JP2008270769A - 多層配線基板の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】位置合わせマークを確実に検出し、ソルダーレジストにて導体回路に対応した正確な位置に開口部を形成することができる多層配線基板の製造方法を提供する。
【解決手段】コア基板12の上面13及び下面14に配置されるビルドアップ層15,16には、樹脂絶縁層20,21,31,32及び導体層22,23,33,34が積層される。めっきによる導体層23,34の形成工程では、導体回路とは異なる位置にその導体回路よりも厚さが厚い枠状導体部41を形成する。検出工程では、ソルダーレジスト29,36を介して枠状導体部41に位置検出用光を照射し、反射光に基づいてリング状導体部41を検出する。枠状導体部41を位置基準としてソルダーレジスト29,36にガラスマスクを配置して開口部30,37を形成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、多層配線基板の製造方法に関するものである。
近年、電気機器、電子機器等の小型化に伴い、これらの機器に搭載される配線基板等にも小型化や高密度化が要求されている。かかる市場の要求に応えるべく、配線基板の多層化技術が検討されている。この配線基板の多層化の方法としては、いわゆるコア基板の表裏両面に対して樹脂絶縁層と導体層とを交互に積層一体化する、いわゆるビルドアップ法が一般的に採用される。
この種の多層配線基板では、最上層の導体層を覆うようにソルダーレジストが形成され、そのソルダーレジストには、導体層の一部(具体的には、例えばIC接続用の端子パッド)を露出させるための開口部が設けられている。この多層配線基板を形成する場合、配線基板側に形成された位置合わせマークを位置基準として位置合わせを行いながらソルダーレジスト上に露光用ガラスマスクを配置する。そして、この状態で露光用ガラスマスクを介して露光を行い、さらに現像を行うことで、ソルダーレジストを穴あけし、開口部を形成する。
このように配線基板に位置合わせマークを形成してガラスマスクの位置合わせを行う配線基板の製造方法が、例えば、特許文献1に開示されている。この特許文献1の製造方法では、レーザ加工によりソルダーレジストを掘削して、下層の導体層がリング状に露出した形態の位置合わせマークを形成している。そして、その位置合わせマークをCCDカメラ等の撮像手段によって撮影する。この撮影データをコンピュータに取り込んで位置合わせマークの画像認識を行い、その認識した画像に基づいて、位置合わせを行ったうえでガラスマスクをソルダーレジスト上に配置している。
特開2005−244182号公報
ところで、上記の従来技術のように、レーザ加工によって位置合わせマークを形成する場合では、そのレーザ加工のための工程が必要となるため、多層配線基板の製造コストが嵩む。また、レーザの出力を適切に設定しないと、導体層上のソルダーレジストを均一に削って穴あけすることは難しく、導体層をレーザ加工によって削ってしまったり、その導体層の上面にソルダーレジストの一部が残ってしまったりするといった問題が生じる。そのため、位置合わせマークを露出させない状態でソルダーレジストを介して位置合わせマークを読み取る手法が検討されている。
具体的には、図18に示されるように、導体層において導体回路とは異なる位置に、位置合わせマーク71(例えば、直径が1mmの円形マーク)を形成しておき、導体層上にソルダーレジスト72を形成してその位置合わせマーク71を覆う。その後、上方からソルダーレジスト72を介して位置検出用光L1を位置合わせマーク71に照射する。そして、その位置検出用光L1の反射光L2に基づいて画像認識処理を行い、位置合わせマーク71の位置を検出する。
ところが、一般的なソルダーレジストは有色であり、製品性能等に応じて色が濃い製品(例えば、日立化成工業製のSR−7200)も存在する。その濃色のソルダーレジストを用いる場合では、十分な強度の反射光L2を取得することができず、画像認識によって位置合わせマーク71の位置を正確に検出することが困難となる。この場合、位置合わせ精度が低下するため、露光用ガラスマスクを正確な位置に配置することができなくなる。そのため、各導体層の導体回路に対応した位置に開口部を形成することができず、導体回路の微細化の障害となってしまう。