JP2008286478A - 燃焼装置、その燃料使用量の算出方法及び算出プログラム - Google Patents

燃焼装置、その燃料使用量の算出方法及び算出プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】燃焼装置のガス使用量に関し、正確なガス使用量を演算することにある。
【解決手段】燃料ガスを燃焼させる燃焼装置(給湯・追焚装置2)であって、燃焼させる燃料ガス(G)を通過させるガス比例弁(60)と、前記ガス比例弁の開度を制御する制御手段(制御部80)と、前記ガス比例弁に流れる電流値と単位時間あたりの燃焼に用いられるガス量とを用いて燃料ガス使用量を演算する演算手段(制御部80)とを備える構成である。
【選択図】図2

Description

本発明は、燃料ガスを燃焼させるガス給湯器等の燃焼装置の燃料使用量の算出等に係り、特に、燃料ガスの使用量を算出し、表示する燃焼装置、その燃料使用量の算出方法及び算出プログラムに関する。
ガス給湯器等の燃焼装置では、燃料ガスを燃焼させて必要な熱量を得るため、ユーザが直接、ガス使用量を確認することができない。そこで、その確認の目安や燃料の節約等の便宜として燃料ガスの使用量を燃焼装置側で算出して表示するものが実用化されている。
このような燃料使用量の算出に関し、特許文献1には設定温度、入水温度、給湯温度により目標燃焼能力から単位時間あたりのガス使用量を算出するものが開示されている。
特開2003−254533号公報
ところで、燃焼装置の燃焼は、供給ガス量を段階的に切り替える段数切替え時にバーナ間の火移りをし易くするとともに、火移り音を発生させないため、リモコンに入力された設定温度になるように制御部から燃焼指示が発せられた時点から一定時間遅らせてガス弁を開弁、閉弁する制御を行っている。
このような制御が行われている場合に、制御部より指示が出た時点を基準にしてガス使用量を演算すると、その時点から一定時間遅れてガス弁が開弁、閉弁するため、その遅延時間中のガス量も加算又は減算されることになるため、その演算値が実際のガス使用量と異なり、正確さに欠けるという問題があった。このような課題について、特許文献1には開示はなく、解決手段についての開示もない。
そこで、本発明の目的は、燃料ガスを燃焼させる燃焼装置のガス使用量に関し、正確なガス使用量を演算することにある。
また、本発明の他の目的は、燃料ガスを燃焼させる燃焼装置に関し、正確なガス使用量を表示することにある。
本発明は、上記課題を解決するため、リモコンの設定温度になるように制御部からの指示に基づく燃焼段数と印加した比例弁電流値により、比例弁電流値と単位時間あたりのガス量データをもとに単位時間あたりのガス量を算出し、又は、使用しているガスのガス比重とガス温度(雰囲気温度)で補正し、単位時間あたりのガス使用量を求め、それを積算することにより、ガス使用量について正確な演算結果を得ている。
そこで、上記目的を達成するため、本発明の第1の側面は、燃料ガスを燃焼させる燃焼装置であって、燃焼させる燃料ガスを通過させるガス比例弁と、前記ガス比例弁の開度を制御する制御手段と、前記ガス比例弁に流れる電流値と単位時間あたりのガス量とを用いてガス使用量を演算する演算手段とを備える構成である。斯かる構成により、上記目的が達成される。
上記目的を達成するためには、上記燃焼装置において、好ましくは、前記演算手段は、演算した前記ガス使用量を前記燃料ガスの比重及び/又は温度により補正する構成としてもよい。斯かる構成によっても、上記目的が達成される。
上記目的を達成するためには、上記燃焼装置において、好ましくは、前記演算手段で演算された前記ガス使用量を表示する表示手段を備える構成としてもよい。斯かる構成によっても、上記目的が達成される。
上記目的を達成するためには、上記燃焼装置において、好ましくは、前記演算手段は、設定した目標ガス使用料金と、前記ガス使用量を表す料金とを比較して比率を求め、その比率が視覚で認識可能なイラスト表示出力を発生する構成としてもよい。斯かる構成によっても、上記目的が達成される。
上記目的を達成するため、本発明の第2の側面は、燃料ガスを燃焼させる燃焼装置の燃料使用量の算出方法であって、燃焼させる燃料ガスを通過させるガス比例弁に流れる電流値と単位時間あたりのガス量とを用いてガス使用量を演算するステップを含む構成である。斯かる構成により、上記目的が達成される。
上記目的を達成するためには、上記燃焼装置の燃料使用量の算出方法において、好ましくは、演算した前記ガス使用量を前記燃料ガスの比重及び/又は温度により補正するステップを含む構成としてもよい。斯かる構成によっても、上記目的が達成される。
上記目的を達成するためには、上記燃焼装置の燃料使用量の算出方法において、好ましくは、前記ガス使用量を表示するステップを含む構成としてもよい。斯かる構成によっても、上記目的が達成される。
