JP2008290563A - シートトラック - Google Patents

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Abstract

【課題】高さが低いシートクッションを設けることができるシートトラックを提供すること課題とする。
【解決手段】ロック機構200は、ロアレール101の側部に設けられたロック穴(被係合部)101jと、アッパレール103の側部に設けられ、アッパレールの移動方向と交差する面上で回転可能で、ロック穴に係脱可能なロックレバー205と、アッパレールの側部に設けられ、ロック穴に係合する方向にロックレバーを付勢する付勢手段とを有し、ロック解除機構300は、アッパレールの側部に設けられ、アッパレールの移動方向と平行な平面上で回転し、ロック穴から離脱する方向にロックレバーを押圧可能なオープンレバー303と、アッパレールの側部に設けられ、アッパレールの移動方向に沿って直線移動するスライドプレート313と、アッパレールの側部に設けられ、スライドプレートの直線運動をオープンレバーの回転運動に変える変換機構とからなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、フロア側に設けられるロアレールと、シート側に設けられ、前記ロアレールに移動可能に係合するアッパレールとからなるシートスライド本体と、前記アッパレールの移動を禁止するロック機構と、該ロック機構のロック解除を行うロック解除機構とを備えたシートトラックに関する。
シートトラックのロック機構を解除するロック解除機構においては、ループハンドルを用いたものがある。このループハンドルは、アッパレールの側部に回転可能に設けられ、シートトラックのアッパレールの移動方向に沿い、かつ、フロアに対して垂直な平面上を回転するようになっている。
そして、ループハンドルの前部側を上方に引き上げることで、ロック機構のロック解除が行われるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−67218号公報(図2参照)
しかし、特許文献1に記載されたロック解除機構では、ループハンドルの前部を上方に引き上げて、ロック機構のロック解除がなされる。よって、ループハンドルの前部と、アッパレール上に設けられるシートクッションの下面とが干渉しないようにする必要があり、シートクッションを低く設けられない問題点がある。
又、シートクッションの高さ、ロック機構の位置により、ロック解除機構のロック解除時のループハンドルの操作力、ループハンドルの上方へのストロークを自由に設定できない問題点もある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その課題は、高さが低いシートクッションを設けることができるシートトラックを提供することにある。
又、本発明の別の目的は、ロック解除機構の操作力、操作ストロークを自由に設定できるシートトラックを提供することにある。
請求項1に係る発明は、フロア側に設けられるロアレールと、シート側に設けられ、前記ロアレールに移動可能に係合するアッパレールとからなるシートスライド本体と、前記アッパレールの移動を禁止するロック機構と、該ロック機構のロック解除を行うロック解除機構とを備えたシートトラックにおいて、前記ロック機構は、前記ロアレールの側部に設けられた被係合部と、前記アッパレールの側部に設けられ、前記アッパレールの移動方向と交差する面上で回転可能で、前記被係合部に係脱可能なロック部材と、前記アッパレールの側部に設けられ、前記被係合部に係合する方向に前記ロック部材を付勢する付勢手段とを有し、前記ロック解除機構は、操作部材と、前記アッパレールの側部に設けられ、前記操作部材が操作されると、前記アッパレールの移動方向に沿って直線移動するスライド部材と、前記ロック部材が回転する平面と交差する平面上で回転し、前記被係合部から離脱する方向に前記ロック部材を押圧可能なオープン部材と、前記アッパレールの側部に設けられ、前記スライド部材の直線運動を前記オープン部材の回転運動に変える変換機構と、からなることを特徴とするシートトラックである。
ロック機構において、付勢手段により付勢されたロック部材が被係合部に係合していると、シートトラック本体のアッパレールのロアレールに対する移動が禁止される。
ここで、操作部材を操作してロック解除機構のスライド部材をアッパレールの移動方向に沿って直線移動させると、変換機構を介して、オープン部材が回転し、被係合部から離脱する方向にロック部材を押圧する。ロック部材は、付勢手段の付勢力に抗して被係合部から離脱し、アッパレールはロアレールに対して移動可能となる。
そして、直線移動したスライド部材を元位置まで戻すと、変換機構を介してオープン部材も元位置まで回転し、ロック部材への押圧がなくなる。付勢手段により、ロック部材は被係合部に係合し、再び、アッパレールの移動が禁止される。
請求項2に係る発明は、前記変換機構は、前記オープン部材、前記スライド部材のうちのどちらか一方に設けられたカムと、前記オープン部材、前記スライド部材のうちの他方に設けられ、前記カムのカム面に当接するスライダと、を有し、前記カムは、前記スライド部材に設けられた斜面であり、前記スライダは、前記オープン部材に設けられ、前記斜面に当接するピンであることを特徴とする請求項1記載のシートトラックである。
