JP2008283269A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画質、ロバスト性を兼ね揃えた大容量の多重化方式を提供する。
【解決手段】 画像情報に付加情報を多重化する画像処理装置において、前記画像情報を多階調の第1の量子化レベルに擬似階調処理し、該疑似階調処理時に前記付加情報の一部を多重化する第1の多重化処理手段と、前記第1の多重化処理手段により疑似階調処理された第1の量子化値を更に少ない階調の第2の量子化レベルに擬似階調処理し、該疑似階調処理時に前記付加情報の一部を多重化する第2の多重化処理手段とを有することを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像に付加情報を多重化する画像処理に関するものである。
従来、付加情報の多重化と疑似階調処理の冗長性とを結び付けた多重化方式が提案されている(特許文献1、特許文献2)。
特許文献1の多重化方式は、組織的ディザ法にて2値化する際に、同一階調を表すディザマトリクスの中から何れか一つを選定することによって画像信号中にデータを混入するものである。また、特許文献2の多重化方式は、カラーのディザパターン法を用いて、その配列により付加情報を多重化するものである。
また、高いロバスト性が期待できる多重化方法が提案されている(特許文献3)。特許文献3の多重化方式は、誤差拡散法の量子化閾値を振幅変調し、変調の周期性を多重化する符号に基づき所定ブロック単位に切り替えることによって印刷画像中に付加情報を多重化するものである。多重化された付加情報の復号は、所定ブロック単位に特定周波数帯域の電力が大きくなることを利用して、所定帯域毎の直交変換係数を相対比較することにより対応する符号を特定していく。特許文献3の多重化方式は、特許文献1、特許文献2とは異なり、微細なドットの正確な位置やドットの間隔のような位相情報に復号精度が大きく左右されるわけではない。誤差拡散法の量子化周波数よりも低周波に相当する複数の帯域に多重化する為、多少のドットのヨレやインク滴の滲み等の耐性は強く、高いロバスト性が期待できる。
特開昭63−214067号公報 特開平01−292965号公報 特開2001−148778号公報
しかしながら、特許文献3の多重化方式は、多重化する帯域は量子化周波数よりも低周波帯になる為に、特許文献1、特許文献2の多重化方式よりも紙上での視覚的な画質劣化は目立ちやすくなる。画質劣化を避けるには所定ブロック単位に多重化する符号量を減らすことで対処できるが、その場合には多重化可能な情報量は限られてくる。
デジタルデータの普及に伴い紙上に多重化できる付加情報の情報量増加が要求されているが、従来のいかなる多重化方式も、画質、ロバスト性を兼ね揃えた好適な大容量の多重化は実現できなかった。
本発明は上述の問題点に鑑みなされたものであり、画質、ロバスト性を兼ね揃えた大容量の多重化方式を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明の画像処理装置は以下の構成を備える。すなわち、画像情報に付加情報を多重化する画像処理装置において、
前記画像情報を多階調の第1の量子化レベルに擬似階調処理し、該疑似階調処理時に前記付加情報の一部を多重化する第1の多重化処理手段と、
前記第1の多重化処理手段により疑似階調処理された第1の量子化レベルを更に少ない階調の第2の量子化レベルに擬似階調処理し、該疑似階調処理時に前記付加情報の一部を多重化する第2の多重化処理手段とを有することを特徴とする。
また、上述の目的を達成するために、本発明の画像処理方法は以下の構成を備える。すなわち、画像情報に付加情報を多重化する画像処理方法において、
前記画像情報を多階調の第1の量子化レベルに擬似階調処理し、該疑似階調処理時に前記付加情報の一部を多重化する第1の多重化処理工程と、
前記第1の多重化処理工程により疑似階調処理された第1の量子化レベルを更に少ない階調の第2の量子化レベルに擬似階調処理し、該疑似階調処理時に前記付加情報の一部を多重化する第2の多重化処理工程とを有することを特徴とする。
本発明によれば、画質、ロバスト性を兼ね揃えた大容量の多重化方式を提供することができる。
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。なお、以下の実施の形態はあくまで例示であり、本発明の範囲を限定する趣旨のものではない。
(本実施形態)
