JP2008282614A - 組立式スタンド装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数種のパーツの組合せによって、現場における作業環境に対応して例えば単灯式、複灯式等の種々な照明スタンドを構成することを可能にする。
【解決手段】2組の面壁が対峙している角筒状で、対峙している少なくとも1組の面壁には外部に連通してナット板19を係止する係止溝15を有していて、支柱部あるいは脚部となるパイプ材10を形成する。脚部となるパイプ材10を連結固定するよう、放射状に突設した複数の脚支片3を有するスタンドベース1と、支柱部となるパイプ材10をスタンドベース1上に立脚固定する支柱固定プレート20とを備える。また、パイプ材10に嵌め合わせて支柱固定プレート20を隠蔽するほぼ帽子状の第1スタンドキャップ30、第1スタンドキャップ30の下端縁部に係止して、脚支片3上に固定する第2スタンドキャップ40を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は例えば自動車修理工場、各種機器の製造工場その他において、作業部位等を補助的にでも照明する場合に使用し、現場の作業状況その他に応じて単灯式あるいは複灯式、更には単柱式あるいは複柱式等に選択的に自在に組立可能にした自立できる照明スタンドとして構成可能で、更には種々な支柱構造として構成できる組立式スタンド装置に関する。
従来から、例えば自動車修理工場等において車両等の修理に際する手元照明のために各種の自立型の照明装置が提供されている。例えば特許文献1に示すスタンド型車両用作業照明具であり、特許文献2に示す建設工事用照明スタンドであり、特許文献3に示す照明具支持スタンド等である。
特許文献1に示すスタンド型車両用作業照明具は、傾斜拡開した3本の脚部を備えた三脚型の基台に、照明灯を備えたアーム部材を伸張自在にして連結し、アーム部材を所定の適宜な角度で折曲させることで、種々な態様で車両の各部を選択的に照明するようにしてなる。特許文献2に示す建設工事用照明スタンドは、自在に移動可能にした基台上に支柱を立設し、この支柱を囲むように複数の照明器具を配すると共に、支柱の上部に首振り機構を介して投光器を取り付けたものである。特許文献3に示す照明具支持スタンドは、受け部を突設したプレート状の基台に切欠部を形成し、照明具を取り付けたダクトを上部に連結した支柱を受け部に取り外し自在に嵌め合わせることで、支柱を基台上に立脚状に固定したものである。
特開2003−151309号公報 実開平6−73801号公報 登録実用新案第3074481号公報
如上のような自立型の照明装置において、特許文献1では三脚型の基台が所定の傾斜角度で末広がり状になっているから、機器自体が占める実質的な占有空間はかなりの程度に大きくなり、作業者等によって基台を引っ掛けて、倒してしまうようなこともあり、狭隘な作業場所等で使用するには適当ではない。特許文献2では設置場所の周囲を照明し、またスポット的な部分照明を可能にしても、例えば多灯形式として集中的に特定部位等を照明するには適当ではなく、重量的にも嵩張る。特許文献3では、基台に突設した受け部に支柱下部を嵌め合わせ、支柱上部にダクトを介して照明具を支持するから、受け部に多大な荷重が集中的に負荷されることになり、この部位の補強を配慮しておかなければ、損壊される虞もある。また、基台と支柱とを取り外し可能にした組立分解式とし、基台を複数で重ね合わせることでコンパクトな格納を図るとしても、1台のスタンドの組立、分解による場合には基台自体がプレート状であることで、それほどコンパクトに纏められるとは限らない。
また、これらの従来の照明装置においては、照明対象物の大小、使用場所、作業環境その他によって様々な照明器具態様となるように設定する必要があっても、その照明装置自体の形状、構造等は予め定められているから、作業環境等の変化に対応した器具形態とすることは困難であった。
そこで本発明は叙上のような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、その目的は例えば照明対象物に対応して、種々な形態で組立可能となるように予め用意された複数種のパーツの組合せで対応できるようにして、特に照明灯を支持する支柱部自体を自立状態で設置できるようにする照明スタンドとして構成可能とすることにある。また、支柱部自体は1本の単柱式あるいは複数本の複柱式としたり、設置支持する照明灯も、これを単数であるいは複数で組合せ構成でき、現場における作業環境に対応した種々な構成とすることを可能とすることにある。そしてまた、種々な部材を支持できるように形態が異なる支柱構造を簡単に組み立て得る組立式スタンド装置を提供することにある。
上述した課題を解決するため、本発明にあっては、その第1は、2組の面壁が対峙している角筒状で、対峙している少なくとも1組の面壁には外部に連通していて、ナット板19が係止される係止溝15を有するパイプ材10と、脚部となるパイプ材10を連結固定するよう、放射状に突設した複数の脚支片3を有するスタンドベース1と、支柱部となるパイプ材10をスタンドベース1上に立脚固定する支柱固定プレート20とを備えて成ることを特徴とする。
また、パイプ材10に嵌め合わされて、支柱固定プレート20を隠蔽するほぼ帽子状の第1スタンドキャップ30を備えるものとしたり、更にはこの第1スタンドキャップ30の下端縁部に係止して、脚支片3上に固定される第2スタンドキャップ40を備えるものとしたりできる。
