JP2008276815A - 垂直磁気記録ヘッド - Google Patents
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Abstract
【課題】スキュー時のサイドフリンジングを抑制し、記録磁界強度及び記録磁界傾度の両方を良好に維持できる垂直磁気記録ヘッドを得る。
【解決手段】主磁極層の媒体対向面に露出する磁極部形状がリターンヨーク層側のトレーリングエッジよりリーディングエッジで幅狭の台形形状をなす垂直磁気記録ヘッドにおいて、主磁極層の磁極部のトラック幅方向のリーディングエッジ側に、リーディングエッジにて分断されて磁極部の両側面に対向する一対のサイドシールド部と該一対のサイドシールド部に磁気的に接続されて磁極部のリーディングエッジ下方に位置するボトムシールド部とを有する磁気シールド層を設けた。
【選択図】図3
【解決手段】主磁極層の媒体対向面に露出する磁極部形状がリターンヨーク層側のトレーリングエッジよりリーディングエッジで幅狭の台形形状をなす垂直磁気記録ヘッドにおいて、主磁極層の磁極部のトラック幅方向のリーディングエッジ側に、リーディングエッジにて分断されて磁極部の両側面に対向する一対のサイドシールド部と該一対のサイドシールド部に磁気的に接続されて磁極部のリーディングエッジ下方に位置するボトムシールド部とを有する磁気シールド層を設けた。
【選択図】図3
Description
本発明は、スキュー角をもって駆動され、記録媒体平面に垂直な記録磁界を印加して記録動作する垂直磁気記録ヘッドに関する。
垂直記録磁気ヘッドは、周知のように、記録媒体との対向面(媒体対向面)に露出する前端面を有し、且つ、該媒体対向面よりハイト方向奥側で磁気的に接続された主磁極層及びリターンヨーク層と、媒体対向面で主磁極層とリターンヨーク層の間に介在する磁気ギャップ層と、通電により主磁極層とリターンヨーク層の間に記録磁界を誘導するコイル層とを有している。主磁極層とリターンヨーク層の間に誘導された記録磁界は、主磁極層の前端面から記録媒体のハード膜に垂直に入射し、同記録媒体のソフト膜を通ってリターンヨーク層の前端面に戻る。これにより、主磁極層の前端面との対向部分で磁気記録がなされる。主磁極層の前端面のトラック幅方向の寸法、すなわち、記録トラック幅寸法は、ハードディスク装置の高記録密度化に伴ってますます狭小化される傾向にある。
挟トラック化された垂直磁気記録ヘッドでは、該ヘッドが記録媒体に対して傾斜した状態で駆動されるスキュー時のサイドフリンジングをいかに抑制するかが課題となっている。
スキュー時のサイドフリンジングを抑制する方法としては、主磁極層の磁極部(媒体対向面に露出する前端面)を、その媒体対向面側から見た形状がトレーリングエッジ側よりリーディングエッジ側で幅狭となる台形形状(べベル形状)にすることが従来から知られている。主磁極層の磁極部がトレーリングエッジ側よりリーディングエッジ側で幅狭であれば、スキュー時に主磁極層のトラック幅方向の側面から漏れる磁界が記録媒体上の隣接トラックまで到達せず、にじみの少ない記録動作を実現できる。主磁極層のベベル角度が大きいほど、サイドフリンジング抑制効果は高くなる。ところが、挟トラック化された主磁極層は、そのトラック幅方向の寸法が極めて小さいために、ベベル角が大きくなるとリーディングエッジ側が削れて逆三角形状となってしまい、膜厚方向の寸法を維持することができない。また、主磁極層はベベル形状とした後に所望の膜厚寸法が得られる位置までCMP(Chemical Mechanical Polishing)加工を実施することにより形成しているので、ベベル角が大きくなるとCMP加工誤差によるトラック幅寸法のばらつきが増大してしまう。このため、主磁極層のベベル角度は一定以上に大きくすることはできず、サイドフリンジングを十分に抑制できなかった。
そこで近年では、例えば特許文献1〜5に記載されているように、主磁極層の周囲に磁気的なシールド層を設けることが提案されている。
