JP2008271228A - 固体撮像素子 - Google Patents

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  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Abstract

【課題】
従来は、光信号と差分用信号とを読み出すタイミング差によって、その差信号に誤差が生じ、横縞状のパターンが撮影画像に現れてしまうという問題があった。
【解決手段】
本発明では、2次元状に配置された複数の単位画素と列方向に接続され、単位画素から、光情報を含む光信号とノイズ成分を含む差分用信号とを受け取る複数の垂直信号線と、垂直信号線に読み出された光信号および差分用信号をそれぞれ保持する保持部とを有し、行単位で光信号および差分用信号を保持部に読み出す固体撮像素子であって、読み出される一行の光信号および差分用信号の少なくとも一方は、複数のグループに分けられてグループ毎に異なるタイミングで保持部に読み出すようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、相関二重サンプル回路を有する固体撮像素子に関する。
一般に、X−Yアドレス型固体撮像素子の一つとしてビデオカメラや電子カメラなどに
広く用いられているCMOS型固体撮像素子は、2次元アレイ状に配置された各単位画素に画素アンプを有する増幅型の固体撮像素子で、受光した光を信号電荷に変換するフォトダイオード(PD)、PDで発生した信号電荷を転送するための転送用トランジスタ、転送された信号電荷を蓄えるフローティングディフュージョン(FD:浮遊拡散領域)部、増幅用トランジスタ、画素を選択する選択用トランジスタ、FD部に蓄積された電荷をリセットするリセット用トランジスタなどにより構成されている。
また、各単位画素が出力する電気信号を垂直読み出し線を通じて蓄積容量に保持する垂直転送期間と、蓄積容量に保持された信号を順に水平読み出し線へ出力する水平走査期間とによって、2次元の単位画素の画像信号を外部に出力するようになっている。
特に、出力される画像信号からノイズ成分を除去するために、画像撮影時の光情報を含む光信号と、FD部に蓄積された電荷をリセットした時のノイズ成分を含む差分用信号(暗信号とも呼ばれる)を読み出し、その両信号の差分を取ることにより、ノイズ成分を除去した画像信号を得る相関二重サンプル回路を有している(例えば、特許文献1参照)。
特開平09−46596号公報
ところが、従来の相関二重サンプル回路では、電源電圧の変動など時間的な揺らぎによって、各単位画素からの読み出される光信号と差分用信号との時間差に応じて、その差信号には誤差が生じてしまう。この誤差は各行間での相関はないが、同一行内においてはほぼ一定となるため、横縞状のパターンが撮影画像に現れてしまうという問題がある。
本発明の目的は、固体撮像素子の相関二重サンプル回路において、光信号と差分用信号の非同時性に起因する差分誤差が生じた場合でも、撮影画像に現れる横縞状のパターンを抑制することが可能な固体撮像素子を提供することである。
本発明に係る固体撮像素子は、2次元(マトリクス)状に配置され、光を電気信号に変換する光電変換部を有する単位画素と、複数の前記単位画素と列方向に接続され、前記単位画素から、光情報を含む光信号とノイズ成分を含む差分用信号とを受け取る複数の垂直信号線と、前記垂直信号線に読み出された前記光信号および前記差分用信号をそれぞれ保持する保持部とを有し、行単位で前記光信号および差分用信号を前記保持部に読み出す固体撮像素子であって、前記読み出される一行の光信号および差分用信号の少なくとも一方は、複数のグループに分けられてグループ毎に異なるタイミングで前記保持部に読み出されることを特徴とする。
或いは、前記光信号および前記差分用信号の両者は、複数のグループに分けられてグループ毎に異なるタイミングで前記保持部に読み出されることを特徴とする。
さらに、前記グループ毎に設けられ、前記グループ毎に含まれる前記垂直信号線と読み出しスイッチを介して接続される複数の光信号垂直駆動配線または複数の差分用信号垂直駆動配線と、前記光信号垂直駆動配線および前記差分用信号垂直駆動配線に駆動信号を出力する垂直走査回路とを有することを特徴とする。