パイプ材10は、支柱部、脚部として使用構成されるとき、脚部あるいは支柱部とするときの長さ・高さ、また脚部として組合せられるときの数等は任意に設定できるものとしてある。そして、パイプ材10自体は、一方の対として対峙する第1面壁11、第3面壁13ではほぼ平坦状の外郭面を有し、他方の対として対峙する第2面壁12、第4面壁14ではパイプ材10自体の内方に窪み状となる係止溝15を形成し、この係止溝15の左右開口縁それぞれで係止溝15を半ば閉塞するように互いに他方の開口縁側に向けて延びている係止縁16を突設して構成することができる。
スタンドベース1は、平面から見て多角形状、例えば三角形状、五角形状等を呈するプレート状のベース本体2の各角部に、脚部を位置決め連結する脚支片3を突設状に連設し、脚支片3相互間の辺縁には折曲された補強片4を設けてある。また、補強片4自体は側面から見て断面でほぼL字状に折曲されて形成され、スタンドベース1自体には、ネジ止め孔6すなわち支柱固定プレート20、第1スタンドキャップ30、更には第2スタンドキャップ40を連結固定する等のための透孔状あるいは雌ネジ状のネジ止め孔6が適宜に開穿されて成る。
支柱固定プレート20は、スタンドベース1に当接固定されるベース固定部21と、パイプ材10の外側面に嵌め合わせるようにして当接固定される支柱固定部22とを備え、例えば側面から見てほぼL字状を呈している。
第1スタンドキャップ30は、支柱固定プレート20を含む周囲を囲繞するようにしたやや裾広がり筒状に形成した囲繞周壁部31と、パイプ材10の外郭形に対応した内形状で開口されているパイプ材挿通開口33を形成して、囲繞周壁部31の上部を閉塞する頂壁部32と、囲繞周壁部31の下端開口縁に形成した段状フランジ部34とから成る。また、段状フランジ部34は、支柱固定プレート20における支柱固定部22に嵌め合うようにして形成することができる。
第2スタンドキャップ40は、第1スタンドキャップ30における下端縁部に嵌め合わせてベース本体2にネジ止めするボルト挿通孔42を開穿して成り、第1スタンドキャップ30との嵌め合わせには、例えば段状フランジ部34に嵌り合う切欠部41を形成するものとしてある。
本発明にあって、その第2は、2組の面壁が対峙している角筒状で、対峙している少なくとも1組の面壁には外部に連通していて、ナット板19が係止される係止溝15を有するパイプ材10と、放射状に突設した複数の脚支片3を有するスタンドベース1と、支柱部となるパイプ材10をスタンドベース1上に立脚固定する支柱固定プレート20と、スタンドベース1の脚支片3に固定されることでスタンドベース1に連結されて脚部となるスタンドレッグ60とを備えて成ることを特徴とする。
また、パイプ材10に嵌め合わされて、支柱固定プレート20を隠蔽するほぼ帽子状の第1スタンドキャップ30を備えるものとすることができる。
スタンドレッグ60は、第1スタンドキャップ30における下端縁部に嵌め合わせてスタンドベース1に連結固定する連結部62を設けて成り、第1スタンドキャップ30との嵌め合わせには、これに嵌り合う切欠部41を形成することができる。より具体的には、直方体状で下端、一側端がそれぞれ開放されているほぼボックス状を呈し、開放されている一側端に、第1スタンドキャップ30部分、脚支片3部分に嵌め合わせてスタンドベース1に連結固定する連結部62を形成し、他側端に、キャスター部材50あるいは設置用部材51が固定される取付孔63を設けて成る。第1スタンドキャップ30、脚支片3部分への嵌め合いには、これらに嵌り合う切欠段部61を形成することができる。
本発明にあって、その第3は、2組の面壁が対峙している角筒状で、対峙している少なくとも1組の面壁には外部に連通していて、ナット板19が係止される係止溝15を有するパイプ材10と、このパイプ材10を直交状に連結固定するパイプ材固定プレート70とを備えて成ることを特徴とする。
パイプ材固定プレート70は、直交配置されるパイプ材10の直交連結部位で、パイプ材10それぞれの一側面に斜状に架装当接する筋交い片本体71と、一方のパイプ材10における筋交い片本体71が当接する一側面に隣接する他側面に当接される第1固定片72と、他方のパイプ材10における筋交い片本体71が当接する一側面に隣接する他側面に当接される第2固定片73と、筋交い片本体71あるいは第1固定片72、第2固定片73をパイプ材10に固定する固定手段75とから成る。
固定手段75は、パイプ材10における係止溝15位置に対応して当接する第1固定片72自体、第2固定片73自体、また筋交い片本体71における第1固定片72、第2固定片73側の側縁部それぞれに開穿したボルト挿通孔に挿通したボルトを、係止溝15に挿入配置されるナット板19にネジ止めするようにして成る。
以上のように構成された本発明に係る組立式スタンド装置にあって、スタンドベース1は、これの脚支片3に脚部となるパイプ材10あるいはスタンドレッグ60を連結固定することで複数の所定長さの脚部を放射状に配置した支持台として構成され、スタンドベース1上に立脚支持した所定高さの支柱部となるパイプ材10をしっかりと支持し、この支柱部に例えば照明灯Lを固定することで自立型の照明スタンドとさせる。
スタンドベース1の脚支片3それぞれは、複数のパイプ材10あるいはスタンドレッグ60を個別に連結固定し、その放射状配置を保持し、立脚支持される支柱部となるパイプ材10を倒立させることなく、更に支柱部に固定した例えば照明灯Lを安定的に支持させる。
外部に連通している係止溝15を備えたパイプ材10は、係止溝15にスライドあるいは直接的に挿入配置されるナット板19によって各種の部材となるパーツ、例えばスタンドベース1、支柱固定プレート20、第1スタンドキャップ30、第2スタンドキャップ40、更にはパイプ材固定プレート70等との連結固定を可能にさせる。
