JP2008287413A - 紙幣識別機 - Google Patents

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Abstract

【課題】紙幣を一時保留時に装置後面の出口から紙幣が露出する紙幣識別機において、一時保留時に紙幣識別機の出口から露出する紙幣の長さを短くした紙幣識別機を提供する。
【解決手段】搬送路4へ出没して開閉するシャッタ11の脚部19を棒状とし、なおかつ脚部19の先端を尖った針状の形状とした。またソレノイド15よってシャッタ11を駆動する機構は、ラック14とピニオン17とカム18によって構成するとともに、該カム18は直径方向の端部に山部18aと底部18bを有し、該カム18の回転に応じて、該カム18の山部18aと底部18bの間をシャッタが昇降することで前記シャッタ11が往復移動をして搬送路4を開閉するようにした。
【選択図】図3

Description

本発明は、パチンコ店に設置された台間玉貸機等に搭載される紙幣識別機に関し、特に紙幣を紙幣識別機内へ一時保留したとき、紙幣識別機の後面の出口から紙幣を露出する紙幣識別機において、前記紙幣識別機の後面の出口から露出した紙幣の長さを短くした紙幣識別機に関する。
一般にパチンコ店にはパチンコ台と、紙幣や硬貨等の貨幣やカードを受け入れてパチンコ玉等を貸し出す台間玉貸機が交互に配置されており、これらのパチンコ台と台間玉貸機からなる列の端部には金種毎に紙幣を収納する紙幣収納庫を備えている。また、台間玉貸機には紙幣識別機が搭載されており、台間玉貸機の後面には、前記紙幣識別機から送出された紙幣を前記紙幣収納庫へ案内する搬送手段を有する紙幣引き込み搬送路が設けられている。そしてこれらパチンコ台、台間玉貸機、紙幣引き込み搬送路、紙幣収納庫等が一体となっていわゆる島を形成している。
このような台間玉貸機に搭載される紙幣識別機は、例えば特許文献1特開2006−79158号に開示されている。特開2006−79158号に示すように従来の紙幣識別機は、前面側に設けられた挿入口と後面側に設けられた出口と、該挿入口へ挿入された紙幣を出口へと案内する搬送手段が設けられた搬送路を備えている。さらに該搬送路には、紙幣が挿入口に挿入されたことを検知する入口センサと、搬送路を開閉するシャッタと、紙幣の特性データを取得する識別センサ及び磁気センサと、出口における紙幣の有無を検知する出口センサが前記挿入口から出口に向かって配設されている。
このような従来の紙幣識別機は、紙幣識別機内に紙幣が無い状態において前記シャッタが前記搬送路を閉鎖している。そして遊技者が前記挿入口へ紙幣を挿入すると、紙幣識別機は、該入口センサによる紙幣の検知に基づいて、該シャッタによって該搬送路を開放すると共に、前記搬送手段によって紙幣を前記識別センサが設けられた該搬送路下流方向へと案内し、紙幣の搬送中に該識別センサによって紙幣の特性データが取得され、該特性データに基づいて紙幣の真贋を識別し、真性と識別された紙幣は該シャッタより下流で尚且つ該識別センサの下流の搬送路内へ一時保留する。一時保留された該紙幣の一部は紙幣識別機の後面の出口から露出した状態となり、該出口から露出した紙幣先端が前記紙幣引き込み搬送手路へ接触しない位置で紙幣識別機に保持される。
紙幣を一時保留した状態において紙幣が真正であると判別され、尚且つ前記判別の結果を前記紙幣識別機から外部の前記台間玉貸機等へ送信後、紙幣識別機は再び紙幣を下流へと搬送して紙幣識別機の後面の出口より排出する。この時、出口へと案内される紙幣は、紙幣が紙幣識別機の前記出口から完全に抜けきる前に前記紙幣引き込み搬送路へと進入し、前記紙幣引き込み搬送路に設けられた搬送手段によって紙幣収納庫へと搬送される。
