JP2008284273A - 眼科遠隔診断システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 患者や眼科検査機器が離れた場所にあっても、前記眼科検査機器を眼科の専門医が遠隔から操作することで精度の高い診断を行えるような操作性を有した眼科遠隔診断システムを提供することである。
【解決手段】 検査サイト11と診断サイト12とを有し、これら検査サイト11と診断サイト12とが通信回線13を介して結ばれる眼科遠隔診断システム10であって、前記検査サイト11に顕微鏡本体21、駆動部24、観察部25からなる眼科検査装置20を備え、前記診断サイト12に前記通信回線13を介して前記駆動部24及び観察部25を遠隔操作しながら患者Aの眼を診断するための診察用及び制御用のモニタ60、制御プログラム等からなるユーザインターフェース手段14を備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、離れた場所における患者の眼科診断を遠隔操作によって行うための眼科遠隔診断システムに関するものである。
山間へき地などでは現在、専門医が不足しており、特に眼科にあっては、内科や外科に比べて専門医の数が少ない状況にある。そのため、地理的距離を越えて専門医の診断が受けられる遠隔診療に対する要求が高まっている。
現在実施されている眼科の遠隔診療では、患者の眼の静止画像や動画像を専門の眼科医のいる場所に伝送するなどして診断する方法が用いられている。しかしながら、診断するための情報量が少ないため、専門的な診断を得ることが困難であり、緑内障や網膜剥離などの失明につながる重大な病気の発見に遅れが生じている。
前記眼科における診断画像の伝送精度を向上させたものとして、非特許文献1に示されているような遠隔医療システムがある。この遠隔医療システムは、伝送媒体として高速のインターネット回線を複数回線使用し、完全フル動画像の伝送を実現するものであり、伝送する映像としては、眼科検査機器の一つである細隙灯顕微鏡からのカメラ映像となっている。
前記細隙灯顕微鏡を構成要素とした眼科診療システムとしては、特許文献1に示されるように、細隙灯顕微鏡などの複数の眼科検査機器にそれぞれCCDカメラを取り付け、各CCDカメラからワイヤレスで診断画像を複数のモニタに表示させるように構成したものがある。ここでは、CCDカメラやモニタが複数ある場合に、混線などを生じさせることなく、各眼科検査機器からの映像を的確に切り換えてモニタ表示させることを目的としている。また、特許文献2では、インターネット接続による視覚検査のための遠隔医療システムが開示されている。このシステムでは、眼科検査機器が備わる検査サイトと眼科医がいる診断センターとをインターネット伝送センターを介して結んだ構成になっている。前記診断センターでは、専門の眼科医が検査サイトにある複数の眼科検査機器からの映像や診断データを収集し、患者の診断を行うことを目的としている。
特開2005−144086号公報 特表2005−518856号公報 「旭川医科大学眼科の遠隔医療システム」,松下テクニカルジャーナル,OCTOBER-1999,Vol.45-No.5
ところで、前記細隙灯顕微鏡を用いた検査は、一般的に行われる眼科診断手法であり、臨床学・組織学的構造を基に行われる。この細隙灯顕微鏡は、照明系としての細隙光(スリット光)と、観察系としての顕微鏡を用い、前記スリット光により、角膜及び水晶体の光学的切片をつくり、拡大観察することによって診断を行う。ここで、眼科医は前記スリット光を手元で操作することにより眼球上に反射する光学的切片を動作させ、眼球上又は眼球内部の組織状態を検査している。このような細隙灯顕微鏡を用いた検査には、高度な臨床学・組織学的知見に加え、スリット光の操作においても豊富な経験を要する。
しかしながら、上記非特許文献1、特許文献1及び特許文献2では、診断する眼科医は、離れた場所にいる患者の眼の映像を診るだけであり、眼科検査機器を操作することができない。特に、前記細隙灯顕微鏡のような眼科検査機器にあっては、いかに伝送されてくる診断映像が鮮明であったとしても、眼科医が直接眼科検査機器を操作しないと正確な診断が行えない場合がある。このため、上述したような現在行われている診断映像のみを基とした遠隔診断を導入したとしても、特に経験が必要な細隙灯顕微鏡のような眼科検査機器の操作を行うことができない限り、専門的な診断を得ることが難しいといった問題が生じている。
