JPH09162510A - 印刷回路基板および検査方法 - Google Patents

印刷回路基板および検査方法

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JPH09162510A
JPH09162510A JP34575495A JP34575495A JPH09162510A JP H09162510 A JPH09162510 A JP H09162510A JP 34575495 A JP34575495 A JP 34575495A JP 34575495 A JP34575495 A JP 34575495A JP H09162510 A JPH09162510 A JP H09162510A
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Japan
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printed circuit
circuit board
conductor pattern
inspection
mark
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JP34575495A
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Minoru Kubo
実 久保
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0266Marks, test patterns or identification means
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/11Printed elements for providing electric connections to or between printed circuits

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  • Non-Metallic Protective Coatings For Printed Circuits (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 精度管理のためのパターンの配置スペースを
不要とする。 【解決手段】 マーク6A〜6Dが印刷回路基板30の
4つの角に形成されている。マーク6A〜6Dの中心に
は、印刷回路基板30の位置決め用のマーク1が配置さ
れ、このマーク1を取り囲んで正方形の環状の銅箔パタ
ーン2が形成されている。マーク6A〜6Dの箇所には
ソルダーレジストが被着されておらず、銅箔パターン2
とソルダーレジストの縁3との間隔は所定の値に設定さ
れている。証穴5とマーク6A〜6Dの中心との位置関
係から銅箔パターンの位置精度を判定でき、4つのマー
クの中心間の距離より銅箔パターン間の距離の精度を判
定できる。銅箔パターンの幅の精度は銅箔パターン2の
幅を測定して判定でき、銅箔パターンとソルダーレジス
トの縁との間隔の精度は、銅箔パターン2と縁3との間
隔を測定して判断できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷回路基板およ
びその検査方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の印刷回路基板(プリント配線板と
も呼ばれる)の典型例を図4に示す。実装ライン自動機
により印刷回路基板に種々の部品を実装する場合、印刷
回路基板をまず所定位置に正しく配置する必要がある。
そのため、印刷回路基板20には、図4中、下側の各角
の箇所に位置決め用の貫通穴、すなわち証穴5が形成さ
れている。実装ライン自動機はこれらの証穴5に位置決
めピンを挿通して、印刷回路基板20を所定位置に配置
固定する。なお、証穴5の位置は、印刷回路基板20の
外周4を基準に決められている。
【0003】しかし、証穴5の位置には誤差があり、ま
た実装ライン自動機の上記位置決めピンの位置にも誤差
がある。従って、位置決めピンを証穴5に挿通しただけ
では、印刷回路基板20は十分な精度で所定位置に配置
することは困難である。そこで、画像認識技術を利用し
