JP6739835B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、光源の発光によって被照明部を照明する照明器具に関し、特に照明器具の取り付け部の構成に関する。
光源であるLEDの発光によって道路面等を照明する照明器具の取り付け方式の一つとして、照明器具の下方側からのポールと、LED照明器具の後方側からのアームのいずれかに取り付け可能なものがある(特許文献1参照)。
また、他の取り付け方式として、電柱やポールの壁面にベルトで取り付けるものがある(特許文献2参照)。
特開2014-067586号公報 特開2014-165140号公報
特許文献1の形態では、下方側からのポールと後方側からのアームが挿入される特別なアダプタをLED照明器具の後部に設け、このアダプタによってポールまたはアームにネジ固定する構成となっているおり、特別なアダプタを必要とする。
特許文献2の形態では、電柱やポールの壁面にベルトで取り付けるために、LED照明器具の後部から下方へ屈曲するアームが、ボディとカバーで挟み込むように設けられ、このアームにまたはこのアームに取り付ける取り付け金具に、ベルトを通して支柱の側面に取り付けるため、アームがボディとは別部品で形成される形態であり、部品が多く組み立て工数も多い。更に、特許文献1のような後方側からのアームが挿入される形態の取り付けはできない。
主として生活道路の道路用照明器具の取り付けとして、電柱のような支柱に取り付けバンドで取り付けるか、円筒状または円柱状のポールの先端部を挿入して取り付ける方式が多い。
本発明は、この点に鑑み、特別なアダプタや取り付け金具を追加することなく、電柱のような支柱の側面に取り付けバンドで取り付ける方式と、円筒状または円柱状のポールの先端部を挿入して取り付ける方式のいずれにも対応できる照明器具を提供する。
第1の本発明の照明器具は、不透光性の本体の下面側に発光部が取り付けられ前記本体の後部に取り付け部を備える照明器具において、
前記取り付け部は、電柱等の支柱に取り付けバンドによって取り付ける第1取り付け部と、前記支柱等の支持体から横へ延びる円筒状または円柱状のアームの先端部、または前記支柱に代わり先端部が横へ延びる円筒状または円柱状のポールの前記先端部が挿入される第2取り付け部を備える、
ことを特徴とする。
第2の本発明の照明器具は、上記第1において、
前記支柱、前記アームまたは前記ポールに対する前記照明器具の取り付け角度は、前記第1取り付け部による取り付け角度と、前記第2取り付け部による取り付け角度が同等である、
ことを特徴とする。
第3の本発明の照明器具は、上記第1または第2において、
前記第1取り付け部と前記第2取り付け部は、前記本体と一体成型されたことを特徴とする。
第4の本発明の照明器具は、上記第1乃至第3のいずれかにおいて、
前記第1取り付け部は前記第2取り付け部の左右両側に配置された板状の左右取り付け板部で構成され、前記左右取り付け板部と前記第2取り付け部には、前記取り付けバンドが挿通係止する縦方向に長い孔を有する、
ことを特徴とする。
第5の本発明の照明器具は、上記第1乃至第4のいずれかにおいて、
前記第2取り付け部は、前記本体の後壁から後方へ延び後側開口の中空円筒形状をなし、
前記第2取り付け部に対応する前記本体の後壁には貫通孔が形成され、
前記後側開口から前記中空円筒形状内を経て前記貫通孔を通り前記照明器具へ電力供給する外部電源ラインの配線部が形成される、
ことを特徴とする。
第6の本発明の照明器具は、上記第1乃至第5のいずれかにおいて、
前記第2取り付け部は、後端面が前記支柱の周面に沿う曲面形状をなす、
ことを特徴とする。
第7の本発明の照明器具は、上記第1乃至第6のいずれかにおいて、
前記発光部は、複数のLED素子を下面に配置したLED基板を有し、
前記LED基板は前記本体に伝熱的に取り付けられ、
前記外部電源ラインに接続され前記LED素子への電力供給と点灯制御用制御部が、前記LED基板よりも後方位置の前記本体内の後部に配置された、
ことを特徴とする。
