JP2008281358A - 追尾型アンテナ制御装置 - Google Patents

追尾型アンテナ制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008281358A
JP2008281358A JP2007123623A JP2007123623A JP2008281358A JP 2008281358 A JP2008281358 A JP 2008281358A JP 2007123623 A JP2007123623 A JP 2007123623A JP 2007123623 A JP2007123623 A JP 2007123623A JP 2008281358 A JP2008281358 A JP 2008281358A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
azimuth
att
angular velocity
axis
antenna
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007123623A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Nonaka
慶一 野中
Koichi Eguchi
光一 江口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Radio Co Ltd filed Critical Japan Radio Co Ltd
Priority to JP2007123623A priority Critical patent/JP2008281358A/ja
Publication of JP2008281358A publication Critical patent/JP2008281358A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Abstract

【課題】衛星が移動体の真上付近にある場合でも、安定した追尾が可能な追尾型アンテナ制御装置を提供することを目的とする。
【解決手段】位相比較器15が、二つのアンテナ素子2L、2Rの受信した信号の位相差から検出した衛星の方向とアンテナ方向のXA軸回りのズレを、低域通過フィルタ16を通し、AD変換器17でサンプリングして電波によるXA軸回りの誤差信号ΔξA.DETを生成する。ATT絶対方位検出器19は、角速度計18の検出した角速度に対し方位軸回転台の傾きの影響を補償した方位軸回転台の絶対方位の角速度の第3成分に、位相比較器15が検出したXA軸回りの誤差信号ΔξA.DETを加え、積算したものをATT絶対方位検出値とし、ATT絶対方位検出値と衛星方位角データの差をATT絶対方位検出誤差として方位軸サーボ制御器20に供給し、方位軸を制御する。また、衛星方位データに基づき、絶対方位の検出値を補正する。
【選択図】図1

Description

本発明は、移動体に搭載され、衛星等の目標物体からの電波信号を利用して目標物体の方向を検知し、指向性アンテナを目標物体の方向に電波追尾(自動追尾)する指向性アンテナ追尾制御技術に関し、特に、機械的方位軸(Z軸とも呼ぶ)回りに回転可能に支持された回転台(アンテナ方位軸回転台(ATT)、または単に方位軸回転台とも呼ぶ)と、その方位軸回転台(ATT)の上に搭載された指向性アンテナ(アレイ・アンテナなど)を有する追尾型アンテナ制御装置に関する。
衛星通信などに利用される小型指向性アンテナ装置は、現在、移動体(主に船舶)で多数使われている。なお、船舶などの移動体では、その運動(揺れ、旋回、移動など)を補償しながら衛星を追尾する必要があるので、通常、動揺補償機能や追尾制御機能が必要とされる。
図11は、指向性アンテナのアンテナ面の座標系と、アンテナ素子の搭載方法を示す図である。
図11に示すように、アンテナ面の座標は、アンテナ面の中心を原点とし、アンテナ面の垂直方向(上下方向)にXA軸、アンテナ面の水平方向(左右方向)にYA軸、アンテナ面と直交する方向にZA軸をとる。
動揺補償機能や追尾制御機能としては、衛星の方位データや船舶のジャイロ・コンパスからの方位情報を利用して、アンテナ装置の各軸を制御する方法や、衛星からの電波を利用して衛星方向を検知し、電波追尾(自動追尾)する方法などが使われている。
指向性アンテナを衛星に指向させる制御機構の代表的なものとしては、図12(a)のような方位軸−仰角軸(Az-El)機構、図12(b)のような方位軸−仰角軸−直行仰角軸(Az-El-Xel)機構、X-Y-Az-El機構など2軸から4軸の機構が知られている。
また、Az-El機構でも、低・中仰角で使用するものは、El軸の駆動範囲を(仰角として)90度以下に抑えたものがある(いわゆる‘極座標’に対応させると、ゼロまたは正の俯角のみを許容するもの)。
一方、高仰角、特に天頂付近でも使用するものとして、El軸の駆動範囲を(仰角として)90度以上(例えば、120度)にまで拡張したものもある(‘極座標’に対応させると、負の俯角を許容するもの)。