そこで、本発明の目的は、患者や眼科検査機器が離れた場所にあっても、前記眼科検査機器を眼科の専門医が遠隔から操作することで精度の高い診断を行えるような操作性を有した眼科遠隔診断システムを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の眼科遠隔診断システムは、検査サイトと診断サイトとを有し、これら検査サイトと診断サイトとが通信回線を介して結ばれる眼科遠隔診断システムであって、前記検査サイトに眼科検査装置を備え、前記診断サイトに前記通信回線を介して前記眼科検査装置を遠隔操作しながら診察するユーザインターフェース手段を備えたことを特徴とする。
前記ユーザインターフェース手段は、前記観察部から伝送されてくる観察像を映し出す診察モニタと、前記駆動部及び観察部における駆動設定を行う制御モニタと、前記駆動部を操作するポインティングデバイスと、前記診察モニタ、制御モニタ及びポインティングデバイスを制御する制御プログラムとで構成される。
前記制御モニタは、前記眼科検査装置のスリット照明部の駆動設定を行うスリット光操作画面と、前記顕微鏡カメラの駆動設定を行う顕微鏡カメラ設定画面と、前記検査サイト内のコミュニケーション装置からの映像を表示する検査サイト映像画面とを備える。
本発明に係る眼科遠隔診断システムによれば、眼科医が患者から離れた場所にあっても、患者側にある眼科検査装置を眼科医側のユーザインターフェース手段を介して直接操作しながら患者の眼の診断を行うことができるので、眼科医が直接患者を診ることができない場所からでも、重大な眼の病気を迅速且つ確実に診断することができる。
また、前記ユーザインターフェース手段が、診察モニタ、制御モニタ及び細隙灯顕微鏡のような診断に高度な操作性が要求される眼科検査装置を実際の操作感覚と同じように操作可能なポインティングデバイスを備えているので、患者の眼の症状に合わせた的確な診断を行うことができる。
さらに、前記制御モニタには、前記細隙灯顕微鏡の操作に必要なスリット光操作画面や顕微鏡カメラ設定画面、また、検査中の患者の状態を観察するための検査サイト映像画面が設けられているため、操作性に優れると共に患者と直接対面して診察を行えるような環境をつくりだすことができる。
以下、添付図面に基づいて本発明に係る眼科遠隔診断システムの実施形態を詳細に説明する。図1に示すように、本実施形態の眼科遠隔診断システム10は、被検者(患者)Aやこの患者Aをサポートする眼科が専門でない医師や看護師等の補助者Bが待機する眼科の検査サイト11と、眼科の専門医(眼科医)Cが待機する診断サイト12とを有し、前記検査サイト11と診断サイト12とが高速の通信回線13で結ばれた構成となっている。
前記検査サイト11としては、眼科の専門医が常駐していない過疎地等の病院や診療所を想定している。この検査サイト11には、眼科検査機器の一つである細隙灯顕微鏡を中心とした眼科検査装置20が備えられている。一方、診断サイト12としては、眼科の専門医が常駐している都心部等の総合病院あるいは眼科の専門医院等を想定しており、ここには、前記眼科検査装置20を遠隔操作するための汎用コンピュータや制御プログラムからなるユーザインターフェース手段14が設けられている。なお、前記検査サイト11は、前記眼科検査装置20が備えられ、診断サイト12は、眼科医Cが診断を行える場所であればよく、病院などの特定の場所に限定されるものではない。
前記眼科検査装置20は、図2に示すように、一般的な細隙灯顕微鏡としての基本的な機能を備えた顕微鏡本体21と、この顕微鏡本体21に備わるスリット照明部22や顕微鏡カメラ23を操作する複数の駆動軸からなる駆動部24と、前記顕微鏡本体21によって捕捉される患者の眼を撮像する顕微鏡カメラ23からなる観察部25とを備えている。前記顕微鏡本体21は、直接眼科医が操作する一般的な構造のものであり、前記スリット照明部22や観察部25の他に患者の顎を載せて検査位置を定める顎台部26やこの顎台部26を昇降させる可動式の支持台部27とを備えて構成されている。前記駆動部24は、前記スリット照明部22から発せられるスリット光を遠隔操作によって自動で患者の眼に合わせて操作したり、前記顕微鏡カメラ23を所定位置に移動させたりするために設けられている。