JP2008271301A - アンテナ支持構造 - Google Patents

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Makoto Sato
佐藤  誠
Kotaro Kojima
鴻太郎 小島
Yu Terakado
祐 寺門
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Sansei Denki KK
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Abstract

【課題】携帯式無線通信機のケースに装着されているアンテナを起立・傾倒可能に支持する技術を改良し、良好な操作感触(フィーリング)が得られ、しかも回動角位置を確実に保持し得るようにする。
【解決手段】ヒンジ軸9によってスリーブ3に軸支されたヒンジ片8に対してアンテナ本体部5を固着する。前記スリーブ3の中にロッド10を収納し、コイルスプリング11で図の上方に付勢する。これにより、ロッド10の先端がヒンジ片8の円柱状面8aに対して、点接触に近い形で押圧され、該ヒンジ片8の回動に抵抗を与える。本例のロッド10の先端は凸球面状であるが、ロッドの先端面を平坦に形成しても良い。
【選択図】図1

Description

本発明は携帯式の無線通信機、若しくは携帯式のテレビ受像機等に用いられる傾倒回動収納式のアンテナに係り、起立させたり回動させたりして電波状況の良い位置にアンテナを停止させるアンテナ装着であって、回動操作の感触(フィーリング)が良く、しかも、使用姿勢や収納姿勢を確実に保持し得るように改良したアンテナ支持構造に関するものである。
この方式のアンテナ支持構造は一般に、多段伸縮・収納形のアンテナ本体部に取り付けられたヒンジ片と、無線送受信機等に設置された筒状のホルダ内で伸長時にアンテナを保持するスリーブとを、ヒンジ軸によって回動可能に軸支して構成され、上記スリーブの中にボールやバネを設けて操作フィーリングを調整したり、アンテナ姿勢の保持力を与えたりしている。
本発明に最も近い技術としては、特許文献1の欄に記載した特開2007−67774号公報「ロッドアンテナのヒンジ機構」が公知である。
図10は上記の公知例を示す断面図である。
ヒンジ部1はロッドアンテナに取り付けられている。このヒンジ部1は、スリーブ3に対しビス2によって軸支されている。
前記スリーブ3の中にボール4が収納されており、該ボールはコイルバネ6によってヒンジ部1に向けて押圧されている。これにより、ヒンジ部1の回動に対して抵抗が与えられる。
特開2007−67774号公報
前述の公知発明は、ボール4を必須の構成要件とし、ボールという部材が如何なる姿勢を取っても機械的特性が一定不変である(等方性を有している)ことを巧みに利用して、「アンテナを軽く操作することができ、しかもアンテナを任意の方向に保持し得る」という優れた効果を達成した旨が述べられている。
ボールが等方性であることは、一面において優れた効果を奏する原因となり、他の面では欠点となる。
アンテナを始めとして、あらゆる工業製品の構成部材には誤差が有り、表面あらさが有る。すなわち、幾何学的に厳密な球や平面は無い。こうした実情に基づく実用技術として「すり合わせ」や「ならし」が行われている。
こうした「すり合わせ」や「ならし」は、特定の面の相互において行なわれ、不特定の面の相互においては進行しない。
図10に示した公知例においてボール4は等方性であるから比較的一定値の抵抗を発生するが、等方性であるが故に「すり合わせ」や「なじみ」が進行し難い。
例えばボールベアリングのように、数千rpmで回転すれば「なじみ」を生じようが、
アンテナを1時間に数十回程度立てたり寝かせたりしていたのでは、使用を開始してからいつまで経っても抵抗が安定しない。
本発明は以上に述べた事情に鑑みて為されたものであって、その目的とするところは、
操作が軽くて感触(フィーリング)が良く、しかも、使用姿勢や収納姿勢を確実に保持することができ、特にアンテナ姿勢保持機能の安定性に優れたアンテナ支持構造を提供するにある。
ここに、アンテナ操作が軽いことと、アンテナ姿勢の安定性とを両立させるのは容易でないことを御理解いただきたい。
