JP2008271401A - 通信端末 - Google Patents

通信端末 Download PDF

Info

Publication number
JP2008271401A
JP2008271401A JP2007114420A JP2007114420A JP2008271401A JP 2008271401 A JP2008271401 A JP 2008271401A JP 2007114420 A JP2007114420 A JP 2007114420A JP 2007114420 A JP2007114420 A JP 2007114420A JP 2008271401 A JP2008271401 A JP 2008271401A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
communication terminal
input
power
communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007114420A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008271401A5 (ja
Inventor
Satohiko Yamamoto
聡彦 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2007114420A priority Critical patent/JP2008271401A/ja
Publication of JP2008271401A publication Critical patent/JP2008271401A/ja
Publication of JP2008271401A5 publication Critical patent/JP2008271401A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Telephone Function (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】悪意のある人間によって通信端末の電源オフ操作がされたときに、所有者が危害を加えられるのを防止しながら、何らかの異常があったことを確実に報知できる通信端末を提供する。
【解決手段】通信端末は、電源ボタンにより端末オフ操作されたことに応答し、有効なパスワード入力の認証を行ない、認証できないときは、通信デバイスへの電力供給を継続しながら表示デバイスへの電力供給を遮断する、外見上のオフ状態とし、緊急連絡先にアラームメールを発信させる一方、パスワード入力が認証できたときは、真のオフ状態とする(S6〜S20)。
【選択図】 図2