この駆動部24は、前記スリット光を患者の眼の検査位置に照準を合わせるために前記スリット照明部22を水平方向(X軸及びY軸)及び垂直方向(Z軸)に移動自在なスリット照明移動機構部28と、スリット光の照射角度を可変するチルト軸32、スリット光のスキャニングを行う横振り軸33、スリット光を回転させる回転軸34、スリット光の幅や長さを可変するスリット調整軸35,36、フィルタ交換機構部37などで構成されている。また、前記観察部25は、自動焦点機構や倍率調整機構を有する顕微鏡カメラ23が取り付けられ、前記スリット照明部22に対して水平方向に回動可能な観察架台38とともに前記駆動部24によって駆動制御される。
前記スリット照明移動機構部28は、前記スリット照明部22の台座部22aを眼科医又は患者から見て左右方向に往復移動させるX軸駆動部29と、前後方向に往復移動させるY軸駆動部30と、上下方向に往復移動させるZ軸駆動部31と、前記X軸,Y軸及びZ軸上で移動した位置で回転させる回転駆動部39とで構成され、スリット照明部22全体の3次元駆動が可能となっている。その他のチルト軸32、横振り軸33、回転軸34、スリット調整軸35,36、フィルタ交換機構部37には、それぞれ図示しない小型のモータが組み込まれている。観察部25に備えられている観察架台38のスリット光を中心とした周回移動は、前記回転駆動部39によって駆動される。
前記駆動部24は、各駆動軸に配置される数値制御可能で精密な動きをするDCモータやステッピングモータが使用され、通信回線13を介した場合であっても操作遅延を生じさせないようにリアルタイムで駆動制御される。図3は前記眼科検査装置20を備える検査サイト11内のシステム構成を示すブロック図である。図3に示されるように、前記駆動部24は、前記各駆動軸を診断サイト12からの指令に基づいてリアルタイム駆動させるためのリアルタイム制御部41を備えたハードウェアインターフェース手段40を介して駆動制御される。このハードウェアインターフェース手段40は、前記リアルタイム制御部41の他に、顕微鏡カメラ23で撮像される患者の眼の観察像を取り込むためのビデオスイッチャ42と、このビデオスイッチャ42によって選択された映像を伝送させるための映像音声伝送部43と、診断サイト12からの駆動制御信号を取り入れたり、前記映像音声伝送部43から伝送される顕微鏡カメラ23の観察像を診断サイト12に送出させたりするためのネットワークスイッチ44とを備える。
前記検査サイト11及び診断サイト12の双方には、図1及び図3に示したように、各サイト内の映像や音声を伝達するためのコミュニケーション装置15,16が設けられる。このコミュニケーション装置15,16は、主に前記眼科検査装置20に向かう患者Aの状態を監視し、眼科医Cから検査上の説明や指示を与えるために設けられるものである。検査サイト11におけるコミュニケーション装置15としては、2台のモニタカメラ46a,46bや、スピーカ47,マイク48,モニタ49を備える図示しないパーソナルコンピュータ(パソコン)によって構成される。前記モニタカメラ46a,46bは、例えば、眼科検査装置20上や検査サイト11内の壁や天井などに取り付け可能な小型のCCDカメラが使用され、検査中の患者Aや補助者Bが見渡せる位置に適宜配置される。一方、診断サイト12におけるコミュニケーション装置16としては、診断用のモニタ60に取り付けられる小型のモニタカメラ66と、スピーカやマイクが接続されるパソコンとなる。このコミュニケーション装置15,16によって、診断サイト12では検査サイト11内における患者Aの検査中の状態が確認でき、検査サイト11では、診断サイト12内において診断中の眼科医Cの様子を映し出し、眼科医Cから検査上の注意や指示を受けることができる。これによって、あたかも患者Aと眼科医Cとが直接対面して検査を受けている状態が再現されると共に、補助者Bと眼科医Cとの間においてもコミュニケーションをとることができるので、検査をより円滑に行うことができる。
