JP2008284745A - 印字装置および印字方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】印字用データ内の段落を視覚的に識別することが可能であり、かつ、容易に用紙を節約することが可能な印字装置を提供する。
【解決手段】作成部11は、印字用データを作成する。編集部12は、作成部11が作成した印字用データ内の行の高さを調整する。プリンタ13は、編集部12が調整した印字用データを用紙に印字する。
【選択図】図1
【解決手段】作成部11は、印字用データを作成する。編集部12は、作成部11が作成した印字用データ内の行の高さを調整する。プリンタ13は、編集部12が調整した印字用データを用紙に印字する。
【選択図】図1
Description
本発明は、データを用紙に印字する印字装置および印字方法に関する。
レシートプリンタ等での印字用データを印刷する際に使用されるレシート用紙の節約が求められている。印字装置は、レシート用紙を節約するためには、レシートプリンタを制御するためのESCコマンドまたはメソッドを用いて、文字間隔または行間などを指定する必要がある。
しかしながら、ESCコマンドまたはメソッドを用いて文字間隔または行間などを指定する指定方法は、複雑なため、あまり使用されていない。
特許文献1(特開平8−305958号公報)には、容易にレシート用紙を節約することが可能なレシート・ジャーナルプリンタが記載されている。
このレシート・ジャーナルプリンタは、レシートの1行分のデータである「レシート1行印字データ」を受信すると、その「レシート1行印字データ」を格納する。また、レシート・ジャーナルプリンタは、「改行コマンド」を受信したときに「レシート1行印字データ」が格納されていないと、印刷用紙のフィードを行わない。
これにより、改行コードだけの行では、改行が行われないため、レシート用紙を節約することが可能になる。
特開平8−305958号公報
印字用データ内の改行だけの行は、レシート用紙を受け取った者が、レシート用紙に印字された印字用データ内の段落を視覚的に識別するために用いられる。
特許文献1に記載のレシート・ジャーナルプリンタは、ジャーナル用紙の節約のために提案されており、印字用データ内の改行だけの行が改行されないため、その印字用データ内の段落を視覚的に識別することが困難になる。
そこで、本発明の目的は、印字用データ内の段落を視覚的に識別することが可能であり、かつ、容易に用紙を節約することが可能な印字装置および印字方法を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明による印字装置は、印字用データを作成する作成部と、前記作成部が作成した印字用データ内の行の高さを調整する調整部と、前記調整部が調整した印字用データを用紙に印字する印字部と、を含む。
また、本発明による印字方法は、印字用データを作成する作成ステップと、前記作成された印字用データ内の行の高さを調整する調整ステップと、前記調整された印字用データを用紙に印字する印字ステップと、を含む。
本発明によれば、印字用データ内の段落を視覚的に識別することが可能になり、かつ、容易に用紙を節約することが可能になる。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施例の印字装置の構成を示したブロック図である。
図1において、印字装置は、作成部11と、編集部12と、プリンタ13とを含む。
なお、作成部11および編集部12の機能は、専用のハードウェアにより実現されるもの以外に、その機能を実現するためのプログラムを、コンピュータにて読取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実現するものであってもよい。この場合、作成部11は、アプリケーションプログラムにて実現され、編集部12は、プリンタ13のドライバにて実現されることが望ましい。
作成部11は、印字用データを作成する。なお、印字用データは、文字情報である。
編集部12は、調整部の一例であり、作成部11が作成した印字用データ内の行の高さを調整する。ここで、行の高さは、その行の文字高さと、その行の改行コードによる改行量との和である。
例えば、編集部12は、印字用データ内の行の改行量を調整する。このとき、編集部12が改行量を小さく調整すれば、用紙を節約することが可能になる。
このとき、調整後の行の高さは、予め設定されていてもよいし、ユーザにて設定されてもよい。また、作成部11がアプリケーションプログラムにて実現され、編集部12がプリンタ13のドライバにて実現される場合、調整後の行の高さは、編集部12が予め定められたその高さを示す数値をドライバの起動時に読み込んでもよいし、作成部11がドライバの起動後にその数値を編集部12に設定してもよい。
なお、編集部12は、その行の高さを調整した文字情報である印字用データを画像データに変換してもよい。画像データの形式は、例えば、ビットマップなどである。なお、画像データの形式は、ビットマップに限らず適宜変更可能である。