特に、前記光信号のグループに設けられる前記光信号垂直駆動配線と、前記差分用信号のグループに設けられる前記差分用信号垂直駆動配線とが互いに異なる列の垂直信号線と接続されることを特徴とする。
さらに、前記光信号垂直駆動配線の数と前記差分用信号垂直駆動配線の数とが異なることを特徴とする。
また、前記光信号および前記差分用信号はそれぞれ第1グループと第2グループの2つのグループに分けられ、前記保持部には、前記第1グループの列の差分用信号,前記第2グループの列の差分用信号,前記第1グループの列の光信号,前記第2グループの列の光信号の順に各信号が読み出されることを特徴とする。
本発明によれば、光信号または差分用信号を列方向に複数のグループに分けてタイミングをずらして読み出すので、光信号と差分用信号の非同時性に起因する誤差が生じた場合でも、撮影画像に現れる横縞状のパターンを抑制することができる。
以下、図面を参照して本発明の各実施形態について詳しく説明する。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態に係る固体撮像素子101を示す回路図である。固体撮像素子101は、16個の単位画素PX(1,1)からPX(4,4)と、垂直信号線H1からH4と、垂直読み出し回路102と、垂直走査回路103と、保持回路104と、水平読み出し回路105と、水平走査回路106と、出力回路107とで構成される。
単位画素PX(1,1)からPX(4,4)は、4行4列の2次元(マトリクス)状に配置され、各列毎に垂直信号線に接続されている。1列目の単位画素PX(1,1),PX(1,2),PX(1,3),PX(1,4)は垂直信号線H1に、2列目の単位画素PX(2,1),PX(2,2),PX(2,3),PX(2,4)は垂直信号線H2に、3列目の単位画素PX(3,1),PX(3,2),PX(3,3),PX(3,4)は垂直信号線H3に、4列目の単位画素PX(4,1),PX(4,2),PX(4,3),PX(4,4)は垂直信号線H4にそれぞれ接続されている。尚、本固体撮像素子101は、4行4列の合計16個の単位画素を有するが、本発明はこれに限らない。
次に、単位画素の回路について説明するが、各単位画素は同じ回路構成なので、単位画素PX(1,1)についてのみ説明する。図1において、単位画素PX(1,1)は、光電変換部としてのフォトダイオードD1と、光電変換された電荷をフローティングディフュージョン(FD)部へ転送する転送用トランジスタQ1と、FD部に蓄積された電荷をリセットするリセット用トランジスタQ2と、FD部に蓄積された電荷を増幅する増幅用トランジスタQ3と、増幅用トランジスタQ3の出力信号を垂直信号線H1に読み出す選択用トランジスタQ4とで構成される。尚、本実施形態では、リセット後のFD部の電荷を各垂直信号線に読み出した信号を暗信号、フォトダイオードD1に蓄積された電荷をFD部に転送後に各垂直信号線に読み出した信号を光信号と称する。一般的な固体撮像素子のノイズを除去する相関二重サンプル回路は、固体撮像素子の内部または外部で光信号から暗信号を減算することによって、光信号からノイズ成分を除去するようになっている。このため、暗信号は差分用信号とも呼ばれる。本実施形態に係る固体撮像素子101は、外部に光信号と暗信号とを出力する構成になっている。
垂直信号線H1からH4に読み出された信号は、垂直読み出し回路102に出力される。垂直読み出し回路102は、各列毎にそれぞれアンプCL1からCL4と、暗信号垂直読み出しスイッチQT1NからQT4Nと、光信号垂直読み出しスイッチQT1SからQT4Sとで構成されている。
垂直走査回路103は、行毎の各単位画素に駆動タイミングを与えると共に、垂直読み出し回路102に対して列毎に信号を読み出すタイミングを与える。
保持回路104は、コンデンサで構成され、各列毎に読み出した光信号を保持するコンデンサCT1SからCT4Sと、暗信号を保持するコンデンサCT1NからCT4Nとで構成される。
水平読み出し回路105は、保持回路104に保持された各信号を読み出すためのスイッチで構成され、暗信号水平読み出しスイッチQH1NからQH4Nと、光信号水平読み出しスイッチQH1SからQH4Sとで構成されている。
水平走査回路106は、水平読み出し回路105から各列毎に水平方向に順番に出力回路107に出力するタイミングを与える。
出力回路107は、信号出力前に出力信号をリセットする光信号用リセットスイッチMRSTH_Sと、暗信号用リセットスイッチMRSTH_Nと、光信号用出力アンプAMP_Sと、暗信号用出力アンプAMP_Nとで構成される。