例えば図10の公知例のアンテナ機構において、コイルバネ6の付勢力を極度に大きくすると、摩擦抵抗が増大してアンテナ姿勢の保持は確実になるが、アンテナの起伏操作に要する力が大きくなる。
その反対に、コイルバネ6の付勢力を極度に小さくすると、摩擦抵抗が減少してアンテナの起伏操作は軽くなるが、アンテナ姿勢の保持は不確実になる。
本発明は、アンテナ操作が軽いことと、アンテナ姿勢の安定性とを両立させ得る新規な構成を創作したものである。
本発明の基本的な原理について、その1実施形態に対応する添付図面を参照して説明すると次の通りである。この[課題を解決するための手段]の欄は、図面との対照が容易なように括弧書きで図面符号を付記してあるが、この括弧付き符号は本発明の構成を図面のとおりに限定するものではない。
請求項1に係るアンテナ支持構造の構成は、
(図1参照)無線機筺体等に装着された筒状ホルダ(図1において図外、図7において符号20)内から出没可能なアンテナ本体部(5)に取り付けられたヒンジ片(8)と、アンテナ伸長時に上記筒状ホルダ内で保持されるスリーブと、をヒンジ軸(9)によって回動可能に軸支したアンテナ支持構造において、
前記ヒンジ片の先端面に当接するロッド(10)が前記スリーブの内に摺動自在に嵌合されるとともに、このロッドをヒンジ片に向けて付勢するスプリング手段(11)が設けられていることを特徴とする。
前記の公知発明(特開2007−67774号公報)に比して本発明における最大の特徴は、ヒンジ片に対してロッドの先端を当接せしめたことである。該ロッドがスリーブの中に収納されているので、スライドするが回動し得ない。
前記公知発明においては「ボール」を必須の構成要件としている。
ボールが等方性で回転し易い部材であることは技術的な常識であるが、該公知発明においてはボールの回転をいっそう容易ならしめるようにスライダの併用を推奨(請求項2)
している。
回転し易いボールを用い、いっそう回転し易い条件を整えるという前記公知発明の技術的思想と、回転し難いロッドを用い、回転不能ならしめるようにスリーブ内に収納した本発明とは全く異なる発明である。
少なくとも前記公知発明には、ヒンジに対して押圧されている部材(ボール)の回転を積極的に阻止しようという技術的思想は開示されていないのみでなく、示唆されてもいない。
請求項2の発明に係るアンテナ支持構造の構成は、前記請求項1の発明構造の構成要件に加えて、
(図2(A)参照)前記のロッドが全体的には円柱状であり、両方の端面が半球状をなしていて、該ロッドの長さを二分する垂直二等分面に関して対称形であることを特徴とする。
請求項3の発明に係るアンテナ支持構造の構成は、前記請求項1の発明構造の構成要件に加えて、
(図2(B)参照)前記のロッドが、前記スプリング手段に外嵌する有頂筒状の部材であり、その頂壁の外側がヒンジ片の先端面に対向接触して、該頂壁の内側がスプリング手段の付勢力を受けていることを特徴とする。
請求項4の発明に係るアンテナ支持構造の構成は、前記請求項1の発明構造の構成要件に加えて、
(図1参照)前記のスプリング手段がコイルスプリング(11)であり、
かつ、前記のロッドが全体的には円柱状であり、その片方の端面が半球状をなすとともに、他方の端が小径になっていて、該小径部が前記コイルスプリングの中に差し込まれていることを特徴とする。
請求項5の発明に係るアンテナ支持構造の構成は、前記請求項1の発明構造の構成要件に加えて、
(図4、図5を併せて参照)前記ヒンジ片の先端部に形成されている円柱面に、複数個の切欠(17a,17b,17c,17d,17e)が設けられていて、
前記アンテナ本体部が回動して起立姿勢になったとき、前記ロッドが複数個の切欠の内の何れか(17b)に係合し、
収納姿勢、及び又は「起立と収納との中間姿勢」になったとき、該ロッドが上記以外の切欠(17a,17c,17d,又は17e)に係合するようになっていることを特徴とする。
請求項6の発明に係るアンテナ支持構造の構成は、前記請求項1の発明構造の構成要件に加えて、
(図6参照)前記ヒンジ片(18)の先端部が多角形に形成されていて、
前記アンテナ本体部(5)が回動して起立姿勢になったとき、前記ロッド(10)が多角形の複数個の辺の内の何れか一つ(18b)に当接し、
収納姿勢、及び又は「起立と収納との中間姿勢」になったとき、該ロッドが上記以外の辺(18a,又は18c)に係合するようになっていることを特徴とする。この請求項6においては、前記ロッド(10)の先端面が平坦であることが望ましい(アンテナの傾動角を確実に保持し易い)。