ここでは、単にEl軸といえば、仰角範囲を限定しないものとする。特に、El軸の駆動範囲を(仰角として)90度以上(例えば、120度)にまで拡張したもの(または、負の俯角を許容するもの)であることを強調したい場合は、拡張仰角(ElEXT)軸と表す。
さて、ジャイロ・コンパスなどから移動体の方位データψV,GCを得られる場合は、そのψV,GCと、移動体の方位、移動体の揺れ(ロール・ピッチ)の検出データから、Az-El-Xel機構の各軸の制御操作量を逐次計算して制御することで、衛星を追尾することが可能である。
しかし、車両などの陸上移動体や小型船舶では、ジャイロ・コンパスや慣性計測装置(Inertial Measurement Unit:IMU)を備えていないケースが多く、このような移動体では、備え付けの機器から方位情報を利用できるケースは少ないので、衛星からの電波信号を受信して、衛星方向を検知し、追尾することが考えられる。
例えば、図11(a)のように上下、左右に四つのアンテナ素子(EU、ED、EL、ER)をAz-El機構(図12(a))に搭載し、各素子のそれぞれに受信器を(専用または時分割で)割り当て、図13に示すように、各素子での受信信号の位相差、または電界強度の差を利用して、衛星方向とアンテナ方向のアンテナ面とのXA軸回りの誤差信号ΔξAと、YA軸回りの誤差信号ΔηAの両方の誤差を同時に検出し、この誤差信号ΔξAでAz軸を、誤差信号ΔηAでEl軸をそれぞれ制御して電波追尾を行うことが考えられる。
図13では、El機構とその追尾制御系は記載していないが、アレイ・アンテナ101の左右のアンテナ素子101L、101Rで受信した信号を低雑音増幅器104L、104R、周波数変換器105L、105Rを通し、位相比較器106で位相差から衛星の方向とアンテナ方向のXA軸回りのズレ(角度差)を検出し、低域通過フィルタ107を通した後、AD(Analog to Digital)変換器108でサンプリングしてディジタル化し、方位軸サーボ制御器109に入力し、方位軸モータ102、方位軸減速器103を制御して電波追尾を行う。
なお、図13のような、二つのアンテナ素子に対応する二つの受信信号の光路差(dpath[m])と位相差(ΔφREC[rad.])と波長(λ[m])の関係は次式で表される。ここで、dE[m]は素子間距離、ΔξA[rad.]はアンテナ面のXA軸回りの追尾誤差角である。
Figure 2008281358
また、衛星からの電波が船舶のマストや建物や樹木などにより遮られて電波による追尾ができなくなったとき、角速度センサにより検出した角速度に基づいてアンテナを追尾させるようにしたものもある(例えば、特許文献1参照)。
特許第3662975号公報
衛星が低・中仰角の場合には、この追尾方式でも、追尾信号(衛星からの電波信号)のS/N比などの適当な条件が満たされれば、うまく動作する可能性が高い。しかし、衛星が天頂付近に有る場合で、揺れがあると、この追尾方式では必ずしも安定な電波追尾を行えるとは限らない。
例えば、図14(b)、(c)、図15(b)のように、通常の極座標(方位と俯角)表現では、揺れの一周期(例えば、小型船舶では5から10秒程度)のうちに、180度近い方位変動が数回発生することもあり得る。このような場合、Az-El機構に搭載した図11(a)のように上下、左右の四つの素子を持つアンテナによる図13のような直接的な電波追尾では安定な電波追尾を行えないで、ジンバル・ロック現象を起こす恐れがある。特に、高仰角(例えば、仰角80度)で、移動体が揺れながら旋回する場合、図15(b)の軌跡はさらに複雑になることが予想される。
また、図11(a)のように上下、左右四つのアンテナ素子(EU、ED、EL、ER)を採用し、各素子の受信信号の位相差または電界強度の差を利用して、アンテナのXA軸回りの誤差信号ΔξAと、YA軸回りの誤差信号ΔηAの両方の誤差を同時に検出し、ジンバル・ロック現象の起こりにくいAz-El(Y)-Xel(X)機構(図12(b))などを採用し、ΔηAで仰角(El)軸を、ΔξAで直交仰角(Xel)軸を制御し、追尾誤差をゼロに近づける電波追尾法も考えられる。この方法では、ジャイロ・コンパスからの方位情報ψV,GCやIMUからの方位情報ψV,IMUを方位軸の制御に利用する。
この方式を採用すれば、ジンバル・ロック現象の起こりにくいAz-El(Y)-Xel(X)機構を採用しているので、受信信号のS/N比を十分に確保できれば、天頂付近でも安定した追尾が可能と思われる。しかし、受信系の数が多いので、コストが増大するという問題があった。
また、Az-El機構でもAz-ELEXT-Xel機構でも、追尾機構の如何に関わらず、幾何学的な理由(図14、図15参照)から、図13のような左右の二つのアンテナ素子の受信信号(の位相差、または受信電界強度の差)から得られる‘電波によるXA軸回りの誤差信号ΔξA.DET’には、実際はアンテナ方位軸回りの方位誤差情報は含まれていないか、含まれていても微弱であり(むしろ、天頂方向付近では、アンテナの水平面からの傾きに関する信号成分と雑音が殆どである)、電波によりアンテナ方位軸回りの追尾を制御しようとしても安定しない。
