JP2008291899A - 貫通孔化粧カバー - Google Patents

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明 水越
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Abstract

【課題】外壁面との間を通じて液体が侵入するのをシール剤により抑止しながらも、化粧効果が高く、且つ、施工性に優れた貫通孔化粧カバーを提供する。
【解決手段】壁体の貫通孔を覆う状態で外壁面に固定される貫通孔化粧カバー5において、外壁面に対向配置される外壁面対向部位9には、これと外壁面との間を通じて液体が侵入するのを抑止するシール剤Dを充填するためのシール剤充填空間Sが形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、壁体の貫通孔を通じて導出された可撓性長尺体(例えば、ドレンホース、換気ホース、電気配線等)を化粧処理する場合など、壁体の貫通孔を室外側から化粧処理するのに用いられる貫通孔化粧カバーに関するものである。
従来、この種の貫通孔化粧カバーとしては、貫通孔を覆う被覆部の周りに、固定ビス等の固定手段により外壁面の貫通孔周縁部位に対し当て付け状態で固定される平面状の取り付け鍔部を形成したものが知られている(例えば、下記特許文献1〜3参照)。
そして、この貫通孔化粧カバーでは、外壁面への固定状態において外壁面との間を通じて液体が侵入するのを抑止するのに、取り付け鍔部の外面と壁体の外壁面とに亘らせる状態でシール剤を盛り付けていた。
特開2004−219014 特開2005−156155 特開2005−188749
しかしながら、上記の如き従来の貫通孔化粧カバーでは、シール剤の仕上がり状態が作業者によって異なるにもかかわらず、取り付け鍔部の外面と壁体の外壁面とに亘らせる状態で盛り付けたシール剤が外部に露出するため、貫通孔化粧カバーによる化粧効果が損なわれ易い問題がある。
また、取り付け鍔部の外面と外壁面とに亘らせる状態でシール剤を盛り付ける関係上、取り付け鍔部を外壁面に固定した後でシール剤の施工を行わなければならないことから、シール剤の施工場所が外壁面近傍(しかも、一般的には比較的高所である)に限られてしまうことになる。
そのため、例えば、外壁面と隣地境界との間が狭い場合や外壁面の近傍に付属物や植樹などの障害物が存在する場合などでは施工場所での作業空間が十分に確保できなかったり、或いは、施工場所が高所である場合などでは作業内容が脚立や梯子などに乗った姿勢での難しいものになったりするなど、施工性があまり良くない問題がある。
本発明は、上述の実情に鑑みて為されたものであって、その主たる課題は、外壁面との間を通じて液体が侵入するのをシール剤により抑止しながらも、化粧効果が高く、且つ、施工性に優れた貫通孔化粧カバーを提供する点にある。
本発明の第1特徴構成は、貫通孔化粧カバーに係り、その特徴は、
壁体の貫通孔を覆う状態で外壁面に固定される貫通孔化粧カバーであって、
前記外壁面に対向配置される外壁面対向部位には、これと外壁面との間を通じて液体が侵入するのを抑止するシール剤を充填するためのシール剤充填空間が形成されている点にある。
上記特徴構成によれば、前記シール剤充填空間が外壁面対向部位に形成されているから、シール剤が外部に露出するのを抑止することができて、化粧効果を効果的に得ることができる。
また、外壁面対向部位のシール剤充填空間にシール剤を充填する関係上、外壁面に固定する前にシール剤の施工を行うことになるから、シール剤の施工場所が外壁面近傍に限られるのを回避することができ、これにより、作業空間が広くて作業し易い適所で施工することが可能となり、施工性に優れたものとすることができる。
本発明の第2特徴構成は、第1特徴構成の実施に好適な構成であり、その特徴は、
前記外壁面対向部位には、外側壁部と内側壁部との対向面間を前記シール剤充填空間とするシール剤充填溝が形成されている点にある。
