JP2008275041A - ロードセンシング制御回路 - Google Patents

ロードセンシング制御回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2008275041A
JP2008275041A JP2007118252A JP2007118252A JP2008275041A JP 2008275041 A JP2008275041 A JP 2008275041A JP 2007118252 A JP2007118252 A JP 2007118252A JP 2007118252 A JP2007118252 A JP 2007118252A JP 2008275041 A JP2008275041 A JP 2008275041A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
valve
load
control circuit
load sensing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2007118252A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Ikeno
慎一 池生
Koji Okazaki
康治 岡崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nachi Fujikoshi Corp
Original Assignee
Nachi Fujikoshi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nachi Fujikoshi Corp filed Critical Nachi Fujikoshi Corp
Priority to JP2007118252A priority Critical patent/JP2008275041A/ja
Publication of JP2008275041A publication Critical patent/JP2008275041A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Abstract

【課題】圧力補償弁とサージカット弁とのマッチングの困難を克服し、負荷変動に対するポンプの応答遅れをポンプに較べて応答性の優れたサージカット弁によって補い、負荷変動によるサージ圧力を防止し、ハンチングの収束を早期に行うことを解決する。
【解決手段】コントロールシリンダ24とそれに対抗するばね部材25を有する可変容量形油圧ポンプ21のコントロールシリンダ24には、吐出圧力から圧力補償弁23によって圧油が導かれるように油路26が導かれている。圧力補償弁23は可変容量形油圧ポンプ21の吐出圧力P1が負荷圧力PLと減圧弁27によって作られるロードセンシング差圧(ΔP=Pr)の和と釣り合うようになっている。
【選択図】図1