支柱固定プレート20は、スタンドベース1上に支柱部となるパイプ材10を倒立させることなく安定的に支持固定させ、第1スタンドキャップ30は、この支柱固定プレート20を囲繞隠蔽して化粧し、体裁を良好にさせる。また、第2スタンドキャップ40は、第1スタンドキャップ30から脚支片3を経て脚部となるパイプ材10への連結箇所を半ば隠蔽化粧し、同じく体裁を良好にさせる。
また、スタンドレッグ60は、スタンドベース1の脚支片3それぞれに連結固定されることで、支柱部となる所定高さのパイプ材10を支持しているスタンドベース1の放射状の脚部となり、パイプ材10更には照明灯L等を安定した状態で支持させる。
更に、パイプ材固定プレート70は、相互に直交させて配置連結するパイプ材10相互をしっかりと固定させ、しかも脚部となるパイプ材10上に、支柱部となるパイプ材10を直接に配置して連結固定させ、パーツの組合せを簡素化させる。
本発明は以上説明したように構成されているため、例えば自動車修理工場等での修理自動車その他の照明対象物に対応して、種々な態様で照明できる様々な形態のものとして組立可能である。それらは予め用意された各部材である複数種のパーツすなわちスタンドベース1、パイプ材10、支柱固定プレート20、第1スタンドキャップ30、第2スタンドキャップ40、キャスター部材50、スタンドレッグ60、パイプ材固定プレート70等の組合せで対応でき、特に照明灯Lを支持する支柱部自体を自立させて設置できる。また、支柱部自体は1本の単柱式あるいは複数本の複柱式としたり、設置支持する照明灯Lも、これを単数であるいは複数で組合せ構成でき、現場における作業環境に対応した種々な構成とすることが可能である。
パイプ材10、スタンドベース1、支柱固定プレート20等の各部材から成る組合せとすることで、脚部となるパイプ材10を放射状に配して、また支柱部となるパイプ材10を立設固定したスタンドベース1を安定的に保持でき、ひいては支柱部更にはこれに連結固定する照明灯L等をしっかりと自立状態で支持できる。
また、第1スタンドキャップ30によって、スタンドベース1上でパイプ材10を立脚状に固定連結している支柱固定プレート20を隠蔽化粧でき、更には第2スタンドキャップ40によって、第1スタンドキャップ30の縁部から、スタンドベース1に脚部を連結している脚支片3における連結部位を半ば隠蔽化粧し、組立後の体裁を良好にする。
パイプ材10は、2組の面壁すなわち第1面壁11と第3面壁13、第2面壁12と第4面壁14とが対峙している角筒状で、対峙している少なくとも1組の面壁例えば第2面壁12と第4面壁14とには外部に連通していて、ナット板19が係止される係止溝15を設けてあるから、この係止溝15に挿入配置されるナット板19を介して、種々な部材をネジ止めさせて連結固定できる。例えばスタンドベース1と脚部となるパイプ材10の連結固定、パイプ材10とスタンドベース1とを連結する支柱固定プレート20とのネジ止め、パイプ材10に対する取付治具Jを介しての照明灯Lの支持等に利用できる。
スタンドベース1は、脚支片3によって脚部となる所定長さのパイプ材10を放射状に配して連結固定することで、安定した支持台を構成し、図示のように三つ叉状とすることに限定されず、脚支片3の増加によって例えば4脚、5脚形態更にはそれ以上の脚数とすることも可能である。また、脚部長さも任意に設定できる。
パイプ材10、スタンドベース1、支柱固定プレート20、スタンドレッグ60等の各部材から成る組合せは、スタンドレッグ60自体が支柱部となるパイプ材10を立脚支持しているスタンドベース1の放射状の脚部となるから、簡素化した構成ながらも放射状配置の脚部によって、支柱部、照明灯L等を安定した状態で支持できる。
更には、パイプ材10、パイプ材固定プレート70等の各部材から成る組合せは、相互に直交させて配置連結するパイプ材10相互をしっかりと固定するものとなり、パイプ材10の相互の組合せによる脚部構成、この脚部上に立脚させるパイプ材10による支柱部構成を可能にする。しかも脚部はパイプ材10を1本であるいは複数本で形成でき、これらの脚部となるパイプ材10上に、支柱部となるパイプ材10を直接に配置して連結固定させるから、パーツの組合せを簡素化させる利点がある。
パイプ材固定プレート70は、パイプ材10それぞれの一側面に斜状に架装当接する筋交い片本体71と、一方のパイプ材10の他側面に当接される第1固定片72と、他方のパイプ材10の他側面に当接される第2固定片73と、筋交い片本体71あるいは第1固定片72、第2固定片73をパイプ材10に固定する固定手段75とから成るから、直交配置のパイプ材10相互を確実に連結固定できる。
しかも、このパイプ材固定プレート70を、筋交い片本体71に対して第1固定片72、第2固定片73それぞれを左右対称的に構成して対状にして配置使用することで、例えば脚部となるパイプ材10上に支柱部となるパイプ材10を左右から抱持し挟み込むように固定することで、支柱部となるパイプ材10を一層安定した立設状態とすることが可能である。
尚、上記の課題を解決するための手段、発明の効果の項夫々において付記した符号は、図面中に記載した構成各部を示す部分との参照を容易にするために付した。本発明は、これらの記載、図面中の符号等によって示された構造・形状等に限定されない。