図1は、本実施形態である画像処理装置のブロック構成図である。この装置は、同図に示すように、画像情報を処理するホストコンピュータ(以下、ホストという)100を備える。また、この装置は、画像原稿を読みとって画像情報を生成するスキャナ110、通信回線を介して画像情報を受信する通信インターフェース(I/F)120、LANを介して画像情報を受信するLANインターフェース130を備える。また、この装置は、画像情報を画像として表示するLCD、PDP、FED、或いは、CRTなどのディスプレイ140を備える。また、この装置は、画像情報を画像として記録用紙などの記録媒体に出力するプリンタ150、画像処理に必要な種々のマンマシン操作を行うキーボード(KB)160、マウス170を備える。
ホスト100は、画像処理や通信制御処理などを行うCPU、制御プログラムなどを格納するROM、画像情報を格納したり画像処理のための作業領域として用いるRAMを有している。また、ホスト100は、大容量のデータを格納するハードディスク、光磁気ディスク、また、種々の周辺機器を接続するためのインターフェースを有している。
また、通信インターフェース(I/F)120が受信するデータはファクシミリデータでも良いし、インターネットを介して入力するデジタル画像情報でも良い。
また、プリンタ150は基本的にはホスト100とのインターフェースとなるプリンタコントローラとプリンタエンジンから構成されている。そのプリンタエンジンはインクジェット方式に従うプリンタエンジンでも良いし、電子写真方式に従うプリンタエンジン、或いは、他の記録方式に従うエンジンでも良い。
以上のような構成の画像処理装置は、例えば、上記構成から通信インターフェースやLANインターフェースを取り外し、ディスプレイとキーボードとマウスなどを操作パネルとしてまとめると単体の複写機として構成できる。また、LANインタフェースを取り外し、ディスプレイとキーボードとマウスなどを操作パネルとしてまとめ、通信インタフェースをファクシミリ専用のインタフェースとするならば、単体のファクシミリとして構成できる。また、パソコンをホストとして採用し、上記の機器を周辺機器として接続するなら、画像処理システムを構成することができる。
図2は、画像処理装置の構成を示すブロック図である。図2中、破線で囲んだブロックはプリンタ150を示している。
200は入力端子を示し、ホストコンピュータ100からの多階調の画像情報が入力される。この画像情報は、例えば、JPEGの画像フォーマットに適合させて符号化されているデータ系列である。
202はJPEG復号化部を示し、JPEGフォーマットの画像情報を復号化して画像情報を画素単位の輝度(Yとする)、色差成分(Cr、Cbとする)の情報に変換する。
203は色変換部を示し、輝度色差成分をプリンタのインク成分に色分解する手段である。Y、Cr、Cbの各色成分からインク成分であるイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックに変換する方法は演算を用いる方法、LUT(ルックアップテーブル)を用いる方法等、様々な公知技術がある。また、直接Y、Cr、Cb成分からインク成分に分解するのではなく、一度、RGB成分に変換した後にインク成分に変換しても良い。
201は入力端子を示し、200にて入力される画像情報とは別の情報を入力する。別の情報は、例えば音声情報や、テキスト文書情報、200にて入力される画像に関する著作権、撮影日時、撮影場所、撮影者等の諸情報、また、全く別の画像情報等、様々な応用が考えられる。
204は付加情報量制御部を示し、入力した付加情報の情報量を基に、第一多重化処理部205(第1の多重化処理部)にて多重化させる符号と第二多重化処理部206(第2の多重化処理部)にて多重化させる符号とに分離する。第一多重化処理部205、第二多重化処理部206ともに、擬似階調処理と同時に付加情報の多重化処理をも実現する。すなわち、疑似階調処理時に付加情報の多重化処理を行う。
出力された印字物は、スキャナ207を用いて印字物上の情報を読み取られる。そして、付加情報分離装置208によって、印字物中に埋め込まれた付加情報を分離し、出力端子209に出力する。
図3は、図2の第一多重化処理部205の構成を示すブロック図である。300は多値誤差拡散部を示し、入力された画像情報を誤差拡散法を用いた疑似階調処理することによって、入力階調数よりも少ない量子化レベル(第1の量子化レベル)に変換し、複数画素の量子化値によって面積的に階調性を表現する。誤差拡散処理についての詳細は後述する。301はブロック化部を示し、入力された画像情報を所定領域単位に区分する。このブロック化は矩形でも良いし、矩形以外の領域に区分しても良い。302は量子化条件制御部を示し、301にてブロック化した領域単位で量子化条件を変更、制御する。量子化条件制御部302は、入力端子101で入力された付加情報に基づき、ブロック単位で量子化条件が制御される。
