JP2008282213A - 有価情報取引システム、有価情報記憶装置、有価情報取引装置、有価情報取引方法および有価情報取引プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ICカードは、運営主体ごとに最新の残額および取引額を記憶するとともに、各運営主体の残額を合計した合計残額および最新の取引主体を特定する運営情報を記憶し、取引端末は、取引要求を受け付けた場合に、運営情報を読み出して、一致しないと判定された場合に、合計残額および運営主体と一致する残額を読み出し、合計残額と残額との差分を埋める取引が行われたものとして取引を実行した後に、取引額および合計残額と同額の残額とを格納し、この残額を読み出して取引を実行する。
【選択図】 図1
Description
店舗、ベンダ、運営者にコスト面、運用面、セキュリティー面の負担を生じさせることなく、利用者が複数の有価情報を合計残高として簡易に利用できることが可能な有価情報取引システム、有価情報記憶装置、有価情報取引装置、有価情報取引方法および有価情報取引プログラムを提供することを目的とする。
まず最初に、図1を用いて実施例1に係る有価情報取引システムの概要および特徴を説明する。図1は、実施例1に係る有価情報取引システムの概要および特徴を説明するための図である。
次に、図2を用いて、実施例1における有価情報記憶装置の構成を説明する。図2は、実施例1における有価情報記憶装置の構成を示すブロック図である。なお、以下では、この有価情報記憶装置を非接触式ICカード(ICカード10)に適用した例として説明する。なお、有価情報記憶装置は、IC機能を備えた媒体(例えば、携帯電話など)に適用してもよい。実施例1における有価情報記憶装置は、同図に示すように、ICカード10は、アンテナ11と、制御IC12とから構成される。
次に、図7を用いて、実施例1における有価情報取引装置の構成を説明する。図7は、実施例1における有価情報取引装置の構成を示すブロック図である。なお、以下には、この有価情報取引装置を、図1における店舗B−2に設置された運営主体がBマネーの取引端末40に適用した例として説明する。実施例1における取引端末40は、図7に示すように、入力部41およびアンテナ42と通信ケーブルなどを用いて接続され、RF部43と、処理部50と、記憶部60とから構成される。
次に、図9を用いて、実施例1に係る有価情報取引システムにおける有価情報取引装置による処理の流れを説明する。図9は、実施例1に係る有価情報取引システムにおける有価情報取引装置による取引を実行する際の処理の流れ示すフローチャートである。なお、以下では、この有価情報取引装置を、図1における店舗B−2に設置された運営主体がBマネーの取引端末40に適用した例として説明する。一方では、運営主体がAマネーの取引端末40に適用した場合は、取引履歴記憶部26が取引履歴記憶部24に対応する。
次に、図9に示した一連の処理を、図10を用いて、具体的に例をあげて説明する。図10は、実施例1に係る有価情報取引システムによる取引を実行する際の処理を説明するための図である。なお、図10では、各取引によって随時格納される情報のみを示す。また、駅などに設置される入金専用の取引端末(例えば、A−10駅入金装置)においても、有価情報取引装置と同様の処理が行われているものとして説明する。
次に、図11、図12および図13を用いて、図10に示した一連の取引を、実施例1に係る有価情報取引システムによる運営者が設置したホストコンピュータ(運営者Aが設置したホストコンピュータAまたは運営者Bが設置したホストコンピュータB)によって決算する際の処理を説明する。図11は、実施例1に係る有価情報取引システムによる決算をする際の処理の流れを示すフローチャートであり、図12は、実施例1に係る有価情報取引システムによる取引ログを回収する際の処理を説明するための図であり、図13は、実施例1に係る有価情報取引システムによる決算をする際の処理を説明するための図である。なお、図13の(A)に示した取引通番は、図10におけるAマネーの取引通番に対応し、図13の(E)に示した取引通番は、図10におけるBマネーの取引通番に対応した情報として示す。
