JP2010050688A - 指向性アンテナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のものより低コストで信号送出源から送出される電波信号を追尾することができる指向性アンテナ装置を提供すること。
【解決手段】移動体2上で上方に延びるAZ軸回りに回転可能に支持されたAZフレーム3と、AZフレーム3上で直交仰角軸(X軸)回りに回転可能に支持されたXプラットフォーム4と、Xプラットフォーム4上で仰角軸(Y軸)回りに回転可能に支持されたYフレーム5と、Yフレーム5に支持された指向性アンテナ6とを備え、Xプラットフォーム4の直交仰角軸回りの傾斜を零に維持すると共に、指向性アンテナ6の仰角を信号送出源に対する仰角に等しくなるよう維持した上で、角速度計7によって検出されたXプラットフォーム4の直交座標軸(Zxp軸)回りの角速度ωz.XP.detに基づいて、指向性アンテナ6の方位をRSSに基づいてサーチして微調整した方位に追従させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、指向性アンテナ装置に関し、特に、移動体に搭載され、人工衛星等の信号送出源から送出される無線信号を受信するための指向性アンテナの方向を調整する指向性アンテナ装置に関する。
従来、この種の指向性アンテナ装置としては、人工衛星等の信号送出源の方位データや船舶のジャイロ・コンパスからの方位情報を利用して、アンテナ装置の各軸を制御するものや、信号送出源から送出される電波信号を利用して信号送出源の方向を検知し、この電波信号を追尾するもの等が知られている(例えば、非特許文献1参照)。
指向性アンテナ装置の機構としては、図8に示すような方位軸(AZ軸)−仰角軸(EL軸)よりなるAZ−EL機構や、方位軸−仰角軸−直交仰角軸(XEL軸)よりなるAZ−EL−XEL機構等のように、2乃至4軸からなる機構がある。
このような指向性アンテナ装置においては、ジャイロ・コンパス等から移動体100の方位データΨZ.GCが得られる場合には、その方位データΨZ.GCと、移動体の揺れ(ロールおよびピッチ)を検出する移動体傾斜検出器101の検出データとから前述した機構の各軸の操作制御量を逐次計算することによって、信号送出源から送出される電波信号を追尾することができる。
また、信号送出源から送出される電波信号をより精度よく追尾するために、信号送出源から送出される電波信号の受信状態の良否の目安となる受信状態監視信号を頼りに、目標方位データに微小角の摂動を与えて、試行錯誤的に受信状態の良い方向へアンテナを指向させるステップトラック方式を採用したものも知られている(例えば、特許文献1または特許文献2参照)。
また、信号送出源からの電波信号を受信して信号送出源の方向を検知し、信号送出源から送出される電波信号を追尾するものも実用化されている。例えば、図8に示したような4つの受信素子とAZ−EL機構を備えたアンテナ装置のように、各受信素子に受信された受信信号の位相差、または、電界強度の差を利用して、アンテナのX軸回りの誤差信号とY軸回りの誤差信号との双方の誤差を同時に検出することで信号送出源から送出される電波信号を追尾するものも知られている。
中谷・正村他、「やさしい衛星通信」、オーム社、p.42 特許第3393025号公報 特許第3142504号公報
しかしながら、特許文献1に記載された指向性アンテナ装置は、ある程度の正確さで移動体の方位データを得る必要があるため、車両等の陸上移動体や小型船舶に搭載する場合にも、陸上移動体や小型船舶にジャイロ・コンパスまたは慣性計測装置(Inertial Measurement Unit:IMU)を設ける必要があり、設置コストがかかるといった課題があった。
また、特許文献2に記載された指向性アンテナ装置は、ある程度の正確さで真北からの信号送出源の方位データを得る必要があり、方位軸に0度から360度までの自由度を要するため、追尾精度を維持する為に、やや高価な角速度検出器等を必要とし、製造コストがかかるといった課題があった。
また、信号送出源からの電波信号を受信して信号送出源の方向を検知し、信号送出源から送出される電波信号を追尾するものは、複数の受信系が必要なため、製造コストがかかるといった課題があった。
なお、ジャイロ・コンパスから得られる方位データΨZ.GCやIMUから得られる移動体の方位データΨZ.IMUを方位軸の制御に利用できる場合には、単一の受信系でも、ジンバル・ロック現象の起こりにくいAZ−EL−XEL機構等を採用し、かつ、受信信号のS/N比を十分に確保できれば、前述したステップトラック方式を用いて信号送出源から送出される電波信号を安定して追尾することができる。
しかし、従来、移動体(主に、船舶)搭載の衛星通信用指向性アンテナ装置でよく用いられているAZ−EL−XEL機構等を採用した場合、方位データΨZ.GCまたはΨZ.IMUがジャイロ・コンパスやIMUから得ることができない場合は、信号送出源から送出される電波信号を利用して、単一の受信系によるステップトラック方式を用いて追尾する場合で揺れの大きいときに追尾精度が劣化する傾向がある。従って、複数の受信系を用いたより製造コストの掛かる高性能な追尾方式を採用するか、または、ジャイロ・コンパスやIMUを移動体に設けるなどの対策が必要となるといった課題を解決することができない。
本発明は、上述したような従来の課題を解決するためになされたもので、従来のものより低コストで信号送出源から送出される電波信号を追尾することができる指向性アンテナ装置を提供することを目的とする。
本発明の指向性アンテナ装置は、移動体上で上方に延びる方位軸と、前記方位軸回りに回転可能に支持された方位軸構造体と、前記方位軸構造体上で直交仰角軸回りに回転可能に支持された直交仰角軸半安定台と、前記直交仰角軸半安定台上で仰角軸回りに回転可能に支持された仰角軸構造体と、前記仰角軸構造体に支持された指向性アンテナと、前記直交仰角軸と平行に前記直交仰角軸半安定台上に延在するXXP軸、前記仰角軸と平行に前記直交仰角軸半安定台上に延在するYXP軸、並びに、前記XXP軸および前記YXP軸に直交するZXP軸の各軸回りの角速度を検出するために前記直交仰角軸半安定台上に載置された角速度計と、前記移動体に対する前記直交仰角軸半安定台の前記XXP軸回り、および、前記YXP軸回りの傾斜角度を検出するために前記直交仰角軸半安定台上に載置された傾斜計と、前記角速度計によって検出された前記XXP軸回りの角速度と前記傾斜計によって検出された前記XXP軸回りの傾斜角度とに基づいて、前記直交仰角軸半安定台の水準に対する前記XXP軸回りの傾斜を表すロール角を推定するロール角推定部と、前記ロール角推定部によって推定されたロール角を零に近づけるように前記直交仰角軸回りに前記直交仰角軸半安定台を回動させる直交仰角軸制御部と、前記角速度計によって検出された前記YXP軸回りの角速度と前記傾斜計によって検出された前記YXP軸回りの傾斜角度とに基づいて、前記直交仰角軸半安定台の前記YXP軸回りの水準に対する傾斜を表すピッチ角を推定するピッチ角推定部と、目標とする仰角と前記ピッチ角推定部によって推定されたピッチ角との和に前記仰角軸構造体の仰角を近づけるように前記仰角軸回りに前記仰角軸構造体を回動させる仰角軸制御部と、前記方位軸回りに前記方位軸構造体を回動させる方位軸制御部と、信号送出源から前記指向性アンテナに受信された無線信号の受信状態を監視するための受信状態監視信号を生成する受信状態監視信号生成部と、前記方位軸制御部に前記方位軸構造体を回動させながら前記受信状態監視信号生成部によって生成された受信状態監視信号を監視し、該受信状態監視信号が予め定められた信号値よりも高い信号値を示したときの前記直交仰角軸半安定台の方位を目標方位として決定する目標方位サーチ部と、前記方位軸制御部に前記直交仰角軸半安定台の方位を微小角度ずつ変化させながら、変化させる前後の受信状態に基づいて、前記目標方位を調整する目標方位調整部と、前記角速度計によって検出された前記ZXP軸回りの角速度に基づいて前記直交仰角軸半安定台の方位を推定し、推定した方位と前記目標方位との方位差を零に近づけるように前記方位軸制御部に前記方位軸構造体を回動させる方位推定部と、を備えた構成を有している。
この構成により、本発明の指向性アンテナ装置は、直交仰角構造体の直交仰角軸回りの傾斜を零に維持すると共に、指向性アンテナの仰角を信号送出源に対する仰角に等しくなるよう維持した上で、受信状態監視信号に基づいてサーチして微調整した方位に指向性アンテナの方位を追従させるため、ジャイロ・コンパスおよびIMU、高価な角速度検出器ならびに複数の受信系を必要とせず、従来のものより低コストで信号送出源から送出される電波信号を追尾することができる。