Description

本発明は可変容量形油圧ポンプを用いたロードセンシング制御回路に関し、さらに詳細には、負荷変動に対する可変容量形油圧ポンプの応答遅れをポンプに較べて応答性の優れたサージカット弁によって補間して、負荷変動によるサージ圧力を防止しハンチングの収束を早期に行うことができるロードセンシング制御回路に関する。
従来、この種のロードセンシング制御回路として、図4のように示されている油圧回路図がある。図4によれば、圧力補償弁3によって吐出量可変ポンプ1のポンプ圧力が負荷圧力とばね部材の弾発力に釣り合うように制御されるため電磁式流量制御弁2の前後の差圧ΔP、すなわちロードセンシング差圧は圧力補償弁3のスプリング3aの弾発力を該圧力補償弁3の断面積で除した圧力となるため、差圧目標値が固定であった。また、サージカット弁5は吐出量可変ポンプ1のポンプ圧力P1と負荷圧力から固定絞り6及び7を介して圧力補償弁3のスプリング室側に導かれた圧力P3及びスプリング3aの弾発力の釣り合いによって、リリーフ弁4が作動する圧力制御中にのみ作動するものである(例えば、特許文献1参照)。
特開昭58−222990号公報
しかしながら、特許文献1においては最高圧力に達しない負荷変動、例えば慣性負荷などに対して、吐出量可変ポンプの応答遅れによってハンチングが発生する可能性がある。また、圧力補償弁の差圧調整とサージカット弁との調整は連動していないため、圧力補償弁の調整を変更した場合、サージカット弁のばね部材の弾発力を調整する必要があるという問題があった。
本発明は、前記の課題を解決するためになされたもので、圧力補償弁とサージカット弁とのマッチングの困難を克服し、負荷変動に対するポンプの応答遅れをポンプに較べて応答性の優れたサージカット弁によって補い、負荷変動によるサージ圧力を防止し、ハンチングの収束を早期に行うことを解決できるロードセンシング制御回路を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、
容量を変化させることができる可変容量形油圧ポンプと、
開口面積を変化させることができる絞り弁要素と、
を有するロードセンシング制御回路において、
前記絞り弁要素の前後の差圧を前記可変容量形油圧ポンプの吐出圧力の減圧弁にて設定された圧力により設定することができることを特徴とする。
本発明によれば、圧力補償弁の差圧目標値を任意に設定することができ、減圧弁を遠隔操作式にすることによって外部からの設定で調整が可能である。さらに、圧力補償弁の差圧の測定が減圧圧力で確認でき、該差圧の検出が電気的に容易に確認することができる。
請求項2記載の発明は、前記可変容量形油圧ポンプの吐出側に設けられ、吐出圧力が負荷圧力と前記減圧弁にて設定された圧力及び弁の閉じ側に付勢されるばね部材による相当圧力の和となった際に、前記可変容量形油圧ポンプの吐出流量をタンクに逃がすサージカット弁を備えたので、過大な圧力変動を抑制及び回路の保護とハンチングの抑制ができ、圧力補償弁の目標差圧を請求項1の手段で変化させた際、サージカット弁の設定も連動して変化させることができるので好適である。
請求項3記載の発明は、前記サージカット弁と前記可変量形油圧ポンプの圧力補償弁に導かれる負荷圧力ラインに設けられた該サージカット弁と該圧力補償弁との間に固定絞りを設け、該固定絞り後の圧力が設定値に到達した際にパイロット圧をタンクへ逃がすことができるようにしたリリーフ弁を設けたので、フルカットオフにできる機能を追加することができ、好適である。
本発明は、圧力補償弁の差圧目標値を任意に設定することができ、減圧弁を遠隔操作式にすることによって外部からの設定で調整が可能である。さらに、圧力補償弁の差圧の測定が減圧圧力で確認でき、該差圧の検出が電気的に容易に確認することができる。
以下、本発明に係るロードセンシング制御回路につき好適の実施の形態を挙げ、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の第一の実施の形態に係るロードセンシング制御回路20の油圧回路図である。
図1において、コントロールシリンダ24とそれに対向するばね部材25を有する可変容量形油圧ポンプ21(以下、ポンプ21という)のコントロールシリンダ24には、吐出圧力から圧力補償弁23によって圧油が導かれるように油路26が導かれている。前記圧力補償弁23は、ポンプ21の吐出圧力P1が負荷圧力PLと減圧弁27によって作られるロードセンシング差圧(ΔP=Pr)の和と釣り合うようになっている。
このときの、圧力補償弁23における圧力バランス式は、
P(ポンプ21の圧力)+Pdr(ドレン背圧)=PL(負荷圧力)+Pr(減圧弁27の出力)で表せることができる。
ここで、前記Pdr(ドレン背圧)は、ほぼ大気圧と考えると、
P(ポンプ21の圧力)=PL(負荷圧力)+Pr(減圧弁27の出力)となる。
実際には、待機時に圧力補償弁23のスプール(図示しない)が図1で右側に移動し、ドレーンポートbがコントロールシリンダ24と連通する必要があるため、スプール(図示しない)の両端または片方にばね部材23aを付加している。
なお、圧力補償弁23のバランス点におけるばね部材23aにより付勢される荷重は、減圧弁27の出力Prによる荷重よりも充分に小さな弾発力とする。
なお、可変固定絞り弁(絞り弁要素)22は、手動式を使用しているが、電磁式可変絞り弁にしても勿論差し支えない。
減圧弁27の出力Prによって油圧的に、ロードセンシング差圧ΔPを決定、調整できるので、該ロードセンシング差圧の調整が圧力計(図示しない)により容易に設定でき、さらには減圧弁27を電磁比例式やリモートコントロール方式にすることによって、遠隔操作が可能になるなどの効果が得られる。
ポンプ21の吐出圧力P1を制御する手段としては、圧力補償弁23によるポンプ制御に加えて、ポンプ21の吐出圧力P1と負荷圧力PL、及び減圧弁27の出力Prによるロードセンシング差圧ΔP及びばね部材28aの弾発力のバランスによって制御されるサージカット弁28を付加している。
この場合、サージカット弁28における圧力バランス式は、
P(ポンプ21の圧力)+Pdr(ドレン背圧)=PL(負荷圧力)+Pr(減圧弁27の出力)+Fsp(ばね部材28aの弾発力)で表せることができる。
このとき、サージカット弁28から常時、油圧の漏れが発生し、無駄なエネルギを発生させないために、静的にはポンプ21の圧力補償弁23での制御を優先する。すなわち、サージカット弁28を閉じる方向に一定のばね部材28aの弾発力を付勢することができるものとする。サージカット弁28が作動する圧力(制御する圧力)は、負荷圧力PLと一つの減圧弁27により決定されるので制御を連動させることができ、極めて優れたサージカット特性を得ることができる。
また、ポンプ21の制御だけでは応答遅れが避けられないため、応答性に優れる弁制御を追加することで、急激な圧力のオーバーシュートを小さくできるので、結果的に油圧的な振動(ハンチング)の収束を速くすることが可能となる。
図2は本発明の第二の実施の形態に係るロードセンシング制御回路30の油圧回路図を示す。図2中、図1の構成要素と同一の構成要素については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。以下、同様とする。
図2に示すように、負荷圧力PLラインのサージカット弁28と圧力補償弁23の間に固定絞り31を付加し、該固定絞り31の下流31aをパイロットリリーフ弁32で圧力制御することにより、ポンプ21の吐出最高圧力を規制することができる。
図3は本発明の第三の実施の形態に係るロードセンシング制御回路40の油圧回路図を示す。図3において減圧弁27の入力源として別の油圧源、例えば油圧源41を用いた場合である。
本発明は、減圧弁によって圧力補償弁のロードセンシング差圧を決定し、ポンプの吐出側に設けたサージカット弁の制御圧力もこの減圧弁によって制御することによって、例えば慣性が大きなアクチュエータの起動時などでは、ポンプの応答遅れをサージカット弁によって補い、負荷圧力しいては、ポンプ吐出圧力の初期のサージ圧力を抑制することができ、結果的に制御目標圧力に対するアンダーシュートが小さくなるため、ハンチングの収束が容易に行うことが可能になる。
さらには、油圧回路に発生する過大なサージ圧力を抑制することができるので、油圧機器や配管の寿命を縮めることがないので、資源を有効に利用することができる。
本発明の第一の実施の形態に係るロードセンシング制御回路の油圧回路図である。 本発明の第二の実施の形態に係るロードセンシング制御回路の油圧回路図である。 本発明の第三の実施の形態に係るロードセンシング制御回路の油圧回路図である。 本発明の第四の実施の形態に係るロードセンシング制御回路の油圧回路図である。
符号の説明
20、30、40 ロードセンシング制御回路
21 可変容量形油圧ポンプ 22 可変固定絞り弁
23 圧力補償弁 24 コントロールシリンダ
27 減圧弁 28 サージカット弁
31 固定絞り 31 パイロットリリーフ弁