Description

本発明は、携帯電話等の通信端末に関し、特に子供及び老人等の保護を必要とする者が携帯するのに好適な通信端末に係る。
携帯電話等の小型の通信端末の普及に伴い、子供に携帯電話を持たせる家庭が増えている。これは、携帯電話によって、子供に何らかの事故があった場合に、速やかに家に連絡したり、逆に子供がどこにいてもいつでも家から子供に連絡したりすることができるためである。携帯電話のこうした機能は、子供だけでなく、大人についても有効である。最近の通信端末には、通話機能だけでなく、GPS(Global Positioning System)機能を備えたものもあり、そうした通信端末の場合には、その端末を携帯する人間を容易に追跡することができる。
ところが、特に子供及び老人等の携帯電話の場合、悪意のある人間によって電源が切断されると、通話を行なうことも、位置を知ることもできなくなる危険性がある。そうした危険性はできるだけ避けるべきである。
そこで、こうした危険を避けるための通信端末が特許文献1で提案されている。特許文献1には、電源オフ操作されたときに、パスワード、指紋、声紋等により、通信端末の所持者が本人であるかを確認し、本人でないと判断されると、その旨を所定の端末へ電話又は電子メールにて通知する旨が開示されている。
これにより、通信端末の所持者が本人でないと、電源オフ操作ができなくなる。具体的には、端末の所有者が誘拐等の犯罪に巻き込まれた場合でも、犯罪者による電源オフができない。そのため、常に、アラームメール等を発信できる環境が実現できる。
特開2004−356992号公報
上記特許文献1に記載の技術では、パスワードを知っている者以外によって通信端末の電源がオフされる危険性は小さい。しかし、通信端末の電源をオフしようとしたときに、パスワードを入れなければならないことに悪意のある人間が気づいたとき、その反応がどのようなものになるかは予想できない。例えば、パスワードが一致しないとエラー表示するような仕様になっている場合には、悪意をもった人間が、パスワードが分からないことに腹を立てる等して、通信端末の所持者(児童等)に危害を加える可能性も考えられる。
本発明は、上記に鑑みなされたもので、悪意のある人間によって通信端末の電源オフ操作がされたときにも、電源オフができないことによって端末の所有者が犯罪者により危害を加えられるのを防止しながら、通信端末の所持者に何らかの異常があったことを確実に報知できる通信端末を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、携帯型の通信端末であって、通信端末を稼動状態から非稼動状態へ移行させることを指示する際に使用者が操作する電源ボタンと、利用者が通信端末に対しデータ入力を行なうために使用する入力装置と、利用者に、通信端末の電源を切断する権限があるか否かを認証するための認証コードを記憶するための認証コード記憶手段と、稼動時と非稼動時とで、通信端末の外見を変化させないデバイスからなる、少なくとも通信デバイスを備えた第1のデバイス群と、稼動時と非稼動時とで、通信端末の外見を変化させるデバイスを含む第2のデバイス群と、電源ボタンの操作によって端末を非稼動状態に移行する指示がなされたことに応答して、入力装置により入力された入力データを、認証コード記憶手段に記憶されている認証コードを用いて認証するための認証手段と、電源ボタンの操作によって端末を非稼動状態に移行する指示がなされたことに応答して、第2のデバイス群への電力供給を遮断するための第1の電力制御手段と、電源ボタンの操作によって端末を非稼動状態に移行する指示がなされたことに応答して、認証手段により、入力装置により入力された入力データの認証がなされたか否かに依存して、第1のデバイス群への電力供給を遮断する処理と、第1のデバイス群への電力供給を継続する処理とを選択的に実行するための第2の電力制御手段と、を含む。
上記構成において、電源ボタンの操作によって端末を稼動状態から非稼動状態へと移行する指示がなされると、これを契機に、まず表示デバイスを含む第2のデバイス群への電力供給が遮断される。この第2のデバイス群への電力供給が遮断されると、認証コードの認証が行われる。このとき、入力された認証コードと記憶されている認証コードとが一致すると、通信デバイスを含む第1のデバイス群への電力供給が遮断され、それによって電源オフ状態が真の端末オフ状態とされる。一方、所定時間経過しても認証コードが入力されなかったり、又は、入力された認証コードと記憶されている認証コートとが一致しなかったりして認証コードの認証がなされないと、通信デバイスを含む第1のデバイス群への電力供給が継続され、それによって電源オフ状態が外見上の端末オフ状態とされる。したがって、電源オフ操作された後には認証コードの入力画面は表示されることはない。
また、上記通信端末は、緊急連絡先端末の識別コードを記憶するための緊急連絡先記憶手段と、電源ボタンの操作によって端末を非稼動状態に移行する指示がなされ、かつ認証手段により、入力装置により入力された入力データの認証がなされなかったことに応答して、通信デバイスを通じて、緊急連絡先記憶手段に記憶されている緊急連絡先端末の識別コードにより特定される通信端末と通信接続するための通信接続手段と、をさらに含む。
上記構成において、上記の電源オフ操作後に認証コードの認証がなされないと、電源オフ状態として外見上の端末オフ状態とされるのであるが、このとき、記憶されている識別コードを基に緊急連絡先に対して通信接続が実行される。
ある態様では、認証手段は、電源ボタンが操作される直前に入力装置によって入力された入力データを一時的に記憶するためのバッファと、電源ボタンの操作によって端末を非稼動状態に移行する指示がなされたことに応答して、バッファに記憶されている入力データを、認証コード記憶手段に記憶された認証コードを用いて認証するための手段と、を含む。
他の態様では、常には入力装置による入力データを表示し、電源ボタンの操作によって端末を非稼動状態にする指示がなされたときには、第1の電力制御手段によって電力供給が遮断される表示装置をさらに含み、第2の電力制御手段は、電源ボタンの操作によって端末を非稼動状態に移行する指示がなされた後であっても、入力装置に電力の供給を続け、認証手段は、電源ボタンの操作によって端末を非稼動状態に移行する指示がなされたことに応答して、その後に入力装置によって入力されたデータを認証コード記憶手段に記憶された認証コードを用いて認証するための手段を含む。
なお、上記通信端末では、第1のデバイス群には、端末の位置を検出する位置検出デバイスがさらに備えられており、位置検出デバイスにより検出された端末の位置情報は、通信接続手段により緊急連絡先との通信接続が実行される際に当該緊急連絡先に送信されることが好ましい。この場合、緊急連絡先側では、端末の所有者が緊急事態に陥った位置を確認することができる。
