JP6298289B2 - 照明装置 - Google Patents

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本発明は、壁部に固定される照明装置に関する。
従来、廊下等に面した壁部における床面側の下部に設けられ、廊下を通行する歩行者の足下を照明する照明装置が周知である。
特許文献1には、ボディに対し、白熱ランプの交換が行いやすいよう開閉自在にボディよりも外形の小さい光源ユニットであるランプユニットランプが固定されるとともに、ランプユニットがリード線を介して電気的に接続されたプリント基板がボディにネジ固定され、さらにボディにカバーが被覆された照明装置が開示されている。
また、特許文献1の照明装置では、プリント基板に電気的に接続されるとともにボディに形成された挿通孔から露出された端子板に電源が電気的に接続され、ボディの外周に係止された取付枠が、壁部に埋設されたスイッチボックスのネジ孔にネジ固定されることによって壁部に固定される構成が開示されている。
特開平8−167480号公報
しかしながら特許文献1に開示された照明装置は、該照明装置を構成する部品数が多く構成が複雑であり、照明装置の組み立て作業が大変煩雑であるばかりか、ボディの外周に取付枠を係止させた後、スイッチボックスへ取り付けなければならず、スイッチボックスへの取付作業が大変煩雑であるといった問題があった。
尚、スイッチボックスへの照明装置の取付作業は暗所で行われる場合が多いことから、容易にスイッチボックスへ照明装置を取り付けることのできる構成が望まれていた。
さらに、特許文献1では、ボディ内にランプユニットが固定され、さらにボディの外周に係止された取付枠に形成されたネジ挿通孔を介して、スイッチボックスのネジ孔に照明装置がネジ固定される構成を有している。
ここで、スイッチボックスの大きさ及びネジ孔の位置はJIS規定によって決められていることから、照明装置が取付枠、即ちスイッチボックスよりも小型にならざるを得ず、スイッチボックスよりも大型のランプユニット、即ち光源ユニットを固定することができないといった問題もあった。
よって、スイッチボックスよりも大型の光源ユニットを固定するため、壁部に直接、照明装置をネジ固定する構成が考えられるが、この場合、固定作業が煩雑になってしまうといった問題があった。
さらに、スイッチボックスよりも大型の光源ユニットを固定するため、電源が電気的に接続される電源ユニットを具備する基材をスイッチボックスにネジ固定し、基材に大型の光源ユニットを固定する構成が考えられる。
しかしながらこの構成では、基材に設けられるとともに電源ユニットに電気的に接続された電気コネクタに対して光源ユニットを別途電気的に接続する作業及び構成が必要となるため、取り付け作業が繁雑になる他、外部に露出された電源コネクタに光源ユニットを電気的に接続する構成となってしまう。よって、電気用品安全法上の所定の電気絶縁性の基準を満たす安全基準の確保が難しくなってしまうといった問題もあった。
本発明は、上記問題点及び事情に鑑みてなされたものであり、法律上定められた安全基準を満たした簡単な構成を有するとともに、容易に壁部のスイッチボックスに取り付けることのできる照明装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の一態様による照明装置は、ネジ挿通孔が形成されているとともに、壁部に設けられたスイッチボックスのネジ孔に前記ネジ挿通孔を介してネジ固定される基材と、前記基材の一面側に固定されているとともに前記スイッチボックス内に収納され、前記スイッチボックス内において電源と電気的に接続される電源ユニットと、前記基材における前記一面側に対し反対側の他面側に、一端部側をヒンジによって前記基材の一端部側と回動自在に接続し、前記基材の他面側に背面が該基材の他面側と対向する閉状態及び前記基材の他面側に対し離間する開状態を可能にするとともに、前記電源ユニットに配線を介して電気的に接続され、前記基材の他面側に対向する閉状態において前記ネジ挿通孔を塞ぎ、前記基材の他面側に対し離間する開状態において前記ネジ挿通孔を露出させ、前記基材の前記他面を平面視した状態において、前記スイッチボックスより大きい外形を有する光源ユニットと、前記光源ユニットが前記基材の他面側に対向する閉状態とされた際、前記基材の一端部側と光源ユニットの一端部側とを固定する前記基材と前記光源ユニットとのヒンジ接続の反対側の少なくとも一方に設けられた固定部材と、前記基材における前記一面側に対し反対側の他面側であって、前記光源ユニットが前記基材の他面側に対向する閉状態において該光源ユニットに隣接する位置に配置固定され、前記電源ユニットに配線を介して電気的に接続されている人感センサユニットと、を具備している。