上記目的を達成するためには、上記燃焼装置の燃料使用量の算出方法において、好ましくは、設定した目標ガス使用料金と、前記ガス使用量を表す料金とを比較して比率を求め、その比率が視覚で認識可能なイラスト表示をする構成としてもよい。斯かる構成によっても、上記目的が達成される。
上記目的を達成するため、本発明の第3の側面は、コンピュータによって実行され、燃料ガスを燃焼させる燃焼装置の燃料使用量の算出プログラムであって、燃焼させる燃料ガスを通過させるガス比例弁に流れる電流値と単位時間あたりのガス量とを用いてガス使用量を演算するステップをコンピュータに実行させる構成である。斯かる構成により、上記目的が達成される。
上記目的を達成するためには、上記燃焼装置の燃料使用量の算出プログラムにおいて、好ましくは、演算した前記ガス使用量を前記燃料ガスの比重及び/又は温度により補正するステップを含む構成としてもよい。斯かる構成によっても、上記目的が達成される。
上記目的を達成するためには、上記燃焼装置の燃料使用量の算出プログラムにおいて、好ましくは、前記ガス使用量を表示するステップを含む構成としてもよい。斯かる構成によっても、上記目的が達成される。
上記目的を達成するためには、上記燃焼装置の燃料使用量の算出プログラムにおいて、好ましくは、設定した目標ガス使用料金と、前記ガス使用量を表す料金とを比較して比率を求め、その比率が視覚で認識可能なイラスト表示をする構成としてもよい。斯かる構成によっても、上記目的が達成される。
本発明によれば、次の効果が得られる。
(1) 燃焼段数等の燃焼量とガス比例弁電流値と単位時間当たりのガス量データをもとに、燃焼運転時の印加した比例弁電流値から単位時間あたりのガス使用量を求め、積算するので、ガス使用量の正確な演算値を求めることができる。
(2) 正確なガス使用量を表示することができる。
本発明の燃焼装置について、図1を参照する。図1は、本発明の燃焼装置の一例である給湯・追焚装置を示す図である。
この給湯・追焚装置2は、上水を加熱する給湯用熱交換器4と、浴槽水を加熱する追焚用熱交換器6とを備え、給湯用熱交換器4には、燃料ガスGを燃焼させる給湯バーナ8と、燃焼用空気を給湯バーナ8に供給する給湯ファン10とが設置され、追焚用熱交換器6には、燃料ガスGを燃焼させる追焚バーナ12と、燃焼用空気を追焚バーナ12に供給する追焚ファン14とが設置されている。追焚用熱交換器6で加熱された湯を浴槽16に循環させる追焚回路18には、追焚用熱交換器6で加熱された湯を強制循環させるふろポンプ20が設置されている。給湯用熱交換器4に水Wを供給する給水回路22が形成されているとともに、給湯用熱交換器4で加熱された湯HWを図示しない給湯栓に供給する出湯回路24が形成され、給水回路22と出湯回路24との間には、湯HWの設定温度に対する応答性を高めるため、バイパス回路26が連結されている。また、給湯用熱交換器4で加熱した湯HWを追焚用熱交換器6を通して浴槽16に湯張りするための注湯回路28が形成され、各バーナ8、12には燃料ガスGを供給するガス管30が備えられている。
ガス管30は分岐されて各バーナ8、12に接続され、燃料ガスGを個別に供給する。注湯回路28には、注湯量を測定する注湯量センサ32が設置されるとともに、追焚回路18の水が出湯回路24に逆流しないように注湯電磁弁34及び逆止弁36が設置されている。
給水回路22には、入水温を検出する入水温センサ38、水量を検出する流量センサ40が備えられ、出湯回路24には、給湯用熱交換器4の出湯温を検出する出湯温センサ42、湯量を制御する水制御弁44、混合湯温を検出する混合温センサ46が備えられている。
バイパス回路26には混合湯温がリモコン装置の設定温度になるように水量を制御するバイパス水制御弁48が設置されている。追焚回路18には追焚用熱交換器6の出口温度を検出する温度検出手段としてふろ出センサ50、浴槽16からの戻り湯の温度を検出する温度検出手段としてふろ入センサ52が設置されるとともに、ふろポンプ20により湯が循環しているか否かを監視するふろ流水センサ54、浴槽16の水位を検出するふろ水位センサ56が備えられている。
ガス管30には、元ガス電磁弁58及びガス比例弁60が備えられ、ガス管30はその下流で給湯側と追焚側に分岐されている。給湯側には、給湯ガス電磁弁62、給湯切替電磁弁64、66が設置され、追焚側には追焚ガス電磁弁68が設置されている。
この給湯・追焚装置2の筐体には、外気温を検出する外気温センサ70が設置されているとともに、制御手段として制御部80が設置され、この制御部80には台所等に設置されるリモコン装置82が接続されている。
次に、制御部80について、図2を参照する。図2は、制御部80の構成例を示すブロック図である。
