JP2008280757A - 機能門柱 - Google Patents

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Abstract

【課題】支柱の側面部から離れた位置に設備ユニットを簡単且つ確実に取付ける。支柱の側面部から離れた位置に設備ユニットを取付けるための軸体が外部に露出しないようにして外観を良くする。支柱の側面部から離れて位置する設備ユニットに配線を簡単に導入できると共に配線が外部に露出しないように通すことができる。
【解決手段】支柱1の側面部にスペーサ4を介して設備ユニット2の側面部を取付ける。スペーサ4が、一端部を支柱1の側面部に固着し且つ他端部を設備ユニット2に固着する軸体5と、該軸体5に被せられるカバー6とで構成される。カバー6内に支柱1内の配線用通路3から引き出した配線7を挿通させて横幅の狭い設備ユニット2側に導入させるための配線用空間8を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明はインターホン、表札、ポスト等の設備ユニットを備えた機能門柱に関する。
従来から敷地の玄関先に立設される機能門柱が知られている。この機能門柱として一対の支柱間に支持桟を架設し、支持桟上に設備ユニットを載設して支持桟に設備ユニットを取付け、支持桟内に設けた配線用通路に支柱内から配線を導入し、支持桟の配線用通路から設備ユニット内に配線を導入するようにしたものが、特許文献1により知られている。
また、この特許文献1には一対の支柱間に複数の支持桟を架設し、各支持桟の上にそれぞれ同じ幅のボックス状をした設備ユニットを上下方向に配設するものが開示してある。
しかしながら上記特許文献1に示された従来例にあっては、一対の支柱間に架設した支持桟上に設備ユニットを載置して取付けるので、設備ユニットを上下に複数配設する場合、上下の設備ユニット間には必ず支持桟が存在することになり、上下方向に設備ユニット同士を当接して正面視で一体物のような統一された外観とすることはできない。また、支柱から設備ユニット内に配線を通すに当たり、支柱内の配線用通路に通して配線を支柱の側面部の配線通し孔から配線を横方向に曲げて支持桟内に通し、更に、支持桟内に通した配線を上方に向けて曲げて設備ユニットの底部から設備ユニット内に導入するようにしており、配線を曲げる回数が増えて、配線作業がし難いという問題がある。
また、上記従来例にあっては、正面視で同じ幅のボックス状をした設備ユニットを一対の支柱間に上下に配設することが開示してあるに止まり、正面視における横幅が異なる2種類以上の設備ユニットを一対の支柱間にどのようにして取付けるかということについては開示してない。
また、上記従来例にあって、ボックス状をした設備ユニットは両側面部を一対の支柱に取付けるのではなく、下面のみを支持桟に取付けるだけなので、設備ユニットの取付けが安定しないという問題がある。
特公平04−3204号公報
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、従来のように支持桟を設けることなく支柱の側面部から離れた位置に設備ユニットを簡単且つ確実に取付けると共に支柱の側面部から離れた位置に設備ユニットを取付けるための軸体が外部に露出しないようにして外観を良くすることができ、また、支柱の側面部から離れて位置する設備ユニットに配線を簡単に導入できると共に配線が外部に露出しないように通すことができる機能門柱を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る機能門柱は、支柱1の側面部にスペーサ4を介して設備ユニット2の側面部を取付け、上記スペーサ4が、一端部を支柱1の側面部に固着し且つ他端部を設備ユニット2に固着する軸体5と、該軸体5に被せられるカバー6とで構成され、上記カバー6内に支柱1内の配線用通路3から引き出した配線7を挿通させて設備ユニット2側に導入させるための配線用空間8を設けて成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、従来のように支柱1間に支持桟を架設することなく設備ユニット2をスペーサ4を介して支柱1の側面部に隙間を介して取付けることができるとともに、支柱1の側面部に設備ユニット2の側面部を連結して固着するための軸体5にカバー6を被せるので、軸体5が外部に露出しないようにでき、また、この軸体5が外部に露出しないように軸体5に被せるカバー6内に設けた配線用空間8を利用して、支柱1内の配線用通路3から引き出した配線7を配線用空間8を通して設備ユニット2内に導入することが可能となる。