特開2005−92929号公報
特開2005−190518号公報
特開2005−310363号公報
特開2005−174449号公報
特開2006−309930号公報
しかしながら、特許文献1〜3のように主磁極層を囲んでシールド層がベタ膜状に設けられていると、主磁極層の側方からの漏れ磁束だけでなく主磁極層から記録媒体に印加される記録用の磁束もシールド層で吸収されるため、記録磁界が極端に小さくなる。このように記録磁界強度が極端に小さくなると、保磁力の高い記録媒体に対しては記録動作できず、記録磁界傾度が向上しても総合的な記録性能は悪化してしまう。
特許文献4には、記録磁極膜11の一部である軟磁性膜111のトラック幅方向の両側に磁気バイアス膜112を形成した構造が記載されているが、この磁気バイアス膜112は、軟磁性膜111に磁化容易軸方向の磁気バイアスを加えるための膜であって軟磁性膜111に接しているから、軟磁性層111の漏れ磁界を吸収するシールド機能は有していない。
特許文献5には、書き込み磁極302、戻り磁極304、およびABS近傍で戻り磁極304と磁気的に接続された、書き込み磁極302に向かって延在する磁気シールド330が記載されている。しかしながら、磁気シールド330は、ABSにおいて書き込み磁極302と戻り磁極304の間に位置し、書き込みコイルまたは整形層などからの外部磁界を吸収するための磁気シールドであって、書き込み磁極302からの磁界を吸収しないようにするため、該シールド330と書き込み磁極302との間に必要な間隔を提供するノッチ402を書き込み磁極302に近い縁部に有している。このノッチ402により、書き込み磁極302の前縁412と磁気シールド330の最小限の間隔D1が0.4μm〜3.0μm確保され、書き込み磁極302の側面415、417と磁気シールド330の最小限の間隔D2が約3〜10μm確保されている。このため、書き込み磁極302の側方から広がる側方磁束は磁気シールド330で吸収されず、スキュー時のサイドフリンジングを抑制できない。
本発明は、スキュー時のサイドフリンジングを抑制し、記録磁界強度及び記録磁界傾度の両方を良好に維持できる垂直磁気記録ヘッドを得ることを目的としている。
本発明は、シールド層を主磁極層のトレーリングエッジ側には設けずリーディングエッジ側に部分的に設ければ、リーディングエッジ側で生じる漏れ磁束はシールド層で吸収されるからスキュー時のサイドフリンジングを抑制でき、同時に、トレーリングエッジ側に伝わった磁束は吸収されないから記録媒体に印加される記録磁界強度の低減を抑えられることに着目して完成されたものである。
すなわち、本発明は、記録媒体との対向面に露出する磁極部を備えた主磁極層と、この主磁極層の上に間隔をあけて積層され、媒体対向面よりハイト方向奥側で該主磁極層と磁気的に接続するリターンヨーク層と、主磁極層を覆う非磁性材料層とを備え、主磁極層の磁極部の媒体対向面から見た形状がリターンヨーク層側のトレーリングエッジよりリーディングエッジで幅狭の台形形状をなす垂直磁気記録ヘッドにおいて、主磁極層の磁極部のリーディングエッジ側に、非磁性材料層を挟んで、軟磁性材料からなる磁気シールド層を設けたこと、この磁気シールド層は、磁極部のリーディングエッジにおいて分断されて該磁極部のトラック幅方向の両側面に対向する一対のサイドシールド部と、この一対のサイドシールド部と磁気的に接続されて磁極部のリーディングエッジ下方に位置するボトムシールド部とを有していること、及び、一対のサイドシールド部は、磁極部のトラック幅方向の両側面と対向する端面が、該磁極部のトレーリングエッジ面におけるトラック幅方向の側面位置とリーディングエッジ面におけるトラック幅方向の側面位置の間に位置していることを特徴としている。
具体的に、磁気シールド層は、該磁気シールド層の膜厚方向の中心線が磁極部の膜厚方向の中心線よりリーディングエッジ側に位置するように設けられていることが好ましい。