この実施の形態では、制御部80が機能部の制御手段であるとともに、ガス使用量の演算手段を構成しており、例えば、マイクロコンピュータで構成され、各機能部の動作を制御するとともに演算する手段であるCPU(Central Processing Unit )84、ROM(Read-Only Memory)86、RAM(Random-Access Memory)88を備えているとともに、各センサの検出信号をCPU84に入力するA/D変換器90、リモコン通信回路92を備えている。また、外部からは、入水温センサ38、混合温センサ46、ふろ出センサ50、外気温センサ70、流量センサ40の他、各種のセンサの検出信号が取り込まれる。
CPU84は、燃焼量決定手段94、比例弁電流値・燃焼段数決定手段96、単位時間当たりのガス量データ決定手段98、単位時間当たりのガス使用量算出手段100、使用ガス比重データ決定手段102、ガス使用量積算手段104として機能する。また、ROM86には、OS(Operating System)、ガス使用量の算出、その表示等の制御を実行するアプリケーションプログラムの他、データとしてガス使用量、ガス温度、ガス比重等が格納されている。
リモコン装置82には、制御部106、操作部108、表示部110が備えられている。制御部106には、CPU112、ROM114、RAM116、リモコン通信回路118等が備えられている。
操作部108には、運転ボタン120、上ボタン122、下ボタン124、メニューボタン126、セレクトボタン128、130、132、追いだきボタン133、その他の操作ボタンが備えられている。
表示部110の表示画面134には、ガス使用量表示136、ガス使用料金表示138、時計表示140の他各種の表示をさせる。
次に、給湯・追焚装置2の燃焼動作とともに、ガス使用量の演算処理について、図3を参照する。図3は、ガス使用量の演算処理の処理手順を示すフローチャートである。
この処理手順は、ガス使用量の算出方法及び算出プログラムの一例である。この処理手順では、先ず、ガス通路開条件が成立しているか否かが確認される(ステップS1)。即ち、給湯燃焼時、運転ボタン120がオン、流量センサ40がオン、入水温度が設定温度以下か否か等、給湯燃焼の条件が成立しているか否かが確認され、また、追焚燃焼時、追いだきボタン133がオン、ふろ流水センサ54がオン、戻り温度が設定温度以下か否か等、追焚燃焼の条件が成立しているか否かが確認される。
ガス通路開条件が成立していなければ(ステップS1のNO)、給湯燃焼又は追焚燃焼をせずに終了する。ガス通路開条件が成立していれば(ステップS1のYES)、給湯燃焼時には、リモコン装置82の給湯設定温度、入水温センサ38、混合温センサ46、流量センサ40の検出値により演算し、給湯燃焼量を決定し、また、追焚燃焼時には、ふろ出センサ50の検出温度が追焚出温度として例えば、75〔℃〕になるように燃焼させる。そのときの燃焼量を決定する(ステップS2)。
決定された燃焼量で燃焼するための燃焼段数と、その燃焼段数時のガス比例弁60に印加される比例弁電流値が決定される(ステップS3:図4)。
以上のステップS1〜3が燃焼のための処理であり、ステップS4以降が、ガス使用量の算出に伴う処理となる。本実施の形態では、単位時間を比例弁電流値の決定サイクルと同一の場合を説明しているが、同一でない場合には、ステップS4〜S7を別処理とし、単位時間毎に実行するようにしてもよく、その際、決定した比例弁電流値の値等はRAM88に記憶して利用してもよい。
燃焼器具である給湯・追焚装置2には、選択ガス種として13Aガス用と、LPガス用とに区分されており、器具によりROM86に格納されているデータは13Aガス用を使用するか、LPガス用を使用するかが選択される。選択ガス種の燃焼段数と比例弁電流値と単位時間あたりのガス量データをROM86のデータより検索し、決定する(ステップS4:図5)。
選択ガス比重により、ガス比重が決定される(ステップS5:図6)。これは、同一ガス種において比重が異なる場合があるためである。ステップS4の選択ガス種の燃焼段数と比例弁電流値と単位時間あたりのガス量データの1次関数と、ステップS3で印加された比例弁電流値から単位時間あたりのガス量を換算して演算し、ROM86に記憶しているガス温度、ガス比重とステップS5の選択ガス種の標準ガス比重、燃焼運転時のガス温度により補正した演算式を基にCPU84で燃焼運転時の単位時間あたりのガス使用量が演算される(ステップS6:図7)。ステップS6で算出された単位時間あたりのガス使用量が積算され、ガス使用量が算出される(ステップS7)。この実施の形態では、標準ガスの比重とガス温度とを補正データとして用いているが、何れか一方を用いて補正する構成としてもよい。
次に、ガス使用量の演算処理に用いられる比例弁電流値及び燃焼段数の決定について、図4を参照する。図4は、比例弁電流値及び燃焼段数の決定の処理手順の一例を示すフローチャートである。