そこで、本発明は、衛星が移動体の真上付近にある場合でも、安定した追尾が可能な追尾型アンテナ制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する第1の発明は、アンテナ面の左右に水平に配置された二つのアンテナ素子と、該二つのアンテナ素子の受信した信号の違いから電波によるアンテナ面の水平方向の誤差信号を検出する信号比較器と、方位軸回転台上に設置され方位軸回転台の角速度を検出する角速度計と、前記角速度計で検出された角速度に対し前記方位軸回転台の傾きの影響を補償し、方位軸回転台の絶対方位の角速度に変換する角速度座標変換器と、前記方位軸回転台の絶対方位の角速度に前記電波によるアンテナ面の水平方向の誤差信号を加算し積分して方位軸回転台の絶対方位を検出する方位検出器とを備えることを特徴とするものである。
この発明では、移動体の急激な旋回などの急な変化には、主に角速度計の出力で対応することができ、衛星が移動体の真上付近にある場合でも、安定した追尾が可能となる。
上記課題を解決する第2の発明は、アンテナ面の左右に水平に配置された二つのアンテナ素子と、該二つのアンテナ素子の受信した信号の違いから電波によるアンテナ面の水平方向の誤差信号を検出する信号比較器と、方位軸回転台上に設置され方位軸回転台の角速度を検出する角速度計と、前記角速度のZ成分に前記電波によるアンテナ面の水平方向の誤差信号を加算し積分して方位軸回転台の絶対方位を検出する方位検出器とを備えることを特徴とするものである。
この発明では、陸上など方位軸回転台の傾きが小さい場合は、構成を簡略化しても、安定した追尾が可能となる。
上記課題を解決する第3の発明は、上記第1の発明または第2の発明の構成に加え、前記方位検出器は、入力された衛星方位データと検出した方位軸回転台の絶対方位との差に基づいて、前記方位軸回転台の絶対方位の検出値を補正することを特徴とするものである。
この発明では、GPSなどから取得した自装置位置から計算した衛星方位データにより、角速度計のオフセットを解消することができる。
本発明によれば、角速度計で検出された方位軸回転台上の角速度に対し方位軸回転台の傾きの影響を補償した角速度に、電波により検出したアンテナ面の水平方向の誤差信号を加え、積分して方位軸回転台の絶対方位を検出しているので、移動体の急激な旋回などの急な変化には、主に角速度計の出力で対応することができ、衛星が移動体の真上付近にある場合でも、安定した追尾が可能となる。
また、角速度計で検出された方位軸回転台上の角速度のZ成分に、電波により検出したアンテナ面の水平方向の誤差信号を加え、積分して方位軸回転台の絶対方位を検出するようにすれば、陸上など方位軸回転台の傾きが小さい場合は、構成を簡略化しても、安定した追尾が可能となる。
さらに、入力された衛星方位データと検出した方位軸回転台の絶対方位との差に基づいて方位軸回転台の絶対方位の検出値を補正するようにすれば、入力された衛星方位データにより角速度計のオフセットの誤差を解消することができる。
以下、本発明を図面を参照して説明する。
図1は本発明の第1実施形態の追尾型アンテナ制御装置を示す図である。なお、図1においては、本発明の特徴である方位軸機構及びその制御部のみを示しており、仰角軸機構、直交仰角軸機構、動揺検出器及びそれらの制御部、回転部と固定部との接続のためのロータリー・ジョイントなどの給電系、レードームなどは記載していない。
図1において、本実施形態の追尾型アンテナ制御装置は、アンテナ面の左右に二つのアンテナ素子2L、2Rを備えたアレイ・アンテナ2を方位軸を中心に回転させる方位軸モータ11及び方位軸減速器12と、二つのアンテナ素子2L、2Rそれぞれの受信信号を増幅する低雑音増幅器(LNA)13L、13Rと、低雑音増幅器13L、13Rで増幅した信号をそれぞれ中間周波数に変換する周波数変換器(DC)14L、14Rと、周波数変換器14L、14Rのそれぞれの出力信号の位相差から衛星の方向とアンテナ方向のXA軸回り(アンテナ面の水平方向)の光路差に相当する信号(角度差)を検出する位相比較器15と、位相比較器15の出力の低域成分のみを通過させる低域通過フィルタ16と、低域通過フィルタ16の出力をサンプリングしてディジタル化して電波によるXA軸回り(アンテナ面の水平方向)の誤差信号ΔξA.DETを出力するAD変換器17と、方位軸回転台(ATT)上の角速度を検出する角速度計18と、角速度計18で検出された角速度データを電波によるXA軸回りの誤差信号ΔξA.DET及び衛星方位データψT^により補正して衛星の方位を検出し、衛星方位データψT^との差であるATT絶対方位検出誤差ΔψATT^を出力するATT絶対方位検出器19と、ATT絶対方位検出誤差ΔψATT^に基づいて方位軸モータ11を制御して方位軸を制御する方位軸サーボ制御器20とを備えている。
なお、低雑音増幅器13L、13R、周波数変換器14L、14R、位相比較器15、低域通過フィルタ16、AD変換器17、角速度計18、及びATT絶対方位検出器19は、図2、図3に示すように、方位軸回転台上(Aで示す)に設置する。図2は、Az-El機構の場合の例で、図3は、Az-El-Xel機構の場合の例である。
また、方位軸減速器12を固定部(移動体側)に設ける場合は、方位軸モータ11を方位軸回転台上に置く。逆に、方位軸減速器12を方位軸回転台上に設ける場合は、方位軸モータ11を固定部(移動体側)に取り付ける。
