JP2008292617A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タブ付き印刷媒体への容易な印刷を実現する画像形成装置を提供する。
【解決手段】原稿画像データと原稿画像データに対応するタブ画像データとを関連付けて記憶する記憶手段と、印刷媒体におけるタブの位置を検出する媒体タブ検出手段と、原稿画像データを印刷媒体を構成する原稿領域に原稿画像データに対応するタブ画像データを媒体タブ検出手段が検出したタブ位置にそれぞれ印刷する印刷手段とを備える画像形成装置を提供する。
【選択図】図4

Description

本発明は、デジタル複写機、プリンタ、スキャナなどの画像形成装置に関し、詳しくはタブ付き印刷媒体への容易な印刷を実現する画像形成装置に関する。
複数枚にわたる印刷物について、その印刷物の区切り毎にタブを有する仕切り用紙(タブ付用紙)を挿入することで、印刷物の区切りを際立たせる収納が行われている。タブ付用紙を挿入し、さらに当該タブにその索引を記すことで、大量の印刷物から目的とするページをすばやく検索することが可能である。
また、区切りとなるページ自体に別途タブを付与し、あるいは区切りとなるページをタブ付用紙に印刷することもある。
上記タブは例えばA4サイズやB5サイズといった、あらかじめ定義された原稿サイズ、いわゆる定形サイズの用紙に対して部分的に突出するように付される。またこれら突出するタブは、同一の印刷物内で異なる位置にずらして突出させ、あるいはタブ位置をずらした専用のタブ付用紙が用意されることにより、各タブに記された索引を見やすくする工夫も行われている。
上記タブ付用紙は、タブの位置が不特定でありまたタブのサイズも様々であるため、画像形成装置が扱う際には不定形用紙として扱う必要がある。
このため、タブ付原稿をタブ付用紙(印刷媒体)に印刷する際には、原稿及び用紙のタブ位置やタブサイズを細かく設定する必要があり、非常に面倒であった。
なお、用紙から部分的に突出するタブではなく、用紙端部にインデックスとして印刷する技術が、例えば特開2005−91779号公報に開示されている。当該技術では、インデックスしたい「頁の指定、配置、色」を選択することで、用紙端部にインデックスを印刷可能としている。
特開2005−91779号公報
しかしながら、上記従来技術は、タブのない印刷媒体の端部に印刷を行うものである。即ち複数の印刷物を印刷面に対して側面から見た場合に見取れるわずかなインデックスに基づいて、区切り位置を確認するものであり、突出したタブとは異なり、印刷された索引を瞬時に得られるものではない。したがって、タブ付用紙を利用した際の利便性をすべて授受できるものではない。当然、タブ付原稿からタブ付用紙への印刷を実現できるものでもない。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、タブ付き印刷媒体への容易な印刷を実現した画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために以下の手段を採用している。すなわち本発明における画像形成装置においては、原稿画像データと原稿画像データに対応するタブ画像データとを関連付けて記憶する記憶手段と、印刷媒体におけるタブの位置を検出する媒体タブ検出手段と、原稿画像データを上記印刷媒体を構成する原稿領域に原稿画像データに対応するタブ画像データを媒体タブ検出手段が検出したタブ位置にそれぞれ印刷する印刷手段とを備える。
また、原稿を構成するタブの位置を検出する原稿タブ検出手段と、原稿を構成する原稿領域に対応する画像から原稿画像データを生成し、タブの位置に対応する画像からタブ画像データを生成しこれらを関連付けて記憶手段に記憶する読取手段とを備える構成がある。
またさらに、媒体タブ検出手段は、タブの位置及びタブのサイズを検出すると共に、印刷手段はタブ画像データを上記検出したタブのサイズに基づいて拡大又は縮小しタブ位置に印刷する構成がある。
タブの検出方法として、原稿タブ検出手段は、原稿の搬送路上に設けられたセンサによりタブ位置の検出を行う構成や、原稿タブ検出手段は、原稿画像データとタブ画像データとより構成される全体画像データのサイズとあらかじめ定義された原稿サイズとを比較し、全体画像データのサイズが大きい場合には、定義された原稿サイズより大きい部分について画像の有無を判定し、画像が有る位置をタブ位置として検出する構成がある。
また、媒体タブ検出手段は、印刷媒体の搬送路上に設けられたセンサによりタブ位置の検出を行う構成がある。