ところで、パチンコ店などにおける島は、より多くのパチンコ台を設置できるように、極力無駄なスペースが無いように構成されているため、紙幣識別機において一時保留された紙幣の出口から露出した先端部と紙幣引き込み搬送路との間隔も狭い。このために、紙幣識別機とその後面に設けられた紙幣引き込み搬送路との間のスペースが組立の誤差によって狭くなる方向にずれた場合、紙幣の一時保留中や一時保留の前に、該紙幣引き込み搬送路へと紙幣が進入してしまい、該紙幣引き込み搬送路に設けられた搬送手段によって該紙幣が紙幣収納庫へと搬送されてしまう問題があった。
特開2006−79158号公報
上述のことから、紙幣識別機において、一時保留された紙幣の出口から露出した先端部と紙幣引き込み搬送路との間隔を広くする為に、紙幣の一時保留位置を搬送路の上流側へと移動させて、紙幣を一時保留したときに出口から露出した紙幣の先端までの長さを短くした紙幣識別機が望まれる。
しかし、従来の紙幣識別機は、たとえば特開2006−79158号に示すように、搬送路を開閉するシャッタ及びシャッタを駆動する機構を配置する領域が大きい為に、入口センサとシャッタの間隔および、シャッタと識別センサの間隔が広く、シャッタおよび識別センサを搬送路の上流へ移動することが難しかった。従って、紙幣の一時保留位置を挿入口側へと移動することが困難であった。
また従来の紙幣識別機では、シャッタの搬送路へ出没する部分は板形状であって、この板形状の部分の幅方向が搬送路の紙幣搬送方向へ沿うように複数配置することで搬送路を閉鎖する構成としていた。このため、シャッタ11の搬送路4に出没する部分が搬送方向に占める領域が大きいために、シャッタおよび識別センサを搬送路の上流へ移動することが難しかった。従って、紙幣の一時保留位置を挿入口側へと移動することが困難であった。
本願発明は、上記の課題を解決するために、紙幣の一時保留位置を従来の紙幣識別機における位置よりも上流へと移動させて、紙幣識別機が紙幣を一時保留したときに、紙幣識別機後面の出口から露出した紙幣の先端までの長さが短い紙幣識別機を提供することを目的としている。
本発明に従った紙幣識別機1は、ソレノイド15によってシャッタ11を駆動して搬送路4を開閉する機構を、ソレノイドの駆動によって往復移動するラック14と、ラック14の往復移動を回転動へ変換するピニオン17と、シャッタ11へ当接しピニオン17と共に回転するカム18によって構成した。また、カム18は、外周部に山部18aと底部18bを有するとともに、山部18aから底部18bへと坂を有する形状とした。そしてカム18の回転によって、カム18の山部18aと底部18bの間で前記坂を介してシャッタ11が昇降することにより、シャッタ11が搬送路4に対して垂直に往復移動することで搬送路4を開閉するようにした。
さらにシャッタ11は、先端が尖った複数の棒状の脚部19を有し、該脚部19の先端が該搬送路4へ垂直に出没することで該搬送路4を閉鎖するようにした。
本発明の請求項1記載の発明によれば、シャッタ11と、ラック14と、ピニオン17とカム18が、搬送路4の搬送方向に対して占有する領域を小さくした。これにより、入口センサ8と、シャッタ11と識別センサ9を近づけて配置することが可能となったので、紙幣の一時保留位置を上流へと移動して、紙幣の一時保留時に出口3から露出した紙幣の先端までの距離を従来よりも短くすることを可能とした。
従って出口3から露出した紙幣先端から紙幣引き込み搬送路までの間隔が広くなった為、紙幣を一時保留中や紙幣を一時保留前に、紙幣が紙幣引き込み搬送路に備えられた搬送手段によって紙幣収納庫へ搬送されること防止可能とした。
また、カム18の直径をピニオン17よりも大きくすることで、カム18がシャッタ11に当接しながら回転する距離を、ソレノイド15の駆動によりラック14が往復移動する距離よりも長くしたから、カム18が回転時にシャッタ11からの受ける抵抗を軽減したことで、ストロークが短い小型のソレノイドでシャッタ11を容易に往復移動可能とした。
また、シャッタ11がカム18の山部18aによって搬送路4の方向へ押し上げられた状態で搬送路を閉鎖することにより、挿入口2から異物を挿入してシャッタ11を搬送路4から退避する方向へとこじ開ける悪戯を阻止することを可能とした。
