JP2008283149A - 保持治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】所望の姿勢で安定して電子部品を保持することができる保持治具を提供すること。
【解決手段】直方体状の電子部品10を保持する保持治具。弾性部材3には、電子部品10を収納するための開口3Oが形成されている。弾性部材3は、開口3Oの内周より突出する第1〜第8の突起3a〜3hを含む。開口3Oを上方から見た場合に、第1の突起3aは、第1の稜線10g近傍において第1の側面10aに当接する。第2の突起3bは、第1の稜線10g近傍において第2の側面10bに当接する。第3の突起3cは、第2の稜線10h近傍において第3の側面10cに当接する。第4の突起3dは、第2の稜線10h近傍において第4の側面10dに当接する。
【選択図】図2

Description

本発明は、チップ型の電子部品を保持する保持治具に関する。
積層セラミックコンデンサ等の電子部品の表面に外部電極を形成する際には、該電子部品を固定してスクリーン印刷等を行う。この際、電子部品を固定するための保持治具が用いられる。
特許文献1及び特許文献2には、電子部品を固定するためのチップ状電子部品保持用ホルダー及びチップ型電子部品保持装置が記載されている。例えば、特許文献1では、図10に示すような八角形の開口101が弾性部材100に形成されたチップ状電子部品保持用ホルダーが記載されている。該チップ状電子部品保持用ホルダーによれば、八角形の開口101に直方体のチップ状電子部品102が嵌め込まれると、チップ状電子部品102の2辺のみが保持され、残りの2辺と弾性部材100との間には隙間ができる。そのため、外部電極の形成時に、外部電極の形成に寄与しない余分な導電性ペーストは、チップ状電子部品102と弾性部材100との間の隙間に入り込むようになり、弾性部材100に付着しなくなる。
また、特許文献2では、図11に示すような貫通孔110の壁面から貫通孔110の中心に向かって多数の三角形状の突起111が設けられたチップ型電子部品保持装置が記載されている。該チップ型電子部品保持装置によれば、チップ112を突起111により安定して保持することが可能となる。
しかしながら、特許文献1に記載のチップ状電子部品保持用ホルダーでは、図10において、チップ状電子部品102の上下に隙間が存在するので、チップ状電子部品102を圧入する際に、図10の上下方向にずれてしまうおそれがある。また、特許文献2に記載のチップ型電子部品保持装置では、多数の突起111が形成されているので、チップ112が、少し回転した状態で圧入されると、所望の姿勢からずれた状態で保持されてしまうおそれがある。
特開2004−47632号公報 特開平11−354392号公報
そこで、本発明の目的は、所望の姿勢で安定して電子部品を保持することができる保持治具を提供することである。
第1の発明は、上面、下面及び第1ないし第4の側面を有する直方体状の電子部品を保持する保持治具において、前記電子部品を収納する開口が形成された弾性部材を備え、前記弾性部材は、前記開口の内周より突出する第1ないし第4の当接部を、含み、前記開口を上方から見た場合に、前記第1の当接部は、前記上面を構成する前記第1の側面の辺の中点よりも、該第1の側面と前記第2の側面とが交わって形成される第1の稜線側において該第1の側面に当接し、前記第2の当接部は、前記上面を構成する前記第2の側面の辺の中点よりも、前記第1の稜線側において該第2の側面に当接し、前記第3の当接部は、前記上面を構成する前記第3の側面の辺の中点よりも、該第3の側面と前記第4の側面とが交わって形成される第2の稜線側において該第3の側面に当接し、前記第4の当接部は、前記上面を構成する前記第4の側面の辺の中点よりも、前記第2の稜線側において該第4の側面に当接すること、を特徴とする。
本発明によれば、第1の側面が第1の当接部により支持され、第2の側面が第2の当接部により支持され、第3の側面が第3の当接部により支持され、第4の側面が第4の当接部により支持されている。そのため、電子部品が回転しようとすると、第1ないし第4の当接部によりその回転が妨げられる。更に、第1の稜線と該第1の稜線の対角に位置する第2の稜線が第1ないし第4の当接部により固定される。そのため、電子部品が安定して所望の姿勢に保持されるようになる。