本発明では、電源オフ操作をされた後に、認証コードの入力がない又は認証コードが一致しなければ、電源オフ状態を、通信デバイスへの電力供給を継続すると共に表示デバイスへの電力供給のみを遮断する、見た目上の電源オフ状態とし、認証コード入力画面が表示されないようにした上で、緊急連絡先にアラームメールを発信し続けたり、又は緊急連絡先との間で通話可能状態としたりすることができる。したがって、電源オフ操作後に作動可能とされる上記のアラーム機能は、通信端末の所有者(利用者)自身及びその親等の保護者を含む正当者による電源オフ操作でない限り解除されないことになる。その結果、端末の所有者が犯罪者により危害を加えられるのを抑止できる。
以下、本発明の実施の形態について添付図面に基づき詳細に説明する。なお、以下の説明及び本明細書に添付の図面では、同一の機能部品には同一の参照番号を付してある。それらの名称及び機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
<第1の実施の形態>
(通信端末のハードウェア構成)
図1は本発明の第1の実施の形態に係る通信端末の構成を示すブロック図である。図1を参照して、本実施の形態に係る通信端末2は、携帯電話であって、バッテリ4と、バッテリ4により電力供給を受けて動作する負荷「0」、負荷「1」及び負荷「2」とを含む。
バッテリ4は、通信端末本体に着脱自在に内蔵されている。ただし、本実施の形態の通信端末2は、後述するように、所有者(利用者)自身及びその親等の保護者を含む正当者でない者の電源オフ操作に対処可能な機能を有していることから、着脱自在の構成とする上においても、ドライバ等の工具がないとバッテリ4が着脱できない、又は一見してバッテリ4が取り付けられている場所が分からない等の構成とする方がより良いことは言うまでもない。
負荷「0」は、制御部6及び電源ボタン8を含む。制御部6は、本通信端末2の制御中枢を司るマイクロコンピュータであって、特に図示しないが、CPU(Central Proccessing Unit)、ROM(Read−only Memory)及びRAM(Ramdom Access Memory)等を備えている。後述するプログラムは、本実施の形態では図示されないROMに格納されている。電源ボタン8は、本通信端末2を稼動状態又は非稼動状態へ移行させることを指示するためのボタンであって、制御部6に接続されている。通信端末2が稼動状態のときには電源ボタン8は通信端末2を非稼動状態に移行させることを指示するための電源ボタンとなる。通信端末2が非稼動状態のときは、その逆に、電源ボタン8は、通信端末2を稼動状態に移行することを指示するための電源ボタンとなる。
負荷「1」は、第1の入力デバイス10、位置検出デバイス12、通信デバイス14及びメモリデバイス16を含み、第1のスイッチSW1を介してバッテリ4に接続されている。入力デバイス10は、電話番号、メールアドレス等のアクセスコード及び文字入力等のデータを入力する際に使用されるテンキー及びそのコントローラ(何れも図示せず)等を備えている。位置検出デバイス12は、GPSシステムを利用して本通信端末2の現在位置を検出するためのデバイスである。通信デバイス14は、アンテナ、RF(Radio Frenquency)部、変調部及び復調部等(何れも図示せず)を備えている。メモリデバイス16は、電気的にデータの書き換えが可能な不揮発性フラッシュメモリを含み、このメモリデバイス16には、特に、緊急連絡先記憶領域16A及びパスワード記憶領域16Bが形成されている。緊急連絡先記憶領域16Aには、本通信端末2の所有者の緊急緊急連絡先端末に関する情報(当該端末を一意に識別する識別子コード(端末IDコード)、電話番号、メールアドレス等)が格納される。他方、パスワード記憶領域16Bには、本通信端末2の所有者により入力された、通信端末2の電源を切断する権限が利用者にあるか否かを認証するために使用されるパスワードが格納される。これら負荷「1」を構成する入力デバイス10、位置検出デバイス12、通信デバイス14及びメモリデバイス16は、何れも稼動時と非稼動時とで通信端末2の外見に変化を生じさせないものであり、それぞれ、制御部6に接続されている。
負荷「2」は、表示デバイス18、第2の入力デバイス20及び音声入出力デバイス22を含み、第2のスイッチSW2を介してバッテリ4に接続されている。表示デバイス18は、ディスプレイ及びディスプレイコントローラ等(何れも図示せず)を備えている。本通信端末2においては、表示デバイス18に対する電源供給が遮断されると、表示デバイス18の画面が真っ暗となるため、少なくとも表示デバイス18は、表面上は、通信端末2の電源が全くオフとなった状態となる。すなわち、表示デバイス18は、電源が切断されると通信端末2の外見に変化を生じさせる。
入力デバイス20は、上記テンキー以外の入力操作ボタン又はキー及びそのコントローラ(図示せず)等を備えている。テンキー以外の入力操作ボタン又はキーとしては、通話を開始する際に使用される通話開始ボタン、通話を切断する際に使用される切断ボタン、通信モードとして通話を選択する際に操作される通話ボタン、及び通信モードとしてメール通信を選択する際に操作されるメールボタン、並びにその中央部に確定ボタンを有し、表示デバイス18のディスプレイ上でカーソルを上下左右に移動させるための十字キー等を例示することができる。音声入出力デバイス22は、マイク、スピーカ及び音声データ処理部等(何れも図示せず)を備えている。これら負荷「2」を構成する表示デバイス18、第2の入力デバイス20及び音声入出力デバイス22は、それぞれ、制御部6に接続されている。
第1のスイッチSW1及び第2のスイッチSW2の各オン/オフは、制御部6によって達成される。
(通信端末のソフトウェア構成)
本通信端末2においては、電源ボタン8により端末オフ操作された後に、パスワードの入力がない又は入力パスワードの認証がなければ、電源オフ状態を、通信デバイス14への電力供給は継続し表示デバイス18への電力供給のみを遮断する、見た目上の電源オフ状態とし、パスワード入力画面が表示されないようにした上で、緊急連絡先に対するアラームメールの発信を可能とする(換言すると、電源ボタン8の端末オフ操作後に作動可能とされるアラームメール送信機能が、通信端末2の所有者(利用者)自身及びその親等の保護者を含む正当者による電源オフ操作でない限り解除されない)ようにプログラミングされている。このプログラムは、既に述べたようにメモリデバイス16に記憶されており、次に説明する本通信端末2の機能を実現する。これらの機能は、上記の実質的にコンピュータからなる制御部6が、このプログラムを実行することによって実行される。
以下、制御部6によって実行され、それによって上記機能を実現するためのコンピュータプログラムの制御構造について説明する。このコンピュータプログラムは、通信端末2にバッテリ4が装着された時点(制御部6を含む負荷「0」に電力供給された時点)で励起される。
なお、以下では、説明の便宜上、パスワードは、本通信端末2の初期設定時に入力設定されてメモリデバイス16のパスワード記憶領域16Bに格納され、利用者側で任意に変更できないものとする。しかしこの説明によって一般性が失われるわけではない。
