JP2008279212A - テーブルシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】脚の数を極力減らしつつ、天板を横方向及び奥行き方向に連設して大型テーブルを構成できるようにする。
【解決手段】奥行き方向に2枚分の天板支持領域10を有する主共通脚1を両端部に備え、その主共通脚1の天板支持領域10は更に巾方向片側づつに2枚の天板4,4を同時に支持することも可能なものであって、それらの主共通脚1,1間においてその天板支持領域10aの片側の奥行き方向全体を使って天板4が支持されている対面使用可能な第1テーブル領域Aに対して、この第1テーブル領域Aの側方に、当該第1テーブル領域Aの端部を構成する主共通脚1の天板支持領域10のもう片側を使ってその奥行き方向片半部10aに天板4を支持させ残り片半部10aの側方を開放空間Sとして片側使用可能な第2テーブル領域Bを増設するようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、両面タイプ大型テーブルでのレイアウト変更で発生する制限を解消できるようにしたテーブルシステムに関するものである。
オフィスに設置されるテーブルに関し、必要に応じて複数の天板を突き合わせることにより適宜の島を形成することは従来より種々に行われている。このような場合に、独立したテーブル同士を横方向に連設すると、隣接境界部分において脚が二重になり下肢空間が妨げられたり、独立のテーブルに対して縦横に連結されるテーブルに連結のための仕様変更を施すとパーツや部品の仕様が増えてコスト増を招く。
そこで、このような不都合を解消し得るものとして、特許文献1、2等に示すものが提案されている。
特許文献1に示すものは、前後の中間脚、前後のエンド脚をそれぞれ背合わせに連結するとともに、連結枠を介してこれら中間脚とエンド脚との間を接続し、その際に中間脚の上面に2枚の天板を共通に支持させるようにしている。
また、特許文献2に示すものは、強度メンバとして使用するバックフレームに脚や袖を接続し、これら脚間、袖間あるいは脚と袖との間を天板で接続するようにしたもので、バックフレームの寸法内で脚や袖を位置変更可能にして、種々の幅寸法の天板を取り付け可能としている。
実公平6−28023号公報 特開2004−337452号公報
ところで、レイアウトの一つとして、天板同士を突き合わせて対面使用可能にした領域と、1枚の天板のみを使用する片側使用可能な領域とを混在させれば、そこに生じる切欠状の空間を共用スペースやコピーコーナーなどとして利用できる新たな展開が期待できる。
これに類するものとして、上記特許文献1の第1図には、一部に切欠状の開放空間を形成して置台を設置したレイアウトが示されており、また、上記特許文献2の第26図には、一部に切欠状の開放空間を設けて本棚を設置したレイアウトが示されている。
しかしながら、これらは何れのものも、脚がシングルタイプの天板に対応したコ字形あるいは逆L字形をなし、このような脚を直接又はバックフレームを介して背合わせに連結するもので、独立したテーブルを背合わせに突き合わせて配置するという従来構造のテーブルの延長線上にあるものに過ぎず、天板(あるいはテーブル)を取り去った場所に片面使用可能な領域(切欠状の空間)が形成されるのは当然である。すなわち、これらは何れのものも、天板の奥行き寸法と脚の奥行き寸法がほぼ対応する基本構造の下に成り立っており、大型テーブルを構成する際に横方向の脚の数は抑え得たとしても、奥行き方向の脚の数がほぼ倍増し作業も煩雑になることが避けがたいものである。
加えて、特許文献1のものはエンド脚が中間脚とは異なる構造をなしているため、新たに使用領域を追加するためには一旦テーブルを解体して中間脚等を挿入しなければならず、特許文献2では延長用のバックフレームを既設バックフレームに連結し、新たにエンド脚を追加するとともにそれまでエンド脚であったものを2枚の天板を支持し得るように幅広なものに取り替えるか或いは左右の天板を同時に支持する位置にずらさなくてはならないものであり、何れにせよ既設テーブルをそのままにして増設できるものではない。
さらに、このような大型テーブルは増設の場合のみならず複数の独立したテーブルに分離したい場合等もあるが、上記特許文献1では仕様の異なる中間脚があるため独立テーブルにし得たところで左右の脚のアンバランスな形態によって外観を損なうものになり、特許文献2では脚や袖が任意に位置変更可能とされているため、明確な位置でバックフレーム、天板及び脚が分断できる状態にあることは期待できない。
本発明は、このような課題をことごとく解決し得る、全く新たなコンセプトに基づくテーブルシステムを提供することを目的としている。
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、本発明のテーブルシステムは、奥行き方向に2枚分の天板支持領域を有する主共通脚を両端部に備え、その主共通脚の天板支持領域は更に巾方向に2枚の天板を同時に支持することも可能なものであって、それらの主共通脚間においてその天板支持領域の奥行き方向全体を使って天板が支持されている対面使用可能な第1テーブル領域に対して、この第1テーブル領域の側方に、当該第1テーブル領域の端部を構成する主共通脚の天板支持領域を使ってその奥行き方向片半部に天板を支持させ残り片半部の側方を開放空間として片側使用可能な第2テーブル領域を増設したことを特徴とする。