上記磁気シールド層において、一対の部分サイドシールド部は、磁極部のトラック幅方向の両側面と対向する端面が、該磁極部の台形形状に対応するテーパー面をなしていることが好ましい。この態様によれば、磁極部のトラック幅方向の両側面と対向する端面を、該磁極部のトラック幅方向の両側面に近接させることが容易である。
本発明によれば、磁気シールド層のサイドシールド部及びボトムシールド部により主磁極層の磁極部のリーディングエッジ側の漏れ磁界が吸収され、且つ、磁極部のトレーリングエッジ側から記録媒体に向かう記録磁束は吸収されないので、スキュー時のサイドフリンジングが抑制されて記録磁界傾度が向上するとともに、記録磁界強度を良好に維持できる垂直磁気記録ヘッドが得られる。
以下、図面を参照しながら本発明を説明する。各図において、X方向、Y方向及びZ方向は、トラック幅方向、ハイト方向及び垂直磁気記録ヘッドを構成する各層の積層方向(膜厚方向)でそれぞれ定義される。
図1〜図5は、本発明の一実施形態による垂直磁気記録ヘッドHを示している。
図1は、垂直磁気記録ヘッドHの全体構造を示す縦断面図である。垂直磁気記録ヘッドHは、記録媒体Mに垂直な記録磁界Φを与え、記録媒体Mのハード膜Maを垂直方向に磁化させる。記録媒体Mは、残留磁化の高いハード膜Maを媒体表面側に、磁気透過率の高いソフト膜Mbをハード膜Maよりも内側に有している。この記録媒体Mは、例えばディスク状であり、ディスクの中心が回転軸中心となって回転させられる。スライダ101はAl2O3・TiCなどの非磁性材料で形成されており、スライダ101の媒体対向面101aが記録媒体Mに対向し、記録媒体Mが回転すると、表面の空気流によりスライダ101が記録媒体Mの表面から浮上する。
スライダ101のトレーリング側端面101bには、Al2O3またはSiO2などの無機材料による非磁性絶縁層102が形成されて、この非磁性絶縁層102の上に再生部Rが形成されている。再生部Rは、下部シールド層103と、上部シールド層106と、この下部シールド層103及び上部シールド層106の間を埋める無機絶縁層(ギャップ絶縁層)105と、この無機絶縁層105内に位置する再生素子104とを有している。再生素子104は、AMR、GMR、TMRなどの磁気抵抗効果素子である。
上部シールド層106の上には、コイル絶縁下地層107を介して、導電性材料で形成された複数本の第1コイル層108が形成されている。第1コイル層108は、例えばAu,Ag,Pt,Cu,Cr,Al,Ti,NiP,Mo,Pd,Rhから選ばれる1種、または2種以上の非磁性金属材料からなる。あるいはこれら非磁性金属材料が積層された積層構造であってもよい。第1コイル層108の周囲には、Al2O3またはSiO2などからなるコイル絶縁層109が形成されている。
コイル絶縁層109の上面は平坦化されていて、この平坦面より上層に図示しないメッキ下地層が形成され、さらにメッキ下地層の上に、Ni−Fe、Co−Fe、Ni−Fe−Coなどの飽和磁束密度の高い強磁性材料からなる主磁極層110が形成されている。
主磁極層110は、図2に示されるように、媒体対向面F側から順に磁極部(ポールストレート部)110A、1stフレア部110B、2ndフレア部110C及び基部110Dを有している。磁極部110Aは、媒体対向面Fに露出する前端面110A1を有し、トレーリングエッジTEにおけるトラック幅方向の寸法が記録トラック幅Twで形成され、ハイト方向の寸法が所定のネックハイトNhで形成されている。この磁極部110Aは、その全長に渡って一様に、媒体対向面Fから見た形状がトレーリングエッジTE側よりリーディングエッジRE側で幅狭の台形形状(ベベル形状)をなしている。磁極部110Aのベベル化により、リーディングエッジRE側から記録媒体Mまで到達する漏れ磁界を減らすことができ、サイドフリンジング抑制効果が得られる。現状では、記録トラック幅Twが100〜150nm程度、ネックハイトNhが100〜150nm程度、膜厚寸法が200〜300nm程度、ベベル角度θが7〜9°程度である。