310は、CPU311、ROM312、RAM313などからなる制御部である。CPU311は、ROM312に保持された制御プログラムに従って、上述した各構成の動作、及び処理を制御する。RAM313は、CPU311の作業領域として使用される。
図4は、誤差拡散処理部300の詳細な構成を示すブロック図である。
いま、量子化値が2値である誤差拡散処理を例にして説明する。400は加算器を示す。加算器400では、入力された画像情報の注目画素値と既に2値化された周辺画素の分配された量子化誤差が加算される。量子化条件制御部302からの量子化閾値と誤差の加算された加算結果とを比較部401にて比較し、所定の閾値よりも大きい場合には1を、それ以外では0を出力する。例えば、8ビットの精度で画素の階調を表現する場合には、最大値である255と最小値である0で表現するのが一般的である。いま、量子化値が1の時に、紙上にドット(インク、トナー等)が印字されると仮定する。402は減算器を示し、量子化結果と前述した加算結果との誤差を算出し、誤差配分演算部403に基づいて、今後の量子化処理が施される周辺画素に誤差を配分する。誤差の配分割合は注目画素との相対的な距離に基づいて実験的に設定された誤差の配分テーブル404を予め所有しておき、配分テーブルに記された配分割合に基づいて誤差を分配する。図4の配分テーブル404は、周囲4画素分の配分テーブルを示しているが、これに限るものではない。
以上は量子化値が2値である処理例を示したが、量子化値が3値以上の場合でも基本的な処理内容は同様である。例えば3値の場合には、量子化値が0、1、2の3通り存在するため、各量子化値に対応する量子化代表値は8ビットの場合、0、128、255となる。また、量子化閾値は各量子化代表値間の中間値である64、192の2種が予め設定され、周辺画素の誤差が加算された注目画素値が量子化閾値と比較されることによって所望の量子化値が出力される。
次に量子化条件制御部302を含む全体の動作手順について、図5のフローチャートを基に説明する。いま、量子化値は2値である例について述べる。
S501は、変数iの初期化を示す。変数iは垂直方向のアドレスをカウントする変数である。S502は、変数jの初期化を示す。変数jは水平方向のアドレスをカウントする変数である。続いてS503は、i、jのアドレス値による判定手段であり、現在の処理アドレスであるi、jの座標が多重化処理を実行すべき領域に属しているか否かを判定している。
図6を基に多重化領域について説明する。図6は、水平画素数がWIDTH、垂直画素数がHEIGHTから成る、ひとつの画像イメージを示している。いま、この画像イメージ中に付加情報を多重化すると仮定する。画像イメージの左上を原点とし、横N画素、縦M画素でブロック化をする。本実施形態では、原点を基準点としてブロック化を行なうが、原点から離れた点を基準点として設定しても良い。この画像イメージ中に最大限の情報を多重化する場合に、N×Mのブロックを基準点から配置していく。すなわち、水平方向に配置可能なブロック数をW、垂直方向に配置可能なブロック数をHとすると、以下の関係になる。
W=INT(WIDTH/N) …式1
H=INT(HEIGHT/M) …式2
但し、INT( )は( )内の整数部分を示す。
式1、式2において割り切れない剰余画素数が、N×Mのブロックを複数配置した時の端部に相当し、符号多重化領域外となる。
図5中、S503にて、現在処理している注目画素が多重化領域外と判定された場合には、S504にて量子化条件Cが設定される。一方、多重化領域内と判定された場合には、多重化すべき付加情報を読み込む。
いま、説明を容易にする為に、付加情報をcode[ ]という配列を用いて、各1ビットづつ表現するものとする。例えば付加情報を48ビット分の情報と仮定すると、配列code[ ]はcode[0]からcode[47]まで、各1ビットづつが格納されていることになる。S505において、変数bitは、以下のように配列code[ ]内の情報を代入する。
bit=code[INT(i/M)×W+INT(j/N)] …式3
続いて、S506にて代入した変数bitが1か否かを判定する。前述したように、配列code[ ]内の情報は各1ビットずつ格納されている為、変数bitの値も0か1かの何れかを示すことになる。S506にて、0と判定された場合には、S507にて量子化条件Aを、1と判定された場合には、S508にて量子化条件Bを設定する。