このように構成すると、第1テーブル領域を構成するにあたりその両端部に共通の単位脚を用いることができ、しかも単位脚で対面配置される天板全体を支持するため、背合わせに2つの脚を直接又は間接に接続するといった煩雑で部品点数増加の要因となる事態も有効に解消することができる。さらに、第1テーブル領域の何れの端部に対しても、解体することなく外付けによって片側使用可能な第2テーブル領域を簡単に増設することができるので、バリエーションに富んだレイアウトも容易に実現可能となる。
また、第1テーブル領域とは反対側に位置する第2テーブル領域の端部にも主共通脚を設け、この主共通脚の天板支持領域全体の奥行き方向全体を使って、更にその側方に天板を支持させて対面使用可能な他の第1テーブル領域を増設することが有効である。
このように、第2テーブル領域の端部にも主共通脚を設ければ、同じ単位脚を使い、かつ同じ取付構造によって、更にその側方に他の第1テーブル領域を簡単に増設することができるようになる。
既設の大型テーブルの変形を容易にするためには、奥行き方向に2枚分の天板支持領域を有する主共通脚を両端部に備え、その主共通脚の天板支持領域は更に巾方向に2枚の天板を同時に支持することも可能なものであって、それらの主共通脚間においてその天板支持領域の奥行き方向全体を使って天板が支持されている対面使用可能な第1テーブル領域が幅方向に3箇所以上連設され、その際に第1テーブル領域の隣接境界部においては各々1つの主共通脚に両側の天板を支持しており、その状態から真ん中の第1テーブル領域の奥行き方向片半部を構成する天板その他の構成要素を撤去することにより、当該第1テーブル領域を第2テーブル領域に変更可能としていることが有効である。
或いは、奥行き方向に2枚分の天板支持領域を有する主共通脚を両端部に備え、その主共通脚の天板支持領域は更に巾方向に2枚の天板を同時に支持することも可能なものであって、それらの主共通脚間においてその天板支持領域の奥行き方向全体を使って天板が支持されている対面使用可能な第1テーブル領域を一対に有し、その間に、第1テーブル領域の端部を構成する主共通脚の天板支持領域を使ってその奥行き方向片半部に天板を支持させ残り片半部の側方を開放空間として片側使用可能な第2テーブル領域を設けており、その状態から真ん中の第2テーブル領域を構成する天板その他の構成要素を撤去することにより、両側に存する第1テーブル領域がそれぞれ両端部に主共通脚を有する各々対面使用可能な独立したテーブルとなる構造を有することも有用である。
以上を具体的に実現するためには、主共通脚が、一対の脚支柱の上端部間を架材によって接続した門形をなすものであり、天板支持領域の奥行き方向片半部の領域につき2本以上のビームを使って脚の架材間を着脱可能に連結することにより、第2テーブル領域においては主共通脚の奥行き方向片半部間にビームが接続され、第1テーブル領域においては主共通脚の奥行き方向全域間にビームが接続され、更に隣接する天板を同時に支持する際にはそれらのビームが主共通脚の巾方向両側に接続された状態となることが望ましい。
後付けによってテーブル領域を簡単に増設するという本発明の機能を有効に担保するためには、主共通脚の中心部の上方に天板の巾方向縁部が位置し、天板を隣接させた場合に各々の天板の巾方向縁部が主共通脚の中心部の上方で突き合うようにしていることが好都合である。
大型テーブルの外観の統一性、連続性を有効に保ちつつ、第2テーブル領域の下肢空間を適切に隠蔽するためには、第1テーブル領域において、一対の天板の反使用縁間に所定隙間を形成するとともに、第2テーブル領域における天板の反使用縁側に、当該反使用縁との間に平面視において前記第1テーブル領域の所定隙間の延長線上に位置する隙間を形成するように幕板を着脱可能に取り付けていることが好ましい。
この場合、横配線機能を有効に確保するためには、第1テーブル領域を構成する天板の反使用縁間の隙間の下方に配線ダクトを形成するとともに、第2テーブル領域を構成する天板の反使用縁と幕板との隙間の下方にも、当該幕板を利用して配線ダクトを形成していることが望ましい。
開放空間の利用が執務の妨げ等となることを有効に防止するためには、第2テーブル領域の天板の反使用縁と前記開放空間との間、及び、第1テーブル領域の側縁と第2テーブル領域の開放空間との間をそれぞれ遮蔽する位置に、テーブルトップパネルを着脱可能に取り付け得るようにしていることが好適である。
上記に準じて構成できてレイアウトの多様化に容易に資するテーブルシステムとしては、天板同士が奥行き方向に変位して隣接するものにおいて、その隣接境界部分に奥行き方向に2枚分の天板を支持可能な天板支持領域を有する主共通脚を配置して、その片半部には一側方に隣接する天板を支持するとともに他側方に開放空間を形成し、残り片半部においては他側方に隣接する天板を支持するとともに一側方に開放空間を形成してなるものが挙げられる。