スライド部材を直線移動させると、カム、スライダのうちのどちらか一方が直線移動し、他方が設けられたオープン部材が回転する。
請求項3に係る発明は、前記オープン部材にカム面を設け、前記スライド部材に前記カム面に当接するスライダを設け、前記カム面と前記スライダとの当接部は、前記ロック機構の前記ロック部材が前記被係合部に係合している状態から、ロック部材が前記被係合部より離脱するに従ってオープン部材の回転中心から離れることを特徴とする請求項2記載のシートトラックである。
請求項4に係る発明は、前記ロック解除機構は、解除ノブと、一端部が該解除ノブに接続され、他端部が前記スライド部材に接続されたケーブルと、を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のシートトラックである。
解除ノブの動きは、ケーブルを介して、スライド部材に伝達される。
請求項1−請求項4に係る発明によれば、前記ロック機構を構成する被係合部はロアレールの側部に設けられ、ロック部材、付勢手段は、前記アッパレールの側部に設けられている。又、ロック解除機構のオープン部材、スライド部材、スライド部材の直線運動を前記オープン部材の回転運動に変える変換機構もアッパレールの側部に設けられている。
よって、ロック機構、ロック解除機構のアッパレールの上部に突出する部分を小さくできるので、シートクッションを低く設けることができる。

請求項2に係る発明によれば、前記変換機構は、前記オープン部材、前記スライド部材のうちのどちらか一方に設けられたカムと、前記オープン部材、前記スライド部材のうちの他方に設けられ、前記カムのカム面に当接するスライダとを有することにより、カムの形状を変えることで、ロック解除機構の操作力、操作ストロークを自由に設定できる。
又、前記変換機構の前記カムは、前記スライド部材に設けられた斜面であり、前記変換機構の前記スライダは、前記オープン部材に設けられ、前記斜面に当接するピンであることにより、斜面の傾斜角を変えることで、ロック解除機構の操作力、操作ストロークを自由に設定できる。
ロック機構において、ロック部材が前記被係合部に係合している状態から、ロック部材を前記被係合部より離脱させる時には、ロック部材に作用する抵抗は大きいので、大きな操作力が必要である。又、ロック部材が被係合部より離脱すると、ロック部材に作用する抵抗は小さくなり、小さな操作力でよい。
請求項3に係る発明によれば、前記オープン部材にカム面を設け、前記スライド部材に前記カム面に当接するスライダを設け、前記カム面と前記スライダとの当接部は、前記ロック機構の前記ロック部材が前記被係合部に係合している状態から、ロック部材を前記被係合部より離脱するに従ってオープン部材の回転中心から離れることにより、前記ロック機構の前記ロック部材が前記被係合部に係合している状態から、ロック部材を前記被係合部より離脱させる時には、大きな力で前記ロック部材を回転させ、前記ロック機構のロック部材が被係合部より離脱すると、小さな力で前記ロック部材を回転させることができ、一定の操作力で、ロック解除機構を操作できるので、操作性がよい。
請求項4に係る発明によれば、前記ロック解除機構は、解除ノブと、一端部が該解除ノブに接続され、他端部が前記スライド部材に接続されたケーブルと、を有することにより、所望の箇所に解除ノブを設置することが可能となり、設計の自由度が上がる。
<本発明の形態例のシートトラックの全体構成>
図1、図2を用いて説明する。図1はシートトラックの側面図、図2は図1のロック機構、ロック解除機構の主要部分の分解斜視図である。
シートトラック1は、シートトラック本体100と、ロック機構200と、ロック解除機構300とからなっている。
シートトラック本体100は、フロア側に設けられるロアレール101と、シートであるシートクッション3側に設けられ、ロアレール101に移動可能に係合するアッパレール103とからなっている。
<シートトラック本体100>
図1、図2、図3を用いて説明する。図3は図1の切断線A−Aでの断面図である。
図2に示すように、シートトラック本体100のロアレール101の断面形状は、フロアと略平行に設けられた基底部101aと、基底部101aの一方の端部から折曲され、フロアから離れる方向に延出する第1側壁部101bと、基底部101aの他方の端部から折曲され、フロアから離れる方向に延出する第2側壁部101cと、第1側壁部101bの上方の端部から基底部101a方向に折曲し、第1側壁部101bと空間を介して対向し、第1側壁部101bより長さが短い第1垂下部101fと、第2側壁部101cの上部の端部から基底部101a方向に折曲し、第2側壁部101cと空間を介して対向し、第2側壁部101cより長さが短い第2垂下部101gとからなっている。