請求項2に記載の発明によれば、紙幣に薄いテープ等を貼り付けて挿入されたとしても、シャッタ11による搬送路4の閉鎖時に、脚部19の先端が垂直に搬送路4へと突出して、前記テープを突き刺さして該テープを切り裂くから、紙幣の引き抜きを防止可能としている。従って板状部材を搬送路へと出没させる従来の紙幣識別機のシャッタに比較して、搬送路4の搬送方向にシャッタが占める領域を小さくしても紙幣の引き抜き防止を可能とした。
以下本願発明の一実施例について図面を参照しながら説明する。図1は本願発明の一実施例における紙幣識別機1の概略側面図である。図1の点線で表された部分は、後述する装置内部の搬送路4内を示している。図1の一点鎖線で表された100は紙幣識別機1に一時保留された紙幣を示している。図1のGは、第一の実施例における、紙幣を一時保留した状態において紙幣識別機の後面1bから露出した紙幣の長さを表している。
図1に示す紙幣識別機1は、台間玉貸機に搭載されるものである。また紙幣識別機1は、略直方体状の箱形である。紙幣識別機1は、前面1aに紙幣を垂直にした状態で内部へと挿入する挿入口2を備え、後面1bには出口3を備えており、紙幣識別機1の内部には、挿入口2から出口3へと連通し紙幣を案内する搬送路4が形成されている。
図2は、図1におけるA−A断面図であって、紙幣の搬送方向に沿って装置内部に配設されたセンサ類と搬送手段を表した概略図である。
図1、図2に示すように、搬送路4には、紙幣識別機1の正面1aに設けられた挿入口2から挿入された紙幣を紙幣識別機1の後面1bに設けられた出口3へと案内する搬送手段7が配置されており、紙幣挿入口2から出口3に向かう搬送路4に沿って、紙幣が挿入口2から挿入されたことを検知する入口センサ8と、搬送路4を開閉するシャッタ11と、紙幣の透かしや色の特性データを取得する識別センサ9と、紙幣の磁気特性データを取得する磁気センサ6と、出口3における紙幣の有無を検知する出口センサ10が配置されている。
搬送手段7は、搬送路4に複数設けられた駆動プーリ7aと、これらの間にそれぞれ架け渡された搬送ベルト7bと、搬送路4を挟んで駆動プーリ7aに対向して設けられた複数の受動ローラ7cからなる。なお駆動プーリ7aは、図示しないモータを含む駆動手段によって駆動し、紙幣を搬送する。
入口センサ8は、透過型の光センサであって、搬送路4へ向けて配置した発光素子8aと、搬送路4を挟んで発光素子8aと対向する位置に配置した受光素子8bからなる。また発光素子8aと搬送路4の間には発光素子8aから照射された光を搬送路4へと案内する導光部材12が配置されている。そして、発光素子8aが搬送路4へ向けて照射した光が、入口から挿入された紙幣によって遮られて受光素子8bが受ける光量が減少することにより、紙幣の挿入を検出する。なお、入口センサ8は、紙幣の挿入を検出するばかりでなく、識別センサ9のように模様データを取得してもよい。また、入口センサ8の発光素子8aと受光素子8bを並列に配置し、紙幣からの反射光の変化によって紙幣有無を検出する反射型センサとしてもよい。
識別センサ9は、透過型の光センサであって、搬送路4へ向けて配置した発光素子9aと、搬送路4を挟んで発光素子9aと対向する位置に配置した受光素子9bからなる。また発光素子9aと搬送路4の間には発光素子9aから照射した光を搬送路4へと案内する導光部材12が配置されている。そして、発光素子8aが搬送路4へ向けて照射した光が、入口から挿入された紙幣を透過したときの受光素子8bが受ける光量の変動によって、紙幣の色の特性や透かしの特性データを取得する。
入口センサ8の発光素子8aと識別センサ9の発光素子9aは単一の基板22に搭載されている。さらに磁気センサ6も基板22へ搭載されている。また基板22は図示しない装置全体を制御する制御部を構成する制御回路を搭載している。
