JP2008282843A - スタティック・ランダム・アクセス・メモリセル - Google Patents

スタティック・ランダム・アクセス・メモリセル Download PDF

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Abstract

【課題】携帯機器用LCDパネルを駆動するソースドライバICに要求される制約を考慮してソースドライバICチップのサイズを小さくすることができるとともに、安定した歩留まりを確保することができるSRAMセルを提供することを目的とする。
【解決手段】点対称となるようにパスゲートトランジスタQ1,Q2を配置し、各々のゲート電極層を分離してゲート電極層と一体的に形成されたワード線100,101に接続し、プルダウントランジスタQ3と負荷トランジスタQ5の共通ゲート電極層を主ワード線102方向に形成し、その共通ゲート電極層の延長線上にコンタクト層109を形成する。また、主ワード線方向のセル寸法Xを3.2μmとし、ビット線方向のセル寸法Yを1.5μmに形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯機器向け液晶ディスプレイ(LCD)パネルを駆動するためのソースドライバ集積回路(IC)に搭載するスタティック・ランダム・アクセス・メモリセル(SRAMセル)に関するものである。
携帯機器向けLCDパネルを駆動するためのソースドライバICには、消費電流を低減するために画素数に対応する一画面分のデータを記憶するSRAMを搭載するものが多い。例えば、携帯電話では、一画面分のデータをSRAMセルに記憶し、この記憶した一画面分のデータを待ち受け画面(静止画)として表示している。このSRAMの容量は、例えばRGB(Red Green Blue)6ビット階調のWQVGA(Wide Quarter Video Graphic Array)の場合、432×3×6×240=1.87Mbitである。一方、ソースドライバICの出力ピン数は、WQVGA画面に対応して240×3=720ピンとなる。
一般に、ソースドライバICはLCDパネルの周辺部に配置され、極端な細長チップ形状であることが要求される。必然的に上記出力ピンに対応する出力パッドはソースドライバICチップの一辺に配置される。この出力パッドはバンプ技術とポリイミド配線材を用いた技術によれば、概ね20μmのピッチで配置されている。このため、ソースドライバICチップの長辺はこの出力パッドによって制約され、WQVGAの例では最短で14.4mm(=240×3×20μm)となる。以上の配置の制約を考慮すると、SRAMの構成はWQVGAの一辺432と、他辺240に対応する4320(=240×3×6)のマトリクスとなる。
図7は、従来のSRAMセルの概略平面図である。なお、ここで示すSRAMセルは1単位セルである。同図に示すSRAMセルは、U字状或いは逆U字状に形成されたソース・ドレイン層200と、台形状或いはT字状に形成されたゲート電極層201と、コンタクト層202とを備えている。この従来のSRAMセルは、ワード線方向のセル寸法が1.66μmで、ビット線方向の寸法は2.45μmである。図8は、その従来のSRAMセルを用いて構成したSRAMセルアレイの概略図である。SRAMセルは、通常CMOSのnWELLを電源Vccに、pWELLを接地Vss に確実に固定するためにWELL−Vcc/Vss 接続部(図8のハッチィングを施した部分)203を設けている。このWELL−Vcc/Vss 203接続部の幅は1μm程度である。図8に示す従来のSRAMセルアレイでは、チップ構成の効率を考慮して、WELL−Vcc/Vss 接続部203をワード線方向に6ビットセル毎に配置している。このため、アレイサイズ(全体の1/2のサイズ)は、ワード線方向が4306μm(=(1.66μ×4320×1/2)+(1μm×4320/6)、ビット線方向が1058μm(=2.54μm×432)である。図9は、上述した従来のSRAMセルを用いて構成したソースドライバICチップのフロア設計図である。同図に示すソースドライバICチップは、出力回路・パッド部204と、DA変換機などから成る信号発生回路205と、基準電圧発生回路206と、コントロール回路207と、SRAMセルアレイ208とを備える。これらの各回路を含む、図9に示すソースドライバICチップのチップサイズは、2.75×15.0mmである。
特開平5−21755号公報