原稿タブ検出手段が原稿のタブ位置を検出し、タブ領域に該当する画像データについては、媒体タブ検出手段が検出した印刷媒体のタブ位置に印刷を行う。これにより、原稿と印刷媒体とでタブ位置が異なる場合であっても、ユーザは通常のコピー処理と同様、原稿を載置して処理をスタートするのみで位置の違いを考慮した、タブ付原稿からタブ付印刷媒体へのコピーが完了する。
また、読取手段が原稿のタブの有無を判断し、印刷手段は、タブ付印刷媒体を選択的に取得する。このため、タブ付原稿と定型サイズの一般原稿とが混じった複数の原稿を一度にコピーした場合であっても、タブ付原稿はタブ付印刷媒体へ、一般原稿は定形の印刷媒体へコピーされ、即ちユーザが細かい設定を行う必要がなく、処理をスタートするのみですべての原稿の印刷が完了する。
また、印刷手段がタブ画像データを拡大・縮小する構成では、原稿と印刷媒体のタブの大きさが違う場合であっても、印刷媒体のタブに適したサイズで出力され、すなわちタブ領域の印刷の美観が損なわれることがない。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
以下、本発明に係る画像形成装置について説明する。
図1は、画像形成装置100の概略模式図である。ただし、本発明に直接には関係しない各部の詳細は省略している。
本発明の画像形成装置100は、例えばプリンタやスキャナ単体、あるいはプリンタ、コピー、スキャナ、ファックス等を備えた複合機等が該当する。
なお、一例として複合機を利用して原稿のコピーを行う際の画像形成装置の動作を簡単に説明する。
ユーザが複合機を利用して例えば原稿の印刷を行う場合、原稿を図1に示す原稿台103、或いは載置台105に配置し、原稿台近傍に供えられた操作パネルに対して印刷の指示を行う。当該指示があると、以下に示す各部(駆動部)が動作することで、印刷が行われる。
即ち、図1に示すように、本実施の形態の画像形成装置100は、本体101と、本体101の上方に取り付けられたプラテンカバー102を備える。本体101の上面は原稿台103が設けられており、原稿台103は、プラテンカバー102によって開閉されるようになっている。プラテンカバー102は、自動原稿給紙装置104と載置台105と排紙台109が設けられている。
自動原稿給紙装置104は、プラテンカバー102の内部に形成された原稿搬送路108と、プラテンカバー102の内部に備えられたピックアップローラ106や搬送ローラ107等で構成される。原稿搬送路108は、載置台105から、本体101に設けられた読取部110にて読み取りが行なわれる読取位置Pを経由して、排紙台109に通じる原稿の搬送路である。
自動原稿給紙装置104は、載置台105に載置された原稿1枚ずつをピックアップローラ106で搬送路内108に引き出し、搬送ローラ107等によって引き出した原稿を、読取位置Pを通過させて排紙台109に排紙する。読取位置Pを通過する時に原稿は読取部110にて読み取られる。
上記読取部110は、原稿台103の下方に設けられており、図2にその詳細が示されている。読取部110は、原稿台103を照射する主走査方向に長い光源111と、原稿台からの光を選択的に通過させるスリット116と、原稿台からの光を導くミラー112とを備える第一の移動キャリッジ117や、第一の移動キャリッジ117からの反射光を再度反射するミラー113A、113Bを備える第二の移動キャリッジ118、さらにミラーで導かれた光を光学的に補正するレンズ群119、当該レンズ群119より補正された光を受光する撮像素子115、撮像素子にて受光した光を電気信号に変換し、必要に応じて補正・修正などを行う画像データ生成部114とで構成されている。
自動原稿給紙装置104上の原稿を読み取る場合には、光源111は、読取位置Pを照射できる位置に移動して発光する。光源111からの光は、原稿台103を透過して読取位置Pを通過する原稿にて反射し、スリット116、ミラー112、113A、113B、レンズ群119によって撮像素子115に導かれる。撮像素子115は、受光した光を電気信号に変換して画像データ生成部114に送信する。画像データ生成部114には、上記撮像素子115にて受光された光がR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)のアナログ電気信号として入力され、ここでアナログ−デジタル変換され、即ちデジタル化される。さらに、画像データ生成部114では、順次変換されたデジタル信号を単位データとし、これら単位データを補正、修正等することで複数の単位データからなる画像データを生成する。
また、読取部110は、自動原稿給紙装置104で搬送される原稿だけでなく、原稿台103に載置された原稿も読み取ることが可能となっている。原稿台103に載置された原稿を読み取る場合は、第一のキャリッジ112は、光源111を発光しながら副走査方向に移動し、光源111から撮像素子115までの光路長を一定にするために、第二の移動キャリッジ118は第一の移動キャリッジ117の1/2の速度で撮像素子115方向に移動する。