続いてS509では、設定された量子化条件に基づいて量子化処理を行う。この量子化処理は、図3にて説明している誤差拡散法に相当する。
続いて、S510では水平方向変数jをカウントアップし、S511にて画像の水平画素数であるWIDTH未満か否かを判定し、処理画素数がWIDTHになるまで前述の処理を繰り返す。また、水平方向の処理がWIDTH画素数分終了すると、S512にて垂直方向変数iをカウントアップし、S513にて画像の垂直画素数であるHEIGHT未満か否かを判定し、処理画素数がHEIGHTになるまで前述の処理を繰り返す。
以上の動作手順により、N×M画素よりなるブロック単位で、量子化条件を変更することが可能になる。
続いて、量子化条件A、B、Cの例について説明する。誤差拡散法における量子化条件は様々な因子があるが、本実施形態では量子化条件は、量子化閾値とする。量子化条件Cの使用は、多重化領域外である為に、量子化閾値は何でも良い。前述したように、1画素が8ビットによる階調表現で、量子化レベルが2値の場合には、最大値である255、及び、最小値である0が量子化代表値となるが、その中間値となる128を量子化閾値として設定することが多い。すなわち、量子化条件Cでは、量子化閾値を128固定とする条件にする。
量子化条件A、量子化条件Bの使用は多重化領域内のブロックである為、量子化条件の違いによる画質の違いを生じさせなければならない。但し、画質の違いは視覚的には判別しにくいように表現し、かつ、紙上から容易に識別できなくてはならない。
図7は、量子化条件A、Bを表した例である。図7(a)は、量子化条件Aにおける量子化閾値の変化の周期を示した図である。図中、ひとつのマスを1画素分と想定し、白いマスは固定閾値、灰色のマスを変動閾値とする。すなわち、図7(a)の例では、横8画素、縦4画素のマトリクスを組み、灰色のマスの閾値のみ突出した値を閾値として設定する。
図7(b)は、同様に、量子化条件Bにおける量子化閾値の変化の周期を示した図である。図7(b)の例では、図7(a)とは異なり、横4画素、縦8画素のマトリクスを組み、灰色のマスの閾値のみ突出した値を閾値として設定する。
いま、前述したように1画素が8ビットの階調値の場合に、一例として、固定閾値として128、突出した閾値を10と設定する。量子化閾値が低くなると、注目画素の量子化値が1(量子化代表値255)になりやすくなる。すなわち、図7(a)、(b)ともに、図中の灰色のマスの並びで量子化値1が並びやすくなる。言い換えると、N×M画素のブロック毎に、図7(a)の灰色のマスの並びでドットが発生するブロックと、図7(b)の灰色のマスの並びでドットが発生するブロックとが混在することになる。
量子化値が2値ではなく、3値の場合には、255、128、0が量子化代表値になるが、各量子化代表値の中間値となる64、192を量子化閾値として設定することが多い。すなわち、量子化条件Cでは、量子化閾値を64、192固定とする。
量子化条件A、量子化条件Bでは、前述したように図7の灰色部で示した変動閾値の画素における突出した閾値を8、136と設定する。つまり、固定閾値の場合に比べ灰色のマスの並びで値が高い量子化代表値が並びやすくなる。本実施形態では、第一多重化処理部の多値誤差拡散処理を4値とする。
誤差拡散法における量子化閾値の多少の変更は、画質的には大きな影響を及ぼさない。組織的ディザ法においては、使用するディザパターンによって、階調表現の画質が大きく左右する。しかし、前述したような、規則的に量子化閾値の変化を与えた誤差拡散法では、あくまでも画質を決定する階調表現は誤差拡散法である。そのため、ドットの並びが多少変化したり、テクスチャの発生が変化したり等、階調表現の画質にはほとんど影響を与えないことになる。それは、量子化閾値が変化した場合でも、あくまでも信号値と量子化値との差分となる誤差は周囲画素に拡散される為、入力された信号値はマクロ的に保存される。すなわち、誤差拡散法におけるドットの並び、テクスチャの発生に関しては冗長性が非常に大きいことになる。
次に第二多重化処理部206について図8を用いて説明する。
801はパターン設定部を示し、第一多重化処理部205にて量子化された値、及び入力された付加情報に基づいてパターンテーブル802からパターン情報を入力しドットパターンを設定する。本実施形態では画素毎に第一多重化部205において0,1,2,3の4種の量子化値が決定され、パターン設定部に入力される。図10にパターンテーブルの一例を示す。1ビット分の付加情報に対して2種のパターンテーブルを有している。