本発明によれば、法律上定められた安全基準を満たした簡単な構成を有するとともに、容易に壁部のスイッチボックスに取り付けることのできる照明装置を提供することができる。
本実施の形態における照明装置を、光源ユニットが開成されている状態でスイッチボックスとともに示す分解斜視図 図1の基材及び光源ユニットを図1中のII方向からみた正面図 図1の基材及び光源ユニットを図1中のIII方向からみた上面図 図1の基材及び光源ユニットを、光源ユニットが閉成されている状態で示す斜視図 図4の基材及び光源ユニットを図4中のV方向からみた正面図 図4の基材及び光源ユニットを図4中のVI方向からみた上面図 図1のスイッチボックスが壁部に埋設されている状態を示す平面図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本実施の形態における照明装置を、光源ユニットが開成されている状態でスイッチボックスとともに示す分解斜視図、図2は、図1の基材及び光源ユニットを図1中のII方向からみた正面図、図3は、図1の基材及び光源ユニットを図1中のIII方向からみた上面図である。
また、図4は、図1の基材及び光源ユニットを、光源ユニットが閉成されている状態で示す斜視図、図5は、図4の基材及び光源ユニットを図4中のV方向からみた正面図、図6は、図4の基材及び光源ユニットを図4中のVI方向からみた上面図、図7は、図1のスイッチボックスが壁部に埋設されている状態を示す平面図である。
図1、図3に示すように、照明装置1は、基材10と、光源ユニット20と、カバー30と、電源ユニット40とから主要部が構成されている。
図1〜図6に示すように、基材10は、例えば金属から構成された薄板状の板状部材から構成されており、厚み方向Aから平面視した形状が幅方向Cに横長な矩形状を有している。
また、図1、図2に示すように、基材10の中央部には、それぞれ厚み方向Aから平面視した形状が矩形状の例えば4つの配線挿通孔13a、13b、13c、13dが、基材10を厚み方向Aに貫通するとともに該4つの配線挿通孔13a〜13dにて中央部を取り囲むよう形成されている。尚、配線挿通孔の数は4つに限定されず、1つであっても良いばかりか幾つでも構わない。
また、基材10の中央部において、配線挿通孔13aよりも高さ方向Bの上方かつ幅方向Cにおいて配線挿通孔13aを挟む位置に、それぞれ後述するネジ16a、16bが挿通されるとともに厚み方向Aから平面視した形状が幅方向Cに沿って細長な楕円状の2つのネジ挿通孔12a、12bが基材10を厚み方向Aに貫通するようそれぞれ形成されている。
さらに、配線挿通孔13cよりも高さ方向Bの下方かつ幅方向Cにおいて配線挿通孔13cを挟む位置にも、それぞれ後述するネジ16c、16d(ネジ16dは不図示)が挿通されるとともに厚み方向Aから平面視した形状が幅方向Cに沿って細長な楕円状の2つのネジ挿通孔12c、12dが基材10を厚み方向Aに貫通するようそれぞれ形成されている。尚、ネジ挿通孔の数は4つに限定されない。
さらに、基材10の中央部において、4つの配線挿通孔13a〜13dによって囲まれた領域の略角部には、後述するネジ17が挿通される図示しない4つの挿通孔が、基材10を厚み方向Aに貫通するようそれぞれ形成されている。尚、ネジ17が挿通される挿通孔も4つに限定されない。
基材10の一面10aに、電源ユニット40が固定されている。具体的には、基材10に形成された上述した4つの挿通孔に挿通された各ネジ17により、一面10aに電源ユニット40はネジ固定されている。