なお、前記方位推定部は、前記角速度計によって検出された前記ZXP軸回りの角速度の誤差を推定する誤差推定部と、前記角速度計によって検出された前記ZXP軸回りの角速度から前記誤差推定部によって推定された誤差を減じる減算器と、前記減算器による減算結果を積分する積分器と、を有し、前記目標方位サーチ部によって前記目標方位が決定されたときに、前記指向性アンテナから前記信号送出源を見た方位を表す目標方位データで前記積分器をリセットし、前記積分器による積分結果から前記目標方位データが表す方位を減じることによって前記方位差を算出するようにしてもよい。
この構成により、本発明の指向性アンテナ装置は、信号送出源が天頂付近にある場合であっても、信号送出源から送出される電波信号を精度よく追尾することができる。
また、前記方位推定部は、前記角速度計によって検出された前記ZXP軸回りの角速度の直流成分を除去するための高域通過フィルタと、前記高域通過フィルタによって直流成分が除去された角速度を積分する積分器と、を有し、前記目標方位サーチ部によって前記目標方位が定められたときに、前記積分器を零にリセットし、前記積分器による積分結果を前記方位差とするようにしてもよい。
この構成により、本発明の指向性アンテナ装置は、目標方位データを設定する必要がなくなるため、より低コストで信号送出源から送出される電波信号を追尾することができる。
前記目標方位調整部は、前記目標とする仰角が小さくなるにつれて、前記直交仰角軸半安定台の方位を変化させる角度を小さくするようにしてもよい。
この構成により、本発明の指向性アンテナ装置は、低仰角から高仰角まで広い仰角範囲で、安定、かつ、効率的に目標方位を調整することができる。
また、本発明の指向性アンテナ装置は、前記目標の仰角を微小角度ずつ変化させながら、変化させる前後の受信状態に基づいて、前記仰角軸制御部に前記仰角軸の仰角(延いては、指向性アンテナの仰角)を調整させる仰角調整部を備えるようにしてもよい。
この構成により、本発明の指向性アンテナ装置は、指向性アンテナの仰角も微調整することができるため、より正確に信号送出源から送出される電波信号を追尾することができる。
本発明は、従来のものより低コストで信号送出源から送出される電波信号を追尾することができる指向性アンテナ装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態としての指向性アンテナ装置を図1および図2に示す。
図1に示すように、本発明の第1の実施の形態としての指向性アンテナ装置1は、移動体2上で上方に延びる方位軸(以下、「AZ軸」という。)と、AZ軸回りに回転可能に支持された方位軸構造体(以下、「AZフレーム」という。)3と、AZフレーム3上で直交仰角軸(以下、「X軸」という。)回りに回転可能に支持された直交仰角軸半安定台(以下、「Xプラットフォーム」という。)4と、Xプラットフォーム4上で仰角軸(以下、「Y軸」という。)回りに回転可能に支持された仰角軸構造体(以下、「Yフレーム」という。)5と、Yフレーム5に支持された指向性アンテナ6とからなるAZ−X−Y(または、AZ−XEL−ELともいう)機構によって構成されている。
ここで、Xプラットフォーム4上において、X軸と平行にXプラットフォーム4上に延在する軸をXXP軸とし、Y軸と平行にXプラットフォーム4上に延在する軸をYXP軸とし、XXP軸およびYXP軸に直交する軸をZXP軸とする。
Xプラットフォーム4上には、移動体2に対するXプラットフォーム4のXXP軸、YXP軸およびZXP軸の各軸回りの角速度(以下、それぞれωx.XP.det、ωy.XP.det、ωz.XP.detと表す。)を検出するための角速度計7と、移動体2に対するXプラットフォーム4のXXP軸回りおよびYXP軸の各軸回りの傾斜角度(以下、それぞれφXP.incl.det、θXP.incl.detと表す。)を検出するための傾斜計8とが載置されている。なお、傾斜計8は、加速度計によって構成されていてもよい。
図2において、指向性アンテナ装置1は、角速度計7によって検出された角速度ωx.XP.detと傾斜計8によって検出された傾斜角度φXP.incl.detとに基づいて、Xプラットフォーム4の水準に対するXXP軸回りの傾斜を表すロール角φXP^を推定するロール角推定部10と、ロール角推定部10によって推定されたロール角φXP^を零に近づけるようにX軸回りにXプラットフォーム4を回動させる直交仰角軸制御部11とを備えている。