図10において、符号0の時には、1000〜1003のテーブルが、符号1の時には1010〜1013のテーブルが選択される。それぞれ量子化値に応じて、量子化値0の時には、1000もしくは1010、量子化値1の時には、1001もしくは1011、量子化値2の時には、1002もしくは1012、量子化値3の時には、1003もしくは1013が選択される。
本実施形態のインクジェットプリンタは、多値誤差拡散処理を600DPI(ドットパーインチ)で量子化し、600DPIの量子化情報を更に4×4画素に分解して2400DPIの2値情報(第2の量子化レベル)を生成してドットのオンオフにより画像情報を表現する。本来ならば、4×4画素に分解することにより17階調表現できるのであるが、ドットの面積率の増加や紙上でのインクの広がり、また、同時に多重化の役割も担っていることにより、4階調の表現にとどめている。
付加情報量制御部204は、付加情報の情報量を所定の閾値と比較することにより、適応的に第一多重化処理部205にて多重化すべき符号量と、第二多重化処理部206にて多重化すべき符号量とに分ける。本実施形態では、第一多重化処理部205はロバスト性が高いが、低周波帯域に多重化すべき方式である。また、第二多重化処理部206はロバスト性が低いが、画質劣化の少ない高周波帯域に多重化すべき方式である。
本実施形態では、予め設定した所定符号量と付加情報量との関係により以下のように制御する。
付加情報量が所定符号量以内(所定閾値以下)の場合・・・第一多重化処理部のみで多重化、第二多重化処理部は固定符号(符号0もしくは符号1)で統一
付加情報量が所定符号量を超える場合・・・第一多重化処理部で所定符号量まで多重化、超えた符号量を第二多重化処理部で多重化
すなわち、上述の規則は、第一多重化処理を優先に設定しておいて、第一多重化処理部で賄えなくなる符号量を第二多重化処理部で多重化させる。当然、付加情報量がどの程度の符号量になるのかを示す情報は付加情報のヘッダ情報として同時に多重化するのが好ましい。
インクジェットプリンタでは、一般的にデジタルデータの入力解像度と紙上出力解像度とが大きく異なっていることが多い。入力解像度は600DPI、もしくは1200DPI程度が主流であるが、出力解像度は4800DPI、もしくは9600DPIが主流になっている。600DPIの多値の画像データを4800DPIの2値データに変換するには、幾つかの方法がある。まずは、600DPIの多値の画像データを補間演算により4800DPIの多値データに変換した後に擬似階調処理をする方法が考えられる。しかしこの方法は演算量が多く、メモリ増加等の観点で処理負荷的に極めて非効率的である。
次に600DPIの多値データを直接4800DPIの2値データに擬似階調処理をする方法がある。拡大を伴う擬似階調処理では濃度パターン法が一般的に用いられるが、濃度パターン法自体は解像感が減少し、良好な画質になりづらい。最も画質的にも処理負荷的にも好ましい方法は、600DPIの多値データを一度多値誤差拡散法を用いて600DPIの数階調の量子化値に減少させ、数階調の量子化値を今度は濃度パターン法を用いて4800DPIの2値データに変換する方法である。
すなわち、本発明はこの複数回の擬似階調処理で発生する冗長性を多重化に応用しているものである。しかも、この複数回の擬似階調処理は生成する画素の周波数帯が異なる為、付加情報を多重化する周波数帯域も容易に異ならせることができる。
第一の擬似階調処理では600DPIよりも更に低い周波数帯域に情報を多重化させ、第二の擬似階調処理では600DPIよりも更に高い周波数帯域に情報を多重化させることができる。しかも第一の擬似階調処理は誤差拡散法、第二の擬似階調処理は濃度パターン法を用いることによって、極めて容易な構成で低周波帯、高周波帯に分離して多重化させることができる。
従来技術ではn値からm値(n>m)に擬似階調処理により量子化する工程において、一度の変換で低周波、高周波の複数帯域に多重化するのは困難である。これを量子化工程を多段に分割して、第一の量子化(n値からp値)、第二の量子化(p値からm値)での各変換時に多重化処理を行い、しかも第二の量子化時に高解像度に分解する擬似階調処理であれば高周波帯域への多重化が実現できる。
次に、付加情報分離装置106について説明する。