図2は通信端末2の機能を実現するプログラムの制御の流れを示すフローチャートである。図2を参照して、まず、本通信端末2の制御部6は、電源ボタン8により端末オン操作がなされるのを待つ(ステップS2)。電源ボタン8による端末オン操作がなされた場合(ステップS2においてYES)には、制御部6は、第1のスイッチSW1及び第2のスイッチSW2を共にオンしてバッテリ4から負荷「1」(第1の入力デバイス10、位置検出デバイス12、通信デバイス14及びメモリデバイス16)及び負荷「2」(表示デバイス18、第2の入力デバイス20及び音声入出力デバイス22)に電力供給させる(ステップS4)。これにより、他の通信端末との間での通話通信又はメール通信等が可能な状態となる。
次に、制御部6は、電源ボタン8により端末オフ操作がなされるのを待つ(ステップS6)。電源ボタン8による端末オフ操作があるまでの間、制御部6は、通話ボタンの操作に基づくオフフック処理、及びテンキーの入力操作で操作されたテンキーに対する数字等をメモリデバイス16に記憶させつつ表示デバイス18のディスプレイ上に当該数字等を表示させる処理等の携帯電話としての一般的な制御を行なう。
電源ボタン8による端末オフ操作があると(ステップS6においてYES)、まず、制御部6は、第1のスイッチSW1のオン状態は継続させつつ第2のスイッチSW2をオフし、それによってバッテリ4からの負荷「2」(表示デバイス18、第2の入力デバイス20及び音声入出力デバイス22)への電力供給のみを遮断させる(ステップS8)。これにより、電源(端末)は、外見上、オフ状態となる。
上記第2のスイッチSW2のオフ処理を終了すると、制御部6は、所定時間が経過するまでにテンキーの操作によってパスワードが入力されるのを待つ(ステップS10及びS12)。このとき、電源オフ状態は上記の外見上のオフ状態であって、表示デバイス18を含むデバイス群(負荷「2」)への電力供給のみが遮断されているので、ディスプレイ上にパスワードの入力を促す画面が表示されることはない。
所定時間が経過するまでにパスワードが入力された場合(ステップS10においてNOかつステップS12においてYES)には、処理をステップS14に移す。他方、所定時間が経過してもパスワードの入力がない場合(ステップS10においてYESかつステップS12においてNO)には、制御部6は、処理をステップS18及びS20に移す。
ステップS14に移行すると、制御部6は、入力されたパスワードと、メモリデバイス16のパスワード記憶領域16Bに格納されているパスワードとを比較して両者が一致するか否かを判別する。パスワードが一致して入力パスワードが認証された場合(ステップS14においてYES)には、制御部6は、第1のスイッチSW1をオフし、それによってバッテリ4からの負荷「1」(第1の入力デバイス10、位置検出デバイス12、通信デバイス14及びメモリデバイス16)への電力供給が遮断される(ステップS16)。これにより、電源(端末)は、真のオフ状態となる。その後、制御部6は、処理をステップS2に戻して再び電源ボタン8の端末オン操作がなされるのを待つ。
パスワード入力がない又はパスワードが一致せず(即ち、入力パスワードが認証されず)に、ステップS18及びS20に移行すると、制御部6は、電源ボタン8により端末オン操作がなされるまで、通信デバイス14を介して、メモリデバイス16の緊急連絡先記憶領域16Aに格納されているメールアドレスを基に位置検出デバイス12により出された本通信端末2の現在位置を緊急連絡先の通信端末に対してメール送信させる。このアラームメールは、図外のサーバを経由して緊急連絡先の端末に送信される。このとき、サーバは、上記アラームメールに重畳された、上記緊急連絡先側端末特有の端末IDコードに基づいて当該緊急連絡先側端末を特定する。
その後、電源ボタン8による端末オン操作がなされると(ステップS20においてYES)、制御部6は、処理をステップS4に戻し、第1のスイッチSW1及び第2のスイッチSW2と共にオン状態として負荷「1」(第1の入力デバイス10、位置検出デバイス12、通信デバイス14及びメモリデバイス16)及び負荷「2」(表示デバイス18、第2の入力デバイス20及び音声入出力デバイス22)に対するバッテリ4からの電力供給を許容させる。これにより、緊急連絡先側の通信端末を含む他の通信端末との間での通話通信又はメール通信等が再び可能な状態となる。
(動作)
本実施の形態に係る通信端末2は以下のように動作する。
利用者が電源ボタン8により端末オン操作をすると、制御部6は、第1のスイッチSW1及び第2のスイッチSW2を共にオンしてバッテリ4から負荷「1」(第1の入力デバイス10、位置検出デバイス12、通信デバイス14及びメモリデバイス16)及び負荷「2」(表示デバイス18、第2の入力デバイス20及び音声入出力デバイス22)に電力供給を開始する。
次に、制御部6は、入力デバイス10及び20を用いた利用者の操作を待つ。何かボタンが押されたかの判定を繰り返しながら、電源ボタン8以外のボタンが操作された場合には、操作されたボタンに応じ、携帯電話としての一般的な機能を実行する。具体的には、制御部6は、通話ボタンの操作に基づくオフフック処理、及びテンキーの入力操作で操作されたテンキーに対する数字等をメモリデバイス16に記憶させつつ表示デバイス18のディスプレイ上に当該数字等を表示させる処理等の携帯電話としての一般的な制御を行なう。
電源ボタン8による端末オフ操作があると、制御部6は、第1のスイッチSW1のオン状態は継続させつつ第2のスイッチSW2をオフし、それによってバッテリ4からの負荷「2」(表示デバイス18、第2の入力デバイス20及び音声入出力デバイス22)への電力供給を遮断させる。これにより、電源(端末)の状態は、外見上、オフ状態となる。
続いて、制御部6は、所定時間が経過するまでにテンキーの操作によってパスワードが入力されるのを待つ。このとき、電源オフ状態は上記の外見上のオフ状態であって、表示デバイス18を含むデバイス群(負荷「2」)への電力供給が遮断されているので、ディスプレイ上にパスワードの入力を促す画面が表示されることはないが、負荷「1」に対する電源供給は続行されているので、入力デバイス(テンキー)10を用いてパスワードを入力することは可能である。
所定時間が経過するまでにパスワードが入力された場合には、制御部6は、入力されたパスワードと、メモリデバイス16のパスワード記憶領域16Bに格納されているパスワードとを比較して両者が一致するか否かを判定する。パスワードが一致する場合には、制御部6は、第1のスイッチSW1をオフし、それによってバッテリ4からの負荷「1」(第1の入力デバイス10、位置検出デバイス12、通信デバイス14及びメモリデバイス16)への電力供給が遮断される。これにより、電源(端末)の状態は、真のオフ状態となる。その後、制御部6は、再び電源ボタン8の端末オン操作がなされるのを待つ。
所定時間内にパスワード入力がない場合、又はパスワードが一致しない場合には、制御部6は、電源ボタン8により端末オン操作がなされるまで、通信デバイス14を介して、位置検出デバイス12により出された本通信端末2の現在位置を緊急連絡先の通信端末に対してメール送信する。このアラームメールは、図外のサーバを経由して緊急連絡先の端末に送信される。このとき、サーバは、上記アラームメールに重畳された、上記緊急連絡先側端末特有の端末IDコードに基づいて当該緊急連絡先側端末を特定する。
