JP2008289979A - 殺菌水生成システム - Google Patents

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重宣 尾関
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Abstract

【課題】同じ吐水具から殺菌効果を有さない流体と、殺菌効果を有する流体とを切り替えて吐水させることができる殺菌水生成システムを提供する。
【解決手段】流体の流れを制御する開閉弁14と、その下流側に設けられた殺菌効果を有する流体を生成する殺菌水生成手段15と、さらに下流側に設けられた吐水具4と、前記開閉弁14と、前記殺菌水生成手段15とを制御する制御手段17と、制御条件を入力する操作手段3と、を備え、前記制御手段17により、前記吐水具4から前記殺菌効果を有する流体と、殺菌効果を有さない流体とを切り替えて吐水させることができる殺菌水生成システム1であって、前記制御手段17は、前記吐水具4から前記殺菌効果を有する流体を吐水させているときに、前記操作手段に前記殺菌効果を有さない流体の吐水の指令が入力されても、前記殺菌効果を有さない流体を吐水させることがない。
【選択図】図2

Description

本発明は、浴室、洗面所、洗髪器などの水回り設備に用いられる殺菌水生成システムに関する。
浴室などの水回り設備の汚れには、人体の洗浄に使用された石鹸やシャンプーなどのかす、人体から発生した垢(タンパク質系、炭水化物系、油脂系、塩類等)などがあるが、このような汚れを除去するためには大変な労力がかかる。
そこで、これらの汚れを除去しつつ、浴槽や洗い場におけるヌメリの発生を抑制するための防汚装置が提案されている(特許文献1を参照)。
この特許文献1に開示されている技術では、水道水などを吐水させるための吐水具とは別に殺菌効果を有する流体を吐水させるための専用の吐水具を設けるようにしている。そのため、殺菌効果を有する流体の吐水に先立って「前洗浄」を行うような場合には、水道水などを吐水させるための吐水具と殺菌効果を有する流体を吐水させるための吐水具とを交互に使用することになり、作業の煩雑化を招くおそれがあった。
また、吐水具に設けられたスイッチ部で、薬剤の投入と停止とを切り替えることができる薬剤混入吐出装置が提案されている(特許文献2を参照)。
この特許文献2に開示されている技術では、吐水具に設けられたスイッチ部で切り替えを行うことにより、同じ吐水具から水道水などの水と薬剤入りの水とを切り替えて吐水させることができる。
しかしながら、水道水などの水と薬剤入りの水との吐水の順番については考慮がされておらず、例えば、特許文献2に開示されている技術を殺菌効果を有する流体の吐水に用いるものとすれば、殺菌効果を有する流体による殺菌効果を著しく減殺させるおそれがあった。
特開平9−220273号公報 特開2001−190441号公報
本発明は、同じ吐水具から殺菌効果を有さない流体と、殺菌効果を有する流体とを切り替えて吐水させることができ、かつ、吐水された殺菌効果を有する流体による殺菌効果を充分に享受することができる殺菌水生成システムを提供する。
本発明の一態様によれば、流体の流れを制御する開閉弁と、前記開閉弁の下流側に設けられた殺菌効果を有する流体を生成する殺菌水生成手段と、前記殺菌水生成手段の下流側に設けられた吐水具と、前記開閉弁と、前記殺菌水生成手段とを制御する制御手段と、
前記制御手段に制御条件を入力する操作手段と、を備え、前記制御手段により前記開閉弁と、前記殺菌水生成手段とを制御して、前記吐水具から前記殺菌効果を有する流体と、殺菌効果を有さない流体とを切り替えて吐水させることができる殺菌水生成システムであって、前記制御手段は、前記吐水具から前記殺菌効果を有する流体を吐水させているときに、前記操作手段に前記殺菌効果を有さない流体の吐水の指令が入力されても、前記殺菌効果を有さない流体を吐水させないこと、を特徴とする殺菌水生成システムが提供される。
また、本発明の他の一態様によれば、流体の流れを制御する開閉弁と、前記開閉弁の下流側に設けられた殺菌効果を有する流体を生成する殺菌水生成手段と、前記殺菌水生成手段の下流側に設けられた吐水具と、前記開閉弁と、前記殺菌水生成手段とを制御する制御手段と、前記制御手段に制御条件を入力する操作手段と、を備え、前記制御手段により前記開閉弁と、前記殺菌水生成手段とを制御して、前記吐水具から前記殺菌効果を有する流体と、殺菌効果を有さない流体とを切り替えて吐水させることができる殺菌水生成システムであって、前記制御手段は、前記吐水具からの前記殺菌効果を有する流体の吐水を停止させた後に、前記操作手段に前記殺菌効果を有さない流体の吐水の指令が入力された場合には、所定時間が経過する前は前記殺菌効果を有さない流体の吐水を禁止し、前記所定時間の経過後に前記殺菌効果を有さない流体を吐水させること、を特徴とする殺菌水生成システムが提供される。
本発明によれば、同じ吐水具から殺菌効果を有さない流体と、殺菌効果を有する流体とを切り替えて吐水させることができ、かつ、吐水された殺菌効果を有する流体による殺菌効果を充分に享受することができる殺菌水生成システムが提供される。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明をする。