本発明は、以上説明した構成であるから、対面使用可能なテーブル領域と片面使用可能なテーブル領域とを有する大型テーブルを構成、増設する際に、脚の数が横方向や奥行き方向にも倍増することや既設のテーブルを解体し或いは手を加える煩雑さを有効に回避することができ、これによりバリエーションに富んだレイアウトを容易に実現できるようにした優れたテーブルシステムを提供することが可能となる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
この実施形態のテーブルシステムは、図1に示すように、対面使用可能な第1テーブル領域Aの側方に片側使用可能な第2テーブル領域Bを増設して大型テーブルTを構成し、この第2テーブル領域Bに形成される切欠状の開放空間Sを、共用スペースやコピーコーナー等として利用できるようにしたものである。
具体的に説明すると、第1テーブル領域Aは、図1及び図2に示すように、奥行き方向に2枚分の天板支持領域10を有する主共通脚1を両端部に備え、それらの主共通脚1の片半部10aづつに天板4を支持させている。
主共通脚1は、一対の脚支柱11、11の上端部間を架材12によって接続した門形をなすもので、その奥行き方向に沿った天板支持領域10は、所定規格の天板4を2枚載せ置ける寸法に設定されている。そして、各々片半部10aにそれぞれ2本のビーム3を取り付けるべく、架材12の側面にビーム取付孔10bが開口している。このビーム取付孔10bはビーム3を取り付けない状態では図1に示すようにカバー12x等により適宜隠蔽される。一方、ビーム3は、両端部に断面逆L字形をなすブラケット31を備えたもので、このブラケット31の上片31aを主共通脚1の架材12の上面の一部に係り合わせ、ブラケット31から挿し込んだビスを架材12のビーム取付孔10bに締着することによって、ビーム3を主共通脚1,1間に着脱可能に取り付け得るようにしている。その際、図3(a)に示すように、ビーム3の上面3aは架材12の上面よりも高位置にあるように設定してあり、そのビーム3上に天板4を載せ置き、ビーム3の適宜位置に設けた図示しない縦孔に下方からビスを挿入して天板下面に止着することによって、天板4をビーム3を介して主共通脚1,1間に支持させるようにしている。したがって、主共通脚1と天板4との間には若干の隙間dが形成されるものとなっている。ビームのブラケット31の上片31aには、同図(b)に示すように架設状態を安定させるために下面にゴムクッション31bが設けられている。
また、取付状態で天板4の側縁4sは、主共通脚1の中心部の上方に位置する状態、すなわち幅方向の片半部にのみさしかかるようにオーバーハングされた状態にあり、他の天板4を増連しようとする場合、この主共通脚1の残り片半部10aの上方に他の天板4を、その側縁4s同士が突き合うように位置づけて当該主共通脚1に間接的に支持させることにより、主共通脚1を巾方向にだぶらせることなく、また主共通脚1の位置変更も行うことなく、天板4の増連を行い得るようにしている。
この第1テーブル領域Aを構成する一対の天板4の反使用縁4b、4b間には、図1に示すように配線の落し込み等を可能にする隙間δが設けてある。
一方、図1及び図2に示す第2テーブル領域Bは、第1テーブル領域Aの反対側の縁部において天板4を支持する位置に、前記主共通脚1に準じて一対の脚支柱51の上端部間を架材52によって接続した門形をなす補助脚5を設けている。この補助脚5の奥行き方向に沿った天板支持領域50は、所定規格の天板4を1枚だけ載せ置ける寸法に設定されており、その天板支持領域50に2本のビーム3を取り付けるべく、架材52の側面にビーム取付孔50bが開口している。ここで用いるビーム3は第1テーブル領域Aで用いるビーム3と同じものであり、ビーム3を取り付けない状態では主共通脚1と同様、ビーム取付孔50bは図1に示すようにカバー52x等により隠蔽される。
そして、この補助脚5を前記主共通脚1の天板支持領域10の片半部10aに対応する部位に位置づけ、その間を2本のビーム3によって連結するとともに、ビーム3上に第1テーブル領域Aにおけると同一寸法の天板4を載せ置き同様に図示しないビスをビーム3に挿通して天板下面に締着することによって、天板4をビーム3を介して主共通脚1と補助脚5の間に支持させ得るようにしている。すなわち、この実施形態のものは、主共通脚1にビーム3を介して補助脚5を接続し、ビーム3に天板4を取り付けることによって、第1テーブル領域Aを解体することなく、或いはその主共通脚1を取替えたり位置変更したりすることなく、当該主共通脚1の奥行き方向片半部10aを利用して天板4の一端側を支持させ残り片半部10aの側方を開放空間Sとして片側使用可能な第2テーブル領域Bを側方から突き合わせるようにして増設することができるものである。
このように、本実施形態の構造は第1テーブル領域Aに第2テーブル領域Bを後付により連設できることから、図1及び図4(a)に示すように第1テーブル領域Aの側方に第2テーブル領域Bを増設して平面視L字状に切り欠いた開放空間Sを有効に形成することができる。同図(b)は反対側にも第2テーブル領域Bを増設して平面視L字形に切り欠いた開放空間Sを同時に形成したものである。