ロール角推定部10は、図3に示すように、角速度ωx.XP.detに含まれるオフセット成分を角速度ωx.XP.detから減じる減算器50と、減算器50の出力ωx.XP^積分する積分器51と、積分器51の出力φXP^から傾斜角度φXP.incl.detを減じる減算器52と、減算器52の出力に基づいて角速度ωx.XP.detに含まれるオフセット成分を推定するオフセット推定部53とを有し、Xプラットフォーム4の水準に対するXXP軸回りの傾斜を表すロール角φXP^を直交仰角軸制御部11に出力するようになっている。ここで、オフセット推定部53は、ディジタルLPF(Low Pass Filter)またはPI(Proportion and Integration)フィルタ等によって構成される。
図2において、直交仰角軸制御部11は、ロール角推定部10によって出力されるXプラットフォーム4のロール角φXP^を零に近づけるためのX軸の制御量を算出するX軸制御器12と、この制御量に応じてXプラットフォーム4をX軸回りに回動させるX軸モータ13と、X軸減速器14とによって構成される。
また、指向性アンテナ装置1は、角速度計7によって検出された角速度ωy.XP.detと傾斜計8によって検出された傾斜角度θXP.incl.detとに基づいて、Xプラットフォーム4のYXP軸回りの水準に対する傾斜を表すピッチ角θXP^を推定するピッチ角推定部15と、Yフレーム5の仰角を移動体(または、指向性アンテナ6)の位置から見た目標(すなわち、信号送出源)の水準からの仰角λ^(以下、「目標仰角」という。)とピッチ角推定部15によって推定されたピッチ角θXP^との和(λ^+θXP^)に近づけるようにY軸回りにYフレーム5を回動させる仰角軸制御部16とを備えている。ここで、目標仰角とは、移動体の位置からみた目標(すなわち、信号送出源)の(水準からの)仰角である。
ピッチ角推定部15は、図4に示すように、角速度ωy.XP.detに含まれるオフセット成分を角速度ωy.XP.detから減じる減算器60と、減算器60の出力ωy.XP^を積分する積分器61と、積分器61の出力θXP^から傾斜角度θXP.incl.detを減じる減算器62と、減算器62の出力に基づいて角速度ωy.XP.detに含まれるオフセット成分を推定するオフセット推定部63とを有し、Xプラットフォーム4の水準に対するYXP軸回りの傾斜を表すピッチ角θXP^を仰角軸制御部16に出力するようになっている。ここで、オフセット推定部63は、ディジタルLPFまたはPIフィルタ等によって構成される。
図2において、仰角軸制御部16は、Yフレーム5のピッチ角θXP^を目標仰角λ^とピッチ角θXP^との和(λ^+θXP^)に近づけるためのY軸の制御量を算出するY軸制御器17と、この制御量に応じてYフレーム5をY軸回りに回動させるY軸モータ18と、Y軸減速器19とによって構成される。
また、指向性アンテナ装置1は、AZ軸回りにAZフレーム3を回動させる方位軸制御部20を備えている。方位軸制御部20は、後述する方位推定部27によって出力された制御信号の値に応じたAZ軸の制御量を算出するAZ軸制御器21と、この制御量に応じてAZフレーム3をAZ軸回りに回動させるAZ軸モータ22と、AZ軸減速器23とによって構成される。
また、指向性アンテナ装置1は、信号送出源から指向性アンテナ6に受信された無線信号の受信状態を監視するための受信状態監視信号(Received Signal Strength、以下「RSS」という。)を生成する受信状態監視信号生成回路を有する受信機24と、方位軸制御部20にAZフレーム3を回動させながらRSSを監視し、RSSが予め定められた信号値よりも高い信号値を示したときのXプラットフォーム4の方位を目標方位として決定する目標方位サーチ部25と、方位軸制御部20にXプラットフォーム4の方位を微小角度ずつ変化させながら、変化させる前後のRSSに基づいて、目標方位を調整する目標方位調整部26と、角速度計7によって検出された角速度ωz.XP.detに基づいて、Xプラットフォーム4の方位を推定し、推定した方位と目標方位との方位差を零に近づけるよう方位軸制御部20にAZフレーム3を回動させる方位推定部27とを備えている。