更に、従来のように支持桟を必要としないので、支柱1の側面部から離れた位置において設備ユニット2同士を上下に当接した状態で取付けることも可能となり、機能門柱全体としての統一感を出すことができる。
また、カバー6の内部に配線保持部9を突設すると共に、該配線保持部9の先端部に軸体5が挿通保持される軸体挿通部10を設けることが好ましい。
このような構成とすることで、カバー6の軸体挿通部10に軸体5を挿通保持してカバー6により軸体5を覆うことができると共に、カバー6内に設けた配線用空間8に通す配線7を配線保持部9で保持することができて、軸体5の周りで配線7がねじれないようにすることができる。
また、軸体挿通部10に挿通した軸体5の一端部に設けた雄ねじ部11を支柱1の側面部に設けたねじ孔12に螺着すると共に該軸体5の他端部を設備ユニット2の側面部にねじ13により固定し、カバーが支柱1又は設備ユニット2に対して上記軸体5を中心に回るのを防止するための回り止め防止手段14を設けることが好ましい。
このような構成とすることで、スペーサ4を介して横幅の狭い設備ユニット2bを軸体5を用いて簡単に取付けることができ、しかも、回り止め防止手段14によりスペーサ4が軸体5を中心に回るのを防止でき、正確な姿勢で確実にスペーサ4を介して横幅の狭い設備ユニット2bを取付けることができる。
また、一対の支柱1間に上下方向に複数の設備ユニット2を配設し、複数の設備ユニット2は少なくとも正面視における横幅が異なる2種類以上のものが設けられ、正面視における横幅が長い設備ユニット2の両側面部をそれぞれ支柱1に固着し、正面視における横幅の狭い設備ユニット2を支柱1に取付けるに当たって、少なくとも一方の支柱1に対しては該支柱1の側面にスペーサ4を介して取付けることが好ましい。
このような構成とすることで、正面視で横幅の異なる2種類以上の設備ユニット2を一対の支柱1間に上下に配置して取付けることができ、また、従来のように支柱1間に支持桟を架設することなく設備ユニット2の両側面部を一対の支柱1に対して取付けることができる。
本発明は上記のように構成したので、簡単な構成で支柱の側方に隙間を介して取付けることができるとともに、支柱の側面部に設備ユニットの側面部を連結して固着するための軸体にカバーで覆って軸体が外部に露出しないようにできて外観が向上する。また、この軸体が外部に露出しないように軸体に被せるカバー内に設けた配線用空間を利用して、支柱内の配線用通路から引き出した配線を配線用空間を通して設備ユニット内に導入することが可能となり、支柱内の配線用通路から設備ユニット内に配線を導入するに当たって、カバー内から真っ直ぐに配線を設備ユニット内に導入できて配線作業が容易となり、また、配線が露出しないので外観が良くなる。また、従来のように支持桟を必要としないので、支柱の側面部から離れた位置において設備ユニット同士を上下に当接した状態で取付けることも可能となり、機能門柱全体としての統一感を出すことができ、この点でも外観が良くなる。また、従来のように支持桟を必要としないので、支柱の側面部から離れた位置において設備ユニット同士を上下に当接した状態で取付けることも可能となり、機能門柱全体としての統一感を出すことができる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。図1は本実施形態の一例の機能門柱の全体斜視図であり、図2は機能門柱の正面図及び側面図、図3は分解斜視図である。
機能門柱は、玄関先の地面15等に垂直に立設される一対の支柱1と、一対の支柱1間に上下方向に複数配設される設備ユニット2を備えている。