電源ボタン8による端末オン操作がなされると、制御部6は、第1のスイッチSW1及び第2のスイッチSW2を共にオン状態として負荷「1」(第1の入力デバイス10、位置検出デバイス12、通信デバイス14及びメモリデバイス16)及び負荷「2」(表示デバイス18、第2の入力デバイス20及び音声入出力デバイス22)に対するバッテリ4からの電力供給を許容させる。これにより、緊急連絡先側の通信端末を含む他の通信端末との間での通話通信又はメール通信等が再び可能な状態となる。
(作用・効果)
以上の説明から明らかな通り、本実施の形態に係る通信端末2では、電源ボタン8により端末オフ操作された後所定時間内にパスワード入力がされないか、又は所定時間内にパスワードが入力されたとしても、そのパスワードがメモリデバイス16のパスワード記憶領域16Bに格納されているパスワードと一致しない場合には、通信端末2を外見上オフ状態としながら、緊急連絡先にアラームメールを発信し続けさせることができる。
このアラームメール送信機能は、通信端末2の所有者(利用者)自身及びその親等、パスワードを知っている者による電源オフ操作でない限り解除されない。しかも、通信端末2は、外見上電源オフとなっているため、パスワードを入力しなければならないことも、アラームメールが送信され続けていることも、電源をオフしようとしたものには気づかれない。その結果、特許文献1に記載の通信端末の場合と異なり、本実施の形態に係る通信端末2では、その所持者が犯罪者による危害を受けるのを抑止できる。
また、上記緊急連絡先に対するアラームメールには、通信端末2の位置が含まれるので、緊急連絡先側では、通信端末2の所有者が緊急事態に陥った位置を確認できる。
<第2の実施の形態>
本第2の実施の形態に係る通信端末は、(1)パスワードを入力する機会が、電源ボタン8により端末オフ操作がなされる直前となっていること、及び(2)入力されたパスワードが表示されることにおいて第1の実施の形態に係る通信端末と異なる。本実施の形態では、パスワード入力後、電源ボタン8による端末オフ操作がなされると、メモリデバイス16のパスワード記憶領域16Bに格納されているパスワードと、端末オフ操作の直前に入力され一時的に記憶されていたパスワードとが比較照合される。
(通信端末のハードウェア構成)
図3は本発明の第2の実施の形態に係る通信端末30の構成を示すブロック図である。図3を参照して、本実施の形態に係る通信端末30は、そのメモリデバイス16に、緊急連絡先記憶領域16A及びパスワード記憶領域16Bに加えてバッファ領域16Cが形成されている。このバッファ領域16Cには、上記のタイミングで入力されたパスワードを一時的に記憶するためのものである。図3において、その他の構成は上記第1の実施の形態と同様である。ただし、メモリデバイス16に記憶されるプログラムは、第1の実施の形態において用いられるプログラムと異なっている。なお、本実施の形態では、パスワードは数字キーのみの組合せからなるものとする。こうした仮定をおいても、一般性が失われないことは勿論である。
(通信端末のソフトウェア構成)
本通信端末30においては、電源ボタン8により端末オフ操作される前にパスワードを入力(変更・入力も含む)する機会を与え、正しいパスワードの入力がされたか否かを、電源ボタン8の端末オフ操作があった後に判定する。端末オフ操作の直前に正しいパスワードの入力がされなかった場合には、通信デバイス14への電力供給は継続しながら表示デバイス18への電力供給のみを遮断する、外見上の電源オフ状態とする。そして、この状態で緊急連絡先に対してアラームメールの発信を継続する。このプログラムには、次に説明する様に本通信端末30の動作を実現するための種々の処理が含まれており、これらの処理は、上記の実質的にコンピュータとして機能する制御部6によって実行される。
上記した機能は、以下に説明する制御構造を有するソフトウェアを制御部6で実行することにより実現される。このプログラムは、上記第1の実施の形態と同様、当該端末30にバッテリ4が装着された時点(制御部6を含む負荷「0」に電力供給された時点)で励起される。
なお、本通信端末30においても、パスワードは、メモリデバイス16のパスワード記憶領域16Bに格納されている。
図4は通信端末30の機能を実現するプログラムの制御の流れを示すフローチャートである。図4を参照して、まず、電源ボタン8の端末オン操作がなされることを条件として、本通信端末30の制御部6は、第1のスイッチSW1及び第2のスイッチSW2を共にオンしてバッテリ4から負荷「1」(第1の入力デバイス10、位置検出デバイス12、通信デバイス14及びメモリデバイス16)及び負荷「2」(表示デバイス18、第2の入力デバイス20及び音声入出力デバイス22)に電力供給させる(ステップS200及びS400)。これにより、他の通信端末との間での通話通信又はメール通信等が可能な状態となる。
制御部6は、利用者の入力を待つ(ステップS600〜S1000)。テンキーが操作されると(ステップS600においてYES)、制御部6は、操作されたテンキーに相当する数字をパスワード入力データとして、メモリデバイス16のバッファ領域16Cに一時的に追加して記憶させる(ステップS1800)。テンキー及び電源ボタン以外のボタンが操作されると、バッファ領域16Cに一時的に記憶されたテンキー入力データをクリアする。電源ボタンに対するオフ操作が行なわれる(ステップS1000においてYES)と、制御部6は処理をステップS1200に移すが、それ以外の場合にはステップS600〜S1000及びステップS1800及びS2000からなる処理を繰返す。すなわち、テンキーのみが続けて操作されると、それら操作されたテンキーに相当する数字が連続した形でバッファ領域16Cに記憶される。この一連の数字がパスワードとなる。途中でテンキー以外のキーが操作されると、一時的に記憶されたパスワードはクリアされてしまう。
なお、上記のパスワード入力・変更入力判定関連処理(ステップS600,S800,S1800及びS2000)は、パスワード照合のための入力パスワードを一時的に記憶するバッファリング処理であり、制御部6は、この処理と並行して(キー入力値を用いて)、携帯電話としての一般的な制御(通話ボタンの操作に基づくオフフック処理、及びテンキーの入力操作で操作されたテンキーに対する数字等をメモリデバイス16に記憶させつつ表示デバイス18のディスプレイ上に当該数字等を表示させる処理等)を行なう。したがって、ここでは、ユーザがテンキーを操作するとその操作結果が画面に表示されることになる。途中でテンキー以外を操作すると画面表示もクリアされる。
電源ボタン8により端末オフ操作がなされると(ステップS1000においてYES)、制御部6は、第1のスイッチSW1のオン状態は継続させつつ第2のスイッチSW2をオフする。それによって、バッテリ4からの負荷「2」(表示デバイス18、第2の入力デバイス20及び音声入出力デバイス22)への電力供給のみが遮断される(ステップS1200)。これにより、通信端末30は、外見上、オフ状態となる。
