JP2008286021A - エンジンの油圧制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】エンジン内部に形成されたオイル経路内の油圧を制御信号に基づいて制御する制御弁の故障判定を行うことができるエンジンの油圧制御装置を提供することを課題とする。
【解決手段】ECU(12)は、ON状態のOCV(11)を瞬間的にOFF状態とし、再びON状態に復帰させる。ECU(12)は、このときの油圧の変化量を油圧センサ(7)からのデータに基づいて算出する。油圧の変化量が、ECU(12)が発したOCV(11)への指令に対して基準油圧変化量Paよりも大きければOCV(11)は故障することなく正常に作動していると判断する。
【選択図】図3
【解決手段】ECU(12)は、ON状態のOCV(11)を瞬間的にOFF状態とし、再びON状態に復帰させる。ECU(12)は、このときの油圧の変化量を油圧センサ(7)からのデータに基づいて算出する。油圧の変化量が、ECU(12)が発したOCV(11)への指令に対して基準油圧変化量Paよりも大きければOCV(11)は故障することなく正常に作動していると判断する。
【選択図】図3
Description
本発明は、エンジンの油圧制御装置、特に制御信号に基づいて油圧を制御する制御弁を備えたエンジンの油圧制御装置に関する。
エンジンの潤滑系では、通常、要求オイル量が大きいエンジンの高回転時に合わせて潤滑油ポンプの容量が設定され、リリーフ弁を設けることによってオイル経路の最大油圧を規定している。しかし、このようなリリーフ弁のみであると、エンジンの負荷が小さく、要求オイル量がそれ程多くないときにはポンプの駆動損失が発生する。
このような問題に対処すべく、リリーフ弁に2つのリリーフポートを設け、オイルの圧力に応動してこれらのリリーフポートを段階的に開くことにより、ポンプの損失を減じるようにしたものが提案されている。これは、要求オイル量が多くないときは、第1のリリーフポートを所定低圧にて開いて、増量分をリリーフすることで、圧力の上昇を抑え、高回転時には、そのリリーフ量以上にオイル量が増加することで、所定の圧力を保ち、要求量のオイルを送るようになっている。このような提案は特許文献1に開示されている。
このような構成をさらに改良するものとして、例えば特許文献2の提案がある。特許文献2には、内燃機関の潤滑油ポンプからの油圧を制御する装置において、油圧に応動して異なる圧力にて開く複数のリリーフ通路を形成すると共に、低圧にて開くリリーフ通路に可変オリフィスを設けたことを特徴とする内燃機関の油圧制御装置が開示されている。このような構成とすることで、潤滑油の要求量が少ないときに、ポンプの駆動損失を低減する一方で、潤滑油の要求量が多いときに、所定高圧にて潤滑油を十分に送ることができる旨、記載されている。
ところで、特許文献2で開示されたような構成を実現するために、制御信号に基づいて開閉制御され、オイル経路内の油圧を制御する制御弁が用いられる。この制御弁はOCV(Oil Control Valve)と称されることもあるが、電磁弁等によってオイル経路の流路面積変更、オイル経路の開閉を行う。この制御弁に何らかの不都合が生じ、正常な動作が実現できなくなると、例えばエンジンは常時低油圧状態となり、エンジンが高負荷状態となるとエンジンが焼き付くおそれもある。
このような懸念に対し、従来は、制御弁の故障診断について十分な対策が検討されていなかった。
そこで、本発明は、エンジン内部に形成されたオイル経路内の油圧を制御信号に基づいて制御する制御弁の故障判定を行うことができるエンジンの油圧制御装置を提供することを課題とする。
かかる課題を解決するための、本発明のエンジンンの油圧制御装置は、エンジン内部に形成されたオイル経路内の油圧を制御信号に基づいて制御する制御弁と、当該制御弁が動作することにより変動する特性値を取得するセンサと、当該センサから取得した特性値に基づいて前記制御弁の故障判定をする故障判定部と、を備えたことを特徴とする(請求項1)。このような構成とすることにより、制御弁の故障判定をすることができ、エンジン内での焼き付き等に対する何らかの措置を施すための機会を得ることができる。ここで、制御弁には、電磁弁や、従来OCVと称されている弁が含まれる。