前記診断サイト12には、図4及び図5に示すように、通信回線13を介して前記検査サイト11に備わる眼科検査装置20の駆動部24及び観察部25を遠隔操作及びモニタリングするためのユーザインターフェース手段50が備えられている。このユーザインターフェース手段50は、モニタ60,キーボード63,ポインティングデバイス(ジョイスティック)64,マイク68などの周辺機器を備える汎用のパソコン51と、このパソコン51にインストールされ、前記ハードウェアインターフェース手段40を介して眼科検査装置20の各駆動軸を駆動させたり、観察部25から送られる顕微鏡カメラ23からの観察像17を表示させたりするための診断側のコントローラとしての機能を含む制御プログラム52とを備えて構成されている。なお、前記ジョイスティック64は、一般的な顕微鏡本体21に備わり、スリット照明部22を手動で駆動させる操作レバーと略同じ動きをする。
前記制御プログラム52は、図5に示されるように、通信回線13を介して制御信号及び映像信号のやりとりを行うためのネットワークスイッチ53、ルータ54と、眼科検査装置20からの患者の眼の観察像17及び検査サイト11内の患者の映像とを切り換えるビデオスイッチャ55と、眼科検査装置20の駆動部24や観察部25を駆動制御するリアルタイム制御部56と、前記顕微鏡カメラ23の移動位置を検出する顕微鏡カメラ位置検出部58と、診断サイト12内に設けられるコミュニケーション装置16の映像信号や音声信号を伝送するための映像音声伝送部57とで構成される。前記リアルタイム制御部56では、図4に示したようなジョイスティック64における3次元の動きを高速に数値データに変換し、通信回線13を介して眼科検査装置20の駆動部24に伝送する機能を有している。なお、前記通信回線13は、一般的なインターネット網を利用するが、顕微鏡カメラ23からの観察像17をリアルタイムに表示したり、眼科検査装置20に備わる各駆動軸の動きを素早く切り換えたりするため、ADSLや光による数十Mbps以上の高速通信回線を使用することができるが、特に、検査サイト11と診断サイト12との双方向通信を遅延なく円滑に行わせるために上り下りの速度に差のない光ファイバを用いた光通信を用いるのが好ましい。
前記診断サイト12に備わるモニタ60は、図4に示したように、右側が患者の眼の顕微鏡映像を表示する診察モニタ61で、左側が眼科検査装置20の操作設定を行う制御モニタ62となっている。前記診察モニタ61は、診断の中心となるものであるため、見やすく細かな箇所まで鮮明に表示させる必要がある。このため、15インチ以上でフルカラー且つ高解像度のものが好ましい。この診察モニタ61は、従来の一般的な顕微鏡本体21に備わるアイピースと同じような、眼科医が実際に覗き込んで見る患者の眼の顕微鏡映像が映し出される。一方の前記制御モニタ62は、図6に示すように、タッチスクリーンパネルになっており、眼科検査装置20におけるスリット照明部22や顕微鏡カメラ23の駆動に伴う各種の設定を行うためのタッチ式のパネルスイッチ86やこのパネルスイッチ86の状態を示すスイッチ表示部87が設けられている。スリット照明部22の設定項目としては、レンズフィルタの選択、スリット光のオン/オフ操作、スリット光の入射角度の設定、スリット光の幅、長さ、量の設定を行うスリット光調整、前置レンズを右方向あるいは左方向からローテーションさせる回転設定などがある。顕微鏡カメラ23の設定項目としては、移動速度や観察倍率などがある。
実際に眼科検査装置20を操作する場合は、前記制御モニタ62によって予めスリット照明部22や顕微鏡カメラ23の初期設定を行った上で、ジョイスティック64の操作レバー65aを握り、スリット光を患者の眼に照準を合わせる操作を行う。このジョイスティック64による操作は、前記診察モニタ61を見ながら前後左右に傾けることで、眼の動きや検査位置に追従するようになっている。また、前記操作レバー65aは、回転式スイッチとなっており、右方向や左方向に回転させることで、前記スリット照明部22を上下動させることができる。また、前記ジョイスティック64には、操作レバー65aの他にいくつかのスイッチボタン65bを設け、このスイッチボタン65bに前記制御モニタ62で設定するスリット照明部22や顕微鏡カメラ23の操作機能を付加することもできる。前記診察モニタ61及び制御モニタ62は、独立して構成されているので、配置は任意であるが、前記診察モニタ61を中心にした場合、制御モニタ62を左側に配置することで、スリット照明部22や顕微鏡カメラ23の設定は左手で行い、スリット光の照準合わせなどの細かい操作をジョイスティック64によって右手で操作することができる。なお、左利きの場合は、前記制御モニタ62を右側に配置し、左手でジョイスティック64を操作するようにすることができる。