上述したように、ソースドライバICの短辺方向(図9の縦方向)の長さは、LCDパネルの外側の枠の幅に影響するので、短ければ短いほどよい。ソースドライバICの短辺方向の寸法を短くした分、LCDパネルを大型化して、より見易くすることが可能となるからである。このソースドライバICの短辺方向の寸法を規制しているのは、SRAMセルのサイズである。このため、従来のソースドライバICでは、短辺方向の寸法を短くするために、SRAMセルには、図7に示す、一般の機器で使用されている小型のものを使用している。しかしながら、LCDパネルの更なる大型化のために、ソースドライバICのより小型化が望まれている。
また、従来のSRAMセルは、セルサイズを小さくするために、図7に示すように、上方から見たときに、ソース・ドレイン層をU字状或いは逆U字状に形成し、ゲート電極層を台形状或いはT字状に形成している。このように、ソース・ドレイン拡散層及びゲート電極層が折り曲げられて縦横に配置されていると、加工におけるプロセスマージンが少なくなり、歩留まりが安定し難いという問題がある。
本発明は上記事情に基づいてなされたものであり、携帯機器用LCDパネルを駆動するためのソースドライバICに要求される制約を考慮してソースドライバICチップのサイズを小さくすることができるとともに、安定した歩留まりを確保することができるSRAMセルを提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するための発明に係るスタティック・ランダム・アクセス・メモリセルは、2本のワード線を有するスプリットワード線型のスタティック・ランダム・アクセス・メモリセルであって、主ワード線の配線方向に沿って、2列に3個ずつ配置されたトランジスタを備え、各列の一方の端に点対称となるようにパスゲートトランジスタを配置し、各々のゲート電極層を分離・形成して個別に前記主ワード線に接続し、各列に配置されたプルダウントランジスタと負荷トランジスタの共通ゲート電極層を主ワード線方向に形成し、その共通ゲート電極層の延長線上にコンタクト層を形成し、前記主ワード線方向のセル寸法Xを3.1〜3.3μmとし、ビット線方向のセル寸法Yを1.4〜1.6μmとしている。
また、セル寸法Xとセル寸法Yの比X/Yが 1.93〜2.36の範囲にあることが望ましい。
また、セル寸法Xとセル寸法Yを約100%〜80%の範囲内で縮小してもよい。
本スタティック・ランダム・アクセス・メモリセルは、液晶ディスプレイパネルを駆動するためのソースドライバ集積回路に搭載するようにしてもよい。
本発明によれば、上記の構成にしたことにより、スタティック・ランダム・アクセス・メモリセルのビット線方向のセル寸法を従来のものに比べて小さくすることができるので、携帯機器用LCDパネルを駆動するソースドライバICのサイズを小さくすることができるとともに、安定した歩留まりを確保することができる。
以下に、図面を参照して、本願に係る発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は本発明の一実施形態であるSRAMセルの概略平面図、図2は本実施形態のSRAMセルの等価回路図、図3は図1におけるa−a’矢視概略断面図、図4は図1におけるb−b’矢視概略断面図である。本実施形態のSRAMセルは、2本のワード線を有するスプリットワード線型SRAMセルである。なお、以下では、ゲート電極層と同層にゲート電極層と一体的に形成された本実施形態のワード線を単にワード線と称し、上層に形成された本実施形態のワード線を主ワード線と称する。
本実施形態のSRAMセルは、6個のトランジスタQ1〜Q6を有し、ソース・ドレイン拡散層107と、ゲート電極層108と、コンタクト層109と、基板110と、素子分離111と、ゲート酸化膜112と、層間絶縁層113とを備えている。なお、図1、図3及び図4の各図において、網状ハッチングを施した部分はゲート電極層108、点線入り網状ハッチングを施した部分はコンタクト層109、斜線を施した部分はソース・ドレイン拡散層107である。また、本実施形態では、図を簡略化するため、主ワード線102、ビット線103,104、電源線105及び接地線106は、一点鎖線で記載し、SRAMセルの周辺にのみ表示するようにしている。
トランジスタQ1,Q2はデータを転送するためのパスゲートトランジスタであり、nチャネルFETである。トランジスタQ3,Q4はプルダウントランジスであり、nチャネルFETである。トランジスタQ5,Q6は、負荷用のトランジスタであり、pチャネルFETである。
配線層は、ゲート電極層108の上に形成された第1層の配線層と、第1層の上に形成された第2層の配線層と、第2層の上に形成された第3層の配線層の3層構造となっている。第1層には中継用の配線が形成され、第2層には主ワード線102等が形成され、第3層にはビット線103,104や電源線105や接地線106等が形成されている。