本発明のエンジンの油圧制御装置は、制御弁が動作することによって変動する種々の値を取得し、その変動に基づいて制御弁が故障しているか否かの判定を行う。例えば、制御弁が作動指令を受けているにもかかわらず、本来制御弁の動作に基づいて変動するはずの値が変動しなかったり、その変動の幅が小さかったりするときは、制御弁に何らかの不具合が生じていると考えられる。このような値、すなわち、本発明における特性値としては、例えば、油圧値(請求項2)、エンジン回転数(請求項3)を採用することができる。制御弁が作動指令を受け、制御弁が動作するとオイル経路内の油圧値は変動するはずであるので、このような油圧値の変動が観測されない場合、又はその変動が制御弁の作動指令に依る弁の開度に対応していないときには制御弁に何らかの不具合が生じていると考えられる。同様に、オイル経路内の油圧が変化すればエンジン回転数が影響を受け、エンジン回転数が変動すると考えられるが、予測されるエンジン回転数の変動が観測されない場合は制御弁に何らかの不具合が生じていると考えられる。なお、油圧値を特性値とする場合は、油圧センサが本発明におけるセンサに相当することとなる。また、エンジン回転数を特性値とする場合は、エンジン回転数センサが本発明におけるセンサに相当することとなる。
本発明のエンジンの油圧制御装置が故障診断を行うときは、制御弁が作動する。ここで、故障診断は、仮に制御弁に故障がある場合でも潤滑各部に重大な影響を与える可能性が低いときに行うことが望ましい。また、制御弁の故障が検出され難い条件下での故障検出動作は回避することが望ましい。このような観点から、本発明のエンジンンの油圧制御装置は、エンジンの稼働状態(請求項4)や、エンジンの稼働温度(請求項5)、エンジンの油圧状態(請求項6)、エンジンの負荷状態(請求項7)、エンジンのアイドルの状態(請求項8)等に基づいて故障判定を行う時期を決定するようにすることができる。エンジンの稼働状態を参照することにより、エンジン始動後のいわゆるファーストアイドル、すなわち、エンジン始動時に一旦エンジン回転数が上昇し、アイドル状態に戻った後に故障判定を行うようにすることができる。また、エンジンの稼働温度を参照することにより、低温始動時のような極限状態における故障判定を回避することもできる。また、エンジンの暖機が進行してオイル粘度が低下することにより油圧値が設定値よりも下回るような状態のときにも故障判定を回避するように構成することができる。さらに、エンジンの油圧状態に基づいて故障判定を行う時期を決定するようにしても、例えば、エンジンの暖機が進行してオイル粘度が低下した状態での故障判定を回避することができる。また、エンジンの負荷状態に基づいて故障判定を行う時期を決定するようにすれば、高負荷と判断されるような運転領域での故障判定を回避することがきる。さらに、エンジンのアイドルの状態に基づいて故障判定を行う時期を決定するようにすれば、例えば、アイドルが安定した状態になってから故障判定を行うようにすることができ、故障判定の精度を向上させることができる。
故障判定を行う時期を決定するときは、これらの要素を単独に判断して故障判定時期を決定するようにしてもよいし、複数の要素を適宜組み合わせて故障判定時期を決定するようにしてもよい。
なお、オイル粘度については、オイルの粘度センサから情報を取得するようにしてもよい。オイル粘度センサは、従来種々のものが提案されており、これらの従来公知の手段を採用することができる。例えば、エンジンオイルの粘性による力に打ち勝つように振動子を振動させ、このときの入力電流量を測定することによってエンジンオイルの粘度を測定することができる。また、ブローバイガス中の炭化水素の濃度、クランクケース内の圧力、音速、赤外線吸収率、エンジンオイルのPH値、電気抵抗、静電容量等からエンジンオイルの希釈度を測定し、この希釈度から粘度を把握するようにしてもよい。このようなオイル粘度センサによって把握したオイル粘度に基づいて故障判定を行う時期を決定するようにすることもできる。
さらに、本発明のエンジンの油圧制御装置では、前記故障判定部は、アクセルペダルの開度、ブレーキペダルが踏まれているか否か、エンジン回転数の変動の少なくとも一つに基づいて前記故障判定を行う時期を決定するようにすることもできる(請求項9)。アクセルペダルの開度やブレーキペダルが踏まれているか否かを参照するようにすればエンジンがアイドル状態にあるか否か等、エンジンの状態を推測することができ、これに基づいて故障判定を行うか否かを決定することにより、故障判定の精度を向上させることができる。
また、前記故障判定部は、エンジン停止後に故障判定を行うようにすることもできる(請求項10)。例えば、エンジン停止後の未だオイル経路内の油圧が維持されているタイミングで故障判定を行うようにすることができる。エンジン停止後であれば車両の急加速等の要請がないことからエンジン内部の油圧不足を回避することができる。ひいては摺動部の焼き付きを回避することができる。
さらに、前記故障判定部は、前記制御弁が低油圧制御状態となっているときに前記故障判定を行うようにしてもよい(請求項11)すなわち、制御弁がその本来の機能を果たすべく動作するときに、併せて故障判断を行うようにすることもできる。
以上説明したようなエンジンの油圧制御装置における前記故障判定手段は、エンジンの状態に応じて前記特性値の判定値を変更し、当該判定値に基づいて前記故障判定を行う構成とすることができる(請求項12)。このような構成とすることにより、より精密な故障診断を行うことができる。