図6に示した制御モニタ62の画面構成は、前記眼科検査装置20の操作性を考慮した一つの例を示したものであり、左半分がスリット照明部22の設定や操作に関わるスリット光操作画面71である。また、右側の上段が前記コミュニケーション装置15,16によって撮影される検査サイト11内の様子を写す検査サイト映像画面72であり、下段が患者の眼をモニタリングしている顕微鏡カメラ23の設定を行う顕微鏡カメラ設定画面73となっている。前記スリット光操作画面71は、レンズフィルタの選択を行うレンズ設定部74、スリット光のオン/オフ操作を行うオン/オフ部75、スリット光の入射角度の設定を行う角度設定部76、スリット光の幅、長さ、量の設定を行うスリット光調整部77、前置レンズを右方向あるいは左方向からローテーションさせる回転設定部78などがある。顕微鏡カメラ設定画面73は、移動速度を可変させる移動速度設定部81や観察像17を拡大するための観察倍率設定部82が設けられる。
前記制御モニタ62で設定された情報は、前記制御プログラム52及び通信回線13を介して検査サイト11のハードウェアインターフェース手段40に伝送され、リアルタイムに眼科検査装置20の所定の駆動軸を駆動する。また、顕微鏡カメラ設定画面73は、図6に示したように、前記顕微鏡カメラ23の移動速度や観察倍率を設定するためのパネルスイッチ類の他に、患者の眼に対して顕微鏡カメラ23の焦点がどこにあるかX−Y軸上で把握するためのモニタ座標軸83や顕微鏡カメラ23の移動速度あるいは観察倍率を目盛上に表示する目盛表示部84からなる情報表示部80が設けられている。前記モニタ座標軸83の左右に配置されている一対の方向スイッチ83a,83bは、顕微鏡カメラ23の焦点を素早く患者の右眼や左眼に移動させるためのものである。この方向スイッチ83a,83bをタッチすることによって、顕微鏡カメラ23の焦点を患者の左右どちらかの眼の中心位置に自動的にポジショニングさせることができる。
また、前記顕微鏡カメラ設定画面73の下端には、計測記録スイッチ85が設けられている。この計測記録スイッチ85は、前記顕微鏡カメラ設定画面73で操作及び表示される顕微鏡カメラ23による観察の位置情報を記録させるためのものであり、患者の眼の観察すべき所定位置に移動したポイントでタッチすることで、後述する患部データ計測記録手段59に取り込ませることができる。なお、前記スリット光操作画面71や顕微鏡カメラ設定画面73に設けられている右、左と表示されているパネルスイッチは、検査している患者から見た右眼、左眼に対応させている。
前記情報表示部80における顕微鏡カメラ23の位置情報などは、図5に示したように、患部データ計測記録手段59に取り込まれる。この患部データ計測記録手段59では、前記情報表示部80のモニタ座標軸83から前記診察モニタ61に映し出されている実際の患部の位置データが算出され、この位置データに基づいて前記患部の大きさや面積、体積などが計測される。ここで計測された各パラメータは、パソコン51内に保存したり、プリント出力などしたりすることで、前記患部における病変の改善や悪化などの状態を眼科医が的確に判定することが可能となる。
前記検査サイト映像画面72は、2つのモニタ画面72a,72bが設けられており、検査サイト11内に設置されている2台のモニタカメラ46a,46bからの映像を同時に映し出すことができる。例えば、一方のモニタ画面72aには、眼科検査装置20に取り付けられ、眼科医Cの視点で見た患者の正面映像を映し、他方のモニタ画面72bには患者の側面や背面を中心としたサイト内映像を映し出すことによって、前記スリット光操作画面71や顕微鏡カメラ設定画面73での設定を眼科医のイメージ通りに行うことができる。また、患者の状態を同時に見ることができるので、検査に応じた姿勢をとるようにするなどの指示を的確に行うことができる。
図6に示した制御モニタ62の各画面は、細隙灯顕微鏡からなる眼科検査装置20を眼科医が実際に操作する上での必要最小限の機能が盛り込まれて構成されている。また、前記眼科検査装置20に備わる各操作機能が選択設定しやすいように順番に配列されていると共に、タッチするパネルスイッチ86やスイッチ表示部87も大きく設定されているので、眼科医が診察モニタ61を見ながら左手で所定のパネルスイッチ86を特に注視することなくブラインドタッチ方式で操作することができる。