以下図面を参照して本発明を実施するための最良の一形態を説明する。図1乃至図13に示される第1の実施の形態において示される符号1はスタンドベースであり、このスタンドベース1は、自立状に立脚させられる後述のパイプ材10から成る支柱部と、支柱部を立脚させるべく例えば三つ叉状あるいは5方向あるいは複数方向の放射状に配列される同じくパイプ材10から成る脚部とを連結固定し、一体化させる。
図示にあってのスタンドベース1は三つ叉状に配置される脚部に対して支柱部を立脚させるように、平面から見て基本的には三角形状を呈するプレート状のベース本体2の各角部に、脚部を位置決め連結する脚支片3を突設状に連設し、脚支片3相互間の辺縁は側面から見て断面でほぼL字状に折曲された補強片4としてある(図4、図5参照)。また、脚支片3部位の両脇における補強片4の端縁相互間の間隔は脚部となるパイプ材10の幅員にほぼ対応している。脚支片3の奥部側であるベース本体2には、脚支片3に沿って挿入状に配置される脚部端を位置決め係止するストッパー5が切り起こし状にして形成されている。ベース本体2、脚支片3それぞれには、脚部、支柱部を立脚固定する後述の支柱固定プレート20、第1スタンドキャップ30、第2スタンドキャップ40等をネジ止め等して連結固定するための透孔状あるいは雌ネジ状のネジ止め孔6が所定位置で適宜に開穿されている。
また、このスタンドベース1における脚支片3は、隣り合う2片相互の拡開角度が例えば100°としてあり、他の1片の脚支片3との拡開角度は130°としてある(図5参照)。こうすることで、相互間の拡開角度が小さくして隣り合う2片の脚支片3は主たるものとして、例えば組立後のスタンド相互を連結する場合、支柱部に例えば照明灯Lを支持連結するときの荷重支持側に位置させて倒立防止を図るとする場合等として使用させる。また、両脇の拡開角度が大きい1片の脚支片3は、その場合の補助的な荷重支持の役割を果たすものとしてある。
このスタンドベース1自体は、主として重量的に嵩張る支柱部更には照明灯Lを支持する場合には、図1、図2に示すように脚支片3相互間に後述のパイプ材10を挟み込むように上下で対向させた対状に組合せ使用される。このように対向状態で組合せ使用されることを考慮して、補強片4の高さはパイプ材10の幅員の1/2以下に設定されている。また、主として軽量な照明灯L等を支持する場合には、図14乃至図16に示すように単一盤構成のものとして使用される。これらの使用態様の相違は、いずれも任意に選択でき、特に限定されるものではない。
また、図6にはスタンドベース1の他の形態が示されている。これは、設置面上で5方向の放射状にして脚部を配置構成できるように、ベース本体2を平面から見て五角形状に形成し、5個の角部に脚支片3を突設形成して成る。このように、スタンドベース1自体は、脚部数に対応して所定の多角形状に形成でき、1本の脚部に1本のパイプ材10が対応して組合せ構成できることと相俟ち、多様な脚部構成を可能にしている。
支柱部、脚部となるパイプ材10は、図3に示すように断面で基本的には矩形枠を呈するようになっている長尺な四角筒状に形成されており、予め所定長さに設定されていたり、必要に応じて所定長さで切断されたりして使用される。そして、一方の対として対峙する第1面壁11、第3面壁13ではほぼ平坦状の外郭面を有している。また、他方の対として対峙する第2面壁12、第4面壁14ではパイプ材10自体の内方に窪み状となって、外部と連通している係止溝15を形成し、この係止溝15の左右開口縁それぞれで係止溝15の開口を半ば閉塞するように互いに他方の開口縁側に向けて延びている係止縁16を突設してあり、係止溝15の奥底部は、係止溝15の左右部分で傾斜している断面で〔型を呈している。またこのパイプ材10によって支柱部となるときの高さ、脚部となるときの脚数、長さ等は任意に設定されるのは勿論である。
図示のように第1面壁11と第3面壁13との相互の間隔幅員は、第2面壁12、第4面壁14との相互の間隔幅員に比しやや大きく形成してある。これは、例えば組立使用時のパイプ材10自体の向き、方向等を考慮するためであり、特にこれを考慮したとしても、幅員が相違あるいは同一となっていてもよく、限定されるものではない。
そして、このパイプ材10自体の四隅内部には、開放されている断面でほぼ円形溝状の係止条17を形成してある。この係止条17は、例えばパイプ材10末端開口部を化粧隠蔽するエンドキャップ9内側面に突成してあるピン部をやや強制的に挿入連結させることで、パイプ材10末端開口部を閉塞させる。
尚、係止溝15は、パイプ材10自体に他部材例えばスタンドベース1、支柱固定プレート20、キャスター部材50更にはパイプ材10自体をネジ止め連結固定するときに、他部材に貫挿したボルトをネジ込む雌ネジ孔が適数で開穿されている矩形状のナット板19を挿入配置させるのであり、挿入後は係止縁16に係止されることで支持される。このナット板19は、パイプ材10の端部の開口縁からスライドさせることで、あるいはスライドさせることなく係止縁16相互間の開口から必要とする位置に直接に挿入される。そのため、係止縁16相互の間隔幅員に比し小さくはない幅員を有していて、係止縁16内側面に係止されるようにしてあり、雌ネジ孔は例えば2個あるいは3個、更に必要があれば4個以上にして設けられている。
スタンドベース1上に立脚される支柱部となるパイプ材10は、このパイプ材10を挟むようにして対峙させて対状に配置される支柱固定プレート20によって、スタンドベース1に連結固定される。この支柱固定プレート20は、図7に示すように側面から見てほぼL字状を呈し、スタンドベース1に当接されて例えばネジ止めにて固定されるベース固定部21と、パイプ材10の外側面に嵌め合わせるように当接されて例えばネジ止めにて固定される支柱固定部22とを備える。