電源ユニット40は、壁部70(図7参照)に埋設されたスイッチボックス50の内部50iに嵌入自在な大きさを有する箱状の外形を有しており、外表面に、内部50iにおいて、例えば100Vの電源が電気的に接続される図示しない電気コネクタ受け部が形成されている。
また、電源ユニット40の内部には、光源ユニット20や後述する人感センサ61に電力を供給したり、人感センサ61の検知結果に基づき光源ユニット20に電力の供給/非供給を切り替えたり等する各種電気基板等が設けられている。
ここで、図7に示すように、スイッチボックス50は、壁部70に埋設されて設けられるものであり、図1に示すように、厚み方向Aから平面視した形状が矩形状の箱状を有して、JIS規格によって定められた形状、大きさに構成されている。
また、スイッチボックス50の外周面及び厚み方向Aの背面には、スイッチボックス50の内部に電源ケーブル等の複数の配線を導入する複数の導入孔51が形成されており、導入孔51を介して内部50iに導入された電源ケーブルの電気コネクタが、内部50iに嵌入された電源ユニット40の図示しない電気コネクタ受けに電気的に接続される。
また、スイッチボックス50は、厚み方向Aの前方の前面50bの中央部に、内部50iに電源ユニット40を嵌入させる電源ユニット40の外形よりも大きな開口50kが形成されており、さらに、前面50bに、開口50kを囲むように厚み方向Aの前方に突出する枠状の突出部50tが形成されている。
尚、スイッチボックス50は、図7に示すように壁部70に対し、突出部50tの突出面50tb及び後述するネジボス52a〜52d及びネジ孔52ha〜52hdのみ壁部70から露出されるよう埋設される。具体的には、突出面50tb及びネジ孔52ha〜52hdと壁部70の壁面70tとが略同一面となるよう壁部に埋設される。
さらに、図1、図7に示すように、枠状の突出部50tの内周面において高さ方向Bの上部に、該上部の内周面から高さ方向Bの下方に突出するとともに幅方向CにおいてJIS規格で定められた設定間隔を有する、ネジ孔52ha、52hbがそれぞれ形成されたネジボス52a、52bがそれぞれ形成されている。
また、枠状の突出部50tの内周面において高さ方向Bの下部にも、該下部の内周面から高さ方向Bの上方に突出するとともに幅方向CにおいてJIS規格で定められた設定間隔を有する、ネジ孔52hc、52hdがそれぞれ形成されたネジボス52c、52dがそれぞれ形成されている。
尚、各ネジ孔52ha〜52hdには、内部50iに電源ユニット40が嵌入された際、電源ユニット40が一面10aに固定された基材10のネジ挿通孔12a〜12dが略対向する。
よって、各ネジ孔52ha〜52hdの位置は、図1、図7の位置に限定されず、基材10に対するネジ挿通孔12a〜12dの形成位置に応じて設定すれば良い。また、各ネジ孔の個数も4つに限定されず、ネジ挿通孔と同数であれば良い。
基材10は、スイッチボックス50の内部50iに電源ユニット40が嵌入された後、スイッチボックス50にネジ固定される。
具体的には、基材10は、ネジ挿通孔12aに挿通されたネジ16aがネジ孔52haに螺合され、ネジ挿通孔12bに挿通されたネジ16bがネジ孔52hbに螺合され、ネジ挿通孔12cに挿通されたネジ16cがネジ孔52hcに螺合され、ネジ挿通孔12dに挿通されたネジ16dがネジ孔52hdに螺合されるのみにより、スイッチボックス50にネジ固定される。
また、図1〜図6に示すように、基材10の一面10aとは反対側の他面10bに、光源ユニット20が開閉自在に軸支されている。
具体的には、光源ユニット20は、厚み方向Aにおいて薄板状に形成されるとともに、厚み方向Aから平面視した形状が、図4、図5に示すように幅方向Cに長い矩形状となる箱状に形成されており、内部に、LED等の光源や該光源駆動用の基板等が設けられている。
また、図1〜図6に示すように、光源ユニット20は、他面10bを厚み方向Aから平面視した状態において、図2に示すような4つのネジ挿通孔12a〜12dを囲む領域Rよりも大きい外形、具体的には、基材10よりも若干小さな外形を有している。尚、光源ユニット20は、基材10と同じ大きさの外形に形成されていても基材10よりも大きな外形に形成されていても構わない。