図7等に示す従来のSRAMセルは、コンパクト化するために、パスゲートトランジスタの各ゲートは、台形状に形成された共通のゲート電極層により接続され、この共通のゲート電極層を介してワード線に接続されている。これに対して、本実施形態のパスゲートトランジスタQ1,Q2の各ゲートは、直線状に形成されたゲート電極層108と一体的に形成されたワード線100,101と第1層の中継用の配線とを介して第2層に形成された主ワード線102に接続される。本実施形態では、トランジスタQ1とトランジスタQ2の各々のゲート電極層は、互いに分離して形成され、すなわち、ワード線100とワード線101はお互いに分離して形成され、各々別個に主ワード線102に接続される。したがって、本実施形態のSRAMセルは、パスゲートトランジスタQ1,Q2の配置と配線が図7に示す従来のものとは全く異なるものとなっている。本実施形態では、パスゲートトランジスタQ1,Q2をこのように配置したことにより、SRAMセルのビット線方向の寸法を小さくすることが可能となった。
また、図7等に示す従来のSRAMセルは、コンパクト化するために、2つのパスゲートトランジスタを近接してワード線の配線方向に並べて配置し、またプルダウントランジスタと負荷トランジスタをビット線方向に並べて配置している。このため、図7に示すようにSRAMセル全体が縦長の形状となっている。これに対して、本実施形態のSRAMセルは、トランジスタQ3とトランジスタQ5、及び、トランジスタQ4とトランジスタQ6とを主ワード線方向に並べて配置している。また、プルダウントランジスタと負荷トランジスタの共通ゲート電極層を主ワード線方向に形成し、その共通ゲート電極層の延長線上にコンタクト層を形成している。さらに、トランジスタQ1をトランジスタQ4とトランジスタQ6の並びの延長線上に配置し、トランジスタQ2をトランジスタQ3とトランジスタQ5の並びの延長線上に配置し、且つトランジスタQ1とトランジスタQ2とが互いに点対称となるように配置している。これにより、本実施形態のSRAMセルは、従来のものに比べて、ビット線方向のセル寸法を小さくすることができる。
本実施形態のSRAMセルは、上記のように構成したことにより、主ワード線方向の寸法Xを約3.2μmに、また、ビット線方向の寸法Yを約1.5μmに形成することができる。
図5は、本実施形態のSRAMセルを用いて構成したSRAMセルアレイを示す概略図である。本実施形態のSRAMセルでは、nWELLを電源に接続するとともに、pWELLを接地するためのWELL−Vcc/Vss 接続部(図5のハッチィングを施した部分)114はビット線方向に沿って、6ビット毎に配置しており、このWELL−Vcc/Vss 接続部114の幅は約1μm程度である。したがって、本実施形態のSRAMセルアレイサイズ(全体の1/2のサイズ)は、主ワード線方向が6912μm(=3.2μm×4320×1/2)、ビット線方向が720μm(=1.5μm×432)+(1μm×432/6))である。
図6は、図5に示すSRAMセルアレイを用いて構成したLCDパネルを駆動するためのソースドライバICのフロア設計図である。図6に示す本実施形態のソースドライバICは、出力回路・パッド部115と、DA変換機などから成る信号発生回路116と、基準電圧発生回路117と、コントロール回路118と、SRAMセルアレイ119とを備えている。
出力回路・パッド部115は、SRAMセルに保持しているデータをLCDパネルに出力するための回路とパッドである。信号発生回路116は、6ビットのデジタル階調情報をアナログの階調情報に変換するための回路である。基準電圧発生回路117は、SRAMセルの駆動電圧(Vcc)1.8vや、信号発生回路等の駆動電圧5vなど、本ソースドライバICに搭載されている各回路で使用する各種の電圧を生成するための回路である。コントロール回路118は、このソースドライバIC全体の各回路の動作を制御するための回路である。
図6に示すように、本実施形態のSRAMセルを使用したソースドライバICは、チップの長辺方向の出力回路・パッド部115とSRAMセルアレイ119を含む他の部分の長さが整合している。また、信号発生回路116、基準電圧発生回路117、コントロール回路118は、チップの長辺方向を有効に使用して、再設計によりチップの短辺方向の長さを抑えることができる。これらの各回路のサイズを考慮すると、本実施形態のソースドライバICのチップサイズは、約1.76×21.5μmとなる。したがって、本実施形態のSRAMセルを搭載したソースドライバICは、携帯機器、特に携帯電話用のLCDパネルに用いるソースドライバICに使用することにより、従来のものに比べて、LCDパネルの枠の幅を小さくして、画面を大きくすることができる。