請求項7の発明に係るアンテナ支持構造の構成は、前記請求項5または請求項6に記載の発明構造の構成要件に加えて、
前記複数個の切欠、又は多角形の複数個の辺は、
前記アンテナ本体部が起立姿勢になったとき、および又は該アンテナ本体部が収納姿勢になったとき、および又は該アンテナ本体部が起立・収納中間姿勢になったとき、前記ロッドの先端に対向するように配設されていることを特徴とする。
請求項8の発明に係るアンテナ支持構造の構成は、(図8、図9を併せて参照)多段伸縮式のロッドアンテナのヒンジ部と、上記ヒンジ部を傾動自在に軸支したスリーブとから成り、
前記スリーブ(3)のスリーブ内周面(3b)は、上方に向けて縮径することなく開口しており、
かつ、該スリーブの上端付近に、前記ヒンジ片(8)の厚さ寸法に対して嵌合する溝幅のスリット(3d)が、スリーブの中心線に沿って設けられていて、
前記スリーブに、スリットに直交せしめて、ヒンジ軸(9)を挿通する軸支孔(3c)が穿たれるとともに、前記ヒンジ軸は、両端部に大径の嵌着部が形成され、中央部に上記嵌着部よりも小径の小径部が形成された段付き軸形をなしており、
一方、前記ヒンジ片(8)には上記軸支孔とほぼ等径のヒンジ軸孔(8b)が設けられていて、
スリーブの軸支孔(3c)とヒンジ片のヒンジ軸孔(8b)とにヒンジ軸を挿通した状態で、ロッド(10)の先端がスプリング手段の付勢力によってヒンジ片の先端面を押圧すると、段付き軸形のヒンジ軸(9)の段部がヒンジ軸孔(8b)の周辺に当接して抜け止めされるようになっていることを特徴とする。
請求項9の発明に係るアンテナ支持構造の構成は、前記請求項8の発明構造の構成要件に加えて、
(図8、図9を併せて参照)前記スリーブの中空部は、下端が閉塞された穴であって、上方に向けて縮径することなく開口しており、
かつ、該スリーブの上端付近に、前記ヒンジ片の厚さ寸法に対して嵌合する溝幅のスリットが、スリーブの中心線に沿って設けられていて、
上記スリットに直交する軸支孔が設けられていることを特徴とする。
請求項1の発明に係るアンテナ支持構造を適用すると、ロッドがスプリングに付勢されてヒンジ片に押し付けられ、安定した摩擦抵抗を生じる。
前記ロッドの特定箇所がヒンジ片に接触するので、この接触部が早期に馴染み、良好な操作感触(フィーリング)が得られ、かつ、アンテナの姿勢(ヒンジ片の回動角位置)が安定的に保持される。
請求項2の発明に係るアンテナ支持構造を適用すると、ロッドが対称形状であるから、該ロッドの向きを考慮せずに組み立てることができ、作業性に優れている。従って、作業員に高度の熟練を要せず、組み立て作業コストが低廉であり、組み間違いの虞れ無く信頼性が高い。
また、ロッドの両端の半球状部の間は円柱状であるため、この円柱面ガスリーブの内周面にフィットして摺動を安定させる。このため、ロッド先端面とヒンジ片先端面との接触にブレが無く、作動信頼性と耐久性に優れる。
請求項3の発明に係るアンテナ支持構造を適用すると、スリーブの長さ寸法に比較してスプリングの長さ寸法を大きくすることができる。このため、比較的ばね定数が小さくて長さ寸法の大きいコイルスプリングを用いることができ、製造コストの低減と製品品質の均一化に有効である。また、スリーブの長さ寸法に制約を受ける場合にも所望のスプリング取り付け長さを確保することができる。
請求項4の発明に係るアンテナ支持構造を適用すると、ロッドとコイルスプリングとの位置関係が確実に保たれて、その作用が安定である。
請求項5の発明に係るアンテナ支持構造を適用すると、ロッドの先端がヒンジ片の切欠に係合するので、明確な操作感触が得られ、しかもアンテナの回動角位置を確実に保持することができる。
請求項6の発明、又は請求項7に係るアンテナ支持構造を適用しても、前記請求項5におけると同様に明確な操作感触が得られ、しかもアンテナの回動角位置を確実に保持することができる。その上、請求項5に係るヒンジ片に比して請求項6のヒンジ片は構造が簡単で製作コストが低廉である。
請求項7の発明に係るアンテナ支持構造を適用すると、回動可能に軸支されているアンテナ本体部を、起立姿勢、若しくは傾倒姿勢、または、双方の姿勢の中間の45度傾斜姿勢に保持することができ、使い勝手が良い。