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、位置合わせマークを確実に検出することができ、その位置合わせマークを位置基準として導体回路に対応した正確な位置に開口部を形成することができる多層配線基板の製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するための手段(手段1)としては、コア主面を有するコア基板と、導体回路を構成するめっき金属層及び層間樹脂絶縁層を積層してなり前記コア主面上に配置された積層配線部と、前記めっき金属層の一部を露出させる開口部を有し前記積層配線部上に配置された有色のソルダーレジストとを備えた多層配線基板の製造方法であって、前記層間樹脂絶縁層上にめっきを施すことにより前記導体回路を形成するとともに、前記めっき金属層において前記導体回路とは異なる位置に、前記導体回路よりも厚さが厚い枠状導体部を位置合わせマークとして形成する導体形成工程と、前記めっき金属層上に前記導体回路及び前記枠状導体部を覆う前記有色のソルダーレジストを形成するソルダーレジスト形成工程と、前記有色のソルダーレジストを介して前記枠状導体部に照射された位置検出用光の反射光に基づいて前記枠状導体部を検出する検出工程と、検出された前記枠状導体部を位置基準として用いて位置合わせを行ったうえで前記有色のソルダーレジストを穴あけし、前記開口部を形成する穴あけ工程とを含むことを特徴とする多層配線基板の製造方法がある。
従って、手段1の多層配線基板の製造方法によると、導体形成工程において、層間樹脂絶縁層上にめっきを施すことにより導体回路が形成されるとともに、めっき金属層において導体回路とは異なる位置に、導体回路よりも厚さが厚い枠状導体部が位置合わせマークとして形成される。ソルダーレジスト形成工程では、めっき金属層上に有色のソルダーレジストが形成され、そのソルダーレジストにより導体回路及び枠状導体部が覆われる。本発明の位置合わせマークは、導体回路よりも厚さが厚い枠状導体部であるので、その枠状導体部を覆うソルダーレジストの厚さを導体回路側の厚さよりも薄くすることができる。従って、検出工程において、ソルダーレジストを介して枠状導体部に位置検出用光を照射したとき、反射光の強度を十分に確保することができ、その反射光に基づいて枠状導体部の位置を確実に検出できる。このようにすれば、穴あけ工程において、枠状導体部を位置基準として用いて位置合わせを行うことにより、導体回路に対応した正確な位置に開口部を形成することができ、多層配線基板における導体回路の微細化を図ることができる。
ここで「枠状導体部」とは、中抜けしていて外形線のみによって構成された形状の導体部のことを意味する。枠状導体部の平面視での形状は特に限定されず、例えば、円形状(即ちリング状)、楕円形状、三角形状、四角形状、六角形状などを採用することができる。これらの中でも、パターン形成の容易さや位置合わせ作業の容易さ等を考慮すると、平面視で円形のリング状導体部を採用することが好ましい。
前記枠状導体部は、例えば、前記導体回路よりも5μm以上厚いことが好ましい。このようにすれば、枠状導体部を覆うソルダーレジストの厚さを導体回路部側よりも5μm以上薄くすることができる。よって、検出工程において、位置検出用光の反射光の強度を十分に確保することができ、その反射光に基づいて位置合わせマークの位置を確実に検出できる。なお、前記枠状導体部の厚さは、前記導体回路の厚さの5μm以上10μm以下であることがより好ましい。
前記導体回路の周辺にある前記有色のソルダーレジストの厚さは10μm以上であり、前記枠状導体部の直上にある前記有色のソルダーレジストの厚さは5μm以下であることが好ましい。このようにすれば、10μm以上の比較的に厚いソルダーレジストによって導体回路を確実に保護することができる。また、枠状導体部の直上のソルダーレジストは5μm以下の厚さであり比較的に薄いため、位置検出用光の反射光の強度を十分に確保することができ、その反射光に基づいて位置合わせマークの位置を確実に検出できる。同様に、前記導体回路の直上にある前記有色のソルダーレジストの厚さは前記枠状導体部の直上にある前記有色のソルダーレジストの厚さよりも厚く、その差は5μm以上であることが好ましい。このようにすれば、相対的に厚いソルダーレジストによって導体回路を確実に保護できる一方、相対的に薄いソルダーレジストによって位置検出用光の反射光の強度を十分に確保でき、その反射光に基づいて位置合わせマークの位置を確実に検出することができる。
前記枠状導体部の幅は特に限定されないが、例えば10μm以上がよく、さらには50μm以上250μm以下であることが好ましい。その理由は、枠状導体部の幅が50μmよりも狭いと、位置合わせマークの認識精度を十分に確保できなくなるからである。また、枠状導体部の幅が250μmよりも広いと、めっきによる導体形成時において、めっきが析出し難くなり枠状導体部の厚さを十分に確保できなくなるからである。当該幅は100μm以上200μm以下がより好ましい。また、当該幅は一定幅であることが好ましい。
