
そして、上記実施形態では、本発明を複写機に適用した場合について説明したが、本発明は、タッチパネルを操作装置として用いる複写機以外の各種画像形成装置或いは当該画像形成装置以外の各種機器に適用することができる。
本発明の一実施形態に係る複合機の機能構成を示すブロック図である。 上記実施形態における角度可変支持機構によるタッチパネルの仰角設定状態を示す模式図である。 上記実施形態におけるタッチパネルの認識領域、上側領域及び下側領域を示す模式図である。 上記実施形態における操作表示制御部が実行する各種処理(要部抜粋)の流れを示すフローチャートである。 上記実施形態における操作ボタンの拡大の例を示すタッチパネルの平面図である。 上記実施形態の変形例であって、操作ボタンの移動の例を示すタッチパネルの平面図である。 上記実施形態の変形例であって、操作ボタンの認識領域のみを拡大する例を示すタッチパネルの平面図である。
符号の説明
C…画像形成装置、 1…操作表示部(操作装置)、 1a…タッチパネル、 1b…角度可変支持機構、 1c…操作キー、 1d…操作表示制御部(傾向判定手段、ボタン拡大手段)、 2…画像読取部、 3…画像記憶部、 4…画像処理部、 5…印刷部、 6…主制御部、 B…操作ボタン、 J…表示領域、 K…認識領域、 H…上側領域、 L…下側領域

Claims (5)

  1. タッチパネルに1或いは複数の操作ボタンを表示させ、該タッチパネルへのユーザの押圧位置に基づいて、前記操作ボタンに対する操作の有無を判定する操作装置であって、
    前記操作ボタンと前記押圧位置との相対位置に基づいて、ユーザの位置誤認識傾向の有無を判定する傾向判定手段と、
    当該傾向判定手段がユーザに前記位置誤認識傾向があると判定すると、前記操作ボタンの表示領域及び認識領域のうち少なくとも認識領域を拡大するボタン拡大手段と、
    を備えることを特徴とする操作装置。
  2. 前記傾向判定手段は、前記操作ボタンに対する前記押圧位置がある一定の向きにずれる傾向にあるとき、当該向きをズレ方向とすると共に前記位置誤認識傾向があると判定し、
    前記ボタン拡大手段は、前記操作ボタンの表示領域及び認識領域のうち少なくとも認識領域を、少なくとも前記ズレ方向に拡大する
    ことを特徴とする請求項1に記載の操作装置。
  3. タッチパネルに1或いは複数の操作ボタンを表示させ、該タッチパネルへのユーザの押圧位置に基づいて、前記操作ボタンに対する操作の有無を判定する操作装置であって、
    前記操作ボタンと前記押圧位置との相対位置に基づき、前記操作ボタンに対して前記押圧位置がある一定の向きにずれる傾向にあるとき、当該向きをズレ方向とすると共に、ユーザに位置誤認識傾向があると判定する傾向判定手段と、
    当該傾向判定手段がユーザに前記位置誤認識傾向があると判定すると、前記操作ボタンの表示領域及び認識領域のうち少なくとも認識領域を、少なくとも前記ズレ方向に移動するボタン移動手段と、
    を備えることを特徴とする操作装置。
  4. 前記タッチパネルは、仰角調整自在であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の操作装置。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の操作装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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