尚、説明の便宜上、本発明の実施の形態に係る殺菌水生成システムを浴室ユニットに適用させた場合を説明する。ただし、本発明はこれに限定されるわけではなく、例えば、洗面所、洗髪器などの水回り設備に広く適用させることができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る殺菌水生成システムを浴室ユニットに適用させた場合を例示するための模式斜視図である。
また、図2は、殺菌水生成システムの構成を例示するための模式図である。
図1に示すように、浴室ユニットの浴室10には、殺菌水生成システム1、浴槽11、カウンター12、洗い場床面13、湯水混合水栓8、シャワーユニット18、保持具26などが備えられている。また、この他にも図示しない鏡、給湯制御パネルなどが適宜備えられている。
カウンター12は、洗い場床面13の直上であって、湯水混合水栓8よりは下方に配設されている。そして、カウンター12の下方には、吐水具4を除く殺菌水生成システム1の本体部分が設けられている。
図2に示すように、殺菌水生成システム1には、通水路の上流側から順番に開閉弁14、殺菌水生成手段15、接続手段5、吐水具4が設けられている。そして、それぞれが配管で直列に接続され、上流側に供給された水道水などの水Cが通水可能となっている。
この場合、開閉弁14の上流側に図示しない定流量弁や流量調整弁などを設けるようにすることもできる。定流量弁や流量調整弁などを設けるものとすれば、例えば、高層階の住居であったり住居地域によって元圧(水圧)が変動しやすいものとなっていても、それを調整して所定の流量を確保することができる。
尚、図2に例示をしたものでは、水道水などの水Cの配管が開閉弁14に接続されているが、温水Hの配管が接続されていてもよい。そのようにすれば、温水Hを吐水させることができるので、有機物などの分解、剥ぎ落としが促進され、洗浄効果をより高めることができる。そのため、本明細書において「水」という時には、冷水のみならず温水をも含む場合があるものとする。
また、殺菌水生成システム1には、制御手段17、操作手段3、吐水量調整手段19、通報手段20が設けられている。尚、吐水量調整手段19と通報手段20は、必ずしも必要ではなく、必要に応じて適宜設けるようにすることができる。そして、制御手段17と、開閉弁14、殺菌水生成手段15、操作手段3、吐水量調整手段19、通報手段20とは、それぞれ電気的に接続されている。そのため、操作手段3、吐水量調整手段19からの電気信号を制御手段17が受信可能となっており、また、制御手段17による開閉弁14、殺菌水生成手段15の制御や通報手段20への表示などが可能となっている。
操作手段3は、制御手段17に制御条件を入力するためのものであり、例えば、「吐水の停止(止水)」を入力するためのスイッチ3a、「吐水の開始」を入力するためのスイッチ3b、「殺菌効果を有する流体の生成の開始」を入力するためのスイッチ3cを設けることができる。
ただし、例示したものに限定されるわけではなく、適宜変更、追加、削除をすることができる。例えば、スイッチ3aと3bとを一体化することもできるし、後述する異常警告の解除やタイマーの設定などのスイッチを設けるようにすることもできる。
吐水量調整手段19には、例えば、開閉弁14の開閉度を入力するためのスライドスイッチ19aなどを設けるようにすることができる。そして、スライドスイッチ19aの位置に応じた電気信号が制御手段17に送られ、この信号に基づいて開閉弁14の開閉度が調整されるようにすることができる。尚、誤操作を避けるため操作者が通常触ることがない場所に吐水量調整手段19を設けるようにすることが好ましい。
通報手段20は、例えば、表示を行うための液晶表示装置、音声、音、光などを発生させる装置などとすることができ、殺菌水生成システム1の運転状況の表示、操作者への警告や告知などを行う。
また、後述する警告や告知などの場合においては、画面を点滅させたり、表示を明るくするなどして注意を喚起させることもできる。また、音声やブザー音などによる注意の喚起を併用することもできる。
開閉弁14としては、例えば、電磁弁を例示することができる。そして、吐水量の調整をするために、弁の開閉度が調整可能とされているものとすることもできる。その場合、弁の開閉度は前述の吐水量調整手段19により調整するようにすることもできる。また、圧力制御をするための圧力制御手段を併せ持つようなものとしてもよい。尚、電磁弁の開閉により吐水を断続的にしたり、吐水圧の高低を切り替えて吐水圧を断続的にしたりすることにより、洗浄効果を高めるようにすることもできる。
制御手段17は、論理演算手段や記憶手段などを備え、操作手段3、吐水量調整手段19からの情報や予め記憶されたプログラムなどに基づいて開閉弁14、殺菌水生成手段15の制御や通報手段20への表示などを行う。
吐水具4には、ホース6、吐水ヘッド7が設けられており、ホース6と接続手段5とが液密になるように接続されている。そして、接続手段5と吐水ヘッド7とがホース6を介して連通するように接続され、接続手段5を介して供給された水道水などの水・温水や殺菌効果を有する流体などが吐水ヘッド7から吐水可能となっている。ホース6は、可撓性を有する管状体であり、例えば、ゴムなどの弾性体から構成されている。
吐水ヘッド7には、吐水形態の切替手段21が設けられている。
