JP2008285029A - 車両用空気調和装置 - Google Patents

車両用空気調和装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008285029A
JP2008285029A JP2007132457A JP2007132457A JP2008285029A JP 2008285029 A JP2008285029 A JP 2008285029A JP 2007132457 A JP2007132457 A JP 2007132457A JP 2007132457 A JP2007132457 A JP 2007132457A JP 2008285029 A JP2008285029 A JP 2008285029A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
condenser
fan
air conditioner
vehicle
snow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007132457A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4949926B2 (ja
Inventor
Kazuhiro Otsuka
一博 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2007132457A priority Critical patent/JP4949926B2/ja
Publication of JP2008285029A publication Critical patent/JP2008285029A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4949926B2 publication Critical patent/JP4949926B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】 積雪によりコンデンサファンがロック状態となっていたとしても、運転不能に陥ることなく、正常に運転できる車両用空気調和装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 圧縮機30A,30Bと、コンデンサ22と、膨張弁14と、エバポレータ12とから冷凍サイクル41が構成されるとともに、コンデンサ22およびファンモータ25により駆動されるコンデンサファン24を備えたコンデンサユニット20がバス車両1の床下に搭載される車両用空気調和装置9において、低外気温下での運転時、コンデンサファン24を停止した状態で圧縮機30A,30Bを駆動し、コンデンサファン24を遅延駆動する制御部50を備えている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両の前輪または後輪後方の床下部分にコンデンサユニットが搭載されるタイプのバス車両に適用して好適な車両用空気調和装置に関するものである。
大型の観光バス等に搭載される直結式の車両用空気調和装置として、車両の天井部分の中央部または後方部に、エバポレータおよびエバポレータファンを備えたエバポレータユニットを設置し、コンデンサおよびコンデンサファンを備えたコンデンサユニットを車両の前輪または後輪後方の床下部分に設置した構成の車両用空気調和装置が知られている。この車両用空気調和装置において、コンデンサユニットは、車両の床下部分の側面に設けられる空気取り入れ口に対向して配置され、コンデンサファンにより取り入れられる外気と冷媒とがコンデンサで熱交換されるように構成される。コンデンサは、空気取り入れ口と対面するように鉛直方向に配設され、その内側にコンデンサファンが上下2段に複数台設けられるレイアウトとされる。
一方、バス車両に適用される車両用空気調和装置において、コンデンサユニットに少なくとも2台のコンデンサファンを設け、このコンデンサファンの回転数を熱負荷に応じて制御するとともに、熱負荷が低負荷よりも小さい冬期の除湿運転時のような極低負荷運転の場合に、少なくとも2台のコンデンサファンを、停止または低速回転で交互に切り替え作動させるようにしたものが、特許文献1により提案されている。また、バス車両に適用される車両用空気調和装置において、冬期、積雪によりコンデンサのフィンが潰れたり、コンデンサファンが損傷を受けたりするのを防止するため、車両の屋根上に設置されるコンデンサユニットを着脱可能でかつ上下に反転可能に設置し、冷房運転する必要のない降雪シーズンが来たら上下を反転設置するようにしたものが、特許文献2により提案されている。
特開平10−138749号公報 特開2000−43553号公報