また、第1テーブル領域Aに対し、側方に平面視コ字状に切り欠いた開放空間S´を形成したい場合には、図1及び図2において補助脚5を用いる替わりに主共通脚1を用いて各々の天板支持領域10のうち一方の片半部10a、10a間を2本のビーム3によって接続し、これにより片側使用可能な第2テーブル領域Bを形成するとともに、更にこの第2テーブル領域Bの外側の主共通脚1を利用してその側方に主共通脚1及び4本のビーム3を用いて第1テーブル領域Aを構成するようにすれば、図4(c)に示すように平面視コ字形に切り欠いた開放空間S´を有効に形成することができる。同図(d)は反対側にも第2テーブル領域Bを増設して平面視L字形に切り欠いた開放空間Sを同時に形成したものである。
なお、本明細書に言う第1テーブル領域には、両端部が主共通脚1に支持されている限りにおいて、図5及び図6に示すように一対の主共通脚1の間に中間脚2を有して天板面が幅方向に拡張された大型第1テーブル領域A´も含まれる。その中間脚2は、前記主共通脚1の架材12と同様に片半部20aに2本づつのビーム3を取り付け得る天板支持領域20を備えた架材22を有し、その天板支持領域20の片半部20aづつにおいて左右に対向する主共通脚1との間に各々2本のビーム3を取り付けることができるようにしたものである。
つまり、このような大型第1テーブル領域A´であっても、前記と同様にして図7(a)に示すように側方に第2テーブル領域Bを増設して平面視L字状に切り欠いた開放空間Sを形成したり、或いは図7(b)に示すように側方に第2テーブル領域B、第1テーブル領域Aを順次増設して平面視コ字状に切り欠いた開放空間S´を形成することができる。
このことは第2テーブル領域Bについても同様で、主共通脚1の奥行き方向片半部10aに天板4の一端側を支持させ残り片半部10aの側方を開放空間Sとして片側使用可能としている限りにおいては、図8(a)に示すように、隣接する天板4,4間を前記中間脚2の半巾の支持領域を有する半巾中間脚2´で支持して天板面を幅方向に拡張した大型第2テーブル領域B´とする態様も含まれる。この大型第2テーブル領域B´の半巾中間脚2´には、図6に示した中間脚2と同様の構造で支持巾の狭いものを用いてもよいし、或いは図2に示した補助脚5をそのまま用いてもよいし、要はこれらと同様の架材を有し、その架材の左右の側面に各々2本のビーム3が取り付け可能であれば形態は特に限定されない。
つまり、このような大型第2テーブル領域B´であっても、前記と同様にして図8(a)や図8(b)に示すように第1テーブル領域Aや大型第1テーブル領域A´の側方に増設して平面視L字状に切り欠いた開放空間Sを形成することができるほか、図8(c)や図8(d)に示すように第1テーブル領域Aや大型第1テーブル領域A´に大型第2テーブル領域B´を介して更に第1テーブル領域Aや大型第1テーブル領域A´を連設することにより平面視コ字形に切り欠いた開放空間S´を形成する態様なども可能になる。勿論、図9(a)に示すように、第1テーブル領域Aの一方に第2テーブル領域Bを増設し他方に大型第2テーブル領域B´を増設したり、図9(b)に示すように更にその大型第2テーブル領域B´に第1テーブル領域Aや第2テーブル領域Bを増設する態様なども採ることができる。
すなわち、本実施形態によれば、第1テーブル領域Aや大型第1テーブル領域A´の側方に第2テーブル領域Bや大型第2テーブル領域B´を様々な態様で増設し、更にはその第2テーブル領域Bや大型第2テーブル領域B´にも第1テーブル領域Aや大型第1テーブル領域A´を増設することができるため、種々の形態の大型テーブルを随意に構成するとともに、これにより第2テーブル領域Bや大型第2テーブル領域B´に形成される平面視L字形に切り欠いた開放空間Sや平面視コ字形に切り欠いた開放空間S´を、共用スペースやコピーコーナーとして等として有効利用し、或いは部署と部署を区画する区画手段として有効に活用することが可能となる。
ただ、このような第2テーブル領域B、B´等を形成すると、片側使用であるがゆえに開放空間S、S´側から天板下の下肢空間が見え易くなり、横配線も途切れ易くなり、コピー等を設置すると頻繁に人が出入りすることで執務の妨げになり易くなる。
そこでこの実施形態では、例えば図1に示すように、第2テーブル領域Bの反使用縁側の下方に幕板6を着脱可能に取り付け得るようにしている。この幕板6は、主共通脚1や補助脚5に図示しないブラケットを介して簡単に取り付けることができ、図4(c)の形態では左右の主共通脚1に簡単に取り付けることができるが、例えばビーム等を利用してこの幕板6を取り付けるようにすれば、脚の形態にとらわれない取り付けが可能になる。そして、この幕板6は、図1や図4(a)に示すように反使用縁4bとの間に形成される隙間δ´が平面視において前記第1テーブル領域の所定隙間δの延長線上に位置するように、その持ち出し量を規定している。両隙間δ、δ´をほぼ同一寸法とすることも好ましい態様の一つである。