上記特徴構成によれば、シール剤が所定位置から内外方向に移動するのをシール充填溝の外側壁部及び内側壁部で抑止することができるから、シール剤が外部に露出するのを効果的に抑止することができるとともに、シール剤による所期の液体侵入抑止効果を安定的に得ることができる。
また、シール剤充填溝の外側壁部及び内側壁部とで溝延長方向に沿って案内する形態でシール剤をシール剤充填空間に充填することができて、シール剤の充填作業の簡略化と効率化を効果的に達成することができる。
本発明の第3特徴構成は、第2特徴構成の実施に好適な構成であり、その特徴は、
前記シール剤充填溝には、前記外壁面に固定するときに前記シール剤の過量分をシール剤充填空間から内方側にはみ出し案内するはみ出し案内部が設けられている点にある。
上記特徴構成によれば、前記はみ出し案内部によって前記外壁面に固定するときに前記シール剤の過量分を内方側にはみ出し案内するから、例えば、シール剤の充填量不足により液体侵入抑止効果が損なわれるのを防止するために、必要充填量よりもやや多い量のシール剤を充填する場合でも、シール剤が外部に露出するのを効果的に抑止することができる。
本発明の第4特徴構成は、第3特徴構成の実施に好適な構成であり、その特徴は、
前記外側壁部が、前記外壁面への固定状態において壁部先端面が外壁面に当て付けられる高さ寸法で構成されているとともに、
前記内側壁部が、前記外壁面への固定状態において壁部先端面と外壁面との間に前記はみ出し案内部としての隙間が形成される高さ寸法で構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、成形し易い簡素な構造でありながらも前記はみ出し案内部としての隙間をシール剤充填溝の全長に亘って形成することができるから、例えば、シール剤充填溝の一部に前記はみ出し案内部としてのはみ出し口が形成されている場合に比べ、シール剤の外方側へのはみ出しを効果的且つ効率的に抑止することができて、シール剤が外部に露出するのを一層効果的に抑止することができる。
本発明の第5特徴構成は、第1〜第4特徴構成のいずれかの実施に好適な構成であり、その特徴は、
前記外壁面対向部位を前記外壁面に押し付ける状態で前記固定状態を現出する固定釘又は固定ビス若しくは固定ネジ用の挿通孔が設けられている点にある。
上記特徴構成によれば、固定釘又は固定ビス若しくは固定ネジで外壁面に固定するとき、前記外壁面対向部位と外壁面とで挟圧する形態で前記シール剤を効果的に変形させる(つまり、外壁面対向部位と外壁面との間の隙間を閉塞するように変形させる)ことができ、これにより、前記シール剤充填空間を外壁面対向部位に形成することでシール剤が外部に露出するのを抑止しながらも、シール剤による液体侵入抑止効果をより確実に得ることができる。
本発明の第6特徴構成は、第5特徴構成の実施に好適な構成であり、その特徴は、
前記取り付け孔が、前記シール剤充填空間の外側端よりも内方側に設けられている点にある。
上記特徴構成によれば、取り付け孔を通じて壁体に穿設される固定釘又は固定ビス若しくは固定ネジ等、並びに、それらの壁体への取付け部が、外壁面対向部位と外壁面との間からの液体で濡水するのをシール剤でもって効果的に抑止することができる。
本発明の第7特徴構成は、貫通孔化粧カバーに係り、その特徴は、
壁体の貫通孔を通して外壁面に沿う姿勢で導出された可撓性長尺体の屈曲部分を覆う状態で外壁面に固定される貫通孔化粧カバーであって、
前記貫通孔に連通される開口部の周縁部には、これと外壁面との間を通じて液体が侵入するのを抑止するシール剤を充填するためのシール剤充填空間が前記開口部を囲う環状形態で形成されている点にある。
上記特徴構成によれば、前記貫通孔に連通される開口部の周縁部と外壁面との間を通じて液体が侵入するのを前記開口部の全周に亘って抑止することができて、貫通孔及びこれを通じて導出された可撓性長尺体が液体に濡水するのを効果的且つ確実に抑止することができる。このことは、可撓性長尺体の導出向きに対応して外壁面への固定向きを選択する使用形態を採る場合に特に効果的である。
[第1実施形態]