請求項8の発明に係るアンテナ支持構造を適用すると、スリーブの内周面が上方に向けて、縮径することなく開口しているので、ここからコイルスプリングやロッドを挿入して組み立てる作業が容易であり、しかも、スリットにヒンジ片を組みつけることによって自動的にロッドの脱落が阻止されるから、別段のロッド抜け止め手段を必要としない。
しかも、ヒンジ片のヒンジ軸孔に対してヒンジ軸が緩やかに嵌合するので組み立てが容易であり、該ヒンジ軸の段付部がヒンジ軸孔の周辺に当接するのでヒンジ軸専用の抜け止めを必要としない(スプリング手段に付勢されたロッドによって自動的に抜け止めされる)。
請求項9の発明を適用すると、ヒンジ軸を挿通して嵌着する軸支孔がスリーブの内周面に開口するので、この軸支孔にバリが有っても無害であるから、バリの除去作業が不要である。
このため、軸支孔の穿孔作業が容易であり、ヒンジ軸に関連する構造部分の組立て作業性が良い。
図1は本発明に係るアンテナ支持構造の1実施形態を示し、請求項1に対応している。 (A)は断面側面図、(B)は断面正面図である。
スリーブ3は携帯形無線通信機等のケース(図示省略)に設置されている。
アンテナ本体部5の基端部にヒンジ片8が装着されていて、このヒンジ片8はスリーブ3に対して、ヒンジ軸9で軸着されている。
前記スリーブ3の中にロッド10が摺動自在に収納されていて、コイルスプリング11によってヒンジ片8に向けて付勢され、圧接している。
本図1から理解されるようにスリーブ3内のロッド10は、スリーブの中心線Z−Zに沿ってのみ摺動可能であり、Z軸周り以外には回動できない。
アンテナを設けた携帯無線機用のケースは、使用に際して上下,左右を一定に保たず、上下反転させたり左右回転させたりするのが通例である。しかし、本発明においては説明の便宜上、本図1に描かれている状態を基本として上下を呼称し、
ヒンジ片についてはロッドに対向している側の端を先端といい、ロッドについてはヒンジ片に対向している側の端を先端という。
本発明を実施する場合、ロッドの先端は凸面でもよく、平坦面であってもよい。本実施形態においてはロッド10の先端を凸球面に形成してある(後に、平坦な先端を有する実施形態について、図3及び図6を参照して説明する)。
ヒンジ軸9を中心としてアンテナ本体部5を回動させると、該アンテナ本体部5に装着されているヒンジ片8がヒンジ軸9周りに回動し、ロッド10の先端とヒンジ片8先端の円柱状面8aとが摩擦する。この摩擦によって、ヒンジ片8に固着されたアンテナ本体部5の回動が抵抗を受ける。
アンテナ本体部5を手で回動操作すると、上記の摩擦によって手応えを感じ、良好な操作感(フィーリング)を受ける。
さらに、上記の摩擦によってヒンジ片8の回動角位置が一定に保持され、アンテナ本体部5の傾斜角度が確実に保持される。
本図1(A),(B)を対照して理解されるように、ヒンジ片8の摩擦軌跡はヒンジ軸9を中心とする円弧であり、ロッド10の摩擦軌跡は点である。実際には、幅寸法がゼロの円弧や、面積がゼロの点ではなく、微小な幅を有する円形バンドや微小な面積を有する円であるが、実用上は円弧と点と見做すことができる。
その実用的な意義については、従来例(図10)におけるボール4の摩擦軌跡が「球面の全面に及ぶ不規則な曲線」であることと対比して、本発明におけるロッド先端の摩擦軌跡が不動であると御認識いただきたい。
ロッド10先端の摩擦軌跡が不動であるから、摩擦係数が一定であり、コイルスプリング11の付勢力を調節することによって容易に、かつ正確に制御することができる。このような効果は、摩擦軌跡が「球面の全面に及ぶ不規則な曲線」であるボールにおいては期待できない。
更に、ロッド10先端の摩擦軌跡が不動であるから、接触点における「すり合わせ」や「なじみ」が進行し易く、比較的早期に特性が安定する。このような効果も、従来例のごとく摩擦軌跡が「球面の全面に及ぶ不規則な曲線」であるボールにおいては期待できない。
図2は、前掲の図1に示した実施形態の変形例の2例を描いた模式的な断面図である。全般的には図1の実施形態と同様であるから、本図2においては前記実施形態との相違点のみを抽出して描いてある。
(A)図参照。前記のロッド10は先端だけが凸球面であったが、本例の両端球面ロッド12は両端を凸球面に形成してある(請求項2に対応)。全体的な作用効果は前記の実施形態(図1)と同様であるが、本例のロッドは「中心mを通り中心線Zに垂直な平面H−H」に関して対称に形成されている。上記の平面H−Hは、ロッドの長さ寸法の垂直二等分面である。