本発明において、前記第1の当接部は、前記第1の稜線近傍において、前記第1の側面に当接し、前記第2の当接部は、前記第1の稜線近傍において、前記第2の側面に当接し、前記第3の当接部は、前記第2の稜線近傍において、前記第3の側面に当接し、前記第4の当接部は、前記第2の稜線近傍において、前記第4の側面に当接してもよい。
本発明によれば、第1及び第2の当接部が第1の稜線近傍に位置し、第3及び第4の当接部が第2の稜線近傍に位置するため、より強固に第1の稜線及び第2の稜線が固定されるようになる。
本発明において、前記第1の当接部及び前記第2の当接部は、前記第1の稜線に対して接触し、前記第3の当接部及び前記第4の当接部は、前記第2の稜線に対して接触してもよい。
本発明によれば、第1の当接部及び第2の当接部が第1の稜線に接触し、第3の当接部及び第4の当接部が第2の稜線に接触しているので、第1の稜線及び第2の稜線が更に強固に固定されるようになる。
本発明において、前記第1の当接部と前記第2の当接部とは、一体となって形成され、前記第3の当接部と前記第4の当接部とは、一体となって形成されてもよい。
本発明において、前記弾性部材は、前記開口の内周より突出する第5ないし第8の当接部を、更に含み、前記開口を上方から見た場合に、前記第5の当接部は、前記上面を構成する前記第1の側面の辺の中点よりも、該第1の側面と前記第4の側面とが交わって形成される第3の稜線側において該第1の側面に当接し、前記第6の当接部は、前記上面を構成する前記第2の側面の辺の中点よりも、該第2の側面と前記第3の側面とが交わって形成される第4の稜線側において該第2の側面に当接し、前記第7の当接部は、前記上面を構成する前記第3の側面の辺の中点よりも、前記第4の稜線側において該第3の側面に当接し、前記第8の当接部は、前記上面を構成する前記第4の側面の辺の中点よりも、前記第3の稜線側において該第4の側面に当接してもよい。
本発明によれば、電子部品が8箇所の当接部により固定されるようになるので、より強固に電子部品が固定されるようになる。
本発明において、前記弾性部材は、前記電子部品の下面と接触する前記開口の底部を、更に含んでもよい。
本発明によれば、弾性部材が底部を有するので、電子部品を保持治具に取り付けた場合、電子部品の底部の位置が弾性部材の底部に一義的に決定されるようになる。すなわち、電子部品の上面が保持治具から突出する量を一定にすることが可能となる。
本発明において、前記弾性部材の底部には、孔が形成されてもよい。
本発明によれば、底部に形成された孔にピンなどの棒状部材を挿入することにより、保持治具から電子部品を容易に取り外すことが可能となる。
本発明において、前記開口の内周より突出する前記当接部には、前記電子部品の側面に接触しないものが存在しないほうが好ましい。
本発明によれば、上方から見たときに、電子部品の上面において互いに対角の関係にある角が、弾性部材により保持されるので、所望の姿勢で電子部品を保持することが可能となる。
(第1の実施形態)
以下に、本発明の第1の実施形態に係る電子部品の保持治具について、図面を参照しながら説明する。図1は、該保持治具1の構成を示した図である。図2は、保持治具1の弾性部材3の拡大図である。具体的には、図2(a)は、保持治具1の弾性部材3を上方から見た図であり、図2(b)は、図2(a)に示す保持治具1の弾性部材3のA−Aにおける断面構造図である。なお、図2では、電子部品10が保持されている。
保持治具1は、外部電極を電子部品10に形成する際に該電子部品10を保持する矩形状の治具であり、図1に示すように、平板2及び複数の弾性部材3を備える。平板2は、例えば、ステンレス鋼などの剛体により構成され、弾性部材3が取り付けられるべき孔がマトリクス状に形成されている。
弾性部材3は、例えば、エラストマーやシリコンゴム等の弾性材料により構成され、平板2にマトリクス状に形成された孔の内周に設けられる。弾性部材3は、例えば、弾性材料を金型に流し込んで成形することにより作製され、平板2に形成された孔に挿入される。また、弾性部材3には、図2に示すように、電子部品10を収納するための貫通孔である開口3Oが形成されている。更に、弾性部材3は、第1ないし第8の突起3a,3b,3c,3d,3e,3f,3g,3hを有する。
保持治具1に保持される電子部品10は、図2に示すように、第1ないし第4の側面10a,10b,10c,10d、上面10e及び下面10fを有する直方体状の電子部品である。電子部品10は、例えば、積層セラミックコンデンサであり、その上面10e及び下面10fに外部電極が形成されるものである。