目標方位サーチ部25は、方位軸制御部20にXプラットフォーム4の方位をAZ軸回りに(例えば、0度から360度に渡って)変化させるための制御信号δΨXP.srch^を方位推定部27に出力しながら、RSSを監視し、RSSが予め定められた信号値よりも高い信号値を示したときに方位推定部27にリセット信号Rstを出力するようになっている。
目標方位調整部26は、方位軸制御部20にXプラットフォーム4の方位を微小角度ずつ変化させながら、変化させる前後のRSSに基づいて、Xプラットフォーム4の方位を調整するステップトラック処理を実行するようになっている。
ここで、ステップトラック処理における第nステップのステップ角をΔΨST(n)とし、受信状態監視信号RSSの値をR(n)とし、受信状態監視信号RSSの増分をΔR(n)=R(n)−R(n−1)とし、nをn以下の正の整数とする。
目標方位調整部26は、ステップトラックにおけるステップ毎にステップ角ΔΨSTを以前のステップの受信状態監視信号RSSの増分のベクトルデータ{ΔR(n−1),ΔR(n−2),・・・・,ΔR(n−n)}と、以前のステップにおけるステップ角のベクトルデータ{ΔΨST(n−1),・・・・,ΔΨST(n−n)}との関数として決定するようになっている。例えば、目標方位調整部26は、ΔΨc0.STを予め定められた正の微小角としてΔΨST(n)を以下に示す式を用いて決定するようになっている。
ΔΨST(n)=ΔΨc0.ST×sign{ΔR(n−1)×ΔΨST(n−1)}
ここで、sign{x}は、xの符号を表す関数とする。
この場合には、ΔΨST(n)が零になったとき、ΔΨST(n+1)以後もすべて零になってしまうため、ΔΨST(n)を零にしないような処理を施す必要がある。このため、目標方位調整部26は、ΔΨST(n)が零になるときには、例えば、ΔΨST(n)をΔΨST(n−1)と決定するようになっている。
さらに、追尾性能を向上させるために、目標方位調整部26は、ステップ角ΔΨST(n)を決定するときに目標仰角λ^を考慮するようにすることが好ましい。具体的には、目標仰角λ^が小さくなるにつれて、ステップ角ΔΨST(n)を小さくするように目標方位調整部26を構成する。
例えば、ΔΨc0.STおよびΔΨc1.STを予め定められた正の微小角とし、εminを零割防止の予め定められた正の微小角とした場合に、目標方位調整部26は、ΔΨST(n)を以下に示す式を用いて決定するようにしてもよい。
ΔΨST(n)={ΔΨc0.ST+ΔΨc1.ST/cos(λ^-εmin)}×sign{ΔR(n−1)×ΔΨST(n−1)}
目標方位調整部26は、このように決定したステップ角ΔΨSTを一定の時間間隔で方位推定部27に出力するようになっている。
図5に示すように、方位推定部27は、角速度ωz.XP.detの直流成分を除去するための高域通過フィルタ(以下、「HPF」という。)70と、角速度ωz.XP.detに含まれる誤差ωz.XP.ofs^を推定する誤差推定部71と、直流成分が除去された角速度ωz.XP.detから誤差ωz.XP.ofs^を減じる減算器72と、減算器72の減算結果ωz.XP^を積分する積分器73と、積分器73をリセットするためのスイッチ74と、積分器73の積分結果に目標方位調整部26から入力されたステップ角ΔΨSTを加算する加算器75と、加算器75の加算結果と目標方位Ψ^とを加算する加算器76と、加算器76の加算結果δΨXP/T^を誤差推定部71に入力させるか否かを切り替えるスイッチ77と、加算器76の加算結果を表す制御信号δΨXP/T^と目標方位サーチ部25から入力された制御信号δΨXP.srch^との間で方位軸制御部20に出力する制御信号ΨAZ.cmndを選択するスイッチ78とを有している。
方位推定部27には、不図示の制御回路からモード信号Modeが入力されるようになっており、方位推定部27は、モード信号Modeに応じてサーチモードとステップトラックモードとの何れかのモードをとるようになっている。
サーチモードにおいて、スイッチ77は、加算器76の加算結果δΨXP/T^を誤差推定部71に入力させる状態となり、スイッチ78は、方位軸制御部20に出力する制御信号ΨAZ.cmndとして目標方位サーチ部25から入力された制御信号δΨXP.srch^を選択するようになっている。