ベース固定部21は、スタンドベース1におけるネジ止め孔6にネジ止めされることで連結固定される。
支柱固定部22は、パイプ材10における係止溝15が形成されている第2面壁12、第4面壁14それぞれの側面に当接されるものとし、第1面壁11、第3面壁13それぞれの側面の縁部にも当接する当接係止縁23をL字状に折曲させることで両側縁に有している。この支柱固定部22とパイプ材10とのネジ止めには、係止溝15に挿入配置されるナット板19が使用される。
図示の支柱固定プレート20は、ベース固定部21と支柱固定部22との連続角部には補強のためのビードが施されており、支柱固定部22の基部は上方側がやや狭幅となる台形状に形成されている。
スタンドベース1上にパイプ材10を立脚固定した支柱固定プレート20には、この支柱固定プレート20を化粧し、隠蔽するように基本的には鍔付き帽子形状を呈する第1スタンドキャップ30が被装される。この第1スタンドキャップ30は、図8、図9に示すように支柱固定プレート20を含むパイプ材10周囲を囲繞するようにしたやや裾広がり筒状に形成した囲繞周壁部31と、パイプ材10の外郭形に対応した内形状で開口されているパイプ材挿通開口33を形成して、囲繞周壁部31の上部を閉塞する頂壁部32と、囲繞周壁部31の下端開口縁で、支柱固定プレート20における支柱固定部22に嵌め合うように形成した段状フランジ部34とから成る。また段状フランジ部34には、スタンドベース1あるいは支柱固定部22にネジ止めさせるボルト挿通孔を開穿してある。
尚、パイプ材挿通開口33は、パイプ材10における第1面壁11、第3面壁13それぞれに対応する直線的な縁口部分と、第2面壁12、第4面壁14それぞれの係止溝15開口縁にほぼ合致する突縁を備えた凸形状の縁口部分とを有する。
また、スタンドベース1に連結支持した脚部となるパイプ材10を位置決め固定する脚支片3を化粧し、半ば隠蔽する第2スタンドキャップ40が被装される。この第2スタンドキャップ40は、第1スタンドキャップ30における段状フランジ部34に一端が係止し、脚支片3の端縁側に他端が係止する状態で第1スタンドキャップ30と脚支片3との間で架装される。第2スタンドキャップ40自体は、図10、図11に示すように直方体状で下端、一側端がそれぞれ開放されているほぼボックス状を呈し、開放されている一側端に、段状フランジ部34に嵌り合う切欠部41を形成し、例えばベース本体2にネジ止めするボルト挿通孔42を開穿し、また内部には補強性を考慮した例えば筒部、突条部を形成してある。
これらのスタンドベース1、パイプ材10、支柱固定プレート20、第1スタンドキャップ30、第2スタンドキャップ40等を使用して例えば照明スタンドを構成する例を説明する。図1、図2に示すように脚部となる所定長さの3本のパイプ材10を用意し、必要があれば、その内の1本は他の2本に比しやや長くしておき、また所定高さの支柱部となる1本のパイプ材10を用意する。上下で対向させて対状に配したスタンドベース1相互間で、それぞれの脚支片3相互間に脚部となるパイプ材10を配置し、スタンドベース1のストッパー5にて位置決めすることで三つ叉脚となるようにネジ止め固定する。次いで、上位置のスタンドベース1上に支柱部となるパイプ材10を立脚位置決めし、支柱固定プレート20を介してネジ止め固定する。支柱部となるパイプ材10に予め嵌め合わせておいた、あるいはパイプ材10の上方から嵌め合わせた第1スタンドキャップ30を支柱固定プレート20に被装してネジ止めし、脚支片3位置では第2スタンドキャップ40を被装してネジ止めする。
その後、脚部となるパイプ材10には、例えばその端部にキャスター部材50をナット板19によって係止溝15にネジ止め固定し、パイプ材10の端部にはエンドキャップ9を被せる。
そして例えば図12、図13に示すように、支柱部となるパイプ材10に照明灯Lを取り付けるのであり、照明灯Lの取付治具Jをパイプ材10の係止溝15にナット板19等を介してネジ止め固定する。照明灯L自体は、単灯式、複灯式のいずれであっても、簡易固定型、反射重量型のいずれであっても、横長タイプ、縦長タイプのいずれであっても良く、また、取付治具Jには上下方向、更には水平方向等の角度設定のための調整機構を介在させることもできる。
図14乃至図21には第2の実施の形態が示されており、第1の実施の形態において示された同一部材については同一の符号を使用することでその詳細な説明は省略する。この第2の実施の形態においては脚部としてパイプ材10を使用せずに、脚部専用となるスタンドレッグ60を使用することで構成して成り、例えば照明スタンドとして構成するとき、第1の実施の形態におけるそれに比し、小型化された構成とするときに最適となるように配慮してある。
すなわち、スタンドレッグ60は、図示のようにスタンドベース1における脚支片3にネジ止め固定されることでスタンドベース1に連結されて脚部となる。スタンドレッグ60自体は、図17、図18に示すように直方体状で下端、一側端がそれぞれ開放されているほぼボックス状を呈し、開放されている一側端に、支柱固定プレート20を被装する第1スタンドキャップ30の下端縁部例えば段状フランジ部34部分、脚支片3部分に例えば脚支片3の上方から嵌り合う切欠段部61と、スタンドベース1に連結固定する連結部62とを形成し、他側端に、例えば突体状のゴム材製等の設置用部材51をネジ止め、あるいは強制的な嵌め込みで固定したり、あるいはキャスター部材50をネジ止め固定したりする取付孔63を設けて成る。また内部には補強性を考慮した例えば筒部、突条部を形成してある。