しかしながら、コンデンサユニットが車両の床下部分にレイアウトされる車両用空気調和装置にあっては、冬期、積雪によって、あるいは車輪により巻き上げられた雪が堆積することによって、コンデンサファンがロックされる場合があり、このような状態で、冷房または除湿運転のため、コンデンサユニットが駆動されると、ファンが損傷されたり、ファンモータの電流ヒューズが溶断されたりして、運転不能に陥る事態が予測される。
上記特許文献1には、冬期等の除湿運転時のような極低負荷運転の場合に、少なくとも2台のコンデンサファンを、停止または低速回転で交互に切り替え作動させることによって、コンデンサファンを連続的に運転するようにしたものが開示されているが、積雪によりコンデンサファンがロック状態となり、ファンモータの電流ヒューズが溶断されて運転不能に陥る事態を回避できるようなものではない。
また、特許文献2に記載のバス用空気調和装置は、積雪によるコンデンサユニットの損傷防止を目的とするものである。しかしながら、この空気調和装置は、降雪シーズンには冷房または除湿運転しないことを前提に、屋根上に設置されるコンデンサユニットを反転設置する構成としたものであって、冬期の積雪時に冷房または除湿運転する際、積雪によりコンデンサファンがロックされ、ファンモータの電流ヒューズが溶断されて運転不能に陥る事態を回避できるような構成を何ら示唆するものではない。
上述のように、コンデンサユニットをバス車両の床下部分にレイアウトした車両用空気調和装置にあっては、冬期の積雪時に、冷房または除湿運転する場合の積雪対策が1つの課題となっている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、冬期の積雪時に、積雪によりコンデンサファンがロック状態となっていたとしても、運転不能に陥ることなく、正常に運転することができる車両用空気調和装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の車両用空気調和装置は、以下の手段を採用する。
すなわち、本発明にかかる車両用空気調和装置は、圧縮機と、コンデンサと、膨張弁と、エバポレータとから冷凍サイクルが構成されるとともに、前記コンデンサおよびファンモータにより駆動されるコンデンサファンを備えたコンデンサユニットがバス車両の床下に搭載される車両用空気調和装置において、低外気温下での運転時、前記コンデンサファンを停止した状態で前記圧縮機を駆動し、前記コンデンサファンを遅延駆動する制御部を備えていることを特徴とする。
観光バス等において、空気調和装置を構成するコンデンサユニットは、車両の前輪または後輪後方の床下部分に搭載されることが多い。この場合、コンデンサユニットの下方部分が冬期に積雪による影響を受け、コンデンサファンが積雪によりロックされ、ファンモータによる駆動が困難となることがある。一方、冬期等の低外気温下で冷房または除湿運転する場合、コンデンサファンを最大性能で運転する必要はなく、むしろコンデンサ性能を低下させて高圧の低下を抑制し、低圧を高めに保つことによって、冷房または除湿運転を継続的に行うことが可能となる。
本発明によれば、冬期等の低外気温下での運転時、制御部により、コンデンサファンを停止した状態で圧縮機を駆動し、コンデンサファンを遅延駆動するようにしている。このため、仮に積雪によりコンデンサファンがロックされていた場合でも、コンデンサファンが遅延駆動されるまでの間にコンデンサからの放熱によって積雪を融解し、その後にコンデンサファンを駆動することができる。従って、積雪によりコンデンサファンがロックされることによるファンの損傷やファンモータの電流ヒューズの溶断等を防止し、車両用空気調和装置を正常に運転することができる。
さらに、本発明にかかる車両用空気調和装置は、上記の車両用空気調和装置において、前記コンデンサファンは、鉛直方向に配設される前記コンデンサに対して少なくとも上下2段に設けられ、前記制御部は、前記冷凍サイクルにおける高圧圧力が第1の閾値を超えたとき、前記上段側の前記コンデンサファンを駆動し、前記高圧圧力が第2の閾値を超えたとき、前記下段側の前記コンデンサファンを駆動することを特徴とする。
本発明によれば、コンデンサファンが、鉛直方向に配設されるコンデンサに対して少なくとも上下2段に設けられ、冷凍サイクルの高圧圧力が第1の閾値を超えたとき、上方部の積雪が融解したと判断して、上段側のコンデンサファンを駆動し、更に高圧圧力が第2の閾値を超えたとき、下方部の積雪も融解したと判断して、下段側のコンデンサファンを駆動するようにしている。このため、積雪が融解したことを確認しながら、上段側コンデンサファンおよび下段側コンデンサファンを順次駆動することができる。従って、積雪によりコンデンサファンがロックされることによるファンの損傷やファンモータの電流ヒューズの溶断等を確実に防止し、車両用空気調和装置を正常に運転することができる。