また、前記所定隙間δが配線の落し込み等を可能にするものであることは既述したが、その隙間δの下方には図10に示すように横配線を可能にする配線ダクト7が形成されている。そこで、この実施形態では図1に示す幕板6の内面にも配線ダクト7´を形成するようにしており、隙間δ、δ´は連続していることから、このような開放空間S等を設けても、第1テーブル領域Aから第2テーブル領域Bに亘る横配線機能を有効に確保するものとなっている。
さらに、図11(a)、(b)に示すように、第2テーブル領域Bにおける天板4の反使用縁4bと前記開放空間S、S´との間や、第1テーブル領域Aの側縁と第2テーブル領域Bの開放空間S、S´との間をそれぞれ遮蔽する位置に、適宜の構造によってテーブルトップパネル8a、8bを着脱可能に取り付け、これにより開放空間S、S´を必要に応じて執務スペースから独立させ得るようにしている。
なお、図2に符号9で示すものは、天板4の使用縁4aに上載荷重が作用した際に前垂れを防止するステーであって、第1テーブル領域Aにおいては左右の主共通脚1の内側に設けられている。この第1テーブル領域Aに第2テーブル領域Bを増連する際には、図12に示すように当該ステー9に連結板90を差し込み、これを主共通脚1の上面と天板4の下面との隙間dを通過させて、第2テーブル領域B側に引き出した延出部90aを当該第2テーブル領域Bを構成する天板4の下面に止着して使用縁の前垂れを防止するようにしている。図6に示した中間脚2などは、常に一対の天板4を支持することから、かかるステー9を両側に備えている。
以上説明したように、この実施形態のテーブルシステムは、図1、図2等に示したように、奥行き方向に片半部10aと残り片半部10aで計2枚分の天板支持領域10を有する主共通脚1を両端部に備え、その主共通脚1の天板支持領域10は更に巾方向片側づつに2枚の天板4,4を同時に支持することも可能なものであって、それらの主共通脚1,1間においてその天板支持領域10aの片側の奥行き方向全体を使って天板4が支持されている対面使用可能な第1テーブル領域Aに対して、この第1テーブル領域Aの側方に、当該第1テーブル領域Aの端部を構成する主共通脚1の天板支持領域10のもう片側を使ってその奥行き方向片半部10aに天板4を支持させ残り片半部10aの側方を開放空間Sとして片側使用可能な第2テーブル領域Bを増設するようにしたものである。
このように構成すると、第1テーブル領域Aを構成するにあたりその両端部に共通の単位脚1を用いることができ、しかも単位脚で対面配置される天板4、4全体を支持するため、背合わせに2つの脚を直接又は間接に接続するといった煩雑で部品点数増加の要因となる事態も有効に解消することができる。さらに、第1テーブル領域Aの何れの端部に対しても、解体することなく外付けによって片側使用可能な第2テーブル領域Bを簡単に増設することができるので、図4(a)、(b)等に示したようなバリエーションに富んだレイアウトも容易に実現可能となる。
また、図4(c)等に示したように、第1テーブル領域Aとは反対側に位置する第2テーブル領域Bの端部にも主共通脚1を設け、この主共通脚1の天板支持領域10のもう片側の奥行き方向全体を使って、更にその側方に天板4を支持させて対面使用可能な他の第1テーブル領域Aを増設できるようにしており、第2テーブル領域Bの端部にも主共通脚1を用いることによって、同じ単位脚を使い、かつ同じ取付構造によって、更にその側方に他の第1テーブル領域Aを簡単に増設することができる。
そして、これらを組み合わせることによって、図4並びに図7〜図9に示したような多種多様なレイアウトに容易に展開することができる。
一方、以上のような構造であると、事後的な第2テーブル領域Bの構成やその撤去も容易なものとなる。例えば、図13(a)に示すように奥行き方向に2枚分の天板支持領域10を有する主共通脚1を両端部に備え、その主共通脚1の天板支持領域10は更に巾方向片側づつに2枚の天板4,4を同時に支持することも可能なものであって、それらの主共通脚1,1間においてその天板支持領域10の片側の奥行き方向全体を使って天板4が支持されている対面使用可能な第1テーブル領域Aが幅方向に3箇所以上連設され、第1テーブル領域A、Aの隣接境界部においては各々1つの主共通脚1の巾方向片側づつに両側の天板4を支持している状態から、同図(a)→(b)に示すように真ん中の第1テーブル領域Aの奥行き方向片半部を構成する天板4及びその他の構成要素(ビーム3)を撤去することにより、当該第1テーブル領域Aを第2テーブル領域Bに変更して平面視コ字形の開放空間S´を容易に形成することができる。
或いは、同図(b)のように奥行き方向に2枚分の天板支持領域10を有する主共通脚1を両端部に備え、その主共通脚1の天板支持領域10は更に巾方向片側づつに2枚の天板4,4を同時に支持することも可能なものであって、それらの主共通脚1,1間においてその天板支持領域10の片側の奥行き方向全体を使って天板が支持されている対面使用可能な第1テーブル領域Aを一対に有し、その間に、第1テーブル領域Aの端部を構成する主共通脚1の天板支持領域10のもう片側を使ってその奥行き方向片半部10aに天板4を支持させ残り片半部10aの側方を開放空間S´として片側使用可能な第2テーブル領域Bを設けている状態から、同図(b)→(c)に示すように真ん中の第2テーブル領域Bを構成する天板4及びその他の構成要素(ビーム3)を撤去することにより、両側に存する第1テーブル領域Aをそれぞれ両端部に主共通脚1を有する各々対面使用可能な独立したテーブルTに容易に分解することも可能になる。