上記第1の本発明の照明器具は、後部に設けた取り付け部は、電柱等の支柱に取り付けベルトによって取り付ける第1取り付け部と、支柱等の支持体から横へ延びる円筒状または円柱状のアームの先端部、または支柱に代わり先端部が横へ延びる円筒状または円柱状のポールの先端部が挿入される第2取り付け部を備える。
このため、特別なアダプタや取り付け金具を追加することなく、電柱のような支柱に取り付けバンドで取り付ける方式と、支柱等の支持体から横へ延びるアームの先端部またはポールの先端部を挿入して取り付ける方式のいずれにも対応できるものとなり、従来2機種必要であったものが1機種で兼用できるものとなり、大幅なコストダウン効果が得られる。
上記第2の本発明の照明器具は、上記第1において、支柱、支柱等の支持体またはポールに対する照明器具の取り付け角度は、第1取り付け部による取り付け角度と、第2取り付け部による取り付け角度が同等であるため、いずれの取り付けにおいても、照明装置によって路面に形成される配光状態を所定の状態に維持できるものとなる。
上記第3の本発明の照明器具は、第1取り付け部と第2取り付け部は、本体と一体成型されるため、各取り付け部を形成する部品を本体に取り付ける必要がなく、部品点数が少なく、組み立て工数も少なく、本体と一体成型の取り付け部によって取り付け強度の確保ができる。
第4の本発明の照明器具は、第1取り付け部は第2取り付け部の左右両側に配置された板状の左右取り付け板部で構成され、左右取り付け板部と第2取り付け部には、取り付けバンドが挿通係止する縦方向に長い孔を有する。このため、この孔に挿通した取り付けバンドによって照明器具を支柱へ取り付けることができ、照明器具に対する取り付けバンドの係止が安定し、照明器具の取り付けが安定する。
第5の本発明の照明器具は、第2取り付け部は、本体の後壁から後方斜め下方向へ延び後側開口の中空円筒形状をなし、第2取り付け部に対応する本体の後壁には貫通孔が形成され、後側開口から中空円筒形状内を経て貫通孔を通り照明器具へ電力供給する外部電源ラインの配線部となる。このため、第1取り付け部による取り付けと、第2取り付け部による取り付けのいずれにおいても、電源ラインの配線保護ができることとなり、安全である。
第6の本発明の照明器具は、第2取り付け部の後端面が支柱に沿うような曲面形状をなすため、第2取り付け部の後端を支柱に当接した状態が安定し、取り付けバンドによる照明器具の取り付けが安定する。
第7の本発明の照明器具は、発光部は複数のLED素子を下面に配置したLED基板を有し、LED基板は本体に伝熱的に取り付けられ、制御部はLED基板よりも後方位置の本体内の後部に配置されるため、外部電源ラインと制御部との接続が、上記外部電源ラインの配線部の形成と相俟って、配線を短く、且つ安全な配線は得られるものとなる。
本発明に係る照明器具の分解斜視図である。 本発明に係る照明器具の縦断側面図である。 本発明に係る照明器具の本体と透光性カバーを組み合わせた状態の説明図である。 本発明に係る照明器具の後部から見た図である。 本発明に係る照明器具を支柱に取り付けた状態の側面図である。 本発明に係る照明器具を支柱に取り付けた状態を上方から視た図である。 本発明に係る照明器具を支柱に取り付けた状態の下方から視た面である。 本発明に係る照明器具をポールに取り付ける状態を断面で示す説明図である。 本発明に係る照明器具をポールに取り付けた状態を断面で示す説明図である。 本発明に係る照明器具をポールに取り付けた状態の側面図である。 本発明に係る照明器具をポールに取り付けた状態を上方から視た図である。 本発明に係る照明器具をポールに取り付けた状態の下方から視た面である。 本発明に係る照明器具をポールに取り付けた状態の後方から視た面である。
本発明の照明器具1は、不透光性の本体2の下面側に発光部6が取り付けられ、本体2の後部に取り付け部10を備える照明器具において、
前記取り付け部10は、電柱等の支柱PLに取り付けバンド30によって取り付ける第1取り付け部101と、支柱PL等の支持体から横へ延びる円筒状または円柱状のアームの先端部、または支柱PLに代わり先端部が横へ延びる円筒状または円柱状のポールPPの先端部が挿入される第2取り付け部102を備える構成である。
以下、本発明の実施形態に係わる照明器具1をLED照明器具1として、図面を参照して具体的に説明する。
実施形態に係わる照明器具1は、下面に開口部2Aを形成した内部空間4を有し、支柱等への取り付け部10を後部に備える金属製の本体2と、開口部2Aを塞ぐように本体2に組み合わされる透光性カバー3を備える前後方向に長い形態であり、開口部2Aに沿って発光部6を配置している。発光部6は、LED素子7が放射する光を所定の配光にて出射する部分であり、LED基板5の下側面にLED素子7が配置され、LED素子7を覆うようにLED基板5に組み合わされLED素子7が放射する光を所定の配光にて出射する配光ユニット8を備える。
図1乃至図3に示すように、本発明のLED照明器具1は、下面の略全域が開口するように開口部2Aを形成し内外両面に防錆効果のある熱伝導性塗装を施した金属製本体2と、この本体2の下面開口2Aを塞ぐように下面開口2Aの周縁部に組み合わされる合成樹脂製の透光性カバー3を備える。透光性カバー3は下方に膨らんだ形態をなし、上端周縁部には上方へ突出するフランジ3Fが形成されている。本体2の下面開口2Aの周縁部2A1は、透光性カバー3のフランジ3Fが嵌り込む溝2Mを有し、溝2Mの外側を巡るように下方へ突出するフランジ2Fを形成している。
溝2Mにフランジ3Fが嵌り込むように、透光性カバー3を本体2の下面開口2Aに組み合わせた状態で、ネジNJで下面開口2Aの周縁部2A1に固定する。溝2Mとフランジ3Fのように嵌り合う凹凸構成によって、本体2と透光性カバー3との間が防水構造をなしている。なお、溝2Mの上底にパッキンを収容し、このパッキンがフランジ3Fによって圧縮される構成によって、更によい防水効果が得られる。
内部空間4のうちの前部空間4Aにおいて、下面開口2Aに沿ってLED基板5が、後述のように本体2に伝熱的に取り付けられる。LED基板5は、複数のLED素子(発光ダイオード)7を下面に実装し、LED素子7への電路が同じ下面にプリント配線として形成され、このプリント配線を絶縁被膜で覆っている。LED基板5の下面には、LED基板5と重ね合わせ状態に配光ユニット8が配置されている。配光ユニット8は透光性合成樹脂製であり、板状部81に各LED素子7に対応するように、複数の配光部82を一体形成しており、所定位置において板状部81が、LED基板5を貫通して本体2に形成した取り付けボス13Bに螺合するネジ9によって取り付けられる。これによって配光ユニット8がLED基板5の下面に取り付けられる。配光部82は、LED素子7ごとに所定配光の出射光を形成するために、各LED素子7に対応するレンズ形態である。図1に示すように、配光ユニット8は、前側配光ユニット8Pと後側配光ユニット8Qで構成しており、その配光部82は、LED照明器具1の前後方向軸に対して左右方向に長い配光特性を有する配光部83Aで示している。
本体2は、アルミニウムを材料としてダイキャスト成形され、電柱等の支柱へ取り付ける取り付け部10を後部に一体形成し、内部空間4のうちの大半を占める前部空間4Aには、LED基板5の上面を支える前後方向に並行に延びる複数の熱伝導リブ11と、熱伝導リブ11にLED基板5の上面が当接した状態でLED基板5の4隅の孔5Pを通してネジ12で取り付ける取り付けボス13が、本体2に一体に形成されている。LED基板5は、取り付けボス13に取り付けられた状態で、中央部が前後方向に並ぶボス13Bで支えられると共に、前部空間4Aにおける下面開口2Aの殆どを塞ぐように、下面開口2Aよりも若干空間4側へ入った位置(前部空間4A側へ入った位置)において、下面開口2Aに略並行に沿った状態である。本体2の内部空間4は、前部から後部に向けて次第に深くなるように(下面開口2Aを基準とすれば次第に上方に高くなるように)形成している。LED基板5の上面には、電気的接続とならないように、下面のプリント配線とは接続しない状態に放熱用の熱伝導被膜が形成されており、この熱伝導被膜が熱伝導リブ11に当接して、LED基板5の発熱をこの熱伝導被膜から熱伝導リブ11を経て本体2の表面から放熱する仕組みである。
また、LED照明器具1は、LED素子7に点灯電力を供給する電源部と、LED素子7の点灯と消灯の制御を行う制御回路とを含む制御部14が、前部空間4Aの後方に位置する後部空間4Bに配置されている。このため、制御部14は、LED基板5よりも後方配置となる。制御部14は、電源部を構成する電気部品と、前記制御回路を構成する電気回路部品がプリント配線基板である制御基板15に取り付けられ、制御基板15が後部空間4Bに本体2から一体に突出する4本の取り付けボス16にネジ17で固定されている。
この状態で、制御基板15は、下面開口2Aから深く空間4側へ入った位置(後部空間4Bに深く入った位置)であり、LED基板5よりも内部空間4内へ深く入った位置(本体2の上面に近い位置)を 維持する。
制御部14が透光性カバー3を通して外部から見えないようにするために、制御部14を下側から全体的に覆う目隠しカバー18が、本体2から一体に突出する4本の取り付けボス19にネジ20にて取り付けられている。目隠しカバー18は、黒色等の着色を施した合成樹脂板か金属板で構成する。
LED照明器具1は、取り付け部10を後部1Aとしてそこから前部1Bへ長く延びる形態をなし、LED素子7の発光によって、配光ユニット8と透光性カバー3を通して道路等の路面を照明する。
このため、本体2と透光性カバー3は、後部1Aから前部1Bへ長く延びる形態をなし、本体2内に形成される内部空間4も前後方向に長く、前部空間4Aと後部空間4Bが連通状態に形成される。そして、LED基板5及び前部空間4Aも前後方向に長い形態であり、LED基板5は前後方向に長い矩形状の平板形状である。
図5及び図10に示すように、LED照明器具1は、取り付け部10をポールや電柱等の支柱PLに取付けた状態で、水平ラインに対して下面開口2Aのラインが、後部1Aより前部1Bが角度αだけ若干高くなる傾斜状態を保つ。このため、本体2内の内部空間4の空気は、後部空間4Bから前部空間4Aへ向けた流れが生じ、後部空間4Bへ帰還する対流が生じ易くするために、前後方向に延びる熱伝導リブ11相互間がこの空気の対流通路となるように、熱伝導リブ11相互間の通路の前端部と後端部が解放している。
LED照明器具1は、周囲の照度を検知して日暮れ時から夜明けまでの夜間にLED素子7が点灯するように制御部14に電気的に接続された照度センサSSを備える。照度センサSSは、制御基板15と電気的に接続されるセンサ基板15Hに取り付けた光を透過しないホルダ21内に保持されており、照度センサSSがLED照明器具1の後方の周囲の照度を検知するように、ホルダ21が本体2の後壁2Bに形成した採光窓(採光孔ともいう)2Hに保持されている。ホルダ21は、照度センサSSへ周囲の光が侵入するように後方に開口しており、この開口と採光窓2Hを防水状態に塞ぐように透光性のカバー22が、採光窓2Hに挿入保持されている。このため、透光性のカバー22とホルダ21が結合されて、ホルダ21が採光窓2Hに保持される関係である。
LED照明器具1へ外部電源から電力供給を行うために、LED照明器具1へ供給される外部電源ライン23は、本体2の後壁2Bに形成した貫通孔24に挿入される絶縁ゴム製のブッシング25を貫通し、その先端に取り付けた電源コネクタ26が制御部14の電源部に電気的に接続される。
LED素子7は前後方向に長い矩形状のLED基板5の下側面に、前後方向に間隔を存して複数列状態に配置され、熱伝導リブ11は、LED素子7の各列の裏側(上面側)に対向する位置に形成する。実施例の場合は、図1に示すように、LED素子7はLED基板6に前後方向に間隔を存して2列状態に配置され、図3に示すように、熱伝導リブ11は、2列配置のLED素子7に対向する位置の裏側(上面側)に形成している。LED基板5の下面の後端部に、制御部14のコネクタ14Cと電気的に接続するためにコネクタ95が配置されている。
本発明の照明器具1は、図5に示すように、電柱等の支柱PLに取り付けバンド30によって取り付ける方式と、図10に示すように、支柱PLに代わり先端部が横へ延びる円筒状または円柱状のポールPPの先端部に取り付ける方式のいずれにも適用可能な取り付け部10を本体2の後部に備えるものである。
取り付け部10は、電柱等の支柱PLに取り付けバンド30によって取り付ける第1取り付け部101と、支柱PLに代わり先端部が横へ延びる円筒状または円柱状のポールPPの先端部が挿入される第2取り付け部102を備えており、第1取り付け部101と第2取り付け部102は本体2と一体に形成される。
第2取り付け部102は、ポールPPの斜め上方に向く先端部が挿入されるように、本体2の後壁2Bに連続して後方へ延びる円筒状をなし、その円筒状の前面は本体2の後壁2Bで塞がれ、その円筒状の後面は解放してポールPPの先端部PP1が挿入される挿入開口102Kを有する形態である。また、第2取り付け部102は、円筒状の後端面102Rは、支柱PLの柱面(周面)が接触しないような逃げ部となる曲面形状をなす。このため、円筒状の後端面102Rの曲面は、好ましくは、支柱PLの柱面(周面)の曲面と同等または若干小さな半径で描かれる曲面形状である。
第1取り付け部101は、第2取り付け部102と一体化する状態で、第2取り付け部102の左右両側に並行状態に配置された縦方向の板状の左右取り付け板部101Bで構成される。左右取り付け板部101Bの後端面101Rは、支柱PLの柱面(周面)に縦方向に沿う直線状をなす。左右取り付け板部101Bと第2取り付け部102には、取り付けバンド30が挿通され係止する縦方向に長い取り付け孔31を有する。
LED照明器具1へ外部電源から電力供給を行うために、LED照明器具1へ供給される外部電源ライン23は、円筒状の第2取り付け部102の前面となる本体2の後壁2Bに形成した貫通孔24に挿入される絶縁ゴム製のブッシング25を貫通し、その先端に取り付けた電源コネクタ26が制御部14の電源部に電気的に接続される。このように外部電源ライン23を円筒状の第2取り付け部102内を通る配線部とすることにより、電源ラインの配線保護ができる。なお、第2取り付け部102の円筒状へ入る外部電源ライン23が損傷しないために、円筒状の第2取り付け部102の後端部の上下壁に、外部電源ライン23が通る配線相通部35を形成している。配線相通部35は、円筒状の第2取り付け部102の円筒状の上壁及び下壁に形成する切り欠き、または孔形態である。外部電源ライン23は、第2取り付け部102の後端部の下壁に形成した配線相通部35を通って、支柱PLの上部または下部に配線した商用電源ラインの部分へ接続される。
第1取り付け部101により取り付けバンド30で支柱PLにLED照明器具1を取り付ける状態は図5乃至図7に示す。この取り付け手順は種々あるがその一つを示せば、略垂直に設置された支柱PLに対して、取り付けバンド30を取り付け孔31に通したLED照明器具1を準備し、第1取り付け部101の左右取り付け板部101Bの後端面101Rが支柱PLの周面に縦方向に当接する状態において、支柱PLの周面に取り付けバンド30を略水平状態に巻き、その状態で取り付けバンド30を締め付けることにより、支柱PLへLED照明器具1を取り付けることができる。
この取り付け状態において、第2取り付け部102の円筒状の後端面102Rが支柱PLの柱面(周面)の曲面に沿うため、後端面102Rが支柱PLに当接しても、この取り付け状態が安定する。
外部電源ライン23は、第2取り付け部102の後端部の下壁に形成した配線相通部35を通って、支柱PLの上部または下部に配線した商用電源ラインの部分へ接続される。
このように第1取り付け部101により支柱PLにLED照明器具1を取り付けた状態は、図5に示すように、LED照明器具1は、水平ラインに対して下面開口2Aのラインが、後部1Aより前部1Bが角度αだけ若干高くなる傾斜状態を保つ。これによって、配光部82のレンズ効果によって、LED照明器具1の前後方向軸に対して左右方向に長い配光が形成されるため、左右方向に長い道路面を照射することができる。
なお、支柱PL等の支持体の側面に取り付ける円筒状または円柱状のアームの先端部に取り付ける方式も、本発明の範囲であり、このアームは、ポールPPと同様に横へ斜め上方に延びる先端部を形成し、この先端部に取り付ける方式であるため、このアーム方式についてはポールPPの先端部に取り付ける方式と同様であり、説明を援用することとし説明を省略する。
第2取り付け部102によりポールPPにLED照明器具1を取り付ける状態は図8乃至図13に示す。
このポールPPは、通常は略垂直に設置された状態であり、図10に示すように、ポールPPの先端部PP1が斜め上方に向く状態である。
外部電源ライン23は、ポールPPにLED照明器具1を取り付ける前に、中空のポールPP内を通ってLED照明器具1に余裕を有する状態で接続しておく。図8に示すように、この状態で、第2取り付け部102の挿入開口102Kに臨ませ、円筒状の第2取り付け部102内にポールPPの先端部PP1が挿入される状態とする。この状態で、ポールPPの先端部PP1に対してLED照明器具1を回動させて所定の向きに調整し、調整後に第2取り付け部102の円筒状の下壁及び側壁に形成した取り付け孔36に取り付けネジ37を螺合することにより、取り付けネジ37が第2取り付け部102内のポールPPの先端部PP1を強圧する。これによって、図9乃至図13に示すように、ポールPPに対してLED照明器具1が取り付けられる。
この取り付けによって、外部電源ライン23は、ポールPPと第2取り付け部102内を経てLED照明器具1内に配線されるため、外部から損傷を受ける虞はない。
このように第2取り付け部102によりLED照明器具1を取り付けた状態は、図10に示すようにLED照明器具1は、水平ラインに対して下面開口2Aのラインが、後部1Aより前部1Bが角度αだけ若干高くなる傾斜状態を保つ。これによって、配光部82のレンズ効果によって、LED照明器具1の前後方向軸に対して左右方向に長い配光が形成されるため、左右方向に長い道路面を照射することができる。
採光窓2Hは、取り付け部10の外側、即ち、左右取り付け板部101Bの外側位置で本体2の後壁2Bに形成されているため、上記のように取り付け部10による照明器具1の取り付けにおいて、照度センサSSがLED照明器具1の後方の周囲の照度を検知でき、日没による照度低下を検知し制御部14の動作に基づきLED素子7を発光させ、日の出による照度上昇を検知し制御部14の動作に基づきLED素子7を消灯させるように動作する。
上記のように、支柱PLまたはポールPPに対する照明器具1の取り付け角度は、第1取り付け部101による取り付け角度αと、第2取り付け部102による取り付け角度αが同等である。このため、LED照明器具1により、道路の路面等に対して所定の配光による照明を達成できることとなる。
図5及び図10に示すように、LED照明器具1は、水平ラインに対して開口部2Aのラインが、後部1Aより前部1Bが角度αだけ若干高くなる傾斜状態を保つ。この状態で、透光性カバー3の下面は前部から後部に向けて次第に下方となる傾斜をなしており、後部から急峻に本体2に向けた立ち上がり部3Gを形成する形態をなし、透光性カバー3の最低部には、排水孔51とその周囲を囲む突壁40を備える。
本発明は、発明の範囲内における種々の変更が可能であり、LED照明器具1の形態も上記に限定されることなく、種々の形態のLED照明器具1に適用可能である。
1 LED照明器具
2 本体
2A 本体の下面開口
3 透光性カバー
4 内部空間
5 LED基板
6 発光部
7 LED素子
8 配光ユニット
10 取り付け部
23 外部電源ライン
30 取り付けバンド
31 取り付け孔
35 配線相通部
36 取り付け孔
37 取り付けネジ
101 第1取り付け部
102 第2取り付け部
102R 第2取り付け部の後端面
PL 支柱
PP ポール

Claims (2)

  1. 不透光性の本体の下面側に発光部が取り付けられ前記本体の後部に取り付け部を備える照明器具において、
    前記取り付け部は、電柱等の支柱に取り付けバンドによって取り付ける第1取り付け部と、前記支柱等の支持体から横へ延びる円筒状または円柱状のアームの先端部、または前記支柱に代わり先端部が横へ延びる円筒状または円柱状のポールの前記先端部が挿入される第2取り付け部を備え
    前記第1取り付け部と前記第2取り付け部は、前記本体と一体成型された
    ことを特徴とする照明器具。
  2. 前記支柱、前記アームまたは前記ポールに対する前記照明器具の取り付け角度は、前記第1取り付け部による取り付け角度と、前記第2取り付け部による取り付け角度が同等である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
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