さらに、本発明の車両用空気調和装置は、上述のいずれかの車両用空気調和装置において、前記制御部は、前記高圧圧力および/または前記ファンモータの電流値、前記コンデンサ下方部の伝熱管または表面温度、もしくは前記コンデンサ前後の空気温度のいずれか1つ以上を検知して前記コンデンサファンの駆動可否を判定することを特徴とする。
本発明によれば、積雪が融解したことを検知するため、高圧圧力に加えて、あるいは高圧圧力に代えて、ファンモータの電流値、コンデンサ下方部の伝熱管または表面温度、もしくはコンデンサ前後の空気温度のいずれか1つ以上を検知するようにしている。このため、積雪があった場合でも、それが融解したことを確実に検知した後、コンデンサファンを駆動することができる。従って、積雪によりコンデンサファンがロックされることによるファンの損傷やファンモータの電流ヒューズの溶断等を確実に防止することができる。
さらに、本発明の車両用空気調和装置は、上述のいずれかの車両用空気調和装置において、前記制御部は、前記高圧圧力の上昇を検知し、その上昇が早すぎるとき、前記圧縮機の押しのけ量を減少させることを特徴とする。
積雪が多い場合には、積雪が融解するよりも早く高圧圧力が上昇してしまい、コンデンサファンを駆動しなければならない事態が予測される。
本発明によれば、制御部が、高圧圧力の上昇を検知し、例えば、圧力の時間変化率等から、高圧圧力の上昇が早すぎるような場合には、圧縮機の押しのけ量を減少させるようにしている。このため、コンデンサファンを停止したままで、高圧圧力の上昇スピードを抑制し、積雪の融解を優先させることができる。そして、積雪が融解した後、目標の能力が得られるように圧縮機およびコンデンサファンを運転することができる。従って、積雪が多い場合でも、確実にコンデンサファンのロックを解消して、安全に車両用空気調和装置を運転することができる。
さらに、本発明の車両用空気調和装置は、上述のいずれかの車両用空気調和装置において、前記制御部は、低外気温下での除湿運転時、前記圧縮機のオン/オフと連動することなく、前記コンデンサファンを継続駆動することを特徴とする。
本発明によれば、制御部が、低外気温下での除湿運転時、圧縮機のオン/オフと連動することなく、コンデンサファンを継続駆動するようにしている。このため、走行中車輪により積雪が巻き上げられても、その雪をコンデンサファンにより吹き飛ばし、雪がコンデンサファン周辺に堆積するのを防止することができる。従って、圧縮機のオフに連動してコンデンサファンがオフする間に、雪が堆積してコンデンサファンが運転不能に陥る事態を回避することができる。また、これによって、コンデンサユニットを前輪の後方により近づけて設置することが可能となり、観光バス等においては、床下に設けられるトランクルームのスペースを拡大することができる。さらに、車両のトリム部分を通して配管される天井設置のエバポレータユニットとコンデンサユニット間を接続する冷媒配管の配管長さを短くすることができるため、圧損の低減並びにコスト低減を図ることができる。
本発明によると、仮に積雪によりコンデンサファンがロックされていた場合でも、コンデンサファンが遅延駆動されるまでの間にコンデンサからの放熱により雪を融解した後、コンデンサファンを駆動することができるため、積雪によりコンデンサファンがロックされることによるファンの損傷やファンモータの電流ヒューズの溶断等を防止し、車両用空気調和装置を正常に運転することができる。
以下に、本発明にかかる実施形態について、図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図1ないし図4を用いて説明する。
図1には、本発明の第1実施形態にかかる車両用空気調和装置9を搭載したバス車両1の概略斜視図が示され、図2には、その車両用空気調和装置9の冷媒回路図が示されている。バス車両1は、その後方部に走行用ディーゼルエンジン2が搭載され、このディーゼルエンジン2を駆動源として走行される。また、バス車両1には、走行用ディーゼルエンジン2により駆動される圧縮機を備えた車両用の空気調和装置9が搭載される。
空気調和装置9は、図1に示されるように、バス車両1のほぼ中央部に搭載されるものであり、車両1の天井部分3に設置される左右一対のエバポレータユニット10A,10Bと、車両1の床下部分4に設置されるコンデンサユニット20と、車両1の後方エンジンルーム内に設置される2台の圧縮機30A、圧縮機30Bとから構成される。左右一対のエバポレータユニット10A,10Bは、図1ないし図3に示されるように、各々ユニット本体11と、このユニット本体11内において、車両前後方向に沿って配設される細長いエバポレータ12と、エバポレータ12を通して車内空気を循環させる複数台(本実施形態の場合、4台)のエバポレータファン13と、エバポレータ12に流入される冷媒を断熱膨張される膨張弁14と、エバポレータ12の下部に配設されるドレンパン15とを備えている。