撮像素子115は、自動原稿給紙装置104に搬送された原稿のときと同様に、ミラー112、113A、113Bに導かれた光に基づいて原稿台103に載置された原稿からの光を電気信号に変換し、これに基づいて画像データ生成部114が画像データを生成し、記憶部114Bに記憶する。なお、上記読取部110を構成する各部が一連の処理を行うことにより、後述する読取手段401として動作する。
本体101の読取部110の下方には、画像データを印刷する印刷部120を備えている。印刷部120が印刷できる画像データは、上記のように画像データ生成部114にて生成されたものや、その他画像形成装置100とLAN等のネットワークに接続されたパソコン等の端末から、ネットワークインターフェイスを介して受信したものである。
印刷部120が行う印刷方式には、電子写真方式が用いられている。即ち、感光ドラム121を帯電器122で一様に帯電させ、その後レーザ123で感光ドラム121を照射して感光ドラム121に潜像を形成し、現像器124で潜像にトナーを付着させて可視像を形成し、転写ローラにて可視像を用紙に転写する方式である。
なお、フルカラー画像に対応した画像形成装置では、上記現像器(ロータリー現像器)124が、図1の紙面に対して垂直方向に構成される回転軸を中心として周方向に回転させられ、対応する色のトナーが格納された現像ユニットが感光ドラム121の対向位置に配置される。この状態で、感光ドラム121上の潜像が、現像器124が格納するトナーにより現像され、中間転写ベルト125Aに転写される。なお、現像器124は、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各トナーをそれぞれ格納する4つの現像ユニット124(Y)、(C)、(M)、(K)を有している。上記中間転写ベルト125Aへの転写を上記各色毎に繰り返すことにより、当該中間転写ベルト125A上にフルカラー画像が形成される。
可視像が印刷される印刷媒体、即ち用紙は、手差しトレイ131、給紙カセット132、133、134などの給紙トレイに載置されたものである。
印刷部120が印刷を行う際には、何れか1つの給紙トレイから用紙1枚を、ピックアップローラ135を用いて引き出し、引き出した用紙を搬送ローラ137(手差しトレイ131を利用する場合には搬送ローラ136)やレジストローラ138で中間転写ベルト125Aと転写ローラ125Bの間に送り込む。
印刷部120は、中間転写ベルト125と転写ローラ125の間に送り込んだ用紙に、上記中間転写ベルト125上の可視像を転写すると、可視像を定着させるために、搬送ベルト126で定着装置127に用紙を送る。定着装置127は、ヒータが内蔵された加熱ローラ128と、所定の圧力で加熱ローラ128に押し当てられた加圧ローラ129とで構成されている。加熱ローラ128と加圧ローラ129の間を用紙が通過すると、熱と用紙への押圧力によって可視像が用紙に定着する。印刷部120は、定着装置127を通過した用紙を排紙トレイ130に排紙する。
以上が、画像形成装置100における基本的なコピーサービスの処理である。
なお、上記画像形成装置100では、図3の概略構成図に示すように、CPU(Central Processing Unit)301、RAM(Random Access Memory)302、ROM(Read Only Memory)303、HDD(Hard Disk Drive)304及び上記印刷処理における各駆動部に対応するドライバ305が内部バス306を介して接続されている。上記CPU301は、例えばRAM302を作業領域として利用し、ROM303やHDD304等に記憶されているプログラムを実行し、当該実行結果に基づいて上記ドライバ305とデータや命令を授受することにより上記図1、図2に示した各駆動部307の動作を制御する。
続いて、本発明に係る画像形成装置の、タブ付原稿・媒体に対する処理の詳細について説明する。
本発明に係る画像形成装置100は、タブ付原稿を、タブ付印刷媒体にコピーすることが可能となっている。ここで言うタブ付原稿、あるいはタブ付印刷媒体とは、図5に示すように、長辺L×短辺Wの方形を有する原稿領域501と、当該方形から突出して付された幅d×高さhの略方形を有するタブ領域502、即ちタブ503とより構成される原稿あるいは印刷媒体を言う。なお、タブ付原稿あるいはタブ付印刷媒体におけるタブのサイズ(図5におけるd×h)は規格として特に定められておらず、これら原稿、印刷媒体により様々である。当然、使用時に重ならないようにするため、タブの位置(図5におけるlの長さ)についても、それぞれ異なる。したがって、タブ付原稿のタブの位置lと、これらをコピーする際のタブ付印刷媒体のタブの位置lとが同一とは限らない。