次に図2、図3、図4を参考にシャッタ11の動作を説明する。なお、図3は図1におけるB−B断面図であって、シャッタ11による搬送路の開閉動作を説明する為の概略図である。図3(A)はシャッタ11が搬送路4を閉じた状態を示し、図3の(B)はシャッタ11が搬送路4を開いた状態を示す。図4は、ピニオン17とカム18が一体に構成されたカム体16の説明図である。
シャッタ11は、ソレノイド15とラック14と2つのカム体16によって往復駆動される。シャッタ11は、搬送路4の幅方向に沿って配置されており、搬送路4に向けて延在する複数の棒状であって円筒形状の脚部19を供えている。この脚部19が搬送路4へと出没することで、搬送路4を閉鎖する。脚部19の先端は、尖った針形状となっている。なお本願発明の実施例では、11本の脚部19を備えているが、本願発明は、脚部19の数に捉われるものではない。シャッタ11には2対の軸孔11aが設けられており、搬送路4を構成する壁面5からから伸びた2本の軸20が該軸孔11aが貫通して、シャッタ11を往復移動可能に支持している。またシャッタ11には、シャッタ11を搬送路4から退避する方向に付勢するバネ21が取り付けられている。またシャッタ11がカム18と当接する部分には、当接部11bが設けられている。前記シャッタ11がカム18と当接する当接部11bは図3のC−C断面に示すように山型の形状をしている。また、シャッタ11の搬送路4の幅方向の一方の端部には、凸形状のリブ11cが設けられている。このリブ11cは、シャッタ11が搬送路4を開放した状態において、装置本体側に設けられたフォトインタラプタ23を遮る。これにより、紙幣識別機1はフォトインタラプタ23からの信号によってシャッタ11による搬送路4の開閉を常時監視することを可能としている。
ラック14は、前記複数のシャッタ11に沿って配設されている。ラック14は、複数の歯を備えており、後述するカム体16に設けられたピニオン17の歯車に噛み合っている。ラック14の一端はソレノイド15のプランジャ13に連結しており、搬送路4の幅方向に往復移動が可能なように図示しないガイドによって支持されている。
カム体16は、図4に示すようにピニオン17とカム18が一体となって形成されている。カム体16には、ピニオン17の回転軸方向に向けて貫通する軸孔16aが設けられている。カム18の直径は、ピニオン17の直径より大きい。またカム18の直径方向の外周は、平面からなる山部18aと底部18bを有し、山部18aと谷18bの間は緩やかな坂部18Cを備える。図3に示すように、軸孔16aには、前述した搬送路4を構成する壁面5からから伸びた2本の軸20が貫通しており、回動自在に支持されている。そして、ピニオン17はラック14の歯と噛合しており、カム18はシャッタ11の当接部11bと当接している。
次に、シャッタ11が搬送路4を開閉する際の動作を説明する。図3(A)に示すシャッタ11が搬送路4を閉鎖時、ソレノイド15へ電力は供給されていない。このときシャッタ11の当接部11bが、カム体16のカム18の山部18aに当接している為、シャッタ11の脚部19が搬送路4に出没する。
図3(B)に示す、シャッタ11が搬送路4を開放時は、、ソレノイド15に電力が供給され、ソレノイド15の駆動によりラック14がソレノイド15の方向に向かってスライドすることにより、カム体16が回転して、シャッタ11の当接部11bは、坂部18cを経由して底部18bと当接する。これにより、シャッタ11が搬送路4から退避する方向へと垂直にスライドすることで、脚部19が搬送路4から退避した状態となる。
次に、本実施例における紙幣識別機1の全体の動作を説明する。紙幣識別機1は、紙幣が装置内に入っていない状態では、シャッタ11が搬送路4を閉鎖しており、搬送手段7は停止している。ここで、挿入口4から紙幣が挿入されると、入口センサ8により紙幣が挿入されたことを検知し、図示しない制御部が、ソレノイド15へ電力を供給してシャッタ11が搬送路4から退避する方向へとスライドして搬送路4を開放する。また制御部は駆動手段7の搬送の駆動により紙幣を搬送路4の下流へと案内する。そして紙幣が入口センサ8及び識別センサ9及び磁気センサ6の各センサを通過中、各センサは紙幣の特性データを収集する。
