JP2016149263A - 点灯装置及び照明器具 - Google Patents

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大輔 上田
滋 井戸
Shigeru Ido
滋 井戸
明則 平松
Akinori Hiramatsu
明則 平松
城戸 大志
Hiroshi Kido
大志 城戸
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Abstract

【課題】小型化が図られた点灯装置及び照明器具を提供する。【解決手段】点灯装置1は、平面形状が長方形の回路基板150を備える。回路基板150には、同一の実装面154に、複数の光源モジュール21,22,23と、複数の蓄電素子41,42,43と、光検出センサ50とが少なくとも実装される。複数の光源モジュール21,22,23の各々が有するLED211,221,231は、回路基板150の一辺に沿って並ぶように回路基板150に配置される。回路基板150においてLED211,221,231の実装位置と光検出センサ50の実装位置との間には複数の蓄電素子41,42,43が配置されている。【選択図】図3

Description

本発明は、点灯装置及び照明器具に関し、より詳細には、発光ダイオードのような固体発光素子を点灯させる点灯装置及び照明器具に関する。
従来、交流電源からの交流電圧をブリッジ整流回路で全波整流し、ブリッジ整流回路から出力される脈流電圧をLED素子に印加して、LED素子を点灯させるLED光源ユニットが提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2013−214615号公報
上述のようなLED光源ユニットは、蛍光ランプを点灯させる点灯装置に比べて光源であるLED素子が小型であるから、LED素子を点灯させる回路を含めて点灯装置全体の小型化が可能であり、いっそうの小型化が望まれている。
本発明は上記課題に鑑みてなされ、小型化が図られた点灯装置及び照明器具を提供することを目的とする。
本発明の点灯装置は、整流回路と、複数の光源モジュールと、複数の定電流回路と、複数の蓄電素子と、光検出センサと、制御回路と、回路基板とを備え、前記整流回路は、交流電源から入力される交流電圧を整流して得た脈流電圧を出力し、前記複数の光源モジュールの各々は、1個または複数個の固体発光素子を有し、前記複数の光源モジュールは、電流が流れる向きが同じ向きとなるように直列的に接続され、前記複数の定電流回路の各々は、前記複数の光源モジュールのうち対応する光源モジュールと前記整流回路の出力端との間に電気的に接続されて、前記固体発光素子に流れる電流を定電流に制御するように構成され、前記複数の光源モジュールの各々には、前記複数の蓄電素子のうち対応する蓄電素子が並列に接続されており、前記光検出センサは、外部から入射される光を検出し、前記制御回路は、前記光検出センサの検出結果に応じて前記複数の光源モジュールの点灯状態を制御するように構成され、前記回路基板の平面形状は長方形であって、前記回路基板には、同一の実装面に、前記複数の光源モジュールと、前記複数の蓄電素子と、前記光検出センサとが少なくとも実装され、前記複数の光源モジュールの各々が有する前記固体発光素子は、前記回路基板の一辺に沿って並ぶように前記回路基板に配置され、かつ、前記回路基板において前記固体発光素子の実装位置と前記光検出センサの実装位置との間に前記複数の蓄電素子が配置されたことを特徴とする。
本発明の照明器具は、上記の点灯装置と、前記点灯装置を保持する器具本体とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、小型化が図られた点灯装置及び照明器具を提供することができる。
実施形態の点灯装置の回路図である。 実施形態の照明器具が支柱に取り付けられた状態の斜視図である。 実施形態の照明器具のボディ及びカバーの図示を省略した平面図である。 図4Aは実施形態の照明器具が備えるアームの側面図であり、図4Bは実施形態の照明器具が備えるアームの平面図である。 実施形態の照明器具の変形例を示し、ボディ及びカバーの図示を省略した平面図である。 実施形態の照明器具の他の変形例を示し、ボディ及びカバーの図示を省略した平面図である。
以下、本実施形態に係る点灯装置及び照明器具について図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態で説明する構成は本発明の一例にすぎない。本発明は、以下の実施形態に限定されず、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
図1は本実施形態の点灯装置1の回路図である。
本実施形態の点灯装置1は、整流回路10と、3つの光源モジュール21,22,23と、3つの定電流回路31,32,33と、3つの蓄電素子41,42,43と、光検出センサ50と、制御回路60とを備える。
整流回路10は全波整流回路からなり、整流回路10の入力端11,12間には交流電源90が接続されている。整流回路10は、交流電源90から入力される交流電圧を全波整流して得た脈流電圧V1を出力する。
複数の光源モジュール21,22,23の各々は、複数個の固体発光素子(例えば発光ダイオード)を有している。本実施形態では、光源モジュール21は、直列に接続された複数の発光ダイオード(以下、LEDと言う。)211を有している。光源モジュール22は、直列に接続された複数のLED221を有し、光源モジュール23は、直列に接続された複数のLED231を有している。ここで、光源モジュール21を構成する複数のLED211の順方向電圧の総和を第1基準電圧V11という。光源モジュール22を構成する複数のLED221の順方向電圧の総和を第2基準電圧V12という。光源モジュール23を構成する複数のLED231の順方向電圧の総和を第3基準電圧V13という。