そして、具体的な基本構造としては、図2等に示したように主共通脚1が、一対の脚支柱11、11の上端部間を架材12によって接続した門形をなすものであり、天板支持領域10の奥行き方向片半部の領域10aにつき2本のビーム3を使って主共通脚1の架材12、12間を着脱可能に連結することにより、第2テーブル領域Bにおいては主共通脚11の奥行き方向片半部10a間に2本のビーム3が接続され、第1テーブル領域Aにおいては主共通脚1の奥行き方向全域間に計4本のビーム3が接続され、更に巾方向片側づつに隣接する天板4,4を同時に支持する際にはそれらのビーム3が主共通脚1の巾方向両側に接続された状態となるものである。
このように、脚1及び天板4は最低限2本のビーム3を含めて安定な構造体を構成し得るものである。そして、対面使用可能な天板4の反使用縁4b側の下方にバックフレームや連結部材のような仕切りが存在しないため、片側使用可能な第2テーブル領域Bを形成する機能を備えつつも、門形脚により足元をすっきり見せて下肢空間も広くとることができる。また、基本的にビーム3、主共通脚1及び天板4の追加によってテーブル領域B、Aを適宜増設でき、天板4及びビーム3の撤去によって中抜きも含めてテーブル領域B、Aの減少も適宜行うことができるので、バリエーションに富んだレイアウト変更を同様の作業を通じて簡単に行うことが可能となる。
そして、主共通脚1の中心部の上方に天板4の巾方向縁部が位置し、天板4,4を隣接させた場合に各々の天板4,4の巾方向縁部4sが主共通脚1の中心部の上方で突き合うようにしているので、既設のテーブルに基本的に手を加えることなく後付けによってテーブル領域を増設するという本発明の機能を有効に担保することができる。
さらに、図1等に示したように、第1テーブル領域Aにおいて一対の天板4,4の反使用縁4b、4b間に所定隙間δを形成するとともに、第2テーブル領域Bにおける天板4の反使用縁4b側に、当該反使用縁4bとの間に平面視において前記第1テーブル領域Aの所定隙間δの延長線上に位置する隙間δ´を形成するように幕板6を着脱可能に取り付けているので、大型テーブルTの外観の統一性、連続性を有効に保ちつつ、第2テーブル領域Bの下肢空間が開放空間S側に露出することを有効に防止することができる。
また、図10に示したように第1テーブル領域Aを構成する天板4,4の反使用縁4b、4b間の隙間δの下方に配線ダクト7を形成するとともに、図1に示したように第2テーブル領域Bを構成する天板4の反使用縁4bと幕板6との隙間の下方にも当該幕板6を利用して配線ダクト7´を形成しているので、テーブル領域を増設しても横配線機能を有効に確保することができる。
さらにまた、図11に示したように、第2テーブル領域Bの天板4の反使用縁4bと前記開放空間S、S´との間、或いは、第1テーブル領域Aの側縁4sと第2テーブル領域Bの開放空間S、S´との間をそれぞれ遮蔽する位置に、テーブルトップパネル8a、8bを着脱可能に取り付け得るようにしており、第2テーブル領域Bの開放空間S、S´を当該第2テーブル領域Bを構成する天板4や第1テーブル領域Aを構成する天板4から遮蔽することができるので、この空間を独立させて、執務の妨げになる不都合等を回避しつつ、共用スペースやコピーコーナー等として有効活用することが可能となる。
以上に述べたテーブルシステムは、より大局的に見れば、以下の構成からなっているものと言うことができる。
先ず、このテーブルシステムは、主共通脚1,1間にビーム3を架設して構造体を構成し、その主共通脚1は奥行き方向に2枚分の天板支持領域10を有し、その天板支持領域10は更に巾方向(片側づつ)に2枚の天板4,4を同時に支持可能なものであって、前記主共通脚1の天板支持領域10の奥行き方向全体に天板4を支持する態様と奥行き方向片半部10aにのみ天板4を支持する態様とを通じて第1テーブル領域A(A´)又は第2テーブル領域B(B´)を選択的に構成可能であり、これにより巾方向への増連に際し、平面視コ字形又はL字形の開放空間S、S´を増連方向の所要位置で奥行き方向の所要の片半部10aに適宜に形成し得るようにしたことを特徴とする。
この場合、事後的に、巾方向の所要に存する第1テーブル領域A(A´)に対し、奥行き方向に対をなす天板4,4の何れか一方を撤去することによって、当該第1テーブル領域A(A´)を第2テーブル領域B(B´)に変更することが可能である。
或いは、事後的に、巾方向の所要位置に存する第2テーブル領域B(B´)に対し、奥行き方向片半部10aに位置する開放空間S、S´を天板4により閉鎖することによって、当該第2テーブル領域B(B´)を第1テーブル領域A(A´)に変更することが可能である。
或いは、端部に第1テーブル領域A(A´)が位置する際は、既設の構造体部分の解体を伴うことなく当該第1テーブル領域A(A´)の端部を構成する主共通脚1を利用して第2テーブル領域B(B´)の増設が可能である。勿論、主共通脚1を追加して第1テーブル領域A(A´)を構成する天板4の増設ができるのは言うまでもない。