次に、固体撮像素子101の動作について、図2のタイミングチャートを用いて説明する。図2において、選択信号L1からL4は1行目から4行目の各単位画素の選択用トランジスタQ4を駆動するための信号、リセット信号R1からR4は1行目から4行目の各単位画素のリセット用トランジスタQ2を駆動するための信号、転送信号T1からT4は1行目から4行目の各単位画素の転送用トランジスタQ1を駆動するための信号で、それぞれ垂直走査回路103から出力される。また、CN1およびCN2は暗信号垂直読み出しスイッチQT1NからQT4Nを駆動して、暗信号を読み出して保持回路104に出力する暗信号垂直駆動信号、CS1およびCS2は光信号垂直読み出しスイッチQT1SからQT4Sを駆動して、光信号を読み出して保持回路104に出力する光信号垂直駆動信号で、それぞれ垂直走査回路103から出力される。さらに、C1からC4は水平読み出し回路105の各列毎に設けられた暗信号水平読み出しスイッチQH1NからQH4Nと、光信号水平読み出しスイッチQH1SからQH4Sとに読み出しタイミングを与える水平駆動信号で、水平走査回路106から出力される。尚、上記の各トランジスタはNMOSトランジスタであり、図2のタイミングチャートに描かれた各駆動用信号は、その波形がハイレベルの時に各トランジスタが駆動され、ローレベルの時は非駆動状態になるものとする。
先ず、図2のタイミングt1で、リセット信号R1が駆動状態から非駆動状態になると同時に選択信号L1が駆動状態になり、FD部のリセット後の暗信号が増幅用トランジスタQ3および選択用トランジスタQ4を介して垂直信号線H1に読み出される。この時、単位画素PX(1,1)と同じ行の単位画素PX(2,1)からPX(4,1)についても同様に動作し、垂直信号線H2からH4に読み出される。
次のタイミングt2では、暗信号垂直駆動信号CN1が駆動状態となり、保持回路104の1列目の暗信号垂直読み出しスイッチQT1Nと4列目の暗信号垂直読み出しスイッチQT4Nとが同時に駆動され、垂直信号線H1およびH4に読み出された暗信号がコンデンサCT1NとCT4Nとにそれぞれ保持される。
次のタイミングt3では、暗信号垂直駆動信号CN2が駆動状態となり、保持回路104の2列目の暗信号垂直読み出しスイッチQT2Nと3列目の暗信号垂直読み出しスイッチQT3Nとが同時に駆動され、垂直信号線H2およびH3に読み出された暗信号がコンデンサCT2NとCT3Nとにそれぞれ保持される。
次のタイミングt4では、1行目の各単位画素のフォトダイオードD1に蓄積された電荷を転送用トランジスタQ1によってFD部に転送するタイミングを与える駆動信号T1が1行目の各単位画素の転送用トランジスタQ1に与えられ、1行目の各単位画素のフォトダイオードD1に蓄積された電荷がFD部に転送される。尚、この時、選択用トランジスタQ4の駆動信号L1はハイレベルの状態にあるので、FD部に転送された電荷は、増幅用トランジスタQ3で増幅され、選択用トランジスタQ4を介して垂直信号線H1に出力される。同様に、1行目の各単位画素の選択用トランジスタQ4を介して垂直信号線H2からH4に光信号が出力される。
次のタイミングt5では、光信号垂直駆動信号CS1が駆動状態となり、保持回路104の1列目の光信号垂直読み出しスイッチQT1Sと3列目の光信号垂直読み出しスイッチQT3Sとが同時に駆動され、垂直信号線H1およびH3に読み出された光信号がコンデンサCT1SとCT3Sとにそれぞれ保持される。
次のタイミングt6では、光信号垂直駆動信号CS2が駆動状態となり、保持回路104の2列目の光信号垂直読み出しスイッチQT2Sと4列目の光信号垂直読み出しスイッチQT4Sとが同時に駆動され、垂直信号線H2およびH4に読み出された光信号がコンデンサCT2SとCT4Sとにそれぞれ保持される。
このように、タイミングt2からt6の動作によって、一行目の各列の単位画素の暗信号と光信号とが全て読み出されて、それぞれコンデンサCT1NからCT4Nと、コンデンサCT1SからCT4Sとに保持された状態になっている。
次のタイミングt7では、水平走査回路106から出力される水平駆動信号C1が駆動状態となり、1列目のコンデンサCT1NとCT1Sとに保持された暗信号と光信号とをそれぞれ暗信号水平読み出し線HLINE_Nと光信号水平読み出し線HLINE_Sとに読み出し、出力回路107を介して暗信号の画像出力Nと光信号の画像出力Sとして固体撮像素子101の外部に出力する。