一方、トラックモードにおいて、スイッチ77は、加算器76の加算結果δΨXP/T^を誤差推定部71に入力させない状態となり、スイッチ78は、方位軸制御部20に出力する制御信号ΨAZ.cmndとして加算器76の加算結果を表す制御信号δΨXP/T^を選択するようになっている。
スイッチ74は、目標方位サーチ部25からリセット信号Rstが入力されたときに、指向性アンテナ6から信号送出源を見た方位を表す目標方位データΨ^で積分器73をリセットするようになっている。ここで、目標方位データΨ^は、GPS(Global Positioning System)等によって得られる移動体2の緯度および経度(好ましくは、指向性アンテナ装置1の緯度および経度)と、信号送出源の既知の方位情報とを用いて算出することができる。
なお、角速度計7のドリフトやオフセットが十分に小さい場合には、方位推定部27からHPF70を省いてもよい。また、HPF70を用いるか否かをユーザが切り替えられるように方位推定部27を構成してもよい。
以上のように構成された指向性アンテナ装置1において、ロール角推定部10および直交仰角軸制御部11によってXプラットフォーム4の水準に対するXXP軸回りの傾斜が零に維持され、ピッチ角推定部15および仰角軸制御部16によってYフレーム5の仰角が調整され、指向性アンテナ6の仰角が信号送出源に対する仰角に等しくなるよう維持される。
一方で、指向性アンテナ装置1の起動時には、方位推定部27の状態がサーチモードとなり、目標方位サーチ部25および方位軸制御部20によって信号送出源の方位がサーチされ、信号送出源の方位がサーチされたときのXプラットフォーム4の方位が目標方位データΨ^が表す方位として決定される。
次いで、方位推定部27の状態がステップトラックモードに遷移し、方位推定部27および方位軸制御部20によってXプラットフォーム4の方位が、目標方位調整部26のステップトラック処理によって目標方位から微調整された方位に追従する。
このように、本発明の第1の実施の形態の指向性アンテナ装置1は、Xプラットフォーム4の直交仰角軸回りの傾斜を零に維持すると共に、指向性アンテナ6の仰角を信号送出源に対する仰角に等しくなるよう維持した上で、RSSに基づいてサーチして微調整した方位に指向性アンテナ6の方位を追従させるため、ジャイロ・コンパスおよびIMU、高価な角速度検出器ならびに複数の受信系を必要とせず、従来のものより低コストで信号送出源から送出される電波信号を追尾することができる。
なお、本実施の形態においては、目標方位調整部26がAZフレーム3に対してAZ軸周りにステップトラック処理を施すものとして説明したが、本発明においては、Yフレーム5に対してY軸回りにステップトラック処理を施す仰角調整部をさらに設けるようにしてもよい。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態としての指向性アンテナ装置を図6に示す。なお、本実施の形態では、本発明の第1の実施の形態の指向性アンテナ装置1の構成要素と同一な構成要素には、同一の符号を付して説明を省略する。
図6に示すように、本発明の第2の実施の形態としての指向性アンテナ装置80は、本発明の第1の実施の形態の指向性アンテナ装置1に対して、方位推定部27に代えて、方位推定部81を設けた点が相違する。
図7に示すように、方位推定部81は、角速度ωz.XP.detの直流成分を除去するためのHPF90と、直流成分が除去された角速度ωz.XP^を積分する積分器91と、積分器91の積分結果に目標方位調整部26から入力されたステップ角ΔΨSTを加算する加算器92と、加算器92の加算結果を表す制御信号δΨXP/T^と目標方位サーチ部25から入力された制御信号δΨXP.srch^との間で方位軸制御部20に出力する制御信号ΨAZ.cmndを選択するスイッチ93とを有している。
方位推定部81には、方位推定部27と同様に、不図示の制御回路からモード信号Modeが入力されるようになっており、方位推定部81は、モード信号Modeに応じてサーチモードとステップトラックモードとの何れかのモードをとるようになっている。
サーチモードにおいて、スイッチ93は、方位軸制御部20に出力する制御信号ΨAZ.cmndとして目標方位サーチ部25から入力された制御信号δΨXP.srch^を選択するようになっている。