上記エバポレータユニット10A,10Bは、エバポレータファン13によりバス車両1の天井部分3に設けられている空気吸い込み口5(図3参照)を介して車内空気を吸い込み、エバポレータ12を通過させて冷却した後、ダクト6A,6Bに吹き出すように構成される。このダクト6A,6Bは、バス車両1の天井部分3の両側にその前部から後部にかけ略全長にわたって設けられ、エバポレータユニット10A,10Bから吹き出される冷風をバス車両1の前後方向に配風するものである。ダクト6A,6Bには、多数の空気吹き出し口7が設けられ、車室内に向けて冷風を吹き出すことができるように構成されている。
コンデンサユニット20は、図2ないし図4に示されるように、ユニット本体21と、ユニット本体21内において、バス車両1の床下側面に設けられる空気取り入れ口8に対面して鉛直方向に配設されるコンデンサ22および過冷却器23と、コンデンサ22および過冷却器23に対して外気を流通させる複数台のコンデンサファン24(本実施形態の場合、図4に示される上下2段、前後2列の合計4台のコンデンサファン24Aないし24D)と、コンデンサ22で凝縮された冷媒を貯留するレシーバ26と、乾燥剤が充填されたドライヤ27とを備えている。上記コンデンサファン24は、ファンモータ25の回転軸に羽根車を取付けたプロペラファンにより構成される。このコンデンサユニット20は、圧縮機30A,30Bで圧縮された冷媒ガスをコンデンサ22で外気と熱交換させて凝縮液化し、それを一旦レシーバ26内に貯留した後、過冷却器23により過冷却を与えてエバポレータユニット10A,10Bに必要量を供給する機能を担っている。
2台の圧縮機30A、30Bは、走行用ディーゼルエンジンにより、電磁クラッチ31A,31Bを介して駆動されるように、エンジンルーム内に設置されており、ディーゼルエンジン2より動力を得て回転され、冷媒ガスを圧縮するものである。これら2台の圧縮機30A,30Bと、コンデンサユニット20のコンデンサ22、レシーバ26、過冷却器23、およびドライヤ27と、エバポレータユニット10A,10Bの2つの膨張弁14、および2つのエバポレータ12とがこの順に順次冷媒配管40により接続されることにより、空気調和装置9を構成する1系統の冷凍サイクル41が構成される。なお、2つの膨張弁14および2つのエバポレータ12と、2台の圧縮機30A,30Bとは、それぞれ冷凍サイクル41に対して並列に接続される。
上記の空気調和装置9は、電磁クラッチ31A,31Bのいずれかがオンされ、圧縮機30A,30Bのいずれかがディーゼルエンジン2より動力を得て駆動されることにより運転される。圧縮機30A,30Bにより圧縮された冷媒は、高温高圧の冷媒ガスとして吐出され、冷媒配管40を介してコンデンサユニット20に送られる。コンデンサユニット20では、コンデンサファン24により空気取り入れ口8から取り込まれた外気と冷媒ガスとがコンデンサ22で熱交換され、冷媒は凝縮液化される。この液冷媒は、一旦レシーバ26に貯留された後、過冷却器23により過冷却され、ドライヤ27を通過し、冷媒配管40を経てエバポレータユニット10A,10Bに供給される。
エバポレータユニット10A,10Bにおいて、液冷媒は、膨張弁14により断熱膨張され、気液二相冷媒となってエバポレータ12に流入する。この冷媒は、エバポレータファン13により空気吸い込み口5から吸い込まれて循環される車内空気と熱交換され、車内空気を冷却して蒸発される。そして、この冷却空気が、ダクト6A,6を経て吹き出し口7から車室内に吹き出されることにより、車内の冷房または除湿に供される。一方、エバポレータ12で蒸発された冷媒は、冷媒配管40を経て運転中の圧縮機30A,30B吸い込まれ、再び圧縮されるサイクルが繰り返される。
上記のように、コンデンサユニット20がバス車両1の前輪または後輪後方(本実施形態では、前輪後方)の床下部分4に設置される車両用空気調和装置9においては、冬期の降雪時に、空気取り入れ口8から雪が侵入したり、前輪により巻き上げられた雪がユニット側に侵入したりして、コンデンサユニット20内に積雪することがある。一方、空気調和装置9は、冬期でも、車内を冷房または除湿するために運転(除湿運転は、冷房運転により冷却した空気をヒータで再熱する運転)されることがある。この場合、コンデンサユニット20内に積雪していると、コンデンサファン24が積雪によりロックされて回転できなくなり、ファンの損傷やファンモータ25の電流ヒューズが溶断する等の事態発生が予測される。特に、図4に示されるコンデンサユニット20では、上下方向に2段に設けられているコンデンサファン24Aないし24Dのうち、下段側のコンデンサファン24C,24Dが積雪による影響を受け易い。本実施形態では、このような事態の発生を回避するため、以下の構成を採用している。
