JP2008289294A - アース中継端子および電気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケーブルの接続作業効率を改善することができるアース中継端子および電気装置を提供する。
【解決手段】分電盤1は、複数の分岐ブレーカ6と、アース中継端子22と、分岐ブレーカ6に接続する負荷電線16およびアース中継端子22に接続するアース用電線17を有するケーブル15とを備える。アース中継端子22は、互いに並設された複数の電気機器に沿って配置されるアース用の接地バー10と、各分岐ブレーカ6に対向して接地バー10に設けられてアース用電線17を接続する挿入式端子11とを備える。挿入式端子11はアース用電線17を挿入することにより接続するものであり、アース用電線17を挿入させる電線挿入口とアース用電線17の先端を外部へ突出させる開口を有し、アース用電線17を接続した状態でアース用電線17の先端が外部へ突出可能である。
【選択図】 図1

Description

この発明は、分電盤などに適用されるアース中継端子およびそれを用いた電気装置に関するものである。
従来の分電盤を図5から図7に示す。図5は分電盤の内部の構成図である。50は主幹ブレーカ、51は複数の分岐ブレーカ、52はアース中継端子、53は3芯のケーブルである。主幹ブレーカ50の入力端子には入力電線54が接続され、主幹ブレーカ50の出力端子と分岐ブレーカ51の入力端子とがカバー58の下で接続バー(図示せず)などで接続されている。また各分岐ブレーカ51の出力端子にケーブル53の負荷電線55が接続され、各ケーブル53のアース用電線56がアース中継端子52に接続され、アース中継端子52はアースされるべきアース線57に接続されている。
図6は図5の破線で囲んだ部分の斜視図である。図7は別の従来例を示し、アース中継端子52が分岐ブレーカ51の近くに配置されている点が図5のものと異なっている。
このように従来の分電盤は、たとえば特許文献1にも示すように、アース中継端子52を設けることにより、ケーブル53のアース用電線56の接続処理を便利にしている。
特開平6−86413号公報
しかし、上記従来例は、アース中継端子52を分岐ブレーカ51から離れた位置に配置していた。また分岐ブレーカ51の近くに配置したものでも、アース中継端子52から離れた分岐ブレーカ51が存在した。そのため、各ケーブル53を各分岐ブレーカ51に配線するとき、分岐ブレーカ51の出力端子に接続する負荷電線55よりも、アース用電線56をケーブル53から長く引き出す必要が生じた。この場合のケーブル53の端部処理作業は、負荷電線55およびアース用電線56をアース用電線56の必要長さに等しい長さ露出させて、2本の負荷電線55を必要な長さに切断する作業を伴うので手間が増え、ケーブル数が多いほどその手間が顕著になり、したがってケーブル53の接続作業効率が低下するという欠点があった。負荷電線55の切断による無駄も発生した。
したがって、この発明の目的は、ケーブルの接続作業効率を改善することができ電線の無駄も低減できるアース中継端子および電気装置を提供することである。
この発明のアース中継端子は、並設された複数の電気機器に沿って配置されるアース用の接地バーと、前記複数の電気機器にそれぞれ接続する複数のケーブルに含まれるアース用電線を接続するものであって、前記電気機器の各々に対向する位置の前記接地バー上に設けられた端子部とを備えたものである。
上記構成において、前記端子部は前記アース用電線を挿入することにより接続する挿入式端子であり、前記アース用電線を接続した状態で前記アース用電線の先端が外部へ突出可能な構成を有する。
この発明の電気装置は、上記構成のアース中継端子と、前記アース中継端子の接地バーに沿って並んだ複数の電気機器と、前記アース中継端子の端子部に接続されるアース用電線を有するとともに前記電気機器の端子に接続される電線を有するケーブルとを備えたものである。
この発明のアース中継端子および電気装置によれば、複数の電気機器に沿って接地バーを配置し、端子部を複数の電気機器に対向して接地バーに設けたため、電気機器に接続する電線よりもアース用電線をすべて同等以下の長さにすることができ、アース用電線を切断する場合でもケーブル当たり1本であり、切断長さも短いので、ケーブルの接続作業効率を改善することができるとともに、アース用電線の切断による無駄も低減できる。