上記のようなタブの状況に対応するために、画像形成装置100は、図4に示すように、原稿タブ検出手段404と媒体タブ検出手段407とを備えている。なお、これら検出手段の基本的な検出方法は同様であるため、具体的に媒体タブ検出手段407についてのみ、図7を用いてそのタブ検出処理を説明する。
<タブ検出処理>
図7は、画像形成装置100における上面視、即ち図1における矢印A方向から見た際の本体101と手差しトレイ131の概略図である。なお、本体101については手差しトレイ131近傍の断面図として示し、手差しトレイ131には、タブ付印刷媒体503が載置されているものとする。
印刷処理時には、タブ付印刷媒体503が搬送路にそって矢印702に示す搬送方向に移動することで本体101内に搬送される。当該搬送路上には、媒体タブ検出手段407を構成する複数のセンサ701a〜701zが配置されており、各センサそれぞれが印刷媒体を検知することが可能である。各センサ701上を印刷媒体503が通過するとセンサはON信号を出力し、当該出力が媒体タブ検出手段407を構成する媒体タブ制御部に入力される。媒体タブ制御部では、a〜zの各センサのうち、ON信号を出力しているセンサと出力していないセンサ(即ちOFFであるセンサ)との境界に基づいて、長辺Lの長さを算出することができる。また、印刷媒体の搬送速度と、ON信号が入力されている時間とより、短辺Wの長さを算出することができる。なお、搬送速度は例えば搬送ローラ136の径と回転速度とより算出することが可能である。この処理により、長辺L×短辺Wの方形を有する原稿領域501のサイズが取得可能である。
さらに、印刷媒体がタブ付印刷媒体である場合には、図7におけるタブ503が通過するセンサ、例えばセンサ701d〜701eについては、近傍の他のセンサ701c及び701fと比較して、搬送時にON信号を出力する時間が長くなる。このON信号の出力時間の差より、タブの高さhを算出することができる。また、センサ701d〜701eとこれらに近接する701c及び701fとより、タブの位置l及び幅dを算出することができる。
以上の処理により、媒体タブ検出手段407は、印刷媒体の原稿領域のサイズと、当該原稿領域に対するタブの位置及びサイズとを取得することができる。
なお、給紙トレイから印刷媒体を取得した場合であっても、その搬送路上に上記センサを設け、あるいは上記手差しトレイ131からの搬送路上のセンサと共用することにより対応することができる。
また、原稿に付されたタブを検出する原稿タブ検出手段404については、載置台105から読取位置Pを経由して、排紙台109に通じる原稿の搬送路上に、上記センサと、媒体タブ制御部と同様の処理を行う原稿タブ制御部とを設けることで、タブ付原稿における原稿領域のサイズと、当該原稿領域に対するタブの位置及びサイズとを取得することができる。
以上がセンサを用いたタブ検出処理であるが、原稿台103に載置された原稿をコピー等する際には、原稿は搬送路を通過しない。このような場合には、別途以下のような方法にてタブの検知が可能である。
まず、原稿が載置され、例えばコピーの開始ボタンが押下されることで、読取部110が画像データを生成する処理は上述した通りである。なお、原稿台103に載置された原稿は、画像データの生成に先立ってセンサにより原稿サイズがあらかじめ検出される。ここで、定形サイズである原稿サイズ(長辺L×短辺W:原稿領域)にタブ503(タブ領域)が付された、図5に示すタブ付原稿の原稿サイズを検出した場合、図6に示すように、長辺L×短辺W+hとして検出される。つまり、定形サイズより短辺がhだけ長い不定形サイズとして検出される。なお、ここでは、原稿領域に対応する原稿画像データと、タブ領域に対応するタブ画像データとを含めて全体画像データと定義する。
不定形サイズとして検出された場合、このような画像データを受信した原稿タブ検出手段404は、あらかじめ定義された原稿サイズと上記検出された原稿サイズとを比較する。ここで、一辺(ここでは長辺)が同一(L)で、他辺の増加分(ここでは短辺)がタブとして考えられる一定範囲(例えばh=1cm±0.5cm)である場合、定型サイズより大きい領域について、画像の有無を判定する。定型サイズより大きい領域とは、短辺の端部から長さhの領域であり、図6で示す領域602である。