図2に示されるように、空気調和装置9の制御部50は、運転スイッチ51がオンされたとき、外気温センサ52および高圧圧力センサ53により検出される外気温と高圧圧力とに基づいて、積雪の可能性を判定し、低外気温時で積雪の可能性がある場合には、コンデンサファン24Aないし24Dを停止した状態で圧縮機30A,30Bを駆動し、高圧圧力の上昇を検知しながら、複数台のコンデンサファン24Aないし24Dを順次遅延駆動する機能を有している。
具体的には、圧縮機30A,30Bが駆動されることにより、高圧圧力が上昇し、高圧圧力センサ53による検出値が第1の閾値を越えたとき、まず上方部の積雪が融解したと判断して、上下2段に設けられている上段側の2台のコンデンサファン24A,24Bを駆動し、更に高圧圧力が上昇して高圧圧力センサ53による検出値が第2の閾値を越えたとき、下方部の積雪も融解したと判断して、下段側の2台のコンデンサファン24C,24Dを駆動するように構成されている。
しかして、本実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
冬期等の低外気温下で空気調和装置9を運転する場合、運転スイッチ51がオンされると、制御部50は、外気温センサ52および高圧圧力センサ53の検出値から積雪の可能性を判定し、積雪の可能性があれば、コンデンサファン24Aないし24Dを停止した状態のまま、電磁クラッチ31A,31Bをオンして圧縮機30A,30Bを駆動し、コンデンサファン24Aないし24Dの駆動を遅延する。このため、仮に積雪によりコンデンサファン24Aないし24Dがロックされていた場合でも、コンデンサファン24Aないし24Dが遅延駆動されるまでの間にコンデンサ22から放熱される熱によって積雪を融解することができる。
積雪が融解される段階で、コンデンサ22が徐々に温まり高圧圧力が上昇される。これを高圧圧力センサ53により検知し、高圧圧力が第1の閾値を超えたとき、上方部の積雪が融解したと判断して、上段側の2台のコンデンサファン24A,24Bを駆動する。更に高圧圧力が上昇して第2の閾値を超えたとき、下方部の積雪も融解したと判断して、下段側の2台のコンデンサファン24C,24Dを駆動するようにしている。
このため、積雪が融解したことを確認しながら、上段側のコンデンサファン24A,24B、下段側のコンデンサファン24C,24Dを順次駆動することができる。これによって、積雪によりコンデンサファン24Aないし24Dがロックされることによるファンの損傷やファンモータ25の電流ヒューズの溶断等を確実に防止し、車両用空気調和装置1を正常に運転することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について、図2を用いて説明する。
本実施形態は、上記した第1実施形態に対して、積雪の融解を検知する検知の仕方が異なっている。その他の点については第1実施形態と同様であるので、説明は省略する。
本実施形態は、第1実施形態の高圧圧力センサ53に加えて、あるいは高圧圧力センサ53に代えて、ファンモータ25に供給する電流の電流値を検出する電流センサ54、コンデンサ22の下方部の伝熱管または表面温度を検出する温度センサ55、もしくはコンデンサ22を通過する前後の空気温度を検出する温度センサ56A,56Bのいずれか1つ以上を検知するようにしている。
上記のように、ファンモータ25の電流値を検知し、通常の運転電流と比較することにより、積雪の融解状態を判別することができる。また、コンデンサ22の凝縮冷媒が溜まる下方部の伝熱管温度またはコンデンサ表面温度を検知することにより、その温度から積雪の融解状態を判別することができる。さらに、コンデンサ22を通過する前後の空気温度を検知することにより、その温度差から積雪の融解状態を判別することができる。そして、これらの1つ以上を検知することにより、積雪があった場合でも、それが融解したことを確実に検知した後、コンデンサファン24Aないし24Dを駆動することができる。従って、積雪によりコンデンサファン24Aないし24Dがロックされることによるファンの損傷やファンモータ25の電流ヒューズの溶断等を確実に防止することができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について、図2を用いて説明する。
本実施形態は、上記した第1実施形態に対して、積雪量が多く、積雪が融解され難い場合の対策を組み込んでいる点が異なる。その他の点については第1実施形態と同様であるので、説明は省略する。
本実施形態では、制御部50に、高圧圧力センサ53により検知される高圧圧力の上昇が早すぎる場合に、圧縮機30A,30Bの押しのけ量を減少させる機能を持たせるようにしている。