上記第2のスイッチSW2のオフ処理を終了すると、制御部6は、バッファ領域16Cに記憶されている入力パスワードと、パスワード記憶領域16Bに記憶されているパスワードとが一致しているか否か、即ちパスワードが認証されるか否かを判定する(ステップS1400)。
パスワードが一致した場合(ステップS1400においてYES)には、制御部6は、第1のスイッチSW1をオフし、それによってバッテリ4からの負荷「1」(第1の入力デバイス10、位置検出デバイス12、通信デバイス14及びメモリデバイス16)への電力供給が遮断される(ステップS1600)。これにより、通信端末30は、真のオフ状態となる。その後、制御部6は、処理をステップS200に戻して再び電源ボタン8の端末オン操作がなされるのを待つ。
他方、パスワードが一致しない場合、即ちパスワードの認証に失敗した場合(ステップS1400においてNO)には、通信デバイス14を介して、メモリデバイス16の緊急連絡先記憶領域16Aに格納されているメールアドレスを基に位置検出デバイス12により出された本通信端末30の現在位置を緊急連絡先の通信端末に対してメール送信させる(ステップS2200及びS2400)。このアラームメールは、図外のサーバを経由して緊急連絡先の端末に送信されるが、この緊急連絡先側端末の特定は、上記アラームメールに重畳された、当該緊急連絡先側端末特有の端末IDコードに基づきサーバによってなされる。このアラームメールの発信は、電源ボタン8による端末オン操作がなされるまで継続して実行される。
もちろん、上記の電源オフ操作がなされるまでの間にパスワードの入力がなかった場合(ステップS600,S800及びS1000においてNO)には、バッファ領域16Cの記憶内容は空白となるため、制御部6は入力パスワードの認証に失敗する。多くの場合、通信端末の所持者以外は、電源オフ前にパスワードの入力が必要であることには思い至らないため、何も入力せずに電源オフの操作をする場合が大部分であろう。したがって、所持者以外の悪意ある第三者がこの通信端末30の電源をオフしようとした場合に、アラームメールが発信される結果となる可能性は非常に大きい。
その後、電源ボタン8による端末オン操作がなされると(ステップS2400においてYES)、制御部6は、処理をステップS400に戻し、第1のスイッチSW1及び第2のスイッチSW2を共にオン状態として負荷「1」(第1の入力デバイス10、位置検出デバイス12、通信デバイス14及びメモリデバイス16)及び負荷「2」(表示デバイス18、第2の入力デバイス20及び音声入出力デバイス22)に対するバッテリ4からの電力供給を許容させる。これにより、緊急連絡先側の通信端末を含む他の通信端末との間での通話通信又はメール通信等が再び可能な状態となる。
(動作)
本実施の形態に係る通信端末30は以下のように動作する。ここでは、動作の要点のみ述べる。
利用者がテンキーを連続して操作すると、上記のステップS600,S1800,S1000の処理が繰返し実行され、操作されたテンキーに相当する数字列がパスワード入力データとしてバッファ領域16Cに記憶される。途中でテンキー以外が操作されると、上記のステップS800及びS2000の処理によりバッファ記憶領域16がクリアされる。
利用者が電源ボタンに対しオフ操作すると,バッファ領域16Cに記憶されたパスワード入力データと、パスワード記憶領域16Bに記憶されたパスワードとが比較される。両者が一致すると、即ちパスワードが認証されると、通信端末30は真に電源オフの状態となる。パスワードが一致しないと、即ちパスワードの認証に失敗すると、緊急連絡先に端末位置をアラームメールとして送信する処理が、電源ボタンが操作されるまで繰返し実行される。
(作用・効果)
以上の説明から明らかな通り、本実施の形態に係る通信端末30では、電源ボタン8による端末オフ操作がなされる前にパスワードの入力機会が与えられる。この際、入力パスワードは表示される。電源ボタン8により端末オフ操作された後に、その直前に入力され一時的に記憶されたパスワード入力と、予め記憶されたパスワードとが一致しない場合には、パスワードの認証が失敗したこととなり、制御部6は、通信端末30の見た目の状態を電源オフとしながら、実際には緊急連絡先に通信端末30の位置情報を含むアラームメールの発信を続ける。したがって、第1の実施の形態と同様の作用・効果を奏する。
本実施の形態では、入力されたパスワードは表示されるが、通常の電話番号の入力と区別することはできない。したがって、電源をオフするに先立ってパスワードを入力しなければならない、ということが悪意の第三者には分からない。結果として、悪意を持つ者が通信端末30の電源をオフする操作を行なう前に正しいパスワードを入力する可能性は極めて低くなる。何らかのトラブルで、悪意を持つ者が通信端末30の電源をオフする動作をすると、見た目にはオフ状態となるので、従来のように電源がオフされない場合と比較して通信端末の所持者に危害が加えられる危険性は低くなる。しかも、通信端末の見た目はオフ状態でありながら、実は緊急連絡先に端末位置をアラームメールとして送信するので、通信端末の所持者を危急の状態から助け出すことができる可能性が非常に高くなる。
上記実施の形態においては、電源オフ操作時に入力パスワードの認証がなされない場合には、緊急連絡先に対して端末の位置を含むアラームメールを発信する例について記載した。しかし、本発明は、そのような構成に限定されない。例えば、電源オフ操作時に入力パスワードの認証がなされない場合には、緊急連絡先に通話通信接続することによって端末位置の音声出力を含むアラーム通話を可能とする構成としても、本発明の目的は十分に達成し得る。その他、本明細書に添付の特許請求の範囲内での種々の設計変更及び修正を加え得ることは勿論である。
すなわち、本明細書で開示した実施の形態は単に例示であって、本発明が上述した実施の形態のみに限定されるわけではない。本発明の範囲は、本明細書の記載内容を参酌した上で、別紙の特許請求の範囲における請求項によって示され、そこに記載された文言と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含む。
本発明の第1の実施の形態に係る通信端末の構成を示すブロック図である。 同通信端末の機能を実現するプログラムの制御の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る通信端末の構成を示すブロック図である。 同通信端末の機能を実現するプログラムの制御の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
2,30 通信端末
4 バッテリ
6 制御部
8 電源ボタン
10 第1の入力デバイス
12 位置検出デバイス
14 通信デバイス
16 メモリデバイス
16A 緊急連絡先記憶領域
16B パスワード記憶領域
16C バッファ領域
18 表示デバイス
20 第2の入力デバイス
22 音声入出力デバイス
SW1 第1のスイッチ
SW2 第2のスイッチ