給湯燃焼の段数切替え時に、火移りし易く、火移り音を発生させないために、リモコン装置82の設定温度になるように、制御部80より指示が出てから一定時間遅らせて、給湯ガス電磁弁62、給湯切替電磁弁64、66、ガス比例弁60を開弁又は閉弁する制御が行われている。そこで、給湯ガス電磁弁62、給湯切替電磁弁64、66の開弁又は閉弁を遅らせる必要があるか否かが判断され(ステップS31)、遅らせる必要がある場合には(ステップS31のYES)、給湯ガス電磁弁62、給湯切替電磁弁64、66の開弁又は閉弁を遅らせる(ステップS32)。ガス比例弁60の比例電流値を遅らせる必要があるか否かが判断され(ステップS33)、遅らせる必要がある場合には(ステップS33のYES)、印加するガス比例弁電流値を遅らせ(ステップS34)、ステップS2で決定された燃焼量で燃焼するための燃焼段数とガス比例弁60に印加される比例弁電流値が決定される(ステップS35)。
なお、図4に示す処理は、図3のステップS3にある比例弁電流値、燃焼段数決定についての処理であるが、比例弁電流値については、点火の場合やフィードバック制御による比例弁電流値の調整を行う構成としてもよい。
次に、ガス使用量の演算処理に用いられる単位時間あたりのガス量データの決定について、図5を参照する。図5は、単位時間あたりのガス量データ決定の処理手順の一例を示すフローチャートである。
この処理手順では、機器のガス種設定が13AガスかLPガスかが確認され(ステップS41)、LPガス用の場合は、LPガス用の燃焼段数と比例弁電流値と単位時間あたりのガス量データが用いられ(ステップS42)、13Aガス用の場合は13Aガス用のデータが用いられる(ステップS43)。
次に、ガス使用量の演算処理に用いられる使用ガス比重データ決定について、図6を参照する。図6は、使用ガスの比重データ決定の処理手順の一例を示すフローチャートである。
この処理手順では、ガス比重設定が13AガスかLPガスかが確認され(ステップS51)、LPガス用の場合は標準ガス比重を例えば、1.55とし(ステップS52)、13Aガス用の場合は標準ガス比重を例えば、0.64とする(ステップS53)。
次に、ガス使用量の演算処理に用いられる単位時間あたりのガス使用量の算出について、図7を参照する。図7は、単位時間あたりのガス使用量演算の処理手順を示すフローチャートである。
この処理手順では、燃焼運転時の外気温(Tgas )が外気温センサ70で検出され、A/D変換器90を通してCPU84に入力される(ステップS61)。ROM86に記憶しているガス温度(Tbase)、ガス比重(Dbase)、ステップS52の選択ガス種の標準ガス比重(D)がCPU84に入力され(ステップS62)、ステップS35で決定した比例弁電流値と燃焼段数をステップS42の燃焼段数と比例弁電流値と単位時間あたりのガス量データから求めた単位時間のガス量の値と、ステップS61、S62で求められた値を演算式である下記の式(1)を用いて補正し、燃焼運転時の単位時間あたりのガス使用量が求められる(ステップS63)。
そこで、燃焼運転時の演算より求めた単位時間あたりのガス使用量B〔m3 〕は、
B=A/{(D/Dbase)×(Tbase+273)/(Tgas +273)}1/2
・・・(1)
から求められ、この式(1)において、A〔m3 〕:燃焼段数と比例弁電流値と単位時間あたりのガス量データから、印加された比例弁電流値より求めた単位時間あたりのガス量、D:選択ガス種の標準ガス比重(13A:0.64、LP:1.55)、Dbase:燃焼段数と比例弁電流値と単位時間あたりのガス量データの関係を求めたときのガス比重、Tbase:燃焼段数と比例弁電流値と単位時間あたりのガス量データの関係を求めたときのガス温度、Tgas :燃焼運転時のガス温度(外気温センサ70の検出温度)である。
ここで、単位時間あたりのガス使用量B〔m3 〕について、式(1)では、単位時間あたりのガス使用量Bを求めるのにガス温度、ガス比重を入れて補正しており、ガス使用量は、ガス温度、ガス比重により変化する。ガス使用量がガス比重により変化することについて説明する。燃料ガスGは、ガス管30より元ガス電磁弁58、ガス比例弁60、給湯ガス電磁弁62、給湯切替電磁弁64、66を通り、図示していないノズル孔より噴出され、給湯バーナ8で燃焼させる。