端子部を挿入式端子にすることにより、電線を端子部に簡単に接続することができるので接続作業効率がさらに良好になるとともに、アース用電線の先端を外部に突出できるため、挿入式端子に接続されたアース用電線の先端を外部から視認でき、その先端をして接続確認表示の役目をさせることが可能となるので、接続確認が容易になる。
この発明の一実施の形態の分電盤を図1から図4により説明する。図1は分電盤の内部の構成図である。1は分電盤、2はその主幹ブレーカであり、入力端子3に入力電線4が接続されている。主幹ブレーカ2の出力端子5側には主幹ブレーカ2が先頭になるように複数の分岐ブレーカ6が2列に並び、分岐ブレーカ6の入力端子7を列間に向けており、出力端子8を入力端子7と反対側に配置している。主幹ブレーカ2の出力端子5と分岐ブレーカ6の入力端子7は接続バー等(図示せず)により接続され、その上部が表示部のあるカバー9で被覆されている。
22はアース中継端子であり、アース用の接地バー10と挿入式端子11からなる。接地バー10は分岐ブレーカ6の出力端子8側に沿ってそれぞれ配置されている。各接地バー10には各分岐ブレーカ6に対向する位置に取付孔(図示せず)が形成されている。挿入式端子11はその取付部12の孔(図示せず)が接地バー10の取付孔に整合されてリベット21により連結されている。したがって挿入式端子11は各分岐ブレーカ6ごとにその対向位置の接地バー10上に設けられることとなる。
ケーブル15はたとえば3芯ケーブルであり、そのうち2本が負荷に接続される負荷電線16であり、1本がアース用電線17である。ケーブル15は分岐ブレーカ6ごとに設けられ、各ケーブル15の負荷電線16は対応する分岐ブレーカ6の出力端子8に接続される。同様に各ケーブル15のアース用電線17は各分岐ブレーカ6に対向して設けられた挿入式端子11に接続される。この場合、出力端子8よりも挿入式端子11の方がケーブル15の端部に近いので、ケーブル15から露出させるアース用電線17は負荷電線16よりも若干短いので、そのまま挿入式端子11に接続するか、必要な長さに切断して接続するが、切断寸法は短くよいので無駄は少ない。また挿入式端子11に挿入接続されたアース用電線17の先端は取付部12側に突き抜けて突出しており、外部から容易に視認することができ、接続の有無の判別に利用できる。接地バー10の主幹ブレーカ2と反対側の端部間は接続電線13より接続されている。接地バー10の一方の端部よりアースされるべきアース線14が接続されている。これによって、ケーブル15のアース用電線17はアース中継端子22の挿入式端子11および接地バー10を介して直接または接続電線13を経てアース線14に接続される。
図2は図1の破線で囲んだ部分の斜視図である。挿入式端子11の取付部12は、負荷電線16とアース用電線17が揃った状態でアース用電線17が挿入式端子11に接続されるように挿入式端子11に対して折曲されている。このためアース用電線17を挿入式端子11に接続しやすい。取付部12の中心にリベット21を通す孔を形成するとともに、取付部12の回り止めとして接地バー10の側縁に係止する突片23を取付部12の付け根の両側に設けている。
図1および図2において、ケーブル15と分岐ブレーカ6およびアース中継端子22との接続は、ケーブル15の端部より負荷電線16とアース用電線17を負荷電線16の必要長さ分露出し、負荷電線16は出力端子8に接続する。この場合、ケーブル15の端部から露出する負荷電線16はケーブル15の端部から分岐ブレーカ6の出力端子8までの長さであるが、ケーブル15の端部から挿入式端子11までの距離は分岐ブレーカ6までの距離よりも短いため、ケーブル15から露出するアース用電線17は負荷電線16よりも短くてよい。したがって、アース用電線17はケーブル15の端部から挿入式端子11までの長さに切断するか、あるいは支障のない許容範囲であればそのままアース用電線17を挿入式端子11に接続し、かつ、その先端を挿入式端子11の取付部12側より突出させている。