図4は、ATT絶対方位検出器19の詳細な構成を示す図である。
図4に示すように、ATT絶対方位検出器19は、角速度計18が検出したATT(方位軸回転台)上の直交三軸の角速度(ωX.ATT.DET,ωY.ATT.DET,ωZ.ATT.DET)からATTの傾きの影響を補償したオイラー角の角速度(φATT.Dot.DET,θATT.Dot.DET,ψATT.Dot.DET)を求める角速度座標変換演算器191と、ATT絶対方位検出値ψATT^と衛星方位データψT^の差(方位差データΔψT^)を求める演算器192と、ψATT.Dot.DET、電波によるXA軸回りの誤差信号ΔξA.DET及び演算器192の出力する方位差データΔψT^を入力としてATT絶対方位角速度ψATT.Dot^を推定するATT方位角速度推定フィルタ193と、ATT絶対方位角速度ψATT.Dot^を積算してATT絶対方位検出値ψATT^を出力する積算器(積分器)194とを備える。
また、方位軸回転台上には、図示はしないが、ピッチ傾斜計及びロール傾斜計が設置されており、角速度座標変換演算器191の出力するオイラー角の角速度の第2成分(θATT.Dot.DET)とATT上のピッチ傾斜計の出力θDET.INCLを使ってATTピッチ検出角θATT^を検出するピッチ角検出フィルタ21と、角速度座標変換演算器191の出力するオイラー角の角速度の第1成分(φATT.Dot.DET)とATT上のロール傾斜計の出力φDET.INCLを使ってATTロール検出角φATT^を検出するロール角検出フィルタ22も設置されている。
図5は、ATT方位角速度推定フィルタ193の詳細な構成の一例を示す図である。
図5に示すように、ATT方位角速度推定フィルタ193は、電波によるXA軸回りの誤差信号ΔξA.DETの低域成分のみを通過させるローパスフィルタ195と、ローパスフィルタ195の出力に設定されたゲインKΔξを加える増幅器196と、演算器192の出力する方位差データΔψT^から角速度計18のオフセットを除去する信号を生成するディジタル・フィルタ197と、ψATT.Dot.DETに増幅器196の出力を加算し、ディジタル・フィルタ197の出力を減算する演算器198とを備えている。
この追尾型アンテナ制御装置は、設定された周期毎に、衛星の方向(方位や仰角)を検出し、検出した衛星の方向にアンテナ面を向かせるように制御するものである。
このような追尾型アンテナ制御装置において、角速度計18で検出された角速度(ωX.ATT.DET,ωY.ATT.DET,ωZ.ATT.DET)は、ATT絶対方位検出器19に入力される。
また、位相比較器15がアンテナ面の左右の二つのアンテナ素子2L、2Rの受信した信号の位相差から検出した衛星の方向とアンテナ方向のXA軸回りの光路差に相当する信号(角度差)を、低域通過フィルタ16を通して低域成分のみを通過させ、AD変換器17でサンプリングしてディジタル化した電波によるXA軸回りの誤差信号ΔξA.DETも、ATT絶対方位検出器19に入力される。
さらに、角速度計18の温度ドリフト等のオフセットを定期的に解消するため、設定されたタイミングでGPS(Global Positioning System)等で検出した自装置位置と衛星の位置から算出した衛星の方位を示す衛星方位データψT^も、ATT絶対方位検出器19に入力される。
ATT絶対方位検出器19の角速度座標変換演算器191は、角速度計18で検出されたATT(方位軸回転台)上の直交三軸の角速度(ωX.ATT.DET,ωY.ATT.DET,ωZ.ATT.DET)を、ATTの傾き(ロール、ピッチ)の影響を補償して、ATTのオイラー角の意味での絶対方位の角速度(φATT.Dot.DET,θATT.Dot.DET,ψATT.Dot.DET)に変換する。なお、ロール角、ピッチ角は、前周期で検出されたロール角、ピッチ角を使う。
例えば、ロール角をφ、ピッチ角をθとすると、直交三軸の角速度(ωx,ωy,ωz)から、次式でオイラー角の角速度(φDot,θDot,ψDot)が求められる。但し、*を変数として、C=cos(*)、S=sin(*)、T=tan(*)とする。
Figure 2008281358
角速度座標変換演算器191が出力するオイラー角の角速度の第3成分ψATT.Dot.DETは、ATT方位角速度推定フィルタ193に入力される。
また、演算器192は、角速度計18のオフセットを解消するため、検出されたATT絶対方位検出値ψATT^と衛星方位データψT^の差(方位差データΔψT^)を求め、ATT方位角速度推定フィルタ193に入力する。
ATT方位角速度推定フィルタ193は、電波によるXA軸回りの誤差信号ΔξA.DETをローパスフィルタ195に通し、高周波域の雑音を除去し、増幅器196で設定されたゲインKΔξを加え、演算器198に入力する。
また、ATT方位角速度推定フィルタ193は、方位差データΔψT^をディジタル・フィルタ197に通し、ψATT.Dot.DETに含まれる直流成分(超低周波成分)を推定して変換し、演算器198に反転入力する。
