JP2008278989A - 宝石類を親骨に装着した扇子 - Google Patents

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Susumu Kawagoe
進 川越
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OUGIYA KAWAKOSHI KK
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Abstract

【課題】宝石類を親骨に美麗に且つ確実に固定した扇子を提供する。
【解決手段】親骨11の表面に凹部を設け、そこに宝石類13を陥設して、窓を有する薄い押え板11で固定する。親骨11には凹部を設けず、やや厚めの押え板12に貫通孔を設け、宝石類13を固定するようにしてもよい。押え板12を親骨11に固定するには、押え板12の下面に一対のピンを設け、それらを親骨11の対応する孔に挿入するという方法を取ることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、宝石類を親骨に装着した扇子に関する。なお、本出願でいう「宝石類」には、ダイヤモンドやルビー等の鉱物性のものの他、琥珀等の非鉱物性のものやガラス、プラスチック等の模造品、或いは貴金属製の装飾物も含む。
従来、扇子の親骨に宝石類を装着する方法としては、接着剤を使う方法の他、磁石や係止リング等の取付具を用いる方法があった。
実登3044414号公報([0025],図4)
接着剤を用いる方法は、透明又は半透明な宝石類の場合には、外観を低下させるため、装飾性の点より不適切であった。また、磁石等の取付具を用いる方法は宝石類が外れやすく、また、係止リングを用いる方法は、宝石の完全な固定とはならず、扇子等の収納に問題があった。そこで、本発明は、宝石類を親骨に美麗に且つ確実に固定すると共に、収納性の良い扇子を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために成された本発明に係る扇子は、宝石類を押え板により親骨の表面に固定したことを特徴とする。
前記押え板は、接着剤で親骨に固定してもよいが、押え板の一方の面に突出した一対のピンを設け、それらを親骨に設けた対応する孔に挿入することにより親骨に固定するのが好ましい。
前記親骨や前記押え板には、通常の扇子で用いられる竹材の他、金属、木材、プラスチック等を用いることができる。
本発明では、押え板によって宝石類を固定するため、透明又は半透明な宝石類もその美麗な外観を保持したまま固定することができる。また、親骨から大きく突出することがないので、扇子の収納も容易となる。
以下、添付図面を使って、本発明の扇子の実施例を説明する。
図1は、本発明の一実施例であるの装飾付扇子の正面図(a)と側面図(b)である。本実施例の扇子10は、扇面紙101、小骨102、要103、親骨11、押え板12、宝石13を主な構成要素としている。図2は、装着された宝石13とその周辺を拡大したものであり、(a)は正面図、(b)はそのA−A’線における断面図である。図3は、図2(b)と同位置の分解図である。
親骨11には全面に金めっきを施した厚さ3 mmのアルミ板、押え板12には厚さ0.3 mmの薄い銀板を用いている。本実施例では、押え板12の表面に龍の彫刻を施し、その輪郭も龍を模した複雑な形状としている。このような加工や後述する窓15等の加工は、コンピュータ制御の3次元彫刻機を用いて行っている。なお、本実施例では押え板12を、その模様に合わせた複雑な形状としたが、もちろん、単純な形状であってもかまわない。また、押え板を親骨11とほぼ同形状とし、親骨11の全面を覆うようにしてもよい。
親骨11には、凹部14が設けられ、そこに宝石13が陥設されている。また、押え板12は、宝石13の外形よりも小さい窓15を有し、前記の親骨11に固定される。これらによって、宝石13は外部から視認することができるとともに、親骨11に確実に固定される。なお、図4に示すように、親骨11aには凹部を設けず、やや厚めの押え板12aを用いて、押え板12aに、親骨11aとの接合面(下面)で大きく、その反対側(上面)で小さい貫通孔15aを設け、その貫通孔15aで宝石13aを固定するようにしてもよい。
本実施例の扇子10では、宝石13は龍の目に見立てたものである。作業性の点では底面が平坦なカボッションカット形状の宝石類が適しているが、親骨や押え板に適切な凹部を設けておけば、楕円球形状、マーキスカット形状、オーバルカット形状など任意の形状の宝石類を使用することもできる。
図5は、押え板12とその周辺の長手方向断面・分解図である。押え板12は、接着剤で親骨11に固定することもできるが、このように、押え板12の両端から下方にハ字状に突出するように設けたピン16と、それに適合するように親骨11の表面に設けた孔17によって固定すると、宝石の取り替えが可能となる。なお、ピン16は、押え板12と一緒に平面状に形成し、その後折り曲げて下方に突出させるという加工方法をとることにより、押え板12の製造コストを大幅に低下させることができる。
図5の例では、押え板12の両端にピン16を設けているが、外観をすっきりさせたい場合には、押え板12の下面と親骨11の表面の双方に孔を設け、別に用意したピンをそれらに挿入するようにしてもよい。また、図6に示すように、一対のピンは、押え板12bの長手方向ではなく幅方向に設けてもよく、その傾きも、一方を内向きに、他方を垂直にしてもよい。なお、ピンと孔は2対以上あってもよい。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、親骨や宝石類、押え板の形状や素材、個数を変更したり、それらに絵柄や着色、彫刻を施す等、デザインに応じた様々な変形をすることが可能である。
本発明の実施例である宝石類を親骨に装着した扇子の正面図(a)及び側面図(b)。 実施例の扇子の宝石類とその周辺の正面図(a)及びA−A’線における断面図(b)。 実施例の扇子の図2(b)と同位置の分解図。 親骨に凹部を設けない扇子の分解図。 長手方向に一対のピンを設けた押え板とその周辺の扇子の断面・分解図。 幅方向に一対のピンを設けた押え板とその周辺の扇子の断面・分解図。
符号の説明
10…扇子
101…扇面紙
102…小骨
103…要
11、11a、11b…親骨
12、12a、12b…押え板
13、13a…宝石
14…凹部
15…窓
15a…貫通部
16、16b、16c…ピン
17、17b、17c…孔

Claims (2)

  1. 宝石類を押え板により親骨の表面に固定したことを特徴とする扇子。
  2. 前記押え板の一方の面に突出した一対のピンを設け、それらを親骨に設けた対応する孔に挿入することにより押え板を親骨に固定する請求項1に記載の扇子。
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