一対の支柱1は金属製であり、この一対の支柱1のうち少なくとも一方の支柱1は内部に配線用通路3が設けてある。添付図面に示す実施形態では一対の支柱1はいずれも内部が配線用通路3となった筒状柱体により構成してある例が示してある。なお、一対の支柱1の内部がいずれも配線用通路3となっていても、現場においていずれか一方に配線7を通すようにしてもよく、また、両方に配線を通すようにしてもよい。
支柱1は図2に示すように地面15等に立設されるのであるが、立設施工の際に、地中に埋設した電線管(図示せず)内に挿通した配線7を、支柱1の下端部に設けた配線導入部16から支柱1内の配線用通路3に導入するようになっている。
一対の支柱1の下端部間には抜け止め17が架設してあって、一対の支柱1を地中に埋める(地面を構成するコンクリート中に埋設する)際に該抜け止め17を地面を構成するコンクリート中に埋設して一対の支柱1を抜けないように立設できるようになっている。
一対の支柱1の対向する側面部にはそれぞれ後述の設備ユニット2を取付けるためのねじ孔12が上下方向に複数設けてあり、更に、該一対の支柱1の対向する側面部には上下方向の1乃至複数個所に配線通し孔18が設けてある。図4、図5、図6に示すように、配線通し孔18にはゴム製などのブッシュ60を嵌め込んであり、配線通し孔18から配線7を導出する場合に配線7が配線通し孔18の縁で傷付かないようにしている。
一対の支柱1間に上下方向に複数配設される設備ユニット2としては、少なくとも正面視における横幅が異なる2種類以上のものが用いられる。
すなわち、添付図面に示す実施形態では正面視における横幅が長い設備ユニット2aとして宅配ボックスユニットを例示し、また、正面視における横幅が狭い設備ユニット2bとしては、ポストユニット2b1、インターホンユニット2b2、表札ユニット2c3を例示している。また、添付図面に示す実施形態ではポストユニット2b1、インターホンユニット2b2、表札ユニット2c3の正面視における横幅は同じとなっている。
設備ユニット2の両側面部にはねじ挿入孔20が設けてある。更に、正面視における横幅が狭い設備ユニット2bには上記ねじ挿入孔20に加え、回り止めねじ挿通孔21が設けてある。また、正面視における横幅が狭い設備ユニット2bのうち、内部に配線7を導入する横幅が狭い設備ユニット2bの側面部には配線導入孔22が設けてある。配線導入孔22には図4、図6に示すように、ゴム製などのブッシュ60を嵌め込んであり、配線導入孔22から配線7を導入する場合に配線7が配線導入孔22の縁で傷付かないようにしている。
一対の支柱1の下部間には正面視における横幅が長い設備ユニット2aとして宅配ボックスユニットを配設して取付けるようになっている。
正面視で横幅が長い設備ユニット2aである宅配ボックスユニットは、一対の支柱1間に配設されて両側面部を取付けアダプタ19を用いて取付けてある。
正面視で横幅の短い設備ユニット2bであるポストユニット2b1、インターホンユニット2b2は一対の支柱1間の上記宅配ボックスよりも上方位置に配置され、支柱1の側面部との間にスペーサ4を介して取付けられる。
スペーサ4は、一端部を支柱1の側面部に固着し且つ他端部を正面視における横幅の狭い設備ユニット2bに固着する軸体5と、該軸体5に被せられるカバー6とで構成してある。
軸体5は図8に示すようなもので金属製であり、軸体5の軸方向の一端面部から軸方向に該軸体5よりも小径の雄ねじ部11が突設してあり、軸体5の軸方向の他端面部には雌ねじ穴23が設けてある。
カバー6は金属製で円筒状をしており、図7に示すように内面の周方向の複数個所から内方に向けて配線保持部9を軸方向の全長にわたって突設してあり、配線保持部9の先端部に軸方向の全長にわたって軸体挿通部10を設けてある。図7の実施形態では軸体挿通部10が複数のC字状をした部位により構成してあるが、軸体挿通部10が断面円状をしたものであってもよい。軸体挿通部10の中心がカバー6の中心と一致している。カバー6内にはカバー6の内面部と軸体挿通部10との間に軸方向の両端部が開口した配線用空間8が形成してあり、この配線用空間8は複数の配線保持部9により周方向に複数に区分けしてある。また、カバー6の内部にはタッピングホール25となるリブ部が軸方向にわたって形成してある。
軸体5は雄ねじ部11を支柱1のねじ孔12にねじ込んで固着することで支柱1の側面部から軸体5を側方に突出させる。該軸体5に円筒状のカバー6の軸体挿通部10を被嵌して挿通支持させ、円筒状のカバー6の一端部を支柱1の側面に当接させる。