図3は、吐水形態の切替手段21を備えた吐水ヘッド7を例示するための模式断面図である。
図3に示すように、吐水ヘッド7には吐水形態に対応して流路7a、流路7bが設けられており、流路7a、流路7bの吐水端にはノズルプレート7cが備えられている。また、ノズルプレート7cには、流路7a、流路7bに対応した位置にノズル孔7d、ノズル孔7eが設けられている。
ここで、流路7a、流路7bとノズル孔7d、ノズル孔7eの断面寸法は吐水形態に応じて決定することができる。例えば、図3に例示をしたものでは、断面積の大きな流路7a・ノズル孔7dの側を通常の吐水形態(殺菌効果を有さない流体、例えば、水道水、アルカリ水、洗剤を含有した水、温水などの吐水用)とし、断面積の小さな流路7b・ノズル孔7e側をミスト状(霧状)の吐水用(殺菌効果を有する流体の吐水用)とすることができる。
このように、限られた吐水ヘッド7のスペース内で殺菌効果を有する流体の吐水側の流路7bの断面積を小さくすれば、殺菌効果を有さない流体の吐水側の流路7aの断面積をその分大きくすることができる。その結果、殺菌効果を有する流体の吐水量を抑えることができ、無駄になる量を抑制することができる。また、殺菌効果を有さない流体の吐水量をその分多くすることができるので、後述する「前洗浄」などにおける洗浄効果をより高めることができる。
切替手段21には、円柱状の形態を呈する弁体21aと、弁体21aに設けられ供給側の流路を流路7aまたは流路7bと連通させるための孔21cが設けられている。また、弁体21aから吐水ヘッド7の外部に向けて突出する摘み21bが設けられ、摘み21bを操作することで弁体21aが図中矢印の方向に回転可能となっている。
また、流路内には、孔21cが所定の位置に来たときに、孔21cの一端を塞ぐことができる図示しない止水板が設けられている。
尚、吐水ヘッド7に吐水形態の切り替え状況を表示するための通報手段を設けるようにすることもできる。
次に、吐水ヘッド7の作用について説明をする。
図3(a)に示すように、摘み21bを操作して供給側の流路と流路7aとを孔21cを介して連通させるようにすれば、図中矢印で示したような通水が行われノズル孔7dから例えば水などの殺菌効果を有さない水が吐水される。尚、この場合の吐水形態は、例えば、浴室に備えられている通常のシャワーユニット18からの吐水のような、いわゆるシャワー状の吐水とすることができる。
また、図3(b)に示すように、摘み21bを操作して供給側の流路と流路7bとを孔21cを介して連通させるようにすれば、図中矢印で示したような通水が行われ、ノズル孔7eから例えばミスト状(霧状)の吐水をさせることができる。
また、ミスト状(霧状)の吐水をさせれば、例えば、洗い場床面13などに滞留させやすい。そのため、殺菌効果を有する流体の吐水させる際には、ミスト状(霧状)に吐水させることが好ましい。
そして、図3(c)に示すように、摘み21bを操作して、図示しない止水板が設けられている位置に孔21cを移動させれば、止水板により孔21cの一端が塞がられるので、供給側の流路と流路7a・7bとが遮断される。その結果、図中矢印で示したように通水が遮断されてノズル孔7d、ノズル孔7eからの吐水が停止(止水)される。
図4は、吐水ヘッドの他の具体例を例示するための模式断面図である。
図4に示すように、吐水ヘッド70には流路70aが設けられており、流路70aの吐水端にはノズルプレート70bが備えられている。また、ノズルプレート70bには、ノズル孔70cが設けられている。そして、流路70aの途中には、吐水と止水の切り替えを行うための切替手段71が設けられている。
切替手段71には、円柱状の形態を呈する弁体71aと、弁体71aに設けられ供給側の流路を吐水端側(ノズルプレート70b側)の流路70aと連通させるための孔71cが設けられている。また、弁体71aから吐水ヘッド70の外部に向けて突出する摘み71bが設けられ、摘み71bを操作することで弁体71aが図中矢印の方向に回転可能となっている。
尚、切替手段71は必ずしも設けられている必要はなく、これを省くこともできる。その場合は、操作手段3を操作して吐水と吐水の停止をさせるようにすればよい。
また、流路70a内には、孔71cが所定の位置に来たときに、孔71cの一端を塞ぐことができる止水板72が設けられている。
次に、吐水ヘッド70の作用について説明をする。
図4(a)に示すように、摘み71bを操作して供給側の流路と流路70aとを孔1cを介して連通させるようにすれば、図中矢印で示したような通水が行われノズル孔70cから水などが吐水される。
また、図4(b)に示すように、摘み71bを操作して、止水板72が設けられている位置に孔71cを移動させれば、止水板72により孔71cの一端が塞がられるので、供給側の流路と流路70aとが遮断される。その結果、図中矢印で示したように通水が遮断されてノズル孔70cからの吐水が停止される。
尚、吐水ヘッドは吐水ヘッド7、70に限定されるわけではなく、適宜変更することができる。
保持具26は、浴室10の壁面に設けられ、吐水ヘッド7などやシャワーユニット18のヘッド部分を保持する。
水栓としての湯水混合水栓8には、水道水などの水Cの配管と温水Hの配管とが接続されている。また、湯水混合水栓8には、接続手段9が設けられ、接続手段9にはシャワーユニット18のホース部分が接続されている。そのため、接続手段9を介して水道水などの水Cや温水Hがシャワーユニット18のヘッド部分から吐水可能とされている。