て印刷回路基板20の位置の調整が行われている。すな
わち、印刷回路基板20の4つの角の箇所には位置決め
用のマーク1が銅箔により形成されている。実装ライン
自動機はこれらのマーク1の箇所を撮影して画像データ
を取得し、画像処理によってマーク1を認識した上でマ
ーク1の中心の位置を求める。そして、得られたマーク
1の中心位置にもとづいて、印刷回路基板20を必要な
方向に微動させ、印刷回路基板20の位置が正しい位置
となるよう調整する。
【0004】マーク1は上述のように銅箔により形成さ
れ、印刷回路基板20上の種々の銅箔パターンと共にエ
ッチングにより形成される。また、その形状は、実装ラ
イン自動機が認識できるものであればよく、円形、四角
形、三角形、楕円、星形、あるいは、これらの形状で環
状のものなど様々である。
【0005】図4において、矩形の点線は、印刷回路基
板20に被着させたソルダーレジストの縁を示してい
る。この縁3の内側はソルダーレジストが被着されてお
らず、マーク1は露出している。マーク1の上にソルダ
ーレジストを被着させないことにより、実装ライン自動
機がマーク1の箇所を撮影してマーク1の位置を求める
とき、マーク1の誤認識や、精度の低下を防止すること
ができる。そして、ソルダーレジストの縁3の内側はマ
ーク1の誤認識を防止するため、他の銅箔パターンは一
切形成されておらず、また十分な広さが確保されてい
る。
【0006】ところで、近年の様々な電子装置の小型化
に伴い印刷回路基板はますます小型化し、高密度化して
きている。そして、実装される部品も小型化され、その
結果、部品端子を半田づけするランドも小さく、かつラ
ンド間の間隔も狭くなってきている。従って、このよう
なランドも含め印刷回路基板に形成される銅箔パターン
には高い精度が要求され、その管理が重要となってい
る。
【0007】そこで、このような精度管理のため、印刷
回路基板20には、部品を接続する目的の銅箔パターン
とは別に、検査用の銅箔パターン7が印刷回路基板20
の縁の箇所に形成されている。寸法および位置の精度の
管理において特に重要な項目は、印刷回路基板20の外
周4に対する銅箔パターンの位置、印刷回路基板20に
形成された銅箔パターン間の距離、銅箔パターンに対す
るソルダーレジストの位置、銅箔パターンの幅の4つで
ある。
【0008】印刷回路基板20の外周4に対する銅箔パ
ターンの位置精度は、例えば証穴5の中心を基準にし
た、銅箔パターン7の中心の位置を測定することにより
知ることができる。銅箔パターン間の距離の精度は、銅
箔パターン7間の距離を測定することにより判定でき
る。また、銅箔パターンに対するソルダーレジストの位
置精度は、銅箔パターン7に近接してソルダーレジスト
の非被着部を設け、銅箔パターン7とソルダーレジスト
の縁との間の距離を測定することにより調べることがで
きる。そして、銅箔パターンの幅の精度は、例えば十字
形の銅箔パターン7で幅を測定して判定することができ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
に印刷回路基板はますます小型化し、高密度化してきて
おり、寸法および位置の精度管理のための銅箔パターン
7を配置するスペースを確保することが困難になりつつ
あり、今後はさらにそのようなスペースの確保は難しく
なるものと考えられる。
【0010】そこで本発明の目的は、寸法および位置の
精度管理のためのパターンの配置スペースを不要とした
印刷回路基板を提供すること、および同印刷回路基板に
おける寸法および位置の精度に関する検査方法を提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、印刷回路基板に部品を実装するとき前記印刷
回路基板の位置決めに用いる導電体によるマークが表面
に形成され、前記マークの箇所を除いてソルダーレジス
トが被着されている印刷回路基板において、前記印刷回
路基板に形成された特定の導電体パターンと同一の幅を
有する検査用の導電体パターンが前記マークと一体化し
て形成され、前記印刷回路基板に被着したソルダーレジ
ストの縁が、前記検査用の導電体パターンに近接して形
成されていることを特徴とする。
【0012】本発明はまた、前記検査用の導電体パター
ンが環状であり、前記マークを取り囲んで形成されてい
ることを特徴とする。本発明はまた、前記検査用の導電
体パターンが複数であり、互いに幅が異なり、互いに間