1stフレア部110Bは、基部110Dから磁極部110Aに向かって記録磁界を絞り込むための領域であって、磁極部110Aからハイト方向奥側に向かってトラック幅方向の寸法が広がっている。2ndフレア部110Cは、励磁の後、基部110Dに発生する磁区構造がトラック幅方向に向くように整えるための領域であって、1stフレア部110Bと基部110Dを接合する。本実施形態の主磁極層110は、コイル絶縁層109の上に全面的に形成されたものではなく、媒体対向面F側のみに局所的に形成されていて、基部110Dで補助ヨーク層112に磁気的に接続されている。補助ヨーク層112は、主磁極層110よりも磁束飽和密度の低い磁性材料からなり、記録コイル(第1コイル層108、第2コイル層118)により誘導された記録磁界の磁束を主磁極層110に伝える。主磁極層110の周囲には非磁性材料層111が形成されていて、主磁極層110の上面と非磁性材料層111の上面が同一面となるように平坦化されている。
主磁極層110及び補助ヨーク層112の上には、例えばAl2O3やSiO2等の無機非磁性絶縁材料からなる磁気ギャップ層113が所定のギャップ間隔に対応する膜厚で形成されている。磁気ギャップ層113の膜厚は、現状50nm程度である。磁気ギャップ層113上には、媒体対向面Fからハイト方向奥側に所定のスロートハイトThだけ後退させた位置にハイト決め層115が形成され、このハイト決め層115のハイト方向奥側にコイル絶縁下地層117を介して第2コイル層118が形成されている。
第2コイル層118は第1コイル層108と同様に、導電性材料によって複数本形成されている。第2コイル層118は、例えばAu,Ag,Pt,Cu,Cr,Al,Ti,NiP,Mo,Pd,Rhから選ばれる1種、または2種以上の非磁性金属材料からなる。あるいはこれら非磁性金属材料が積層された積層構造であってもよい。上記第1コイル層108と第2コイル層118とは、ソレノイド状になるように、それぞれのトラック幅方向(図示X方向)における端部同士が電気的に接続されている。コイル層(磁界発生手段)の形状は特にソレノイド形状に限定されるものではない。第2コイル層118の周囲には、コイル絶縁層119が形成されている。
コイル絶縁層119からハイト決め層115及び磁気ギャップ層113上にかけて、Ni−Fe、Co−Fe、Ni−Fe−Coなどの飽和磁束密度の高い強磁性材料からなるリターンヨーク層150が形成されている。リターンヨーク層150は、媒体対向面Fに露出し、磁気ギャップ層113を介して主磁極層110の磁極部110Aに対向する前端面150aと、ハイト方向奥側で補助ヨーク層112を介して主磁極層110の基部110Dに磁気的に接続する接続部150bとを有している。リターンヨーク層150のスロートハイトThは、ハイト決め層115により規定されている。このリターンヨーク層150は、無機非磁性絶縁材料からなる保護層120で覆われている。
以上の全体構成を有する垂直磁気記録ヘッドHは、図3〜図5に示されるように、主磁極層110の磁極部110AのリーディングエッジRE側に、磁気シールド層200を備えている。図3は磁気シールド層200を含む主磁極周辺構造を拡大して示す縦断面図、図4(a)は図3及び図5のIVa−IVa線に沿う横断面図、図4(b)は図3及び図5のIVb−IVb線に沿う横断面図、図5は磁気シールド層200を示す平面図である。
磁気シールド層200は、コイル絶縁層109の上に、例えばNiFeやNiFeCo等の軟磁性材料で形成されている。ここで、磁気シールド層200及び主磁極層110の磁極部110Aの膜厚方向の中間位置(全体膜厚の1/2となる位置)を示す仮想線を中心線C1、C2として表したとき、磁気シールド層200は、その膜厚方向の中心線C1が主磁極層110の磁極部110Aの膜厚方向の中心線C2よりリーディングエッジRE側に位置するように膜厚制御されている。すなわち、磁気シールド層200は、磁極部110AのトレーリングエッジTE側には存在せず、リーディングエッジRE側のみに存在する。主磁極層110の磁極部110Aは、磁気シールド層200の上に非磁性材料層114を介して積層されており、この非磁性材料層114及び非磁性材料層111によって、磁極部110Aと磁気シールド層200は磁気的に分離されている。