同様に、次のタイミングt8では、水平駆動信号C2が駆動状態となり、2列目のコンデンサCT2NとCT2Sとに保持された暗信号と光信号とを読み出し、タイミングt9では、水平駆動信号C3が駆動状態となり、3列目のコンデンサCT3NとCT3Sとに保持された暗信号と光信号とを読み出し、タイミングt10では、水平駆動信号C4が駆動状態となり、4列目のコンデンサCT4NとCT4Sとに保持された暗信号と光信号とを読み出し、それぞれ暗信号水平読み出し線HLINE_Nと光信号水平読み出し線HLINE_Sおよび出力回路107を介して暗信号の画像出力Nと光信号の画像出力Sとして固体撮像素子101の外部に出力する。
尚、図2のフローチャートでは、選択信号L1が駆動状態になった1行目の各単位画素の暗信号と光信号との読み出し動作について説明したが、2行目の選択信号L2が駆動状態になった場合や、3行目の選択信号L3および4行目の選択信号L4が駆動状態になった場合の各行毎の各単位画素の暗信号と光信号との読み出し動作は同じなので、説明を省略する。
このように、2次元状に配置された単位画素から各行毎に暗信号と光信号とを読み出す場合に、暗信号と光信号とのそれぞれにおいて、同じ行の4つの単位画素を異なる列の2つのグループに分けて異なるタイミングで保持回路104に読み出すので、ノイズパターンが2つのグループに分散され、目立たなくする効果が得られる。
ここで、本実施形態の効果が分かり易いように、従来の固体撮像素子151の回路図を図3に、そのタイミングチャートを図4に示す。尚、図3および図4において、図1および図2と同符号のものは同じものを示す。図3において、図1と異なるのは、垂直読み出し回路152および垂直走査回路153で、垂直走査回路153が出力する垂直駆動信号は、暗信号垂直駆動信号CNと光信号垂直駆動信号CSの2つだけである。このため、垂直読み出し回路152は、図4に示すように、同じ行の暗信号または光信号を同じタイミングで一度に保持回路104に読み出すことになり、読み出し時点の同じノイズが各信号に乗ってしまい、画像に横縞状のパターンが現れる。
次に、本実施形態の効果について図5を用いて説明する。図5は、光信号と暗信号との差信号の変動によって画像に現れるノイズパターンをシミュレーションしたものである。尚、違いが分かり易いように、シミュレーションでは差信号の変動を強調して行っている。図5(a)は、行毎の全列から光信号および暗信号をそれぞれ同時に読み出した場合のシミュレーション結果を示しており、行毎に同じノイズが乗るため、横縞状のパターンが画像に現れる。図5(b)は、本実施形態のように、各行毎に暗信号と光信号とを異なる列の2つのグループに分けて異なるタイミングでそれぞれのグループを読み出した場合のシミュレーション結果を示しており、横縞状のパターンが同図(a)に比べて4列毎に分散されており、目立ちにくくなる。
ここで、本実施形態の場合は、図2のフローチャートで説明したように、暗信号は、1列目と4列目とを同時に読み出し、2列目と3列目とを同時に読み出している。また、光信号は、1列目と3列目とを同時に読み出し、2列目と4列目とを同時に読み出している。従って、同時に読み出す信号の列の組み合わせにおいて、例えばa列目とb列目との組み合わせを(a,b)のように表記すると、本実施形態では、暗信号の(1,4)と(2,3)および光信号の(1,3)と(2,4)の4種類の組み合わせが存在するので、4種類のノイズパターンが4列毎に現れ、図5(b)に示したようなノイズパターンになる。
尚、本実施形態では、暗信号と光信号とをそれぞれ2つのグループに分けたが、2つである必要はなく、複数に分けることで同様の効果が得られる。また、より好ましくは、同じ行の全列を異なるタイミングで読み出すようにすれば、図5(c)に示すように、ノイズパターンがランダムに分散されるため、横縞状のパターンが画像に現れにくくなり、ノイズパターンが目立たなくなる。
また、分割するグループの数は、光信号の場合は光信号垂直駆動配線の数あるいは暗信号垂直駆動配線の数に相当し、本実施形態の場合は、分割するグループの数は2つなので、図1に示したように、必要な光信号垂直駆動配線の数は2つ、暗信号垂直駆動配線の数も2つとなる。