図1〜図6は、壁体1の貫通孔2に装着されたスリーブ3を通して外壁面1aに沿う姿勢で導出された可撓性長尺体4(例えば、空調用室内ユニットと空調用室外ユニットとの間に配設される冷媒管やドレンホース、換気ホース、電気配線等)の屈曲部分4aを覆う状態で外壁面1aに固定される合成樹脂製の貫通孔化粧カバー5を示す。
前記貫通孔化粧カバー5は、前記貫通孔2に連通される壁体1側向き開口の長尺体導入口6と、外壁面1aに沿って配設される別の直管状の合成樹脂製の配管カバー7の一端部が嵌合状態で差込み接続される下向き開口の差込接続口8とを有する筒状に構成されている。
前記長尺体導入口6の周縁部には、外壁面1aにおける貫通孔2の周縁部に対向配置される略門の字状のフランジ部9(外壁面対向部位の一例)が形成されている。このフランジ部9は、外壁面1aに当て付けられる貫通孔化粧カバー5の底壁部10の壁体1側面から外方にやや後退した平面状の基部11と、それの外周縁部から壁体1側に突出形成された外側壁部12とから構成されている。
つまり、当該フランジ部9は、外壁面1aへの固定状態において外側壁部11の壁部先端面が外壁面1aに当て付けられる状態で基部11が外壁面1aから離間するように構成されている。
前記外側壁部12は、図4、図5に示すように、外壁面1aへの固定状態において壁部先端面が外壁面1aに当て付けられる高さ寸法、具体的には、底壁部10の壁体1側面と面一となる高さ寸法H1で構成されている。
また、フランジ部9には、外周壁部12の壁部先端面と外壁面1aとの間を通じて液体が侵入するのを抑止するシール剤Dを充填するためのシール剤充填空間Sが形成されている。
当該シール剤充填空間Sは、基部11の外周縁部に突出形成された外方側の前記外側壁部12と、基部11の中間部に突出形成された内方側の内側壁部13との対向面間に構成されている。つまり、外側壁部12と内側壁部13とをもってシール剤充填空間Sを有するシール剤充填溝Aが構成されている。
前記シール剤充填溝Aには、図4、図5に示すように、外壁面1aに固定するときにシール剤Dの過量分をシール剤充填空間Sから内方側にはみ出し案内するはみ出し案内部14が設けられている。
本実施形態では、当該はみ出し案内部14を構成するのに、前記内側壁部13が、外壁面1aへの固定状態において壁部先端面と外壁面1aとの間にはみ出し案内部14としての隙間が形成される高さ寸法H2で構成されている。
前記貫通孔化粧カバー5は、前記長尺体導入口6を横断する位置を分割起点とし、前記差込接続口8の高さ方向中間位置を分割終点とする側面視変形への字状の分割ラインに沿って、上向きに開口する扁平Uの字状の取付け部材15と、これの上方及び前方側を覆う横断面形状が略下向き扁平Uの字状の蓋部材16とに分割形成されている。
前記取付け部材15の両側壁部15Aには、取付け部材15と蓋部材16とを二箇所で締結固定するためのビス17がねじ込まれるビス止め用筒部15aが一体形成されている。また、取付け部材15の底壁部(つまり、貫通孔化粧カバー5の底壁部10)には、外壁面1aに押し付ける状態で固定状態を現出する固定ビス18用の挿通孔15bが貫通形成されている。
前記蓋部材16の両側壁部16Aには、取付け部材15と蓋部材16とを二箇所で締結固定するためのビス17用の挿通孔16aを備えた取付け部16bが形成されている。この取付け部16bの壁体1側面には、取付け部材15のビス止め用筒部15aを下方側から嵌装可能な弧状の嵌装縁部16cが形成されている。
前記フランジ部9の蓋部材側部分20には、外壁面1aに押し付ける状態で固定状態を現出する固定ビス19用の挿通孔20aを有する円筒状の固定筒部20bが、前記外側壁部12の壁部先端面と面一又は略面一となる筒高さ寸法で形成されている。
当該固定筒部20bは、シール剤充填空間Sの外側端よりも内方側に配置されており、固定筒部20bの外側にもシール剤充填空間Sを確保するように構成されている。
具体的には、この固定筒部20bは、それの中心が内側壁部13上に位置する配置、すなわち、一部がシール剤充填空間Sに入り込む状態で配置されている。