Claims (3)

  1. 容量を変化させることができる可変容量形油圧ポンプと、
    開口面積を変化させることができる絞り弁要素と、
    を有するロードセンシング制御回路において、
    前記絞り弁要素の前後の差圧を前記可変容量形油圧ポンプの吐出圧力の減圧弁にて設定された圧力により設定することができることを特徴とするロードセンシング制御回路。
  2. 請求項1記載のロードセンシング制御回路において、
    前記可変容量形油圧ポンプの吐出側に設けられ、吐出圧力が負荷圧力と前記減圧弁にて設定された圧力及び弁の閉じ側に付勢されるばね部材による相当圧力の和となった際に、前記可変容量形油圧ポンプの吐出流量をタンクに逃がすサージカット弁を備えたことを特徴とするロードセンシング制御回路。
  3. 請求項1または2記載のロードセンシング制御回路において、
    前記サージカット弁と前記可変量形油圧ポンプの圧力補償弁に導かれる負荷圧力ラインに設けられた該圧力補償弁と該サージカット弁との間に固定絞りを設け、該固定絞り後の圧力が設定値に到達した際にパイロット圧をタンクへ逃がすことができるようにしたリリーフ弁を設けたことを特徴とするロードセンシング制御回路。

JP2007118252A 2007-04-27 2007-04-27 ロードセンシング制御回路 Withdrawn JP2008275041A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007118252A JP2008275041A (ja) 2007-04-27 2007-04-27 ロードセンシング制御回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007118252A JP2008275041A (ja) 2007-04-27 2007-04-27 ロードセンシング制御回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008275041A true JP2008275041A (ja) 2008-11-13

Family

ID=40053248

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007118252A Withdrawn JP2008275041A (ja) 2007-04-27 2007-04-27 ロードセンシング制御回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008275041A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012107664A (ja) * 2010-11-16 2012-06-07 Takeuchi Seisakusho:Kk 油圧駆動装置および油圧駆動装置を備えた作業機械
CN112324728A (zh) * 2020-10-10 2021-02-05 湖南星邦智能装备股份有限公司 一种防止高温的液压系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012107664A (ja) * 2010-11-16 2012-06-07 Takeuchi Seisakusho:Kk 油圧駆動装置および油圧駆動装置を備えた作業機械
CN112324728A (zh) * 2020-10-10 2021-02-05 湖南星邦智能装备股份有限公司 一种防止高温的液压系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6603560B2 (ja) 圧力補償ユニット
JP2010528243A (ja) 一体化された圧力補償器を有する力フィードバックポペット弁
JP6292979B2 (ja) ロードセンシング制御回路
EP2267570A2 (en) Pressure compensated electromagnetic proportional directional flow control valve
WO2002012732A3 (en) Hydraulic control valve system with pressure compensated flow control
JP2008275041A (ja) ロードセンシング制御回路
JP2019002512A (ja) 油圧システム
JP2007278380A (ja) ロードセンシング式油圧制御装置
JPH1162901A (ja) 油圧制御装置
JP2009197822A (ja) 建設機械の油圧回路
JP2634969B2 (ja) 土木・建設機械の油圧駆動装置及びアンロード弁
JP2007249583A (ja) 減圧弁
JP6068203B2 (ja) 圧力制御弁
JP6585997B2 (ja) 蒸気システム
JP2007092774A (ja) ロードセンシング制御装置
JPS602521B2 (ja) 流体装置
JP2007270847A (ja) 建設機械の油圧制御装置
JPH01275902A (ja) 負荷圧補償ポンプ吐出流量制御回路
KR20190080181A (ko) 유압 회로, 유압식 댐퍼
JP5984720B2 (ja) アンロード弁装置
JP2006132682A (ja) フローディバイダ
JP2016091199A (ja) ガス圧力調整装置
JP3872464B2 (ja) 減圧弁装置
JP6056057B2 (ja) 整圧装置の安定化方法
JP2002323003A (ja) 油圧駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100408

A072 Dismissal of procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A073

Effective date: 20110823

A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20110906