図示の切欠段部61は、2段形状に形成されている。例えばスタンドベース1上に立脚された支柱部となるパイプ材10をスタンドベース1に固定する支柱固定プレート20を化粧する第1スタンドキャップ30の段状フランジ部34に嵌り合う小段部と、脚支片3に嵌り合う大段部との2段形状にしてある。
連結部62は、例えば脚支片3におけるネジ止め孔6に、スタンドレッグ60自体を貫挿してネジ止めするボルトを貫挿させるボルト貫挿孔としてある。もとより、このボルト貫挿孔に代えて、他の連結固定構造によることも可能である。
次にこれの使用の一例を、スタンドベース1、支柱部となるパイプ材10、支柱固定プレート20、第1スタンドキャップ30、スタンドレッグ60等を使用して例えば照明スタンドを構成する例を説明する。図14乃至図16に示すようにスタンドベース1上に支柱部となるパイプ材10を立脚位置決めし、支柱固定プレート20を介してネジ止め固定する。次いで、パイプ材10に予め嵌め合わせておいた、あるいはパイプ材10の上方から嵌め合わせた第1スタンドキャップ30を支柱固定プレート20に被装してネジ止め固定する。そして、第1スタンドキャップ30の段状フランジ部34、脚支片3それぞれに切欠段部61を嵌め合わせて、スタンドレッグ60の一側端を連結部62を介してスタンドベース1に連結固定し、またスタンドレッグ60にはキャスター部材50あるいは設置用部材51を取り付ける。
その後、支柱部となるパイプ材10に照明灯Lを取り付けるのであり、照明灯Lの取付治具Jをパイプ材10の係止溝15にナット板19等を介してネジ止め固定する。照明灯L自体は、例えば図19に示すように縦長タイプの単灯式とするも、図20に示すように横長タイプの複灯式とするもいずれであっても良い。尚、照明灯L自体は、第1の実施の形態における使用例と同様に各種タイプのものが取付可能であることは勿論である。
また、図21には複数の支柱部によって支持構成された照明スタンドとした例が示されている。すなわち、隣り合って配置されるスタンドベース1それぞれにおける1個の脚支片3相互間に脚部となるパイプ材10を架装することで2個のスタンドベース1を連結すると共に、スタンドベース1それぞれに支柱部となるパイプ材10を立脚固定する。次いで、支柱部相互間で照明灯Lを架装して取り付けて成る。尚、このような対となる支柱部構成は、先の第1の実施の形態にあっても同様に組立、構成できるのは勿論である。
図22乃至図25には第3の実施の形態が示されており、第1更には第2の実施の形態において示された同一部材については同一の符号を使用することでその詳細な説明は省略する。この第3の実施の形態においては、脚部を放射状に構成するスタンドベース1、これに関連する支柱固定プレート20、第1スタンドキャップ30、第2スタンドキャップ40、スタンドレッグ60等を使用せずに、支柱部及び脚部となるパイプ材10相互を直接に連結することでスタンドとして構成可能とする。
すなわち、図示のようにパイプ材10相互をパイプ材固定プレート70を介して所定方向に沿って直交状に連結固定することで、スタンドとして構成可能とする。複数のパイプ材10を例えば水平方向で順次に直交させて連結固定して枠台状の脚部となし、あるいは1本のパイプ材10から成る脚部とし、これらの脚部上に支柱部となるパイプ材10を連結固定して構成する。
パイプ材固定プレート70は、直交配置されるパイプ材10の直交連結部位で、パイプ材10それぞれの一側面に斜状に架装当接する筋交い片本体71と、一方のパイプ材10における筋交い片本体71が当接する一側面に隣接する他側面に当接される第1固定片72と、他方のパイプ材10における筋交い片本体71が当接する一側面に隣接する他側面に当接される第2固定片73と、筋交い片本体71部位自体あるいは第1固定片72部位自体、第2固定片73部位自体をパイプ材10に固定する固定手段75とから成る。
尚、直交配置されるパイプ材10において、図22、図23に示すように脚部となるパイプ材10上に支柱部となるパイプ材10を立脚する部位では、例えば、ほぼ平坦状の外郭面を有している第1面壁11あるいは第3面壁13が同一方向、例えば側方向に向けられてほぼ連続されているものとされ、係止溝15がある第2面壁12あるいは第4面壁14は交差している内側に位置するものとされる。また、枠台状となる脚部を構成するパイプ材10相互を直交状態で連結する部位では、例えば、ほぼ平坦状の外郭面を有している第1面壁11あるいは第3面壁13が同一方向、例えば側方向に向けられてほぼ連続されているものとされ、係止溝15がある第2面壁12あるいは第4面壁14は上方あるいは下方に向けられているものとされる。
筋交い片本体71は基本的には所定幅員のほぼ台形プレート状を呈し、直交配置されているパイプ材10相互間で斜めに架け渡されている状態でそれぞれの面壁に当接されている。また、第1固定片72、第2固定片73それぞれは筋交い片本体71の斜め状の端縁でほぼL字状に折曲されることで連設されており、パイプ材10の面壁外面に当接する矩形状を呈している。
図示にあっての第1固定片72、第2固定片73それぞれは、パイプ材10における幅員とほぼ同程度の幅員を有するも、パイプ材10の長さ方向に沿う長さでは第1固定片72に比し第2固定片73がやや長く形成されている。もとより、第1固定片72を第2固定片73に比し長く形成しても、両者72,73がほぼ同一長さとされていても差し支えない。また第1固定片72、第2固定片73それぞれの長さが異なる左右対称形のものとしておくことで、支柱部となるパイプ材10を脚部となるパイプ材10上に立設固定するとき、左右あるいは前後方向から挟み込むように対状に配置して使用でき、より強固な連結固定状態とさせる利点がある。