複数の光源モジュール21,22,23は、電流が流れる向きが同じ向きになるように直列的に接続されている。本実施形態では、整流回路10の高電位側の出力端13に、光源モジュール21のアノード側の端部が電気的に接続されている。光源モジュール21のカソード側の端部には、光源モジュール22のアノード側の端部が電気的に接続されている。光源モジュール22のカソード側の端部には、光源モジュール23のアノード側の端部が電気的に接続されている。すなわち、本実施形態では、高電位側から光源モジュール21、光源モジュール22、光源モジュール23の順番で並ぶように、各光源モジュール21,22,23が直列的に接続されている。
また、光源モジュール21と並列に蓄電素子41が接続され、光源モジュール22と並列に蓄電素子42が接続され、光源モジュール23と並列に蓄電素子43が接続されている。蓄電素子41,42,43は例えば円柱形状のアルミニウム電解コンデンサからなる。
また光源モジュール21のカソード側の端部は、定電流回路31を介して整流回路10の低電位側の出力端14に電気的に接続されている。光源モジュール22のカソード側の端部は、定電流回路32と、定電流回路31の抵抗器R11とを介して、整流回路10の低電位側の出力端14に電気的に接続されている。光源モジュール23のカソード側の端部は、定電流回路33と、定電流回路32の抵抗器R12と、定電流回路31の抵抗器R11とを介して整流回路10の低電位側の出力端14に電気的に接続されている。
定電流回路31は、例えばMOS型の電界効果トランジスタからなるトランジスタQ11と、例えばバイポーラトランジスタからなるトランジスタQ12と、抵抗器R11,R12,R13とを備える。トランジスタQ11のソース電極は、光源モジュール21のカソード側の端部に電気的に接続される。トランジスタQ11のドレイン電極は、抵抗器R11を介して整流回路10の低電位側の出力端14に電気的に接続されている。トランジスタQ12のコレクタは、抵抗器R12を介して、光源モジュール21のカソード側の端部に電気的に接続されている。トランジスタQ12のエミッタは、整流回路10の低電位側の出力端14に電気的に接続されている。トランジスタQ11のゲート電極はトランジスタQ12のコレクタに電気的に接続されている。トランジスタQ11のドレイン電極は、抵抗器R13を介してトランジスタQ12のベースに電気的に接続されている。
定電流回路32は、トランジスタQ21,Q22と、抵抗器R21,R22,R23とを有している。定電流回路33は、トランジスタQ31,Q32と、抵抗器R31,R32,R33とを有している。定電流回路32,33は、各回路部品に付している符号が異なる点を除いて、定電流回路31と同様の回路構成を有しているので、定電流回路32,33についての詳細な説明は省略する。なお、定電流回路31,32,33は、それぞれの回路を構成する回路部品を集積化したASIC(Application Specific Integrated Circuit)で実現されてもよい。
光検出センサ50は例えばフォトダイオードからなり、光検出センサ50のカソード側の端部は整流回路10の高電位側の出力端13に電気的に接続されている。光検出センサ50には点灯装置1の周囲から外光(例えば自然光)が入射し、外光の明るさに応じて光検出センサ50のインピーダンスが変化する。
制御回路60は、バイポーラトランジスタからなるトランジスタQ61と、抵抗器R61,R62と、ダイオードD61,D62,D63とを備える。
ダイオードD61のアノードはトランジスタQ11のゲート電極に電気的に接続されている。ダイオードD62のアノードはトランジスタQ21のゲート電極に電気的に接続されている。ダイオードD63のアノードはトランジスタQ31のゲート電極に電気的に接続されている。ダイオードD61,D62,D63のカソードは、抵抗器R62を介してトランジスタQ61のコレクタに電気的に接続されている。トランジスタQ61のエミッタは整流回路10の低電位側の出力端14に電気的に接続され、トランジスタQ61のベースは抵抗器R61を介して光検出センサ50のアノード側の端部に電気的に接続されている。
この点灯装置1の動作について説明する。
点灯装置1の周囲が明るくなり、光検出センサ50の受光量が増加すると、光検出センサ50のインピーダンスが低下する。点灯装置1の周囲が予め設定された判定レベルよりも明るくなると、光検出センサ50のインピーダンスが低下することによって、トランジスタQ61がオンになるのに必要なベース電流が流れ、トランジスタQ61がオンになる。トランジスタQ61がオンになると、トランジスタQ11,Q12,Q21,Q22,Q31,Q32がオフになり、光源モジュール21,22,23は全て消灯した状態となる。このように、点灯装置1の周囲が判定レベルよりも明るく、照明が不要な場合、制御回路60は、光検出センサ50の検出結果に応じて光源モジュール21,22,23を全て消灯させているので、無駄な電力消費を低減できる。
一方、点灯装置1の周囲が暗くなると、光検出センサ50のインピーダンスが増加する。点灯装置1の周囲が上記の判定レベルより暗くなると、光検出センサ50のインピーダンスが増加することによって、トランジスタQ61がオンになるのに必要なベース電流が流れなくなり、トランジスタQ61がオフになる。