次に、ガス圧について、13Aガスを例に挙げると、ガス会社から供給するガス圧は最高圧250〔mmH2 O〕、標準圧200〔mmH2 O〕、最低圧100〔mmH2 O〕と決まっており、最高圧と最低圧の間のガス圧を供給すればよい。供給するガス圧によりガス量が変わり、また、ガス圧が変動すると燃焼が安定しないため、ガス比例弁60は、ガス供給元からの供給ガス圧が変わっても、ある一定の電流値を与えたときに一定のガス圧を保ち一定のガス量にする役割をしている。ガス比例弁60の上流が1次圧となり、ガス会社から供給するガス圧である。ガス比例弁60の下流が2次圧となる。一例として1次圧が最高圧250〔mmH2 O〕であったとき、2次圧が62とすると、標準圧200〔mmH2 O〕、最低圧100〔mmH2 O〕のときも2次圧は62となり、1次圧が変わっても、2次圧を変化させないことで一定のガス量を保っている。
そこで、運動エネルギの法則より、ノズル孔から圧力P(2次圧)を噴出しているガス速度Vとガス密度mで表すと、
P=1/2×m×V2 ・・・(2)
となる。また、噴出しているガス速度Vは、
V=(2P/ m)1/2 ・・・(3)
となる。
ここで、ガス密度とガス比重の関係について、ガス比重は、
ガス比重=ガス密度÷空気の密度 ・・・(4)
の関係式より、空気の密度は1.3と決められている。ガス密度が決まればガス比重も決まることから、式(3)のガス密度にガス比重を置き換えても、上記関係式(4)は成り立つ。
ガスの噴出速度Vは、2次圧、ガス比重により変化し、ガス使用量はガスの噴出速度V×ノズル孔面積より求められる。給湯・追焚装置2には固定のノズルを使用しているので、ノズル孔面積は変化しない。式(3)のガス密度mをガス比重dに置き換えると、ガス使用量は式(5)から求められる。即ち、ガス使用量は、
ガス使用量=ガスの噴出速度V×ノズル孔面積(固定)
=(2P/d)1/2 ×ノズル孔面積(固定) ・・・(5)
となり、式(5)より、ガス使用量はノズル孔面積が固定の場合2次圧、ガス比重により変化することになる。また、式(5)より2次圧が一定の場合、ガス使用量はガス比重により変化することになる。
次に、ガス使用量は、ガス温度により変化することを説明する。ガス比重d0 は、ガス温度により、
0 =d1 ×273/(273+ t0 ) ・・・(6)
と変化する。ガス使用量V0 =1(m3 /h)、ガス比重d1 を1、ガス温度t0 を0〔℃〕とすると、d0 =1となる。ガス比重d1 を1のままで、ガス温度t1 を−20〔℃〕としたときのガス比重d2 は、
2 = d1 ×273/(273+t1 ) ・・・(7)
となり、d2 =1.08となる。V0 =1(m3 /h)、ガス温度0〔℃〕がガス温度−20〔℃〕になったときのガス使用量V1 は式(2)、(3)より、
1 =V0 ×(d0 /d2 ) 1/2 ・・・(8)
となり、V1 は0.962〔m3 /h〕となる。ガス温度が0〔℃〕から−20〔℃〕に変わることで、ガス使用量V0 =1〔m3 /h〕がV1 =0.962〔m3 /h〕とガス流量が減少する。ガス温度が低いとガス流量は減少し、ガス温度が高いとガス流量は増加することになる。ガス流量はガス比重、ガス温度で変化する。
次に、燃焼段数と比例弁電流値から単位時間のガス量を算出するためのデータについて、図8、図9、図10を参照する。図8は、給湯燃焼段数切替え時の比例弁電流値と単位時間当たりのガス量データを示す図、図9は、追焚燃焼時の比例弁電流値と単位時間当たりのガス量データを示す図、図10は、給湯・追焚同時燃焼時の段数燃焼と比例弁電流値と単位時間当たりのガス量データを示す図である。図8、図9及び図10において、燃焼段数と比例弁電流値と単位時間あたりのガス量データは、13Aガス用の例である。
図8に示すように、給湯燃焼時には、元ガス電磁弁58、ガス比例弁60が開弁し、目標燃焼量に応じて給湯ガス電磁弁62、給湯切替電磁弁64、66が切り替わり、4段の燃焼を行い、比例弁電流値が変わる。1段燃焼は給湯ガス電磁弁62が開弁し、燃焼する。2段燃焼は給湯ガス電磁弁62と給湯切替電磁弁64が開弁し、燃焼する。3段燃焼は給湯ガス電磁弁62と給湯切替電磁弁66が開弁し、燃焼する。4段燃焼は給湯ガス電磁弁62と給湯切替電磁弁64、66が開弁し、燃焼する。燃焼段数と比例弁電流値と単位時間当たりのガス量データの1次関数が規定されている。
図9に示すように、追焚燃焼時には、元ガス電磁弁58、ガス比例弁60、追焚ガス電磁弁68が開弁し、燃焼する。追焚燃焼は1段燃焼である。追焚燃焼時は、ふろ出センサ50の検出温度が例えば75〔℃〕になるように比例燃焼を行うため、比例弁電流値とガス量データの1次関数が規定されている。
次に、図10に示すように、給湯・追焚同時燃焼時は、図8に示す給湯燃焼のガス量に、図9に示す追焚燃焼のガス量が加算されるので、ガス量も増える。即ち、給湯側の比例燃焼に併せて、追焚側の比例燃焼も行っている。元ガス電磁弁58、ガス比例弁60が開弁し、1段燃焼は給湯側の給湯1段燃焼の給湯ガス電磁弁62と追焚側の追焚ガス電磁弁68が開弁し、燃焼する。2段燃焼は給湯側の給湯2段燃焼の給湯ガス電磁弁62、給湯切替電磁弁64と追焚側の追焚ガス電磁弁68が開弁し、燃焼する。3段燃焼は給湯側の給湯3段燃焼の給湯ガス電磁弁62、給湯切替電磁弁66と追焚側の追焚ガス電磁弁68が開弁し、燃焼する。4段燃焼は給湯側の給湯4段燃焼の給湯ガス電磁弁62、給湯切替電磁弁64、66が開弁するとともに、追焚ガス電磁弁68が開弁し、燃焼する。