固定手段75は、相互に直交配置されているパイプ材10それぞれにパイプ材固定プレート70自体を固定させるもので、筋交い片本体71、第1固定片72、第2固定片73それぞれの部位自体に貫挿したボルトを、パイプ材10における係止溝15に挿入配置されるナット板19にネジ止めするものとしてある。具体的には、パイプ材10における係止溝15位置に対応して当接する第1固定片72自体、第2固定片73自体、また筋交い片本体71における第1固定片72、第2固定片73側の側縁部それぞれにボルト挿通孔を開穿してある。尚、例えば第1固定片72では2個、この第1固定片72にに比し長く形成されている第2固定片73では3個、これらの第1固定片72、第2固定片73それぞれに連続する筋交い片本体71の側縁部では同様に2個あるいは3個にして配列されている。
次にこれの使用の一例を説明する。図22、図23に示すように脚部となるパイプ材10を、係止溝15がある第2面壁12、第4面壁14を上方に向けた状態で前後左右部で直交させて設置面上で枠状に配置する。直交連結部位において、第1固定片72、第2固定片73それぞれを第1面壁11、第3面壁13面に当接させ、また筋交い片本体71を第2面壁12、第4面壁14それぞれに当接架装させることで配置する。次いで筋交い片本体71の側縁部におけるボルト挿通孔にボルトを貫挿し、係止溝15に配置したナット板19にネジ止めすることで固定する。一方、支柱部となるパイプ材10は脚部のパイプ材10上に立設配置して直交させておき、支柱部のパイプ材10における一方の係止溝15部位に第2固定片73を当接させ、同時に脚部となるパイプ材10における底面側の他方の係止溝15部位に第1固定片72を当接させることでそれぞれでネジ止めする。このとき、第1固定片72、第2固定片73の長さが異なることで対状となっているパイプ材固定プレート70それぞれで、それぞれの筋交い片本体71を支柱部となるパイプ材10の両側から対称的に当接配置し、同様にネジ止めすることで、支柱部となるパイプ材10の基部を囲繞抱時した状態で固定すると良い。
このようにしてパイプ材固定プレート70を介した脚部となる1本のパイプ材10あるいは複数本のパイプ材10相互の連結固定、支柱部となるパイプ材10の脚部上での左右対称的な連結固定等によって、更にキャスター部材50の連結その他によって例えば図24、図25に示すような照明スタンドを構成する。こうして構成される照明灯スタンドにおける照明灯L自体は、例えば左右の支柱部相互間に架装配置することで堅固に支持され、また一層安定した構造とされる。
図24に示された照明スタンドは、1本のパイプ材10から成る脚部を左右に配し、その脚部上に立設固定した支柱部となるパイプ材10相互間に、更に上部アームとなるパイプ材10を架設したもので、パイプ材10相互の直交状の連結固定部分ではパイプ材固定プレート70を対状に配置使用している。そして、上部アームとなるパイプ材10に照明灯Lを取付治具Jを介して取り付け固定して成る。
図25に示される照明スタンドは、複数本のパイプ材10の組合せ連結によって枠台状となした脚部上に、同様に複数本のパイプ材10の組合せ連結によって枠状となした支柱部による取付支持部を設けて成る。このような複数本のパイプ材10の組合せによる枠部構成は、より大型の照明スタンドとして構成することを可能にさせる。
以上の実施の形態における説明は、照明スタンドとして構成する場合を示したが、本発明は照明スタンドとする場合に限らず、商品陳列用スタンド等の商品陳列什器として、家具類としても利用可能である。また、照明スタンドとして利用する場合にも工場その他における製造産業分野に限らず、店舗における商品照明、一般家庭における照明スタンド等としての利用も可能である。
本発明を実施するための最良の形態を示す第1の実施の形態における分解斜視図である。 同じく一部切欠の要部斜視図である。 同じく支柱、脚部等となるパイプ材の断面図である。 同じくスタンドベースの斜視図である。 同じくその平面図である。 同じく他の形態としたスタンドベースの斜視図である。 同じく支柱固定プレートの斜視図である。 同じく帽子状の第1スタンドキャップの斜視図である。 同じくその断面図である。 同じく脚部に第1スタンドキャップを固定する第2スタンドキャップの斜視図である。 同じくその断面図である。 同じく照明スタンドとして組立て、使用している例の使用状態斜視図である。 同じく他の形態の照明スタンドとして組立て、使用している例の使用状態斜視図である。 同じく第2の実施の形態における分解斜視図である。 同じくその組立後の要部斜視図である。 同じくその一部切欠の要部斜視図である。 同じくスタンドレッグの斜視図である。 同じくその断面図である。 同じく第2の実施の形態において、照明スタンドして組立て、使用している例の使用状態斜視図である。 同じく他の例における使用状態斜視図である。 同じく2本の支柱部から成る照明スタンドとして組立てた他の例における使用状態斜視図である。 同じく第3の実施の形態における分解斜視図である。 同じくその組立後の要部斜視図である。 同じく第3の実施の形態において、照明スタンドとして組立て、使用している例の使用状態斜視図である。 同じく他の照明スタンドとして組立構成した使用状態斜視図である。
符号の説明
J…取付治具 L…照明灯
1…スタンドベース 2…ベース本体
3…脚支片 4…補強片
5…ストッパー 6…ネジ止め孔
9…エンドキャップ
10…パイプ材 11…第1面壁
12…第2面壁 13…第3面壁
14…第4面壁 15…係止溝
16…係止縁 17…係止条
19…ナット板