本発明によれば、エンジン内部に形成されたオイル経路内の油圧を制御信号に基づいて制御する制御弁と、当該制御弁が動作することにより変動する特性値を取得するセンサと、当該センサから取得した特性値に基づいて前記制御弁の故障判定をする故障判定部と、を備えた構成としたので、前記制御信号と前記特性値を比較することによって制御弁の故障を判定することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面と共に詳細に説明する。
まず、本発明の油圧制御装置1の概略構成を、図1を参照しつつ説明する。エンジンの下部に装着されるオイルパン2の内側にはストレーナ3が配置されている。このストレーナ3に接続されるパイプは、メインオイル経路4を構成している。メインオイル経路4は、エンジン内部の潤滑各部へオイルを供給する。このメインオイル経路4にはオイルポンプ5、フィルター6が配設されており、フィルター6の下流側には油圧センサ7が配置されている。このようなメインオイル経路4のオイルポンプ5とフィルター6との間からは、第1リリーフオイル経路8と第2リリーフオイル経路9とが分岐している。第1リリーフオイル経路8にはメインオイル経路4内の最大油圧に達したときに開弁するリリーフ弁10が装着されている。このリリー弁が作動することによりメインオイル経路4内の最大油圧が規制される。一方、第2リリーフオイル経路9には本発明における制御弁に相当するOCV11が装着されている。このOCV11は、ECU(Electronic control unit)12と電気的に接続されており、このECU12の指令に基づいて開閉動作を行う。ECU12は、本発明における故障判定部に相当するものであり、油圧センサ7の他、スタータ13、イグニション14、水温センサ15、外気温センサ16、アクセル開度センサ17、ブレーキセンサ18、エンジン回転数センサ19が接続されている。通常、ECU12は、これらの各種センサから取得する値に基づき、オイルポンプ5の負荷軽減や暖機時の燃費向上のための低油圧制御を行うべく、OCV11に対し開閉指令を発する。また、これらのセンサから得られた値のうち、油圧値、エンジン回転数は、本発明における特性値とすることができる。
以上のような構成の油圧制御装置1における故障判定につき、図2に示したフロー図、図3に示したOCV11の作動状態と油圧との関係を示した説明図を参照しつつ説明する。
まず、ECU12は、ステップS1においてエンジンが始動し、エンジンの稼働状態が安定した状態となっているか否かの判断を行う。具体的には、スタータ13の状態からエンジンが始動している状態か否かを判断する。また、外気温センサ16によって外気温を測定し、その外気温が0℃以上であるか否かを判断する。さらに、エンジン回転数センサ19により取得したエンジン回転数が1200rpm未満であるか否かの判断を行う。これらの条件、すなわち、エンジンが始動した状態で、外気温が0℃以上、エンジン回転数が1200rpm未満という条件を満たしているときは、ステップS1においてエンジンが安定した状態となっていると判断される。なお、判断の基準となる外気温やエンジン回転数は、例示であり、適宜変更することができる。ステップS1においてYesと判断されたときは、ステップS2へ進む。
ステップS2では、ECU12は、水温センサ15から取得した水温の値が0℃〜70℃の間であるか否か、エンジン負荷が所定の範囲内であるか否か、油圧センサ7から取得した油圧が200kPa〜400kPaの範囲内であるかを判断する。エンジン負荷は、ECU12がアクセル開度センサ17から取得する値等から算出する燃料噴射量を参照することによって把握することができる。本実施例では、燃料噴射量10mm3/st未満であるときにはエンジン負荷の条件が適合するものと判断するようにしている。
以上のようなステップS1及びステップS2における条件を満たし、それぞれのステップでYesと判断された場合、ECU12は、OCV11の故障判定を行うことが可能な時期であるとして、ステップS3へ進み故障判定を実施する。なお、ステップS1、ステップS2における判断でNoと判断されたときは故障判定を行うことなく、処理を終了する。
ここで、ステップS3で行われる故障判定の制御について説明する。まず、ECU12は、ON状態のOCV11を瞬間的にOFF状態とし、再びON状態に復帰させる。ECU12は、このときの油圧の変化量を油圧センサ7からのデータに基づいて算出する。油圧の変化量が、ECU12が発したOCV11への指令に対して基準油圧変化量Paよりも大きければOCV11は故障することなく正常に作動していると判断することができる。ここで、基準油圧変化量Paの感度は図4に示したマップに基づいて変更される。すなわち、油温が高いときには、基準油圧変化量Paは低めに設定される。これは、油温が高いとき、すなわち暖機が進行している状態ではオイルの粘度が低くなることを考慮したものである。なお、油温に代えて、他の相関性を有する値、例えば水温を参照して基準油圧変化量Paを決定するようにすることもできる。