前記枠状導体部の中心孔の直径は、500μm以上1500μm以下であることがよく、めっきの析出を考慮すると、1000μm以下であることが好ましい。このようにすると、枠状導体部が適切な大きさとなり、画像認識による枠状導体部の認識精度を十分に確保することができる。
前記穴あけ工程では、検出された前記枠状導体部を位置基準として用いて位置合わせを行いながら前記有色のソルダーレジスト上に露光用ガラスマスクを配置し、この状態で前記露光用ガラスマスクを介して露光を行い、さらに現像を行うことで、前記有色のソルダーレジストを穴あけし、前記開口部を形成することが好ましい。この場合、枠状導体部を位置基準として用いて位置合わせを行うことにより、露光用ガラスマスクをより正確な位置に配置させることができるため、導体回路に対応した正確な位置に開口部を形成することができる。
前記検出工程では、コンピュータを用いた画像認識処理により前記位置合わせマークの位置を検出することが好ましい。
前記コア基板の形成材料については特に限定されず、コスト性、加工性、絶縁性、機械的強度などを考慮して適宜選択することができる。コア基板としては、例えば、樹脂基板、セラミック基板、金属基板などが挙げられる。樹脂基板の具体例としては、EP樹脂(エポキシ樹脂)基板、PI樹脂(ポリイミド樹脂)基板、BT樹脂(ビスマレイミド−トリアジン樹脂)基板、PPE樹脂(ポリフェニレンエーテル樹脂)基板などがある。そのほか、これらの樹脂とガラス繊維(ガラス織布やガラス不織布)やポリアミド繊維等の有機繊維との複合材料からなる基板を使用してもよい。あるいは、連続多孔質PTFE等の三次元網目状フッ素系樹脂基材にエポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂を含浸させた樹脂−樹脂複合材料からなる基板等を使用してもよい。前記セラミック基板の具体例としては、例えば、アルミナ基板、ベリリア基板、ガラスセラミック基板、結晶化ガラス等の低温焼成材料からなる基板などがある。前記金属基板の具体例としては、例えば、銅基板や銅合金基板、銅以外の金属単体からなる基板、銅以外の金属の合金からなる基板などがある。なお、前記コア基板にはその上面及び下面を貫通する複数のめっきスルーホールなどが形成されていてもよく、それら複数のめっきスルーホール内には充填材が充填されていてもよい。また、上記コア基板は、その内部に配線層を形成した基板でもよし、チップコンデンサやチップ抵抗などの電子部品を埋め込んだ基板でもよい。
前記導体回路を構成するめっき金属層の材料の例としては、銅、銅合金、ニッケル、ニッケル合金、スズ、スズ合金などが挙げられる。また、かかるめっき金属層は、セミアディティブ法、フルアディティブ法などといった公知の手法によって形成されることができる。具体的にいうと、例えば、無電解銅めっきあるいは電解銅めっき、無電解ニッケルめっきあるいは電解ニッケルめっきなどの手法を用いることができる。
前記層間樹脂絶縁層は例えば熱硬化性を有する樹脂を用いて形成される。熱硬化性樹脂の好適例としては、EP樹脂(エポキシ樹脂)、PI樹脂(ポリイミド樹脂)、BT樹脂(ビスマレイミド−トリアジン樹脂)、フェノール樹脂、キシレン樹脂、ポリエステル樹脂、けい素樹脂等が挙げられる。これらの中でも、EP樹脂(エポキシ樹脂)、PI樹脂(ポリイミド樹脂)、BT樹脂(ビスマレイミド−トリアジン樹脂)を選択することが好ましい。例えば、エポキシ樹脂としては、いわゆるBP(ビスフェノール)型、PN(フェノールノボラック)型、CN(クレゾールノボラック)型のものを用いることがよい。特には、BP(ビスフェノール)型を主体とするものがよく、BPA(ビスフェノールA)型やBPF(ビスフェノールF)型が最もよい。
前記ソルダーレジストは、絶縁性及び耐熱性を有する樹脂からなり、導体回路を覆い隠すことでその導体回路を保護する保護膜として機能する。本発明においては、例えば光硬化性を有する樹脂からなるソルダーレジストが用いられ、具体的にはエポキシ樹脂やポリイミド樹脂などの使用が好適である。
ここで多層配線基板が、少なくとも1つ以上の製品領域及び前記製品領域を包囲する枠部領域を有するものの場合、前記位置合わせマークとしての枠状導体部は、製品領域に形成されるのではなく、むしろ枠部領域に形成されることが好ましい。製品領域内には多数の導体回路が密集しており、そこに枠状導体部を設けようとすると製品全体の小型化を阻害してしまう。これに対して、最終的に製品とはならない枠部領域であれば、そこに枠状導体部を設けたとしても特に製品の小型化を阻害せず、また、枠状導体部を形成するときの配置の自由度も大きいからである。