磁気シールド層200は、一対のサイドシールド部200Aと、ボトムシールド部200Bを有している。本実施形態では、一対のサイドシールド部200Aとボトムシールド部200Bを別々の層(別工程)で形成してあるが、この一対のサイドシールド部200Aとボトムシールド部200Bを一層で形成してもよい。
一対のサイドシールド部200Aは、主磁極層110の磁極部110Aで分断されて該磁極部110Aのトラック幅方向の側面110A2にそれぞれ対向し、この側面110A2から漏れる側方磁束を吸収する磁気シールド機能を有する。磁極部110Aの側面110A2と対向する端面200A2は、磁極部110Aの台形形状に対応し且つ磁極部110Aの側面110A2からトラック幅方向に離れるに従って膜厚が増大するテーパー面をなしていて、側面110A2と平行な位置関係にある。このサイドシールド部200Aの端面200A2は、磁極部110Aの側面110A2から漏れる側方磁束をより多く吸収できるように、磁極部110Aとのオーバーラップ領域α(図3)に位置させてある。オーバーラップ領域αは、磁極部110AのトレーリングエッジTEにおけるトラック幅方向の側面位置からリーディングエッジREにおけるトラック幅方向の側面位置までの間の領域である。一対のサイドシールド部200Aの両端面200A2の対向間隔は記録トラック幅Twより狭く、具体的に、サイドシールド部200Aの端面200A2と磁極部110Aの側面110A2との対向間隔D2は、10〜50nmに規定されている。サイドシールド部200Aの膜厚は、端面200A2を除いて、一定である。
ボトムシールド部200Bは、主磁極層110の磁極部110AのリーディングエッジREと一対のサイドシールド部200Aの下方に位置し、磁極部110AのリーディングエッジREから漏れる磁束を吸収する磁気シールド機能を有する。このボトムシールド部200Bは、その全長に渡って巨視的な凹凸のない均一な膜厚D3で形成されていて、磁極部110AのリーディングエッジREに対して平行に対向する。ここで、ボトムシールド部200Bは、主磁極層110の磁極部110AのリーディングエッジREから漏れる磁束をより多く吸収できるように、磁極部110AのリーディングエッジREとの対向間隔D1が10〜50nmに規定され、その膜厚D3が90〜400nmに規定されている。ボトムシールド部200Bは、磁極部110AのリーディングエッジREとの対向間隔D1が狭くなればその磁束吸収量が増大し、膜厚D3が大きくなればその磁束吸収量が増大するとともに磁極部110AのリーディングエッジREから漏れ磁束を吸収しても磁気飽和が生じにくくなる。ボトムシールド部200Bと磁極部110AのリーディングエッジREとの対向間隔D1は、非磁性材料層114の膜厚により規定することができる。
一対のサイドシールド部200A及びボトムシールド部200Bは、トラック幅方向には長く延び、ハイト方向には主磁極層110の磁極部110Aから1stフレア部110Bの一部にかけて形成されていて、図5に示すように略長方形状の平面形状をなしている。本実施形態では、一対のサイドシールド部200Aとボトムシールド部200Bのトラック幅方向及びハイト方向の延出端部を同一位置に形成してあるが、該一対のサイドシールド部200Aの延出端部とボトムシールド部200Bの延出端部は異なる位置に形成してもよい。一対のサイドシールド部200Aは、少なくとも磁極部110Aの両側面110A2の近傍にあればよい。また、ボトムシールド部200Bは、少なくとも磁極部110AのリーディングエッジREの下方にあればよく、図5に示される位置関係に制約されるものではない。