また、光源ユニット20は、幅方向Cの一端20eが他面10bの幅方向Cの一端側にヒンジ11等を介して回動自在に軸支されることにより、図1〜図6に示すように開閉自在となっている。より具体的には、光源ユニット20の背面が他面10bと対向する図4〜図6に示す閉位置と、光源ユニット20が、他面10bから起立する図1〜図3に示す開位置とに開閉自在となっている。尚、光源ユニット20を開閉する構成は、ヒンジ11に限定されず、他の構成であっても構わない。
また、光源ユニット20は、図1〜図3に示す開位置においては、図1、図2に示すように、ネジ挿通孔12a〜12dを基材10の前面から露出させ、図4〜図6に示す閉位置においては、ネジ挿通孔12a〜12dを塞ぐよう構成されている。
さらに、光源ユニット20は、図4〜図6に示す閉位置においては、図3、図6に示すように、光源ユニット20の他端20fの背面に設けられた固定部材であるマグネット29と、基材10の他面10bにおいて、光源ユニット20の閉位置におけるマグネット29の対向位置に設けられた固定部材であるマグネット19とが磁力によって引き合うことにより、他面10bに他端20fが固定される。即ち、光源ユニット20の閉位置が固定される。
尚、固定部材は、マグネットに限定されず、他面10bに他端20fを固定できる部材であればどのようなものでも良く、例えば内ラッチや、フック、ネジ等であっても構わない。また、固定部材は、固定構成によっては、他面10bと光源ユニット20の他端20fとの双方に設ける必要は無く、いずれか一方のみに設けられていても構わない。
また、図2、図3に示すように、光源ユニット20は、基材10に形成された配線挿通孔13dに挿通された配線22を介して、基材10の一面10aに固定された電源ユニット40に電気的に接続されている。
尚、配線22は、伸縮性を有する絶縁チューブによって覆われていることから、光源ユニット20の開閉に伴い断線してしまうことが防がれている。また、配線挿通孔13dは、配線22を除いては充填剤にて埋められている。
また、図1〜図5に示すように、基材10の他面10bにおいて、配線挿通孔13cよりも高さ方向Bの下方の位置に、既知の人感センサ61を具備する人感センサユニット60が設けられている。
人感センサユニット60は、図2に示すように、基材10に形成された配線挿通孔13cに挿通された絶縁チューブによって覆われた配線62を介して、基材10の一面10aに固定された電源ユニット40に電気的に接続されている。尚、人感センサ60は、照明装置1に必ずしも設けられていなくても良い。
尚、配線挿通孔13cは、配線62を除いては充填剤にて埋められている。また、使用されていない配線挿通孔13a、13bも充填剤によって埋められている。
人感センサ61は、照明装置1が廊下に面した壁部70に設置された際、廊下を通行する歩行者を赤外線を用いて検知するものであり、人感センサ61の検知結果に基づいて光源ユニット20内に設けられた光源から照明光が廊下の床面に照射される。
尚、本実施の形態においては、光源ユニット20からの照明光の照射は、人感センサ61を用いた検知に限定されず、マニュアルスイッチのオン操作によって行われても構わない。この場合、マニュアルスイッチは、法律上の安全基準を満たすため、照明装置1から離れた場所、例えば壁部70に埋設される。また、マニュアルスイッチから延出された配線は、スイッチボックス50の導入孔51を介して、内部50iにて電源ユニットに電気的に接続される。
また、図1〜図6に示すように、基材10の高さ方向Bの上部には、幅方向Cに設定間隔を有して離間するとともに厚み方向Aに前方に突出する2つのカバー固定部15が形成されており、上部の各カバー固定部15には、ネジ孔15hが各カバー固定部15を高さ方向Bに貫通するよう形成されている。
さらに、基材10の高さ方向Bの下部にも、幅方向Cに設定間隔を有して離間するとともに厚み方向Aに前方に突出する2つのカバー固定部15が形成されており、下部の各カバー固定部15にも、ネジ孔15hが各カバー固定部15を高さ方向Bに貫通するよう形成されている。尚、ネジ孔15hは、4個に限定されない。