さらに、ATT方位角速度推定フィルタ193は、角速度計18で検出された角速度のオイラー角の角速度の第3成分ψATT.Dot.DETを演算器198に入力し、電波によるXA軸回りの誤差信号ΔξA.DETの高周波成分を除去しゲインKΔξを加えた信号を加算するとともに、方位差データΔψT^から変換した直流成分の信号を減算して、出力する。
ATT方位角速度推定フィルタ193の出力は、積算器194に入力され、以前の出力の積算値に積算されてATT絶対方位検出値ψATT^として出力される。
このATT絶対方位検出値ψATT^と衛星方位データψT^の差(ATT絶対方位検出誤差ΔψATT^)を方位軸サーボ制御器20に供給し、方位軸を制御する。
また、角速度座標変換演算器191が出力するオイラー角の角速度の第2成分θATT.Dot.DETは、ピッチ角検出フィルタ21に入力され、ピッチ角検出フィルタ21は、ピッチ傾斜計が検出したATTピッチ傾斜計出力とオイラー角の角速度の第2成分θATT.Dot.DETからATTピッチ検出角θATT^を検出し、このATTピッチ検出角θATT^のデータと仰角軸の俯角θElのデータより、仰角軸制御指令角θEl.CMDを求め、仰角軸制御指令角θEl.CMDを仰角軸サーボ制御器(位相補償器やサーボアンプなど、図示していない)に供給し、仰角軸を制御する。
例えば、ATTピッチ検出角θATT^のデータと仰角軸の俯角θElのデータの和が、衛星俯角データθT^に一致するように仰角軸を制御する。
すなわち、衛星俯角データθT^とATTピッチ検出角θATT^より、仰角軸制御指令角θEl.CMDを次式で求める。
Figure 2008281358
また、Az-ElEXT-Xel機構の場合、角速度座標変換演算器191が出力するオイラー角の角速度の第1成分φATT.Dot.DETは、ロール角検出フィルタ22に入力され、ロール角検出フィルタ22は、ロール傾斜計が検出したATTロール傾斜計出力とオイラー角の角速度の第1成分φATT.Dot.DETからATTロール検出角φATT^を検出し、このATTロール検出角φATT^(及び、必要ならばATT絶対方位検出値ψATT^やATTピッチ検出角θATT^など)を使って、Xel軸の制御指令角φXel.CMDを求め、Xel軸制御指令角φXel.CMDを直交仰角軸サーボ制御器(位相補償器やサーボアンプなど)に供給し、直交仰角(Xel)軸を制御する。
例えば、次式でXel軸の制御指令角φXel.CMDを求める。
Figure 2008281358
このように本実施形態においては、衛星からの電波による衛星方向の検出と角速度計18による衛星方向の検出を併用しているので、移動体の急激な旋回などの急な変化には、主に角速度計18の出力で対応することができ、衛星が移動体の真上付近にある場合でも、安定した追尾が可能となる。
また、角速度計18の誤差を衛星からの電波による衛星方向の検出で補正することができ、安価な角速度計を使っても、安定した追尾が可能となる。
さらに、GPSなどから取得した自装置位置から計算した衛星方位データにより、定期的に角速度計18のオフセットを解消しているので、安価な角速度計を使っても、安定した追尾が可能となる。
また、角速度計18が検出したオイラー角の角速度の第3成分ψATT.Dot.DETに、電波によるXA軸回りの誤差信号ΔξA.DETを加え、積算器194を通して、電波によるXA軸回りの誤差信号ΔξA.DETを間接的にアンテナ追尾に利用しているので、より低い信号対雑音電力比(S/N)の信号(ΔξA.DET)でも有効に利用できる。
また、電波によるXA軸回りの誤差信号ΔξA.DETのみを利用し、電波によるYA軸回りの誤差信号ΔηA.DETを利用しないので、受信器の数を減少させることができ、コストを削減することができる。
本実施形態の他の態様としては、図6に示すように、ディジタル・フィルタ197で、方位差データΔψT^に基づいて推定したψATT.Dot.DETに含まれる直流成分(超低周波成分)を、演算器199に反転入力し、角速度計18が検出したATT上の直交三軸の角速度(ωX.ATT.DET,ωY.ATT.DET,ωZ.ATT.DET)のωZ.ATT.DETから減算することにより、角速度計18のオフセットを解消する。
角速度計18が検出したATT上の直交三軸の角速度(ωX.ATT.DET,ωY.ATT.DET,ωZ.ATT.DET)に含まれるオフセット/ドリフト成分を(ΔωX.ATT.ofs,ΔωY.ATT.ofs,ΔωZ.ATT.ofs)とすると、ロール角およびピッチ角が小さい場合(凡そ10度程度)、ψATT.Dot.DETに含まれるオフセット成分average[δψATT.Dot.DET]はωZ.ATT.DETのオフセット成分average[ΔωZ.ATT.ofs]が支配的であるから、図4、図5のようにaverage[δψATT.Dot.DET]を推定し補償することと、図6のようにaverage[ΔωZ.ATT.ofs]を推定し補償することがほぼ等価となる。
図7は、ATT方位角速度推定フィルタ193aの詳細な構成の一例を示す図である。
図7に示すように、ATT方位角速度推定フィルタ193aは、角速度座標変換演算器191で求められたオイラー角の角速度の第3成分ψATT.Dot.DETを、演算器198aに入力し、電波によるXA軸回りの誤差信号ΔξA.DETの高周波成分を除去しゲインKΔξを加えた信号を加算して、出力する。