Claims (4)

  1. 携帯型の通信端末であって、
    前記通信端末を稼動状態から非稼動状態へ移行させることを指示する際に使用者が操作する電源ボタンと、
    利用者が前記通信端末に対しデータ入力を行なうために使用する入力装置と、
    利用者に、前記通信端末の電源を切断する権限があるか否かを認証するための認証コードを記憶するための認証コード記憶手段と、
    稼動時と非稼動時とで、前記通信端末の外見を変化させないデバイスからなる、少なくとも通信デバイスを備えた第1のデバイス群と、
    稼動時と非稼動時とで、前記通信端末の外見を変化させるデバイスを含む第2のデバイス群と、
    前記電源ボタンの操作によって端末を非稼動状態に移行する指示がなされたことに応答して、前記入力装置により入力された入力データを、前記認証コード記憶手段に記憶されている認証コードを用いて認証するための認証手段と、
    前記電源ボタンの操作によって端末を非稼動状態に移行する指示がなされたことに応答して、前記第2のデバイス群への電力供給を遮断するための第1の電力制御手段と、
    前記電源ボタンの操作によって端末を非稼動状態に移行する指示がなされたことに応答して、前記認証手段により、前記入力装置により入力された入力データの認証がなされたか否かに依存して、前記第1のデバイス群への電力供給を遮断する処理と、前記第1のデバイス群への電力供給を継続する処理とを選択的に実行するための第2の電力制御手段と、を含むことを特徴とする通信端末。
  2. 緊急連絡先端末の識別コードを記憶するための緊急連絡先記憶手段と、
    前記電源ボタンの操作によって端末を非稼動状態に移行する指示がなされ、かつ前記認証手段により、前記入力装置により入力された入力データの認証がなされなかったことに応答して、前記通信デバイスを通じて、前記緊急連絡先記憶手段に記憶されている緊急連絡先端末の識別コードにより特定される通信端末と通信接続するための通信接続手段と、をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
  3. 前記認証手段は、
    前記電源ボタンが操作される直前に前記入力装置によって入力された入力データを一時的に記憶するためのバッファと、
    前記電源ボタンの操作によって端末を非稼動状態に移行する指示がなされたことに応答して、前記バッファに記憶されている入力データを、前記認証コード記憶手段に記憶された認証コードを用いて認証するための手段と、を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信端末。
  4. 常には前記入力装置による入力データを表示し、前記電源ボタンの操作によって前記端末を非稼動状態にする指示がなされたときには、前記第1の電力制御手段によって電力供給が遮断される表示装置をさらに含み、
    前記第2の電力制御手段は、前記電源ボタンの操作によって前記端末を非稼動状態に移行する指示がなされた後であっても、前記入力装置に電力の供給を続け、
    前記認証手段は、前記電源ボタンの操作によって前記端末を非稼動状態に移行する指示がなされたことに応答して、その後に前記入力装置によって入力されたデータを前記認証コード記憶手段に記憶された認証コードを用いて認証するための手段を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信端末。
JP2007114420A 2007-04-24 2007-04-24 通信端末 Pending JP2008271401A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007114420A JP2008271401A (ja) 2007-04-24 2007-04-24 通信端末