湯水混合水栓8には、切替ハンドル8bが設けられている。そして、切替ハンドル8bによりカラン8a側と接続手段9側への通水の切り替え、止水が行えるようになっている。また、水道水などの水Cと温水Hとの混合割合の調整を行う手段8cも設けられている。
ここで、温水Hの配管は必ずしも必要ではなく、水道水などの水Cの配管のみが接続されている水栓であってもよい。ただし、温水Hの配管がされ、温水Hを吐水させることができれば、人体洗浄などをするのに好適である。
図1に例示をしたものでは、殺菌水生成システム1をカウンター12の下方に設けるものとしているが、浴室10の任意の位置に配設することもできる。ただし、カウンター12の下方に設けるものとすれば、人体との干渉の抑制や煩雑感の低減を図ることができる。この場合、殺菌水生成システム1のすべての要素がカウンター12の下方に設けられている必要はなく、例えば、操作手段3、通報手段20のみが設けられているようにすることもできる。
また、カウンター12の下方における奥行き寸法方向の取り付け位置も適宜選択することができる。ここで、カウンター12の突出端(前面端)から後退した位置に殺菌水生成システム1を設け、突出端から出っ張らないようにすることが好ましい。そのようにすれば、入浴時の人体洗浄の際に人体と干渉することを抑制することができ、また、煩雑感がなくなるため見た目にも優れているからである。尚、殺菌水生成システム1の取り付け位置を調整できるようにしておき、設置される浴室のカウンター12に合わせた設定をすることもできる。
殺菌水生成手段15で生成される殺菌効果を有する流体としては、例えば、殺菌性物質またはイオンを含有する水、強酸性水、弱酸性水、およびこれらの温水などを例示することができる。
尚、殺菌性物質またはイオンを含有する水としては、例えば、遊離塩素、結合塩素、抗菌性金属(例えば、銀、銅、亜鉛等)またはそのイオン、オゾン、ペルオクソ炭酸イオン又はその塩などを含有させた水、有機塩素系消毒液、有機リン酸系消毒液、アルコール系消毒液などを例示することができる。
ただし、これらに限定されるわけではなく、浴室などの水回り設備に吐水することができ、殺菌効果を発揮できるものであればよい。
また、殺菌効果を有しない流体としては、水道水などの水、強アルカリ水、弱アルカリ水、洗剤を含有した水、およびこれらの温水などを例示することができる。
強アルカリ水、弱アルカリ水、洗剤を含有した水、およびこれらの温水などは、洗い場などに付着した垢などの有機物を分解除去するために用いることができる。そのため、後述する前洗浄の際に、これらを吐水させるものとすれば前洗浄の効果を向上させることができ、結果として、前洗浄の後に吐水される殺菌効果を有する流体による殺菌効果をも向上させることができる。
図5は、殺菌水生成手段15として用いることができるオゾン水生成手段31を例示するための模式断面図である。
オゾン水生成手段31に備えられている気体混入混合室32には、気泡分散機構33が設けられており、液体管路34から供給される水に対して、気泡分散機構33により気体の混入、微細化、分散、混合が同時に行われる。気泡分散機構33には気体室35が設けられており、気体室35には気体導入管路36からオゾンが供給される。液体管路34は、水道水などの水の配管や温水の配管と接続されている。また、気体導入管路36には図示しないオゾン供給手段が接続されている。尚、本実施の形態においては、制御手段17により図示しない開閉弁などを制御して、オゾン水生成手段31へのオゾンの供給を制御することになる。
図6は、殺菌水生成手段15としても用いることができる創水手段41を例示するための模式断面図である。
創水手段41は、水を電気分解することにより、酸性水とアルカリ性水とを生成する。この場合、酸性水は殺菌効果を有する流体として、また、アルカリ性水は前洗浄において垢などの有機物を分解除去する際に用いることができる。
創水手段41から導出したアルカリ性水導出管42と酸性水導出管43は、三方切換弁44に接続されており、この三方切換弁44の他の一端が、接続手段5と接続されている。すなわち、三方切換弁44を切り替えることにより酸性水またはアルカリ性水のいずれかを接続手段5から吐水させることができ、水回り設備の殺菌と有機物の分解除去などを行うことができる。
創水手段41に備えられているケーシング45は、その内部を隔膜46によりアルカリ性水生成室47と酸性水生成室48とに区画されており、各生成室47、48 には、それぞれステンレス鋼やカーボン等からなる電極(陰極)49と、ステンレス、白金、酸化チタンなどからなる電極(陽極)51とが配設されている。また、酸性水生成室48には酸性水導出管43が連通するように接続されており、アルカリ性水生成室47にはアルカリ性水導出管42が連通するように接続されている。導入管55は、水道水などの水の配管や温水の配管と接続されている。
電極49、51から導出した電線52、53の導出端は、電源54と接続されており、電源54から電極49、51間に電圧が印加できるようになっている。