以上説明したような制御が行われることにより、OCV11の故障判定を行うことができる。OCV11の故障が判定されたときは、例えば、警告灯を点灯させる等の措置を採ることができる。
なお、本実施例では、OCV11をOFFとしたときの油圧変化量が基準油圧変化量Paを越えているか否かによりOCV11の故障判定を行っているが、油圧の変化に代えて、エンジン回転数の変化にもとづいてOCV11の故障判定を行うようにすることもできる。
次に、本発明の実施例2について図5を参照しつつ説明する。実施例2が実施例1と異なるのは、故障判定を行う時期を決定する際のECU12の制御である。以下、ECU12が行う制御について説明する。なお、油圧制御装置の構成、故障判定時の制御、動作自体は実施例1と同様であるのでその詳細な説明は省略する。
ECU12は、まず、ステップS11において、エンジンがアイドル安定状態となっているか否かの判断を行う。具体的には、アクセル開度センサ17から取得される信号に基づくアクセルのOFF判定、ブレーキセンサ18から取得される信号に基づくブレーキON判定、エンジン回転数センサ19から取得される値から算出されるエンジン回転変動が所定値a(rpm/sec)未満であるとの判定を行う。これらの条件が満たされているときにECU12は、Yesと判断し、ステップS12へ進む。
ステップS12では、ECU12は、水温センサ15から取得した水温の値が10℃〜80℃の間であるか否か、油圧センサ7から取得した油圧が150kPa〜400kPaの範囲内であるかを判断する。
以上のようなステップS11及びステップS12における条件を満たし、それぞれのステップでYesと判断された場合、ECU12は、OCV11の故障判定を行うことが可能な時期であるとして、ステップS13へ進み故障判定を実施する。なお、ステップS11、ステップS12における判断でNoと判断されたときは故障判定を行うことなく、処理を終了する。ステップS13で行う故障判定自体は実施例1におけるステップS3で行った処理と同様であるのでその詳細な説明は省略する。
次に、本発明の実施例3について図6、図7を参照しつつ説明する。実施例3が実施例1と異なるのは、故障判定を行う時期を決定する際のECU12の制御である。以下、ECU12が行う制御について説明する。なお、油圧制御装置の構成、故障判定時の制御、動作自体は実施例1と同様であるのでその詳細な説明は省略する。
ECU12は、まず、ステップS21において、エンジン停止状態となっているか否かの判断を行う。具体的には、イグニション14のOFF判定、エンジン回転数センサ19から取得される値、すなわちエンジン回転数が1200rpm未満であるか否かの判定を行う。これらの条件が満たされているときにECU12は、Yesと判断し、ステップS22へ進む。
ステップS22では、ECU12は、水温センサ15から取得した水温の値が0℃〜80℃の間であるか否か、油圧センサ7から取得した油圧が200kPa〜400kPaの範囲内であるかを判断する。
以上のようなステップS21及びステップS22における条件を満たし、それぞれのステップでYesと判断された場合、ECU12は、OCV11の故障判定を行うことが可能な時期であるとして、ステップS23へ進み故障判定を実施する。ただし、図7に示すように、エンジン停止後は、徐々に油圧は低下することとなるので、ECU12は、油圧が0kPaとなってしまう以前に故障判定のためのOFF指令を発するようにする。
なお、ステップS21、ステップS22における判断でNoと判断されたときは故障判定を行うことなく、処理を終了する。ステップS23で行う故障判定自体は実施例1におけるステップS3で行った処理と同様であるのでその詳細な説明は省略する。
上記実施例は本発明を実施するための例にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、これらの実施例を種々変形することは本発明の範囲内であり、更に本発明の範囲内において、他の様々な実施例が可能であることは上記記載から自明である。例えば、オイル経路の取り回しや、OCV、すなわち制御の形式は種々考えられるが、電磁弁等によりオイル経路内の油圧を制御する構成となっている油圧制御装置は、本発明の技術的範囲に属する。また、このような油圧制御装置が低油圧制御状態となっているときに実施例1における故障判定を行うようにすることもできる。
1 油圧制御装置
2 オイルパン
3 ストレーナ
4 メインオイル経路
5 オイルポンプ
6 フィルター
7 油圧センサ