前記モニタ60としては、診察モニタ61と制御モニタ62の2つがあれば、診察と、この診察における眼科検査装置20の各種設定とを同時に行うことができるが、前記検査サイト映像画面72を表示させるためのモニタを別途備えた構成にしたり、パソコンのように一画面の中に診察ウィンドウと制御ウィンドウとを並列あるいは切り換えながら表示させたりするように構成することもできる。前記モニタが複数あれば、患者の周囲の環境を確認しながら同時に眼の診断を行うことも可能である。一方、複数のウィンドウ構成による表示が可能な構成にすれば、携帯可能なノート型のパソコンに専用のソフトを組み込めば利用できるため、通常、病院内に設定される診断サイト以外の場所においても診断が可能となる。
なお、本実施形態では、検査サイトと診断サイトとが一対一で結ばれたシステム構成を例示したが、通信回線として一般的なインターネット回線を利用しているため、複数の検査サイト及び診断サイト同士を結ぶことができる。このように、複数の検査サイトと繋がり、眼科検査装置が同一構成であれば、一つの診断サイトにおいて検査サイトを切り換えることで、複数の検査サイトに待機している複数の患者を順次診断することが可能となる。さらに、本実施形態では、眼科検査装置として、細隙灯顕微鏡を例について説明したが、診断サイトのユーザインターフェース手段や検査サイトのハードウェアインターフェース手段の構成や制御プログラムの一部を変更あるいは改良することで、前記細隙灯顕微鏡以外の例えば、眼底検査や角膜形状検査などの眼科診断用の検査機器や治療機器を用いた遠隔診断システムに応用することができる。
以上説明したように、本発明の眼科遠隔診断システムでは、眼科の専門医のいない過疎地の病院や診療所等においても、専門医が常駐している病院等と同様な診断がいつでも受けることができる。特に、診断をする眼科医側では単に診断画像を診るだけではなく、離れた場所にある眼科検査装置をあたかも手元で操作しているような感覚で患者の検査位置に合わせて操作することができる。これによって、専門性を有する細隙灯顕微鏡のような検査装置を眼科医の意のままに操作することができ、また、前記操作によって患部の位置などの情報もデータとして得ることができるので、より精度のよい診断を行うことができる。また、診断を行う眼科医側では、特別な装置を必要とせず、前記操作を行うための制御プログラムがインストールされ、通常のインターネット回線で接続されるパソコンと、モニタ及びジョイスティック等のポインティングデバイスを備えたユーザインターフェース手段を備えればよいので、場所を選ばずに的確な診断を行うことができる。
さらに、前述したような過疎地等における診断だけでなく、例えば、病院内の構内LANを介して、眼科検査装置が設置されている検査室と、複数の眼科医やその他の専門医がいる診察室や会議室との間を結ぶことで、一人の患者を複数の医師によって同時に診断するような構成をとることも可能である。
本発明に係る眼科遠隔診断システムの構成を示す概念図である。 眼科検査装置の構造を示す斜視図である。 検査サイトの構成を示すシステムブロック図である。 診断サイトにおける構成を示す概念図である。 診断サイトの構成を示すシステムブロック図である。 制御モニタの画面構成例を示す説明図である。
符号の説明
A 患者
B 補助者
C 眼科医
10 眼科遠隔診断システム
11 検査サイト
12 診断サイト
13 通信回線
14 ユーザインターフェース手段
15,16 コミュニケーション装置
17 観察像
20 眼科検査装置
21 顕微鏡本体(細隙灯顕微鏡)
22 スリット照明部
22a 台座部
23 顕微鏡カメラ
24 駆動部
25 観察部
26 顎台部
27 支持台部
28 スリット照明移動機構部
29 X軸駆動部
30 Y軸駆動部
31 Z軸駆動部
32 チルト軸
33 横振り軸
34 回転軸
35,36 スリット調整軸
37 フィルタ交換機構部
38 観察架台
39 回転駆動部
40 ハードウェアインターフェース手段
41,56 リアルタイム制御部
42,55 ビデオスイッチャ
43,57 映像音声伝送部
44,53 ネットワークスイッチ
46a,46b,66 モニタカメラ
47 スピーカ
48,68 マイク
49 モニタ
50 ユーザインターフェース手段
51 パソコン
52 制御プログラム
54 ルータ
58 顕微鏡カメラ位置検出部
59 患部データ計測記録手段