プリンタ13は、印字部の一例であり、編集部12が調整した印字用データを用紙に印字する。用紙は、例えば、レシート用紙またはジャーナル用紙である。なお、用紙は、レシート用紙またはジャーナル用紙に限らず適宜変更可能である。
次に動作を説明する。
作成部11は、印字用データを作成すると、その印字用データを編集部12に出力する。
編集部12は、その印字用データを受け付けると、その印字用データ内の行の高さを調整し、その調整した印字用データをプリンタ13に出力する。このとき、編集部12は、その行の高さを調整した文字情報である印字用データを画像データに変換し、その変換した印字用データを出力してもよい。
プリンタ13は、その印字用データを受け付けると、その印字用データを用紙に印字する。
次に効果を説明する。
作成部11は、印字用データを作成する。編集部12は、作成部11が作成した印字用データ内の行の高さを調整する。プリンタ13は、編集部12が調整した印字用データを用紙に印字する。
この場合、印字用データ内の行の高さが調整される。このため、印字用データ内の改行だけの行が改行されないことを防止しながら、用紙を節約することが可能になる。また、ESCコマンドおよびメソッドが用いられなくても良くなる。したがって、印字用データ内の段落を視覚的に識別することが可能になり、かつ、容易に用紙を節約することが可能になる。
次に第二の実施例を説明する。以下では、主に第一の実施例と異なる構成について説明する。
本実施例では、編集部12には、高さを調整する行を特定するための調整条件が設定される。調整条件は、予め設定されていてもよいし、ユーザにて設定されてもよい。
編集部12は、作成部11が作成した印字用データ内の調整条件を満たす行の高さを調整する。
調整条件は、例えば、改行コードだけの行を指定する条件である。この場合、編集部12は、その印字用データ内の改行コードだけの行の高さを調整する。
以下、調整条件が改行コードだけの行を指定する条件である場合について、図2ないし図4を用いて説明する。
図2は、行の高さが調整されていない印字用データの一例を示した説明図である。図2には、行1ないし2が示されている。行1および3は、改行コードと文字とを含む行であり、行2は、改行コードだけの行である。なお、各行において、LFは、改行コードを示す。
図2では、行の高さが調整されていないので、行1ないし行3の行の高さは等しい。なお、各行の文字高さをM(ドット)とし、各行の改行量をN(ドット)としている。
調整条件が改行コードだけの行を指定する場合、編集部12は、印字用データ内の改行コードだけの行2の文字高さを調整して、行2の高さを調整する。
図3は、行の高さが調整された印字用データの一例を示した説明図である。
図3では、編集部12は、行2の文字高さMをL(ドット)に調整している。なお、編集部12は、行1および3の高さを調整していない。
このとき、編集部12がLをMより小さくすれば、用紙を節約することが可能になる。
例えば、調整前の文字高さMが16ドットであり、改行量Nが3ドットである場合、改行コードだけの行の文字高さLが8ドットに調整すれば、改行コードだけの行一つ当たり、8ドット分の用紙を節約することが可能になる。このとき、プリンタ13が8ドットを1mmで印字する場合、改行コードだけの行一つ当たり1mm分の用紙を節約することが可能になる。
編集部12は、図3では、改行コードだけの行の文字高さを調整していたが、その行の文字高さと改行量とを調整してもよい。
図4は、行の文字高さと改行量とが調整された印字用データの一例を示した説明図である。
図4では、編集部12は、印字用データ内の行2の文字高さMと改行量Nとの和M+NをLに調整している。なお、行の文字高さと改行量の和は、行の高さに等しい。
このとき、編集部12がLをM+Nより小さくすれば、用紙を節約することが可能になる。
次に効果を説明する。
本実施例によれば、編集部12は、高さを調整する行を特定するための調整条件が設定され、その調整条件を満たす印字用データ内の行の高さを調整する。
この場合、条件が適宜設定されれば、所望の行の高さを調整することが可能になる。
また、本実施例では、調整条件は、改行コードだけの行を指定する条件である。
調整後の行の高さが適宜設定されれば、視覚的に段落を識別しながら、容易にレシート用紙を節約することが可能になる。また、文字を含む行の高さが調整されると、文字が見づらくなる可能性があるが、本実施例では、改行コードだけの行は文字を含まないので、文字の見易さを確保しながら、用紙を節約することが可能になる。
次に第三の実施例を説明する。以下では、主に第一および第二の実施例と異なる構成について説明する。
本実施例では、作成部11には、行の高さを調整する場所を特定するための特定条件が設定される。特定条件は、例えば、店名および連絡先などのコメントを記載するコメント欄である。なお、特定条件は、予め設定されていてもよいし、ユーザにて設定されてもよい。