8 第1リリーフオイル経路
9 第2リリーフオイル経路
10 リリーフ弁
11 制御弁(OCV)
12 ECU
13 スタータ
14 イグニション
15 水温センサ
16 外気温センサ
17 アクセル開度センサ
18 ブレーキセンサ
19 エンジン回転数センサ
2 オイルパン
3 ストレーナ
4 メインオイル経路
5 オイルポンプ
6 フィルター
7 油圧センサ
8 第1リリーフオイル経路
9 第2リリーフオイル経路
10 リリーフ弁
11 制御弁(OCV)
12 ECU
13 スタータ
14 イグニション
15 水温センサ
16 外気温センサ
17 アクセル開度センサ
18 ブレーキセンサ
19 エンジン回転数センサ
Claims (12)
- エンジン内部に形成されたオイル経路内の油圧を制御信号に基づいて制御する制御弁と、
当該制御弁が動作することにより変動する特性値を取得するセンサと、
当該センサから取得した特性値に基づいて前記制御弁の故障判定をする故障判定部と、
を備えたことを特徴とするエンジンの油圧制御装置。 - 請求項1記載のエンジンの油圧制御装置において、
前記故障判定部は、前記特性値を油圧値として前記制御弁の故障の判定をすることを特徴としたエンジンの油圧制御装置。 - 請求項1記載のエンジンの油圧制御装置において、
前記故障判定部は、前記特性値をエンジン回転数として前記制御弁の故障の判定をすることを特徴としたエンジンの油圧制御装置。 - 請求項1記載のエンジンの油圧制御装置において、
前記故障判定部は、エンジンの稼働状態に基づいて前記故障判定を行う時期を決定することを特徴としたエンジンの油圧制御装置。 - 請求項1記載のエンジンの油圧制御装置において、
前記故障判定部は、エンジンの稼働温度に基づいて前記故障判定を行う時期を決定することを特徴としたエンジンの油圧制御装置。 - 請求項1記載のエンジンの油圧制御装置において、
前記故障判定部は、エンジンの油圧状態に基づいて前記故障判定を行う時期を決定することを特徴としたエンジンの油圧制御装置。 - 請求項1記載のエンジンの油圧制御装置において、
前記故障判定部は、エンジンの負荷状態に基づいて前記故障判定を行う時期を決定することを特徴としたエンジンの油圧制御装置。 - 請求項1記載のエンジンの油圧制御装置において、
前記故障判定部は、エンジンのアイドルの状態に基づいて前記故障判定を行う時期を決定することを特徴としたエンジンの油圧制御装置。 - 請求項1記載のエンジンの油圧制御装置において、
前記故障判定部は、アクセルペダルの開度、ブレーキペダルが踏まれているか否か、エンジン回転数の変動の少なくとも一つに基づいて前記故障判定を行う時期を決定することを特徴としたエンジンの油圧制御装置。 - 請求項1記載のエンジンの油圧制御装置において、
前記故障判定部は、エンジン停止後に前記故障判定を行うことを特徴としたエンジンの油圧制御装置。 - 請求項1記載のエンジンの油圧制御装置において、
前記故障判定部は、前記制御弁が低油圧制御状態となっているときに前記故障判定を行うことを特徴としたエンジンの油圧制御装置。 - 請求項1記載のエンジンの油圧制御装置において、
前記故障判定手段は、エンジンの状態に応じて前記特性値の判定値を変更し、当該判定値に基づいて前記故障判定を行うことを特徴としたエンジンの油圧制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007129557A JP2008286021A (ja) | 2007-05-15 | 2007-05-15 | エンジンの油圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007129557A JP2008286021A (ja) | 2007-05-15 | 2007-05-15 | エンジンの油圧制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=40145998
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007129557A Pending JP2008286021A (ja) | 2007-05-15 | 2007-05-15 | エンジンの油圧制御装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2008286021A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2007
- 2007-05-15 JP JP2007129557A patent/JP2008286021A/ja active Pending
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