次に、第1ないし第8の突起3a,3b,3c,3d,3e,3f,3g,3hについて図2を参照しながら詳細に説明する。第1ないし第8の突起3a,3b,3c,3d,3e,3f,3g,3hは、開口3Oの内周から該開口3Oの中心に向かって突出し、電子部品10の第1ないし第4の側面10a,10b,10c,10dに当接することにより、電子部品10を支持する当接部としての役割を果たす。開口3Oの内周には、第1ないし第8の突起3a,3b,3c,3d,3e,3f,3g,3h以外の突起は設けられておらず、全ての第1ないし第8の突起3a,3b,3c,3d,3e,3f,3g,3hは、第1ないし第4の側面10a,10b,10c,10dのいずれかに接触する。すなわち、開口3Oの内周より突出する第1ないし第8の突起3a,3b,3c,3d,3e,3f,3g,3hには、電子部品10の第1ないし第4の側面10a,10b,10c,10dのいずれにも接触しないものが存在しない。
第1の突起3aは、開口3Oを上方から見た場合に、上面10eを構成する第1の側面10aの辺の中点P1よりも、第1の側面10aと第2の側面10bとが交わって形成される第1の稜線10g側において第1の側面10aに当接する。第2の突起3bは、上面10eを構成する第2の側面10bの辺の中点P2よりも、第1の稜線10g側において第2の側面10bに当接する。本実施形態に係る保持治具1では、第1の突起3a及び第2の突起3bはそれぞれ、第1の稜線10g近傍において、第1の側面10a及び第2の側面10bに当接する。より詳細には、第1の突起3a及び第2の突起3bは、一体となって形成され、第1の稜線10gを挟むように該第1の稜線10gに対して接触する。なお、第1の突起3a及び第2の突起3bは、図2(a)に示すように、中心角が90度の扇形の断面を有する2つの柱と、角柱とが四角形の開口の角に組み合わされて配置されることにより構成される。
第3の突起3cは、上面10eを構成する第3の側面10cの辺の中点P3よりも、第3の側面10cと第4の側面10dとが交わって形成される第2の稜線10h側において第3の側面10cに当接する。第4の突起3dは、上面10eを構成する第4の側面10dの辺の中点P4よりも、第2の稜線10h側において第4の側面10dに当接する。本実施形態に係る保持治具1では、第3の突起3c及び第4の突起3dはそれぞれ、第2の稜線10h近傍において、第3の側面10c及び第4の側面10dに当接する。より詳細には、第3の突起3c及び第4の突起3dは、一体となって形成され、第2の稜線10hを挟むように該第2の稜線10hに対して接触する。なお、第3の突起3c及び第4の突起3dは、中心角が90度の扇形の断面を有する2つの柱と、角柱とが四角形の開口の角に組み合わされて配置されることにより構成される。
第5の突起3eは、上面10eを構成する第1の側面10aの辺の中点P1よりも、第1の側面10aと第4の側面10dとが交わって形成される第3の稜線10i側において第1の側面10aに当接する。第8の突起3hは、上面10eを構成する第4の側面10dの辺の中点P4よりも、第3の稜線10i側において第4の側面10dに当接する。本実施形態に係る保持治具1では、第5の突起3e及び第8の突起3hはそれぞれ、第3の稜線10i近傍において、第1の側面10a及び第4の側面10dに当接する。より詳細には、第5の突起3e及び第8の突起3hは、一体となって形成され、第3の稜線10iを挟むように該第3の稜線10iに対して接触する。なお、第5の突起3e及び第8の突起3hは、中心角が90度の扇形の断面を有する2つの柱と、角柱とが四角形の開口の角に組み合わされて配置されることにより構成される。
第6の突起3fは、上面10eを構成する第2の側面10bの辺の中点P2よりも、第2の側面10bと第3の側面10cとが交わって形成される第4の稜線10j側において第2の側面10bに当接する。第7の突起3gは、上面10eを構成する第3の側面10cの辺の中点P3よりも、第4の稜線10j側において第3の側面10cに当接する。本実施形態に係る保持治具1では、第6の突起3f及び第7の突起3gはそれぞれ、第4の稜線10j近傍において、第2の側面10b及び第3の側面10cに当接する。より詳細には、第6の突起3f及び第7の突起3gは、一体となって形成され、第4の稜線10jを挟むように該第4の稜線10jに対して接触する。なお、第6の突起3f及び第7の突起3gは、中心角が90度の扇形の断面を有する2つの柱と、角柱とが四角形の開口の角に組み合わされて配置されることにより構成される。