シートクッション3側に設けられるアッパレール103は、フロアと略平行に設けられた上部103aと、上部103aの一方の端部より折曲し、ロアレール101の第1垂下部101fと第2垂下部101gとの間の空間を介してロアレール101内へ延出する第1側壁部103bと、上部103aの他方の端部より折曲し、ロアレール101の第1垂下部101fと第2垂下部101gとの間の空間を介してロアレール101内へ延出する第2側壁部103cと、第1側壁部103bの下方の端部よりロアレール101の第1側壁部101b、第1上部101d,第1垂下部101fで形成される空間へ延出する第1跳上部103dと、第2側壁部103cの下方の端部よりロアレール101の第2側壁部101c,第2上部101e,第2垂下部101gで形成される空間へ延出する第2跳上部103eとからなっている。
ロアレール101の第1側壁部101b、第2側壁部101cには、ロアレール101の長手方向に沿って外側に膨らむ凸条部101h、101iが形成されている。又、アッパレール103の第1跳上部103d、第2跳上部103eには、アッパレール103の長手方向に沿って、凸条部101h、101iと対向し、内側に膨らむ凸条部103h、103iが形成されている。
そして、ロアレール101の凸条部101hとアッパレール103の凸条部103hとの間の空間には、図3に示すように、鋼球111が配置されている。又、ロアレール101の凸条部101iとアッパレール103の凸条部103iとの間の空間にも、鋼球113が配置され、アッパレール103は、ロアレール101に対して移動可能となっている。

<ロック機構200>
図2、図3、図4、図5を用いて説明する。図4は図1の切断線B−Bでの断面図、図5は図1の切断線C−Cでの断面図である。
図2に示すように、アッパレール103には、ロックレバーブラケット201が取り付けられている。このロックレバーブラケット201は、アッパレール103の上部103aに取り付けられる基底部201aと、基底部201aから折曲し、ロアレール101の第2側壁部101cと空間を介して対向するロアレール対向部201bとからなっている。ロックレバーブラケット201のアッパレール103の長手方向の両側の端部には、立壁部201c、201dが形成されている。これらの立壁部201c、立壁部201dを橋渡しするように回転可能にシャフト203が設けられている。尚、シャフト203は、基底部201aとロアレール対向部201bとの境界近傍に設けられている。
シャフト203に、ロック部材としてのロックレバー205が取り付けられている。よって、ロック部材としてのロックレバー205は、アッパレール103の側部に設けられ、アッパレール103の移動方向と直交する面上で回転可能となっている。
ロックレバー205の下方の回転端部側には、ロック爪205aが形成されている。ロックレバーブラケット201のロアレール対向部201bには、ロックレバー205のロック爪205aが挿通可能な穴201eが形成されている。
そして、ロアレール101の第2側壁部101cには、アッパレール103の移動方向に沿って、ロック爪205aが係脱可能な被係合部としてのロック穴101jが複数形成されている。又、図3,図4に示すように、ロック穴101jに対向して、ロアレール101の第2垂下部101gにもロック穴101kが形成され、更に、アッパレール103の第2跳上部103eには、ロックレバーブラケット201のロアレール対向部201bに形成された穴201eに対向する穴103jが形成されている。
そして、一端部がアッパレール103に係止され、他端部がロックレバー205に係止された付勢手段としてのスプリング204により、ロックレバー205は、ロック爪205aが被係合部としてのロアレール101のロック穴101jに係合する方向(図2において矢印D方向)に付勢されている。
<ロック解除機構300>
図1−図5を用いて説明する。
図2に示すように、ロックレバーブラケット201のロアレール対向部201bには、ロアレール101から離れる方向に延びる取付部201f、201gが形成されている。これら取付部201f、201gに、オープンレバーブラケット301が設けられている。
オープンレバーブラケット301には、ピン304を用いてオープン部材としてのオープンレバー303が回転可能に取り付けられている。オープンレバー303の一方の回転端部側には、ロックレバー205に向かって延出し、ロックレバー205に形成された当接部205bに当接可能なオープンピン305が設けられている。オープンレバー303が図2おいて、ピン304を中心に矢印E方向に回転すると、オープンピン305がロックレバー205の当接部205bを押圧し、付勢手段に抗してロックレバー205を矢印Dと反対方向に回転させるようになっている。即ち、オープンレバー303が矢印E方向に回転すると、ロック爪205aが被係合部としてのロアレール101のロック穴101jより離脱する方向(図2において矢印D方向と反対方向)に回転することとなる。
オープンレバー303の他方の回転端部側には、ロアレール101から離れる方向に延出するピン307が設けられている。そして、オープンレバー303は、中間部がピン304に巻回され、一方の端部がオープンレバーブラケット301に係止され、他方の端部がピン307に係止されたスプリング309により、矢印E方向に軽く付勢され、オープンピン305がロックレバー205の当接部205bに軽く当接して、オープンレバー303のオープンピン305とロックレバー205の当接部205bとの間のガタがなくなるようになっている。