この状態で、脈流電圧V1の1周期内で脈流電圧V1の電圧値が増加する半周期(以下、第1の半周期という。)において、脈流電圧V1の電圧値が上記の第1基準電圧V11を上回るまでは、光源モジュール21,22,23は全て消灯している。第1の半周期において脈流電圧V1が第1基準電圧V11を上回ると、光源モジュール21を構成する複数のLED211が導通して、LED211が点灯する。また蓄電素子41に充電電流が流れる。第1の半周期において脈流電圧V1が第1基準電圧V11と第2基準電圧V12との和の電圧値(V11+V12)を上回ると、複数のLED211に加えて、光源モジュール22を構成する複数のLED221が導通し、LED211,221が点灯する。また蓄電素子42に充電電流が流れる。第1の半周期において脈流電圧V1が第1基準電圧V11と第2基準電圧V12と第3基準電圧V13との和の電圧値(V11+V12+V13)を上回ると、LED211,221に加えて、光源モジュール23を構成する複数のLED231が導通する。これにより、全ての光源モジュール21,22,23のLED211,221,231が点灯する。また蓄電素子43に充電電流が流れる。
一方、脈流電圧V1の1周期内で脈流電圧V1の電圧値が減少する半周期(以下、第2の半周期という。)において、脈流電圧V1が電圧値(V11+V12+V13)を上回っている場合は、LED211,221,231が点灯する。第2の半周期において脈流電圧V1が電圧値(V11+V12+V13)を下回ると、蓄電素子43が放電を開始し、蓄電素子43の両端電圧が第3基準電圧V13を上回っている間はLED211,221,231が点灯を継続する。その後、蓄電素子43の両端電圧が第3基準電圧V13を下回ると、光源モジュール23を構成する複数のLED231が非導通状態となり、光源モジュール21のLED211と光源モジュール22のLED221のみが点灯する。第2の半周期において脈流電圧V1が電圧値(V11+V12)を下回ると、蓄電素子42が放電を開始し、蓄電素子42の両端電圧が第2基準電圧V12を上回っている間はLED211,221が点灯を継続する。蓄電素子42が放電することによって蓄電素子42の両端電圧が第2基準電圧V12を下回ると、光源モジュール22のLED221も非導通状態となり、光源モジュール21のLED211のみが点灯する。そして、第2の半周期において脈流電圧V1が第1基準電圧V11を下回ると、蓄電素子41が放電を開始し、蓄電素子41の両端電圧が第1基準電圧V11を上回っている間はLED211が点灯を継続する。その後、蓄電素子41が放電することによって蓄電素子41の両端電圧が第1基準電圧V11を下回ると、光源モジュール21のLED211も非導通状態となり、全ての光源モジュール21,22,23のLED211,221,231が消灯する。
このように、本実施形態の点灯装置1は、第1の半周期では脈流電圧V1が増加するにつれて点灯するLEDの数を段階的に増やしていき、第2の半周期では脈流電圧V1が低下するにつれて点灯するLEDの数を段階的に減らしている。したがって、交流電源90から入力される交流電圧を整流回路10で整流して得た脈流電圧V1をそのまま光源モジュール21,22,23に印加して、光源モジュール21,22,23を点灯させることができる。よって、脈流電圧V1を平滑化して光源モジュール21,22,23に印加するDC−DCコンバータ回路などを備える必要がなく、点灯装置1の回路構成を簡単にできる。また、光源モジュール21には蓄電素子41が、光源モジュール22には蓄電素子42が、光源モジュール23には蓄電素子43がそれぞれ並列に接続されており、蓄電素子41,42,43はそれぞれ第1の半周期で充電されている。そして、第2の半周期において、蓄電素子41,42,43が放電することによって、光源モジュール21,22,23が点灯しない期間が短くなるから、光源モジュール21,22,23の全てが消灯する期間が短くなって、フリッカー現象の発生が抑制される。
次に、上記の点灯装置1を備えた照明器具100について図2〜図4を参照して説明する。
照明器具100は、点灯装置1を収納する器具本体110を備える(図2参照)。本実施形態の照明器具100は、例えば道路の脇などの地面に設置される支柱300(例えば鋼管ポールや電柱)に器具本体110が取り付けられて、街路灯として用いられる
器具本体110はボディ120とカバー130とを組み合わせて構成される。ボディ120は、例えばASA樹脂(acrylate styrene acrylonitrile)などの樹脂材料で形成された箱形の樹脂成形品であり、施工状態において下側を向く面が開口している。カバー130は、例えばPMMA樹脂(Polymethyl methacrylate)などの透光性を有する樹脂材料で形成された樹脂成形品であり、施工状態において上側を向く面が開口している。カバー130は、ボディ120の開口を閉塞するようにして、ボディ120に取り付けられる。この器具本体110の内部には、回路基板150と、レンズユニット160と、アーム140の一部とが収納される(図3参照)。図3は、ボディ120及びカバー130の図示を省略した照明器具1の平面図である。
アーム140は、図4A及び図4Bに示すように、例えば鋼鈑などの金属板に曲げ加工を施した金属部品である。アーム140の一部は器具本体110に収納されており、このアーム140は支柱300に固定されている(図2参照)。アーム140は、ボディ120及び回路基板150を支持する支持部141と、支柱300に取り付けられる取付部142とを備える。支持部141の平面形状は、対向する2辺の長さが他の2辺の長さよりも長い長方形である。取付部142は、支持部141の長手方向における一端部から突出している。取付部142が支柱300に取り付けられた状態で、支持部141が水平面に対して一定の角度(例えば60度以上)で傾くように、取付部142と支持部141とをつないでいる部分の側面視の形状は湾曲している。