以下、本発明を具体化した多層配線基板の一実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。図1は、多層配線基板の概略平面図であり、図2は、多層配線基板の断面図である。
図1に示されるように、多層配線基板11は、平面視で矩形状を呈しており、複数(ここでは4×4個)の製品領域100と、それら製品領域100を包囲する枠部領域101とを有している。枠部領域101は、製品にはならないので、最終的にダイシング工程を経て切断され除去される。
図2に示されるように、多層配線基板11を構成するコア基板12は、ガラスエポキシからなる略矩形板状の部材(厚さ0.8mm)であり、コア主面としての上面13及び下面14を有している。コア基板12の上面13には第1のビルドアップ層15(積層配線部)が形成され、コア基板12の下面14には第2のビルドアップ層16(積層配線部)が形成されている。コア基板12における製品領域100の所定箇所には、上面13及び下面14を連通させるめっきスルーホール17が多数形成されている。めっきスルーホール17内にある空洞部には、銅フィラー入りのエポキシ樹脂からなる充填材18が充填されている。また、コア基板12の上面13及び下面14には、銅からなる導体層19がパターン形成されており、各導体層19は、めっきスルーホール17に電気的に接続されている。
コア基板12の上面13上に形成された第1のビルドアップ層15は、エポキシ樹脂からなる樹脂絶縁層20,21(層間樹脂絶縁層)と、銅からなる導体層22,23(めっき金属層)とを2層ずつ積層した構造を有している。本実施の形態において、各樹脂絶縁層20,21の厚さは40μm程度であり、各導体層22,23の厚さは20μm程度である。
2層めの樹脂絶縁層21の表面上における複数箇所には、導体層23の導体回路を構成する端子パッド230がアレイ状に形成されている。1層めの樹脂絶縁層20内には、複数のビア穴25及びビア導体26が設けられ、2層めの樹脂絶縁層21内には、複数のビア穴27及びビア導体28が設けられている。これらビア導体26,28を介して導体層19,22の導体回路190,220及び端子パッド230が相互に電気的に接続されている。また、2層めの樹脂絶縁層21の表面は、有色のソルダーレジスト29(具体的には、日立化成工業株式会社製のSR−7200)によってほぼ全体的に覆われている。ソルダーレジスト29の所定箇所には、端子パッド230を露出させる開口部30が形成されている。各端子パッド230は、図示しないはんだバンプを介してICチップ(半導体集積回路素子)の接続端子に電気的に接続される。
コア基板12の下面14上に形成された第2のビルドアップ層16は、上述した第1のビルドアップ層15とほぼ同じ構造を有している。即ち、第2のビルドアップ層16は、エポキシ樹脂からなる樹脂絶縁層31,32と、銅からなる導体層33,34とを2層ずつ積層した構造を有している。2層めの樹脂絶縁層32の下面上における複数箇所には、導体層34の導体回路を構成するBGA用パッド340がアレイ状に形成されている。1層めの樹脂絶縁層31内には、複数のビア穴25及びビア導体26が設けられ、2層めの樹脂絶縁層32内には、複数のビア穴27及びビア導体28が設けられている。これらビア導体26,28を介して導体層19,33の導体回路190,330及びBGA用パッド340が相互に電気的に接続されている。また、2層めの樹脂絶縁層32の下面は、ソルダーレジスト36によってほぼ全体的に覆われている。ソルダーレジスト36の所定箇所には、BGA用パッド340を露出させる開口部37が形成されている。BGA用パッド340の表面上には、図示しないマザーボードとの電気的な接続を図るための複数のはんだバンプ38が配設され、各はんだバンプ38により、多層配線基板11は図示しないマザーボード上に実装される。
また、図1及び図2に示されるように、多層配線基板11の枠部領域101の所定の位置(基板の四隅となる位置)において、2層めの樹脂絶縁層21,32の表面上に位置合わせマークとしてのリング状導体部41(枠状導体部)が設けられている。このリング状導体部41は、ソルダーレジスト29,36に開口部30,37を形成するための位置基準として使用される。