タブ付原稿である場合、タブの位置に画像が含まれるのが通常であり、即ち、画像の有無を判定することで、タブ位置(タブ領域502)を検出することができる。また、画像を有する領域より一回り(例えば2mm四方)大きい領域のサイズをタブサイズとして得ることができる。なお、当該検出は、例えばユーザが、メニューより“タブ原稿コピー”を示すモードを選択するときのみ行えば、処理速度の低下を防止し、また精密な検出処理が可能となる。
以上の処理により、原稿タブ検出手段404は、原稿台103に載置されたタブ付原稿について、原稿領域のサイズと、タブの位置及びサイズとを取得することができる。
<タブ印刷処理>
続いて、タブ付画像の印刷処理について、主に図8にしめすフローチャートを用いて説明を行う。なお、印刷処理の一例として、ここではコピーを行う場合について説明する。
まず、ユーザが載置台105にタブ付原稿を載置し、例えば上記操作パネルよりコピー開始ボタンを押下する。
コピーが開始されると、載置台105に載置されたタブ付原稿が搬送路を搬送され、上記原稿タブ検出手段404がタブ位置及びサイズを検出する(図8:S801)。検出方法は上述したとおりである。タブ位置及びサイズは、読取手段401に送信される。ただし、タブ付原稿でない場合には、タブ位置及びサイズが送信されない。
読取手段401では、タブ位置及びサイズの情報の有無に基づいて、タブ付原稿であるか、通常原稿であるかの判定を行う(図8:S802)。ここで、タブ付原稿でない場合には、上述したように、通常のコピー処理が行われる(図8:S802NO→S808→End)。
タブ付原稿と判断された場合、読取手段401にて読み取られた画像データ(全体画像データ601)は、原稿画像データとタブ画像データとに分離される(図8:S803)。当該分離は、当該読取手段401を構成する原稿画像データ生成手段402が、原稿領域に対応する原稿画像データを抽出し、タブ画像データ生成手段403がタブ領域に該当するタブ画像データを抽出することで行われる。なお、原稿画像データは、全体画像データから、タブ位置及びサイズの情報に基づいて、タブに該当しない領域の画像データみを抽出することで行われる。また、タブ画像データは、タブ位置及びサイズに基づいてタブ領域を判定し、当該タブ領域に該当する画像データを抽出することにより行われる。
上記分離された2つの画像データは、関連付けられて記憶手段405(記憶部114B)に記憶される(図8:S804)。
また、読取手段401が、原稿がタブ付原稿と判断した場合、その旨が、印刷手段406に送信される。上記旨を受信した印刷手段406は、手差しトレイ131や給紙カセット132、133、134などの給紙トレイから、タブ付印刷媒体が格納されている給紙トレイを選択し、タブ付印刷媒体を取得する(図8:S805)。タブ付印刷媒体が格納されている給紙トレイは、あらかじめ画像形成装置100に登録されることで選択可能である。
なお、タブ付印刷媒体はタブの位置が不明であるため、上述した媒体タブ検出手段407がタブ位置及びサイズを取得し、当該情報および必要に応じて原稿領域サイズを印刷手段406に送信する(図8:S806)。タブ位置及びサイズの取得処理は、上述したとおりである。
タブ位置及びサイズを取得した印刷手段406は、記憶手段405に格納された原稿画像データをタブ付印刷媒体の原稿領域501に、タブ画像データをタブ領域502にそれぞれ出力する(図8:S807)。
なお、タブ領域のサイズも原稿、印刷媒体によって様々である。したがって、印刷手段406を構成する拡大・縮小手段408が、原稿タブ検出手段404が検出したタブサイズと、媒体タブ検出手段が検出したタブサイズとに基づいて、タブ画像データを拡大または縮小して出力してもよい。
以後、出力されたタブ付印刷媒体は、従来の用紙と同様、装置外に排出されて処理が完了する。以上により、タブ付原稿のタブ付印刷媒体へのコピー処理が完了する。
以上のように、原稿タブ検出手段が原稿のタブ位置を検出し、タブ領域に該当する画像データについては、媒体タブ検出手段が検出した印刷媒体のタブ位置に印刷を行う。これにより、原稿と印刷媒体とでタブ位置が異なる場合であっても、ユーザは通常のコピー処理と同様、原稿を載置して処理をスタートするのみで位置の違いを考慮したタブ付原稿からタブ付印刷媒体へのコピーが完了する。
また、読取手段が原稿のタブの有無を判断し、印刷手段は、タブ付印刷媒体を選択的に取得する。このため、タブ付原稿と定型サイズの一般原稿とが混じった複数の原稿を一度にコピーした場合であっても、タブ付原稿はタブ付印刷媒体へ、一般原稿は定形の印刷媒体へコピーされ、即ちユーザが細かい設定を行う必要がなく、処理をスタートするのみですべての原稿の印刷が完了する。
また、印刷手段がタブ画像データを拡大・縮小する構成では、原稿と印刷媒体のタブの大きさが違う場合であっても、印刷媒体のタブに適したサイズで出力され、すなわちタブ領域の印刷に関して美観が損なわれることがない。