給湯・追焚同時燃焼時には、4段階の比例弁電流値とガス量データの1次関数が規定されている。給湯燃焼時、追焚燃焼時、給湯・追焚同時燃焼時の比例弁電流値とガス量データの1次関数は実験データを基に作成する。
次に、段数切替えのガス量の変位について、図8及び図11を参照する。図8は、既述の通りであり、図11は、給湯燃焼段数切替え時の比例弁電流値と単位時間当たりのガス量を示すタイミングチャートであり、図11において、Aは給湯ファン10の動作、Bは給湯切替電磁弁66の開閉動作、Cは給湯切替電磁弁64の開閉動作、Dは給湯ガス電磁弁62の動作、Eは単位時間当たりのガス量の推移、Fは比例弁電流値の推移を示している。
給湯燃焼段数切替え時の比例弁電流値と単位時間当たりのガス量データを基に段数切替えのガス量の変位について説明すると、給湯栓を開き、設定流量以上の水が流れると、流量センサ40がオンし、給湯ファン10が回転を始める。点火し易くし、点火音を発生させないため、T1時間遅れて給湯ガス電磁弁62が点火に必要とされる設定に開弁し、給湯1段燃焼する。点火動作を開始し、T2時間点火動作を行う。点火動作時のガス量はaの値である。T3時間後、bの値、即ち、目標燃焼量で給湯1段燃焼する。
その後、水量が増える等して目標燃焼量を最大に変更しようとすると、火移りし易くし、火移り音を発生させないため、給湯ファン10の回転数上昇開始後、T4時間遅れて給湯切替電磁弁64が開弁し、給湯2段燃焼する。T5時間遅れて給湯切替電磁弁66が開弁し、給湯4段燃焼して最大燃焼となる。また、このとき、比例弁電流値は、段数切替え前の値から段数切替え後の値まで直線的に変化する。
給湯ファン10の回転数が上昇開始したときに給湯1段燃焼時のガス使用量、ガス比例弁電流値が上昇し、T4時間遅れて給湯切替電磁弁64が開弁する直前でのガス量は、cの値となる。給湯切替電磁弁64が開弁し、給湯2段燃焼すると、ガス量はdの値となる。給湯2段燃焼時のガス使用量、ガス比例弁電流値が徐々に上昇し、T5時間遅れて給湯切替電磁弁66が開弁する直前でのガス量は、eの値となる。給湯切替電磁弁66が開弁し、給湯4段燃焼すると、ガス量は、fの値となる。
また、逆に、目標燃焼量を4段燃焼から3段燃焼に切り替わるときでは、給湯ファン10の回転数が下降する。消火音を発生させないため、T6時間遅れて給湯切替電磁弁64が閉弁し、給湯3段燃焼する。給湯ファン10が回転数が下降開始したときに給湯4段燃焼時のガス使用量、ガス比例弁電流値が下降し、T6時間遅れて給湯切替電磁弁64が閉弁する直前のガス量は、gの値となる。給湯切替電磁弁64が閉弁し、給湯3段燃焼すると、hの値となり、T7時間後、iの値で給湯3段燃焼する。3段燃焼から消化させるときは、給湯切替電磁弁66、給湯ガス電磁弁62を閉弁させる。その後、T8時間遅れて給湯ファン10の回転を停止する。
次に、ガス使用量の積算及びその表示について、図12を参照する。図12は、日、週、月、年のガス使用量の経過管理計測の処理手順を示す図である。
計測開始について説明すると、図12のAに示すように、器具を取り付けたとき、又は、リモコン装置82を操作し、今まで残っていたデータをクリアして初期化したときの翌日の午前0時、即ち、リモコン装置82の表示部110に表示された時計表示140の時刻がその翌日の午前0時になったときからガス使用量の積算を開始する。時計表示140の時刻を基準にガス使用量を測定するため、器具取付け時は、現在時刻がセットされていないので、リモコン装置82を操作し、現在時刻をセットする。
この積算方法では、図12のBに示すように、リモコン装置82の時計表示140の現在時刻がリモコン通信回路92、118を通してCPU84に入力される。午前0時から単位時間当たりのガス使用量を1時間毎にまとめ、リモコン通信回路92、118を通してリモコン装置82側に入力し、RAM116に記憶する。
1時間毎にまとめたガス使用量を24時間まとめて1日(1時間×24)とする。1日毎にまとめたガス使用量を7日間(1日×7)まとめて1週間とする。1日毎にまとめたガス使用量を30日間(1日×30)まとめて1ヶ月とする。30日毎にまとめたガス使用量を360日間(30日×12)まとめて1年とする。ガス使用量を1日、1週、1ヶ月、1年で区切って積算している。
例えば、現在までのガス使用量を1日に区切って積算した場合について説明する。現在までのガス使用量を午前8時30分に確認した場合、午前0時から午前8時までのリモコン装置82のRAM116に記憶された1時間毎のガス使用量、即ち、時間分と、午前8時から午前8時30分までの30分間のガス使用量を本体側のCPU84で演算したデータを、リモコン装置82のCPU112に入力し、8時30分までのガス使用量を演算する。