つまり、積雪量が多い場合、積雪が融解するよりも早く高圧圧力が上昇してしまい、コンデンサファン24Aないし24Dが駆動されてしまうこととなる。そこで、高圧圧力センサ53の検知値から、圧力の時間変化率を検知し、高圧圧力の上昇が早すぎるような場合には、2台の圧縮機30A,30Bの一方の電磁クラッチ31A,31Bをオフすることにより、圧縮機30A,30Bを1台運転として押しのけ量を減少させるように構成している。
上記のように、高圧圧力の上昇を検知し、圧力の時間変化率から、高圧圧力の上昇が早すぎる場合には、圧縮機30A,30Bの一方を停止して押しのけ量を減少させることにより、コンデンサファン24Aないし24Dを停止したままで、高圧圧力の上昇速度を抑制し、積雪の融解を優先させることができる。そして、積雪が融解した後、所要の能力が得られるように圧縮機30A,30Bおよびコンデンサファン24Aないし24Dを運転することができる。従って、積雪量が多い場合でも、確実にコンデンサファン24Aないし24Dのロックを解消して、安全に車両用空気調和装置1を運転することができる。
なお、上記実施形態において、圧縮機の押しのけ量減少は、圧縮機30A,30Bの運転台数の減少により実現しているが、容量制御機構付きの圧縮機の場合は、容量を低減側に制御して押しのけ量を減少すればよい。例えば、斜板式圧縮機の場合は斜板の角度を変更して押しのけ量を減少すればよく、ロータリ式やスクリュー式あるいはスクロール式圧縮機の場合は圧縮途中のガスをバイパスさせて押しのけ量を減少すればよい。また、積雪の融解速さの違いは、上段側と下段側とのファンモータの電流値を別々に検知することによっても検知可能である。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態について、図2を用いて説明する。
本実施形態は、上記した第1実施形態に対して、除湿運転時におけるコンデンサファン24の運転の仕方が異なる。その他の点については第1実施形態と同様であるので、説明は省略する。
本実施形態では、低外気温下での除湿運転時、制御部50は、圧縮機30A,30Bがオン/オフされても、それに連動することなく、コンデンサファン24Aないし24Dを継続駆動するように構成されている。なお、除湿運転は、除湿スイッチ57をオンすることにより行われる。
上記のように、低外気温下での除湿運転時、圧縮機30A,30Bのオン/オフと連動することなく、コンデンサファン24Aないし24Dを継続駆動することにより、走行中車輪により積雪が巻き上げられても、その雪をコンデンサファン24Aないし24Dにより吹き飛ばすことができる。これによって、走行中に巻き上げられた雪がコンデンサファン24Aないし24Dの周辺に堆積するのを防止することができる。このため、圧縮機30A,30Bのオフに連動してコンデンサファン24Aないし24Dがオフする間に、雪が堆積してコンデンサファン24Aないし24Dが運転不能に陥る事態を回避することができる。
また、上記により、コンデンサユニット20を前輪の後方に、より接近して設置することが可能となる。このため、観光バス等においては、床下に設けられるトランクルームのスペースを一段と拡大することが可能となる。さらに、車両の天井部分に設置されるエバポレータユニット10A,10Bとコンデンサユニット20との間に接続される冷媒配管40は、通常バス車両1のトリム部分を通して配管されるが、コンデンサユニット20を前輪後方に接近させることにより、この冷媒配管40の長さを短くすることができる。このため、圧損の低減並びにコスト低減を図ることができる。
なお、本発明は、上記した実施形態にかかる発明に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、適宜変形が可能である。例えば、コンデンサユニット20については、コンデンサファンを上下2段、前後2列に設けた例について説明したが、コンデンサファンは、1段あるいは3段以上、または1列あるいは3列以上に設けてもよい。また、圧縮機30A,30Bは、2台並列に接続した例については説明してが、圧縮機も1台または3台以上であってよく、特に容量制御機構付きの圧縮機の場合は、必ずしも複数台である必要はない。
本発明の第1実施形態に係る車両用空気調和装置を搭載したバス車両の概略斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る車両用空気調和装置の冷媒回路図である。 本発明の第1実施形態に係る車両用空気調和装置のユニット配置構成図である。 本発明の第1実施形態に係る車両用空気調和装置を構成するコンデンサユニットの斜視図である。
符号の説明
1 バス車両
9 車両用空気調和装置
12 エバポレータ
14 膨張弁
20 コンデンサユニット
22 コンデンサ
24、24A,24B,24C,24D コンデンサファン
25 ファンモータ
30A,30B 圧縮機
50 制御部
52 外気温センサ
53 高圧圧力センサ
54 電流センサ
55,56A,56B 温度センサ
57 除湿運転スイッチ