ATT方位角速度推定フィルタ193aの出力は、上述の実施形態同様に、積算器194に入力され、以前の出力の積算値に積算されてATT絶対方位検出値ψATT^として出力される。
そして、上述の実施形態同様に、このATT絶対方位検出値ψATT^と衛星方位データψT^の差(ATT絶対方位検出誤差ΔψATT^)を方位軸サーボ制御器20に供給し、方位軸を制御する。
なお、本実施形態においては、衛星方位データψT^を周期的に装置内で計算し、ATT絶対方位検出器19に入力するようにしたが、操作者(オペレータ)が、装置の位置と衛星の位置から、事前に準備されたチャートなどを使って衛星方位データψT^を求め、ATT絶対方位検出器19に入力するようにしてもよい。
次に、図8は本発明の第2実施形態の追尾型アンテナ制御装置を示す図である。なお、本実施形態は、上述第1実施形態と略同様に構成されているので、同様な構成には同一の符号を付して特徴部分のみ説明する。
本実施形態の追尾型アンテナ制御装置は、陸上のように揺れ角が小さい場所での使用を前提としており、ATT絶対方位検出器31が、角速度計18が検出したATT上の直交三軸の角速度(ωX.ATT.DET,ωY.ATT.DET,ωZ.ATT.DET)を座標変換せず、角速度計18が検出した角速度をそのまま使ってATTの絶対方位を検出する。
図9は、ATT絶対方位検出器31の詳細な構成を示す図である。ATT方位角速度推定フィルタ193には、角速度計18が検出したATTの角速度のZ成分ωZ.ATT.DETが入力される。
図10は、ATT方位角速度推定フィルタ193の詳細な構成の一例を示す図である。
図10に示すように、ATT方位角速度推定フィルタ193は、角速度計18で検出された角速度のZ成分ωZ.ATT.DETを、上述の実施形態同様に、演算器198に入力し、電波によるXA軸回りの誤差信号ΔξA.DETの高周波成分を除去しゲインKΔξを加えた信号を加算するとともに、方位差データΔψATT^をψATT.Dot.DETに含まれる直流成分を推定して変換した信号を減算して、出力する。
ATT方位角速度推定フィルタ193の出力は、上述の実施形態同様に、積算器194に入力され、以前の出力の積算値に積算されてATT絶対方位検出値ψATT^として出力される。
そして、上述の実施形態同様に、このATT絶対方位検出値ψATT^と衛星方位データψT^の差(ATT絶対方位検出誤差ΔψATT^)を方位軸サーボ制御器20に供給し、方位軸を制御する。
また、ピッチ角検出フィルタ21には、角速度計18で検出された角速度のY成分ωY.ATT.DETが入力され、ピッチ角検出フィルタ21は、上述の実施形態同様に、ピッチ傾斜計が検出したATTピッチ傾斜計出力と角速度のY成分ωY.ATT.DETからATTピッチ検出角θATT^を検出し、このATTピッチ検出角θATT^のデータと仰角軸の俯角θElのデータより、仰角軸制御指令角θEl.CMDを求め、仰角軸制御指令角θEl.CMDを仰角軸サーボ制御器(位相補償器やサーボアンプなど、図示していない)に供給し、仰角軸を制御する。
また、Az-ElEXT-Xel機構の場合、ロール角検出フィルタ22には、角速度のX成分ωX.ATT.DETが入力され、ロール角検出フィルタ22は、上述の実施形態同様に、ロール傾斜計が検出したATTロール傾斜計出力と角速度のX成分ωX.ATT.DETからATTロール検出角φATT^を検出し、このATTロール検出角φATT^(及び、必要ならばATT絶対方位検出値ψATT^やATTピッチ検出角θATT^など)を使って、Xel軸の制御指令角φXel.CMDを求め、Xel軸制御指令角φXel.CMDを直交仰角軸サーボ制御器(位相補償器やサーボアンプなど)に供給し、直交仰角(Xel)軸を制御する。
このように、陸上のように揺れ角が小さい場所での使用に限定される場合、角速度計18で検出された直交座標系の角速度をオイラー角表現の角速度に変換する処理を省略することができ、構成を簡素化できる。
本発明の第1実施形態の追尾型アンテナ制御装置を示す図であり、そのブロック図 本発明の第1実施形態の追尾型アンテナ制御装置を示す図であり、そのAz-El機構での搭載位置を示す図 本発明の第1実施形態の追尾型アンテナ制御装置を示す図であり、そのAz-El-Xel機構での搭載位置を示す図 本発明の第1実施形態の追尾型アンテナ制御装置を示す図であり、そのATT絶対方位検出器のブロック図 本発明の第1実施形態の追尾型アンテナ制御装置を示す図であり、そのATT方位角速度推定フィルタのブロック図 本発明の第1実施形態の他の態様の追尾型アンテナ制御装置を示す図であり、そのATT絶対方位検出器のブロック図 本発明の第1実施形態の他の態様の追尾型アンテナ制御装置を示す図であり、そのATT方位角速度推定フィルタのブロック図 本発明の第2実施形態の追尾型アンテナ制御装置を示す図であり、そのブロック図 本発明の第2実施形態の追尾型アンテナ制御装置を示す図であり、そのATT絶対方位検出器のブロック図 本発明の第2実施形態の追尾型アンテナ制御装置を示す図であり、そのATT方位角速度推定フィルタのブロック図 従来の指向性アンテナのアンテナ面の座標系とアンテナ素子の搭載方法を示す図 従来の指向性アンテナを衛星に指向させる制御機構の例を示す図 従来の追尾型アンテナ制御装置を示すブロック図 動揺する移動体座標系から見た衛星の相対俯角を示す図 動揺する移動体に固定された座標系から見た衛星の相対方位と相対俯角を示す図