正面視で横幅の短い設備ユニット2bは側面部の外面側を上記軸体5及びカバー6の他端部に当接し、この状態で、正面視で横幅の短い設備ユニット2bの側面部に設けたねじ挿入孔20からねじ13を挿入して軸体5の雌ねじ穴23にねじ込んで固着する。また、回り止めねじ挿通孔21から回り止めねじ24を挿入して回り止めねじ24をカバー6のタッピングホール25にねじ込む。このようにして、軸体5とカバー6とで構成されるスペーサ4を介して横幅の短い設備ユニット2bの側面部を支柱1の側面部から側方に離した状態で支柱1に取付ける。
ここで、回り止めねじ24をタッピングホール25にねじ込むことで、カバー6が支柱1又は設備ユニット2に対して上記軸体5を中心に回るのが防止されるようになっており、したがって、本実施形態では回り止めねじ24とタッピングホール25とで回り止め防止手段14を構成している。
上記のようにして正面視で横幅の短い設備ユニット2bを複数個(実施形態ではポストユニット2b1とインターホンユニット2b2)それぞれ一対の支柱1間にスペーサ4を介して取付けるのであるが、正面視で横幅の短い設備ユニット2bの取付けに当たって、正面視で横幅の短い設備ユニット2bの両側面部を一対の支柱1の対向側面部にそれぞれスペーサ4を介して取付けるので、従来のように支柱1間に支持桟を架設して該支持桟上に設備ユニットを取付けるもののように支持桟が必要でなく、このため、正面視で横幅の短い設備ユニット2bを上下方向に互いに当接して重ね合わせた状態でそれぞれの設備ユニット2bの両側面部を一対の支柱1の側面部に離した状態で取付けることができ、これにより正面視で横幅の短い設備ユニット2b間に支持枠が存在せず、正面視で横幅の短い設備ユニット2bがあたかも一体物のあるかのような統一感の取れた外観とすることができる。
また、正面視で横幅の短い設備ユニット2bを支柱1の側面部にスペーサ4を介して取り付けるので、図1、図2(a)に示すように、正面視で横幅の長い設備ユニット2aと正面視で横幅の短い設備ユニット2bとを一対の支柱1間に上下方向に統一感のあるように複数配設して取付けることができることになる。
ここで、正面視で横幅の短い設備ユニット2bのうち内部に配線7を導入する必要があるものの場合(例えば正面視で横幅の短い設備ユニット2bは内部に配線7を導入する必要がある)は、上記支柱1の側面部にスペーサ4を取付ける際に、図4に示すように、支柱1内の配線用通路3に挿通され且つ支柱1の側面部の配線通し孔18から外部に導出された配線7をカバー6内に形成した配線用空間8に挿通して横幅が狭い設備ユニット2bの側面部に形成した配線導入孔22から設備ユニット2b内に横方向に真っ直ぐに導入し、設備ユニット2b内において設備ユニット2bに設けた電気機器(実施形態ではインターホン)と電気的に接続するものである。この場合、配線用空間8に横方向に挿通した配線7を曲げることなく横方向に真っ直ぐに配線導入孔22から設備ユニット2b内に導入できるので、配線7の設備ユニット2bへの導入が容易にできることになる。
配線用空間8は複数の配線保持部9により周方向に複数に区分けしてあるので、いずれかの配線用空間8に導入された配線7は配線保持部9により周方向に保持されてカバー6内で周方向にねじれるのが防止されることになる。また、異なる種類の配線7を配線用空間8内に導入するような場合は、周方向に複数に区分けされた別々の配線用空間8にそれぞれ異なる種類の配線7を別々に導入することができ、異なる種類の配線7がカバー6内で互いに接触したり、絡み合ったりすることないようにできる。
また、回り止めねじ24とタッピングホール25とで構成した回り止め防止手段14によりカバー6が支柱1又は設備ユニット2に対して上記軸体5を中心に回るのが防止してあるので、配線用空間8に挿通した配線7がカバー6と共に周方向に回るのが防止され、配線7の切断等が防止される。