本実施形態によれば、SRAMセルの面積は従来のものより大きくなるが、ビット線方向のセル寸法を短くすることができる。したがって、本実施形態のSRAMセルを使用することにより、ソースドライバICのチップの短辺方向の寸法を短くすることができる。
また、上記の本実施形態によれば、ソースドライバIC のチップサイズを従来例の 41.25mm2(=2.75mm×15.0mm)から 37.84mm2(=1.76mm×21.5mm)に約 10% 縮小可能となる。
また、斜線ハッチングを施したソース・ドレイン拡散層と網状ハッチングを施したゲート電極層は、形成されている層が異なるので、上方から見たときに両者が重なったり、両者のエッジ部が接触したりしても、理論的にはリークすることはない。しかしながら、実際には、図7に示す従来のSRAMセルのように、セルサイズを小さくするために、ソース・ドレイン層とゲート電極層のエッジ部が上方から見たときに一部で接触するように形成すると、この接触しているエッジ部から、僅かではあるがリーク電流が流れる場合がある。従来のSRAMセルは、商用電源で動作するコンピュータ等のメモリ用として、小型化を優先して設計・製造されたものであり、商用電源を使用する機器では、このSRAMセルのリーク電流は問題にならない。しかしながら、携帯電話のように電池で駆動される機器では、このリーク電流が流れると、消費電力が大きくなって一回の充電で使用できる時間が短くなり、問題となる。本実施形態によれば、ソース・ドレイン拡散層とゲート電極層がそれぞれ一方向に配置されるレイアウトであるので、チャネル領域以外にお互いの層が干渉してリークパスとなるようなレイアウト箇所は存在しない。したがって、本実施形態のSRAMセルによれば、従来のものに比べてリーク電流を少なくしてスタンドバイ電流を低く抑えることが可能であり、その結果として歩留まりを安定させることができる。
また従来のSRAMセルは、小型化するために、図7に示すように、ゲート電極層を台形状或いはT字状に形成し、ソース・ドレイン層をU字状或いは逆U字状に形成している。これに対して、本実施形態のSRAMセルでは、ゲート電極層を主ワード線方向に直線状に形成し、ソース・ドレイン拡散層をビット線方向に直線状に形成している。したがって、本実施形態のSRAMセルは、従来の図7に示すSRAMセルに比べて、十分なプロセスマージンを有するので、歩留まりを安定させることができる。
また、nチャネルのトランジスタQ1とトランジスタQ3とを並べて配置、pチャネルのトランジスタQ5とトランジスタQ6とを並べて配置し、更にnチャネルのトランジスタQ2とトランジスタQ4とを並べて配置している。このように、nチャネルの領域とpチャネルの領域とを分けているので、本実施形態のSRAMセルは、製造が容易なものとなる。
また、従来のSRAMセルを用いたソースドライバICは、図9に示すように、出力回路・パッド部204とSRAMセルアレイ208の長さが整合しておらず、基準電圧発生回路206及びコントロール回路207とSRAMセルアレイ208との間に空き領域が存在するため、チップレイアウトが冗長となって、チップサイズが大きくなるという問題があった。これに対して、本実施形態によれば、図6に示すように、空き領域を少なくして、ソースドライバICのスペースを有効に活用することができる。
尚、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内において種々の変形が可能である。
例えば、上述した実施形態では、SRAMセルをソースドライバICに搭載する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ソースドライバとゲートドライバとを一緒に搭載したソース・ゲートドライバICに搭載するようにしてもよい。この場合、ソースドライバICの長辺方向を更に長くして延長した両端部に、すなわちパッド部やSRAMセルアレイの外側にゲートドライバを配置することにより、ソース・ゲートドライバICの短辺方向の寸法を従来のものに比べて小さくすることができる。
また、上記の実施形態では、WQVGAが432×3×6×240=1.87Mbitである場合について説明したが、WQVGAは400×3×6×240=1.73Mbitタイプのものであってもよい。