また、フランジ部9の蓋部材側部分20には、フランジ部9の取付け部材側部分21の壁体1側面に接当する状態で、蓋部材側部分20と取付け部材側部分21との相対移動を抑止する接当片20cが形成されている。なお、この接当片20cは、外壁面1aに固定された取付け部材15に対し蓋部材16を上方側から装着した状態で蓋部材16を掛止保持する掛止手段としても機能する。
次に、上述の如く構成された貫通孔化粧カバーの使用方法(施工方法)について説明する(図6を参照)。
まず、シール剤充填空間Sにシール剤Dが充填された取付け部材15を外壁面1aの所定位置に当て付け、その状態で、底壁部10に形成された挿通孔15bを通して固定ビス18を外壁面に螺入し、取付け部材15を外壁面1aに取り付ける。
次に、シール剤充填空間Sにシール剤Dが充填された蓋部材16を、取付け部材15の上方側から外壁面1a及び取付け部材15に対する所定位置に移動させ、取付け部材15に対して合体姿勢で掛止保持(詳しくは、ビス止め用筒部15aの嵌装縁部16への嵌装、及び、底壁部10と接当片20cとの接当をもって掛止保持)させる。
そして、その状態で、ビス17により蓋部材16を取付け部材15に固定するとともに、固定ビス19により蓋部材16を外壁面1aに固定し、貫通孔化粧カバー5の外壁面1aへの固定を完了する。
つまり、この貫通孔化粧カバー5は、シール剤充填空間が外壁面1aに対向するフランジ部9に形成されているから、シール剤Dが外部に露出するのを抑止することができるとともに、外壁面1aに固定する前にシール剤Dの充填作業を行うことができて、作業空間が広くて作業し易い適所で施工することができる。
また、シール剤Dが所定位置から内外方向に移動するのをシール充填溝Aの外側壁部12及び内側壁部13で抑止することができて、シール剤Dが外部に露出するのを効果的に抑止することができるとともに、シール剤充填溝Aの外側壁部12及び内側壁部13とで溝延長方向に沿って案内する形態でシール剤Dをシール剤充填空間Sに充填することができて、シール剤Dの充填作業の簡略化と効率化を効果的に達成することができる。
さらに、固定ビス18、19で外壁面1aに固定するときの押し付け力を用いて、フランジ部9と外壁面1aとの間で挟圧する形態で、フランジ部9と外壁面1aとの間の隙間を閉塞するように変形させることができて、シール剤Dによる液体侵入抑止効果を効果的に得ることができる。
しかも、シール充填溝Aに形成されたはみ出し案内部14によって、図5に示すように、固定ビス18、19で外壁面1aに固定するときにシール剤Dの過量分を内方側にはみ出し案内するから、外壁面1aに固定するときにシール剤Dの過量分が外部に露出するのを効果的に抑止することができる。
[その他の実施形態]
(1)前述の実施形態では、固定筒部20bが円筒状に形成されている場合を例に示したが、例えば、図7に示すように、シール剤充填空間Sに位置する部分を不存とした半割円筒状に形成されていてもよい。このようにすれば、シール剤充填空間Sの体積を効果的に確保することができる。
(2)前述の実施形態では、固定筒部20bが、それの一部がシール剤充填空間Sの内部に位置する配置でフランジ部9の蓋部材側部分20に形成されている場合を例に示したが、これに限られるものではなく、例えば、固定筒部20bの全てがシール剤充填空間Sの外部に位置する配置(例えば、固定筒部20bの全てが内側壁部13よりも内方に位置する配置)で蓋部材側部分20に形成されていてもよい。このようにすれば、シール剤充填空間Sの体積を効果的に確保することができる。
また、例えば、固定筒部20bの全てがシール剤充填空間Sの内部に位置するように構成されていてもよく、その場合、図8に示すように、シール充填溝Aの内側壁部13に、内側に窪む凹部13aを形成することで、内側壁部13と固定筒部20bとの間に所定量のシール剤Dを充填可能に構成するのが望ましい。
(3)前述の実施形態では、シール剤充填空間Sが長尺体導入口6の周縁部(詳しくは、フランジ部9)に略門の字状に形成されている場合を例に示したが、シール剤充填空間Sが長尺体導入口6を囲う環状形態で長尺体導入口6の周縁部に形成されていてもよい。