そして、この電圧印加により、水が電気分解され、アルカリ性水生成室47のPH値が高くなり、アルカリ性水が生成される。一方、酸性水生成室48内のPH値は低くなり、酸性水が生成されることになる。尚、本実施の形態においては、制御手段17により電源54を制御して、アルカリ性水や酸性水の生成を制御することになる。また、制御手段17により三方切換弁44を切り替えて、酸性水またはアルカリ性水のいずれかを接続手段5から吐水させることになる。
殺菌性物質またはイオンを含有する水は、例えば、電気分解法を用いて生成することができる。具体的には、銀イオンを含む殺菌効果を有する流体を生成する場合においては、溶出管の内部に銀からなる一対の電極を対峙して設け、これに電源から所定の電流を流すようなものを例示することができる。また、遊離塩素を含有する水は、塩素イオンを含む水(例えば、水道水)を塩素発生用電極を用いて電気分解することにより生成することができる。
尚、電気分解法などによる殺菌効果を有する流体の生成に限定されるわけではなく、例えば、殺菌効果を有する流体の濃縮液や薬剤を予め生成し、これを適宜ポンプなどで投入するようなものであってもよい。電気分解法を用いる場合においては、制御手段17により、電源のON/OFFや出力調整などの制御が行われ、予め生成された濃縮液や薬剤などを投入する場合においては、ポンプなどの投入手段の制御が行われる。
また、殺菌水生成手段15を作用させず、水道水などの水のみを吐水させることもできる。水道水などの水のみを吐水させることができれば、後述する「前洗浄」を行うことができ、例えば、吐水ヘッド7のノズル孔7dからの水滴を直接、被洗浄面全体に当てるようにして、付着した汚れを浮かせたり除去をしたりすることで、その後に行われる殺菌効果を有する流体による殺菌の効果を高めることができる。
また、前述したように、強アルカリ水、弱アルカリ水、洗剤を含有した水などを吐水して前洗浄を行えば、垢などの有機物を効果的に除去することができ、その後に吐水される殺菌効果を有する流体による殺菌の効果をさらに高めることができる。
尚、強アルカリ水、弱アルカリ水については、前述の創水手段41により生成することができる。また、強アルカリ水、弱アルカリ水、洗剤を含有した水などの濃縮液や薬剤を予め生成し、これを適宜ポンプなどで投入することもできる。この場合、制御手段17によりポンプなどの投入手段の制御を行い、これらの生成を制御することになる。
また、前述したように、吐水形態の切り替えは摘み21bを操作することにより行うが、例えば、殺菌効果を有する流体や、強アルカリ水、弱アルカリ水、洗剤を含有した水などはミスト状(霧状)の吐水とし、水道水などの水はシャワー状の吐水とすることができる。ただし、これに限定されるわけではなく、殺菌効果を有する流体や、強アルカリ水、弱アルカリ水、洗剤を含有した水などをシャワー状に吐水させることもできるし、水道水などの水をミスト状(霧状)に吐水させることもできる。
「前洗浄」は、殺菌効果を有する流体の吐水に先立ち行われる。
例えば、洗い場などに石鹸かすや皮脂、垢などの有機物汚れが残っていれば、その状態で殺菌効果を有する流体を吐水しても、有機物と殺菌成分とが化学的結合をおこしその効力が減ぜられるおそれがある。そのため、前洗浄を行うようにすれば、有機物汚れを除去することができるので、その後に行われる殺菌効果を有する流体の吐水の効果を高めることができる。
前洗浄は、湯水混合水栓8に接続されたシャワーユニット18を用いて行うこともできるが、殺菌水生成システム1に接続された吐水具4を用いて行うようにすれば、前洗浄に続いて行われる殺菌効果を有する流体の吐水をも含めた一連の作業の作業性、作業効率などを大幅に向上させることができる。
また、操作手段3を操作して、殺菌効果を有さない流体と殺菌効果を有する流体とを任意に切り替えることができるので、操作者の判断で状況に応じた最適な前洗浄作業をすることができる。
また、前洗浄における吐水では、開閉弁14の開閉により吐水を断続的にしたりすることなどにより、洗浄効果を高めることもできる。また、前洗浄における吐水において、温水Hを用いるものとすれば、前洗浄の効果を高めることもできる。
次に、殺菌水生成システム1の作用について説明をする。
尚、説明の便宜上、浴室10に設けられた殺菌水生成システム1について説明をする。
人体洗浄が終了した後には、例えば、切替ハンドル8bを「止水」の位置に切り替えて、シャワーユニット18からの吐水を停止させる。
まず、「前洗浄」をするために、操作手段3のスイッチ3bを押して「吐水の開始」を入力する。「吐水の開始」が入力されると、制御手段17からの指令により開閉弁14が開かれて、シャワーヘッド7から水道水などの水または温水が吐水される。また、制御手段17により通報手段20に水道水などの水の吐水中である旨が表示される。
また、前述したように、強アルカリ水、弱アルカリ水、洗剤を含有した水などを吐水させて前洗浄を行うようにすることもできる。この場合は、制御手段17により通報手段20に強アルカリ水などの吐水中である旨が表示される。
尚、水道水などの水とは別に、強アルカリ水、弱アルカリ水、洗剤を含有した水などを吐水させるために、専用のスイッチを操作手段3に新たに設けるようにすることもできる。 また、水道水などの吐水はシャワーユニット18(湯水混合水栓8)からとし、強アルカリ水、弱アルカリ水、洗剤を含有した水などはシャワーヘッド7(殺菌水生成システム1)からとすることもできる。
そして、前述したように、摘み21bを操作することにより吐水形態を切り替えて、操作者の判断により最適な吐水形態での前洗浄を行うことができる。