添付図面に示す実施形態では、正面視で横幅の短い設備ユニット2bを上下方向に複数個重ねて取付ける例が示してある。すなわち、一対の支柱1間にポストユニット2b1を配置してポストユニット2b1の両側面部をそれぞれ上記のようにしてスペーサ4を介して一対の支柱1の側面部に取付け、一対の支柱1間にインターホンユニット2b2を配置すると共にインターホンユニット2b2の下面を上記ポストユニット2b1の上面に載置した状態で上記のようにしてスペーサ4を介して一対の支柱1の側面部に取付けてあり、更に、インターホンユニット2b2を取付ける際に、複数のスペーサ4のうち一つのスペーサ4の内部に設けた配線用空間8を介して支柱1の配線用通路3から導出した配線7をインターホンユニット2b2内に導入してある。ここで、複数のスペーサ4のうち、配線7を実際に通さない場合は、回り止めねじ24をタッピングホール25に螺合しなくてもよいが、配線7を実際に通さないスペーサ4の場合も回り止めねじ24をタッピングホール25に螺合してもよい。
インターホンユニット2b2は、図3に示すように、主体を構成する前後に開口した四角筒状をした金属製のボックス本体26の上面に断面逆L字状をした金属製のインターホン台座27の上面片27aを載置すると共に前面片27bをボックス本体26の前端開口部に取付け、前面片27bの前面にインターホン装置28を取付けて構成してあり、ボックス本体26の側面部にねじ挿入孔20、回り止めねじ挿通孔21、配線導入孔22が設けてある。インターホン台座27の上面片27aの左右両側(正面から見て左右両側)には上方に向けて差込溝39を構成する逆L字状片を突設してある。
そして、上記のようにして正面視で横幅の短い設備ユニット2bをポストユニット2b1の上面に載置した状態で上記のようにしてスペーサ4を介して一対の支柱1の側面部に取付けた後、スペーサ4内の配線用空間8を介してインターホンユニット2b2内に導入した配線7を、ボックス本体26の後端開口部を利用して上記配線7とインターホン装置28とを接続する作業を行う。
配線の接続作業が終わると、ボックス本体26の後端開口部には蓋29を着脱自在に取付けて後端開口部を閉じる。
インターホンユニット2b2には該インターホンユニット2b2と正面視で同じ横幅の金属製の表札ユニット2c3を載設して取付けてある。
表札ユニット2c3は、図3、図5に示すように、側面視略山形状に形成したアルミ型材からなる表札部材30で構成してある。表札部材30の左右幅寸法はボックス本体26の左右方向の幅寸法と同じであり、また表札部材30の前後長さはボックス本体26の前後長さと略同じである。これらボックス本体26の前後長さ及び表札部材30の前後長さはそれぞれ支柱1の前後長さと略同じ(詳しくは若干短い)である。
表札部材30は山形状の前側傾斜面を構成する前側傾斜板31と後側傾斜面を構成する後側傾斜板32を備えている。前側傾斜板31の前面には表示部33として居住者の名前等の表札表示を記している。前側傾斜板31は前側に行く程下り傾斜しているため、表札部材30の前方に居る人が表札部材30よりも上方の位置から表示部33を見た場合に視認しやすいという利点がある。
前側傾斜板31及び後側傾斜板32の下部同士は表札部材30の左右方向の全長に亘る横片状の連結片部34によって一体に連結して補強されている。連結片部34の前部には下方に向けて側断面L字状の係止片部35を一体に突設してあり、該係止片部35の横片部36は前方に向けて突出している。
前側傾斜板31及び後側傾斜板32の夫々の下端部は連結片部34よりも下方に突出し、このうち前側傾斜板31の下端部は前側載置部43となっている。一方、後側傾斜板32の下端には載置片部37aを後方に向けて一体に突設してあり、該載置片部37aが後側載置部37となっている。後側傾斜板32の下端部に設けた後側載置部37の後端部は下方に延出されて縦片状の覆部38を形成してあり、該覆部38と載置片部37aとで側断面逆L字状をなしている。覆部38には前後方向に貫通するビス挿通用の孔を穿設している。
表札部材30をボックス本体26に取り付けるには、まず、各係止片部35の横片部36をインターホン台座27上の各差込溝39に挿入して、各係止片部35をインターホン台座27に設けた被係止片部41に係止すると共に、前側載置部43及び後側載置部37をボックス本体26の上面の前縁部及び後縁部の夫々に載置し、表札部材30の覆部38に設けた孔にビス44を挿通し、該ビス44をボックス本体26の後端開口部の上端開口縁部に設けたねじ孔部に螺合することで、表札部材30がボックス本体26に本固定される。