図3は挿入式端子11の分解斜視図であり、挿入式端子11は電線を挿入することにより接続する、たとえば速結端子であり、部品として本体部18と、カバー部19と、鎖錠ばね20からなっている。本体部18は平板を略L字形に折曲して一片を取付部12とし、他片を接続部24としている。接続部24は周縁部に端片26と側片25a、25bを折曲して周壁を形成しているが、側片25a、25bと取付部12との間には隙間27を形成している。また端片26の一端に電線挿入用切欠き28を形成し、接続部24の中央に支持片29を切り起こしている。
カバー部19は接続部24の側片25a、25bに被さるもので、側片25a、25bの外側に重なる外側部30を有する略U字形をなし、外側部30に係止突起31を設け接続部24の底部に係止してカバー部19を本体部18に取付けている。接続部24にカバー部19を被せることにより、電線挿入用切欠き28とカバー部19とで電線挿入口32が形成され、また接続部24とカバー部19とで電線挿入口32と反対側に開口33を形成している。これによって、電線挿入口32から挿入されたアース用電線17の先端が開口33から外部へ突出可能となっている。34は鎖錠ばね20で係止したアース用電線17を外す場合に鎖錠ばね20を解錠する治具を挿入するための穴である。
鎖錠ばね20は板ばねの略中央をU字に折曲して中央折り曲げ部35を形成し、一端を90度以上折り曲げて鎖錠部36とし、他端を鎖錠部36と同方向にかつ鎖錠部36よりも大きく折り曲げて接触部37としている。鎖錠ばね20は接続部24とカバー部19との間のスペースに収納され、支持片29と電線挿入口32から離れた側片25aとの間に中央折り曲げ部35を位置させて鎖錠ばね20を位置決めし、アース用電線17の挿入スペースを確保している。
図4は挿入式端子11の組み立て状態であり、かつアース用電線17を接続した状態である。組み立て状態で鎖錠ばね20の鎖錠部36は電線挿入口32の内側に臨んでおり、電線挿入口32に挿入されたアース用電線17を鎖錠部36の先端と側片25bの内面との間に挟み抜け止め係止する。また接触部37はアース用電線17を接触部37と側片25bとの間に挟み電気接触状態とする。アース用電線17の先端は開口33より突出し外部に露出し、これが電線接続の有無もしくは完全不完全を目視判別させるための表示となり、視認性を良好にしている。
なお、アース用電線17aはより線の端部に挿入式端子11に挿入するたとえば棒形の圧着端子を接続した例である。
実施の形態において電気機器は分岐ブレーカ6とし、電気装置は分電盤1とし、端子部は挿入式端子11としたが、それぞれそれらに限らない。端子部すなわち挿入式端子11はリベット21で接地バー10に取付けたが、ねじその他の取付手段により取付けることができる。支持片29は鎖錠部36および接触部37の動作に影響しなければ、鎖錠ばね20のどの位置を支持してもよい。電気機器の端子に接続されるケーブルの電線は負荷電線16に限らない。
この発明の一実施の形態の分電盤の構成図である。 その部分斜視図である。 挿入式端子の分解斜視図である。 挿入式端子の電線接続状態の斜視図である。 従来例の分電盤の構成図である。 その部分斜視図である。 別の従来例の分電盤の構成図である。
符号の説明
1 分電盤
6 分岐ブレーカ
10 接地バー
11 挿入式端子
15 ケーブル
16 負荷電線
17 アース用電線
22 アース中継端子

Claims (3)

  1. 並設された複数の電気機器に沿って配置されるアース用の接地バーと、前記複数の電気機器にそれぞれ接続する複数のケーブルに含まれるアース用電線を接続するものであって、前記電気機器の各々に対向する位置の前記接地バー上に設けられた端子部とを備えたアース中継端子。
  2. 前記端子部は前記アース用電線を挿入することにより接続する挿入式端子であり、前記アース用電線を接続した状態で前記アース用電線の先端が外部へ突出可能な請求項1記載のアース中継端子。
  3. 請求項1または請求項2記載のアース中継端子と、前記アース中継端子の接地バーに沿って並んだ複数の電気機器と、前記アース中継端子の端子部に接続されるアース用電線を有するとともに前記電気機器の端子に接続される電線を有するケーブルとを備えた電気装置。

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