図1に示すように、カバー30は、基材10の外周面及び前面、閉状態の光源ユニット20の外周面及び前面を覆うものであり、閉状態の光源ユニット20の照明光の照射面に対向する位置に半透明状の光拡散板31が設けられているとともに、人感センサユニット60に対向する位置に、半透明状の保護板32が設けられている。
尚、カバー30は、基材10に対して着脱自在である。
着脱自在な構成の一例を挙げると、カバー30の外周面の上面には、幅方向Cに設定間隔を有して、具体的には、基材10の上部の各カバー固定部15のネジ孔15hと同じ間隔を有して、上面を高さ方向Bに貫通する2つの貫通孔30hが形成されている。
また、カバー30の外周面の下面にも、幅方向Cに設定間隔を有して、具体的には、基材10の下部の各カバー固定部15のネジ孔15hと同じ間隔を有して、下面を高さ方向Bに貫通する2つの図示しない貫通孔30hが形成されている。尚、貫通孔30hの個数も4つに限定されず、ネジ孔15hと同数であれば良い。
カバー30は、基材10の外周面及び前面、閉状態の光源ユニット20の外周面及び前面を覆った後、各4つの貫通孔30hを介して、各4つのネジ孔15hに4つのネジ37が螺合されることにより、基材10に対して固定される。
尚、カバー30は、基材10に対してネジ固定以外の構成、例えばフックを用いた係止等によって着脱自在であっても構わない。
また、照明装置1は、基材10に対してカバー30が着脱自在な構成を有していることにより、基材10に対して、色、形等の異なる複数種類のカバーが着脱自在となっている。このことから、光源ユニット20が無照明状態においても、照明装置1の設置位置における外観を、使用者の好みに応じて可変することができる。尚、カバーに対する着色は、例えば蒸着が用いられることにより、カバーに着色がなされていてもカバー表面に傷等が付着し難くなっている。
次に、本実施の形態の作用について、具体的には、照明装置1のスイッチボックス50への取り付け方法について簡単に説明する。
先ず、作業者は、導入孔51を介してスイッチボックス50の内部50iに導入された電源ケーブルの電気コネクタを、開口50kからスイッチボックス50外へと引き出し、その後、基材10の一面10aに固定された電源ユニット40の上述した電気コネクタ受けに、電源ケーブルの電気コネクタを電気的に接続する。
尚、この状態においては、既に、電源ユニット40と光源ユニット20とは、配線挿通孔13dを介した配線22により電気的に接続されており、電源ユニット40と人感センサユニット60とは、配線挿通孔13cを介した配線62により電気的に接続されている。
その後、作業者は、電源ユニット40を、開口50kを介してスイッチボックス50の内部50iへと嵌入する。その結果、電源と電源ユニット40との接続部は、内部50iに位置する。
次いで、作業者は、図4〜図6に示すように閉状態の光源ユニット20を、図1〜図3に示すように開位置へと開成し、基材10に形成された4つのネジ挿通孔12a〜12dを、基材10の前面から露出させる。
その後、作業者は、露出された各ネジ挿通孔12a〜12dを各ネジ孔52ha〜52hdに対向させ、さらに、各ネジ挿通孔12a〜12dにそれぞれネジ16a〜16dを挿通し、各ネジ16a〜16dをスイッチボックス50のネジ孔52ha〜52hdにそれぞれ螺合させることにより、スイッチボックス50に基材10、即ち照明装置1を固定する。
次いで、作業者は、図1〜図3に示すように開状態の光源ユニット20を、図1〜図3に示すように閉位置へと閉成する。この際、光源ユニット20の他端20f側の背面に設けられたマグネット29と、基材10の他面10bに設けられたマグネット19とが磁力により引き合うため、光源ユニット20が閉位置から意図せず開成してしまうことがない。
最後に、作業者は、基材10及び閉状態の光源ユニット20の前面及び外周面を覆うようカバー30を被覆させ、その後、4つの貫通孔30hを介して挿通した4つのネジ37を、基材10の4つのネジ孔15hに螺合させることにより、カバー30を基材10に固定する。このようにして、照明装置1は組み立てられる。
このように、本実施の形態においては、基材10の他面10bに対して、4つのネジ挿通孔12a〜12dを囲む領域Rよりも大きな外形を有する光源ユニット20が、ヒンジ11により一端20eが回動自在に軸支されることにより開閉自在になっていると示した。
また、基材10に形成されたネジ挿通孔12a〜12dは、光源ユニット20の開成により露出されると示した。
さらに、スイッチボックス50への基材10の固定は、内部50iに電源ユニット40を嵌入させた後、ネジ挿通孔12a〜12dを介してネジ孔52ha〜52hdにネジ16a〜16dを螺合させることのみにより行われると示した。
このことによれば、スイッチボックス50よりも外形の大きな光源ユニット20を、基材10を介して、ネジ16a〜16dをネジ挿通孔12a〜12dに挿通し、ネジ孔52ha〜52hdに螺合させるのみの簡単な作業により容易に固定することができることから、作業者がスイッチボックス50への照明装置1の固定作業が暗所であっても行いやすくなる。
また、光源ユニット20は、配線挿通孔13dを介した配線22により事前に電源ユニット40に電気的に接続されており、人感センサユニット60は、配線挿通孔13cを介した配線62により事前に電源ユニット40に電気的に接続されている。
このことから、スイッチボックス50に照明装置1を固定する作業において、光源ユニット20及び人感センサユニット60を電源ユニット40に電気的に接続する作業が無いことから作業性が向上する他、光源ユニット20及び人感センサユニット60と電源ユニット40との接続部も外部に露出することが無いため、基材10及び光源ユニット20のどこに触れても感電することは無く、法律上の所定の電気絶縁性の基準を十分満たすことができ、安全基準を容易に確保することができる。さらに、このことにより、上述したように、基材10に対する複数種類のカバーの交換を、感電することなく安全に行うことができる。
以上から、法律上定められた安全基準を満たした簡単な構成を有するとともに、容易に壁部70のスイッチボックス50に取り付けることのできる照明装置1を提供することができる。
1…照明装置
10…基材
10a…基材の一面
10b…基材の他面
12a…ネジ挿通孔
12b…ネジ挿通孔
12c…ネジ挿通孔
12d…ネジ挿通孔
13a…配線挿通孔
13b…配線挿通孔
13c…配線挿通孔
13d…配線挿通孔
19…マグネット(固定部材)
20…光源ユニット
20e…光源ユニットの一端
20f…光源ユニットの他端
22…配線
29…マグネット(固定部材)
40…電源ユニット
50…スイッチボックス
52ha…ネジ孔
52hb…ネジ孔
52hc…ネジ孔
52hd…ネジ孔
61…人感センサ
62…配線
70…壁部
R…ネジ挿通孔を囲む領域

Claims (1)

  1. ネジ挿通孔が形成されているとともに、壁部に設けられたスイッチボックスのネジ孔に前記ネジ挿通孔を介してネジ固定される基材と、
    前記基材の一面側に固定されているとともに前記スイッチボックス内に収納され、前記スイッチボックス内において電源と電気的に接続される電源ユニットと、 前記基材における前記一面側に対し反対側の他面側に、一端部側をヒンジによって前記基材の一端部側と回動自在に接続し、前記基材の他面側に背面が該基材の他面側と対向する閉状態及び前記基材の他面側に対し離間する開状態を可能にするとともに、前記電源ユニットに配線を介して電気的に接続され、前記基材の他面側に対向する閉状態において前記ネジ挿通孔を塞ぎ、前記基材の他面側に対し離間する開状態において前記ネジ挿通孔を露出させ、前記基材の前記他面を平面視した状態において、前記スイッチボックスより大きい外形を有する光源ユニットと、
    前記光源ユニットが前記基材の他面側に対向する閉状態とされた際、前記基材の一端部側と光源ユニットの一端部側とを固定する前記基材と前記光源ユニットとのヒンジ接続の反対側の少なくとも一方に設けられた固定部材と、
    前記基材における前記一面側に対し反対側の他面側であって、前記光源ユニットが前記基材の他面側に対向する閉状態において該光源ユニットに隣接する位置に配置固定され、前記電源ユニットに配線を介して電気的に接続されている人感センサユニットと、
    を具備していることを特徴とする照明装置。
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