次に、週に区切って積算した場合について説明する。現在までのガス使用量を6日目の午後19時20分に確認した場合、リモコン装置82のRAM116に記憶された1日から5日までの1日毎のガス使用量即ち、5日分、6日の午前0時から午後19時までの1時間毎のガス使用量即ち、19時間分と、午後19時から午後19時20分までの20分間のガス使用量を本体側のCPU84で演算したデータを、リモコン装置82のCPU112に入力し、6日目の午後19時20分までのガス使用量を演算する。
次に、ガス使用量の表示について、図13ないし図19を参照する。図13は、リモコン装置の構成例を示す図、図14及び図15は、ガス使用量表示例を示す図、図16は、ガス料金単価金額と目標使用料金の設定例を示す図、図17、図18及び図19は、現在までのガス使用料金と目標ガス使用料金の比較表示例を示す図である。
リモコン装置82には、表示部110、メニューボタン126、セレクトボタン128、130、132、上ボタン122、下ボタン124、運転ボタン120、追いだきボタン133等が設置されている。ガス使用量は表示画面134に表示される。
ガス使用量の表示について説明すると、メニューボタン126を数回押すと、ガス使用量の表示動作に移行する。ガス使用量表示136を選択すると、図14のAに示すように、ガス使用量表示136が表示される。即ち、セレクトボタンを押して「ガス使用量表示」を選択すると、図14のBに示す表示に変更され、ここで、セレクトボタンを押せば、図14のCに示す表示となる。セレクトボタンを押して「ガス」を選択すれば、図14のDの画面が表示され、セレクトボタンを押して「使用状況詳細」を選択すれば、図14のEに示す画面が表示される。
この画面において、上ボタン122又は下ボタン124を押して「日」、「週」、「月」、「年」を選択すると、図15のA、B、C、Dに示すように、日、週、月、年の現在までのガス使用量が表示される。メニューボタン126を押すと、ガス使用量表示136が終了する。
次に、ガス料金単価金額と月の目標使用料金の設定では、メニューボタン126を数回押せば、図16のAに示すように、「設定変更」が表示され、セレクトボタンを押して「設定変更」を選択すれば、図16のBに示す表示となり、セレクトボタンを押して「ガス使用量表示設定」を選択すれば、図16のCに示す表示となり、セレクトボタンを押して「ガス料金・目標」を選択すれば、図16のDに示す表示に切り替わる。そこで、上ボタン122、下ボタン124を押してガス料金単価金額を入力し、セレクトボタンを押して「次へ」を選択すれば、図16のEに示す表示となる。上ボタン122、下ボタン124を押してガス料金目標金額が設定されれば、セレクトボタンを押して「設定完了」を選択し、図16のFに示す画面が表示される。
次に、現在までのガス使用料金と目標ガス使用料金の比較表示では、メニューボタン126を数回押せば、図17のAの「ガス使用量表示」となる。セレクトボタンを押して「ガス使用量表示」を選択すれば、図17のBに示す画面に切り替わる。セレクトボタンを選択すれば、図17のCに示す画面となり、セレクトボタンを押して「ガス」を選択すると、図17のDに示す画面が表示される。ここで、セレクトボタンを押して「使用状況詳細」を選択すれば、図17のEに示す表示となり、上ボタン122、下ボタン124を押して、「日」、「週」、「月」、「年」を選択すると、図18のA、B、C、Dに示すように、日、週、月、年の現在までのガス使用料金が表示される。
そして、現在までのガス使用料金と目標ガス使用との比較表示では、図19のA、B、C、Dに示すように、ガス使用の削減比率(達成率)に応じた表情を持つイラスト142が表示される。目標ガス料金に対する現時点での割合が表示され、この表示は、メニューボタン126を押すと終了する。
以上説明したように、本発明の最も好ましい実施の形態等について説明したが、本発明は、上記記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載され、又は明細書に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能であることは勿論であり、斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
本発明は、燃料ガスを燃焼させる燃焼装置のガス使用量に関し、燃焼段数等の燃焼量とガス比例弁電流値と単位時間当たりのガス量データをもとに、燃焼運転時の印加した比例弁電流値から単位時間あたりのガス使用量を求め、積算するので、ガス使用量の正確な演算値を求めることができ、正確なガス使用量を表示することができる等、有用である。