このアーム140は取付金具190を介して支柱300に取り付けられる(図2参照)。取付金具190の側壁の貫通孔191に金属製の帯板192を通し、この帯板192を支柱300に巻き付けることで、取付金具190は支柱300に固定される。そして、アーム140の取付部142を取付金具190に例えばネジで固定することによって、アーム140が取付金具190を介して支柱300に固定される。照明器具100が支柱300に取り付けられた状態では、支持部141の先端(取付部142と反対側の端部)は、取付部142よりも上側に位置している。
回路基板150は例えばプリント配線基板であり、回路基板150の平面形状は対向する2辺の長さが他の2辺の長さよりも長い長方形である(図3参照)。この回路基板150は、支持部141の一面であって施工状態において下側を向く面に、回路基板150の長手方向が支持部141の長手方向とほぼ並行になるように取り付けられている。回路基板150の長手方向寸法は支持部141の長手方向寸法よりも大きく、回路基板150の長手方向における一端側が支持部141よりも外側に張り出すようにして、回路基板150は支持部141に取り付けられている。アーム140は金属製であり、支持部141に回路基板150が取り付けられているので、回路基板150に実装された回路部品が発する熱は、アーム140を介して支柱300に放熱される。なお、回路基板150は絶縁シートを介して支持部141に取り付けられている。
回路基板150は片面実装基板である。回路基板150には、施工状態において下側を向く面に、図1に示す回路を構成する回路部品が実装される。回路基板150の実装面154における部品配置の説明では、図3において矢印で示した上下左右の方向にしたがって説明を行う。すなわち、回路基板150の長手方向を上下方向とし、回路基板150の短手方向を左右方向として説明を行う。
回路基板150の実装面154には、光源モジュール21を構成する複数のLED211と、光源モジュール22を構成する複数のLED221と、光源モジュール23を構成する複数のLED231とが、上下方向にほぼ等間隔に並ぶように実装されている。図3の例では、光源モジュール21のLED211と、光源モジュール22のLED221と、光源モジュール23のLED231とが3個ずつ回路基板150に実装されている。なお、図3の例では、光源モジュール21,22,23の各々を構成するLEDがまとまって配置されているが、光源モジュール21,22,23の各々を構成するLEDが混在して配置されてもよい。例えば、光源モジュール21のLED211、光源モジュール22のLED221、光源モジュール23のLED231が、この順番で1個ずつ並ぶように配置されてもよい。
回路基板150の実装面154には、支持部141に取り付けられた状態で取付部142に近い側となる端部151(図3の下端部)に、定電流回路31,32,33をそれぞれ構成する回路部品が実装されている。
回路基板150の実装面154には、支持部141に取り付けられた状態で取付部142と反対側に位置する端部152(図3の上端部)の近傍に、光検出センサ50が取り付けられている。光検出センサ50は、回路基板150の実装面154において、左右方向における中央付近に位置し、かつ、複数のLED211,221,231の実装位置と反対側(図3の上側)に受光面を向けた状態で回路基板150に実装されている。したがって、照明器具100が支柱300に取り付けられた状態で、回路基板150の実装面154における上側寄りの位置に光検出センサ50は位置し、光検出センサ50の受光面は斜め上側を向いている。
回路基板150の実装面154には、複数のLED211,221,231の実装位置と、光検出センサ50の実装位置との間に、3つの蓄電素子41,42,43が回路基板150の短手方向に並べて実装されている。
すなわち、3つの蓄電素子41,42,43は、複数のLED211,221,231が並ぶ方向と直交する方向に沿って並ぶように回路基板150の実装面154に配置されている。なお、複数のLED211,221,231が並ぶ方向と直交する方向とは、複数のLED211,221,231が並ぶ方向と直角に交差する方向に限定されず、ほぼ直角とみなせる角度で交差する方向も含んでいる。
ここで、複数のLED211,221,231のうち両端に位置するLED211,231をそれぞれ通り、回路基板150の長手方向と直交する直線を直線L1,L2とする。また、蓄電素子41,42,43の端部152側の端を通って、回路基板150の長手方向と直交する直線を直線L3とする。上記の蓄電素子41,42,43は、回路基板150の実装面154において、2本の直線L1,L2で挟まれた領域の外側に実装されている。また、光検出センサ50は、回路基板150の実装面154において、2本の直線L1,L3で挟まれた領域の外側に実装されている。また、回路基板150の実装面154において、光検出センサ50に最も近い位置にあるLED231と、光検出センサ50とを結んでできる直線L4上に、蓄電素子41,42,43のうちの少なくとも1つが存在するように、複数の蓄電素子41,42,43が配置されている。
したがって、LED211,221,231から端部152側に照射された光は蓄電素子41,42,43によって遮られ、光検出センサ50に入射しにくくなる。したがって、光検出センサ50がLED211,221,231の発光を検知することで、制御回路60が、光源モジュール21,22,23を消灯させてしまう誤動作が起こりにくくなる。ここにおいて、蓄電素子41,42,43は、隣接する蓄電素子の隙間がなるべく小さくなるように、回路基板150の短手方向に並べて配置されるのが好ましく、隣接する蓄電素子の隙間を通過する光を低減できる。
回路基板150の実装面154には、3つの蓄電素子41,42,43の実装位置よりも端部152に近い位置に、電線接続用コネクタ70(以下、コネクタ70と言う。)が実装されている。図3では図示を省略しているが、回路基板150の実装面154において、端部152に近い位置に整流回路10が実装され、コネクタ70は整流回路10の近くに配置されている。コネクタ70には整流回路10の入力端11,12が電気的に接続されている。コネクタ70は、電線の導体部分を差し込むだけで電線が接続される速結構造のコネクタであり、交流電源90からの電源線91が接続される。コネクタ70は、回路基板150の短手方向において回路基板150の一方の端縁(図3の左端)に近い位置に、電源線91の差込み口を端部151側に向けた状態で、実装されている。回路基板150には、コネクタ70の実装位置よりも端部151に近い位置であって、支持部141が裏側に存在しない部位に、回路基板150の左端部分を切り欠くことによって、回路基板150を厚み方向に貫通する貫通部153が設けられている。貫通部153は、回路基板150の左端部分を切り欠くことによって溝状に形成されているが、回路基板150を厚み方向に貫通する孔でもよい。
交流電源90からの電源線91は、支柱300の内部空間からアーム140を通して器具本体110の内部に導入される。器具本体110の内部に導入された電源線91は、支持部141の裏側(回路基板140と反対側)に通され、貫通部153を通して回路基板140の表側に引き出された後、コネクタ70に接続される。
回路基板150は片面実装基板であるから、回路基板150を両面実装基板とした場合に比べて製造コストが低減され、回路基板150の裏面に回路部品が存在しないから、放熱部材となる支持部141の表面のほぼ全体を回路基板150に接触させることができる。
また、回路基板150の実装面154に実装されたコネクタ70と整流回路10との間は回路基板150に形成された導電体層で電気的に接続されている。実装面154においてコネクタ70が端部151に近い位置に実装され、整流回路10が端部152に近い位置に実装された場合、コネクタ70と整流回路10との間を接続する導電体層を端部151側から端部152側まで形成する必要がある。そのため、コネクタ70と整流回路10との間を接続する導電体層の長さが長くなり、この導電体層と他の回路部分との間の電気的な絶縁を確保するために必要なスペースが大きくなって、回路基板150が大型化する可能性がる。
それに対して、本実施形態では、回路基板150の実装面154において端部152側に整流回路10とコネクタ70とが実装され、整流回路10とコネクタ70との間を回路基板150に形成された導電体層で電気的に接続している。したがって、整流回路10とコネクタ70との間を電気的に接続する導電体層を端部151側から端部152側まで形成する場合に比べ、導電体層の長さが短くなり、この導電体層と他の回路部分との間の電気的な絶縁を確保するために必要なスペースが小さくなる。よって、回路基板150の小型化が可能になる。
また、回路基板150の実装面154において端部152側に整流回路10とコネクタ70とが実装された場合で、回路基板150に貫通部153がなければ、コネクタ70に接続される電源線91は、回路基板150に対して実装面154側に配置される。この場合、回路基板150に対して実装面154側に配置される電源線91によって、光源モジュール21,22,23の発光が遮られる可能性がある。それに対して、本実施形態では、回路基板150の裏側(本実施形態では支持部141の裏側)に通された電源線91が、貫通部153を通して実装面154側に引き出されてコネクタ70に接続される。したがって、回路基板150の実装面154側で光源モジュール21,22,23の近くに電源線91が存在せず、光源モジュール21,22,23の発光のうち電源線91で遮られる光を低減できる。
回路基板150の実装面154にはレンズユニット160が適宜の方法で取り付けられている。レンズユニット160は、例えばPMMA樹脂のような透光性を有する樹脂材料で形成された樹脂成形品である。レンズユニット160は、回路基板150に実装された複数のLED211,221,231を覆うように配置されている。レンズユニット160には、複数のLED211,221,231の各々に対応する位置に、対応するLEDの配光を制御する半球状のレンズ161が設けられている。このように、レンズユニット160は、回路基板150に実装された複数のLED211,221,231を覆っているので、組立時や施工時にLED211,221,231を保護することができる。
ここで、回路基板150に実装される回路部品のうち比較的背が高い部品である蓄電素子41,42,43は、回路基板150の実装面154において2本の直線L1,L2で挟まれる領域の外側に配置されている。しかも、回路基板150の長手方向において、レンズユニット160と蓄電素子41,42,43とは重ならないように配置されているから、レンズユニット160が備える複数のレンズ161を同一の配光設計で設計することができる。したがって、レンズユニット160が備える複数のレンズ161の配光設計を複数通りに設計する場合に比べて、レンズユニット160の構成を簡単にできるという利点がある。
この回路基板150は、放熱部材を兼ねるアーム140の支持部141に取り付けられるのであるが、回路基板150において蓄電素子41,42,43と光検出センサ50とが実装された部位は支持部141からはみ出している(図3参照)。したがって、回路基板150において蓄電素子41,42,43と光検出センサ50とが実装された領域の裏側には支持部141が配置されない。一方、回路基板150においてLED211,221,231と定電流回路31,32,33とが実装された領域の裏側には支持部141が配置されることになる。
本実施形態の点灯装置1では、整流回路10によって整流された脈流電圧V1をそのまま光源モジュール21,22,23に印加しており、脈流電圧V1の電圧レベルに応じて点灯するLED211,221,231の数を増減させている。そのため、点灯装置1は、光源モジュール21,22,23のLED211,221,231に流れる電流を一定電流に制御する定電流回路31,32,33を備えている。定電流回路31は、トランジスタQ11,Q12がスイッチング動作を行うことによって光源モジュール21に流れる電流を一定電流に制御している。同様に、定電流回路32は、トランジスタQ21,Q22がスイッチング動作を行うことによって光源モジュール22に流れる電流を一定電流に制御する。また、定電流回路33は、トランジスタQ31,Q32がスイッチング動作を行うことによって光源モジュール21,22,23に流れる電流を一定電流に制御する。このように、定電流回路31,32,33が定電流制御を行うことによって、トランジスタQ21,Q22,Q21,Q22,Q31,Q32が発熱する。また、光源モジュール21,22,23が点灯することによって、LED211,221,231が発熱する。上述のように、回路基板150においてLED211,221,231及び定電流回路31,32,33が実装された領域の裏側部分には絶縁シートを介して支持部141が取り付けられている。したがって、LED211,221,231及び定電流回路31,32,33が発する熱は絶縁シートを介して支持部141に伝わり、取付部142を介して支柱300に放熱される。よって、LED211,221,231及び定電流回路31,32,33の温度上昇を抑制できる。
一方、電解コンデンサからなる蓄電素子41,42,43は、回路基板150の実装面154において、支持部141の外側にはみ出た部位(つまり、裏側に支持部141が存在しない部位)に実装されている。これにより、LED211,221,231や定電流回路31,32,33が発する熱が支持部141を介して蓄電素子41,42,43に伝わりにくくなり、蓄電素子41,42,43の温度上昇が抑制される。蓄電素子41,42,43は例えば電解コンデンサからなり、一般に電解コンデンサは熱によって寿命が短くなる。そのため、蓄電素子41,42,43が、回路基板150の実装面154において裏側に支持部141が存在しない部位に実装されることで、蓄電素子41,42,43の温度上昇が抑制され、蓄電素子41,42,43の長寿命化が図られる。
ところで、本実施形態の点灯装置1が、回路基板150の実装面154において光源モジュール21,22,23の実装部位以外の部位を覆うカバー170,180を備えてもよい(図5参照)。
カバー170,180は、PS樹脂(polystyrene)、ABS樹脂(acrylonitrile butadiene styrene copolymer)などの遮光性を有する樹脂材料の樹脂成形品である。カバー170,180は、回路基板150との対向面に開口が設けられた箱形に形成されている。
カバー170(遮光カバー)は、回路基板150の実装面154において光源モジュール21,22,23が実装された部位よりも上側の部位を覆うように設けられている。カバー170は、蓄電素子41,42,43と光検出センサ50とコネクタ70とを覆っており、組立時や施工時に蓄電素子41,42,43、光検出センサ50及びコネクタ70を保護している。カバー170には、光検出センサ50の受光面と対応する位置に、カバー170を上下方向に貫通する孔171が設けられている。したがって、光検出センサ50の受光面には、カバー170の孔171を通して外光が入射するが、光源モジュール21,22,23の発光はカバー170で遮られる。これにより、光検出センサ50が光源モジュール21,22,23の発光を検知したことによって、制御回路60が光源モジュール21,22,23を消灯させる誤動作が更に起こりにくくなる。なお、カバー170は、コネクタ70に電源線91を接続する際に回路基板150から取り外しが可能なように設けられている。
カバー180は、回路基板150の実装面154において光源モジュール21,22,23が実装された部位よりも下側の部位を覆うように設けられる。カバー180は定電流回路31,32,33を覆っており、組立時や施工時に定電流回路31,32,33を保護している。
なお、図5の変形例において、カバー170,180で覆われる回路部品のうち光検出センサ50とコネクタ70とを除く回路部品を、シリコン樹脂などの封止樹脂でポッティングしてもよく、その場合はカバー170,180が不要になる。
また本実施形態の点灯装置1において、回路基板150の実装面154において定電流回路31,32,33は光源モジュール21,22,23の実装範囲に対して端部152側に実装されてもよい(図6参照)。図6の変形例では、回路基板150の実装面154において、光源モジュール21,22,23の実装部位と、蓄電素子41,42,43の実装部位との間に定電流回路31,32,33が実装されている。回路基板150において、光源モジュール21,22,23と定電流回路31,32,33とが実装された部位の裏面には、絶縁シートを介してアーム140の支持部141が取り付けられている。そして、回路基板150の実装面154において光源モジュール21,22,23の実装部位以外の部位を覆うようにカバー170が設けられている。定電流回路31,32,33の実装位置とカバー170の大きさとを除いては、図5に示す変形例と同様であるから、共通の構成要素には同一の符号を説明してその説明は省略する。
図6に示す変形例では、回路基板150に実装された定電流回路31,32,33と蓄電素子41,42,43と光検出センサ50とコネクタ70とが1つのカバー170で覆われている。したがって、1つのカバー170で、定電流回路31,32,33と蓄電素子41,42,43と光検出センサ50とコネクタ70とを保護することができ、2つのカバー170,180を備えた図5の変形例に比べて部品数を減らすことができる。
なお、図6の変形例において、カバー170で覆われる回路部品のうち光検出センサ50とコネクタ70とを除く回路部品を、シリコン樹脂などの封止樹脂でポッティングしてもよく、カバー170が不要になる。
ところで、上記の実施形態で説明した点灯装置1は光源モジュールと定電流回路と蓄電素子とを3つずつ備えているが、光源モジュールと定電流回路と蓄電素子の個数は3つに限定されず、2つ以上であればよい。
また上記の実施形態で説明した光源モジュール21,22,23は固体発光素子として発光ダイオードを有しているが、エレクトロルミネッセンス素子を有してもよい。また本実施形態の光源モジュール21,22,23は複数の固体発光素子を有しているが、固体発光素子を1個のみ有してもよい。
また上記の実施形態で説明した点灯装置1では、光検出センサ50が外光を検出しており、外光の明るさが基準レベルよりも明るくなると、制御回路60が光源モジュール21,22,23を消灯させている。光検出センサ50は外光の明るさを検出しているが、自然光を検出するセンサに限定されず、人体から放射される赤外光を検出してもよい。この場合、光検出センサ50が人体から放射される赤外光を検出すると、制御回路60が光源モジュール21,22,23を点灯させるような制御を行えばよい。
以上説明したように、本実施形態の点灯装置1は、整流回路10と、複数の光源モジュール21,22,23と、複数の定電流回路31,32,33と、複数の蓄電素子41,42,43と、光検出センサ50と、制御回路60と、回路基板150とを備える。整流回路10は、交流電源90から入力される交流電圧を整流して得た脈流電圧を出力する。複数の光源モジュール21,22,23の各々は、1個または複数個の固体発光素子(LED211,221,231)を有し、複数の光源モジュール21,22,23は、電流が流れる向きが同じ向きとなるように直列的に接続される。複数の定電流回路31,32,33の各々は、複数の光源モジュール21,22,23のうち対応する光源モジュールと整流回路10の出力端との間に電気的に接続されて、対応する光源モジュールに流れる電流を定電流に制御するように構成される。複数の光源モジュール21,22,23の各々には、複数の蓄電素子41,42,43のうち対応する蓄電素子が並列に接続されている。光検出センサ50は、外部から入射される光を検出する。制御回路60は、光検出センサ50の検出結果に応じて複数の光源モジュール21,22,23の点灯状態を制御するように構成される。回路基板150の平面形状は長方形であって、回路基板150には、同一の実装面154に、複数の光源モジュール21,22,23と、複数の蓄電素子41,42,43と、光検出センサ50とが少なくとも実装される。複数の光源モジュール21,22,23の各々が有する固体発光素子は、回路基板150の長手方向に沿って並ぶように回路基板150に配置される。そして、回路基板150において固体発光素子が配置される範囲と光検出センサ50の実装位置との間に複数の蓄電素子41,42,43が配置されている。
この構成によれば、固体発光素子の発光は蓄電素子41,42,43に遮られて光検出センサ50に入射しにくくなるから、固体発光素子及び蓄電素子41,42,43と同じ回路基板150に光検出センサ50を実装することができる。したがって、光検出センサ50を、固体発光素子及び蓄電素子41,42,43とは別の回路基板150に実装する場合に比べて、回路基板の数が減り、回路基板の間を電気的に接続する配線なども不要になるから、点灯装置1の小型化が可能になる。
この回路基板150には、光検出センサ50に最も近い位置にある固体発光素子と光検出センサ50とを結んでできる直線L4上に、複数の蓄電素子41,42,43のうちの少なくとも1つが存在するように複数の蓄電素子41,42,43が配置されてもよい。
この構成によれば、直線L4上に存在する蓄電素子によって固体発光素子から光検出センサ50に向かう光が遮られるから、固体発光素子の発光が光検出センサ50に回り込む可能性を更に低減できる。
また本実施形態の点灯装置1において、複数の蓄電素子41,42,43は、複数の固体発光素子(LED211,221,231)が並ぶ方向と直交する方向に沿って並ぶように回路基板150に配置されてもよい。
この構成によれば、複数の固体発光素子から光検出センサ50に向かう光を蓄電素子41,42,43によってより確実に遮ることができ、固体発光素子の発光が光検出センサ50に回り込む可能性を更に低減できる。
また本実施形態の点灯装置1において、光検出センサ50に入射する外乱光を遮光する遮光カバー(カバー170)を更に備えてもよい。遮光カバーによって、光検出センサ50に入射する外乱光(例えば固体発光素子からの光)が遮光されるので、光検出センサ50が外乱光を検出することによって、制御回路60が誤動作する可能性を低減できる。
また本実施形態において、回路基板150の実装面154には、複数の光源モジュール21,22,23と複数の蓄電素子41,42,43と光検出センサ50とに加えて整流回路10と電線接続部(電線接続用コネクタ70)とが実装されてもよい。電線接続部には整流回路10の入力端11,12が電気的に接続され、かつ、電線接続部に交流電源90からの電源線91が電気的に接続されるように構成される。回路基板150の一部に、電線接続部に接続される電源線91を、実装面154の裏側から通すための貫通部153が設けられる。
この構成によれば、電線接続部に接続される電源線91は貫通部153を通して回路基板150の裏側に配線されるから、電源線91によって遮られる光源モジュール21,22,23の光を低減でき、電線接続部を整流回路10の近くに実装できる。したがって、電線接続部と整流回路10との間を電気的に接続するために回路基板150に形成される導電体の長さを短くでき、絶縁距離を確保するためのスペースも小さくてすむから回路基板150の小型化が可能になって、点灯装置1の全体を小型化できる。
また本実施形態において、回路基板150における実装面154と裏側の面に配置される放熱部材(アーム140の支持部141)を更に備えてもよい。回路基板150の実装面154において、放熱部材と重なる範囲に、複数の定電流回路31,32,33と複数の光源モジュール21,22,23とが配置されてもよい。
定電流回路31,32,33及び光源モジュール21,22,23が発する熱は放熱部材を介して放熱されるから、定電流回路31,32,33及び光源モジュール21,22,23の温度上昇を抑制できる。
また本実施形態において、回路基板150の実装面154において、放熱部材(アーム140の支持部141)と重ならない範囲に、複数の蓄電素子41,42,43が配置されてもよい。
この構成によれば、定電流回路31,32,33及び光源モジュール21,22,23が発する熱が放熱部材を介して蓄電素子41,42,43に伝わることがない。したがって、蓄電素子41,42,43の温度上昇が抑制され、蓄電素子41,42,43の寿命を延ばすことができる。
本実施形態の照明器具100は、上記の点灯装置1と、点灯装置1を保持する器具本体110とを備える。照明器具100が上記の点灯装置1を備えることで、照明器具100の小型化が可能になる。
1 点灯装置
10 整流回路
11,12 入力端
13,14 出力端
21,22,23 光源モジュール
31,32,33 定電流回路
41,42,43 蓄電素子
50 光検出センサ
60 制御回路
70 電線接続用コネクタ(電線接続部)
90 交流電源
91 電源線
110 器具本体
120 ボディ
130 カバー
150 回路基板
153 貫通部
154 実装面
140 アーム(放熱部材)
141 支持部
170 カバー(遮光カバー)
211,221,231 LED(固体発光素子)

Claims (8)

  1. 整流回路と、複数の光源モジュールと、複数の定電流回路と、複数の蓄電素子と、光検出センサと、制御回路と、回路基板とを備え、
    前記整流回路は、交流電源から入力される交流電圧を整流して得た脈流電圧を出力し、
    前記複数の光源モジュールの各々は、1個または複数個の固体発光素子を有し、
    前記複数の光源モジュールは、電流が流れる向きが同じ向きとなるように直列的に接続され、
    前記複数の定電流回路の各々は、前記複数の光源モジュールのうち対応する光源モジュールと前記整流回路の出力端との間に電気的に接続されて、前記固体発光素子に流れる電流を定電流に制御するように構成され、
    前記複数の光源モジュールの各々には、前記複数の蓄電素子のうち対応する蓄電素子が並列に接続されており、
    前記光検出センサは、外部から入射される光を検出し、
    前記制御回路は、前記光検出センサの検出結果に応じて前記複数の光源モジュールの点灯状態を制御するように構成され、
    前記回路基板の平面形状は長方形であって、
    前記回路基板には、同一の実装面に、前記複数の光源モジュールと、前記複数の蓄電素子と、前記光検出センサとが少なくとも実装され、
    前記複数の光源モジュールの各々が有する前記固体発光素子は、前記回路基板の一辺に沿って並ぶように前記回路基板に配置され、かつ、前記回路基板において前記固体発光素子の実装位置と前記光検出センサの実装位置との間に前記複数の蓄電素子が配置された
    ことを特徴とする点灯装置。
  2. 前記回路基板において、前記光検出センサに最も近い位置にある前記固体発光素子と前記光検出センサとを結んでできる直線上に、前記複数の蓄電素子のうちの少なくとも1つが存在するように前記複数の蓄電素子が配置されたことを特徴とする請求項1に記載の点灯装置。
  3. 前記複数の蓄電素子は、複数の前記固体発光素子が並ぶ方向と直交する方向に沿って並ぶように前記回路基板に配置されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の点灯装置。
  4. 前記光検出センサに入射する外乱光を遮光する遮光カバーを更に備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の点灯装置。
  5. 前記回路基板の前記実装面には、前記複数の光源モジュールと前記複数の蓄電素子と前記光検出センサとに加えて電線接続部が実装され、
    前記電線接続部には前記整流回路の入力端が電気的に接続され、かつ、前記電線接続部に前記交流電源からの電源線が電気的に接続されるように構成され、
    前記回路基板の一部に、前記電線接続部に接続される前記電源線を、前記実装面の裏側から前記実装面側に通すための貫通部が設けられたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の点灯装置。
  6. 前記回路基板における前記実装面と裏側の面に配置される放熱部材を更に備え、
    前記回路基板の前記実装面において、前記放熱部材と重なる範囲に、前記複数の定電流回路と前記複数の光源モジュールとが配置されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の点灯装置。
  7. 前記回路基板の前記実装面において、前記放熱部材と重ならない範囲に、前記複数の蓄電素子が配置されたことを特徴とする請求項6に記載の点灯装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の点灯装置と、前記点灯装置を保持する器具本体とを備えたことを特徴とする照明器具。
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