上記したように、実施例1によれば、ICカード10は、運営主体が異なる複数の電子マネーごとに区分けして、各電子マネーを用いた取引のうち少なくとも最新の取引額および取引後の残額からなる取引履歴を記憶し、電子マネーを用いた取引のうち少なくとも最新の取引について、この取引で用いられた電子マネーの運営主体を特定する運営情報および取引後における複数の電子マネーにおける残額の合計を示す合計残額からなる統合取引履歴を記憶する。そして、取引端末40は、電子マネーを用いた取引要求を受け付けた場合に、統合取引履歴記憶部25に記憶された最新の統合取引履歴における運営情報を読み出して、この運営情報がこの取引端末40の運営主体と一致するか否かを判定し、運営主体が一致しないと判定された場合に、最新の統合取引履歴における合計残額を統合取引履歴記憶部25から読み出すとともに、この取引端末40の運営主体と一致する電子マネーの最新の取引履歴における残額を取引履歴記憶部24または取引履歴記憶部26から読み出し、この合計残額と残額との差分を埋める取引が最新の統合取引履歴に示される運営主体によって行われたものとして取引を実行し、この取引の取引額および合計残額と同額の残額を最新の取引履歴として取引履歴記憶部24または取引履歴記憶部26に格納するとともに、この取引で用いられた有価情報の運営主体を特定する運営情報および取引後における複数の有価情報の残額の合計を示す合計残額からなる統合取引履歴を統合取引履歴記憶部25に格納する。さらに、運営主体が一致すると判定された後、または、差分取引処理部54によって取引履歴記憶部24または取引履歴記憶部26に取引履歴が格納された後であり、かつ、統合取引履歴記憶部25に統合取引履歴が格納された後に、この取引端末40の運営主体と一致する有価情報の最新の取引履歴における残額を取引履歴記憶部24または取引履歴記憶部26から読み出して取引要求に係る取引を実行し、この取引の取引額および取引後の残額を最新の取引履歴として取引履歴記憶部24または取引履歴記憶部26に格納する。そして、取引端末40は、取引要求に係る取引が実行された場合に、この取引で用いられた有価情報の運営主体を特定する運営情報および取引後の合計残額を最新の統合取引履歴として統合取引履歴記憶部25に格納する。このようにして、店舗、ベンダ、運営者にコスト面、運用面、セキュリティー面の負担を生じさせることなく、利用者が複数の有価情報を合計残高として簡易に利用することが可能である。
また、本実施例において説明した各処理のうち、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報(例えば、図1、図3、図4、図5、図6、図8、図10、図13などに示した記憶情報)については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
ところで、上記の実施例では、ハードウェアロジックによって各種の処理を実現する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、あらかじめ用意されたプログラムをコンピュータで実行することによって実現するようにしてもよい。そこで、以下では、図14を用いて、上記の実施例に示した有価情報取引装置(取引端末)と同様の機能を有する有価情報取引プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図14は、有価情報取引プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
11 アンテナ
12 制御IC
13 RF部
20 カードデータ記憶部
21 プログラムデータ部
22 システムデータ部
23 ユーザデータ部
24 Aマネーアプリケーションデータ部
25 ハイブリッドマネーアプリケーションデータ部
26 Bマネーアプリケーションデータ部
27 社員証アプリケーションデータ部
28 会員カードアプリケーションデータ部
29 その他アプリケーションデータ部
30 制御CPU部
40 取引端末
41 入力部
42 アンテナ
43 RF部
50 処理部
51 入力処理部
52 出力処理部
53 運営主体判定部
54 差分取引処理部
55 取引処理部
56 統合取引処理部
60 記憶部
61 取引ログ記憶部
Claims (9)
- 複数に渡って所定の取引に用いられる有価情報を記憶する有価情報記憶装置と、当該有価情報記憶装置と通信して前記取引を実行する有価情報取引装置とからなる有価情報取引システムであって、
前記有価情報記憶装置は、
運営主体が異なる複数の有価情報ごとに区分けして、各有価情報の取引のうち少なくとも最新の取引額および取引後の残額からなる取引履歴を記憶する取引履歴記憶手段と、
前記有価情報のうち少なくとも最新の取引について、当該取引で用いられた有価情報の運営主体を特定する運営情報および取引後における前記複数の有価情報の残額の合計を示す合計残額からなる統合取引履歴を記憶する統合取引履歴記憶手段とを備え、
前記有価情報取引装置は、