図9は、付加情報分離装置106の構成を示すブロック図である。900は、入力端子を示す。入力端子900では、多重化印字物をスキャナで光学的に読み込まれた画像情報が入力される。使用するスキャナの解像度は、サンプリング定理によりプリンタ側よりも2倍以上の解像度が必要になる。本実施形態では4800DPIでスキャンするものとする。
901は解像度変換部を示し、4800DPIでスキャンした入力情報を600DPI相当に縮小する手段である。縮小方法は公知の様々な方法が考えられるが、第2実施形態では線形補間による縮小方式とする。
902は、分離する為のブロック化手段を示し、縮小したスキャン情報をP×Q画素単位にブロック化をする。
図11はN×M画素、及び、P×Q画素単位によるブロック化の様子を示している。個々の実線で囲まれた矩形領域は、N×M画素単位でのブロック化、その中に点線で囲まれた矩形領域は、P×Q画素単位でのブロック化である。
P×Q画素単位のブロックは、多重化時にブロック化したN×M画素よりも小さくなければならない。すなわち、
P≦N、かつ Q≦M …式4
の関係が成り立つ。
図11で示したように、P×Q画素単位のブロック化は、ある一定間隔毎スキップしてブロック化を行う。すなわち、多重化時のN×M画素よりなるブロックと想定される領域内に、P×Q画素単位のブロックがひとつ内包するように各ブロック開始位置を制御する。スキップ画素数は、水平N画素分、垂直M画素分が基本となる。
図12は、N×M画素単位によるブロックと、P×Q画素単位によるブロックの大小関係を示している。N、Mの値は、多重化時の条件設定に依存して変化する為、N、Mの値が大きければ、P、Qの値も大きくなるように設定している(図12(a)、(b)参照)。
ここで、P、Qは、各々N、Mから所定の固定値を減じた値等、推定したN、Mの値に対応付けた値を予め用意しておくことが好ましい。
903、904は、それぞれ特性の異なる空間フィルタA、Bを示し、905は、周辺画素との積和を演算するディジタルフィルタリング手段を示している。この空間フィルタの各係数は、多重化時の量子化条件の変動閾値の周期に適応して作成する。いま、多重化装置における量子化条件の変更を図7(a)、図7(b)の2種の周期性を用いることにより付加情報を多重化したと仮定する。その時の分離装置に使用する空間フィルタA903、空間フィルタB904の例を、図13(a)、図13(b)に示す。
図中、5×5画素の中央部が注目画素になり、それ以外の24画素分が周辺画素になる。図中、空白部の画素は、フィルタ係数が0であることを表している。図から明らかな様に、図13(a)、(b)はエッジ強調のフィルタになっている。しかも、その強調するエッジの方向性と多重化した時の変動閾値の方向性とが一致している。つまり、図13(a)は図7(a)に、また、図13(b)は図7(b)に一致するように作成する。
906は、特徴量検出部を示し、空間フィルタA903、及び、空間フィルタB904によるフィルタリング手段905からのフィルタ後の変換値を基に、なんらかの特徴量を検出する。検出する特徴量の例として、以下のものが考えられる。
デジタルフィルタ後のブロック内の変換値の最大値
デジタルフィルタ後のブロック内の変換値の最大値と最小値の差分
デジタルフィルタ後のブロック内の変換値の分散値
本実施形態では、上記3に示した分散値を特徴量とする。907は、判定手段を示し、それぞれの分散値の大小比較をして、分散値が大きい方を符号と判断する。すなわち、空間フィルタAによるフィルタリングの分散値が大きければ、印字時に量子化条件Aで量子化されたものと推測し、反対に空間フィルタBによるフィルタリングの分散値が大きければ、印字時に量子化条件Bで量子化されたものと推測する。
量子化条件は、付加情報の符号(式3のbit)に連動している為、量子化条件が識別できるということは、多重化された符号が特定できることに相当する。すなわち、量子化条件Aと推測された場合には、bit=0、量子化条件Bと推測された場合には、bit=1と判断できる。
一方、900より入力されたスキャン情報はパターンマッチング手段908に送信され、4800DPIの解像度のまま、符号0、及び、符号1に対応するマスクパターンを適合させて適合度合いを検知する。パターンマッチングの手法自体は公知のため、説明は省略する。符号0、及び符号1の適合度合いは判定手段909に送信され、いかなる符号で多重化されているのかを判断する。
910は付加情報判定部を示し、判定部A、判定部Bからの判定結果を基に多重化されてきた全付加情報を生成し、多重化情報の復号が完了する。
以上の処理工程により、低周波帯、高周波帯の複数の周波数帯に多重化された情報が紙上から復号することができる。