また、図2(a)において、第1の突起3a及び第2の突起3bの接合部分と第5の突起3e及び第8の突起3hの接合部分との間の距離は、第1の側面10aの辺であって電子部品10の上面10eを構成する辺よりも短くされる。同様に、第3の突起3c及び第4の突起3dの接合部分と第6の突起3f及び第7の突起3gの接合部分との間の距離は、第3の側面10cの辺であって電子部品10の上面10eを構成する辺よりも短くされる。第1の突起3a及び第2の突起3bの接合部分と第6の突起3f及び第7の突起3gの接合部分との間の距離は、第2の側面10bの辺であって電子部品10の上面10eを構成する辺よりも短くされる。第3の突起3c及び第4の突起3dの接合部分と第5の突起3e及び第8の突起3hの接合部分との間の距離は、第4の側面10dの辺であって電子部品10の上面10eを構成する辺よりも短くされる。これにより、第1ないし第8の突起3a,3b,3c,3d,3e,3f,3g,3hから電子部品10に弾性力が働いて、電子部品10が保持治具1に強く固定されるようになる。
以上のように、保持治具1によれば、電子部品10の第1ないし第4の稜線10g,10h,10i,10jが第1ないし第8の突起3a,3b,3c,3d,3e,3f,3g,3hにより保持される。そのため、電子部品10が、平板2の主面内において回転してずれた状態で保持治具1に取り付けられることが防止される。その結果、電子部品10に形成される外部電極のパターンずれの発生が防止される。
ここで、電子部品10を保持治具1に取り付ける方法について図面を参照しながら説明する。図3は、電子部品10が保持治具1に取り付けられる際の工程断面図である。図3では、平板2は省略されている。
まず、図3(a)に示すような振込治具15の開口部に電子部品10を収納する。このとき、図3(a)に示すように、開口部と電子部品10との間には若干の隙間が設けられている。
次に、図3(b)に示すように、弾性部材3の開口3Oと振込治具15の開口とが一致するように、振込治具15上に弾性部材3を重ねる。そして、図3(c)に示すように、振込治具15の開口の底面に形成された孔15Oに、ピン20を挿入し、電子部品10を上方に押し上げる。これにより、図2(b)に示すように、電子部品10が保持治具1に圧入される。
この後、保持治具1上に印刷版を重ねて、電子部品10の上面10eに対して、スクリーン印刷により外部電極を形成する。なお、図3(c)において、ピン20により電子部品10を押し上げる際には、図2(b)に示すように、電子部品10の上面10eが、平板2及び弾性部材3の上面よりも突出させることが好ましい。これにより、スクリーン印刷が円滑に行われるようになる。
なお、電子部品10の上面10eに外部電極を形成した後に、電子部品10の下面10fに外部電極を更に形成してもよい。この場合、電子部品10の上面10eに対して外部電極を形成した後に、上面10eをピンにより押し下げて、電子部品10の下面10fを、平板2及び弾性部材3の下面よりも突出させて、スクリーン印刷を行う。以上の工程により、電子部品10が保持治具1に取り付けられて、外部電極が形成される。
(第2の実施形態)
以下に、本発明の第2の実施形態に係る保持治具1について図面を参照しながら説明する。本実施形態に係る保持治具1の全体構成は、第1の実施形態に係る保持治具1と同様に図1に示される。図4は、保持治具1の弾性部材33の拡大図である。具体的には、図4は、保持治具1の弾性部材33を上方から見た図である。なお、図4において、第1の実施形態と同じ構成要素については、同じ参照符号を付してある。
第1の実施形態に係る保持治具1と本実施形態に係る保持治具1との間には、第1ないし第8の突起33a,33b,33c,33d,33e,33f,33g,33hが形成される位置において相違点が存在する。以下に、相違点を中心に本実施形態に係る保持治具1について説明する。
第1の実施形態に係る保持治具1では、第1ないし第8の突起3a,3b,3c,3d,3e,3f,3g,3hは、図2(a)に示すように、第1ないし第4の稜線10g,10h,10i,10jに接するように設けられている。これに対して、本実施形態に係る保持治具1では、第1ないし第8の突起33a,33b,33c,33d,33e,33f,33g,33hは、第1ないし第4の稜線10g,10h,10i,10jから少し離れた状態で、第1ないし第4の側面10a,10b,10c,10dに当接している。