一方、トラックモードにおいて、スイッチ93は、方位軸制御部20に出力する制御信号ΨAZ.cmndとして加算器76の加算結果を表す制御信号δΨXP/T^を選択するようになっている。
積分器91は、目標方位サーチ部25からリセット信号Rstが入力されたときに、積分値を零にリセットするようになっている。
以上のように構成された指向性アンテナ装置80において、ロール角推定部10および直交仰角軸制御部11によってXプラットフォーム4の水準に対するXXP軸回りの傾斜が零に維持され、ピッチ角推定部15および仰角軸制御部16によってYフレーム5の仰角が調整され、指向性アンテナ6の仰角が信号送出源に対する仰角に等しくなるよう維持される。
一方で、指向性アンテナ装置1の起動時には、方位推定部81の状態がサーチモードとなり、目標方位サーチ部25および方位軸制御部20によって信号送出源の方位がサーチされ、信号送出源の方位がサーチされたときのXプラットフォーム4の方位が目標方位として決定される。
次いで、方位推定部81の状態がステップトラックモードに遷移し、方位推定部81および方位軸制御部20によってXプラットフォーム4の方位が、目標方位調整部26のステップトラック処理によって目標方位から微調整された方位に追従する。
このように、本発明の第2の実施の形態の指向性アンテナ装置80は、Xプラットフォーム4の直交仰角軸回りの傾斜を零に維持すると共に、指向性アンテナ6の仰角を信号送出源に対する仰角に等しくなるよう維持した上で、RSSに基づいてサーチして微調整した方位に指向性アンテナ6の方位を追従させるため、ジャイロ・コンパスおよびIMU、高価な角速度検出器ならびに複数の受信系を必要とせず、従来のものより低コストで信号送出源から送出される電波信号を追尾することができる。
また、本発明の第2の実施の形態の指向性アンテナ装置80は、本発明の第1の実施の形態の指向性アンテナ装置1に対して、目標方位データΨ^を設定する必要がなくなるため、より低コストで信号送出源から送出される電波信号を追尾することができる。
なお、本発明の第1の実施の形態の指向性アンテナ装置1は、本発明の第2の実施の形態の指向性アンテナ装置80に対して、目標方位データΨ^を設定するため、信号送出源が天頂付近にある場合の追従性が高くなる。
また、本発明の第1の実施の形態の指向性アンテナ装置1と、本発明の第2の実施の形態の指向性アンテナ装置80とを組み合わせ、信号送出源の仰角に応じて、方位推定部27と方位推定部81とを切り換えて使用できるようにしてもよい。
本発明の第1の実施の形態としての指向性アンテナ装置の外観図である。 本発明の第1の実施の形態としての指向性アンテナ装置のブロック図である。 本発明の第1の実施の形態としての指向性アンテナ装置を構成するロール角推定部のブロック図である。 本発明の第1の実施の形態としての指向性アンテナ装置を構成するピッチ角推定部のブロック図である。 本発明の第1の実施の形態としての指向性アンテナ装置を構成する方位推定部のブロック図である。 本発明の第2の実施の形態としての指向性アンテナ装置のブロック図である。 本発明の第2の実施の形態としての指向性アンテナ装置を構成する方位推定部のブロック図である。 従来の指向性アンテナ装置の外観図である。
符号の説明
1、80 指向性アンテナ装置
2、100 移動体
3 AZフレーム
4 Xプラットフォーム
5 Yフレーム
6 指向性アンテナ
7 角速度計
8 傾斜計
10 ロール角推定部
11 直交仰角軸制御部
12 X軸制御器
13 X軸モータ
14 X軸減速器
15 ピッチ角推定部
16 仰角軸制御部
17 Y軸制御器
18 Y軸モータ
19 Y軸減速器
20 方位軸制御部
21 AZ軸制御器
22 AZ軸モータ
23 AZ軸減速器
24 受信機
25 目標方位サーチ部
26 目標方位調整部
27、81 方位推定部
50、52、60、62、72 減算器
51、61、73、91 積分器
53、63 オフセット推定部
70、90 HPF
71 誤差推定部
74、77、78、93 スイッチ
75、76、92 加算器
101 移動体傾斜検出器

Claims (5)

  1. 移動体上で上方に延びる方位軸と、
    前記方位軸回りに回転可能に支持された方位軸構造体と、
    前記方位軸構造体上で直交仰角軸回りに回転可能に支持された直交仰角軸半安定台と、
    前記直交仰角軸半安定台上で仰角軸回りに回転可能に支持された仰角軸構造体と、