すなわち、例えば、図9に示すように、外壁面1aに当て付けられる底壁部10におけるフランジ部9のシール充填溝Aに連なる部分を窪ませて、シール充填溝Aに連なるシール充填溝A´を形成することで、シール剤充填空間Sを前記環状形態で長尺体導入口6の周縁部に形成する。このようにすれば、長尺体導入口6の周縁部と外壁面1aとの間を通じて液体が侵入するのを長尺体導入口6の全周に亘って抑止することができる。
(4)前述の実施形態では、外壁面対向部位を外壁面1aに押し付ける状態で固定状態を現出する固定手段として固定ビス18、19を例に示したが、例えば、固定釘や固定ネジなどであってもよい。
(5)換気用化粧カバー5の形状などの具体的構成は、前述の実施形態で示した如き構成に限らず種々の構成変更が可能である。
(6)前述の実施形態では、換気用化粧カバーとして、壁体1の貫通孔2を通して外壁面1aに沿う姿勢で導出された可撓性長尺体4の屈曲部分4aを覆う状態で外壁面1aに固定されるものを例に示したが、壁体1の貫通孔2を覆う状態で外壁面1aに固定される貫通孔化粧カバーであればどのような構成であってもよく、例えば、換気用などの可撓性長尺体4が導出されない貫通孔自体を覆う状態で外壁面1aに固定される碗状や皿状などのものであってもよい。
貫通孔化粧カバーの使用状態を示す側面断面図 貫通孔化粧カバーの正面図 貫通孔化粧カバーの分解斜視図 図2のA−A断面図 貫通孔化粧カバーの使用状態を示す説明断面図 貫通孔化粧カバーの壁体への取り付け工程を示す説明分解斜視図 その他の実施形態における貫通孔化粧カバーの部分正面図 その他の実施形態における貫通孔化粧カバーの部分正面図 その他の実施形態における貫通孔化粧カバーの正面図
符号の説明
1 壁体
1a 外壁面
2 貫通孔
4 可撓性長尺体
4a 屈曲部分
5 貫通孔化粧カバー
6 開口部(長尺体導入口)
12 外側壁部
13 内側壁部
14 はみ出し案内部
16a、20a 挿通孔
18、19 固定ビス
D シール剤
S シール剤充填空間
A シール剤充填溝
H1 外側壁部の高さ寸法
H2 内側壁部の高さ寸法

Claims (7)

  1. 壁体の貫通孔を覆う状態で外壁面に固定される貫通孔化粧カバーであって、
    前記外壁面に対向配置される外壁面対向部位には、これと外壁面との間を通じて液体が侵入するのを抑止するシール剤を充填するためのシール剤充填空間が形成されている貫通孔化粧カバー。
  2. 前記外壁面対向部位には、外側壁部と内側壁部との対向面間を前記シール剤充填空間とするシール剤充填溝が形成されている請求項1記載の貫通孔化粧カバー。
  3. 前記シール剤充填溝には、前記外壁面に固定するときに前記シール剤の過量分をシール剤充填空間から内方側にはみ出し案内するはみ出し案内部が設けられている請求項2記載の貫通孔化粧カバー。
  4. 前記外側壁部が、前記外壁面への固定状態において壁部先端面が外壁面に当て付けられる高さ寸法で構成されているとともに、
    前記内側壁部が、前記外壁面への固定状態において壁部先端面と外壁面との間に前記はみ出し案内部としての隙間が形成される高さ寸法で構成されている請求項3記載の貫通孔化粧カバー。
  5. 前記外壁面対向部位を前記外壁面に押し付ける状態で前記固定状態を現出する固定釘又は固定ビス若しくは固定ネジ用の挿通孔が設けられている請求項1〜4のいずれか1項に記載の貫通孔化粧カバー
  6. 前記取り付け孔が、前記シール剤充填空間の外側端よりも内方側に設けられている請求項5記載の貫通孔化粧カバー。
  7. 壁体の貫通孔を通して外壁面に沿う姿勢で導出された可撓性長尺体の屈曲部分を覆う状態で外壁面に固定される貫通孔化粧カバーであって、
    前記貫通孔に連通される開口部の周縁部には、これと外壁面との間を通じて液体が侵入するのを抑止するシール剤を充填するためのシール剤充填空間が前記開口部を囲う環状形態で形成されている貫通孔化粧カバー。
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