図4において、第1の突起33aの頂点と第7の突起33gの頂点との距離及び第3の突起33cの頂点と第5の突起33eの頂点との距離は、第2の側面10b及び第4の側面10dの辺であって電子部品10の上面10eを構成する辺よりも短くされる。同様に、第2の突起33bの頂点と第8の突起33hの頂点との距離及び第4の突起33dの頂点と第6の突起33fの頂点との距離は、第1の側面10a及び第3の側面10cの辺であって電子部品10の上面10eを構成する辺よりも短くされる。これにより、第1ないし第8の突起33a,33b,33c,33d,33e,33f,33g,33hから電子部品10に弾性力が働いて、電子部品10が保持治具1に強く固定されるようになる。
なお、第1ないし第8の突起33a,33b,33c,33d,33e,33f,33g,33hは、図4に示すように、半円状の断面構造を有する柱により構成される。
以上のような本実施形態に係る保持治具1によっても、第1の実施形態に係る保持治具1と同様に、電子部品10が、平板2の主面内において回転してずれた状態で保持治具1に取り付けられることが防止される。
(第3の実施形態)
以下に、本発明の第3の実施形態に係る保持治具1について図面を参照しながら説明する。本実施形態に係る保持治具1の全体構成は、第1の実施形態に係る保持治具1と同様に図1に示される。図5は、保持治具1の弾性部材43の拡大図である。具体的には、図5(a)は、保持治具1の弾性部材43を上方から見た図であり、図5(b)は、図5(a)に示す保持治具1の弾性部材43のB−Bにおける断面構造図である。図5では、電子部品10は記載されていない。なお、図5において、第1の実施形態と同じ構成要素については、同じ参照符号を付してある。
第1の実施形態に係る保持治具1と本実施形態に係る保持治具1との間には、弾性部材43が、開口43Oの底部43iを有する点において相違点が存在する。そして、この底部43iには、底部43iを貫通する孔43jが形成されている。
前記のように底部43iが設けられることにより、電子部品10の下面10fが該底部43iと接触するようになるので、電子部品10の上面10eの平板2に対する突出量のばらつきを軽減することが可能となる。
なお、本実施形態に係る保持治具1では、底部43iが存在するため、上面10eに外部電極を形成した後に下面10fに外部電極を形成する際には、別の保持治具1に電子部品10を付け替える必要がある。そこで、電子部品10を別の保持治具1に付け替える方法について図面を参照しながら説明する。図6は、電子部品10が別の保持治具1に付け替えられる際の工程断面図である。なお、図6では、平板2は省略されている。
まず、電子部品10の上面10eに外部電極を形成した後に、図6(a)に示すように、保持治具1上に別の保持治具1を対向させて配置する。この際、上側の保持治具1の開口43Oと下側の保持治具1の開口43Oとが一致するように配置する。
次に、図6(b)に示すように、下側の保持治具1の孔43jにピン20を挿入して、電子部品10を押し上げる。この後、下側の保持治具1を取り除いて、図6(c)に示すように、保持治具1の上下を反転させる。そして、保持治具1上に印刷版を重ねて、電子部品10の下面10fに対して、スクリーン印刷により外部電極を形成する。以上の工程により、電子部品10の上面10e及び下面10fに外部電極が形成される。
(第4の実施形態)
以下に、本発明の第4の実施形態に係る保持治具1について図面を参照しながら説明する。本実施形態に係る保持治具1の全体構成は、第1の実施形態に係る保持治具1と同様に図1に示される。図7は、保持治具1の弾性部材53の拡大図である。具体的には、図7は、保持治具1の弾性部材53を上方から見た図である。なお、図7において、第1の実施形態と同じ構成要素については、同じ参照符号を付してある。
第1の実施形態に係る保持治具1では、第1ないし第8の突起3a,3b,3c,3d,3e,3f,3g,3hにより、電子部品10を保持していたのに対して、本実施形態に係る保持治具1では、第1ないし第4の突起53a,53b,53c,53dにより、電子部品10を保持している。以下に、説明する。