図1の実施形態においては、スリーブ3の中へロッド10を挿入して組み立てる際、該ロッド10の方向を見定めて、凸球面側を先頭にして組み込まねばならないが、図2の実施形態における両端球面ロッド12は前後を見極めずに組み込むことができ、作業性が良く、誤組み立ての虞れが無い。また、ロッドの円柱面がスリーブの内周面で案内されるのでロッド先端面とヒンジ片先端面とがブレ無く接触し、作動が安定である。
図2(B)参照。本例のロッド13は有頂筒状をなし、比喩的に言えば「短い試験管」の形をしている(請求項3に対応)。
このように構成すると、スリーブ3の長さ寸法に比してコイルスプリング11の取り付け長さ寸法を大きくすることができ、スプリング特性の制御が容易である。上記の効果を
別の面から見ると、所定のコイルスプリング取り付け長さを得るためのスリーブ長さ寸法を短縮することができる。このため、スリーブの長さ寸法が制約される場合であっても、所要のスプリング取り付け長さを確保することができ、安定した作用が得られる。
図3は、前記と更に異なる実施形態の断面図である。
以下に、前掲の図1に比して異なる点を抽出して説明する。
本例のロッド14は、同心の段付き円柱状に形成され、先端側は小径であり、最先端は平面である。
このように構成すると、段付ロッド14の平坦な頂面がヒンジ片8に対して線接触し、前記実施形態の点接触に比して接触面積が大きく、局部的圧力が小さくなるので、大きい全圧力に耐える。この特性に対応せしめて本実施形態は、次のようにして該段付ロッド14に大きい付勢力を与えてある。
大径コイルスプリング15はスリーブ3の内径に対して緩やかに嵌合し、かつ小径コイルスプリング16に対して緩やかに外嵌している。このようにして、大径,小径のコイルスプリングが2重バネ構造を形成している。符号3aを付して示したのはスリーブの底栓であって、スリーブ3の下端に螺着され、大径コイルスプリング15と小径コイルスプリング16との付勢反力を支承している。
先に述べたように接触面積が先端が凸球面状のロッドに比して耐圧性が大きいことと、
スプリング付勢力が大きいこととがバランスして、アンテナの回動位置保持力が大きく、
明確な操作感触(フィーリング)が得られる。
上記の作用効果を別の面から見れば、所望の回動位置保持力を得るためのスリーブ3を小さく構成することができる。
図4は、複数の回動位置を確実に保持し得るように構成した変形例(請求項5に対応)
を示す要部断面図であって、(A)はアンテナ起立させた使用状態を描き、(B)はアンテナを傾倒させた収納状態を描いてある。
本例(図4)が前記(図1,図2)の実施形態に比して異なる要点は、符号17を付して示したヒンジ片に複数個の切欠(17a,17b,17c)を設けたことである。
その結果、本例のヒンジ片は、いわゆる花形をなしている。
(A)のようにアンテナ本体部5を起立させると、ロッド10の先端が切欠17bに係合して、この起立姿勢のアンテナ本体部5を確実に保持する。
(B)のようにアンテナ本体部5を傾倒させると、ロッド10の先端が切欠17aに係合して、確実にアンテナ本体部5の傾倒(収納)姿勢を保持する。
このように切欠を備えた花形ヒンジ片17を設ける場合、ロッドの形状は、図1に示したロッド10でも良く、図2に示した両端球面ロッド12又は有頂筒状ロッド13でも良いが、先端が平坦でなく凸球面であることが望ましい。
図示を省略するが、切欠の形状を平面にして、花形ヒンジ片ではなく多角形ヒンジ片にすると、平坦な先端面を有するロッド(例えば図3に例示した段付きロッド14)を適用することもできる。
図5は、前掲の図4に示した実施形態をより使いやすく改良した1例である。
(図5(A)参照)本例の花形ヒンジ片17′は、下方にむけて切欠17bが形成されていることは前記実施形態(図4)と同様であるが、さらに、斜め下方(45度方向)に向けて切欠17d、及び切欠17eが設けられている。
これにより、(図5(B)参照)アンテナ本体部5を45度に傾斜させたとき、明確な操作感触(フィーリング)が得られ、しかもアンテナ本体部が確実にこの姿勢で保持される。