また、制御手段17により開閉弁14を断続的に開閉させて、吐水を断続的にすることもできる。
前洗浄が終了した後には、操作手段3のスイッチ3cを押して「殺菌効果を有する流体の生成の開始」を入力する。「殺菌効果を有する流体の生成の開始」が入力されると、制御手段17からの指令により、殺菌水生成手段15による殺菌効果を有する流体の生成が開始される。そして、生成された殺菌効果を有する流体は、シャワーヘッド7から吐水される。また、制御手段17により通報手段20に殺菌効果を有する流体の吐水中である旨が表示される。
尚、操作手段3のスイッチ3aを押して、一旦止水をさせてから、スイッチ3cを押して殺菌効果を有する流体を生成させるようにすることもできる。
殺菌効果を有する流体による浴室10内の殺菌が終了した後には、操作手段3のスイッチ3aを押して「吐水の停止(止水)」を入力する。
「吐水の停止(止水)」が入力されると、制御手段17からの指令により殺菌効果を有する流体の生成が停止され、その後、開閉弁14が閉じられて一連の運転が終了する。この場合、制御手段17により通報手段20に吐水の停止中(止水中)である旨が表示される。
ここで、殺菌効果を有する流体を吐水した後に、水、強アルカリ水、弱アルカリ水、洗剤を含有した水などが吐水されるものとすれば、吐水された殺菌効果を有する流体が希釈されたり、殺菌成分が化学反応を起こすなどして殺菌効果が著しく減殺されるおそれがある。
また、本発明者が得た知見によれば、洗い場床面13における殺菌効果を長時間維持するためには、浴室10に設けられた図示しない排水口の排水トラップ内部を殺菌しつつ、封水を殺菌効果を有する流体で置換することが好ましい。
そのため、殺菌効果を有する流体を吐水した後に、水などが吐水されれば、排水トラップ内部の殺菌効果が薄れ、また、封水が水などで置換されてしまうので、雑菌の繁殖を抑えられなくなるおそれもある。
本発明者は検討の結果、殺菌効果を有する流体が吐水されているときに、水などの殺菌効果を有さない流体を吐水させる指令が制御手段17にされたとしても、殺菌効果を有さない流体の吐水が行われないようにするか、操作者に警告をするなどすれば、殺菌効果を有する流体による殺菌効果が減殺されることがないとの知見を得た。
例えば、操作手段3のスイッチ3cが押されて殺菌効果を有する流体の吐水がされているときに、スイッチ3bが押されて「吐水の開始」が入力された場合には、これを受け付けないようにして、殺菌効果を有さない流体の吐水が行われないようにすることができる。 そして、制御手段17により通報手段20に水などの吐水ができない旨を表示したり、画面を点滅させたり、表示を明るくするなどして禁止された操作手順であることを操作者に告知するようにすることもできる。また、音声やブザー音などによる告知を併用することもできる。
この場合、殺菌効果を有する流体の吐水を続行させることができる。また、殺菌効果を有する流体の吐水を停止させることもできる。
図7は、許容される操作手順と禁止される操作手順とを例示するための模式図である。 尚、操作手段3のスイッチ3aは「吐水の停止(止水)」を入力するためのスイッチ、スイッチ3bは「吐水の開始」を入力するためのスイッチ、スイッチ3cは「殺菌効果を有する流体の生成の開始」を入力するためのスイッチである。
ここで、図7に示す「○」は許容される操作手順を、「×」は禁止される操作手順を示している。
そのため、操作手段3のスイッチ3cが押された後は、スイッチ3bを押してもこれを制御手段17が受け付けないようになっている。一方、前述の操作手順以外は許容されているので、例えば、スイッチ3cが押された後であってもスイッチ3aを押せば吐水は停止され、その後にスイッチ3bを押せば吐水をさせることができる。
また、スイッチ3c(殺菌効果を有する流体の生成の開始)が押された後にスイッチ3a(吐水の停止)が押され、その後にスイッチ3b(吐水の開始)が押される場合であっても、所定の時間が経過するまではスイッチ3bが押されてもこれを制御手段17が受け付けないようにすることが好ましい。その場合、通報手段20に所定の時間の経過中である旨の表示をさせたり、音声、ブザー音、光などで操作者に告知をすることが好ましい。この場合、所定の時間の経過後に殺菌効果を有さない流体の吐水が行われることになる。 また、スイッチ3c(殺菌効果を有する流体の生成の開始)が押された後にスイッチ3a(吐水の停止)が押され、その後にスイッチ3b(吐水の開始)が押される場合であっても、殺菌効果を有さない流体が吐水されるとともに、通報手段20に所定の時間の経過中である旨の表示をさせたり、音声、ブザー音、光などで操作者に告知をすることが好ましい。
このようにすれば、殺菌効果を有する流体の吐水後、短期間の内に水などの殺菌効果を有さない流体が吐水されるのを抑制することができるので、殺菌効果の減殺を低減させることができる。
また、各スイッチが押されて動作がされる前に所定の時間を設けたり、通報手段20に吐水が切り替えられている最中である旨の表示をさせたり、音声、ブザー音、光などで操作者に告知をするようにすることもできる。この場合、ブザー音の音色や光の色などを前述の場合のものと変えるようにすることが好ましい。
殺菌効果を有する流体と殺菌効果を有しない流体とでは、外見による判別が難しい場合がある。そのため、操作者に告知をしたり、動作前に吐水を一時停止させたりすれば、不用意に殺菌効果を有する吐水などがかかるのを防止することができる。