少なくとも、上面10eにおいて対角に位置する稜線10g,10hが固定されれば、電子部品10にずれが発生することを防止できる。そこで、本実施形態に係る保持治具1では、第1の稜線10g近傍において、第1の突起53aを第1の側面10aに接触させると共に、第2の突起53bを第2の側面10bに接触させている。更に、第2の稜線10h近傍において、第3の突起53cを第3の側面10cに接触させると共に、第4の突起53dを第4の側面10dに接触させている。
以上のような構成を保持治具1が有することにより、保持治具1において電子部品10がずれることが防止される。なお、第1ないし第4の突起53a,53b,53c,53dは、図4に示す保持治具1のように、第1及び第2の稜線10g,10hから離れた位置において、第1ないし第4の側面10a,10b,10c,10dに当接していてもよい。
ただし、前記の場合には、第1ないし第4の突起53a,53b,53c,53dが設けられる位置は、以下の条件を満足する必要がある。第1の突起53aは、上面10eを構成する第1の側面10aの辺の中点P1よりも、第1の稜線10g側において第1の側面10aに当接する。第2の突起53bは、上面10eを構成する第2の側面10bの辺の中点P2よりも、第1の稜線10g側において第2の側面10bに当接する。第3の突起53cは、上面10eを構成する第3の側面10cの辺の中点P3よりも、第2の稜線10h側において第3の側面10cに当接する。第4の突起53dは、上面10eを構成する第4の側面10dの辺の中点P4よりも、第2の稜線10h側において第4の側面10dに当接する。
第1ないし第4の突起53a,53b,53c,53dが設けられる位置が前記条件を満たすことにより、例えば、図7において、電子部品10が、時計回りに回転しようとすると、第2の突起53b及び第4の突起53dにより回転が妨げられ、電子部品10が、反時計回りに回転しようとすると、第1の突起53a及び第3の突起53cにより回転が妨げられるようになる。
なお、第1の突起53aは、上面10eを構成する第1の側面10aの辺の中点P1と、第1の稜線10gとを1対2に内分した点を含み、この点より稜線10g寄りに設けられることが好ましく、更には、図7のように、第1の稜線10gに接触するように設けられることが好ましい。第2ないし第4の突起53b,53c,53dについても同様である。
(その他の実施形態)
なお、第1ないし第4の実施形態では、電子部品10の上面10eは、正方形としているが、例えば、長方形であってもよい。
なお、電子部品10に外部電極を形成する方法として、スクリーン印刷を用いるものとしたが、例えば、スパッタや蒸着などによって外部電極が形成されてもよい。また、外部電極の形成にディップ工法やスリット工法が用いられてもよい。
(電子部品について)
以下に、保持治具1に保持される電子部品10の一例について図面を参照しながら説明する。図8は、電子部品10の一例である積層セラミックコンデンサの積層方向に平行な断面構造図である。図9は、電子部品10の上面10eの構成図である。
積層セラミックコンデンサである電子部品10では、図8及び図9に示すように、上面10eに複数の外部電極62aをマトリクス状に形成すると共に、下面10fに複数の外部電極62bをマトリクス状に形成し、該外部電極62aと該外部電極62bとをビア導体63により接続している。このビア導体63には、複数の内部電極64が形成されており、内部電極64同士が絶縁層を介して対向することにより、容量が形成されている。
前記のように、積層セラミックコンデンサにおいて、複数のビア導体63が複数本設けられることにより、電流経路が分散され、ESL(等価直列インダクタンス)が低減される。
保持治具の構成を示した図である。 第1の実施形態に係る保持治具の弾性部材の拡大図である。 電子部品が保持治具に取り付けられる際の工程断面図である。 第2の実施形態に係る保持治具の弾性部材の拡大図である。 第3の実施形態に係る保持治具の弾性部材の拡大図である。 電子部品が別の保持治具に付け替えられる際の工程断面図である。 第4の実施形態に係る保持治具の弾性部材の拡大図である。 電子部品の一例である積層セラミックコンデンサの積層方向に平行な断面構造図である。 電子部品の上面の構成図である。 従来のチップ状電子部品保持用ホルダーの構成を示した図である。 従来のチップ型電子部品保持装置の構成を示した図である。
符号の説明
1 保持治具
2 平板
3,33,43,53 弾性部材
3O,33O,43O,53O 開口
3a,33a,43a,53a 第1の突起
