JP6591783B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、照明器具に関する。
従来、照明器具において、光源が実装された回路基板の背面に放熱フィンを設けることが知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載のLED照明ユニットは、背面に放熱フィンの取り付けられた回路基板の表面に透光性部材を取り付ける際に、回路基板と透光性部材との間にパッキンを挟み込んでいる。特許文献1に記載のLED照明ユニットでは、パッキンの反発力で、回路基板を放熱部材に押し付けて両者を密着させ、回路基板と放熱部材との間での熱抵抗を低減し、LEDチップから発生する熱を放熱部材を通して効率良く放熱することが可能となる。
特開2012−48969号公報
放熱部材を金型成型する際、放熱フィンが形成されている箇所は成形収縮によって裏面に凹みが発生しやすくなる。特許文献1に記載のLED照明ユニットでは、光源が実装された回路基板が設置されている領域に、放熱フィンが形成されている。したがって、回路基板と放熱部材との当接面に隙間が生じ、回路基板と放熱部材との密着性が低下し、LED照明ユニットの放熱性を十分に向上させることができなかった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は照明器具の放熱性を向上させることができる照明器具を提供することにある。
本発明に開示する照明器具は、ベース部材と、光源モジュールと、電源部とを備える。前記ベース部材は、第1主面および第2主面を有する。前記光源モジュールは、前記ベース部材の前記第1主面に配置される。前記電源部は、前記光源モジュールに電力を供給する。前記光源モジュールは、基板と、少なくとも1つの光源とを有する。前記ベース部材は、電源収納部と、ベース部と、少なくとも1つのフィンとを有する。前記少なくとも1つのフィンは、前記第2主面において、前記ベース部から起立するように設けられる。前記ベース部材は、金型を用いて一体成型されている。前記ベース部材は、フィン支持領域と、不支持領域とを含む。前記フィン支持領域は、前記少なくとも1つのフィンを支持する。前記フィン不支持領域は、前記少なくとも1つのフィンを支持しない。前記電源収納部は、前記電源部を収納する。前記ベース部は、前記第1主面において、前記光源モジュールが設置されている。前記光源モジュールは、前記フィン支持領域に重なることなく、前記フィン不支持領域に重なるように配置されている。前記第2主面のうち前記基板に対向する部分に前記少なくとも1つのフィンよりも高いものが設けられない。
本願に開示する照明器具において、前記ベース部材は、少なくとも1つの切欠部をさらに有することが好ましい。前記少なくとも1つの切欠部は、前記少なくとも1つのフィンと前記電源収納部との間に設けられることが好ましい。
本願に開示する照明器具において、前記光源モジュールは、複数の光源を有することが好ましい。前記複数の光源は1列に並んで配置されることが好ましい。
本願に開示する照明器具において、前記光源モジュールの端部は、前記電源収納部と重なることが好ましい。
本願に開示する照明器具において、前記フィンは、第1フィンと、第2フィンと、第3フィンとを含むことが好ましい。前記第1フィンと前記第2フィンとは対向していることが好ましい。前記第3フィンは、前記第1フィンと前記第2フィンとを接続することが好ましい。
本願に開示する照明器具において、前記フィン不支持領域は、内側フィン不支持領域と、外側フィン不支持領域を有することが好ましい。前記内側フィン不支持領域は、前記フィン支持領域よりも内側に位置することが好ましい。前記外側フィン不支持領域は、前記フィン支持領域よりも外側に位置することが好ましい。
本発明によれば、照明器具の放熱性を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る照明器具の斜視図である。 (a)は、本発明の実施形態に係る照明器具の上方から見た斜視図である。(b)は、本発明の実施形態に係る照明器具の下方から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る照明器具の上面図である。 本発明の実施形態に係る照明器具の下面図である。 図3のV−V線に沿った断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
図1を参照して、本発明の実施形態に係る照明器具100について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る照明器具100の斜視図である。