    前記仰角軸構造体に支持された指向性アンテナと、
    前記直交仰角軸と平行に前記直交仰角軸半安定台上に延在するXXP軸、前記仰角軸と平行に前記直交仰角軸半安定台上に延在するYXP軸、並びに、前記XXP軸および前記YXP軸に直交するZXP軸の各軸回りの角速度を検出するために前記直交仰角軸半安定台上に載置された角速度計と、
    前記移動体に対する前記直交仰角軸半安定台の前記XXP軸回り、および、前記YXP軸回りの傾斜角度を検出するために前記直交仰角軸半安定台上に載置された傾斜計と、
    前記角速度計によって検出された前記XXP軸回りの角速度と前記傾斜計によって検出された前記XXP軸回りの傾斜角度とに基づいて、前記直交仰角軸半安定台の水準に対する前記XXP軸回りの傾斜を表すロール角を推定するロール角推定部と、
    前記ロール角推定部によって推定されたロール角を零に近づけるように前記直交仰角軸回りに前記直交仰角軸半安定台を回動させる直交仰角軸制御部と、
    前記角速度計によって検出された前記YXP軸回りの角速度と前記傾斜計によって検出された前記YXP軸回りの傾斜角度とに基づいて、前記直交仰角軸半安定台の前記YXP軸回りの水準に対する傾斜を表すピッチ角を推定するピッチ角推定部と、
    目標とする仰角と前記ピッチ角推定部によって推定されたピッチ角との和に前記仰角軸構造体の仰角を近づけるように前記仰角軸回りに前記仰角軸構造体を回動させる仰角軸制御部と、
    前記方位軸回りに前記方位軸構造体を回動させる方位軸制御部と、
    信号送出源から前記指向性アンテナに受信された無線信号の受信状態を監視するための受信状態監視信号を生成する受信状態監視信号生成部と、
    前記方位軸制御部に前記方位軸構造体を回動させながら前記受信状態監視信号生成部によって生成された受信状態監視信号を監視し、該受信状態監視信号が予め定められた信号値よりも高い信号値を示したときの前記直交仰角軸半安定台の方位を目標方位として決定する目標方位サーチ部と、
    前記方位軸制御部に前記直交仰角軸半安定台の方位を微小角度ずつ変化させながら、変化させる前後の受信状態に基づいて、前記目標方位を調整する目標方位調整部と、
    前記角速度計によって検出された前記ZXP軸回りの角速度に基づいて前記直交仰角軸半安定台の方位を推定し、推定した方位と前記目標方位との方位差を零に近づけるように前記方位軸制御部に前記方位軸構造体を回動させる方位推定部と、を備えた指向性アンテナ装置。
  2. 前記方位推定部は、前記角速度計によって検出された前記ZXP軸回りの角速度の誤差を推定する誤差推定部と、
    前記角速度計によって検出された前記ZXP軸回りの角速度から前記誤差推定部によって推定された誤差を減じる減算器と、
    前記減算器による減算結果を積分する積分器と、を有し、
    前記目標方位サーチ部によって前記目標方位が決定されたときに、前記指向性アンテナから前記信号送出源を見た方位を表す目標方位データで前記積分器をリセットし、前記積分器による積分結果から前記目標方位データが表す方位を減じることによって前記方位差を算出することを特徴とする請求項1に記載の指向性アンテナ装置。
  3. 前記方位推定部は、前記角速度計によって検出された前記ZXP軸回りの角速度の直流成分を除去するための高域通過フィルタと、
    前記高域通過フィルタによって直流成分が除去された角速度を積分する積分器と、を有し、
    前記目標方位サーチ部によって前記目標方位が定められたときに、前記積分器を零にリセットし、前記積分器による積分結果を前記方位差とすることを特徴とする請求項1に記載の指向性アンテナ装置。
  4. 前記目標方位調整部は、前記目標とする仰角が小さくなるにつれて、前記直交仰角軸半安定台の方位を変化させる角度を小さくすることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の指向性アンテナ装置。
  5. 前記目標の仰角を微小角度ずつ変化させながら、変化させる前後の受信状態に基づいて、前記仰角軸制御部に前記仰角軸の仰角を調整させる仰角調整部を備えた請求項1乃至請求項4の何れかに記載の指向性アンテナ装置。
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