作成部11は、印字用データ内のその特定条件を満たす場所の改行コードを拡張改行コードに変換する。
また、調整条件は、拡張改行コードだけの行を指定する条件であり、編集部12は、作成部11が変換した印字用データ内の拡張改行コードだけの行の高さを調整する。なお、編集部12は、その印字用データ内の改行コードだけの行の高さは調整しない。
例えば、特定条件は、図2において、行2および3を指定する条件であるとすると、作成部11は、行2および行3の改行コードを拡張改行コードに変換する。これにより、行2が拡張改行コードだけの行になる。
編集部12は、作成部11が変換した印字用データ内の拡張改行コードだけの行2の高さを調節する。
図5は、拡張改行コードだけの行の高さが調整された印字用データの一例を示した説明図である。図5において、行1および5は、文字と改行コードとを含む行であり、行2は、拡張改行コードだけの行であり、行3は、文字と拡張改行コードとを含む行であり、行4は、改行コードだけの行である。
図5では、編集部12は、印字用データ内の拡張改行コードだけの行2の文字高さMをLに調整している。なお、編集部12は、その他の行1、3、4および5の高さを調整していない。
ここで、編集部12は、拡張改行コードだけの行2の文字高さを調整したが、行2の文字高さおよび改行量を調整してもよい。
次に効果を説明する。
本実施例では、作成部11は、行の高さを調整する場所を特定するための特定条件が設定され、印字用データ内のその特定条件を満たす改行コードを拡張改行コードに変換する。編集部12は、調整条件として、拡張改行コードだけの行を指定する条件が設定される。
この場合、拡張改行コードだけの行の高さが調整され、改行コードだけの行は調整されない。
よって、作成部11は改行コードを拡張改行コードに変換するだけで、用紙を節約することが可能になる。また、特定条件を適宜設定することで、改行コードと拡張改行コードとを使い分けることが可能になり、高さを調整する行を選択することが可能になる。
以上説明した各実施例において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
例えば、プリンタ13が、印字部としての機能に加え、調整部としての機能を有してもよい。
11 作成部
12 編集部
13 プリンタ
12 編集部
13 プリンタ
Claims (8)
- 印字用データを作成する作成部と、
前記作成部が作成した印字用データ内の行の高さを調整する調整部と、
前記調整部が調整した印字用データを用紙に印字する印字部と、を含む印字装置。 - 請求項1に記載の印字装置において、
前記調整部は、高さを調整する行を特定するための調整条件が設定され、前記印字用データ内の該調整条件を満たす行の高さを調整する、印字装置。 - 請求項2に記載の印字装置において、
前記調整条件は、改行コードだけの行を指定する条件である、印字装置。 - 請求項2に記載の印字装置において、
前記調整条件は、拡張改行コードだけの行を指定する条件であり、
前記作成部は、行の高さを調整する場所を特定するための特定条件が設定され、前記印字用データ内の該特定条件を満たす場所の改行コードを前記拡張改行コードに変換する、印字装置。 - 印字用データを作成する作成ステップと、
前記作成された印字用データ内の行の高さを調整する調整ステップと、
前記調整された印字用データを用紙に印字する印字ステップと、を含む印字方法。 - 請求項5に記載の印字方法において、
前記調整ステップでは、前記印字用データ内の、高さを調整する行を特定するための調整条件を満たす行の高さを調整する、印字方法。 - 請求項6に記載の印字方法において、
前記調整条件は、改行コードだけの行を指定する条件である、印字方法。 - 請求項6に記載の印字方法において、
前記調整条件は、拡張改行コードだけの行を指定する条件であり、
前記作成ステップは、前記印字用データ内の、高さを調整する場所を特定するための特定条件を満たす場所の改行コードを前記拡張改行コードに変換する変換ステップを含む、印字方法。
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JP2007130489A JP2008284745A (ja) | 2007-05-16 | 2007-05-16 | 印字装置および印字方法 |
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Effective date: 20100310 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A521 | Written amendment |
Effective date: 20100428 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20100526 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |