JP2011210669A - Led照明装置 - Google Patents

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【課題】従来の直管蛍光灯灯具の外観イメージを変えることなく直管蛍光灯灯具全体と交換可能であり、放熱のために電力を消費することなくLEDの熱を十分に放熱できて、LEDが長寿命を維持可能なLED照明装置の提供。
【解決手段】アルミニウム製の灯具本体部2と、灯具本体部2に対して着脱可能な照明部3とを備え、照明部3は、アルミニウム板をベースとし複数のLED6が配設された長尺状のLED基板5と、LED基板5が下面に取着されたアルミニウム製の長尺状のベース部4と、ベース部4の少なくとも上面47が露出するようにベース部4に装着されてLED基板5を覆う長尺状のカバー7とを備え、灯具本体部2は、外部の電源と接続されてLED6を発光させる電源回路部21を備え、照明部3が灯具本体部2に装着された状態で、ベース部4の上面47が灯具本体部2の下面に接触するように構成されたLED照明装置1。
【選択図】 図3

Description

本発明は、LED(発光ダイオード)を用いた照明装置に関し、特に、直管蛍光灯灯具の外観を有するLED照明装置に関する。
LEDは、寿命が長く、交換が少なくて済むことから、蛍光灯に代わる照明装置の光源として、用いられている。直管蛍光灯の代わりに蛍光灯器具(蛍光灯灯具)に装着される蛍光灯型LED照明管としては、下記特許文献1記載のものがある。このLED照明管では、蛍光灯器具の安定器から供給された電流を整流器で整流して、LEDを直並列に配設したLEDブロックに導通することにより、既存の蛍光灯器具に装着可能としている。
しかしながら、安定器からの電源で点灯すると、安定器の出力電圧によって明るさや効率が左右され、また、安定器での効率ロスがあって全体効率があまり上がらないことから、下記特許文献2記載のLED照明ユニットでは、直管蛍光灯灯具全体とLED照明ユニットとを交換することとしている。このLED照明ユニットは、LED基板をガイドレールを介して長手方向にスライド自在に組み付けた気密構造の本体ケースと、本体ケースをスライド自在に支持する照明ベースと、本体ケースの一部に通気孔を設けるとともにその通気孔に取り付けられた防水通気シートと、本体ケース内においてLED基板を長手方向に押圧する弾性部材とを備えている。
特開2007−257928号公報 実用新案登録第3142817号公報
しかし、LEDは、発生する熱をうまく放熱できずに温度が上昇すると、寿命が極端に短くなってしまうという問題があり、この問題に対処するため、上記特許文献1記載のLED照明管では、管部の上部に通風用の穴を設けるとともに内部に通風用送風機を設けているが、その通風用送風機で電力を消費してしまうという問題があった。また、上記特許文献2記載のLED照明ユニットは、通気シートを通じて本体ケース内外の空気を流通させることにより本体ケース内部の熱を逃がそうとしているものの、空気の熱伝導率が非常に低いため、やはり、熱を十分に放熱することができないという問題があった。
本発明は、上述した問題を解決するものであり、従来の直管蛍光灯灯具の外観イメージを変えることなく直管蛍光灯灯具全体と交換可能であり、放熱のために電力を消費することなくLEDの熱を十分に放熱できて、LEDが長寿命を維持可能なLED照明装置を提供することを目的とする。
本発明のLED照明装置は、アルミニウム製の灯具本体部と、前記灯具本体部に対して着脱可能な照明部とを備え、前記照明部は、アルミニウム板をベースとし複数のLEDが配設された長尺状のLED基板と、前記LED基板が下面に取着されたアルミニウム製の長尺状のベース部と、前記ベース部の少なくとも上面が露出するように前記ベース部に装着されて前記LED基板を覆う長尺状のカバーと、を備え、前記灯具本体部は、外部の電源と接続されて前記LEDを発光させる電源回路部を備え、前記照明部が前記灯具本体部に装着された状態で、前記ベース部の前記上面が前記灯具本体部の下面に接触するように構成されたことを特徴とする。
これによれば、LEDで発生した熱は、LED基板を介してベース部に伝導され、さらにベース部を介して灯具本体部に伝導されて、ベース部及び灯具本体部の両方で放熱されるため、放熱のために電力を消費することなく、LEDの熱を十分に放熱でき、LEDが長寿命を維持可能である。また、本発明のLED照明装置は、長尺状のLED基板が取着された長尺状のベース部に長尺状のカバーを装着した照明部が、外部の電源と接続されてLEDを発光させる電源回路部を備えた灯具本体部に装着されたものであるので、従来の直管蛍光灯灯具の外観イメージを変えることなく直管蛍光灯灯具全体と交換可能である。
ここで、前記LED基板が、熱伝導性を有する接着剤で前記ベース部に接着されていることが好ましい。
これによれば、LED基板とベース部との間の微小な隙間が、熱伝導性を有する接着剤で埋められるので、LED基板からベース部に、より熱が伝わり易くなる。
また、前記照明部は、前記灯具本体部に対して左右方向にスライドすることにより着脱されることが好ましい。
これによれば、LED照明装置が天井に取着された状態で、前記照明部が自重により前記灯具本体部から外れてしまう虞がない。
さらに、前記照明部に設けられて、前記LED基板に接続された基板側コネクタ部と、前記灯具本体部に設けられて、前記電源回路部に接続された電源側コネクタ部と、を備え、前記照明部を前記灯具本体部に対してスライドさせて前記灯具本体部に装着したときに、前記基板側コネクタ部と前記電源側コネクタ部とが接続されるように構成されることが好ましい。
これによれば、電源回路部とLED基板との接続が容易である。
また、前記カバーの内面に、前記LEDからの光を拡散させる凹凸が形成されていることが好ましい。
これによれば、LEDからの光が拡散されるので、広範囲を照明することができるとともに、眩しさを低減することができる。
また、前記照明部に、前記LEDからの光を拡散させる光拡散シートが、前記カバーの内面に沿って配置されていることが好ましい。
これによれば、LEDからの光が拡散されるので、広範囲を照明することができるとともに、眩しさを低減することができる。
本発明のLED照明装置によれば、従来の直管蛍光灯灯具の外観イメージを変えることなく直管蛍光灯灯具全体と交換可能であり、放熱のために電力消費することなくLEDの熱を十分に放熱できて、LEDが長寿命を維持可能である。
本発明の一実施形態に係るLED照明装置の正面図である。 同LED照明装置の斜視図である。 同LED照明装置の一部分解正面図である。 同LED照明装置のカバーをずらした状態の要部斜視図である。 同LED照明装置のカバー及びベース部をずらした状態の正面図である。 図3のVI-VI線断面図である。 同LED照明装置のベース部の平面図である。 同LED照明装置の電源回路部収納体の底面図である。 同LED照明装置の回路構成を示すブロック図である。 温度変化試験の測定結果を示すグラフである。 本発明の他の実施形態に係るLED照明装置の斜視図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜3に示すように、LED照明装置1は、灯具本体部2と、灯具本体部2の下面側に装着される照明部3とから構成されている。なお、実施形態の説明においては、図1に示すように、LED照明装置1が天井に取着されるときの上方を、LED照明装置1における上とし、その反対方向を下とする。
図3〜5に示すように、照明部3は、複数のLED6が配設された長尺板状のLED基板5と、LED基板5が下面に取着されたアルミニウム製の長尺板状のベース部4と、ベース部4に装着されてLED基板5を覆う合成樹脂製の長尺状のカバー7とから構成されている。LED基板5は、アルミニウム板をベースとする、いわゆるアルミベース基板である。
LED基板5の下面には、複数の白色系LED6が直線状に並設されている。各LED6は、指向角120°で光束72〜85lmのものが用いられている。また、LED基板5は、ベース部4に螺子止めされるとともに、上面が、熱伝導性を有するとともに時間硬化性を有するシリコーン接着剤で、ベース部4の下面に接着されている。すなわち、図6に示すように、LED基板5の上面とベース部4の下面との間には、熱伝導性を有する硬化した接着剤層8が形成されている。
図7に示すように、ベース部4は長尺状をなし、ベース部4の上面47には、複数の係止部42が設けられている。各係止部42は、図3に示すように、上面47との間に若干の隙間を有して上面47に沿って延設された弾性片42aを有している。
また、図5に示すように、ベース部4の左右方向における一端部(図5では、左端部)下面には、基板側コネクタ部48が固定され、基板側コネクタ部48はLED基板5に接続されている。
図6に示すように、ベース部4には、短手方向(前後方向)における両端部に、それぞれ凹溝41が形成され、各凹溝41は、図5に示すように、ベース部4の長手方向に沿ってベース部4の左端面43から右端面44まで延設されている。詳しくは、ベース部4の前端部に形成された凹溝41は、ベース部4の左端面43から前端面45(図6参照)を通って右端面44まで形成され、ベース部4の後端部に形成された凹溝41は、ベース部4の左端面43から後端面46(図6参照)を通って右端面44まで形成されている。
カバー7は、ポリカーボネート製で上方及び左右の側方が開放された細長い半円筒形状をなし、図6に示すように、カバー7の内面71は、LED6からの光を拡散させる凹凸が形成されることにより、乱反射面とされている。詳しくは、内面71には、カバー7の長手方向(左右方向)に沿って筋状(直線状)で、長手方向に垂直な面で切断したときの断面が三角形状の多数の凸部が設けられている。なお、互いに隣接する凸部同士の間が凹部となる。
カバー7の前後方向の両端部72、72は、カバー7の内側方向に曲折されている。そして、端部72、72を、ベース部4の左端面43または右端面44から、凹溝41、41にそれぞれ嵌入して、凹溝41、41内を摺動させることにより、カバー7はベース部4に装着されて、LED基板5はカバー7に覆われる。この装着状態において、図3に示すように、ベース部4の上面47は、カバー7外に露出している。
図6に示すように、照明部3には、LED6からの光を拡散させる合成樹脂製の光拡散シート9が、カバー7の内面71との間に若干の隙間を有しつつ、内面71に沿って配置されている。なお、光拡散シート9は、ベース部4にカバー7を装着した状態の照明部3の側方の開口部から、カバー7とベース部4との間に挿入されることにより、カバー7の形状に沿って湾曲されて配置される。本実施形態では、光拡散シート9は、ポリエチレンテレフタレート製であり、きもと社製「ライトアップ(商標または登録商標)」を用いている。
図3に示すように、灯具本体部2は、上方が開放された横長の矩形箱体状をなすアルミニウム製の電源回路部収納体22と、電源回路部収納体22の左右の側壁部に螺子止めされて、照明部3の左右の端部を覆う合成樹脂製の側部カバー23、23とから構成されている。
電源回路部収納体22は、左右の側壁部と前後の壁部と下壁部とに囲まれた内部に、電源回路部21を収納している。電源回路部収納体22の下壁部には、図8に示すように、矩形状に切り欠かれた係止孔25が、ベース部4の係止部42と同数形成されている。係止孔25の位置は、ベース部4の係止部42の位置に対応している。また、図示はされていないが、電源回路部収納体22の左右の側壁部の一方には、電源回路部21から延設された配線27を取り出すための切欠部が形成されている。図5に示すように、電源回路部収納体22の左右方向における一端部(図5では、左端部)下面には、電源側コネクタ部26が固定され、電源側コネクタ部26は電源回路部21に接続されている。電源回路部21は、配線27を介して外部の電源に接続され、図9の回路図に示すように、外部の電源からの電流をAC/DC変換してDC24Vとして、LED基板5上の各LED6に供給し、各LED6を発光させる。
側部カバー23は、図4、5に示すように、照明部3の左右の端部を下方及び側方(詳しくは、左端部の場合は左方、右端部の場合は右方)から覆う有底半円筒形状のカバー部23aと、カバー部23aから上方に延びる平板状の取付部23bとからなり、取付部23bが電源回路部収納体22の左右の側壁部に螺子止めされる。
照明部3を灯具本体部2に装着するときは、図3に示すように、予め、電源回路部収納体22の電源側コネクタ部26が設けられた側の側壁部(図5では、左の側壁部)に側部カバー23を螺子止めし、反対側の側部カバー23は外しておく。そして、カバー7をベース部4に装着した状態で、図3の二点鎖線矢印で示すように、照明部3の係止部42を電源回路部収納体22の対応する係止孔25に挿入して、左方向にスライドさせる。すると、弾性片42aが、電源回路部収納体22の下壁部を挟みつけるようにして、電源回路部収納体22の下壁部に係止され、照明部3が灯具本体部2に装着されるとともに、基板側コネクタ部48(図5参照)が電源側コネクタ部26(図5参照)に接合される。この状態で、外しておいた方の側部カバー23を、電源回路部収納体22の電源側コネクタ部26が設けられていない側の側壁部(図3、5では、右の側壁部)に、螺子止めする。これにより、照明部3が灯具本体部2に装着される。なお、電源回路部収納体22の電源側コネクタ部26が設けられていない側の側壁部の側部カバー23を外して、照明部3を灯具本体部2に対して装着時と反対方向にスライドさせれば、各係止部42が各係止孔25から外れて、照明部3を灯具本体部2から取り外すことができる。
図3、8に示すように、灯具本体部2には、複数の螺子取付部28が設けられており、灯具本体部2の上端縁を天井等の設置面に当接させて、各螺子取付部28に形成された螺子孔29に螺子を挿通して設置面にねじ込むことにより、灯具本体部2は設置面に固定される。LED照明装置1を設置面に設置するときは、灯具本体部2を設置面に固定しておいてから、照明部3を上述したように灯具本体部2に装着する。照明部3の各LED6は、外部の電源から電源回路部21を介して電流の供給を受け、発光する。
LED照明装置1によれば、各LED6で発生した熱は、LED基板5から熱伝導性を有する接着剤層8を介してベース部4に伝導され、ベース部4の上面と灯具本体部2の下面とが接触していることから、ベース部4を介して灯具本体部2に伝導される。LED基板5はアルミニウムをベースとし、ベース部4及び灯具本体部2はアルミニウム製であるので、いずれも熱伝導性に優れている。したがって、LED6の熱が速やかにベース部4及び灯具本体部2に伝導されて、ベース部4及び灯具本体部2の両方で放熱されるため、LED6の熱を十分に放熱でき、LED6が長寿命を維持可能であって、放熱のために電力を消費することはない。
以下、LED基板5の温度変化試験について説明する。LED基板5をベース部4に装着したもの(但し、カバー7及び灯具本体部2は装着しない。)を、恒湿恒温槽内に配置し、周囲温度を変化させながら、表面(図6におけるLED基板5の下面に相当。)及び裏面(図6におけるベース部4の上面に相当。)の各々について、長手方向における中央部及び左右の端部の3箇所ずつ、計6箇所の温度を計測した。図10にその計測結果を示す。図10における「周囲温度1」「周囲温度2」は、恒湿恒温槽内の2箇所で測定した周囲温度である。また、「基板表左」は表面左端部、「基板表中央」は表面中央部、「基板表右」は表面右端部、「基板裏左」は裏面左端部、「基板裏中央」は裏面中央部、「基板裏右」は裏面右端部の温度をそれぞれ表す。試験では、図10に示すように、周囲温度を、25℃から段階的に50℃まで上げ、さらに70℃まで上げた後に、35℃まで下げて、その後25℃まで下げた。そして、周囲温度が25℃で安定しているP1時点でLED基板5の各LED6を点灯し、周囲温度を50℃から70℃まで上げるための温度調整開始時点であるP2時点で消灯し、周囲温度を70℃から35℃まで下げるための温度調整開始時点であるP3時点で再び点灯した。
図10から、いずれの箇所の温度も周囲温度の上昇に伴って上昇するが、「基板表中央」及び「基板表右」を除けば、各LED6が点灯している状態でも、周囲温度+15℃程度に収まっており、ベース部4だけでも十分な放熱が行われていることが分かる。また、「基板表中央」及び「基板表右」については、付近に配線上の抵抗が配置されていることから、その影響により温度が上昇したものと考えられ、配線の工夫により温度上昇を抑制可能と考えられる。
また、照明部3は、長尺状のLED基板5が取着された長尺状のベース部4に長尺状のカバー7が装着されており、従来の直管蛍光灯と同様の外観を有している。そして、LED照明装置1は、かかる照明部3が灯具本体部2に装着されて、灯具本体部2自体が放熱手段として機能するため、別途放熱フィン等を設ける必要がない。したがって、従来の直管蛍光灯灯具の外観と同様に構成できる。そして、灯具本体部2は、外部の電源と接続されて各LED6を発光させる電源回路部21を備えているので、LED照明装置1は、直管蛍光灯灯具全体と交換可能である。
また、LED基板5が、熱伝導性を有する接着剤でベース部4に接着されているので、LED基板5とベース部4との間の微小な隙間が、熱伝導性を有する接着剤で埋められることとなり、LED基板5からベース部4に、より熱が伝わり易くなる。なお、この点を考慮しなければ、LED基板5をベース部4に螺子止めするだけでもよい。また、本実施形態では、シリコーン系接着剤を用いたが、他の熱伝導性を有する接着剤でもよい。