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007114420A JP2008271401A (ja) 2007-04-24 2007-04-24 通信端末

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008271401A true JP2008271401A (ja) 2008-11-06
JP2008271401A5 JP2008271401A5 (ja) 2010-07-22

Family

ID=40050286

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007114420A Pending JP2008271401A (ja) 2007-04-24 2007-04-24 通信端末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008271401A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010171875A (ja) * 2009-01-26 2010-08-05 Toshiba Corp 携帯端末、携帯端末の不正アクセス制御方法および携帯端末の不正アクセス制御プログラム
JP2014192846A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Hitachi Kokusai Electric Inc 無線通信システム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006304175A (ja) * 2005-04-25 2006-11-02 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc 携帯通信端末、携帯通信端末の制御方法及び制御プログラム、通信システム
JP2006352842A (ja) * 2005-05-18 2006-12-28 Sharp Corp 携帯情報機器
JP2007150650A (ja) * 2005-11-28 2007-06-14 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 携帯通信端末装置及びプログラム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006304175A (ja) * 2005-04-25 2006-11-02 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc 携帯通信端末、携帯通信端末の制御方法及び制御プログラム、通信システム
JP2006352842A (ja) * 2005-05-18 2006-12-28 Sharp Corp 携帯情報機器
JP2007150650A (ja) * 2005-11-28 2007-06-14 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 携帯通信端末装置及びプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010171875A (ja) * 2009-01-26 2010-08-05 Toshiba Corp 携帯端末、携帯端末の不正アクセス制御方法および携帯端末の不正アクセス制御プログラム
JP2014192846A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Hitachi Kokusai Electric Inc 無線通信システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4131229B2 (ja) 折り畳み式携帯電話機及び折り畳み式携帯電話機のロック解除方法
JPH06284182A (ja) 携帯電話機
JP4116060B2 (ja) 携帯端末装置及びその着信報知動作制御方法
JP2010136451A (ja) 手動入力装置における不注意な操作を防止するための装置および方法。
JP2007150650A (ja) 携帯通信端末装置及びプログラム
JP2005151392A (ja) 紛失・不正使用防止機能を備えた携帯通信端末
JPH0964967A (ja) 携帯電話機のダイヤルロックシステム
JP2006319649A (ja) 携帯端末装置及びその使用制限方法
JP4595886B2 (ja) 機器不正使用防止システム、および機器
KR20060044206A (ko) 자동 잠금 기능을 수행하는 휴대용 단말기 및 그 방법
JP2008271401A (ja) 通信端末
JP2006279837A (ja) 携帯通信装置及び携帯通信システム
JP2008048082A (ja) 携帯電話装置及びプログラム
JP2006303974A (ja) 携帯情報端末および緊急連絡方法
JP4762190B2 (ja) 携帯端末装置及びその着信報知動作制御方法
JP2008135930A (ja) 携帯端末及びそのプログラム
ES2411135T3 (es) Protección de tecla activada por movimiento
JPH11313376A (ja) 携帯電話機
JP2007243311A (ja) 携帯端末、携帯端末におけるロック機能の制御方法、プログラム
JP2008085437A (ja) 携帯型緊急通報無線端末
KR100690829B1 (ko) 이동 단말기의 자립형 모드 제어 장치 및 그 방법
JP2008102571A (ja) Coガス検出警報装置
JP2006033025A (ja) 携帯端末の不正使用防止システム及び方法
JP4595528B2 (ja) 移動端末、位置情報システム、移動端末の制御方法、位置情報システムの制御方法およびプログラム
JP2005244675A (ja) 携帯電話装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100422

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100602

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110819

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110830

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120110