本実施の形態において、リング状導体部41の幅W1は200μmであり、中心孔の直径D1は1000μmである(図3参照)。また、図4に示されるように、リング状導体部41は、導体回路としての端子パッド230よりも厚く形成されている。具体的には、リング状導体部41の厚さT1は28μmであり、導体回路の厚さT2は20μmである。さらに、リング状導体部41の直上にあるソルダーレジスト29,36の厚さT3は5μm以下(具体的には3μm〜4μm)であり、端子パッド230やBGA用パッド340の周辺にあるソルダーレジスト29,36の厚さT4+T2は10μm以上(具体的には15μm〜30μm)である。また、端子パッド230やBGA用パッド340の直上のソルダーレジスト29,36の厚さT4は10μm以上(具体的には12μm〜15μm)である。
次に、上記構成の多層配線基板11の製造手順について説明する。
まず、基板準備工程において、コア基板12両面に銅箔47を貼着した両面銅張積層板48を用意する(図5参照)。そして、YAGレーザまたは炭酸ガスレーザを用いてレーザ孔あけ加工を行い、両面銅張積層板48を貫通する貫通孔を所定位置にあらかじめ形成しておく。そして、従来公知の手法に従って無電解銅めっき及び電解銅めっきを行うことでめっきスルーホール17を形成した後、そのめっきスルーホール17内に充填材18を充填し熱硬化させる。その後、基板両面の銅箔47のエッチングを行うことでコア基板12上に導体層19(導体回路190)をパターニングする。具体的には、無電解銅めっきの後、露光及び現像を行って所定パターンのめっきレジストを形成する。この状態で無電解銅めっき層を共通電極として電解銅めっきを施した後、まずレジストを溶解除去して、さらに不要な無電解銅めっき層をエッチングで除去する。その結果、コア基板12の製品領域100にて所定パターンの導体層19(導体回路190)が形成される(図6参照)。
絶縁層形成工程において、コア基板12の上面13及び下面14に、それぞれエポキシ樹脂を主成分とするフィルム状絶縁樹脂材料を重ね合わせるようにして配置する。そして、このような積層物を真空圧着熱プレス機(図示しない)で真空下にて加圧加熱することにより、フィルム状絶縁樹脂材料を硬化させて上面13及び下面14に1層めの樹脂絶縁層20,31を各々形成する(図7参照)。
その樹脂絶縁層20,31の所定の位置にレーザを照射することにより、ビア穴25を形成する。そして、無電解銅めっきを行うことにより、ビア穴25内にビア導体26を形成するとともに、樹脂絶縁層20の上面全体に無電解銅めっき層を形成する。その後、露光及び現像を行って所定パターンのめっきレジストを形成する。そして、電解銅めっきを施した後、まずレジストを溶解除去して、さらに不要な無電解銅めっき層をエッチングで除去する。その結果、樹脂絶縁層20,31上に所定パターンの導体層22,33(導体回路220,330)が形成される(図8参照)。
次いで、上記1層めの樹脂絶縁層20,31の場合と同様に、絶縁層形成工程を行うことにより、2層めの樹脂絶縁層21,32を形成する。さらに、樹脂絶縁層21,32の所定の位置にレーザを照射することでビア穴27を形成する。
続く、導体形成工程において、無電解銅めっきを行うことにより、ビア穴27内にビア導体28を形成するとともに、樹脂絶縁層21,32の上面全体に無電解銅めっき層を形成する。その後、露光及び現像を行って所定パターンのめっきレジスト43を形成して、電解銅めっきを施す(図9参照)。ここで、めっきレジスト43の厚さは30μm程度であり、製品領域100において各導体回路に対応する位置には20μm程度の厚さのめっき層44が形成される。また、製品領域100には各導体回路に対応したパターンが密集しているのに対して、枠部領域101にはリング状導体部41のみのパターンしかなく、めっき時の電流密度が高くなる。そのため、枠部領域101は製品領域100側よりもめっきが析出しやすく、リング状導体部41に対応する位置には28μmの厚さのめっき層45が形成される。特に、本実施の形態では、従来技術のような円形ではなくリング状の導体部とすることにより、その導体部の面積が少なくなりめっきが析出しやすい状態になるため、めっき層45が厚く形成される。
その後、まずレジストを溶解除去して、さらに不要な無電解銅めっき層をエッチングで除去する。その結果、樹脂絶縁層21上には、製品領域100に複数の端子パッド230が形成されるとともに、枠部領域101にリング状導体部41が形成される。また、樹脂絶縁層32上には、製品領域100に複数のBGA用パッド340が形成されるとともに枠部領域101にリング状導体部41が形成される(図10参照)。
ソルダーレジスト形成工程では、コア基板12の上面及び下面の表面上に感光性液状樹脂材料を塗布して硬化させることにより有色のソルダーレジスト29,36を形成する(図11参照)。なお、本実施の形態では、ハロゲンフリータイプの感光性液状ソルダーレジスト(例えば、日立化成工業株式会社製のSR−7200)が用いられる。