3b,33b,43b,53b 第2の突起
3c,33c,43c,53c 第3の突起
3d,33d,43d,53d 第4の突起
3e,33e,43e 第5の突起
3f,33f,43f 第6の突起
3g,33g,43g 第7の突起
3h,33h,43h 第8の突起
10 電子部品
10a 第1の側面
10b 第2の側面
10c 第3の側面
10d 第4の側面
10e 上面
10f 下面
10g 第1の稜線
10h 第2の稜線
10i 第3の稜線
10j 第4の稜線
15 振込治具
15O,43j 孔
20 ピン
43i 底部
62a,62b 外部電極
63 ビア導体
64 内部電極

Claims (8)

  1. 上面、下面及び第1ないし第4の側面を有する直方体状の電子部品を保持する保持治具において、
    前記電子部品を収納する開口が形成された弾性部材を備え、
    前記弾性部材は、前記開口の内周より突出する第1ないし第4の当接部を、含み、
    前記開口を上方から見た場合に、
    前記第1の当接部は、前記上面を構成する前記第1の側面の辺の中点よりも、該第1の側面と前記第2の側面とが交わって形成される第1の稜線側において該第1の側面に当接し、
    前記第2の当接部は、前記上面を構成する前記第2の側面の辺の中点よりも、前記第1の稜線側において該第2の側面に当接し、
    前記第3の当接部は、前記上面を構成する前記第3の側面の辺の中点よりも、該第3の側面と前記第4の側面とが交わって形成される第2の稜線側において該第3の側面に当接し、
    前記第4の当接部は、前記上面を構成する前記第4の側面の辺の中点よりも、前記第2の稜線側において該第4の側面に当接すること、
    を特徴とする保持治具。
  2. 前記第1の当接部は、前記第1の稜線近傍において、前記第1の側面に当接し、
    前記第2の当接部は、前記第1の稜線近傍において、前記第2の側面に当接し、
    前記第3の当接部は、前記第2の稜線近傍において、前記第3の側面に当接し、
    前記第4の当接部は、前記第2の稜線近傍において、前記第4の側面に当接すること、
    を特徴とする請求項1に記載の保持治具。
  3. 前記第1の当接部及び前記第2の当接部は、前記第1の稜線に対して接触し、
    前記第3の当接部及び前記第4の当接部は、前記第2の稜線に対して接触すること、
    を特徴とする請求項2に記載の保持治具。
  4. 前記第1の当接部と前記第2の当接部とは、一体となって形成され、
    前記第3の当接部と前記第4の当接部とは、一体となって形成されていること、
    を特徴とする請求項3に記載の保持治具。
  5. 前記弾性部材は、前記開口の内周より突出する第5ないし第8の当接部を、更に含み、
    前記開口を上方から見た場合に、
    前記第5の当接部は、前記上面を構成する前記第1の側面の辺の中点よりも、該第1の側面と前記第4の側面とが交わって形成される第3の稜線側において該第1の側面に当接し、
    前記第6の当接部は、前記上面を構成する前記第2の側面の辺の中点よりも、該第2の側面と前記第3の側面とが交わって形成される第4の稜線側において該第2の側面に当接し、
    前記第7の当接部は、前記上面を構成する前記第3の側面の辺の中点よりも、前記第4の稜線側において該第3の側面に当接し、
    前記第8の当接部は、前記上面を構成する前記第4の側面の辺の中点よりも、前記第3の稜線側において該第4の側面に当接すること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の保持治具。
  6. 前記弾性部材は、
    前記電子部品の下面と接触する前記開口の底部を、
    更に含むこと、
    を特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の保持治具。
  7. 前記弾性部材の底部には、孔が形成されていること、
    を特徴とする請求項6に記載の保持治具。
  8. 前記開口の内周より突出する前記当接部には、前記電子部品の側面に接触しないものが存在しないこと、
    を特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の保持治具。
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