また、操作手段3のスイッチ3cが押されて「殺菌効果を有する流体の生成の開始」がされた後に、スイッチ3bが押されて「吐水の開始」が入力された場合、これを受け付けて吐水をさせるが、通報手段20に水などの吐水をすることが好ましくない旨を表示したり、画面を点滅させたり、表示を明るくするなどして操作者に警告することもできる。また、音声、ブザー音、光などによる警告をしたり、前述の表示と併用させることもできる。
この場合は、操作者がスイッチ3cを再び押して再度「殺菌効果を有する流体の生成の開始」をさせるか、スイッチ3aを押して「吐水の停止(止水)」をさせることになる。
尚、操作者の判断によっては、図示しないリセットスイッチをして前述の警告などを解除し、吐水を続行させることもできる。
また、スイッチ3cが押された後にスイッチ3aが押され、その後にスイッチ3bが押される場合であっても、所定時間が経過する前は殺菌効果を有さない流体の吐水を禁止し、所定時間の経過後に殺菌効果を有さない流体を吐水させるようにしたり、所定の時間が経過するまでは通報手段20に所定の時間が経過する前である旨の表示をさせたり、音声、ブザー音、光などで注意を喚起したりすることが好ましい。そのようにすれば、殺菌効果を有する流体の吐水後、短期間の内に水などが吐水されるのを抑制することができるので、殺菌効果の減殺を低減させることができる。
また、初期状態、または、相当の時間が経過した場合には、スイッチ3cが押されても「殺菌効果を有する流体の生成の開始」がされないようにするか、通報手段20による表示、音声、ブザー音、光などで操作者に警告をすることが好ましい。
初期状態、または、相当の時間が経過した場合には、石鹸かすや皮脂、垢などの有機物汚れが残っている場合があり、その状態で殺菌効果を有する流体を吐水しても、有機物と殺菌成分とが化学的結合をおこしその効力が減ぜられるおそれがあるからである。また、殺菌効果を有する流体を用いて、このような有機物汚れを除去するものとすれば、大量の殺菌効果を有する流体を必要とし、殺菌水生成手段15の寿命を縮めるおそれもあるからである。
また、前述したように、図示しない排水口の封水を殺菌効果を有する流体で置換することができれば、洗い場床面13における殺菌効果を長時間維持することができる。
そのため、図示しない流量計、タイマーなどを用いて吐水量を制御するとともに、通報手段20などに「封水の置換中」である旨などの表示をしたり、音声、ブザー音、光などで告知をしたりすることもできる。
図8は、本発明の第2の実施の形態に係る殺菌水生成システムを浴室ユニットに適用させた場合を例示するための模式斜視図である。
また、図9は、殺菌水生成システムの構成を例示するための模式図である。
尚、図1、図2で説明をしたものと同様の部分には同じ符号を付し、その説明は省略する。
図8、図9に示すように、本実施の形態においては、湯水混合水栓8のシャワー側配管に殺菌水生成システム1が設けられている。すなわち、湯水混合水栓8と殺菌水生成システム1とが一体化されている。
図8に示したものでは、操作手段3と通報手段20とを湯水混合水栓8の本体部分に設けているが、これに限定されるわけではなく、例えば、図1に示したようにカウンター12の下方に設けるようにすることもできる。
本実施の形態のように、水栓と殺菌水生成システムとを一体化すれば、シャワーユニット18を省くことができるので構造を簡易化することができる。
また、浴室、洗面所などの比較的狭いスペースに2つの吐水具を設けるようにすれば、煩雑感が増すが、本実施に形態によればこれを低減させることができる。
また、本実施の形態においても、前述のように、殺菌効果を有する流体を吐水させた後に水などを吐水させる指令が制御手段17にされたとしても吐水がされないか、表示や音声などで警告がされるようになっている。そのため、殺菌効果を有する流体による殺菌効果が減殺されることがない。
尚、殺菌水生成システム1の作用、操作手順の制限、警告などについては前述のものと同様のため、その説明は省略する。
以上、具体例を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明をした。しかし、本発明はこれらの具体例に限定されるものではない。
前述の具体例に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。
例えば、殺菌水生成システム1、吐水具4などが備える各要素、浴室10やこれに備えられる湯水混合水栓8、浴槽11、カウンター12、洗い場床面13、保持具26などの形状、寸法、材質、配置などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各具体例が備える各要素は、可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