ヒンジ片の斜め45度に切欠17を設ければ、アンテナ本体部5が斜め45度に保持されることは当たり前の話に過ぎない、と誤解してはならない。これは、いわゆるコロンブスの卵であって、『携帯式無線機においてアンテナ本体部を斜め45度に保持すべき場合が多いから、これに対応すべきである』という本発明者らの知見に基づいて、この願望を具体的な構造として具現したところに新規性,進歩性が有って、当業者が容易に想到達し得るものではない。
図6は更なる改良例を示し、前掲の図5の実施形態よりも簡単な構成で同様の作用効果を奏するものである(請求項6に対応)。
(図6(A)参照)本例のヒンジ片18は、先端部を多角形に形成してある。すなわち、図に示した斜辺18aと、底辺18bと、斜辺18cとは正8角形の約半分によって形成されている。
上述のように構成すると、図6(B)に示したようにアンテナ本体部5を45度に傾斜させたとき、明確な操作感触(フィーリング)が得られ、しかもアンテナ本体部が確実にこの姿勢で保持される。
図6の実施形態における多角形ヒンジ片18は、図5の花形ヒンジ片17′に比して構造が簡単で、加工コストが低廉である。ただし詳細に比較したとき、所定のアンテナ姿勢を保持する機能は、図5の実施形態の方が勝っているが、ロッドの先端を平坦にした場合は、ロッドとヒンジ片とが面接触し、耐久性に優れ、作動信頼性が高い。
よって、図5の実施形態と図6の実施形態とは甲乙つけ難い。要求されているアンテナ性能に基づいて選択することが望ましい。
このように多様の選択肢が有るということは、設計の自由度が大きいことを意味し、実用的価値が高い。
図7は、本発明に係るアンテナ装置を携帯式無線機のケースに装着した状態を示す。
ケース19の壁に、筒状のホルダ20が貫通固着されており、スリーブ3が該筒状のホルダ20に挿通され、適宜に抜け止めの手段が施されている。
前記筒状ホルダ20とスリーブ3との間に、ヒンドレ形の燐青銅製の摩擦スプリングが介装され、スリーブ3の上下摺動に適宜の摩擦を与えている。
スリーブ3は筒状ホルダに対して、図示の位置から更に上昇することはできないが、下降すること(仮想線の位置、及び、更に下方)は可能である。
アンテナ本体部5に固着されているヒンジ片8は、仮想線で示したようにスリーブ3に組み付けられる。
スリーブ3を筒状ホルダ20から図のように引き出して、アンテナ本体部5を回動させて立てたり寝かせたり、種々の角度に傾斜させたりして電波状態に適合する傾斜角度を選んで送受信する。
アンテナ装置の組み付け構造について、図8を参照して以下に詳しく述べる。
図8(C)は、前掲の図7におけるスリーブ3の上端部を拡大して描いたものである。
図8(B)は、前記のスリーブ3からロッド10及びコイルスプリング11を取り除いて上方から見た図である。すなわち、(C)図と(B)図とは2面図(3角図法)を成している。
図8(A)は、上記スリーブ3に組み付けられるヒンジ軸の平面図であって、(B)図と(A)図とは分解図を成している。
スリーブ3の上端付近にスリット3dが形成される。該スリットの幅寸法Wは、ヒンジ片8の厚さ寸法t(図1(A)参照)に対して精密に嵌合するように設定される。
ただし、ここにいう精密とは、アンテナ工業レベルでの精密であって、ナノメートルを争うものではない。官能的に「大きいガタ無く、ピッタリ合わせる」という程の意味に解されたい。
このスリット幅寸法Wは、スリーブ3の内周面3bの直径φよりも小さく設定することが望ましい。その理由については、図9を参照して後に説明する。
上記スリット3dの面に対して直角に軸支孔3cが穿たれる。
ヒンジ軸9は上記軸支孔3cに挿入して嵌着される。詳しくは次のとおりである。
該ヒンジ軸の全長寸法は前記スリーブ3の外径寸法とほぼ等しく構成される。そして、その両端それぞれに嵌着部9a、9cが形成される。この嵌着部の外径寸法はスリーブの軸支孔3cに対して密に嵌合するように設定される。
上記両端の嵌着部の間に、該嵌着部よりも小径の(従って、軸支孔3cよりも小径の)小径部9bが形成されている。
上記小径部9bの長さ寸法Lは、前記ヒンジ片8の厚さ寸法t(図1(A)を参照)とほぼ等しく設定される。この小径部9bは、ヒンジ片の枢支軸として作用する構成部分である。
このためヒンジ軸9の小径部9bは、ヒンジ片の軸孔に対して密に嵌合せず、若干のクリアランスを介して嵌合する。