Claims (5)

  1. 圧縮機と、コンデンサと、膨張弁と、エバポレータとから冷凍サイクルが構成されるとともに、前記コンデンサおよびファンモータにより駆動されるコンデンサファンを備えたコンデンサユニットがバス車両の床下に搭載される車両用空気調和装置において、
    低外気温下での運転時、前記コンデンサファンを停止した状態で前記圧縮機を駆動し、前記コンデンサファンを遅延駆動する制御部を備えていることを特徴とする車両用空気調和装置。
  2. 前記コンデンサファンは、鉛直方向に配設される前記コンデンサに対して少なくとも上下2段に設けられ、
    前記制御部は、前記冷凍サイクルにおける高圧圧力が第1の閾値を超えたとき、前記上段側の前記コンデンサファンを駆動し、前記高圧圧力が第2の閾値を超えたとき、前記下段側の前記コンデンサファンを駆動することを特徴とする請求項1に記載の車両用空気調和装置。
  3. 前記制御部は、前記高圧圧力および/または前記ファンモータの電流値、前記コンデンサ下方部の伝熱管または表面温度、もしくは前記コンデンサ前後の空気温度のいずれか1つ以上を検知して前記コンデンサファンの駆動可否を判定することを特徴とする請求項1または2に記載の車両用空気調和装置。
  4. 前記制御部は、前記高圧圧力の上昇を検知し、その上昇が早すぎるとき、前記圧縮機の押しのけ量を減少させることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の車両用空気調和装置。
  5. 前記制御部は、低外気温下での除湿運転時、前記圧縮機のオン/オフと連動することなく、前記コンデンサファンを継続駆動することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の車両用空気調和装置。