60 モニタ
61 診察モニタ
62 制御モニタ
63 キーボード
64 ジョイスティック(ポインティングデバイス)
65a 操作レバー
65b スイッチボタン
71 スリット光操作画面
72 検査サイト映像画面
72a,72b モニタ画面
73 顕微鏡カメラ設定画面
74 レンズ設定部
75 オン/オフ部
76 角度設定部
77 スリット光調整部
78 回転設定部
80 情報表示部
81 移動速度設定部
82 観察倍率設定部
83 モニタ座標軸
83a,83b 方向スイッチ
84 目盛表示部
85 計測記録スイッチ
86 パネルスイッチ
87 スイッチ表示部

Claims (13)

  1. 検査サイトと診断サイトとを有し、これら検査サイトと診断サイトとが通信回線を介して結ばれる眼科遠隔診断システムであって、
    前記検査サイトに眼科検査装置を備え、
    前記診断サイトに前記通信回線を介して前記眼科検査装置を遠隔操作しながら診察するユーザインターフェース手段を備えたことを特徴とする眼科遠隔診断システム。
  2. 前記眼科検査装置は、スリット照明部及び顕微鏡本体からなる細隙灯顕微鏡と、
    前記スリット照明部を駆動する駆動部と、
    前記顕微鏡本体による観察像をモニタリングする観察部と、
    前記駆動部及び観察部を駆動制御するハードウェアインターフェース手段とを備えた請求項1記載の眼科遠隔診断システム。
  3. 前記駆動部は、前記スリット照明部をX軸、Y軸及びZ軸方向に移動させると共に、前記スリット照明部から発せられるスリット光を調整する複数の駆動軸を備え、前記駆動軸が前記ハードウェアインターフェース手段を介して前記ユーザインターフェース手段によって駆動制御される請求項1又は2記載の眼科遠隔診断システム。
  4. 前記観察部は、前記顕微鏡本体で捕捉される眼の観察像を撮像する顕微鏡カメラを備え、前記観察像が前記ハードウェアインターフェース手段を介して前記ユーザインターフェース手段に伝送される請求項1又は2記載の眼科遠隔診断システム。
  5. 前記検査サイト及び診断サイトの双方に各サイト内の映像及び音声を伝達するためのモニタカメラ及び音声装置からなるコミュニケーション装置を備えた請求項1記載の眼科遠隔診断システム。
  6. 前記ユーザインターフェース手段は、前記観察部から伝送されてくる観察像を映し出す診察モニタと、前記駆動部及び観察部における駆動設定を行う制御モニタと、前記駆動部を操作するポインティングデバイスと、前記診察モニタ、制御モニタ及びポインティングデバイスを制御する制御プログラムとで構成される請求項1乃至4のいずれかに記載の眼科遠隔診断システム。
  7. 前記制御モニタは、前記眼科検査装置のスリット照明部の駆動設定を行うスリット光操作画面と、前記顕微鏡カメラの駆動設定を行う顕微鏡カメラ設定画面と、前記検査サイト内のコミュニケーション装置からの映像を表示する検査サイト映像画面とを備える請求項6記載の眼科遠隔診断システム。
  8. 前記スリット光操作画面は、スリット光のオン/オフ、入射角度、光量、幅、長さ及びこのスリット光を通すレンズの回転、フィルタの選択からなるパネルスイッチを備える請求項7記載の眼科遠隔診断システム。
  9. 前記顕微鏡カメラ設定画面は、前記顕微鏡カメラの移動方向、移動速度、観察倍率からなるパネルスイッチと、前記顕微鏡カメラによる眼の観察像の位置情報を表示する情報表示部を備える請求項7記載の眼科遠隔診断システム。
  10. 前記ユーザインターフェース手段には、前記顕微鏡カメラの位置情報に基づいて、前記観察像の所定患部の大きさ、面積あるいは体積を計測し、記録する患部データ計測記録手段を備える請求項6又は9記載の眼科遠隔診断システム。
  11. 前記制御モニタは、タッチスクリーンパネルによって構成される請求項6記載の眼科遠隔診断システム。
  12. 前記検査サイト映像画面は、前記眼科検査装置に向かう患者の正面映像と、前記検査サイト内の様子を映すサイト内映像とを同時に表示する請求項7記載の眼科遠隔診断システム。
  13. 前記ポインティングデバイスは、前記スリット照明部の3次元の方向転換及び回転操作を行う操作レバーを備えたジョイスティックによって構成される請求項6記載の眼科遠隔診断システム。
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