上記一対のサイドシールド部200A及びボトムシールド部200Bを有する磁気シールド層200は、その周囲に形成された非磁性材料層111及び非磁性材料層114を介して、磁気的に分離された状態(他の磁性材料層との磁気的な接続がない状態)とされている。主磁極層110の磁極部110Aと一対のサイドシールド部200Aの間には非磁性材料層111が介在し、磁極部110Aとボトムシールド部200Bの間には非磁性材料層114が介在し、図示されていないが一対のサイドシールド部200A及びボトムシールド部200Bとリターンヨーク層150の間には非磁性材料層111が介在している。
本垂直磁気記録ヘッドHは、不図示の駆動手段を介して、記録媒体Mの径方向(内周側から外周側または外周側から内周側)にスキュー角をもって駆動され、スライダ101が記録媒体M(記録媒体平面)に対して傾斜している状態で浮上する。記録コイル(第1コイル層108、第2コイル層118)への通電により生じた磁束は、補助ヨーク層112から主磁極層110の基部110Dに伝えられ、基部110Dから2ndフレア部110C及び1stフレア部110Bを介して絞り込まれて、磁極部110Aの前端面110A1から記録磁界Φとして記録媒体Mに垂直に印加される。これにより、記録媒体Mに磁気情報が記録される。この記録動作時に、上記磁気シールド層200は、磁極部110AのリーディングエッジRE側の両側面110A2から広がる側方磁束(漏れ磁界)を一対のサイドシールド部200Aで吸収し、磁極部110AのリーディングエッジREから漏れる磁束(漏れ磁界)をボトムシールド部200Bで吸収するが、磁極部110Aから記録媒体Mに向かう記録磁界Φに関与しない。上述したようにスキュー時にはスライダ101が傾斜しているから、磁極部110Aから生じる漏れ磁界をすべて除去しなくても、磁極部110Aの両側面110A2のリーディングエッジRE側及びリーディングエッジREから生じる漏れ磁界を減らすことによりサイドフリンジングを抑制することができる。図6に示されるように上記磁気シールド層200を備えることで、該磁気シールド層200を備えていない場合(図6(b))に比べてサイドフリンジ幅ΔSを小さくでき、記録媒体Mへの記録フリンジングや隣接した記録トラックの記録情報を消去してしまう不具合を防止できる。非スキュー時(スキュー角0°のとき)は、磁極部110A自体のベベル形状により両側面110A2からの側方磁束が低減されているので、これによりサイドフリンジングを抑制できる。図6は、スキュー角14°及び磁極部110Aのベベル角度θ=7°とした場合の記録トラック幅Twとサイドフリンジ幅ΔSを示している。図6(a)の破線は、図6(b)に示される磁気シールド層200を備えていない場合のサイドフリンジ幅ΔSを示している。
以上のように本実施形態では、主磁極層110の磁極部110AのリーディングエッジRE側に偏在させた磁気シールド層200が、一対のサイドシールド部200Aで磁極部110AのリーディングエッジRE側の両側面110A2から広がる側方磁束を吸収し、ボトムシールド部200Bで磁極部110AのリーディングエッジREから漏れる磁束を吸収し、かつ、磁極部110Aから記録媒体Mに向かう記録磁界Φには関与しないから、記録磁界強度を良好に維持しつつ、スキュー時のサイドフリンジングを抑制して記録磁界傾度を高めることができる。したがって、主磁極層110の磁極部110Aに付与するベベル角度が小さくても、該磁極部110Aのベベル角度を大きくした場合と同様のサイドフリンジ抑制効果が得られ、今後の更なる挟トラック化に適応可能である。
本実施形態では、磁気シールド層200がその全長に渡って膜厚方向の中心線C1が主磁極層110の磁極部110Aの膜厚方向の中心線C2よりリーディングエッジRE側に位置するように形成してあるが、磁気シールド層200は、少なくとも磁極部110Aと近接する領域(具体的には10〜50nm)において、その膜厚方向の中心線C1が磁極部110Aの膜厚方向の中心線C2よりリーディングエッジRE側にあればよい。