また、上記の本実施形態では、SRAMセルの主ワード線方向の寸法は 3.2μm、ビット線方向の寸法は1.5μm としているが、各回路のサイズを若干調整することによってSRAMセルのサイズとしては、主ワード線方向のセル寸法が3.1〜3.3μm、ビット線方向のセル寸法が1.4〜1.6μmでも本発明が解決しようとする課題を解決できる。SRAMセルの主ワード線方向の長さが3.3μmより大きいと、図6における信号発生回路116に対して、SRAMセルアレイ119の長さが長くなってしまう結果、ソースドライバICの長辺方向のチップサイズが本実施例の 21.5mmよりも長くなってしまう問題が生じる。逆に3.1μmより小さいと、レイアウト配置上ビット線方向のセル寸法を 1.6μm よりも大きくせざるを得なくなるため、その結果としてソースドライバICの短辺方向のチップサイズが本実施例の 1.76mmよりも長くなってしまう問題が生じる。SRAMセルのビット線方向のセル寸法に関しても、同様な問題が生じることから最適な範囲は1.4〜1.6μm である。すなわち、SRAMセルの主ワード線方向のセル寸法Xとビット線方向のセル寸法Yはその比X/Y=1.93(=3.1/1.6)〜2.36(=3.3/1.4)が望ましい。
更に、本実施形態のSRAMセルを光学的に100〜80%にシュリンクしたSRAMセルを用いる応用も可能である。80%より小さいと、本実施例で使われている微細加工技術では加工ができなくなってくることから、更に微細な加工技術が必要となり、プロセスコストが増加する問題が生ずるからである。この場合はSRAMセルが搭載されたソースドライバICチップ全体を光学的にシュリンクする手法と光学的にシュリンクされたSRAMセルから構成されるSRAMセルアレイを搭載する手法がある。
以上説明したように、本発明のSRAMセルによれば、従来のものに比べてビット線方向のセル寸法を小さくすることができるので、携帯機器用LCDパネルを駆動するソースドライバICのサイズを小さくすることができるとともに、安定した歩留まりを確保することができる。したがって、本発明は、携帯電話等の携帯機器に用いるLCDパネルに適用することができる。
図1は、本実施形態のSRAMセルの概略平面図である。 図2は、本実施形態のSRAMセルの等価回路図である。 図3は、図1におけるa−a’矢視概略断面図である。 図4は、図1におけるb−b’矢視概略断面図である。 図5は、本実施形態のSRAMセルを用いて構成したSRAMセルアレイの概略図である。 図6は、本実施形態のSRAMセルアレイを搭載したソースドライバICのフロア設計図である。 図7は、従来例のSRAMセルの概略平面図である。 図8は、従来例のSRAMセルを用いて構成したSRAMセルアレイの概略図である。 図9は、従来例のSRAMセルアレイを搭載したソースドライバICのフロア設計図である。
符号の説明
100 ワード線(WL1)
101 ワード線(WL2)
102 主ワード線(WL)
103 ビット線(BL)
104 ビット線(BL’)
105 Vcc 電源線
106 Vss 接地線
107,200 ソース・ドレイン拡散層
108,201 ゲート電極層
109,202 コンタクト層
110 基板
111 素子分離
112 ゲート酸化膜
113 層間絶縁層
114,203 WELL−Vcc/Vss 接続部
114,204 出力回路・パッド
116,205 DA変換機などから成る信号発生回路
117,206 基準電圧発生回路
118,207 コントロール回路
119,208 SRAMセルアレイ

Claims (4)

  1. 2本のワード線を有するスプリットワード線型のスタティック・ランダム・アクセス・メモリセルであって、
    主ワード線の配線方向に沿って、2列に3個ずつ配置されたトランジスタを備え、
    各列の一方の端に点対称となるようにパスゲートトランジスタを配置し、各々のゲート電極層を分離・形成して個別に前記主ワード線に接続し、
    各列に配置されたプルダウントランジスタと負荷トランジスタの共通ゲート電極層を主ワード線方向に形成し、その共通ゲート電極層の延長線上にコンタクト層を形成し、
    前記主ワード線方向のセル寸法Xを3.1〜3.3μmとし、ビット線方向のセル寸法Yを1.4〜1.6μmとしたことを特徴とするスタティック・ランダム・アクセス・メモリセル。
  2. 前記セル寸法Xと前記セル寸法Yの比X/Yが 1.93〜2.36の範囲にあることを特徴とする請求項1記載のスタティック・ランダム・アクセス・メモリセル。
  3. 前記セル寸法Xと前記セル寸法Yを約100%〜80%の範囲内で縮小したことを特徴とする請求項1記載のスタティック・ランダム・アクセス・メモリセル。
  4. 液晶ディスプレイパネルを駆動するためのソースドライバ集積回路に搭載されることを特徴とする請求項1、2又は3記載のスタティック・ランダム・アクセス・メモリセル。
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