或いは、端部に第2テーブル領域B(B´)が位置する際は、少なくとも当該第2テーブル領域B(B´)の端部を構成する半巾の端部脚5を主共通脚1に取り替えることによって、第1テーブル領域A(A´)又は第2テーブル領域B(B´)の何れの増設も可能である。勿論、半巾の脚(補助脚)を追加して第2テーブル領域B(B´)を構成する天板4の増設ができる点も上記と同様である。
或いは、テーブル領域の撤去時に、撤去によって残されるテーブルの端部が第1テーブル領域A(A´)となる場合には、当該残される第1テーブル領域A(A´)の構造体部分を解体せずに所要のテーブル領域の撤去が可能である。
或いは、テーブル領域の撤去時に、撤去によって残されるテーブルの端部が第2テーブル領域B(B´)となる場合には、当該残される第2テーブル領域B(B´)の端部を支持する主共通脚1を半巾の端部脚に取り替える以上の構造体部分の解体をせずにテーブル領域の撤去が可能である。
そして、図示例のテーブルシステムは、端部に第2テーブル領域B(B´)が構成される場合の半巾の端部脚5以外は、全て奥行き方向に2枚分の天板支持領域10を有する主共通脚4によって構成されるものである。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではない。
例えば、図示例において、第1テーブル領域Aには何れも主共通脚1の天板支持領域10の片半部10aづつにそれぞれ天板4を1枚づつ配置して巾方向片側につき計2枚で構成されていたが、主共通脚1の天板支持領域10全体に2枚分の天板面積を有する1枚の大型天板を取り付ける態様を妨げるものではない。
また、上記のような基本構造からすれば、図14に示すように天板4,4同士が奥行き方向に変位して隣接するものにおいて、その隣接境界部分に奥行き方向に2枚分の天板を支持可能な天板支持領域10を有する主共通脚1を配置して、その片半部10cには一側方(例えば左側)に隣接する天板4を支持するとともに他側方(例えば右側)には開放空間S´、Sを形成し、残り片半部10dにおいては他側方(例えば右側)に天板4を支持するとともに一側方(例えば左側)に隣接する部位には開放空間S´、Sを形成することによって、千鳥状にテーブル領域を配置したり、階段状にテーブル領域を配置するといった斬新な形態なども有効に実現することができる。
すなわち、これを本発明のテーブル領域との関係において既述すれば、主共通脚1の奥行き方向の片半部10aには左側又は右側の天板4を支持させ、奥行き方向の残り片半部10aには右側又は左側の天板4を支持させることにより、奥行き方向の片半部10aには右側又は左側に開放空間S(S´)が形成され、奥行き方向の残りの片半部10aには左側又は右側に開放空間S(S´)が形成され、これにより前記主共通脚1の両側に第2テーブル領域Bが形成された状態となるものである。
そして、このような基本構成をベースにして、図14(a)では平面視千鳥状に少なくとも3枚以上の天板4が連なるように第2テーブル領域Bが連設され、図14(b)では平面視階段状に少なくとも3枚以上の天板4が連なるように第2テーブル領域Bが連設されるものである。
さらに上記実施形態では、隣接する天板4,4は、天板支持領域10すなわち主共通脚1の上面の巾方向片側づつにビーム3のブラケット上片31aを介して各々の縁部4sが支持され、主共通脚1の中心部の上方において両天板4,4の巾方向縁部4c、4cが突き合う関係にあったが、例えば図15に示すように、一方の天板4mが主共通脚1の上面全域を覆い、他方の天板4nが主共通脚1上に直接掛かっていない構造のものも含まれる。この場合、他方の天板4nはブラケット4t等を介して主共通脚1の適宜部位に支持させればよく、この場合にも主共通脚1の天板支持領域において隣接する天板4,4が同時に支持される構造であると言うことができる。
したがって、主共通脚1に対する天板4の具体的な支持構造には、上記実施形態のようにビーム3を介して支持させる態様以外に、主共通脚1の上面や側面にブラケット等を介して支持させる態様、主共通脚1に直接天板4を載せ置く態様なども含まれるものである。
その他の構成も、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。また、本発明のテーブルの概念には、いわゆるデスクと称されるものも勿論含まれるものである。
本発明の一実施形態を適用した大型テーブルの斜視図。 同テーブルの構造体部分を示す一部省略した透視図。 同テーブルの主共通脚と天板の位置関係を示す図。 同実施形態におけるレイアウトパターンを示す図。 同実施形態において適用可能な大型第1テーブル領域を備えたテーブルを示す図。 同テーブルの構造体部分を示す一部省略した透視図。 同実施形態における他のレイアウトパターンを示す図。 同実施形態における更に他のレイアウトパターンを示す図。 同実施形態における上記以外のレイアウトパターンを示す図。 同実施形態における配線ダクトを示す側断面図。 同実施形態においてテーブルトップパネルの適用状態を示す模式図。 同実施形態における天板縁部のステー部分を示す図。 同実施形態におけるレイアウト変更例を示す図。 本発明の他の実施形態におけるレイアウトパターンを示す図。 本発明の変形例を示す図。
