JP2008291414A

JP2008291414A - かつら装着ピン

Info

Publication number: JP2008291414A
Application number: JP2007165638A
Authority: JP
Inventors: Shinji Okuno; 眞司奥野
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2007-05-28
Filing date: 2007-05-28
Publication date: 2008-12-04

Abstract

【目的】従来、かつらを止めるピンは、外側から内側の一方向のみの止め方で複数のピンを止めるとネットのだぶつきや浮きがあった。その欠点を解消し髪の薄い人でも頭皮や髪に負担をかけない簡単に取り付けることができるかつら装着ピン。
【構成】金属製又は合成樹脂からなる反転基体（１）にネット縫合穴（２）があり、両側部の下方向に左右対称に湾曲反転有する複数個のＬ字形状の櫛歯部（３）を設けた反転基体を一体成形し、両側部の下方向に左右対称に湾曲反転有する複数個のＬ字形状の櫛歯部（３）を前後又は左右に自毛に差し込み、櫛歯状先端をバネの力を利用し着用ゴム（４）に圧接させて装着する単独固定のかつら装着ピンである。
【選択図】図２

Description

かつらを自毛髪に着脱する為の装着ピンに関する。

従来技術

実開昭５８−１７２４２８号は
毛髪固定用弾性部材を櫛歯状突片に圧接させるようにしたかつらストッパー。

特開昭６１−１９４２０２号は
弾性板で反転できるように形成している止め具の一端に櫛歯状に形成した回転自由になるかつら止め具。

実開昭６０−１０５６１８は
反転機能有した弓状に湾曲した反転部材と櫛歯を弓状に湾曲した部材とからなる装着部材。

実開昭６１−１９８２２９号は
内部に貫通孔を設けるとともに前後に相対する縁枠を形成し、一方の縁枠に
櫛部材を設けたかつら止め具。

特開昭６２−１０６１１２号は複数の突上押え片を有する剛性部材と反転部材を押圧、離間するように構成されている止め具。

特開昭６２−２８２００９号は
両突片間先端部と谷部にＭ字状の挟持片を複数個有するかつら装着用クリップ。

解決すべき課題

従来のかつら止め具の特徴
１）かつらを止めるピンの櫛歯を外側から内側の一方向に自毛に通し、先端部で圧接する為ネットの外側が浮きやすかった。
２）外側から内側への一方向だけのピンの止め方なので、髪の薄い人ほどはずれやすい。３）自毛髪の流れと違う方向に、ぴんを止めるので髪や頭皮に負担がかかり、突っ張り感や痛みがあった。
４）外側から内側の一方向だけのピンの止め方なので、複数のピンを止めるとネットのだぶつきがありはずれやすかった。
５）小さいネットでも複数のピンを必要とした。
６）髪の薄い人は、外側から内側の一方向に櫛歯を通すため思った位置に止めにくかった。
本考案は、これらの欠点を除く為なされたものである。

課題を解決する為の手段

上記課題を解決するために研究した結果、本発明に到達したもので即ち本発明は金属製又は合成樹脂からなる反転基体と両側部の下方向に左右対称にＬ字形状の櫛歯を複数個形成した湾曲反転性を有する基体を一体成形した、かつら装着ピンであって、両側部に左右対称の櫛歯部を前後又は左右に自毛に差し込み櫛歯状先端をバネの力を利用し圧接させて装着する単独固定のかつら装着ピンで、ネットのずれや浮きをなくし、毛髪や頭皮に負担をかけない事を特徴とするかつら装着ピンである。

作用

１）かつら装着ピン本体の中心より両側部に湾曲反転する複数個のＬ字形状の櫛歯を形成し前後又は左右に自毛に差し込み、バネの力を利用して着用ゴムに圧接させる為、髪の少ない方でもしっかり止まる。
２）両側部に湾曲反転する複数個のＬ字形状の櫛歯を形成し、前後又は左右に自毛に差し込み、バネの力を利用して着用ゴムに圧接させる為、どの方向からでも止めることができる。
３）ネットのずれや浮きがなくなり、頭皮にフィットした状態で止めることができる。

本発明を図面に基づいて説明する。第一図はかつら装着ピンの拡大平面図で、金属製又は合成樹脂からなる反転基体（１）にネット縫合穴（２）があり、両側部の下方向に左右対称に湾曲反転有する複数個のＬ字形状の櫛歯部（３）を設けた反転基体を一体成形し、両側部の下方向に左右対称に湾曲反転有する複数個のＬ字形状の櫛歯部（３）を前後又は左右に自毛に差し込み、櫛歯状先端をバネの力を利用し着用ゴム（４）に圧接させて装着する単独固定のかつら装着ピンである。図２は、本発明のかつら装着ピンの拡大斜面図で図３は、本発明のかつら装着ピンの（Ａ−Ａ）断面図である。

本発明のかつら装着ピンの大きさは、縦３２ｍｍ〜３５ｍｍ横３３ｍｍ〜３５ｍｍであり装着ピンの厚みは、０．５ｍｍ〜０．７ｍｍ
櫛歯の本数は、９本〜１０本
櫛歯の長さ５ｍｍ〜６ｍｍ（Ｌ字の長い方）
櫛歯の段差２ｍｍ〜３ｍｍ

発明の効果

１）髪が少ない方でもしっかり止める事が出来る。
２）前後又は左右どの方向からでも止める事ができる。
３）ネットのだぶつきや浮きがなくなり、頭皮にフィットする。
４）複数のピンを止めても他のピンの影響を受けないため、髪の突っ張り感や痛みがない５）小さいネットの場合、一個のピンで止める事ができる。

は、本発明のかつら装着ピンの拡大平面図。は、本発明のかつら装着ピンの拡大斜面図。は、本発明のかつら装着ピンのＡ−Ａの断面図。

符号の説明

１かつら装着ピン基体
２かつらネット縫合穴
３Ｌ字形状櫛歯
４着用ゴム

Claims

金属製又は合成樹脂からなる反転基体と両側部の下方向に左右対称にＬ字形状の櫛歯を複数個形成した湾曲反転性を有する基体を一体成形した、かつら装着ピンであって両側部に左右対称の櫛歯部を前後又は左右に自毛に差し込み、櫛歯状先端をバネの力を利用し圧接させて装着する単独固定のかつら装着ピンで、ネットのずれや浮きをなくし毛髪や頭皮に負担をかけない事を特徴とするかつら装着ピン。