以上説明した多重化方法、分離方法は一例であり、これに限定するものではない。分離方法では、他に直交変換を用いる方法等が考えられる。
また、量子化条件A、B、C、及び、クラス分類のクラスA、クラスBは一例であり、これに限るものではない。他の規則性を持たせても良いし、突出した量子化閾値をいかように配列しても良い。また、量子化条件の変更は、カウンタを用いて、水平、垂直の周期を変化させても良いし、予め規則性を設定した量子化閾値テーブルを用意し、切り替えて使用しても良い。
また、本実施形態では、付加情報の情報量に応じて第一多重化処理部205、第二多重化処理部206の符号量割り当てを制御した。この割当てを付加情報の種類(重要度)に応じて変動させても良い。低周波帯域に多重化する多重化方式はロバスト性が確保される。そのため、ロスレスが必要な(重要な)付加情報の時には第一多重化処理部での符号量を多く割り当る。一方、ロスが許容できる(ロスレスが必要な付加情報に比して重要ではない)付加情報の時には高周波帯域に多重化する第二多重化処理部に多く割り当てる制御も有効である。
また、第一多重化処理部、第二多重化処理部ともにプリンタ内に構成した。しかしながら、第一多重化処理部はホストコンピュータ内で処理し、多値誤差拡散処理された画像情報をプリンタ側に送信し、濃度パターン法を含んだ第二多重化処理をプリンタ内部で処理する構成をとることも有効である。この場合は、付加情報をプリンタ内部でも持たせる必要がある。例えばプリンタの機種番号等を多重化させるには予めプリンタ、ホストコンピュータ双方で情報を共有しておく方法も考えられる。また画像毎に異なる付加情報を多重化させる場合には、画像情報送信前に付加情報をプリンタ側に送信しておくのが好ましい。
また、本実施形態では、付加情報の情報量に応じて第一多重化処理部205、第二多重化処理部206の符号量割り当てを制御したが、画像情報の種類に応じて変動させても良い。視覚的に劣化が検知されやすい画像の場合には第二多重化処理部の符号量割り当てを多くする方法や、エッジ等が多くてロバスト性が要求される画像の場合には第一多重化処理部の符号量割り当てを多くする方法も考えられる。また、画像の局所的性質に応じて動的に変化させても良い。また、画像中の局所的な色味や使用されるインクに応じて動的に変化させても良い。例えば無彩色領域では低周波域での多重化は視覚的に目立ちやすいため、無彩色領域では高周波帯域への多重化を優先することも考えられる。
また、プリンタの使用する紙種や、プリンタ印刷時の印字プロセスモード(印字プロセス条件)に応じて変化させても良い。
また、紙上の同一領域には、第一多重化処理で多重化する符号、及び第二多重化処理で多重化処理する符号とを同一にする構成も効果的である。これは強固なロバスト性が必要な状況では有効となる。
また、本実施形態では、複数の擬似階調工程においてその都度多重化部を有することを特徴としている。前述した実施形態では2段の擬似階調処理を用いたがこれ以上でも構わない。
以上説明したように、本実施形態によれば、容易な構成で付加情報を低周波帯、高周波帯に分離して多重化できるため、画質劣化の低減、及び、ロバスト性の確保を両立させながら、付加情報量を増加させることができる。
(他の実施形態)
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを、システム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置が、供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明の技術的範囲に含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
コンピュータプログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク(CD、DVD)、光磁気ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどがある。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
本実施形態の画像処理装置を示す構成図 本実施形態の画像処理装置を示すブロック図 第一多重化処理部205を示すブロック図 多値誤差拡散部300を示すブロック図 量子化制御部302を含む多重化処理の動作手順を示すフローチャート ブロック化部301によるブロック化の一例を示す図 量子化条件制御302による量子化条件における量子化閾値変化の一例を示す図 第ニ多重化処理部206を示す要部ブロック図 付加情報分離装置を示す要部ブロック図 パターンテーブル802の一例を示す図 ブロック化部802によるブロック化の一例を示す図 ブロック化のブロックの大小を説明する図 空間フィルタの一例を示す図