また本実施形態では、磁気シールド層200を磁気的に独立させた状態で設けてあるが、図7に示すように、磁気シールド層200(一対のサイドシールド部200A及びボトムシールド部200B)をトラック幅方向に延出させた端面200Cでリターンヨーク層150に接続し、リターンヨーク層150と磁気的に一体の磁性体として設けることもできる。
109 コイル絶縁層
110 主磁極層
110A 磁極部
110A1 前端面
110A2 側面
110B 1stフレア部
110C 2ndフレア部
110D 基部
111 非磁性材料層
112 補助ヨーク層
113 磁気ギャップ層
114 非磁性材料層
150 リターンヨーク層
150a 先端面
150b 接続部
200 磁気シールド層
200A 一対のサイドシールド部
200A2 端面
200B ボトムシールド部
C1、C2 膜厚方向の中心線
D1 ボトムシールド部と磁極部(リーディングエッジ)の対向間隔
D2 サイドシールド部端面と磁極部側面の対向間隔
D3 ボトムシールド部の膜厚
F 媒体対向面
H 垂直磁気記録ヘッド
M 記録媒体
TE トレーリングエッジ
RE リーディングエッジ
θ ベベル角度
α オーバーラップ領域
110 主磁極層
110A 磁極部
110A1 前端面
110A2 側面
110B 1stフレア部
110C 2ndフレア部
110D 基部
111 非磁性材料層
112 補助ヨーク層
113 磁気ギャップ層
114 非磁性材料層
150 リターンヨーク層
150a 先端面
150b 接続部
200 磁気シールド層
200A 一対のサイドシールド部
200A2 端面
200B ボトムシールド部
C1、C2 膜厚方向の中心線
D1 ボトムシールド部と磁極部(リーディングエッジ)の対向間隔
D2 サイドシールド部端面と磁極部側面の対向間隔
D3 ボトムシールド部の膜厚
F 媒体対向面
H 垂直磁気記録ヘッド
M 記録媒体
TE トレーリングエッジ
RE リーディングエッジ
θ ベベル角度
α オーバーラップ領域
Claims (3)
- 記録媒体との対向面に露出する磁極部を備えた主磁極層と、この主磁極層の上に間隔をあけて積層され、媒体対向面よりハイト方向奥側で該主磁極層と磁気的に接続するリターンヨーク層と、前記主磁極層を覆う非磁性材料層とを備え、前記主磁極層の磁極部の媒体対向面から見た形状が前記リターンヨーク層側のトレーリングエッジよりリーディングエッジで幅狭の台形形状をなす垂直磁気記録ヘッドにおいて、
前記主磁極層の磁極部のリーディングエッジ側に、前記非磁性材料層を挟んで、軟磁性材料からなる磁気シールド層を設けたこと、
この磁気シールド層は、前記磁極部のリーディングエッジにおいて分断されて該磁極部のトラック幅方向の両側面に対向する一対のサイドシールド部と、この一対のサイドシールド部と磁気的に接続されて前記磁極部のリーディングエッジ下方に位置するボトムシールド部とを有していること、及び、
前記一対のサイドシールド部は、前記磁極部のトラック幅方向の両側面と対向する端面が、該磁極部のトレーリングエッジ面におけるトラック幅方向の側面位置とリーディングエッジ面におけるトラック幅方向の側面位置の間に位置していること、
を特徴とする垂直磁気記録ヘッド。 - 請求項1記載の垂直記録磁気ヘッドにおいて、前記磁気シールド層は、該磁気シールド層の膜厚方向の中心線が前記磁極部の膜厚方向の中心線よりリーディングエッジ側に位置するように設けられている垂直磁気記録ヘッド。
- 請求項1または2記載の垂直磁気記録ヘッドにおいて、前記一対のサイドシールド部は、前記磁極部のトラック幅方向の両側面と対向する端面が、該磁極部の台形形状に対応するテーパー面をなしている垂直磁気記録ヘッド。
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