なお、本発明の実施例では、入口センサ8が紙幣の挿入検知だけでなく、紙幣の透過光による色の特長データも収集しており、識別センサとしての機能も備えている。また識別センサ9は紙幣を透過する光を受光して紙幣の色の特長データを収集するとともに、すかし部の特長データを収集する。磁気センサ6は紙幣の磁気の特長データを収集する。これらのセンサにより収集した紙幣の特性データに基づいて紙幣識別機1の制御部は紙幣の真贋を判別する。上記のように、入口センサ8が紙幣の色の特長データを収集するようにすると、シャッタ11より下流に配置する識別センサの数を削減できるために、従来よりも上流の位置で紙幣の真贋の判別を完了することが可能となり、さらに紙幣の一時保留位置を上流へと移動することが出来る。
装置内へと搬送された紙幣が識別センサ9を完全に通過すると、制御部は、ソレノイド15への電力の供給を止めシャッタ11が搬送路4を閉鎖する。さらに制御部は、搬送手段7の駆動を停止して紙幣を搬送路4内へ一時保留する。この時、図1に示すように紙幣識別機の後面1bから紙幣100の一部が露出した状態で保留される。
紙幣が一時保留された状態において、制御部により紙幣が真正であると判別されると、紙幣識別機1は、判別結果を図示しない台間玉貸機へと送信する。そして紙幣を再び搬送路4の下流へと搬送して、出口3より紙幣を排出する。一方、紙幣が真正でないと判別した場合は、シャッタ11により搬送路4を開放するとともに、紙幣を挿入口2へと搬送して返却する。
上述のように、本発明によれは、シャッタ11の脚部19を棒状としてなおかつ先端が尖った形状し、さらにシャッタ11をソレノイド15により駆動する機構をラック14とピニオン17とカム18により構成することで、紙幣の引き抜きを防止すると共に、搬送路4の搬送方向に対してシャッタ11とシャッタを駆動する機構を配置する領域の小型化を図った。これにより、搬送方向に対して入口センサ8、シャッタ11、識別センサ9の間隔を詰めて配置することを可能とし、シャッタ11の配置位置を上流側へ移動可能とした。よって紙幣の一時保留位置も上流へ移動可能となり、紙幣の一時保留時に出口から露出した紙幣の先端までの距離従来よりも短くすることを可能とした。
本願発明の実施例における紙幣識別機の側面図 図1におけるA−A断面図 (A)(B)図1におけるB−B断面図 カム体16の説明図
符号の説明
1 紙幣識別機
1a 前面
1b 後面
2 挿入口
3 出口
4 搬送路
5 側壁
6 磁気センサ
7 搬送手段
7a 駆動プーリ
7b 搬送ベルト
7c 受動ローラ
8 入口センサ
8a 発光素子
8a 受光素子
9 識別センサ
9a 発光素子
9b 受光素子
10 出口センサ
11シャッタ
11a 軸孔
11b 後端部
12 光導部材
13 プランジャ
14 ラック
15 ソレノイド
16 カム体
16a 軸孔
17 ピニオン
18 カム
18a 山部
18b 底部
18c 坂部
19 脚部
20 軸
21 バネ
22 基板
23 フォトインタラプタ
100 紙幣
G 紙幣識別機1の出口3から露出した紙幣の長さを示したもの。

Claims (2)

  1. 紙幣の搬送路を開閉するシャッタを備えた紙幣識別機において、ソレノイドと、ソレノイドの駆動により往復移動するラックと、該ラックと噛み合って回転するピニオンと、該ピニオンと一体であってシャッタと当接するカムとを備え、該カムは直径方向の端部に山部と底部を有し、該カムの回転に応じて、該カムの山部と底部の間をシャッタが昇降することで前記シャッタが往復移動をして搬送路を開閉することを特徴とした紙幣識別機。
  2. 請求項1に記載のシャッタは、先端が尖った複数の棒状の脚部を有し、該脚部の先端が前記搬送路へ垂直に出没することで該搬送路を閉鎖することを特徴とする紙幣識別機。
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