本発明の燃焼装置の一例である給湯・追焚装置を示す図である。 制御部の構成例を示すブロック図である。 ガス使用量の演算処理の処理手順を示すフローチャートである。 比例弁電流値及び燃焼段数の決定の処理手順の一例を示すフローチャートである。 単位時間あたりのガス量データ決定の処理手順を示すフローチャートである。 使用ガスの比重データ決定の処理手順の一例を示すフローチャートである。 単位時間あたりのガス使用量演算の処理手順を示すフローチャートである。 給湯燃焼段数切替え時の比例弁電流値と単位時間当たりのガス量データを示す図である。 追焚燃焼時の比例弁電流値と単位時間当たりのガス量データを示す図である。 給湯・追焚同時燃焼の段数燃焼と比例弁電流値と単位時間当たりのガス量データを示す図である。 給湯燃焼段数切替え時の比例弁電流値と単位時間当たりのガス量を示すタイミングチャートである。 ガス使用量の経過管理計測の処理手順を示す図である。 リモコン装置の構成例を示す図である。 ガス使用量表示例を示す図である。 ガス使用量表示例を示す図である。 ガス料金単価金額と目標使用料金の設定例を示す図である。 現在までのガス使用料金と目標ガス使用料金の比較表示例を示す図である。 現在までのガス使用料金と目標ガス使用料金の比較表示例を示す図である。 現在までのガス使用料金と目標ガス使用料金の比較表示例を示す図である。
符号の説明
2 給湯・追焚装置
60 ガス比例弁
80 制御部(演算手段、制御手段)
84 CPU
110 表示部
134 表示画面

Claims (12)

  1. 燃料ガスを燃焼させる燃焼装置であって、
    燃焼させる燃料ガスを通過させるガス比例弁と、
    前記ガス比例弁の開度を制御する制御手段と、
    前記ガス比例弁に流れる電流値と単位時間あたりのガス量とを用いてガス使用量を演算する演算手段と、
    を備えることを特徴とする燃焼装置。
  2. 請求項1の燃焼装置において、
    前記演算手段は、演算した前記ガス使用量を前記燃料ガスの比重及び/又は温度により補正することを特徴とする燃焼装置。
  3. 請求項1又は2の燃焼装置において、
    前記演算手段で演算された前記ガス使用量を表示する表示手段を備えることを特徴とする燃焼装置。
  4. 請求項1、2又は3の燃焼装置において、
    前記演算手段は、設定した目標ガス使用料金と、前記ガス使用量を表す料金とを比較して比率を求め、その比率が視覚で認識可能なイラスト表示出力を発生することを特徴とする燃焼装置。
  5. 燃料ガスを燃焼させる燃焼装置の燃料使用量の算出方法であって、
    燃焼させる燃料ガスを通過させるガス比例弁に流れる電流値と単位時間あたりのガス量とを用いてガス使用量を演算するステップを含むことを特徴とする、燃焼装置の燃料使用量の算出方法。
  6. 請求項5の燃焼装置の燃料使用量の算出方法において、
    演算した前記ガス使用量を前記燃料ガスの比重及び/又は温度により補正するステップを含むことを特徴とする、燃焼装置の燃料使用量の算出方法。
  7. 請求項5又は6の燃焼装置の燃料使用量の算出方法において、
    前記ガス使用量を表示するステップを含むことを特徴とする、燃焼装置の燃料使用量の算出方法。
  8. 請求項5、6又は7の燃焼装置の燃料使用量の算出方法において、
    設定した目標ガス使用料金と、前記ガス使用量を表す料金とを比較して比率を求め、その比率が視覚で認識可能なイラスト表示をすることを特徴とする、燃焼装置の燃料使用量の算出方法。
  9. コンピュータによって実行され、燃料ガスを燃焼させる燃焼装置の燃料使用量の算出プログラムであって、
    燃焼させる燃料ガスを通過させるガス比例弁に流れる電流値と単位時間あたりのガス量とを用いてガス使用量を演算するステップをコンピュータに実行させることを特徴とする、燃焼装置の燃料使用量の算出プログラム。
  10. 請求項9の燃焼装置の燃料使用量の算出プログラムにおいて、
    演算した前記ガス使用量を前記燃料ガスの比重及び/又は温度により補正するステップを含むことを特徴とする、燃焼装置の燃料使用量の算出プログラム。
  11. 請求項9又は10の燃焼装置の燃料使用量の算出プログラムにおいて、
    前記ガス使用量を表示するステップを含むことを特徴とする、燃焼装置の燃料使用量の算出プログラム。
  12. 請求項9、10又は11の燃焼装置の燃料使用量の算出プログラムにおいて、
    設定した目標ガス使用料金と、前記ガス使用量を表す料金とを比較して比率を求め、その比率が視覚で認識可能なイラスト表示をすることを特徴とする、燃焼装置の燃料使用量の算出プログラム。
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