前記有価情報取引装置の運営主体と一致する有価情報の最新の取引履歴における残額を前記取引履歴記憶手段から読み出して前記取引を実行し、当該取引の取引額および取引後の残額を最新の取引履歴として前記取引履歴記憶手段に格納する取引処理手段と、
前記有価情報記憶装置または前記有価情報取引装置は、
前記取引で用いられた有価情報の運営主体を特定する運営情報および取引後の合計残額を最新の統合取引履歴として前記統合取引履歴記憶手段に格納する統合取引処理手段と
を備えたことを特徴とする有価情報取引システム。 - 前記有価情報取引装置は、
前記取引に係る取引要求を受け付けた場合に、前記統合取引履歴記憶手段に記憶された最新の統合取引履歴における運営情報を読み出して、当該運営情報が当該有価情報取引装置の運営主体と一致するか否かを判定する運営主体判定手段と、
前記運営主体判定手段によって運営主体が一致しないと判定された場合に、前記最新の統合取引履歴における合計残額を前記統合取引履歴記憶手段から読み出すとともに、当該有価情報取引装置の運営主体と一致する有価情報の最新の取引履歴における残額を前記取引履歴記憶手段から読み出し、当該合計残額と残額との差分を埋める取引が前記最新の統合取引履歴に示される運営主体によって行われたものとして差分取引を実行し、当該差分取引の取引額および前記合計残額と同額の残額を最新の取引履歴として前記取引履歴記憶手段に格納し、当該差分取引で用いられた有価情報の運営主体を特定する運営情報および取引後における前記複数の有価情報の残額の合計を示す合計残額からなる統合取引履歴を前記統合取引履歴記憶手段に格納する差分取引処理手段とをさらに備え、
前記取引処理手段は、前記運営主体判定手段によって運営主体が一致すると判定された後、または、前記差分取引処理手段によって前記取引履歴記憶手段に取引履歴が格納されかつ前記差分取引処理手段によって前記統合取引履歴記憶手段に統合取引履歴が格納された後に、当該有価情報取引装置の運営主体と一致する有価情報の最新の取引履歴における残額を前記取引履歴記憶手段から読み出して前記取引を実行し、当該取引の取引額および取引後の残額を最新の取引履歴として前記取引履歴記憶手段に格納し、
前記統合取引処理手段は、前記取引で用いられた有価情報の運営主体を特定する運営情報および取引後の合計残額を最新の統合取引履歴として前記統合取引履歴記憶手段に格納することを特徴とする請求項1に記載の有価情報取引システム。 - 前記差分取引処理手段は、前記合計残額から残額を差し引いた差分の額がプラスである場合には、当該差分の額が前記最新の統合取引履歴に示される運営主体から付与されたものとして前記差分取引を実行し、前記合計残額から残額を差し引いた差分の額がマイナスである場合には、当該差分の額を前記最新の統合取引履歴に示される運営主体に付与したものとして前記差分取引を実行することを特徴とする請求項2に記載の有価情報取引システム。
- 前記有価情報取引装置は、
前記有価情報の残高照会要求を受け付けた場合に、前記統合取引履歴記憶手段に記憶された最新の統合取引履歴における運営情報を読み出して、当該運営情報が当該有価情報取引装置の運営主体と一致するか否かを判定する運営主体判定手段と、
前記運営主体判定手段によって運営主体が一致しないと判定された場合に、前記最新の統合取引履歴における合計残額を前記統合取引履歴記憶手段から読み出すとともに、当該有価情報取引装置の運営主体と一致する有価情報の最新の取引履歴における残額を前記取引履歴記憶手段から読み出し、当該合計残額と残額との差分を埋める取引が前記最新の統合取引履歴に示される運営主体によって行われたものとして差分取引を実行し、当該差分取引の取引額および前記合計残額と同額の残額を最新の取引履歴として前記取引履歴記憶手段に格納し、当該差分取引で用いられた有価情報の運営主体を特定する運営情報および取引後における前記複数の有価情報の残額の合計を示す合計残額からなる統合取引履歴を前記統合取引履歴記憶手段に格納する差分取引処理手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の有価情報取引システム。 - 複数に渡って所定の取引に用いられる有価情報を記憶し、前記取引を実行する有価情報取引装置と通信する有価情報記憶装置であって、
運営主体が異なる複数の有価情報ごとに区分けして、当該運営主体が一致する前記有価情報取引装置に対してのみ読み出しおよび書き込みを許可する態様で、各有価情報の取引のうち少なくとも最新の取引額および取引後の残額からなる取引履歴を記憶する取引履歴記憶手段と、