検出工程では、リング状の照射器51を用いてソルダーレジスト29を介してリング状導体部41に赤外光L1(位置検出用光)を照射し、その反射光L2に基づいてリング状導体部41を検出する(図12参照)。具体的には、リング状導体部41からの反射光L2に基づいてそのリング状導体部41の像をCCDカメラ52によって撮影する。そして、そのCCDカメラ52の撮影データをコンピュータ53に取り込んで画像認識処理を行い、その認識した画像に基づいてリング状導体部41の位置を検出する。なお、この画像認識処理では、撮影した画像を二値化処理し、その処理後の画像データに基づいてリング状導体部41の位置を検出している。
次ぐ、穴あけ工程では、検出したリング状導体部41を位置基準として用いて、位置合わせ装置54を駆動して位置合わせを行ったうえでソルダーレジスト29の表面に露光用ガラスマスク56を重ね合わせるように配置する(図12参照)。なお、露光用ガラスマスク56において、リング状導体部41に対応した位置には円形の抜きパターン57(ガラスマスク56を構成するメタル層における円形穴)が形成されており、そのパターン57の中心位置とリング状導体部41の中心位置とを一致させるように露光用ガラスマスク56を配置させる(図13参照)。その状態で、露光用ガラスマスク56を介して露光を行い、さらに現像を行うことで、ソルダーレジスト29に開口部30をパターニングする(図14参照)。
また、コア基板12の下面側のソルダーレジスト36についても、同様に、検出工程でリング状導体部41の位置を検出し、穴あけ工程にてソルダーレジスト36の表面に露光用ガラスマスク56を配置して、露光及び現像を行い、ソルダーレジスト36に開口部37をパターニングする(図14参照)。
そして、各開口部30から露出した端子パッド230や各開口部37から露出したBGA用パッド340に対して表面粗化処理及びニッケル−金めっきの処理を行う。その後、周知の手法によりはんだバンプ形成工程を行い、BGA用パッド340の表面上にはんだバンプ38を形成する(図2参照)。具体的には、ソルダーレジスト36上に、所定パターンのマスクを載置し、BGA用パッド340上にはんだペーストを印刷した後、そのはんだペーストをリフローする。その後、大判状態で一体化されている中間製品を、ダイシングブレード等の切断具を用いて個片に切り離すことにより、多層配線基板が完成する。
図15には、本実施の形態において検出工程で撮影されたリング状導体部41(位置合わせマーク)の画像61を示しており、図16には、従来技術のように円形の導体部からなる位置合わせマーク71(直径が1mmのサイズのマーク)の画像62を比較例として示している。図15に示されるように、本実施の形態では、従来技術の比較例と比べて、リング状導体部41の輪郭が鮮明な画像61を取得することができる。そのため、画像認識によるリング状導体部41の認識性が良好となり、リング状導体部41の位置がより正確に検出される。
また、本願発明者は、リング状導体部41の幅を200μmから100μmに変更し、そのリング状導体部の画像(図示略)を撮影した。この場合でも、リング状導体部41の輪郭が鮮明な画像を撮影することができ、リング状導体部41の認識精度を十分に確保することができた。
さらに、本願発明者は、比較例の位置合わせマーク71の直径を1mmから0.2mmに変更し、位置合わせマークの画像63(図17参照)を撮影した。このように、位置合わせマーク71のサイズを小さくした場合、本実施の形態と同様に、導体回路側よりも厚いめっき層を形成することができたが、位置合わせマーク71のサイズが小さくなるため、認識精度を十分に確保することはできなかった。
従って、本実施の形態によれば以下の効果を得ることができる。
(1)本実施の形態の多層配線基板11では、配線回路のない枠部領域101に位置合わせマークとしてのリング状導体部41が設けられている。この多層配線基板11を製造する場合、導体形成工程において、銅めっきを施すことにより、端子パッド230やBGA用パッド340などの導体回路よりもリング状導体部41を厚く形成することができる。その結果、リング状導体部41を覆うソルダーレジスト29,36の厚さT3を導体回路側の厚さT4よりも薄くすることができる。従って、濃色のソルダーレジスト29,36を用いた場合でも、そのソルダーレジスト29,36を介してリング状導体部41に照射された位置検出用光L1の反射光L2の強度を十分に確保することができ、リング状導体部41の輪郭が鮮明な画像61を取得することができる。そして、画像認識処理によってリング状導体部41の位置を確実に検出することができ、そのリング状導体部41を位置基準として用いて位置合わせを行うことにより、端子パッド230やBGA用パッド340に対応した正確な位置に開口部30,37を形成することができる。従って、多層配線基板11において、端子パッド230やBGA用パッド340を含む導体回路の微細化を図ることができる。