更に、オープンレバーブラケット301には、ロアレール101から離れる方向に延出するピン311が設けられている。
そして、オープンレバーブラケット301と協働してオープンレバー303を挟むようにスライド部材としてのスライドプレート313が配設されている。スライドプレート313には、オープンレバーブラケット301に設けられたピン304、311が係合する直線状の長穴313a、313bが形成され、スライドプレート313はアッパレール103の移動方向に沿って直線移動するようになっている。
スライドプレート313には、一定の傾斜角を有する斜面(カム面)315aを有するカム溝315が形成されている。このカム溝315にオープンレバー303に設けられたスライダとしてのピン307が係合している。そしてカム溝315の斜面315aは、スライドプレート313が図において矢印F方向に移動すると、オープンレバー303のピン307がカム溝315に案内されて、オープンレバー303は矢印E方向に回転し、ロックレバー205は、ロック爪205aを被係合部としてのロアレール101のロック穴101jより離脱させることとなる。すなわち、スライドプレート313のカム溝315と、オープンレバー303のピン307とで、スライドプレート313の直線運動をオープンレバー303の回転運動に変える変換機構が構成されている。
又、スライドプレート313は、一端部がオープンレバーブラケット301に係止され、他端部がスライドプレート313に係止されたスプリング314により、矢印Fと反対方向に付勢されている。
そして、図1に示すように、シートクッション3の前部には、解除ノブ331が設けられている。この解除ノブ331の動きは、ケーブル333を介してスライドプレート313に伝達されるようになっている。
次に、上記構成の作動を説明する。ロック機構200において、付勢手段により付勢されたロックレバー205がロアレール101のロック穴101jに係合していると、シートトラック本体100のアッパレール103のロアレール101に対する移動が禁止される(ロック機構200のロック状態)。
この時、図6に示すように、ロック解除機構300のスライドプレート313は、図示しない付勢手段により、矢印Fと反対方向に付勢されている。そのため、オープンレバー303は、そのオープンピン305をロック爪205aがロアレール101のロック穴101jに係合した状態のロックレバー205の当接部205bに軽く当接させている。
ここで、解除ノブ331をスライドプレート313を付勢している付勢手段の付勢力に抗して回転させると、解除ノブ331の動きは、ケーブル333を介してスライドプレート313に伝達され、スライドプレート313は、アッパレール103の移動方向に沿って、図2において矢印F方向に移動する。
すると、図7に示すように、ロック解除機構300のオープンレバー303のピン307がカム溝315に案内されて、オープンレバー303を矢印E方向に回転させる。その結果、オープンピン305がロックレバー205の当接部205bを押圧し、ロックレバー205をロック爪205aが被係合部としてのロアレール101のロック穴101jより離脱する方向に回転させ、アッパレール103をロアレール101に対して移動可能にする(ロック機構200のロック解除状態)。
そして、解除ノブ331を操作していた力を解除すると、付勢手段の付勢力によりスライドプレート313が図6に示す元位置まで戻り、オープンレバー303も元位置まで回転し、ロックレバー205へのロック解除方向への押圧がなくなる。付勢手段により、ロックレバー205のロック爪205aがロアレール101のロック穴101jに係合し、再び、アッパレール103の移動が禁止されるロック状態となる。
上記構成によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)ロック機構200を構成する被係合部としてのロック穴101jはロアレール101の側部に設けられ、ロック部材としてのロックレバー205、付勢手段は、アッパレール103の側部に設けられている。
又、ロック解除機構300のオープン部材としてのオープンレバー303、スライド部材としてのスライドプレート313、スライドプレートの直線運動をオープンレバー303の回転運動に変える変換機構(カム溝315、ピン307)もアッパレール103の側部に設けられている。
よって、ロック機構200、ロック解除機構300のアッパレール103の上部に突出する部分を小さくできるので、シートクッション3を低く設けることができる。
(2)カム溝315の斜面315aの傾斜角を変えることで、ロック解除機構300の解除ノブ331の操作力、操作ストロークを自由に設定できる。
(3)ロック解除機構300は、解除ノブ331と、一端部が解除ノブ331に接続され、他端部がスライドプレート313に接続されたケーブル333と、を有することにより、所望の箇所に解除ノブ331を設置することが可能となり、設計の自由度が上がる。