前記運営主体にかかわらず全ての前記有価情報取引装置に対して読み出しおよび書き込みを許可する態様で、前記有価情報のうち少なくとも最新の取引について、当該取引で用いられた有価情報の運営主体を特定する運営情報および取引後における前記複数の有価情報の残額の合計を示す合計残額からなる統合取引履歴を記憶する統合取引履歴記憶手段と
を備えたことを特徴とする有価情報記憶装置。 - 複数に渡って所定の取引に用いられる有価情報を記憶する有価情報記憶装置と通信して前記取引を実行する有価情報取引装置であって、
運営主体が異なる複数の有価情報ごとに区分けして、各有価情報の取引のうち少なくとも最新の取引額および取引後の残額からなる取引履歴を記憶するとともに、前記有価情報のうち少なくとも最新の取引について、当該取引で用いられた有価情報の運営主体を特定する運営情報および取引後における前記複数の有価情報の残額の合計を示す合計残額からなる統合取引履歴を記憶する前記有価情報記憶装置との間で通信する通信手段と、
前記有価情報取引装置の運営主体と一致する有価情報の最新の取引履歴における残額を前記有価情報記憶装置から読み出して前記取引を実行し、当該取引の取引額および取引後の残額を最新の取引履歴として前記有価情報記憶装置に格納する取引処理手段と、
前記取引で用いられた有価情報の運営主体を特定する運営情報および取引後の合計残額を最新の統合取引履歴として前記有価情報記憶装置に格納する統合取引処理手段と
を備えたことを特徴とする有価情報取引装置。 - 複数に渡って所定の取引に用いられる有価情報を記憶する有価情報記憶装置と通信して前記取引を実行する有価情報取引装置であって、
運営主体が異なる複数の有価情報ごとに区分けして、各有価情報の取引のうち少なくとも最新の取引額および取引後の残額からなる取引履歴を記憶するとともに、前記有価情報のうち少なくとも最新の取引について、当該取引で用いられた有価情報の運営主体を特定する運営情報および取引後における前記複数の有価情報の残額の合計を示す合計残額からなる統合取引履歴を記憶する前記有価情報記憶装置との間で通信する通信手段と、
前記取引に係る取引要求を受け付けた場合に、前記有価情報記憶装置に記憶された最新の統合取引履歴における運営情報を読み出して、当該運営情報が当該有価情報取引装置の運営主体と一致するか否かを判定する運営主体判定手段と、
前記運営主体判定手段によって運営主体が一致しないと判定された場合に、前記最新の統合取引履歴における合計残額を前記有価情報記憶装置から読み出すとともに、当該有価情報取引装置の運営主体と一致する有価情報の最新の取引履歴における残額を前記有価情報記憶装置から読み出し、当該合計残額と残額との差分を埋める取引が前記最新の統合取引履歴に示される運営主体によって行われたものとして差分取引を実行し、当該差分取引の取引額および前記合計残額と同額の残額を最新の取引履歴として前記有価情報記憶装置に格納し、当該差分取引で用いられた有価情報の運営主体を特定する運営情報および取引後における前記複数の有価情報の残額の合計を示す合計残額からなる統合取引履歴を前記有価情報記憶装置に格納する差分取引処理手段と、
前記運営主体判定手段によって運営主体が一致すると判定された後、または、前記差分取引処理手段によって前記有価情報記憶装置に取引履歴および統合取引履歴が格納された後に、当該有価情報取引装置の運営主体と一致する有価情報の最新の取引履歴における残額を前記有価情報記憶装置から読み出して前記取引を実行し、当該取引の取引額および取引後の残額を最新の取引履歴として前記有価情報記憶装置に格納する取引処理手段と、
前記取引で用いられた有価情報の運営主体を特定する運営情報および取引後の合計残額を最新の統合取引履歴として前記有価情報記憶装置に格納する統合取引処理手段と
を備えたことを特徴とする有価情報取引装置。 - 複数に渡って所定の取引に用いられる有価情報を記憶する有価情報記憶装置と通信して前記取引を実行する有価情報取引装置における有価情報取引方法であって、
運営主体が異なる複数の有価情報ごとに区分けして、各有価情報の取引のうち少なくとも最新の取引額および取引後の残額からなる取引履歴を記憶するとともに、前記有価情報のうち少なくとも最新の取引について、当該取引で用いられた有価情報の運営主体を特定する運営情報および取引後における前記複数の有価情報の残額の合計を示す合計残額からなる統合取引履歴を記憶する前記有価情報記憶装置との間で通信する通信工程と、
前記取引に係る取引要求を受け付けた場合に、前記有価情報記憶装置に記憶された最新の統合取引履歴における運営情報を読み出して、当該運営情報が当該有価情報取引装置の運営主体と一致するか否かを判定する運営主体判定工程と、