(2)本実施の形態の場合、端子パッド230やBGA用パッド340の周辺のソルダーレジスト29,36は10μm以上の厚さであり、比較的に厚いソルダーレジスト29,36によって導体回路を確実に保護することができる。また、リング状導体部41の直上のソルダーレジスト29,36は5μm以下の厚さであり比較的に薄いため、位置検出用光L1の反射光L2の強度を十分に確保することができる。この結果、画像認識によるリング状導体部41の認識精度を高めることができる。
(3)本実施の形態では、リング状導体部41の幅W1は200μmであり、その中心孔の直径D1は1000μmである。この場合、めっきによる導体形成時において、めっきが析出しやすく、リング状導体部41の厚さT1を十分に確保することができる。
(4)本実施の形態の場合、リング状導体部41は、製品領域100に形成されるのではなく、その製品領域100を包囲する枠部領域101に形成されている。多層配線基板11において、製品領域100内には端子パッド230やBGA用パッド340などの多数の導体回路やビア導体26,28が密集しており、そこにリング状導体部41を設けようとすると製品全体の小型化を阻害してしまう。これに対して、本実施の形態のように、最終的に製品とはならない枠部領域101にリング状導体部41を設けることにより、製品の小型化を図ることができる。また、リング状導体部41を形成するときの配置の自由度も大きくなり、実用上好ましいものとなる。
なお、本発明の実施の形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施の形態の多層配線基板11は、コア基板12が樹脂材料からなるオーガニックタイプの多層配線基板であるが、セラミック材料や金属材料からなる多層配線基板に本発明を適用してもよい。
・上記実施の形態では、多層配線基板11のパッケージ形態はBGA(ボールグリッドアレイ)であるが、BGAのみに限定されず、例えばPGA(ピングリッドアレイ)やLGA(ランドグリッドアレイ)等であってもよい。
次に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施の形態によって把握される技術的思想を以下に列挙する。
(1)コア主面を有するコア基板と、導体回路を構成するめっき金属層及び層間樹脂絶縁層を積層してなり前記コア主面上に配置された積層配線部と、前記めっき金属層の一部を露出させる開口部を有し前記積層配線部上に配置された有色のソルダーレジストとを備えた多層配線基板の製造方法であって、前記層間樹脂絶縁層上にめっきを施すことにより前記導体回路を形成するとともに、前記めっき金属層において前記導体回路とは異なる位置に、所定幅を有しかつ前記導体回路よりも厚さが厚いリング状導体部を位置合わせマークとして形成する導体形成工程と、前記めっき金属層上に前記導体回路及び前記リング状導体部を覆う前記有色のソルダーレジストを形成するソルダーレジスト形成工程と、前記有色のソルダーレジストを介して前記リング状導体部に照射された位置検出用光の反射光に基づいて画像認識処理を行い、前記リング状導体部を検出する検出工程と、検出された前記リング状導体部を位置基準として用いて位置合わせを行ったうえで前記有色のソルダーレジストを穴あけし、前記開口部を形成する穴あけ工程とを含むことを特徴とする多層配線基板の製造方法。
(2)上記(1)において、前記リング状導体部の中心孔の直径は、500μm以上1000μm以下であることを特徴とする多層配線基板の製造方法。
(3)上記(1)において、前記導体回路が形成される製品領域と、その製品領域を包囲する枠部領域とを有し、前記枠部領域に前記リング状導体部が形成されることを特徴とする多層配線基板の製造方法。