照明器具100は、例えば、防犯灯である。照明器具100は、ベルトBを介して、支柱Pに取り付けられる。支柱Pは、例えば、電柱である。照明器具100は、歩道または車道のような道路に設置され、照明器具100の下方の道路を照らす。照明器具100は、鉛直方向に沿った姿勢で設置された支柱Pに、やや傾斜した姿勢で取り付けられる。具体的には、照明器具100は、その直下の照射面だけでなく、斜め下方の照射面をも照射できる姿勢で取り付けられる。
図2を参照して、本発明の実施形態に係る照明器具100について説明する。図2(a)は、本発明の実施形態に係る照明器具100の上方から見た斜視図である。図2(b)は、本発明の実施形態に係る照明器具100の下方から見た斜視図である。X軸は照明器具100の長手方向に沿っており、Y軸は照明器具100の短手方向に沿っており、Z軸は鉛直方向に沿っており、X軸、Y軸、およびZ軸は互いに直交する。
照明器具100は、ベース部材10と、光源モジュール40と、電源部20と、底板27と、カバー部材50と、光検出部60とを備える。ベース部材10は、例えば、アルミニウムで形成される。ベース部材10は、金型を用いて一体成型される。なお、ベース部材10の材質は、アルミニウムに限定されるものではなく、熱伝導性が良い材質であればよい。
ベース部材10は、第1主面1および第2主面2を有する。本実施形態において、第1主面1は下方を向いており、第2主面2は上方を向いている。本実施形態において、照明器具100を支柱Pに取りつけた状態で、照明器具100が光を出射する方向を下方と記載し、照明器具100が光を出射する方向とは反対側の方向を上方と記載する。第1主面1は、光源モジュール40が設置されている領域40Rと、光源モジュール40が設置されていない領域80Rとを有する。ベース部材10は、長手方向に延びている。
光源モジュール40は、基板41と複数の光源42とを有する。本実施形態において、光源モジュール40は、5つの光源42を有する。光源モジュール40は、ベース部材10の第1主面1に配置される。複数の光源42は、例えば1列に並んで配置される。光源42は、例えば、LED(Light Emitting Diode)チップである。
電源部20は、光源モジュール40に電力を供給する。電源部20の詳細については、図3を参照して後述する。
底板27は、電源収納部25の下方を覆うように電源収納部25に取り付けられる。電源部20の基板21は、底板27から間隔をあけて設けられる。
カバー部材50は、ベース部材10の第1主面1を覆うように、ベース部材10に取り付けられる。カバー部材50は、透光性を有する。カバー部材50は、複数のレンズ51を有する。本実施形態において、カバー部材50は、5つのレンズ51を有する。5つのレンズ51のそれぞれは、5つの光源42を覆う。光源42から出射された光は、レンズ51の入射面に入射し、レンズ51の出射面から出射される。
光検出部60は、照明器具100の周囲の明るさを検出する。照明器具100は、光検出部60の検出結果に基づいて点灯または消灯する。光検出部60の詳細については、図3を参照して後述する。なお、光検出部60は、必須ではない。
ベース部材10は、電源収納部25と、ベース部17と、第1フィン11と、第2フィン12と、第3フィン13と、取付部31と、取付部32とを有する。電源収納部25は、電源部20を収納する。ベース部17は、第1主面1において光源モジュール40が設置されている。取付部31と取付部32とは、照明器具100を支柱Pに取り付けるために用いられる。取付部31は、貫通穴31aを有する。取付部32は、貫通穴32aを有する。貫通穴31aと貫通穴32aとにベルトBを通して、照明器具100は支柱Pに取り付けられる。
第1フィン11と、第2フィン12と、第3フィン13とは、光源42から発生した熱を放熱する。第1フィン11と、第2フィン12と、第3フィン13とは、第2主面2において、ベース部17から起立するように設けられる。本実施形態では、第1フィン11と、第2フィン12と、第3フィン13とは、鉛直方向に起立するように設けられる。第1フィン11と第2フィン12とは、それぞれの側面が対向している。第1フィン11と、第2フィン12とは、第3フィン13に接続されている。第1フィン11と第2フィン12とは、光源42の配列方向(X軸方向)に沿って設けられる。本実施形態では、第1フィン11と第2フィン12とは、光源42の配列方向に略平行に設けられる。
また、第1フィン11の後端部11bの高さと、電源収納部25の端部28の高さとは略等しい。同様に第2フィン12の後端部12bの高さと、電源収納部25の端部28の高さとは略等しい。第1フィン11の先端部11aの高さが最も低く、第1フィン11の後端部11bの高さが最も高い。第1フィン11の後端部11bから第1フィン11の先端部11aにかけて、第1フィン11の高さは徐々に低くなる。同様に、第2フィン12の先端部12aの高さが最も低く、第2フィン12の後端部12bの高さが最も高い。第2フィン12の後端部12bから第2フィン12の先端部12aにかけて、第2フィン12の高さは徐々に低くなる。したがって、照明器具100の外観は流線型の形状を有しており、デザイン性に優れている。
ベース部材10は、切欠部15と、切欠部16とを有することが好ましい。切欠部15は、第1フィン11と電源収納部25との間に設けられる。切欠部16は、第2フィン12と電源収納部25との間に設けられる。照明器具100は、先端(第3フィン13が設けられている側の端部)が斜め上方を向くように設置され、ベース部材10がX軸方向に対して傾斜した姿勢で設置されるため、降雨時は切欠部15と、切欠部16とから雨水が流れ落ちる。その結果、第2主面2に雨水が溜まることを抑制することができる。さらに、切欠部15と切欠部16とを有することで、第1フィン11の表面積と、第2フィン12の表面積と、電源収納部25の表面積が拡大し、光源モジュール40および電源部20の放熱性を向上させることができる。また、さらに、切欠部15と切欠部16とを介して空気が流通しやすくなり、光源モジュール40および電源部20の放熱性を向上させることができる。
ベース部材10は、ベース部17に突起部14を有することが好ましい。突起部14は、ベース部17から突起している。突起部14は、第1フィン11、第2フィン12および第3フィン13よりも光源42に近い位置に設けられる。突起部14の高さは、第1フィン11の高さ、第2フィン12の高さおよび第3フィン13の高さよりも低い。なお、突起部14は高さが低いため、金型成型時に突起部14の裏側(第1主面1側)に凹み(ヒケ)が生じる可能性は低い。照明器具100は、第1フィン11、第2フィン12および第3フィン13に加えて、突起部14においても放熱することができ、光源モジュール40の放熱性を向上させることができる。
図3、図4および図5を参照して、本発明の実施形態に係る照明器具100についてさらに説明する。図3は、本発明の実施形態に係る照明器具100の上面図である。図4は、本発明の実施形態に係る照明器具100の下面図である。図5は、図3のV−V線に沿った断面図である。
図5に示すように、電源部20は、基板21と、コネクタ22と、コネクタ23とを有する。基板21には、コネクタ22と、コネクタ23とが取り付けられている。コネクタ23には外部電源からの電源線が電源収納部25に形成された電源挿通孔71を通り差込口に差し込まれて電気的に接続される。また、コネクタ22は、電線を介して光源モジュール40に電気的に接続される。
図5に示すように、光検出部60は、光検出窓61と、光検出センサー62とを有する。光検出センサー62は、基板21に取り付けられている。光検出センサー62は、光検出窓61から入ってきた光の照度を検出し、基準値と比較する。光検出センサー62が検出した光の照度が基準値よりも高い場合(例えば昼間)、照明器具100は点灯しない。光検出センサー62が検出した光の照度が基準値よりも低い場合(例えば夜間)、照明器具100は点灯する。
第1フィン11と、第2フィン12と、第3フィン13とは、光源42から発生した熱を放熱する。一般的に金型成型で部材を成型する場合、肉厚部分の裏側に成形収縮による凹み(いわゆるヒケ)が発生することがある。図3に示すように、照明器具100では、平面視において、第1フィン11と、第2フィン12と、第3フィン13とは、光源モジュール40の設置されている領域40Rと重ならないように設けられている。温度が高くなる光源42の近傍は、第1フィン11と、第2フィン12と、第3フィン13とは、特に光源モジュール40の設置されている領域40Rと重ならないように設けられる。すなわち、凹みが生じる可能性がある、第1フィン11の裏側と、第2フィン12の裏側と、第3フィン13の裏側とには、光源モジュール40が配置されない。その結果、ベース部材10と光源モジュール40との密着性を確保することができ、光源モジュール40の放熱性を向上させることができる。
また、第1フィン11と、第2フィン12と、第3フィン13とはベース部17から起立している。したがって、比較的厚みの小さいベース部17にフィンが設けられているため、比較的厚みの大きい電源収納部にフィンを設ける場合に比べて、照明器具100をコンパクト化にすることができる。
光源モジュール40の端部43は、電源収納部25に重なっていることが好ましい。したがって、光源モジュール40で発生した熱を、第1フィン11、第2フィン12および第3フィン13に加えて、電源収納部25においても放熱することができ、光源モジュール40の放熱性を向上させることができる。
図5に示すように、第1フィン11の後端部11bの高さd2と、電源収納部25の端部28の高さd3とは略等しい。同様に第2フィン12の後端部12bの高さd2と、電源収納部25の端部28の高さd3とは略等しい。第1フィン11の先端部11aの高さd1が最も低く、第1フィン11の後端部11bの高さd2が最も高い。第1フィン11の後端部11bから第1フィン11の先端部11aにかけて、第1フィン11の高さは徐々に低くなる。同様に、第2フィン12の先端部12aの高さd1が最も低く、第2フィン12の後端部12bの高さd2が最も高い。第2フィン12の後端部12bから第2フィン12の先端部12aにかけて、第2フィン12の高さは徐々に低くなる。したがって、照明器具100の外観は流線型の形状を有しており、デザイン性に優れている。
以上、図1〜図5を参照して説明したように、照明器具100では、平面視において、少なくとも1つのフィン(第1フィン11、第2フィン12および第3フィン13)は、光源モジュール40の設置されている領域40Rと重ならないように設けられている。すなわち、凹みが生じる可能性があるフィンの裏側には、光源モジュール40が配置されない。その結果、ベース部材10と光源モジュール40との密着性を確保することができ、光源モジュール40の放熱性を向上させることができる。
また、図1〜図5を参照して説明したように、照明器具100は、少なくとも1つのフィン(第1フィン11および第2フィン12)と電源収納部25との間に設けられた少なくとも1つの切欠部(切欠部15および切欠部16)をさらに有する。切欠部15および切欠部16から雨水が流れ落ちるため、第2主面2に雨水が溜まることを抑制することができる。さらに、第1フィン11の表面積と、第2フィン12の表面積が拡大し、光源モジュール40の放熱性を向上させることができる。また、さらに、空気が流通しやすくなり、光源モジュール40および電源部20の放熱性を向上させることができる。
また、図1〜図5を参照して説明したように、照明器具100において、光源42は、1列に並んで配置される。したがって、照明器具100が照射できる範囲を広げることができる。
また、図1〜図5を参照して説明したように、照明器具100において、光源モジュール40の端部43は、電源収納部25に重なっている。したがって、光源モジュール40で発生した熱を、第1フィン11および第2フィン12に加えて、電源収納部25においても放熱することができ、光源モジュール40の放熱性を向上させることができる。
また、図1〜図5を参照して説明したように、照明器具100において、ベース部材10は、第1フィン11と第2フィン12とを接続する第3フィン13を有する。したがって、第1フィン11および第2フィン12に加えて、第3フィン13においても放熱することができ、光源モジュール40の放熱性を向上させることができる。
また、図1〜図5を参照して説明したように、照明器具100において、光源モジュール40の端部43は、電源収納部25に重なっている。したがって、光源モジュール40で発生した熱を、第1フィン11、第2フィン12および第3フィン13に加えて、電源収納部25においても放熱することができ、光源モジュール40の放熱性を向上させることができる。
また、図1〜図5を参照して説明したように、照明器具100において、ベース部材10は、ベース部17に突起部14を有している。したがって、照明器具100は、第1フィン11、第2フィン12および第3フィン13に加えて、突起部14においても放熱することができ、光源モジュール40の放熱性を向上させることができる。
また、図1〜図5を参照して説明したように、照明器具100において、ベース部材10は、一体成型されている。したがって、第1フィン11と第2フィン12と第3フィン13とに、光源モジュール40で発生した熱が伝わりやすい。したがって、光源モジュール40の放熱性を向上させることができる。
以上、図面(図1〜図5)を参照しながら本発明の実施形態を説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である(例えば、下記に示す(1)〜(6))。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数等は、図面作成の都合上から実際とは異なる。また、上記の実施形態で示す各構成要素の材質や形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)図1〜図5を参照して説明したように、本実施形態では、照明器具100は、防犯灯であったが、これに限定されない。例えば、ペンダントライトのような吊下げ灯、シーリングライトのような天井直付け灯、ダウンライトのような埋め込み灯、またはブラケットライトのような壁直付け灯であってもよい。
(2)図1〜図5を参照して説明したように、本実施形態では、ベース部材10は、フィンを3つ有していたが、これに限定されない。例えば、ベース部材10は、フィンを1つ、2つまたは4つ以上備えていてもよい。
(3)図1〜図5を参照して説明したように、本実施形態では、ベース部材10は、ベース部17に突起部14を有していたが、これに限定されない。例えば、ベース部材10は、ベース部17に突起部14を有さずに平坦状であってもよい。
(4)図1〜図5を参照して説明したように、本実施形態では、ベース部材10は一体成型されていたが、これに限定されない。例えば、ベース部17と、第1フィン11と、第2フィン12と、第3フィン13とを別の工程で金型成型した後に、第1フィン11と、第2フィン12と、第3フィン13とをベース部17に取り付けるようにしてもよい。
(5)図1〜図5を参照して説明したように、本実施形態では、照明器具100は、光検出部60を備えていたが、これに限定されない。例えば、照明器具100は、光検出部60を備えてなくてもよい。この場合、タイマーで時刻を計測することによって、設定された時刻から設定された時刻まで照明器具100が点灯するように制御してもよい。
(6)図1〜図5を参照して説明したように、本実施形態では、切欠部15は第1フィン11と電源収納部25との間に設けられ、切欠部16は第2フィン12と電源収納部25との間に設けられていたが、これに限定されない。例えば、切欠部はフィンに設けられてもよい。また1つのフィンに複数の切欠き部が設けられてもよい。
1 第1主面
2 第2主面
10 ベース部材
11 第1フィン
12 第2フィン
13 第3フィン
15、16 切欠部
17 ベース部
20 電源部
25 電源収納部
31、32 取付部
40 光源モジュール
40R 領域
42 光源
50 カバー部材
100 照明器具

Claims (6)

  1. 第1主面および第2主面を有するベース部材と、
    前記ベース部材の前記第1主面に配置される光源モジュールと、
    前記光源モジュールに電力を供給する電源部と
    を備え、
    前記光源モジュールは、基板と、少なくとも1つの光源とを有し、
    前記ベース部材は、
    前記電源部を収納する電源収納部と、
    前記第1主面において、前記光源モジュールの設置されているベース部と、
    前記第2主面において、前記ベース部から起立するように設けられた少なくとも1つのフィンと
    を有し、
    前記ベース部材は、金型を用いて一体成型されており、
    前記ベース部は、
    前記少なくとも1つのフィンを支持するフィン支持領域と、
    前記少なくとも1つのフィンを支持しないフィン不支持領域と
    を含み、
    前記光源モジュールは、前記フィン支持領域に重なることなく、前記フィン不支持領域に重なるように配置されており
    前記第2主面のうち前記基板に対向する部分に前記少なくとも1つのフィンよりも高いものが設けられない、照明器具。
  2. 前記ベース部材は、前記少なくとも1つのフィンと前記電源収納部との間に設けられた少なくとも1つの切欠部をさらに有する、請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記光源モジュールは、複数の光源を有し、
    前記複数の光源は1列に並んで配置される、請求項1または請求項2に記載の照明器具。
  4. 前記光源モジュールの端部は、前記電源収納部と重なる、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の照明器具。
  5. 前記フィンは、第1フィンと、第2フィンと、第3フィンとを含み、
    前記第1フィンと前記第2フィンとは対向しており、
    前記第3フィンは、前記第1フィンと前記第2フィンとを接続する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の照明器具。
  6. 前記フィン不支持領域は、
    前記フィン支持領域よりも内側に位置する内側フィン不支持領域と、
    前記フィン支持領域よりも外側に位置する外側フィン不支持領域と
    を有する、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の照明器具。
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