JP2008286088A - 内燃機関の気筒判別装置 - Google Patents

内燃機関の気筒判別装置 Download PDF

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Abstract

【課題】内燃機関の気筒判別装置において、内燃機関が逆回転している状態での気筒判別を禁止し、不正確なクランク角情報に基づく燃料噴射・点火時期の制御を実施させず、不正確なクランク角情報を要因としたバックファイアの発生を回避し、内燃機関がダメージを受けることを防止することにある。
【解決手段】制御手段は、第2のシグナル部材に予め設定された基準位置間に発生する角度信号の数とカム角信号の数とから気筒を判別する気筒判別手段と、気筒を判別するために用いられるデータと予め記憶された正規のデータとを比較して学習する学習制御手段と、イグニションオン信号出力後、内燃機関の回転数が一度も完爆判定回転数を超えない状態で、学習制御手段による気筒判別制御が異常であると判定された場合には、内燃機関が逆回転していると判定し、気筒判別を一定時間禁止する気筒判別禁止手段とを備えている。
【選択図】図1

Description

この発明は、内燃機関の気筒判別装置に係り、特に内燃機関の回転軸の位置を検知するセンサの信号に基づいて気筒判別を行い、気筒判別の結果により各気筒に燃料噴射・点火時期の制御を行う内燃機関の気筒判別装置に関する。
車両においては、第1のシグナル部材を有したカムシャフトと、カム角センサと、第2のシグナル部材を有したクランクシャフトと、クランク角センサと、カム角センサ及びクランク角センサに連絡した制御手段とを備えた内燃機関の気筒判別装置を設けているものがある。
従来、内燃機関制御装置には、カム角センサ及びクランク角センサの出力信号の組み合わせから気筒判別を実施し、異常発生時のフェイルセーフ機能を持たせたものがある。
また、エンジン制御装置には、スタータオン直後に発生するノイズに起因する信号及び逆転現象に起因する信号をマスクすることによりキャンセルし、正確な気筒判別信号及びクランク角信号を得てエンジンの早期始動を図るものがある。
特開2004−27898号公報 特開平11−351050号公報
ところで、従来、特許文献1に記載のような内燃機関の気筒判別装置においては、制御手段がクランク角センサの出力信号及びカム角センサの出力信号の組合わせから気筒判別を実施し、そして、スタータを短時間駆動し、内燃機関が完爆しない始動(ちょんがけ)を行った際に、内燃機関が完全に停止する直前に内燃機関が逆回転する場合がある。このように内燃機関が逆回転した場合は、正回転時とはクランク角センサの出力信号とカム角センサの出力信号の組合わせとは異なる組合わせとなる場合がある。このような場合に、気筒判別の学習系列が崩れるため、気筒判別情報のリセットを実施するが、その直後に、再度気筒判別を実施してしまうと、未だ内燃機関が逆回転中であっても気筒判別を実施してしまい、クランク角センサの出力信号及びカム角センサの出力信号の組合わせが正回転時と同パターンとなる箇所がある場合においては、誤った気筒判別をし、このため、誤ったタイミング(角度)にて燃料噴射・点火時期の制御を行ってしまい、場合によっては、バックファイヤを引き起こしたり、内燃機関にダメージを与えるという不都合があった。
そこで、この発明の目的は、内燃機関が逆回転している状態での気筒判別を行わないようにし、不正確なクランク角情報に基づく燃料噴射・点火時期の制御を実施させない内燃機関の気筒判別装置を提供することにある。
この発明は、第1のシグナル部材を有したカムシャフトと、カム角センサと、第2のシグナル部材を有したクランクシャフトと、クランク角センサと、前記カム角センサ及び前記クランク角センサに連絡した制御手段とを備えた内燃機関の気筒判別装置において、
前記第1のシグナル部材には、前記カム角センサにて検出可能で且つ少なくとも気筒判別信号を含む複数のカム角信号を発生するカム角信号発生部を備え、前記第2のシグナル部材には、前記クランク角センサにて検出可能で且つ前記クランクシャフトの回転に同期して複数の所定角度範囲を除いて第一の所定角度毎に角度信号を発生するクランク角信号発生部と前記第一の所定角度以上に渡って角度信号が発生しない欠歯部とを備え、前記欠歯部は、第一欠歯部と第二欠歯部とから構成され、前記クランクシャフトの回転方向に沿って発生する角度信号の数は、前記第一欠歯部から前記第二欠歯部までに検出される数と前記第二欠歯部から前記第一欠歯部までに検出される数とが異なるように設定され、前記制御手段は、前記第2のシグナル部材に予め設定された基準位置間に発生する角度信号の数とカム角信号の数とから気筒を判別する気筒判別手段と、気筒を判別するために用いられるデータと予め記憶された正規のデータとを比較して学習する学習制御手段と、イグニションオン信号出力後、内燃機関の回転数が一度も完爆判定回転数を超えない状態で、前記学習制御手段による気筒判別制御が異常であると判定された場合には、前記内燃機関が逆回転していると判定し、気筒判別を一定時間禁止する気筒判別禁止手段とを備えていることを特徴とする。
この発明の内燃機関の気筒判別装置は、内燃機関が逆回転している状態での気筒判別を禁止し、不正確なクランク角情報に基づく燃料噴射・点火時期の制御を実施させず、不正確なクランク角情報を要因としたバックファイアの発生を回避し、内燃機関がダメージを受けることを防止することができる。
この発明は、不正確なクランク角情報に基づく燃料噴射・点火時期の制御を実施させない目的を、内燃機関が逆回転している状態での気筒判別を禁止して実現するものである。