本発明を具体化した一実施の形態の多層配線基板を示す概略平面図。 本発明を具体化した一実施の形態の多層配線基板を示す要部断面図。 一実施の形態のリング状導体部を示す平面図。 リング状導体部、導体回路、及びそれらを覆う樹脂絶縁層の厚さを示す断面図。 一実施の形態の多層配線基板の製造方法を説明するための断面図。 一実施の形態の多層配線基板の製造方法を説明するための断面図。 一実施の形態の多層配線基板の製造方法を説明するための断面図。 一実施の形態の多層配線基板の製造方法を説明するための断面図。 一実施の形態の多層配線基板の製造方法を説明するための断面図。 一実施の形態の多層配線基板の製造方法を説明するための断面図。 一実施の形態の多層配線基板の製造方法を説明するための断面図。 一実施の形態の多層配線基板の製造方法を説明するための断面図。 一実施の形態の多層配線基板の製造方法を説明するための説明図。 一実施の形態の多層配線基板の製造方法を説明するための断面図。 一実施の形態におけるリング状導体部の画像を示す説明図。 比較例における位置決めマークの画像を示す説明図。 比較例における位置決めマークの画像を示す説明図。 従来の位置合わせマークの検出方法を示す断面図。
符号の説明
11…多層配線基板
12…コア基板
13…コア主面としての上面
14…コア主面としての下面
15,16…積層配線部としてのビルドアップ層
20,21,31,32…層間樹脂絶縁層としての樹脂絶縁層
22,23,33,34…めっき金属層としての導体層
29,36…ソルダーレジスト
30,37…開口部
41…位置合わせマークとしての枠状導体部(リング状導体部)
56…露光用ガラスマスク
220,330…導体回路
230…導体回路としての端子パッド
340…導体回路としてのBGA用パッド
D1…中心孔の直径
L1…位置検出用光
L2…反射光
T3,T4…ソルダーレジストの厚さ
W1…枠状導体部の幅

Claims (8)

  1. コア主面を有するコア基板と、導体回路を構成するめっき金属層及び層間樹脂絶縁層を積層してなり前記コア主面上に配置された積層配線部と、前記めっき金属層の一部を露出させる開口部を有し前記積層配線部上に配置された有色のソルダーレジストとを備えた多層配線基板の製造方法であって、
    前記層間樹脂絶縁層上にめっきを施すことにより前記導体回路を形成するとともに、前記めっき金属層において前記導体回路とは異なる位置に、前記導体回路よりも厚さが厚い枠状導体部を位置合わせマークとして形成する導体形成工程と、
    前記めっき金属層上に前記導体回路及び前記枠状導体部を覆う前記有色のソルダーレジストを形成するソルダーレジスト形成工程と、
    前記有色のソルダーレジストを介して前記枠状導体部に照射された位置検出用光の反射光に基づいて前記枠状導体部を検出する検出工程と、
    検出された前記枠状導体部を位置基準として用いて位置合わせを行ったうえで前記有色のソルダーレジストを穴あけし、前記開口部を形成する穴あけ工程と
    を含むことを特徴とする多層配線基板の製造方法。
  2. 前記枠状導体部は平面視で円形のリング状導体部であることを特徴とする請求項1に記載の多層配線基板の製造方法。
  3. 前記枠状導体部は前記導体回路より5μm以上厚いことを特徴とする請求項1または2に記載の多層配線基板の製造方法。
  4. 前記導体回路の周辺にある前記有色のソルダーレジストの厚さは10μm以上であり、前記枠状導体部の直上にある前記有色のソルダーレジストの厚さは5μm以下であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の多層配線基板の製造方法。
  5. 前記導体回路の直上にある前記有色のソルダーレジストの厚さは前記枠状導体部の直上にある前記有色のソルダーレジストの厚さよりも厚く、その差は5μm以上であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の多層配線基板の製造方法。
  6. 前記枠状導体部の幅は、10μm以上であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の多層配線基板の製造方法。
  7. 前記枠状導体部の幅は、50μm以上250μm以下であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の多層配線基板の製造方法。
  8. 前記穴あけ工程では、検出された前記枠状導体部を位置基準として用いて位置合わせを行いながら前記有色のソルダーレジスト上に露光用ガラスマスクを配置し、この状態で前記露光用ガラスマスクを介して露光を行い、さらに現像を行うことで、前記有色のソルダーレジストを穴あけし、前記開口部を形成することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の多層配線基板の製造方法。
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