本発明の第1の実施の形態に係る殺菌水生成システムを浴室ユニットに適用させた場合を例示するための模式斜視図である。 殺菌水生成システムの構成を例示するための模式図である。 吐水形態の切替手段を備えた吐水ヘッドを例示するための模式断面図である。 吐水ヘッドの他の具体例を例示するための模式断面図である。 殺菌水生成手段として用いることができるオゾン水生成手段を例示するための模式断面図である。 殺菌水生成手段としても用いることができる創水手段41を例示するための模式断面図である。 許容される操作手順と禁止される操作手順とを例示するための模式図である。 本発明の第2の実施の形態に係る殺菌水生成システムを浴室ユニットに適用させた場合を例示するための模式斜視図である。 殺菌水生成システムの構成を例示するための模式図である。
符号の説明
1 殺菌水生成システム、3 操作手段、3a スイッチ、3b スイッチ、3c スイッチ、4 吐水具、5 接続手段、6 ホース、7 吐水ヘッド、7a 流路、7b 流路、7c ノズルプレート、7d ノズル孔、7e ノズル孔、8 湯水混合水栓、12 カウンター、14 開閉弁、15 殺菌水生成手段、17 制御手段、19 吐水量調整手段、20 通報手段、21 切替手段、21a 弁体、21b 摘み、21c 孔、70 吐水ヘッド、70a 流路、70b ノズルプレート、70c ノズル孔、71 切替手段、71a 弁体、71b 摘み、71c 孔、72 止水板、C 水、H 温水

Claims (9)

  1. 流体の流れを制御する開閉弁と、
    前記開閉弁の下流側に設けられた殺菌効果を有する流体を生成する殺菌水生成手段と、
    前記殺菌水生成手段の下流側に設けられた吐水具と、
    前記開閉弁と、前記殺菌水生成手段とを制御する制御手段と、
    前記制御手段に制御条件を入力する操作手段と、
    を備え、
    前記制御手段により前記開閉弁と、前記殺菌水生成手段とを制御して、前記吐水具から前記殺菌効果を有する流体と、殺菌効果を有さない流体とを切り替えて吐水させることができる殺菌水生成システムであって、
    前記制御手段は、前記吐水具から前記殺菌効果を有する流体を吐水させているときに、前記操作手段に前記殺菌効果を有さない流体の吐水の指令が入力されても、前記殺菌効果を有さない流体を吐水させないこと、を特徴とする殺菌水生成システム。
  2. 前記制御手段は、前記吐水具から前記殺菌効果を有する流体を吐水させているときに、前記殺菌効果を有さない流体の吐水の指令が入力されても、前記殺菌効果を有さない流体を吐水させずに、前記殺菌効果を有する流体の吐水を続行させること、を特徴とする請求項1記載の殺菌水生成システム。
  3. 前記制御手段は、前記吐水具から前記殺菌効果を有する流体を吐水させているときに、前記殺菌効果を有さない流体の吐水の指令が入力されても、前記殺菌効果を有さない流体を吐水させずに、前記殺菌効果を有する流体の吐水を停止させること、を特徴とする請求項1記載の殺菌水生成システム。
  4. 操作者に通報を行う通報手段を備え、
    前記制御手段は、前記吐水具から前記殺菌効果を有する流体を吐水させているときに、前記殺菌効果を有さない流体の吐水の指令が入力されても、前記殺菌効果を有さない流体を吐水させずに、前記通報手段により操作者に警告させること、を特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の殺菌水生成システム。
  5. 流体の流れを制御する開閉弁と、
    前記開閉弁の下流側に設けられた殺菌効果を有する流体を生成する殺菌水生成手段と、
    前記殺菌水生成手段の下流側に設けられた吐水具と、
    前記開閉弁と、前記殺菌水生成手段とを制御する制御手段と、
    前記制御手段に制御条件を入力する操作手段と、
    を備え、
    前記制御手段により前記開閉弁と、前記殺菌水生成手段とを制御して、前記吐水具から前記殺菌効果を有する流体と、殺菌効果を有さない流体とを切り替えて吐水させることができる殺菌水生成システムであって、
    前記制御手段は、前記吐水具からの前記殺菌効果を有する流体の吐水を停止させた後に、前記操作手段に前記殺菌効果を有さない流体の吐水の指令が入力された場合には、所定時間が経過する前は前記殺菌効果を有さない流体の吐水を禁止し、前記所定時間の経過後に前記殺菌効果を有さない流体を吐水させること、を特徴とする殺菌水生成システム。
  6. 操作者に通報を行う通報手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記所定時間の経過中である旨を、前記通報手段により操作者に告知させること、を特徴とする請求項5記載の殺菌水生成システム。
  7. 前記制御手段は、前記吐水を切り替える際には、前記通報手段により操作者に告知させること、を特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の殺菌水生成システム。
  8. 操作者に通報を行う通報手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記通報手段により、運転状況を表示させること、を特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の殺菌水生成システム。
  9. 前記吐水具には、吐水形態を切り替える切替手段が設けられていること、を特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の殺菌水生成システム。



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