さらに、本実施形態のように、暗信号と光信号とをそれぞれ複数のグループに分けずに、暗信号と光信号とのいずれか一方の信号を複数のグループに分けても同様の効果が得られる。例えば、暗信号を1回で全ての列から読み出し、4つのグループに分けた光信号を4回に分けて読み出すようにしても構わない。
以上、説明してきたように、本実施形態に係る固体撮像素子101は、光信号または暗信号を列方向に複数のグループに分けてタイミングをずらして読み出すので、光信号と暗信号の非同時性に起因する誤差が生じた場合でも、相関二重サンプル処理をして出力される画像に現れる横縞状のパターンを抑制することができる。
第1の実施形態に係る固体撮像素子101の構成を示す回路図である。 第1の実施形態に係る固体撮像素子101の動作を示すタイミングチャートである。 従来の固体撮像素子151の構成を示す回路図である。 従来の固体撮像素子151の動作を示すタイミングチャートである。 第1の実施形態に係る固体撮像素子101の効果を示す説明図である。
符号の説明
101・・・固体撮像素子 102・・・垂直読み出し回路
103・・・垂直走査回路 104・・・保持回路
105・・・水平読み出し回路 106・・・水平走査回路
PX(1,1)からPX(4,4)・・・単位画素
D1・・・フォトダイオード Q1・・・転送用トランジスタ
Q2・・・リセット用トランジスタ Q3・・・増幅用トランジスタ
Q4・・・選択用トランジスタ H1からH4・・・垂直信号線
QT1NからQT4N・・・暗信号垂直読み出しスイッチ
QT1SからQT4S・・・光信号垂直読み出しスイッチ
CT1SからCT4S,CT1NからCT4N・・・コンデンサ
QH1NからQH4N・・・暗信号水平読み出しスイッチ
QH1SからQH4S・・・光信号水平読み出しスイッチ
L1からL4・・・選択信号 R1からR4・・・リセット信号
T1からT4・・・転送信号 C1からC4・・・水平駆動信号
CN1およびCN2・・・暗信号垂直駆動信号
CS1およびCS2・・・光信号垂直駆動信号

Claims (6)

  1. 2次元(マトリクス)状に配置され、光を電気信号に変換する光電変換部を有する単位画素と、
    複数の前記単位画素と列方向に接続され、前記単位画素から、光情報を含む光信号とノイズ成分を含む差分用信号とを受け取る複数の垂直信号線と、
    前記垂直信号線に読み出された前記光信号および前記差分用信号をそれぞれ保持する保持部とを有し、行単位で前記光信号および差分用信号を前記保持部に読み出す固体撮像素子であって、
    前記読み出される一行の光信号および差分用信号の少なくとも一方は、複数のグループに分けられてグループ毎に異なるタイミングで前記保持部に読み出されることを特徴とする固体撮像素子。
  2. 請求項1に記載の固体撮像素子において、
    前記光信号および前記差分用信号の両者は、複数のグループに分けられてグループ毎に異なるタイミングで前記保持部に読み出されることを特徴とする固体撮像素子。
  3. 請求項1または2に記載の固体撮像素子において、
    前記グループ毎に設けられ、前記グループ毎に含まれる前記垂直信号線と読み出しスイッチを介して接続される複数の光信号垂直駆動配線または複数の差分用信号垂直駆動配線と、
    前記光信号垂直駆動配線および前記差分用信号垂直駆動配線に駆動信号を出力する垂直走査回路と
    を有することを特徴とする固体撮像素子。
  4. 請求項3に記載の固体撮像素子において、
    前記光信号のグループに設けられる前記光信号垂直駆動配線と、前記差分用信号のグループに設けられる前記差分用信号垂直駆動配線とが互いに異なる列の垂直信号線と接続されることを特徴とする固体撮像素子。
  5. 請求項3または4に記載の固体撮像素子において、
    前記光信号垂直駆動配線の数と前記差分用信号垂直駆動配線の数とが異なることを特徴とする固体撮像素子。
  6. 請求項2に記載の固体撮像素子において、
    前記光信号および前記差分用信号はそれぞれ第1グループと第2グループの2つのグループに分けられ、
    前記保持部には、前記第1グループの列の差分用信号,前記第2グループの列の差分用信号,前記第1グループの列の光信号,前記第2グループの列の光信号の順に各信号が読み出されることを特徴とする固体撮像素子。
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