符号の説明
1…主共通脚
3…ビーム
4…天板
4b…反使用縁
4s…縁部
6…膜板
7、7´…配線ダクト
8a、8b…テーブルトップパネル
10…天板支持領域
10a…片半部、残り片半部
11…脚支柱
12…架材
A、A´…第1テーブル領域
B、B´…第2テーブル領域
S,S´…開放空間
δ…所定隙間
δ´…隙間

Claims (10)

  1. 奥行き方向に2枚分の天板支持領域を有する主共通脚を両端部に備え、その主共通脚の天板支持領域は更に巾方向に2枚の天板を同時に支持することも可能なものであって、それらの主共通脚間においてその天板支持領域の奥行き方向全体を使って天板が支持されている対面使用可能な第1テーブル領域に対して、この第1テーブル領域の側方に、当該第1テーブル領域の端部を構成する主共通脚の天板支持領域を使ってその奥行き方向片半部に天板を支持させ残り片半部の側方を開放空間として片側使用可能な第2テーブル領域を増設したことを特徴とするテーブルシステム。
  2. 第1テーブル領域とは反対側に位置する第2テーブル領域の端部にも主共通脚を設け、この主共通脚の天板支持領域の奥行き方向全体を使って、更にその側方に天板を支持させて対面使用可能な他の第1テーブル領域を増設している請求項1記載のテーブルシステム。
  3. 奥行き方向に2枚分の天板支持領域を有する主共通脚を両端部に備え、その主共通脚の天板支持領域は更に巾方向に2枚の天板を同時に支持することも可能なものであって、それらの主共通脚間においてその天板支持領域の奥行き方向全体を使って天板が支持されている対面使用可能な第1テーブル領域が幅方向に3箇所以上連設され、その際に第1テーブル領域の隣接境界部においては各々1つの主共通脚に両側の天板を支持しており、その状態から真ん中の第1テーブル領域の奥行き方向片半部を構成する天板その他の構成要素を撤去することにより、当該第1テーブル領域を第2テーブル領域に変更可能としていることを特徴とするテーブルシステム。
  4. 奥行き方向に2枚分の天板支持領域を有する主共通脚を両端部に備え、その主共通脚の天板支持領域は更に巾方向に2枚の天板を同時に支持することも可能なものであって、それらの主共通脚間においてその天板支持領域の奥行き方向全体を使って天板が支持されている対面使用可能な第1テーブル領域を一対に有し、その間に、第1テーブル領域の端部を構成する主共通脚の天板支持領域を使ってその奥行き方向片半部に天板を支持させ残り片半部の側方を開放空間として片側使用可能な第2テーブル領域を設けており、その状態から真ん中の第2テーブル領域を構成する天板その他の構成要素を撤去することにより、両側に存する第1テーブル領域がそれぞれ両端部に主共通脚を有する各々対面使用可能な独立したテーブルとなる構造を有することを特徴とするテーブルシステム。
  5. 主共通脚が、一対の脚支柱の上端部間を架材によって接続した門形をなすものであり、天板支持領域の奥行き方向片半部の領域につき2本以上のビームを使って脚の架材間を着脱可能に連結することにより、第2テーブル領域においては主共通脚の奥行き方向片半部間にビームが接続され、第1テーブル領域においては主共通脚の奥行き方向全域間にビームが接続され、更に隣接する天板を同時に支持する際にはそれらのビームが主共通脚の巾方向両側に接続された状態となる請求項1〜4記載のテーブルシステム。
  6. 主共通脚の中心部の上方に天板の巾方向縁部が位置し、天板を隣接させた場合に各々の天板の巾方向縁部が主共通脚の中心部の上方で突き合うようにしている請求項1〜5記載のテーブルシステム。
  7. 第1テーブル領域において、一対の天板の反使用縁間に所定隙間を形成するとともに、第2テーブル領域における天板の反使用縁側に、当該反使用縁との間に平面視において前記第1テーブル領域の所定隙間の延長線上に位置する隙間を形成するように幕板を着脱可能に取り付けている請求項1〜6記載のテーブルシステム。
  8. 第1テーブル領域を構成する天板の反使用縁間の隙間の下方に配線ダクトを形成するとともに、第2テーブル領域を構成する天板の反使用縁と幕板との隙間の下方にも、当該幕板を利用して配線ダクトを形成している請求項7記載のテーブルシステム。
  9. 第2テーブル領域の天板の反使用縁と前記開放空間との間、及び、第1テーブル領域の側縁と第2テーブル領域の開放空間との間をそれぞれ遮蔽する位置に、テーブルトップパネルを着脱可能に取り付け得るようにしている請求項1〜8記載のテーブルシステム。
  10. 天板同士が奥行き方向に変位して隣接するものにおいて、その隣接境界部分に奥行き方向に2枚分の天板を支持可能な天板支持領域を有する主共通脚を配置して、その片半部には一側方に隣接する天板を支持するとともに他側方に開放空間を形成し、残り片半部においては他側方に隣接する天板を支持するとともに一側方に開放空間を形成してなることを特徴とするテーブルシステム。

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