隔をおいて配置されていることを特徴とする。本発明は
また、前記検査用の導電体パターンが円形、三角形、四
角形、多角形のいずれかであることを特徴とする。本発
明はまた、前記検査用の導電体パターンが複数の断片か
らなり、各断片は互いに間隔をおいて前記マークを取り
囲んで形成されていることを特徴とする。本発明はま
た、前記ソルダーレジストの縁と前記検査用の導電体パ
ターンとの間隔が、前記印刷回路基板上の導電体パター
ンとソルダーレジストの縁との間隔に許容される最も狭
い間隔で形成されていることを特徴とする。本発明はま
た、前記マークが前記印刷回路基板上の複数の箇所に形
成されていることを特徴とする。
【0013】本発明はまた、印刷回路基板に部品を実装
するとき前記印刷回路基板の位置決めに用いる導電体に
よるマークが表面に形成され、前記マークの箇所を除い
てソルダーレジストが被着されている印刷回路基板にお
いて、前記印刷回路基板に形成された特定の導電体パタ
ーンと同一の幅を有する検査用の導電体パターンが前記
マークと一体化して形成され、前記印刷回路基板に被着
したソルダーレジストの縁が、前記検査用の導電体パタ
ーンに近接して形成されている印刷回路基板の検査方法
であって、前記印刷回路基板に部品を実装するとき前記
印刷回路基板を固定するための、前記印刷回路基板に形
成された穴の中心と、前記マークの中心との位置関係を
測定する測定ステップと、前記測定ステップによる測定
結果にもとづいて前記印刷回路基板の外周に対する前記
導電体パターンの位置精度を判定する判定ステップとを
含むことを特徴とする。本発明はまた、前記測定ステッ
プでは、2つの前記穴の中心を通る直線を一方の座標軸
とする直交座標系における前記マークの中心の座標値を
測定することを特徴とする。本発明はまた、前記測定ス
テップでは、2つの前記穴の中心を通る直線と、2つの
前記マークの中心を通る直線とが成す角度を測定するこ
とを特徴とする。
【0014】本発明はまた、印刷回路基板に部品を実装
するとき前記印刷回路基板の位置決めに用いる導電体に
よるマークが表面に形成され、前記マークの箇所を除い
てソルダーレジストが被着されている印刷回路基板にお
いて、前記印刷回路基板に形成された特定の導電体パタ
ーンと同一の幅を有する検査用の導電体パターンが前記
マークと一体化して形成され、前記印刷回路基板に被着
したソルダーレジストの縁が、前記検査用の導電体パタ
ーンに近接して形成されている印刷回路基板の検査方法
であって、複数の前記マークの中心間の距離を測定する
測定ステップと、前記測定ステップによる測定結果にも
とづいて前記印刷回路基板に形成された前記導電体パタ
ーン間の距離の精度を判定する判定ステップとを含むこ
とを特徴とする。
【0015】本発明はまた、印刷回路基板に部品を実装
するとき前記印刷回路基板の位置決めに用いる導電体に
よるマークが表面に形成され、前記マークの箇所を除い
てソルダーレジストが被着されている印刷回路基板にお
いて、前記印刷回路基板に形成された特定の導電体パタ
ーンと同一の幅を有する検査用の導電体パターンが前記
マークと一体化して形成され、前記印刷回路基板に被着
したソルダーレジストの縁が、前記検査用の導電体パタ
ーンに近接して形成されている印刷回路基板の検査方法
であって、前記検査用の導電体パターンと前記ソルダー
レジストの縁との間の距離を測定する測定ステップと、
前記測定ステップによる測定結果にもとづいて前記印刷
回路基板に形成された前記導電体パターンと前記ソルダ
ーレジストの縁との間の距離の精度を判定する判定ステ
ップとを含むことを特徴とする。
【0016】本発明はまた、印刷回路基板に部品を実装
するとき前記印刷回路基板の位置決めに用いる導電体に
よるマークが表面に形成され、前記マークの箇所を除い
てソルダーレジストが被着されている印刷回路基板にお
いて、前記印刷回路基板に形成された特定の導電体パタ
ーンと同一の幅を有する検査用の導電体パターンが前記
マークと一体化して形成され、前記印刷回路基板に被着
したソルダーレジストの縁が、前記検査用の導電体パタ
ーンに近接して形成されている印刷回路基板の検査方法
であって、前記検査用の導電体パターンの幅を測定する
測定ステップと、前記測定ステップによる測定結果にも
とづいて前記印刷回路基板に形成された前記導電体パタ
ーンの幅の精度を判定する判定ステップとを含むことを
特徴とする。