尚、本発明のスライドプレート313の直線運動をオープンレバー303の回転運動に変える変換機構は、上記形態例に限定するものではない。上記形態例では、オープンレバー303にスライダとしてのピン307を設け、スライドプレート313にカム溝315を設けたが、逆に、図8に示すように、スライドプレート313’側にスライダとしてのピン307’を設け、オープンレバー303’側にピン307’が係合するカム溝315’を設けてもよい。
更に、カム溝315のカム面として、一定の傾斜角を有する斜面315aに限定することもない。例えば、カム溝315のカム面をロックレバー205がロック穴101jより離脱するに従ってオープンレバー303の回転中心から離れる構成とすることで、カム溝315のカム面をロック機構200のロックレバー205がロック穴101jに係合している状態から、ロックレバー205をロック穴101jより離脱させる時には、大きな力でロックレバー205を回転させ、ロック機構200のロックレバー205がロック穴101jより離脱すると、小さな力でロックレバー205を回転させることができる。 ロック機構200において、ロックレバー205がロック穴101jに係合している状態から、ロックレバー205をロック穴101jより離脱させる時には、ロックレバー205に作用する抵抗は大きいので、大きな操作力が必要である。又、ロックレバー205がロック穴101jより離脱すると、ロックレバー205に作用する抵抗は小さくなり、小さな操作力でよい。よって、このようにカム面を構成することにより、解除ノブ331を一定の操作力で、ロック解除機構を操作できるので、操作性がよい。
シートトラックの側面図である。 図1のロック機構、ロック解除機構の主要部分の分解斜視図である。 図1の切断線A−Aでの断面図である。 図1の切断線B−Bでの断面図である。 図1の切断線C−Cでの断面図である。 ロック解除機構の作動を説明する図である。 ロック解除機構の作動を説明する図である。 他の形態例を説明する図である。
符号の説明
1 シートトラック
100 シートトラック本体
101 ロアレール
101j ロック穴(被係合部)
103 アッパレール
200 ロック機構
205 ロックレバー(ロック部材)
300 ロック解除機構
303 オープンレバー(オープン部材)
313 スライドプレート(スライド部材)

Claims (4)

  1. フロア側に設けられるロアレールと、シート側に設けられ、前記ロアレールに移動可能に係合するアッパレールとからなるシートスライド本体と、
    前記アッパレールの移動を禁止するロック機構と、
    該ロック機構のロック解除を行うロック解除機構とを備えたシートトラックにおいて、
    前記ロック機構は、
    前記ロアレールの側部に設けられた被係合部と、
    前記アッパレールの側部に設けられ、前記アッパレールの移動方向と交差する面上で回転可能で、前記被係合部に係脱可能なロック部材と、
    前記アッパレールの側部に設けられ、前記被係合部に係合する方向に前記ロック部材を付勢する付勢手段とを有し、
    前記ロック解除機構は、
    操作部材と、
    前記アッパレールの側部に設けられ、前記操作部材が操作されると、前記アッパレールの移動方向に沿って直線移動するスライド部材と、
    前記ロック部材が回転する平面と交差する平面上で回転し、前記被係合部から離脱する方向に前記ロック部材を押圧可能なオープン部材と、
    前記アッパレールの側部に設けられ、前記スライド部材の直線運動を前記オープン部材の回転運動に変える変換機構と、
    からなることを特徴とするシートトラック。
  2. 前記変換機構は、
    前記オープン部材、前記スライド部材のうちのどちらか一方に設けられたカムと、
    前記オープン部材、前記スライド部材のうちの他方に設けられ、前記カムのカム面に当接するスライダと、
    を有し、
    前記カムは、前記スライド部材に設けられた斜面であり、
    前記スライダは、前記オープン部材に設けられ、前記斜面に当接するピンである
    ことを特徴とする請求項1記載のシートトラック。
  3. 前記オープン部材にカム面を設け、
    前記スライド部材に前記カム面に当接するスライダを設け、
    前記カム面と前記スライダとの当接部は、前記ロック機構の前記ロック部材が前記被係合部に係合している状態から、ロック部材が前記被係合部より離脱するに従ってオープン部材の回転中心から離れることを特徴とする請求項2記載のシートトラック。
  4. 前記ロック解除機構は、
    解除ノブと、
    一端部が該解除ノブに接続され、他端部が前記スライド部材に接続されたケーブルと、
    を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のシートトラック。
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Cited By (3)

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CN103978914A (zh) * 2014-05-30 2014-08-13 长城汽车股份有限公司 车辆座椅滑轨解锁装置及相应的车用座椅、车辆
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