20…支柱固定プレート 21…ベース固定部
22…支柱固定部 23…当接係止縁
30…第1スタンドキャップ 31…囲繞周壁部
32…頂壁部 33…パイプ材挿通開口
34…段状フランジ部
40…第2スタンドキャップ 41…切欠部
42…ボルト挿通孔
50…キャスター部材 51…設置用部材
60…スタンドレッグ 61…切欠段部
62…連結部 63…取付孔
70…パイプ材固定プレート 71…筋交い片本体
72…第1固定片 73…第2固定片
75…固定手段

Claims (17)

  1. 2組の面壁が対峙している角筒状で、対峙している少なくとも1組の面壁には外部に連通していて、ナット板が係止される係止溝を有するパイプ材と、脚部となるパイプ材を連結固定するよう、放射状に突設した複数の脚支片を有するスタンドベースと、支柱部となるパイプ材をスタンドベース上に立脚固定する支柱固定プレートとを備えて成ることを特徴とする組立式スタンド装置。
  2. パイプ材に嵌め合わされて、支柱固定プレートを隠蔽するほぼ帽子状の第1スタンドキャップを備える請求項1に記載の組立式スタンド装置。
  3. 第1スタンドキャップの下端縁部に係止して、脚支片上に固定される第2スタンドキャップを備える請求項2に記載の組立式スタンド装置。
  4. 2組の面壁が対峙している角筒状で、対峙している少なくとも1組の面壁には外部に連通していて、ナット板が係止される係止溝を有するパイプ材と、放射状に突設した複数の脚支片を有するスタンドベースと、支柱部となるパイプ材をスタンドベース上に立脚固定する支柱固定プレートと、スタンドベースの脚支片に固定されることでスタンドベースに連結されて脚部となるスタンドレッグとを備えて成ることを特徴とする組立式スタンド装置。
  5. パイプ材に嵌め合わされて、支柱固定プレートを隠蔽するほぼ帽子状の第1スタンドキャップを備える請求項4に記載の組立式スタンド装置。
  6. 2組の面壁が対峙している角筒状で、対峙している少なくとも1組の面壁には外部に連通していて、ナット板が係止される係止溝を有するパイプ材と、このパイプ材を直交状に連結固定するパイプ材固定プレートとを備えて成ることを特徴とする組立式スタンド装置。
  7. 支柱部、脚部となるパイプ材は、組合せ数、長さは任意に設定できる請求項1乃至6のいずれかに記載の組立式スタンド装置。
  8. パイプ材は、一方の対として対峙する第1面壁、第3面壁ではほぼ平坦状の外郭面を有し、他方の対として対峙する第2面壁、第4面壁ではパイプ材自体の内方に窪み状となる係止溝を形成し、この係止溝の左右開口縁それぞれに係止溝を半ば閉塞するように互いに他方の開口縁側に向けて延びている係止縁を突設してある請求項1乃至7のいずれかに記載の組立式スタンド装置。
  9. スタンドベースは、平面から見て多角形状を呈するプレート状のベース本体の各角部に、脚部を位置決め連結する脚支片を突設状に連設し、脚支片相互間の辺縁には折曲された補強片を設けて成る請求項1乃至5または7、8に記載の組立式スタンド装置。
  10. スタンドベースには、ネジ止め孔が適宜に開穿されて成る請求項1乃至5または7乃至9に記載の組立式スタンド装置。
  11. 支柱固定プレートは、スタンドベースに当接固定されるベース固定部と、パイプ材の外側面に嵌め合わせるようにして当接固定される支柱固定部とを備える請求項1乃至5または7乃至10に記載の組立式スタンド装置。
  12. 第1スタンドキャップは、支柱固定プレートを含む周囲を囲繞するようにしたやや裾広がり筒状に形成した囲繞周壁部と、パイプ材の外郭形に対応した内形状で開口されているパイプ材挿通開口を形成して、囲繞周壁部の上部を閉塞する頂壁部と、囲繞周壁部の下端開口縁に形成した段状フランジ部とから成る請求項2乃至5または7乃至11に記載の組立式スタンド装置。
  13. 第2スタンドキャップは、第1スタンドキャップにおける下端縁部に嵌め合わせてベース本体にネジ止めするボルト挿通孔を開穿して成る請求項3または7乃至12に記載の組立式スタンド装置。
  14. スタンドレッグは、第1スタンドキャップにおける下端縁部に嵌め合わせてスタンドベースに連結固定する連結部を設けて成る請求項4または7乃至12に記載の組立式スタンド装置。
  15. スタンドレッグは、直方体状で下端、一側端がそれぞれ開放されているほぼボックス状を呈し、開放されている一側端に、第1スタンドキャップ部分、脚支片部分に嵌め合わせてスタンドベースに連結固定する連結部を形成し、他側端に、キャスター部材あるいは設置用部材が固定される取付孔を設けて成る請求項4または7乃至12または14に記載の組立式スタンド装置。
  16. パイプ材固定プレートは、直交配置されるパイプ材の直交連結部位で、パイプ材それぞれの一側面に斜状に架装当接する筋交い片本体と、一方のパイプ材における筋交い片本体が当接する一側面に隣接する他側面に当接される第1固定片と、他方のパイプ材における筋交い片本体が当接する一側面に隣接する他側面に当接される第2固定片と、筋交い片本体あるいは第1固定片、第2固定片をパイプ材に固定する固定手段とから成る請求項6に記載の組立式スタンド装置。
  17. 固定手段は、パイプ材における係止溝位置に対応して当接する第1固定片自体、第2固定片自体、また筋交い片本体における第1固定片、第2固定片側の側縁部それぞれに開穿したボルト挿通孔に挿通したボルトを、係止溝に挿入配置されるナット板にネジ止めするようにして成る請求項16に記載の組立式スタンド装置。
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