前記運営主体判定工程によって運営主体が一致しないと判定された場合に、前記最新の統合取引履歴における合計残額を前記有価情報記憶装置から読み出すとともに、当該有価情報取引装置の運営主体と一致する有価情報の最新の取引履歴における残額を前記有価情報記憶装置から読み出し、当該合計残額と残額との差分を埋める取引が前記最新の統合取引履歴に示される運営主体によって行われたものとして差分取引を実行し、当該差分取引の取引額および前記合計残額と同額の残額を最新の取引履歴として前記有価情報記憶装置に格納し、当該差分取引で用いられた有価情報の運営主体を特定する運営情報および取引後における前記複数の有価情報の残額の合計を示す合計残額からなる統合取引履歴を前記有価情報記憶装置に格納する差分取引処理工程と、
前記運営主体判定工程によって運営主体が一致すると判定された後、または、前記差分取引処理工程によって前記有価情報記憶装置に取引履歴および統合取引履歴が格納された後に、当該有価情報取引装置の運営主体と一致する有価情報の最新の取引履歴における残額を前記有価情報記憶装置から読み出して前記取引を実行し、当該取引の取引額および取引後の残額を最新の取引履歴として前記有価情報記憶装置に格納する取引処理工程と、
前記取引で用いられた有価情報の運営主体を特定する運営情報および取引後の合計残額を最新の統合取引履歴として前記有価情報記憶装置に格納する統合取引処理工程と
を含んだことを特徴とする有価情報取引方法。 - 複数に渡って所定の取引に用いられる有価情報を記憶する有価情報記憶装置と通信して前記取引を実行する有価情報取引方法を有価情報取引装置としてのコンピュータに実行させる有価情報取引プログラムであって、
運営主体が異なる複数の有価情報ごとに区分けして、各有価情報の取引のうち少なくとも最新の取引額および取引後の残額からなる取引履歴を記憶するとともに、前記有価情報のうち少なくとも最新の取引について、当該取引で用いられた有価情報の運営主体を特定する運営情報および取引後における前記複数の有価情報の残額の合計を示す合計残額からなる統合取引履歴を記憶する前記有価情報記憶装置との間で通信する通信手順と、
前記取引に係る取引要求を受け付けた場合に、前記有価情報記憶装置に記憶された最新の統合取引履歴における運営情報を読み出して、当該運営情報が当該有価情報取引装置の運営主体と一致するか否かを判定する運営主体判定手順と、
前記運営主体判定手順段によって運営主体が一致しないと判定された場合に、前記最新の統合取引履歴における合計残額を前記有価情報記憶装置から読み出すとともに、当該有価情報取引装置の運営主体と一致する有価情報の最新の取引履歴における残額を前記有価情報記憶装置から読み出し、当該合計残額と残額との差分を埋める取引が前記最新の統合取引履歴に示される運営主体によって行われたものとして差分取引を実行し、当該差分取引の取引額および前記合計残額と同額の残額を最新の取引履歴として前記有価情報記憶装置に格納し、当該差分取引で用いられた有価情報の運営主体を特定する運営情報および取引後における前記複数の有価情報の残額の合計を示す合計残額からなる統合取引履歴を前記有価情報記憶装置に格納する差分取引処理手順と、
前記運営主体判定手順によって運営主体が一致すると判定された後、または、前記差分取引処理手順によって前記有価情報記憶装置に取引履歴および統合取引履歴が格納された後に、当該有価情報取引装置の運営主体と一致する有価情報の最新の取引履歴における残額を前記有価情報記憶装置から読み出して前記取引を実行し、当該取引の取引額および取引後の残額を最新の取引履歴として前記有価情報記憶装置に格納する取引処理手順と、
前記取引で用いられた有価情報の運営主体を特定する運営情報および取引後の合計残額を最新の統合取引履歴として前記有価情報記憶装置に格納する統合取引処理手順と
をコンピュータに実行させることを特徴とする有価情報取引プログラム。
Priority Applications (1)
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JP2007125729A JP5090784B2 (ja) | 2007-05-10 | 2007-05-10 | 有価情報取引システム、有価情報記憶装置、有価情報取引装置、有価情報取引方法および有価情報取引プログラム |
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JP2006146344A (ja) * | 2004-11-16 | 2006-06-08 | Sankyo Kk | 特定取引用システムおよびアプリケーションプログラム |
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