Claims (15)

  1. 画像情報に付加情報を多重化する画像処理装置において、
    前記画像情報を多階調の第1の量子化レベルに擬似階調処理し、該疑似階調処理時に前記付加情報の一部を多重化する第1の多重化処理手段と、
    前記第1の多重化処理手段により疑似階調処理された第1の量子化レベルを更に少ない階調の第2の量子化レベルに擬似階調処理し、該疑似階調処理時に前記付加情報の一部を多重化する第2の多重化処理手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. さらに、前記第1の多重化処理手段により多重化される前記付加情報の一部と、前記第2の多重化処理手段により多重化される前記付加情報の一部との割り当てを制御する付加情報量制御手段を有することを特徴とする画像処理装置。
  3. 前記付加情報量制御手段は、前記付加情報の情報量に基づいて前記割り当てを制御することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記付加情報量制御手段は、前記画像情報の重要度に基づいて前記割り当てを制御する請求項2記載の画像処理装置。
  5. 前記付加情報量制御手段は、前記画像情報の局所的性質に基づいて前記割り当てを制御する請求項2記載の画像処理装置。
  6. 前記付加情報量制御手段は、プリンタ印刷時に使用するインクの種類に基づいて前記割り当てを制御する請求項2記載の画像処理装置。
  7. 前記付加情報量制御手段は、プリンタ印刷時の印字プロセス条件に基づいて前記割り当てを制御する請求項2記載の画像処理装置。
  8. 前記第1の多重化処理手段による処理をコンピュータ内で行い、前記第2の多重化処理手段による処理をプリンタ内で行うことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  9. 前記付加情報量制御手段は、前記付加情報の情報量が所定閾値以下の場合は、前記付加情報を全て第1の多重化処理手段により多重化される付加情報として割り当てることを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  10. 前記第1の多重化処理手段は、該第1の多重化処理手段による擬似階調処理の周波数よりも低周波帯に多重化し、前記第2の多重化処理手段による擬似階調処理の周波数よりも高周波帯に多重化することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  11. 前記第1の多重化処理手段による擬似階調処理は誤差拡散法であり、前記第2の多重化処理手段による擬似階調処理は濃度パターン法であることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  12. 前記第1の多重化処理手段は、前記第1の多重化処理手段による擬似階調処理の量子化閾値を変調させることによって多重化し、前記第2の多重化処理手段は、多重化する符号、及び前記第1の多重化処理手段による擬似階調処理で量子化された量子化レベルに基づいたパターンに基づいて多重化することを特徴とする請求項10記載の画像処理装置。
  13. 画像情報に付加情報を多重化する画像処理方法において、
    前記画像情報を多階調の第1の量子化レベルに擬似階調処理し、該疑似階調処理時に前記付加情報の一部を多重化する第1の多重化処理工程と、
    前記第1の多重化処理工程により疑似階調処理された第1の量子化レベルを更に少ない階調の第2の量子化レベルに擬似階調処理し、該疑似階調処理時に前記付加情報の一部を多重化する第2の多重化処理工程とを有することを特徴とする画像処理方法。
  14. 画像処理装置を制御して、請求項1から請求項11の何れか一項に記載された画像処理装置の各手段として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  15. 請求項13に記載されたコンピュータプログラムが記録されたことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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