以下、図面に基づいてこの発明の実施例を詳細且つ具体的に説明する。
図1〜図9は、この発明の実施例を示すものである。
図7において、1は車両に搭載される内燃機関、2はこの内燃機関1の気筒判別装置である。内燃機関1には、カムシャフト3と、クランクシャフト4と、燃料噴射するインジェクタ5と、点火するイグナイタ6と、カム角センサ7と、クランク角センサ8とを備えている。
カムシャフト3は、図7、図8に示すように、円板状の第1のシグナル部材9を有している。
クランクシャフト4は、図7、図9に示すように、円板状の第2のシグナル部材10を有している。
第1のシグナル部材9には、図8に示すように、カム角センサ7にて検出可能で且つ少なくとも気筒判別信号を含む複数のカム角信号を発生する凸状のカム角信号発生部11を備えている。
第2のシグナル部材10には、図9に示すように、クランク角センサ8にて検出可能で且つクランクシャフト4の回転に同期して複数の所定角度範囲を除いて第一の所定角度毎に角度信号を発生する凸状のクランク角信号発生部12と、前記第一の所定角度以上に渡って角度信号が発生しない欠歯部13とを備えている。
前記欠歯部13は、第一欠歯部13Aと第二欠歯部13Bとから構成されている。この第一欠歯部13A及び第二欠歯部13Bは、夫々予め設定されたクランク角の基準位置となるものである。
また、クランクシャフト4の回転方向に沿って発生する角度信号の数は、第一欠歯部13Aから第二欠歯部13Bまでに検出される数と第二欠歯部13Bから第一欠歯部13Aまでに検出される数とが異なるように設定されている。
インジェクタ5とイグナイタ6とカム角センサ7とクランク角センサ8とは、制御手段(ECU)14に連絡している。また、この制御手段14には、イグニションスイッチ15と、スタータ16と、バッテリ17とが連絡している。
制御手段14は、カム角センサ7及びクランク角センサ8に直接連絡したデジタル入力手段(デジタル信号検出手段)18と、第2のシグナル部材10に予め設定された基準位置間(第一欠歯部13Aと第二欠歯部13Bとの間)に発生する角度信号の数とカム角信号の数とから気筒を判別する気筒判別手段19と、気筒を判別するために用いられるデータと予め記憶された正規のデータとを比較して学習する学習制御手段20と、イグニションオン信号出力後、内燃機関1の回転数が一度も完爆判定回転数を超えない状態で、学習制御手段20による気筒判別制御が異常であると判定された場合には、内燃機関1が逆回転していると判定し、気筒判別を一定時間禁止する気筒判別禁止手段21と、気筒判別禁止タイマ22と、インジェクタ5に連絡した燃料噴射制御手段23と、イグナイタ6に連絡した点火時期制御手段24とを備えている。学習制御手段20は、周知技術の学習系列生成処理ルーチンによって所定条件で学習系列を生成する。
また、制御手段14は、気筒判別禁止手段21により気筒判別が禁止された状態で、スタータ信号が入力されたときには、気筒判別の禁止を解除し、気筒判別を許可する。
この実施例において、制御手段14は、カム角センサ7の出力信号及びクランク角センサ8の出力信号を検出するデジタル入力手段18の情報から、気筒判別手段21によってカム角センサ7のパルス数、クランク角センサ8のパルス数やパルス間の周期計測値等の各種情報から気筒判別を行い、そして、気筒判別手段21によって算出した気筒判別の情報を基に、各気筒への燃料噴射タイミングや燃料噴射量を制御する燃料噴射制御手段23によりインジェクタ5にて燃料噴射を行い、点火時期や点火コイルヘの通電時間を制御する点火時期制御手段24によりイグナイタ6により点火を行う。
次に、この実施例の作用を、図1〜図4のフローチャートに沿って説明する。
図1の気筒判別禁止タイマ22をセットするフローチャートにおいて、プログラムがスタートすると(ステップA01)、イグニションスイッチ15のオン後、一度も完爆していないか否かを判断し(ステップA02)、このステップA02がYESで、イグニションスイッチ15のオン後、一度も完爆していないと判定した場合に、学習崩れで気筒判別をリセットしたか否かを判断し(ステップA03)、このステップA03がYESで、内燃機関1が逆回転と判定した場合に、気筒判別禁止タイマ22に一定時間をセットする(ステップA04)。この気筒判別禁止タイマ22は、一定周期毎に、「0」になるまでカウントダウンする。
このステップA04の処理後又は前記ステップA02、前記ステップ03がNOの場合には、プログラムをエンドとする(ステップA05)。
図2の気筒判別のフローチャートにおいて、プログラムがスタートすると(ステップB01)、スタータ16が駆動(バッテリ電圧が一定値以上低下、又は、スタータ信号がオン)したか否かを判断し(ステップB02)、このステップB02がYESの場合に、スタータ16が駆動したと判定し、気筒判別禁止タイマ22をクリアする(ステップB03)。
そして、気筒判別禁止タイマ22が「0」か否かを判断し(ステップB04)、このステップB04がYESの場合に、気筒判別を実施し(ステップB05)、一方、このステップB04がNOの場合には、気筒判別を禁止する(ステップB06)。
前記ステップB05又は前記ステップB06の処理後は、プログラムをエンドとする(ステップB07)。
図3の燃料噴射制御のフローチャートにおいて、プログラムがスタートすると(ステップC01)、気筒判別禁止タイマ22が「0」か否かを判断し(ステップC02)、このステップC02がYESの場合に、燃料噴射の制御を実施し(ステップC03)、一方、このステップC02がNOの場合には、燃料噴射の制御を禁止する(ステップC04)。
前記ステップC03又は前記ステップC04の処理後は、プログラムをエンドとする(ステップC05)。
図4の点火時期制御のフローチャートにおいて、プログラムがスタートすると(ステップD01)、気筒判別禁止タイマ22が「0」か否かを判断し(ステップD02)、このステップD02がYESの場合に、点火時期の制御を実施し(ステップD03)、一方、このステップD02がNOの場合には、点火時期の制御を禁止する(ステップD04)。
前記ステップD03又は前記ステップD04の処理後は、プログラムをエンドとする(ステップD05)。
次いで、この実施例の作用を、図5、図6のタイムチャートに沿って説明する。
図5に示す気筒判別禁止タイマ22のセット後で一定時間だけ気筒判別を禁止するタイムチャートにおいて、内燃機関1が完爆しない短い始動(ちょんがけ)を行うと(時間t1)、その後、内燃機関1が停止する直前に逆回転する(時間t2)。この内燃機関1の逆回転により気筒判別の学習系列が崩れ、気筒判別リセットとなり、気筒判別禁止タイマ22がセットされ、時間t2から時間t3までの一定時間は、気筒判別と燃料噴射・点火時期の制御とを禁止する。そして、時間t3以降は、気筒判別と燃料噴射・点火時期の制御とを許可する。
また、図6に示す気筒判別禁止タイマ22のセット後で一定時間の気筒判別禁止中にクランキングを開始するタイムチャートにおいて、内燃機関1が完爆しない短い始動(ちょんがけ)を行うと(時間t11)、その後、内燃機関1が停止する直前に逆回転する(時間t12)。この内燃機関1の逆回転により気筒判別の学習系列が崩れ気筒判別リセットとなり、気筒判別禁止タイマ22がセットされ、時間t12から気筒判別と燃料噴射・点火制御とを禁止となるが、運転手がクランキングを開始すると(時間t13)、気筒判別禁止タイマ22をクリアし、気筒判別と燃料噴射・点火時期の制御とを許可する。
この結果、この実施例においては、内燃機関1が完爆しない短い始動(ちょんがけ)の時に、内燃機関1が逆回転した場合に、気筒判別リセットとなっても、つまり、内燃機関1の完爆前に内燃機関1の気筒判別の学習系列が崩れ、気筒判別をリセットした場合(内燃機関1の逆回転中)は、一定時間気筒判別を禁止し、よって、直後に気筒判別を実施することがないため、内燃機関1が逆回転中の誤った気筒判別と燃料噴射・点火時期の制御とを禁止し、つまり、内燃機関1が逆回転で誤った気筒判別を実施し、誤ったクランク角位置にて燃料噴射・点火時期の制御を実施することがなく、よって、内燃機関1のバックファイヤの発生を回避させ、内燃機関1のダメージを防止することができる。
そして、気筒判別中に、再度スタータ16が駆動(内燃機関1の正回転)された場合に、気筒判別禁止タイマ22をクリアし、気筒判別と燃料噴射・点火時期の制御とを許可するため、気筒判別禁止タイマ22の終了を待つことなく、円滑に内燃機関1の始動を開始させることができる。
以上この発明の実施例について説明してきたが、上述の実施例の構成を請求項毎に当てはめて説明する。
先ず、請求項1に係る発明において、制御手段14は、第2のシグナル部材10に予め設定された基準位置間に発生する角度信号の数とカム角信号の数とから気筒を判別する気筒判別手段19と、気筒を判別するために用いられるデータと予め記憶された正規のデータとを比較して学習する学習制御手段20と、イグニションオン信号出力後、内燃機関1の回転数が一度も完爆判定回転数を超えない状態で、学習制御手段20による気筒判別制御が異常であると判定された場合には、内燃機関1が逆回転していると判定し、気筒判別を一定時間禁止する気筒判別禁止手段21とを備えている。
これにより、内燃機関1が逆回転している状態での気筒判別を行わないので、不正確なクランク角情報に基づく燃料噴射・点火時期の制御が実施されることはなく、不正確なクランク角情報を要因としたバックファイアの発生を回避させ、内燃機関1がダメージを受けることを防止する。
請求項2に係る発明において、制御手段14は、気筒判別禁止手段21により気筒判別が禁止された状態で、スタータ信号が入力されたときには、気筒判別の禁止を解除し、気筒判別を許可する。
これにより、内燃機関1が正回転する、スタータ16が駆動した場合には、直ちに気筒判別を開始できるので、円滑な内燃機関1の始動が可能である。
内燃機関が逆回転している状態での気筒判別を禁止することを、他の制御と併用することができる。
気筒判別禁止タイマをセットするフローチャートである。 気筒判別のフローチャートである。 燃料噴射制御のフローチャートである。 点火時期制御のフローチャートである。 気筒判別禁止タイマのセット後で一定時間だけ気筒判別を禁止するタイムチャートである。 気筒判別禁止タイマのセット後で一定時間の気筒判別禁止中にクランキングを開始するタイムチャートである。 内燃機関の気筒判別装置のシステム構成図である。 カム角センサの配置図である。 クランク角センサの配置図である。
符号の説明
1 内燃機関
2 気筒判別装置
3 カムシャフト
4 クランクシャフト
5 インジェクタ
6 イグナイタ
7 カム角センサ
8 クランク角センサ
9 第1のシグナル部材
10 第2のシグナル部材
11 カム角信号発生部
12 クランク角信号発生部
13 欠歯部
13A 第一欠歯部
13B 第二欠歯部
14 制御手段
15 イグニションスイッチ
16 スタータ
17 バッテリ
18 デジタル入力手段
19 気筒判別手段
20 学習制御手段
21 気筒判別禁止手段
22 気筒判別禁止タイマ
23 燃料噴射制御手段
24 点火時期制御手段

Claims (2)

  1. 第1のシグナル部材を有したカムシャフトと、カム角センサと、第2のシグナル部材を有したクランクシャフトと、クランク角センサと、前記カム角センサ及び前記クランク角センサに連絡した制御手段とを備えた内燃機関の気筒判別装置において、前記第1のシグナル部材には、前記カム角センサにて検出可能で且つ少なくとも気筒判別信号を含む複数のカム角信号を発生するカム角信号発生部を備え、前記第2のシグナル部材には、前記クランク角センサにて検出可能で且つ前記クランクシャフトの回転に同期して複数の所定角度範囲を除いて第一の所定角度毎に角度信号を発生するクランク角信号発生部と前記第一の所定角度以上に渡って角度信号が発生しない欠歯部とを備え、前記欠歯部は、第一欠歯部と第二欠歯部とから構成され、前記クランクシャフトの回転方向に沿って発生する角度信号の数は、前記第一欠歯部から前記第二欠歯部までに検出される数と前記第二欠歯部から前記第一欠歯部までに検出される数とが異なるように設定され、前記制御手段は、前記第2のシグナル部材に予め設定された基準位置間に発生する角度信号の数とカム角信号の数とから気筒を判別する気筒判別手段と、気筒を判別するために用いられるデータと予め記憶された正規のデータとを比較して学習する学習制御手段と、イグニションオン信号出力後、内燃機関の回転数が一度も完爆判定回転数を超えない状態で、前記学習制御手段による気筒判別制御が異常であると判定された場合には、前記内燃機関が逆回転していると判定し、気筒判別を一定時間禁止する気筒判別禁止手段とを備えていることを特徴とする内燃機関の気筒判別装置。
  2. 前記制御手段は、前記気筒判別禁止手段により気筒判別が禁止された状態で、スタータ信号が入力されたときには、気筒判別の禁止を解除し、気筒判別を許可することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の気筒判別装置。
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