JP2007132457A 2007-05-18 2007-05-18 車両用空気調和装置 Expired - Fee Related JP4949926B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007132457A JP4949926B2 (ja) 2007-05-18 2007-05-18 車両用空気調和装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007132457A JP4949926B2 (ja) 2007-05-18 2007-05-18 車両用空気調和装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008285029A true JP2008285029A (ja) 2008-11-27
JP4949926B2 JP4949926B2 (ja) 2012-06-13

Family

ID=40145188

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007132457A Expired - Fee Related JP4949926B2 (ja) 2007-05-18 2007-05-18 車両用空気調和装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4949926B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013178032A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 車両用ヒートポンプ式空調機及びその運転方法
JP2013245922A (ja) * 2012-05-29 2013-12-09 Mitsubishi Electric Corp 空気調和装置
JP2014048038A (ja) * 2012-09-04 2014-03-17 Hino Motors Ltd 熱交換器
JP2014058205A (ja) * 2012-09-17 2014-04-03 Denso Corp 車両用空調装置
KR102133259B1 (ko) * 2019-08-02 2020-07-13 동아전장주식회사 버스 차량용 콘덴서 장치
WO2024181100A1 (ja) * 2023-03-01 2024-09-06 株式会社デンソー 空調装置

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57198393A (en) * 1981-05-29 1982-12-04 Nippon Denso Co Ltd Fan speed controller
JPH0293255A (ja) * 1988-09-30 1990-04-04 Toshiba Corp 空気調和機
JPH05141751A (ja) * 1991-11-19 1993-06-08 Toshiba Corp 空気調和機
JPH05248716A (ja) * 1992-03-09 1993-09-24 Daikin Ind Ltd 空気調和装置の運転制御装置
JP2000043530A (ja) * 1998-07-27 2000-02-15 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 車両用空気調和装置およびその冷房能力調整方法
JP2001121955A (ja) * 1999-10-28 2001-05-08 Denso Corp 車両の空調制御装置
JP2001248881A (ja) * 2000-03-06 2001-09-14 Denso Corp 空調装置
JP2002139260A (ja) * 2000-11-02 2002-05-17 Sanyo Electric Co Ltd 凝縮器用送風機の速度調整装置
JP2004208457A (ja) * 2002-12-26 2004-07-22 Zexel Valeo Climate Control Corp モータ制御装置
JP2005193753A (ja) * 2004-01-06 2005-07-21 Fuso Engineering Corp バス用空調装置

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57198393A (en) * 1981-05-29 1982-12-04 Nippon Denso Co Ltd Fan speed controller
JPH0293255A (ja) * 1988-09-30 1990-04-04 Toshiba Corp 空気調和機
JPH05141751A (ja) * 1991-11-19 1993-06-08 Toshiba Corp 空気調和機
JPH05248716A (ja) * 1992-03-09 1993-09-24 Daikin Ind Ltd 空気調和装置の運転制御装置
JP2000043530A (ja) * 1998-07-27 2000-02-15 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 車両用空気調和装置およびその冷房能力調整方法
JP2001121955A (ja) * 1999-10-28 2001-05-08 Denso Corp 車両の空調制御装置
JP2001248881A (ja) * 2000-03-06 2001-09-14 Denso Corp 空調装置
JP2002139260A (ja) * 2000-11-02 2002-05-17 Sanyo Electric Co Ltd 凝縮器用送風機の速度調整装置
JP2004208457A (ja) * 2002-12-26 2004-07-22 Zexel Valeo Climate Control Corp モータ制御装置
JP2005193753A (ja) * 2004-01-06 2005-07-21 Fuso Engineering Corp バス用空調装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013178032A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 車両用ヒートポンプ式空調機及びその運転方法
JP2013245922A (ja) * 2012-05-29 2013-12-09 Mitsubishi Electric Corp 空気調和装置
JP2014048038A (ja) * 2012-09-04 2014-03-17 Hino Motors Ltd 熱交換器
JP2014058205A (ja) * 2012-09-17 2014-04-03 Denso Corp 車両用空調装置
KR102133259B1 (ko) * 2019-08-02 2020-07-13 동아전장주식회사 버스 차량용 콘덴서 장치
WO2024181100A1 (ja) * 2023-03-01 2024-09-06 株式会社デンソー 空調装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4949926B2 (ja) 2012-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2418111B1 (en) Vehicular air conditioning system
US9481226B2 (en) Vehicular air-conditioning system including a temperature-dependent control cycle
JP5611072B2 (ja) ヒートポンプ式車両用空調装置およびその除霜方法
JP6257940B2 (ja) ヒートポンプ式車両用空調システムおよびその除霜方法
WO2012060132A1 (ja) ヒートポンプ式車両用空調装置およびその除霜方法
WO2013094144A1 (ja) 車両用空調装置
WO2020235263A1 (ja) 車両搭載機器の温度調整装置及びそれを備えた車両用空気調和装置
JP4949926B2 (ja) 車両用空気調和装置
JP6539116B2 (ja) 車両用空気調和装置
JP2003326962A (ja) 車両用空調装置
CN112424006B (zh) 车辆用空调装置
JP2011105150A (ja) 車両用空調装置
JP4285292B2 (ja) 車両用冷却システム
JP2018128243A (ja) 除霜機能をもつヒートポンプ装置
JP2013075650A (ja) 自動車用温調システム
JP2013237380A (ja) 車両用空調装置及び車両
JP4460913B2 (ja) 空調装置
TWI779590B (zh) 車輛空調系統
TWI779591B (zh) 車輛空調系統
WO2012114426A1 (ja) 車両用空調システム
JP2007253901A (ja) 車両用空調装置
KR20140098890A (ko) 차량용 히트 펌프 시스템 및 그 제어방법
JP2012076589A (ja) 車両用空調装置
JP2021139597A (ja) ヒートポンプ式冷凍サイクルにおける室外熱交換器の除霜方法
JP7285363B1 (ja) 車両用の温調システムおよび温調方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110614

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110812

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120214

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120308

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150316

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4949926

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150316

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees