JP2008287958A - スイッチ取付金具の取付構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】化粧縁などの別部材を用いてヒケ部などを目隠すなどの余分な取り付けを必要とせずに、スイッチ取付面部の裏面側にスイッチ取付金具を取り付けることができ、しかも、生産性やコスト面においても有益なスイッチ取付金具の取付構造を提供する。
【解決手段】曲げ加工が可能な板材からなるレンジフードAの前面部1aに開口されている窓孔4の孔縁を前面部1aの裏面側に向けて折り曲げ延設することにより、裏面側に突設させた金具保持部5を備え、この金具保持部5に、スイッチ取付金具6に開口されている挿通孔11を外嵌めにて挿通させ、該挿通孔11からスイッチ取付金具6の裏側に突出する金具保持部5の開口縁部側の備えた帯形状の曲げ片部5aを、スイッチ取付金具6の裏面に圧接させるように外向きに折り曲げることにより、スイッチ取付金具6をレンジフードAの前面部1aの裏面側に取り付けるように構成したことにある。
【選択図】図1
【解決手段】曲げ加工が可能な板材からなるレンジフードAの前面部1aに開口されている窓孔4の孔縁を前面部1aの裏面側に向けて折り曲げ延設することにより、裏面側に突設させた金具保持部5を備え、この金具保持部5に、スイッチ取付金具6に開口されている挿通孔11を外嵌めにて挿通させ、該挿通孔11からスイッチ取付金具6の裏側に突出する金具保持部5の開口縁部側の備えた帯形状の曲げ片部5aを、スイッチ取付金具6の裏面に圧接させるように外向きに折り曲げることにより、スイッチ取付金具6をレンジフードAの前面部1aの裏面側に取り付けるように構成したことにある。
【選択図】図1
Description
本発明は、スイッチ取付金具の取付構造に係り、例えば、金属板材などを用いたプレスなどによる曲げ加工によって形成されるオーディオ機器やその他の電気機器類などの外装ケース、或いはレンジフードを構成するフード部などのスイッチ取付面部の裏面側に、操作部を備えているスイッチボックスを保持させるためのスイッチ取付金具を取り付ける取付構造に関する。
オーディオ機器やその他の電気機器類などの金属製の外装ケース(筐体)、或いは調理中に発生する廃ガスなどの汚染空気(汚染物質)を屋外に排気するために加熱調理器具の上方に設置されるレンジフードの金属製のフード部では、スイッチ取付面部の裏面側に、ネジ止めやリベット止め、或いはスポット溶接などの手段によりスイッチ取付金具を取り付けている。そして、このスイッチ取付金具に、それぞれ用途(機能)に応じた操作部を備えているスイッチボックスをネジ止めなどにより取り付けることで、スイッチ取付面部に開口されている窓孔から操作部を突出させるようにしている。
例えば、レンジフードの例を挙げると、特許文献1において開示されている取付構造が知られている。
特許文献1において開示されている取付構造では、図2、図3に示されているように、スイッチ取付面部であるフード部の前板(前面部)の裏面側に、スポット溶接などの固定手段により取り付けられる取付台にスイッチボックスをネジ止めなどにより取り付け保持させることで、スイッチボックスに備えられている操作部を、前板の窓孔(ガイド孔)から前板の表面側に突出させるようにしている。
特開平8−285344号公報(段落番号0002、0012〜0020、および図2、図3参照)
特許文献1において開示されている取付構造では、図2、図3に示されているように、スイッチ取付面部であるフード部の前板(前面部)の裏面側に、スポット溶接などの固定手段により取り付けられる取付台にスイッチボックスをネジ止めなどにより取り付け保持させることで、スイッチボックスに備えられている操作部を、前板の窓孔(ガイド孔)から前板の表面側に突出させるようにしている。
しかしながら、従来では、スイッチ支持枠を介して操作部を備えているスイッチボックスを取り付けるための取付台を、スポット溶接などによりフード部の前板の裏面側に取り付ける構造を採用しているために、前板の表面側にはスポット溶接によるヒケ部(スポット痕)などが残り易い。
そのために、従来では、ヒケ部による外観的な見栄えの低下を防ぐために、化粧縁を前板の表面側に取り付けなどの余分な取付工程が必要となり、生産性に影響を与えるなどの不具合を有していた。
また、化粧縁を別途に製作するなどの必要があることから、コスト面においても不具合を有していた。
そのために、従来では、ヒケ部による外観的な見栄えの低下を防ぐために、化粧縁を前板の表面側に取り付けなどの余分な取付工程が必要となり、生産性に影響を与えるなどの不具合を有していた。
また、化粧縁を別途に製作するなどの必要があることから、コスト面においても不具合を有していた。
そこで、本発明は、前記課題を解消するために創案されたものであり、化粧縁などの別部材を用いてヒケ部などを目隠すなどの余分な取り付けを必要とせずに、スイッチ取付面部の裏面側にスイッチ取付金具を取り付けることができ、しかも、生産性やコスト面においても有益なスイッチ取付金具の取付構造を提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明では、曲げ加工が可能な板材からなるスイッチ取付面部に開口されている窓孔から、該スイッチ取付面部の表面側に向けて操作部を突出させるように、該操作部を備えているスイッチボックスを前記スイッチ取付面部の裏面側に取り付け保持させるためのスイッチ取付金具の取付構造であって、
前記スイッチ取付金具が取り付けられる前記スイッチ取付面部の裏面側に、前記窓孔の孔縁を延設させることにより突設させた金具保持部を備え、この金具保持部に、前記スイッチ取付金具に開口されている挿通孔を外嵌めにて挿通させた後に、該挿通孔から前記スイッチ取付金具の裏側に突出する前記金具保持部の開口縁部側を、前記スイッチ取付金具の裏面に圧接させるように外向きに折り曲げることを特徴とする。
ここで、前記窓孔は、前記操作部の断面形状(輪切り断面形状)に合わせた丸型や角型などの開口形状にて前記スイッチ取付面部に開口される。そして、前記金具保持部は、前記スイッチ取付金具の裏面に圧接されるように外向きに折り曲げられる開口縁部側に、帯形状の曲げ片部を縁方向の数ヶ所に備えていることが好適なものとなる。
前記スイッチ取付金具が取り付けられる前記スイッチ取付面部の裏面側に、前記窓孔の孔縁を延設させることにより突設させた金具保持部を備え、この金具保持部に、前記スイッチ取付金具に開口されている挿通孔を外嵌めにて挿通させた後に、該挿通孔から前記スイッチ取付金具の裏側に突出する前記金具保持部の開口縁部側を、前記スイッチ取付金具の裏面に圧接させるように外向きに折り曲げることを特徴とする。
ここで、前記窓孔は、前記操作部の断面形状(輪切り断面形状)に合わせた丸型や角型などの開口形状にて前記スイッチ取付面部に開口される。そして、前記金具保持部は、前記スイッチ取付金具の裏面に圧接されるように外向きに折り曲げられる開口縁部側に、帯形状の曲げ片部を縁方向の数ヶ所に備えていることが好適なものとなる。
このような構成によれば、スイッチ取付金具に開口されている挿通孔を、スイッチ取付面部の裏面側に備えた金具保持部に外嵌めにて挿通させた後に、挿通孔から突出する金具保持部の開口縁部側を、スイッチ取付金具の裏面側に圧接させるように外向きに折り曲げることで、スイッチ取付金具をスイッチ取付面部の裏面側に取り付け保持させることができる。
このとき、スイッチ取付金具の裏面側に圧接させるように外向きに折り曲げる金具保持部全体、または、その開口縁部側が、帯形状に突設させた数ヶ所の曲げ片部により形成されている構造を採用することで、小さな力で曲げ加工が可能になる。これにより、曲げ加工による応力歪みなど発生を抑えることができる。
また、スイッチ取付金具の挿通孔を、金具保持部に外嵌めにより挿通させてスイッチ取付面部の裏面側にスチッチ保持金具を取り付けようにしていることで、スイッチ取付金具のスイッチ取付面部の裏面側に対する取り付け位置合せが確実となる。つまり、スイッチ取付金具にネジ止めなどによって取り付け保持されるスイッチボックスの操作部を、窓孔の軸芯(孔芯)線上に正確に位置合せさせた状態で、該窓孔からスイッチ取付面部の表面側に突出させることができる。
これにより、操作部が窓孔の孔縁に接触するなどの芯ズレによる動作不良などを引き起こすことがない状態で、窓孔からスイッチ取付面部の表面側に操作部を突出させることができる。
このとき、スイッチ取付金具の裏面側に圧接させるように外向きに折り曲げる金具保持部全体、または、その開口縁部側が、帯形状に突設させた数ヶ所の曲げ片部により形成されている構造を採用することで、小さな力で曲げ加工が可能になる。これにより、曲げ加工による応力歪みなど発生を抑えることができる。
また、スイッチ取付金具の挿通孔を、金具保持部に外嵌めにより挿通させてスイッチ取付面部の裏面側にスチッチ保持金具を取り付けようにしていることで、スイッチ取付金具のスイッチ取付面部の裏面側に対する取り付け位置合せが確実となる。つまり、スイッチ取付金具にネジ止めなどによって取り付け保持されるスイッチボックスの操作部を、窓孔の軸芯(孔芯)線上に正確に位置合せさせた状態で、該窓孔からスイッチ取付面部の表面側に突出させることができる。
これにより、操作部が窓孔の孔縁に接触するなどの芯ズレによる動作不良などを引き起こすことがない状態で、窓孔からスイッチ取付面部の表面側に操作部を突出させることができる。
また、本発明では、前記金具保持部が、前記窓孔の孔縁を、前記スイッチ取付面部の表面側から裏面側へ向けて折り曲げた略ラッパ形状に形成されていることを特徴とする。さらに、本発明では、前記スイッチ取付面部が、レンジフードを構成するフード部の前面部であることを特徴とする。
このような構成によれば、スイッチ取付面部の表面側に位置する窓孔の孔縁は、断面が丸くなる。つまり、操作部が突出するスイッチ取付面部の表面側における窓孔の孔縁には角がない丸みをおびたスッキリ感にて調理者から目視されることとなる。
また、スポット溶接などによる取り付けを不要としたことで、金属の質感を引き出すことができる。これにより、例えば、ステンレス鋼板などを用いてレンジフードのフード部などを形成する傾向が見られてきている近年のデザイン性の対応ニーズが可能となる。
また、スポット溶接などによる取り付けを不要としたことで、金属の質感を引き出すことができる。これにより、例えば、ステンレス鋼板などを用いてレンジフードのフード部などを形成する傾向が見られてきている近年のデザイン性の対応ニーズが可能となる。
本発明のスイッチ取付金具の取付構造は以上のように構成されていることで、従来のようにスポット溶接などによるヒケ部を目隠すための化粧縁などの別部材を、スイッチ取付面部の表面側に取り付ける必要がなくなることで、スイッチ取付金具の取付性の向上が図られる。しかも、別部材が不要となるなどにより、コストの削減と、生産性の向上が図られるなどの効果を期待することができる。
また、スイッチ取付金具の裏面に圧接させるように外向きに折り曲げられる金具保持部の開口縁部側は、小さな力で折り曲げられるように帯形状に突設させた数ヶ所の曲げ片部により形成されていることで、曲げ応力による歪み痕などがスイッチ取付面部の表面側に生じることはない。
これにより、スイッチ取付面部が、レンジフードのフード部の前面部であり、フード部がステンレス鋼板などにより形成されている場合などには、フード部のステンレス鋼板から得られる質感による外観的な見栄えを低下させることを抑えることができる。
これにより、スイッチ取付面部が、レンジフードのフード部の前面部であり、フード部がステンレス鋼板などにより形成されている場合などには、フード部のステンレス鋼板から得られる質感による外観的な見栄えを低下させることを抑えることができる。
また、スイッチ取付面部の窓孔の孔縁に接触するなどの芯ズレによる動作不良などを引き起こすことがない状態で、操作部を、窓孔からスイッチ取付面部の表面側に正確に突出させて臨ませることができる。
以下、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るスイッチ取付金具の取付構造を適用したレンジフードを示す縦断側面図であり、図2は、窓孔が開口されるフード部の前面部の一部を、フード部の内側から見たときの状態を拡大して示す斜視図である。
図1は、本発明の実施形態に係るスイッチ取付金具の取付構造を適用したレンジフードを示す縦断側面図であり、図2は、窓孔が開口されるフード部の前面部の一部を、フード部の内側から見たときの状態を拡大して示す斜視図である。
≪レンジフードの構成≫
レンジフードAは、周知の構造を呈している。つまり、図1に示すように、下向きに開口するフード部1と、このフード部1が連通状に取り付けられる送風機ユニット2とを備えて、送風機ユニット2の運転開始の操作(ONスイッチ)によって、調理中に発生する油煙などの汚染空気をフード部1内に吸い込み捕集しながら送風機ユニット2に接続される排気ダクトBから屋外に排気するように構成されている。
レンジフードAは、周知の構造を呈している。つまり、図1に示すように、下向きに開口するフード部1と、このフード部1が連通状に取り付けられる送風機ユニット2とを備えて、送風機ユニット2の運転開始の操作(ONスイッチ)によって、調理中に発生する油煙などの汚染空気をフード部1内に吸い込み捕集しながら送風機ユニット2に接続される排気ダクトBから屋外に排気するように構成されている。
≪フード部の構成≫
フード部1は、曲げ加工が可能な板材、例えばステンレス鋼板などから下向きに開口する扁平箱型に形成されている。そして、フード部1は、図1に示すように、調理者側に面するスイッチ取付面部である前面部1aに操作部3を備えている。
また、フード部1は、図2に示すように、前面部1aに横一列の並列状に開口させた窓孔4を備え、この窓孔4の孔縁から前面部1aの裏面側に向けて折り曲げ延設させることにより、裏面側に金具保持部5を備えている。
フード部1は、曲げ加工が可能な板材、例えばステンレス鋼板などから下向きに開口する扁平箱型に形成されている。そして、フード部1は、図1に示すように、調理者側に面するスイッチ取付面部である前面部1aに操作部3を備えている。
また、フード部1は、図2に示すように、前面部1aに横一列の並列状に開口させた窓孔4を備え、この窓孔4の孔縁から前面部1aの裏面側に向けて折り曲げ延設させることにより、裏面側に金具保持部5を備えている。
≪窓孔の構成≫
窓孔4は、操作部3の輪切り断面形状と略同形の口径にて横一列の等間隔をおいた並列状にフード部1の前面部1aに開口されている。そして、窓孔4は、図2に示すように、孔縁から前面部1aの裏面側に向けて略ラッパ形状に折り曲げ延設させることにより、該裏面側に適宜の高さにて突設させた金具保持部5が形成されるようにしている。
つまり、窓孔4は、フード部1の前面部1aに開口されるときに、バーリング加工法による前面部1aの表面側から裏面側に向けた孔抜き加工によって、前面部1aに開口されると同時に前面部1aの裏面側には金具保持部5が形成される。
これにより、図1に示すように、前面部1aの表面側(調理者側)に位置する窓孔4の孔縁は、角がない丸みをおびたスッキリ感にて調理者から目視されるようにしている。
窓孔4は、操作部3の輪切り断面形状と略同形の口径にて横一列の等間隔をおいた並列状にフード部1の前面部1aに開口されている。そして、窓孔4は、図2に示すように、孔縁から前面部1aの裏面側に向けて略ラッパ形状に折り曲げ延設させることにより、該裏面側に適宜の高さにて突設させた金具保持部5が形成されるようにしている。
つまり、窓孔4は、フード部1の前面部1aに開口されるときに、バーリング加工法による前面部1aの表面側から裏面側に向けた孔抜き加工によって、前面部1aに開口されると同時に前面部1aの裏面側には金具保持部5が形成される。
これにより、図1に示すように、前面部1aの表面側(調理者側)に位置する窓孔4の孔縁は、角がない丸みをおびたスッキリ感にて調理者から目視されるようにしている。
≪金具保持部の構成≫
金具保持部5は、フード部1の前面部1aの裏面側に、後記するスイッチ取付金具6を加締固定するように取り付けるためのものであり、前面部1aの裏面からの突出高さLが、スイッチ取付金具6の板厚t以上となるように円筒形状に形成されている。
なお、金具保持部5の突出高さLは、図2に示すように、前面部1aに横一列の等間隔をおいて並列状に開口される5ヶ所の窓孔4のうち、真ん中1ヶ所と、両側2ヶ所の計3ヶ所においてはスイッチ取付金具6の板厚t以上となるように円筒形状に形成され、残る2ヶ所においては板厚tと略同じ程度の突出高さにて形成されている。
金具保持部5は、フード部1の前面部1aの裏面側に、後記するスイッチ取付金具6を加締固定するように取り付けるためのものであり、前面部1aの裏面からの突出高さLが、スイッチ取付金具6の板厚t以上となるように円筒形状に形成されている。
なお、金具保持部5の突出高さLは、図2に示すように、前面部1aに横一列の等間隔をおいて並列状に開口される5ヶ所の窓孔4のうち、真ん中1ヶ所と、両側2ヶ所の計3ヶ所においてはスイッチ取付金具6の板厚t以上となるように円筒形状に形成され、残る2ヶ所においては板厚tと略同じ程度の突出高さにて形成されている。
また、金具保持部5は、図2に示すように、細い帯形状の曲げ片部5aを縁方向の数ヶ所に備えている。
曲げ片部5aは、前面部1aの裏面(根元)からの金具保持部5の突出高さが、スイッチ取付金具6の板厚tに相当する高さ部位t1から金具保持部5の開放端部に至る範囲において対角線上の2ヶ所にそれぞれ形成されて、図1および後記の図4に示すように、スイッチ取付金具6の裏面に圧接されるように外向きに折り曲げられるようにしている。
曲げ片部5aは、前面部1aの裏面(根元)からの金具保持部5の突出高さが、スイッチ取付金具6の板厚tに相当する高さ部位t1から金具保持部5の開放端部に至る範囲において対角線上の2ヶ所にそれぞれ形成されて、図1および後記の図4に示すように、スイッチ取付金具6の裏面に圧接されるように外向きに折り曲げられるようにしている。
≪操作部の構成≫
図3は、スイッチボックスおよびスイッチ取付金具を示す斜視図である。ここでは、図2を適宜参照しながら説明する。
操作部3は、送風機ユニット2の排気装置2aの運転ON/OFF切り替え操作、そして、運転のときには高速運転、中速運転、低速運転に切り替え、さらにはフード部1の下向き開口の後側などに備えられている電球などの照明Cの点灯・消灯を切り替えるためのON/OFF操作を行うプッシュタイプのスイッチである。
つまり、操作部3は、図3に示すように、スイッチボックス7に対し、横一列で所定の間隔をおいた5ヶ所おいて並列状に備えられている。
図3は、スイッチボックスおよびスイッチ取付金具を示す斜視図である。ここでは、図2を適宜参照しながら説明する。
操作部3は、送風機ユニット2の排気装置2aの運転ON/OFF切り替え操作、そして、運転のときには高速運転、中速運転、低速運転に切り替え、さらにはフード部1の下向き開口の後側などに備えられている電球などの照明Cの点灯・消灯を切り替えるためのON/OFF操作を行うプッシュタイプのスイッチである。
つまり、操作部3は、図3に示すように、スイッチボックス7に対し、横一列で所定の間隔をおいた5ヶ所おいて並列状に備えられている。
≪スイッチボックスの構成≫
スイッチボックス7は、周知のように合成樹脂材料などによって一体に形成されている。このスイッチボックス7は、フード部1の前面部1aに開口されている窓孔4の開口間隔をおいて操作部3を並列状に備える横長矩形形状を呈している本体部7aと、この本体部7aの長辺一側面において形成されている鍔部7bとを備えている。
そして、スイッチボックス7は、本体部7aの短辺両側から側方に向けて突出する鍔部7bにネジ挿通孔8を備えており、スイッチ取付金具6の後記するフランジ部6bにネジ9を用いて取り付け保持させるようにしている。
スイッチボックス7は、周知のように合成樹脂材料などによって一体に形成されている。このスイッチボックス7は、フード部1の前面部1aに開口されている窓孔4の開口間隔をおいて操作部3を並列状に備える横長矩形形状を呈している本体部7aと、この本体部7aの長辺一側面において形成されている鍔部7bとを備えている。
そして、スイッチボックス7は、本体部7aの短辺両側から側方に向けて突出する鍔部7bにネジ挿通孔8を備えており、スイッチ取付金具6の後記するフランジ部6bにネジ9を用いて取り付け保持させるようにしている。
≪スイッチ取付金具の構成≫
スイッチ取付金具6は、適宜厚さを有する金属製の板材を用いた打ち抜きと折り曲げ加工により形成されるであり、図3に示すように、スイッチボックス7の本体部7aが収容される横長矩形形状で長辺一側を開口させた箱形形状に形成されている収容部6aと、この収容部6aの開口側における短辺両側縁より側方に向けて折り曲げ延設させたフランジ部6bとを備えて形成されている。そして、両側のフランジ部6bにはネジ孔10を有するボス部11を備えている。
スイッチ取付金具6は、適宜厚さを有する金属製の板材を用いた打ち抜きと折り曲げ加工により形成されるであり、図3に示すように、スイッチボックス7の本体部7aが収容される横長矩形形状で長辺一側を開口させた箱形形状に形成されている収容部6aと、この収容部6aの開口側における短辺両側縁より側方に向けて折り曲げ延設させたフランジ部6bとを備えて形成されている。そして、両側のフランジ部6bにはネジ孔10を有するボス部11を備えている。
また、スイッチ取付金具6は、図3に示すように、スイッチボックス7に備えられている操作部3の並列間隔をおいて開口されている挿通孔12を収容部6aの底面部に備えている。
挿通孔12は、フード部1の前面部1aの裏面に備えられている金具保持部5に対して外嵌めにより挿通セットされる程度の口径にて収容部6aの底面部に横一列の並列状に開口されている。
挿通孔12は、フード部1の前面部1aの裏面に備えられている金具保持部5に対して外嵌めにより挿通セットされる程度の口径にて収容部6aの底面部に横一列の並列状に開口されている。
つぎに、フード部1の前面部1aの裏面側に対するスイッチ取付金具6の取り付け方について簡単に説明する。
図4は、スイッチ取付金具をフード部の前面部の裏面側に取り付け保持させた状態を示す斜視図と縦断面図である。ここでは、図1および図2を適宜参照しながら説明する。
フード部1の前面部1aの裏面側に備えられている金具保持部5に対し、スイッチ取付金具6の挿通孔11を外嵌めにて挿通させることにより、前面部1aの裏面にスイッチ取付金具6を宛がうようにセットする。
そして、図2に示すように、5ヶ所の金具保持部5のうち、3ヶ所の金具保持部5に備えられている曲げ片部5aを、スイッチ取付金具6の収容部6aの底面に圧接させるようにそれぞれ外向きに折り曲げる。
これにより、スイッチ取付金具6を、図4に示すように、前面部1aの裏面側に圧接保持させた状態で取り付けることができる。
図4は、スイッチ取付金具をフード部の前面部の裏面側に取り付け保持させた状態を示す斜視図と縦断面図である。ここでは、図1および図2を適宜参照しながら説明する。
フード部1の前面部1aの裏面側に備えられている金具保持部5に対し、スイッチ取付金具6の挿通孔11を外嵌めにて挿通させることにより、前面部1aの裏面にスイッチ取付金具6を宛がうようにセットする。
そして、図2に示すように、5ヶ所の金具保持部5のうち、3ヶ所の金具保持部5に備えられている曲げ片部5aを、スイッチ取付金具6の収容部6aの底面に圧接させるようにそれぞれ外向きに折り曲げる。
これにより、スイッチ取付金具6を、図4に示すように、前面部1aの裏面側に圧接保持させた状態で取り付けることができる。
このようにして、スイッチ取付金具6をフード部1の前面部1aの裏面側に圧接保持させた後に、スイッチボックス7をフード部1の内側からスイッチ取付金具6に抱かせるように宛がい、ネジ9を用いてスイッチボックス7の鍔部7bをスイッチ取付金具6の両側のフランジ部6bのネジ孔10にネジ止め固定する。
これにより、図1に示すように、操作部3をフード部1の前面部1aに開口されている窓孔4から前面部1aの表面側に突出させた状態でスイッチボックス7を前面部1aの裏面側に取り付け保持させることができる。
これにより、図1に示すように、操作部3をフード部1の前面部1aに開口されている窓孔4から前面部1aの表面側に突出させた状態でスイッチボックス7を前面部1aの裏面側に取り付け保持させることができる。
このように構成されている本実施形態に係るスイッチ取付金具6の取付構造によれば、スポット溶接などを必要とせずに、スイッチ取付金具6をフード部1の前面部1aの裏面側に簡単かつ容易に取り付け保持させることができる。
そして、スイッチ取付金具6の収容部6aの底面に圧接させるように外向きに折り曲げられる金具保持部5の開口縁部側には細い帯形状に突設させた曲げ片部5aが備えられていることで、曲げ片部5aを小さな力で外向きに折り曲げることができる。これにより、曲げ加工による応力歪みなどが窓孔4の孔縁などに発生することを抑えることができる。
そして、スイッチ取付金具6の収容部6aの底面に圧接させるように外向きに折り曲げられる金具保持部5の開口縁部側には細い帯形状に突設させた曲げ片部5aが備えられていることで、曲げ片部5aを小さな力で外向きに折り曲げることができる。これにより、曲げ加工による応力歪みなどが窓孔4の孔縁などに発生することを抑えることができる。
」
また、スイッチ取付金具6の挿通孔12を、フード部1の前面部1aの金具保持部5に外嵌めにより挿通させてスチッチ保持金具6を前面部1aの裏面側に取り付けようにしていることで、スイッチ取付金具6の前面部1aの裏面側に対する取り付け位置合せが確実となる。つまり、スイッチ取付金具6にネジ9を用いて取り付け保持されるスイッチボックス7の操作部3を、前面部1aの窓孔4の軸芯(孔芯)線上に正確に位置合せさせた状態で、窓孔4から前面部1aの表面側に向けて突出させることができる。
これにより、操作部3が窓孔4の孔縁に接触するなどの芯ズレによる動作不良などを引き起こすことがない状態で、操作部3を窓孔4から前面部1aの表面側に突出させることができる。
また、スイッチ取付金具6の挿通孔12を、フード部1の前面部1aの金具保持部5に外嵌めにより挿通させてスチッチ保持金具6を前面部1aの裏面側に取り付けようにしていることで、スイッチ取付金具6の前面部1aの裏面側に対する取り付け位置合せが確実となる。つまり、スイッチ取付金具6にネジ9を用いて取り付け保持されるスイッチボックス7の操作部3を、前面部1aの窓孔4の軸芯(孔芯)線上に正確に位置合せさせた状態で、窓孔4から前面部1aの表面側に向けて突出させることができる。
これにより、操作部3が窓孔4の孔縁に接触するなどの芯ズレによる動作不良などを引き起こすことがない状態で、操作部3を窓孔4から前面部1aの表面側に突出させることができる。
なお、本発明の実施形態に係る具体的な構成は、前記した実施形態に限られるものではなく、請求項1から請求項4に記載の本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更などがあっても本考案に含まれるものである。
例えば、金具保持部5を窓孔4の孔縁からフード部1の前面部1aの裏面側に向けてスイッチ取付金具6の板厚t以上の円筒形状に折り曲げ突設させて、金具保持部5の開口縁部側全体をスイッチ取付金具6の裏面に圧接されるように外向きに折り曲げ拡開させることができる。
この場合、金具保持部5の開口縁部側に、筒方向で周方向に等間隔をおいた複数の拡開スリットを備えた構造とすることで、スイッチ取付金具6の挿通孔11の孔縁を略全周にわたりフード部1の前面部1aとの間に圧接保持させることができる。つまり、各拡開スリットの間に形成されている複数の帯板状の曲げ片部を外向きの放射状に折り曲げることによって、スイッチ取付金具6の挿通孔11の孔縁全体をフード部1の前面部1aとの間に圧接保持させることができる。
例えば、金具保持部5を窓孔4の孔縁からフード部1の前面部1aの裏面側に向けてスイッチ取付金具6の板厚t以上の円筒形状に折り曲げ突設させて、金具保持部5の開口縁部側全体をスイッチ取付金具6の裏面に圧接されるように外向きに折り曲げ拡開させることができる。
この場合、金具保持部5の開口縁部側に、筒方向で周方向に等間隔をおいた複数の拡開スリットを備えた構造とすることで、スイッチ取付金具6の挿通孔11の孔縁を略全周にわたりフード部1の前面部1aとの間に圧接保持させることができる。つまり、各拡開スリットの間に形成されている複数の帯板状の曲げ片部を外向きの放射状に折り曲げることによって、スイッチ取付金具6の挿通孔11の孔縁全体をフード部1の前面部1aとの間に圧接保持させることができる。
また、スイッチ取付金具6を取り付けるためのスイッチ取付面としては、オーディオ機器やその他の電気機器類などの外装ケースの前面部を挙げることができる。
1 フード部
1a 前面部(スイッチ取付面部)
3 操作部
4 窓孔
5 金具保持部
5a 曲げ片部
6 スイッチ取付金具
7 スイッチボックス
11 挿通孔
A レンジフード
1a 前面部(スイッチ取付面部)
3 操作部
4 窓孔
5 金具保持部
5a 曲げ片部
6 スイッチ取付金具
7 スイッチボックス
11 挿通孔
A レンジフード
Claims (4)
- 曲げ加工が可能な板材からなるスイッチ取付面部に開口されている窓孔から、該スイッチ取付面部の表面側に向けて操作部を突出させるように、該操作部を備えているスイッチボックスを前記スイッチ取付面部の裏面側に取り付け保持させるためのスイッチ取付金具の取付構造であって、
前記スイッチ取付金具が取り付けられる前記スイッチ取付面部の裏面側に、前記窓孔の孔縁を延設させることにより突設させた金具保持部を備え、
この金具保持部に、前記スイッチ取付金具に開口されている挿通孔を外嵌めにて挿通させた後に、該挿通孔から前記スイッチ取付金具の裏側に突出する前記金具保持部の開口縁部側を、前記スイッチ取付金具の裏面に圧接させるように外向きに折り曲げることを特徴とするスイッチ取付金具の取付構造。 - 前記金具保持部は、前記スイッチ取付金具の裏面に圧接されるように外向きに折り曲げられる開口縁部側に、帯形状の曲げ片部を縁方向の数ヶ所に備えていることを特徴とする請求項1に記載のスイッチ取付金具の取付構造。
- 前記金具保持部は、前記窓孔の孔縁を、前記スイッチ取付面部の表面側から裏面側へ向けて折り曲げた略ラッパ形状にて形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスイッチ取付金具の取付構造。
- 前記スイッチ取付面部が、レンジフードを構成するフード部の前面部であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のスイッチ取付金具の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007130413A JP2008287958A (ja) | 2007-05-16 | 2007-05-16 | スイッチ取付金具の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007130413A JP2008287958A (ja) | 2007-05-16 | 2007-05-16 | スイッチ取付金具の取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008287958A true JP2008287958A (ja) | 2008-11-27 |
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ID=40147509
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008287958A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110686292A (zh) * | 2019-10-11 | 2020-01-14 | 宁波方太厨具有限公司 | 一种吸油烟机 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6436935U (ja) * | 1987-08-28 | 1989-03-06 | ||
JPH08285344A (ja) * | 1995-04-14 | 1996-11-01 | Fuji Kogyo Kk | レンジフードファン |
JPH11211174A (ja) * | 1998-01-30 | 1999-08-06 | Fuji Kogyo Kk | レンジフードファン |
-
2007
- 2007-05-16 JP JP2007130413A patent/JP2008287958A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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