しかし、例えば図1を参照して理解されるように、組立て状態においてヒンジ軸9は、ロッド10を介してコイルスプリング11の付勢力を受けている。このため、いわゆる「ガタを一方へ寄せられた状態」となり、ガタが有っても実害を及ぼさない(詳しくは図9を参照して後述する)。
図9は、スリーブ3の上端部付近とアンテナ本体部5の下端部付近とを拡大して描いた断面図である。
ヒンジ軸9の嵌着部9a,9cの直径Dは、スリーブ3の軸支孔3cに対してほぼ等径である。
ヒンジ片8のヒンジ軸孔8bの内径dは、前記嵌着部の直径Dとほぼ等しい。
従って、前記ヒンジ軸9の小径部9bの直径寸法は、ヒンジ片8のヒンジ軸孔8bの内径寸法dよりも小さい。
しかし、コイルスプリング11によって付勢されているロッド10の先端がヒンジ片8の先端面に当接して押し上げるので、ヒンジ軸孔8bと小径部9bとの間のクリアランスは上方に寄せられ、いわゆるガタとして作用しない。
その上、ヒンジ軸9の小径部9bと嵌着部9a,9cとの段付部が、ヒンジ片8のヒンジ軸孔8bの周辺に当接するので、ヒンジ軸9は図示の状態から右にも左にも移動できない。すなわち、自動的に(自然に)抜け止めされている。
図9から理解されるように、ヒンジ片8はスリット3dに嵌合しており、該ヒンジ片8の面はスリーブ3の内周面から離間している。
このため、軸支孔3cの開口部にバリが有っても実害を及ぼさない。
従って、軸支孔3cの穿孔作業が容易であり、かつ、ヒンジ片8をヒンジ軸9で軸支する作業の作業性が良い。
こうした効果を得るためには、スリット3dの溝幅寸法が、スリーブ3の内径寸法よりも小さいことが必要である。
本図9に示した構成によると、ヒンジ軸9が自然に抜け止めされるので組立て作業性に優れているが、この実施形態の効果はそれだけでなく、ヒンジ軸9の左右がスリーブ3の外周面から突出していないことの意義が大きい。
(図7参照)本発明におけるスリーブ3は筒状ホルダ20に挿入して使用されるので、ヒンジ軸9が側方に突出していると邪魔になる。図9に示した構成は、アンテナ装置を筒状ホルダに収納する場合、特に実用的価値が高い。
一般に、2個の部材それぞれに設けられている孔同士を芯合わせして、軸を挿入する作業は余り容易でない。いろんな誤差が累積される上に、バリなどの障害物が有るからである。
しかし、図8、図9に示した構成を適用すると、比較的容易にヒンジ軸9を挿入して嵌着することができる。
この実施形態のヒンジ構造は、格別の熟練や高度の知識を要せず、高能率で組み立てることができる。
本発明に係るアンテナ支持構造の1実施形態を示し、(A)は断面側面図、(B)は断面正面図である。 前記と異なる実施形態の2例を示し、(A)は両端球面ロッドを使用した実施形態の要部を、(B)は有頂筒状ロッドを使用した実施形態の要部を、それぞれ模式的に描いてある。 前記とさらに異なる実施形態を示し、部分的に断面して描いた模式的な側面図である。 前記と更に異なる実施形態を示し、(A)は起立(使用)状態を描いた要部断面図、(B)は傾倒(収納)状態を描いた要部断面図である。 前記と更に異なる実施形態を示し、(A)は起立(使用)状態を描いた要部断面図、(B)は傾倒(収納)状態を描いた要部断面図である。 前記と更に異なる実施形態を示し、(A)は起立(使用)状態を描いた要部断面図、(B)は傾倒(収納)状態を描いた要部断面図である。 本発明に係るアンテナ装置を携帯式無線機のケースに装着した状態を模式的に描いた断面図である。 前掲の図6の要部を抽出し、拡大して描いた2面図である。 前掲の図8の要部を抽出し、更に拡大して描いた断面図である。 アンテナ支持構造の公知例(特開2007−67774号公報)を示す断面図である。
符号の説明
1…ヒンジ部
2…ビス
3…スリーブ
3a…スリーブ底栓
3b…内周面
3c…軸支孔
4…ボール
5…アンテナ本体部
6…コイルバネ
7…プラグ
8…ヒンジ片
8a…円柱状面
8b…ヒンジ軸孔
9…ヒンジ軸
9a,c…ヒンジ軸の嵌合部
9b…ヒンジ軸の小径部
10…ロッド
11…コイルスプリング
12…両端球面ロッド
13…有頂筒状ロッド
14…段付きロッド
15…大径コイルスプリング1
16…小径コイルスプリング
17,17′…花形ヒンジ片
17a,17b,17c,17d,17e…切欠
18…多角形ヒンジ片
18a,18c…斜辺
18b…底辺
19…ケース
20…筒状ホルダ