符号の説明
11 方位軸モータ
12 方位軸減速器
13L、13R 低雑音増幅器
14L、14R 周波数変換器
15 位相比較器
16 低域通過フィルタ
17 AD変換器
18 角速度計
19 ATT絶対方位検出器
191 角速度座標変換演算器
192 演算器
193、193a ATT方位角速度推定フィルタ
194 積算器
195 ローパスフィルタ
196 増幅器
197 ディジタル・フィルタ
198、198a 演算器
199 演算器
20 方位軸サーボ制御器
21 ピッチ角検出フィルタ
22 ロール角検出フィルタ
2 アレイ・アンテナ
L、2R アンテナ素子
31 ATT絶対方位検出器
101L、101R アンテナ素子
102 方位軸モータ
103 方位軸減速器
104L、104R 低雑音増幅器
105L、105R 周波数変換器
106 位相比較器
107 低域通過フィルタ
108 AD変換器
109 方位軸サーボ制御器

Claims (3)

  1. アンテナ面の左右に水平に配置された二つのアンテナ素子と、該二つのアンテナ素子の受信した信号の違いから電波によるアンテナ面の水平方向の誤差信号を検出する信号比較器と、方位軸回転台上に設置され方位軸回転台の角速度を検出する角速度計と、前記角速度計で検出された角速度に対し前記方位軸回転台の傾きの影響を補償し、方位軸回転台の絶対方位の角速度に変換する角速度座標変換器と、前記方位軸回転台の絶対方位の角速度に前記電波によるアンテナ面の水平方向の誤差信号を加算し積分して方位軸回転台の絶対方位を検出する方位検出器とを備えることを特徴とする追尾型アンテナ制御装置。
  2. アンテナ面の左右に水平に配置された二つのアンテナ素子と、該二つのアンテナ素子の受信した信号の違いから電波によるアンテナ面の水平方向の誤差信号を検出する信号比較器と、方位軸回転台上に設置され方位軸回転台の角速度を検出する角速度計と、前記角速度のZ成分に前記電波によるアンテナ面の水平方向の誤差信号を加算し積分して方位軸回転台の絶対方位を検出する方位検出器とを備えることを特徴とする追尾型アンテナ制御装置。
  3. 前記方位検出器は、入力された衛星方位データと検出した方位軸回転台の絶対方位との差に基づいて、前記方位軸回転台の絶対方位の検出値を補正することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の追尾型アンテナ制御装置。
JP2007123623A 2007-05-08 2007-05-08 追尾型アンテナ制御装置 Pending JP2008281358A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007123623A JP2008281358A (ja) 2007-05-08 2007-05-08 追尾型アンテナ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007123623A JP2008281358A (ja) 2007-05-08 2007-05-08 追尾型アンテナ制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008281358A true JP2008281358A (ja) 2008-11-20

Family

ID=40142307

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007123623A Pending JP2008281358A (ja) 2007-05-08 2007-05-08 追尾型アンテナ制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008281358A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100910381B1 (ko) 2009-03-26 2009-08-04 삼성탈레스 주식회사 위상차 데이터의 유효성을 판단하는 방법
CN108511908A (zh) * 2018-02-27 2018-09-07 西安空间无线电技术研究所 一种具有相位抑制功能的星载天线自动跟踪控制系统及方法
JPWO2018122906A1 (ja) * 2016-12-26 2019-10-31 株式会社日立製作所 制御装置、制御システム、及び自律移動可能な情報処理装置
CN112993517A (zh) * 2019-12-16 2021-06-18 株式会社东芝 卫星捕捉装置以及卫星捕捉方法
CN116559804A (zh) * 2023-07-11 2023-08-08 浙江宜通华盛科技有限公司 相控阵雷达及其旋转平台晃动程度检测方法、装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08211140A (ja) * 1994-11-16 1996-08-20 Japan Radio Co Ltd モノパルス追尾アンテナ