なお、上記実施の形態では、原稿タブ検出手段404を備える構成を説明したが、必ずしも原稿タブ検出手段404を備える必要はない。
例えば、ネットワークを介したパーソナルコンピュータより文書データが送信され、当該文書データに、原稿領域に印刷するデータに加えてタブ領域に印刷すべき情報が付加されている場合がある。ここでいうタブ領域に印刷すべき情報とは、例えば文書データのプロパティに含まれるタイトル、サブタイトル、属性などである。当然、タブデータという項目を備え、タブ印刷に対応した文書フォーマットであってもよい。これら文書データを記憶手段405に記憶し、印刷手段406が当該文書データを画像データに変換して印刷することにより、タブ印刷が実現できる。これは、例えばスキャナ機能を備えないプリンタなどに適用することが可能である。
本発明に係る画像形成装置は、原稿と印刷媒体とでタブ位置が異なる場合であっても、ユーザは通常のコピー処理と同様、原稿を載置して処理をスタートするのみで位置の違いを考慮したタブ付原稿からタブ付印刷媒体へのコピーが実現でき、即ち、タブ付き印刷媒体への容易な印刷を可能とした画像形成装置として有用である。
本発明に係る画像形成装置の概略模式図。 読取部の拡大図。 本発明に係る画像形成装置の概略構成図。 本発明に係る画像形成装置の概略機能ブロック図。 タブ付原稿、タブ付印刷媒体を示す図。 画像データを、原稿画像データとタブ画像データとに分離する処理を説明する図。 媒体タブ検知手段の物理的構成を示す図。 本発明に係る印刷処理手順を示すフローチャート。
符号の説明
401 読取手段
402 原稿画像データ生成手段
403 タブ画像データ生成手段
404 原稿タブ検出手段
405 記憶手段
406 印刷手段
407 媒体タブ検出手段
408 拡大・縮小手段

Claims (6)

  1. 原稿画像データと、当該原稿画像データに対応するタブ画像データとを関連付けて記憶する記憶手段と、
    印刷媒体におけるタブの位置を検出する媒体タブ検出手段と、
    上記原稿画像データを上記印刷媒体を構成する原稿領域に、当該原稿画像データに対応するタブ画像データを上記媒体タブ検出手段が検出したタブ位置にそれぞれ印刷する印刷手段と、
    を備える画像形成装置。
  2. さらに、原稿を構成するタブの位置を検出する原稿タブ検出手段と、
    上記原稿を構成する原稿領域に対応する画像から原稿画像データを生成し、上記タブの位置に対応する画像からタブ画像データを生成し、これらを関連付けて上記記憶手段に記憶する読取手段と、
    を備える請求項1記載の画像形成装置。
  3. 上記媒体タブ検出手段は、タブの位置及びタブのサイズを検出すると共に、
    上記印刷手段は、タブ画像データを上記検出したタブのサイズに基づいて拡大又は縮小し、上記タブ位置に印刷する請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 上記原稿タブ検出手段は、原稿の搬送路上に設けられたセンサによりタブ位置の検出を行う請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  5. 上記原稿タブ検出手段は、
    原稿画像データとタブ画像データとより構成される全体画像データのサイズとあらかじめ定義された原稿サイズとを比較し、
    全体画像データのサイズが大きい場合には、定義された原稿サイズより大きい部分について画像の有無を判定し、
    画像が有る位置をタブ位置として検出する請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  6. 上記媒体タブ検出手段は、印刷媒体の搬送路上に設けられたセンサによりタブ位置の検出を行う請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
JP2007136217A 2007-05-23 2007-05-23 画像形成装置 Pending JP2008292617A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012238963A (ja) * 2011-05-10 2012-12-06 Canon Inc 情報処理装置、面付け方法及びプログラム
JP2020086918A (ja) * 2018-11-26 2020-06-04 株式会社Pfu 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム

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