21…摩擦スプリング
D…ヒンジ軸嵌合部の直径寸法
d…ヒンジ片のヒンジ軸孔の直径寸法
H…垂直二等分面
t…ヒンジ片の厚さ寸法
W…スリットの幅寸法
Z…スリーブの中心線
φ…スリーブの内径寸法
ψ…ヒンジ軸小径部の直径寸法

Claims (9)

  1. 無線機筺体に装着された筒状ホルダ内から出没可能なアンテナ本体部に取り付けられたヒンジ片と、アンテナ伸長時に上記筒状ホルダ内で保持されるスリーブと、をヒンジ軸によって回動可能に軸支したアンテナ支持構造において、
    前記ヒンジ片の先端面に当接するロッドが前記スリーブの内に摺動自在に嵌合されるとともに、このロッドをヒンジ片に向けて付勢するスプリング手段が設けられていることを特徴とするアンテナ支持構造。
  2. 前記のロッドが全体的には円柱状であり、両方の端面が半球状をなしていて、該ロッドの長さを二分する垂直二等分面に関して対称形であることを特徴とする、請求項1に記載したアンテナ支持構造。
  3. 前記のロッドが、前記スプリング手段に外嵌する有頂筒状の部材であって、その頂壁の外側がヒンジ片の先端面に対向接触し、該頂壁の内側がスプリング手段の付勢力を受けていることを特徴とする、請求項1に記載したアンテナ支持構造。
  4. 前記のスプリング手段がコイルスプリングであり、
    かつ、前記のロッドが全体的には円柱状であり、その片方の端面が半球状をなすとともに、他方の端が小径になっていて、該小径部が前記コイルスプリングの中に差し込まれていることを特徴とする、請求項1に記載したアンテナ支持構造。
  5. 前記ヒンジ片の先端部に形成されている円柱状面に、複数個の切欠が設けられていて、
    前記アンテナ本体部が回動して起立姿勢になったとき、前記ロッドが複数個の切欠の内の何れかに係合し、
    収納姿勢、及び又は「起立と収納との中間姿勢」になったとき、該ロッドが上記以外の切欠に係合するようになっていることを特徴とする、請求項1に記載したアンテナ支持構造。
  6. 前記ヒンジ片の先端部が多角形に形成されていて、
    前記アンテナ本体部が回動して起立姿勢になったとき、前記ロッドが多角形の複数個の辺の内の何れかに当接し、
    収納姿勢、及び又は「起立と収納との中間姿勢」になったとき、該ロッドが上記何れかの辺以外の辺に係合するようになっていることを特徴とする、請求項1に記載したアンテナ支持構造。
  7. 前記複数個の切欠、又は多角形の複数個の辺は、
    前記アンテナ本体部が起立姿勢になったとき、および又は該アンテナ本体部が収納姿勢になったとき、および又は該アンテナ本体部が起立・収納中間姿勢になったとき、
    前記ロッドの先端に対向するように配設されていることを特徴とする、請求項5または請求項6に記載したアンテナ支持構造。
  8. 多段伸縮式のロッドアンテナのヒンジ部と、上記ヒンジ部を傾動自在に軸支したスリーブとから成り、
    前記スリーブのスリーブ内周面は、上方に向けて縮径することなく開口しており、
    かつ、該スリーブの上端付近に、前記ヒンジ片の厚さ寸法に対して嵌合する溝幅のスリットが、スリーブの中心線に沿って設けられていて、
    前記スリーブに、スリットに直交せしめて、ヒンジ軸を挿通する軸支孔が穿たれるとともに、上記ヒンジ軸は、両端部に大径の嵌着部が形成され、中央部に上記嵌着部よりも小径の小径部が形成された段付き軸形をなしており、
    一方、前記ヒンジ片には上記軸支孔とほぼ等径のヒンジ軸孔が設けられていて、
    スリーブの軸支孔とヒンジ片のヒンジ軸孔とにヒンジ軸を挿通した状態で、ロッドの先端がスプリング手段の付勢力によってヒンジ片の先端面を押圧すると、段付き軸形のヒンジ軸の段部がヒンジ軸孔の周辺に当接して抜け止めされるようになっていることを特徴とする、アンテナ支持構造。
  9. 前記スリーブの中空部は、下端が閉塞された穴であって、上方に向けて縮径することなく開口しており、
    かつ、該スリーブの上端付近に、前記ヒンジ片の厚さ寸法に対して嵌合する溝幅のスリットが、スリーブの中心線に沿って設けられていて、
    上記スリットに直交する軸支孔が設けられていることを特徴とする、請求項8に記載したアンテナ支持構造。
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