JPH1114730A (ja) * 1997-06-26 1999-01-22 Japan Radio Co Ltd 追尾型アンテナ装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08211140A (ja) * 1994-11-16 1996-08-20 Japan Radio Co Ltd モノパルス追尾アンテナ
JPH1114730A (ja) * 1997-06-26 1999-01-22 Japan Radio Co Ltd 追尾型アンテナ装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100910381B1 (ko) 2009-03-26 2009-08-04 삼성탈레스 주식회사 위상차 데이터의 유효성을 판단하는 방법
JPWO2018122906A1 (ja) * 2016-12-26 2019-10-31 株式会社日立製作所 制御装置、制御システム、及び自律移動可能な情報処理装置
CN108511908A (zh) * 2018-02-27 2018-09-07 西安空间无线电技术研究所 一种具有相位抑制功能的星载天线自动跟踪控制系统及方法
CN108511908B (zh) * 2018-02-27 2020-09-18 西安空间无线电技术研究所 一种具有相位抑制功能的星载天线自动跟踪控制系统及方法
CN112993517A (zh) * 2019-12-16 2021-06-18 株式会社东芝 卫星捕捉装置以及卫星捕捉方法
CN112993517B (zh) * 2019-12-16 2024-03-29 株式会社东芝 卫星捕捉装置以及卫星捕捉方法
CN116559804A (zh) * 2023-07-11 2023-08-08 浙江宜通华盛科技有限公司 相控阵雷达及其旋转平台晃动程度检测方法、装置
CN116559804B (zh) * 2023-07-11 2023-10-20 浙江宜通华盛科技有限公司 相控阵雷达及其旋转平台晃动程度检测方法、装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10261176B2 (en) Rotating attitude heading reference systems and methods
JP4586172B2 (ja) 慣性航法システム
US7808429B2 (en) Beam steering control for mobile antennas
US7522102B2 (en) Antenna beam steering
WO2019200178A1 (en) Adaptive doppler radar systems and methods
JP2008281358A (ja) 追尾型アンテナ制御装置
JP3767372B2 (ja) 衛星追尾用アンテナ制御装置
US9417064B2 (en) System and method for north finding
CN115149994A (zh) 一种卫星跟踪方法和动中通设备
JP4191588B2 (ja) 衛星追尾用アンテナ制御装置
WO2016036767A2 (en) Rotating attitude heading reference systems and methods
US9217639B1 (en) North-finding using inertial navigation system
JP3044357B2 (ja) ジャイロ装置
JPH098533A (ja) アンテナ姿勢制御装置
JP4535187B2 (ja) アンテナ姿勢制御装置
JP2010245726A (ja) 指向性アンテナ装置
JP3142503B2 (ja) 追尾型アンテナ装置
JP3393025B2 (ja) 指向性アンテナ用三軸制御装置
JP4963429B2 (ja) 追尾アンテナ装置、姿勢角推定方法およびそのプログラム
JP3428858B2 (ja) 指向性アンテナ用三軸制御装置
JP2005300347A (ja) 移動体搭載用衛星自動追尾装置
JPH03245076A (ja) ジャイロ装置
JP2010050688A (ja) 指向性アンテナ装置
US20230184923A1 (en) Enhanced doppler radar systems and methods
US20160076889A1 (en) Apparatus for providing an azimuth angle

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100506

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130402

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130730