このように添付図面に示す実施形態では、正面視で横幅の短い複数の設備ユニット2bのうち表札ユニット2c3だけはスペーサ4を介して支柱1の側面部に取付けるではなく、下段のインターホンユニット2b2に載設して取付けてある。
支柱1の上端部にはそれぞれ連結金具50を嵌め込んで取付けてあり、連結金具50の上端部にはキャップ49が被着される。
一対の支柱1間には上部蓋51が配設されて上部蓋51の両端部が一対の支柱1の上端部に取付けた連結金具50に取付けられる。
上部蓋51には下面が開口する凹部が形成してあり、該凹部の下開口部には上部蓋カバー52が取付けられる。上部蓋カバー52の上面部には電源ユニット48、端子台54、LEDのような発光部53等が設けてあり、支柱1内の配線用通路3に挿通した配線7を支柱1の上端から上部蓋51内に導入して端子台54に接続してあり、端子台54から電源ユニット48を介して発光部53に電源を供給するようになっている。
上部蓋カバー52の中央部には窓部55が設けてあり、表札部材30の山形状の頂部の真上に隙間56を介して上記窓部55が位置し、窓部55の真上に発光部53が位置するように構成してある。
そして、発光部53からの光が窓を55を介して下方に照射され、光は隙間56を介して前側傾斜板31及び後側傾斜板32にあたって前方や後方に反射し、この場合、発光部53からの光は表札部材30の前方だけではなく後方にも至るので、あたかも表札部材30が前後方向に発光するような照明を行うことができる。
なお、本発明において、一対の支柱1間に正面視で横幅が等しい設備ユニット2のみを上下方向に複数配設して取付ける場合は、スペーサ4を介在することなく、支柱1の側面部に設備ユニット2の側面部を直接ねじで取付けることができる。
本発明の機能門柱の全体斜視図である。 (a)(b)は同上の機能門柱の正面図及び側面図である。 同上の機能門柱の分解斜視図である。 同上のインターホンユニットの一対の支柱への取付け部分を示す拡大正面図である。 同上の側面断面図である。 同上の配線を通している部分を説明する断面図である。 (a)は同上に用いるカバーの断面図であり、(b)は同上のカバーに軸体を挿通し且つ配線を通すことを説明する断面図である。 同上に用いる軸体を示し、(a)は正面図であり、(b)は左側面図であり、(c)は右側面図である。
符号の説明
1 支柱
2 設備ユニット
3 配線用通路
4 スペーサ
5 軸体
6 カバー
7 配線
8 配線用空間
9 配線保持部
10 軸体挿通部
11 雄ねじ部
12 ねじ孔
13 ねじ
14 回り止め防止手段

Claims (4)

  1. 支柱の側面部にスペーサを介して設備ユニットの側面部を取付け、上記スペーサが、一端部を支柱の側面部に固着し且つ他端部を設備ユニットに固着する軸体と、該軸体に被せられるカバーとで構成され、上記カバー内に支柱内の配線用通路から引き出した配線を挿通させて設備ユニット側に導入させるための配線用空間を設けて成ることを特徴とする機能門柱。
  2. カバーの内部に配線保持部を突設すると共に、該配線保持部の先端部に軸体が挿通保持される軸体挿通部を設けて成ることを特徴とする請求項1記載の機能門柱。
  3. 軸体挿通部に挿通した軸体の一端部に設けた雄ねじ部を支柱の側面部に設けたねじ孔に螺着すると共に該軸体の他端部を設備ユニットの側面部にねじにより固定し、カバーが支柱又は設備ユニットに対して上記軸体を中心に回るのを防止するための回り止め防止手段を設けて成ることを特徴とする請求項2記載の機能門柱。
  4. 一対の支柱間に上下方向に複数の設備ユニットを配設し、複数の設備ユニットは少なくとも正面視における横幅が異なる2種類以上のものが設けられ、正面視における横幅が長い設備ユニットの両側面部をそれぞれ支柱に固着し、正面視における横幅の狭い設備ユニットを支柱に取付けるに当たって、少なくとも一方の支柱に対しては該支柱の側面にスペーサを介して取付けることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の機能門柱。


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