また、照明部3は、灯具本体部2に対して左右方向にスライドすることにより着脱されるので、LED照明装置1が天井に取着された状態で、照明部3が自重により灯具本体部2から外れてしまう虞がない。
そして、照明部3を灯具本体部2に対してスライドさせて装着したときに、基板側コネクタ部48と電源側コネクタ部26とが接続されるので、照明部3の装着と同時に電源回路部21への接続が完了し、電源回路部21とLED基板5との接続が容易である。
また、カバー7の内面に、各LED6からの光を拡散させる凹凸が形成されており、各LED6からの光が拡散されるので、広範囲を照明することができるとともに、眩しさを低減することができる。本実施形態では、各LED6の指向角は120°であるが、約180°の範囲で光が放射された。
さらに、照明部3に、各LED6からの光を拡散させる光拡散シート9が、カバー7の内面に沿って配置されているので、それによっても各LED6からの光が拡散されて、広範囲を照明することができるとともに、眩しさを低減することができる。光拡散シート9は、カバー7との間に若干の隙間(空気層)を有して配置されているので、LED6からの光は、光拡散シート9とカバー7との間でも乱反射され、より拡散されることとなる。
なお、上述した温度変化試験から、各LED6の熱は、ベース部4のみでも十分放熱可能であることが分かった。したがって、灯具本体部2は、熱容量の小さい小型のものとしてもよく、例えば、図11に示すようなスリム型としてもよい。図11に示すLED照明装置1Bは、灯具本体部2の電源回路部収納体22の前後方向の幅が、側部カバー23の前後方向の幅と同一とされている。その他は、上述したLED照明装置1と同様に構成されている。なお、図11において、LED照明装置1と同じ構成要素については、LED照明装置1と同じ符号を用いている。このようなスリム型の照明装置1Bとすれば、小さいスペースにも設置可能となる。
また、LED照明装置1において灯具本体部2の前後方向の幅を拡大して、2以上の照明部3を灯具本体部2に装着可能に構成してもよい。
1、1B…LED照明装置
2、2B…灯具本体部
3…照明部
4…ベース部
5…LED基板
6…LED
7…カバー
8…接着剤層
9…光拡散シート
21…電源回路部
25…電源側コネクタ部
48…基板側コネクタ部

Claims (6)

  1. アルミニウム製の灯具本体部と、前記灯具本体部に対して着脱可能な照明部とを備え、
    前記照明部は、
    アルミニウム板をベースとし複数のLEDが配設された長尺状のLED基板と、
    前記LED基板が下面に取着されたアルミニウム製の長尺状のベース部と、
    前記ベース部の少なくとも上面が露出するように前記ベース部に装着されて前記LED基板を覆う長尺状のカバーと、
    を備え、
    前記灯具本体部は、外部の電源と接続されて前記LEDを発光させる電源回路部を備え、
    前記照明部が前記灯具本体部に装着された状態で、前記ベース部の前記上面が前記灯具本体部の下面に接触するように構成されたことを特徴とするLED照明装置。
  2. 前記LED基板が、熱伝導性を有する接着剤で前記ベース部に接着されていることを特徴とする請求項1記載のLED照明装置。
  3. 前記照明部は、前記灯具本体部に対して左右方向にスライドすることにより着脱されることを特徴とする請求項1または2記載のLED照明装置。
  4. 前記照明部に設けられて、前記LED基板に接続された基板側コネクタ部と、
    前記灯具本体部に設けられて、前記電源回路部に接続された電源側コネクタ部と、
    を備え、前記照明部を前記灯具本体部に対してスライドさせて前記灯具本体部に装着したときに、前記基板側コネクタ部と前記電源側コネクタ部とが接続されるように構成されたことを特徴とする請求項3記載のLED照明装置。
  5. 前記カバーの内面に、前記LEDからの光を拡散させる凹凸が形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のLED照明装置。
  6. 前記照明部に、前記LEDからの光を拡散させる光拡散シートが、前記カバーの内面に沿って配置されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のLED照明装置。
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