【0017】本発明の印刷回路基板において、本発明の
検査方法にもとづいて印刷回路基板の外周に対する導電
体パターンの位置精度を判定する場合には、印刷回路基
板に部品を実装するとき印刷回路基板を固定するための
印刷回路基板に形成された穴の中心と、位置決め用マー
クの中心との位置関係を測定し、その測定結果にもとづ
いて印刷回路基板の外周に対する導電体パターンの位置
精度を判定することができる。
【0018】また、導電体パターン間の距離の精度を判
定する場合には、複数の位置決め用マークの中心間の距
離を測定し、その測定結果にもとづいて印刷回路基板に
形成された導電体パターン間の距離の精度を判定するこ
とができる。
【0019】そして、導電体パターンとソルダーレジス
トの縁との間の距離の精度を判定する場合には、検査用
の導電体パターンとソルダーレジストの縁との間の距離
を測定し、その測定結果にもとづいて印刷回路基板に形
成された導電体パターンとソルダーレジストの縁との間
の距離の精度を判定することができる。
【0020】さらに、導電体パターンの幅の精度を判定
する場合には、検査用の導電体パターンの幅を測定し、
その測定結果にもとづいて印刷回路基板に形成された導
電体パターンの幅の精度を判定することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】次に本発明による印刷回路基板お
よび検査方法の実施の形態例について説明する。図1は
本発明による印刷回路基板の一例を示す平面図である。
なお、図1中、図4に示した印刷回路基板20と同一の
要素には同一の符号を付した。この印刷回路基板30
は、外形が矩形であり、図1中、下側の2つの角の箇所
に、印刷回路基板30の外周4を基準に予め決められた
位置に証穴5が形成されている。6A〜6Dは、印刷回
路基板30の位置決め、および寸法ならびに位置の精度
を管理するためのマークであり、印刷回路基板30に形
成された他の銅箔パターン(図示せず)と同様、銅箔を
エッチングして形成されている。そしてマーク6C、6
Dはそれぞれ、本実施の形態例では2つの証穴5のやや
上方に配置され、マーク6A、6Bはそれぞれ印刷回路
基板30の上側の角の箇所に配置されている。各マーク
6A〜6Dの中心は仮想長方形の各頂点の位置に一致し
ている。そして、マーク6A、6Cおよびマーク6B、
6Dをそれぞれ結ぶ線分は、印刷回路基板30の縦の縁
と平行となっており、マーク6A、6Bおよびマーク6
C、6Dをそれぞれ結ぶ線分は印刷回路基板30の横の
縁と平行となっている。
【0022】各マーク6A〜6Dは詳しくは図2に示す
ような構成となっている。すなわち、マーク6A〜6D
の中心には、印刷回路基板30の位置決め用のマーク1
が配置されている。本実施の形態例ではこのマーク1は
円形である。そして、このマーク1を取り囲んで正方形
の環状の銅箔パターン2(本発明に係わる導電体パター
ン)が形成されている。銅箔パターン2の中心はマーク
1の中心に一致している。銅箔パターン2の幅Wは、本
実施の形態例では、印刷回路基板30で実際に部品が接
続される銅箔パターンの中、最も幅の狭い銅箔パターン
と同じ幅となっている。
【0023】これらのマーク6A〜6Dの箇所にはソル
ダーレジストが被着されておらず、図4に示した印刷回
路基板20の場合と同様、3がソルダーレジストの縁を
表している。縁3と、隣接する銅箔パターン2の縁との
間の間隔Sは、本実施の形態例では、この印刷回路基板
30において銅箔パターンとソルダーレジストの縁との
間隔に許容される最も狭い間隔に設定されている。
【0024】この印刷回路基板30において、上述した
4項目の寸法および位置の精度は、本発明による検査方
法にもとづいて次のように判定される。まず、印刷回路
基板30に形成された銅箔パターンの位置精度を判定す
る場合には、まず、証穴5の中心と、マーク6A〜6D
の中心との位置関係を測定し(測定ステップ)、その
後、この測定結果にもとづいて印刷回路基板30の外周
4に対する銅箔パターンの位置精度を判定する(判定ス
テップ)。
【0025】より具体的には、2つの証穴5の中心を通
る直線をX軸とし、このX軸に直交するY軸を、図1に
おいて左側の証穴5の中心を原点として設置する。そし
て、この直交座標系における、マーク6A〜6Dの中
心、従ってマーク1の中心の座標値を測定する。この測
定結果より、証穴5に対して、従って印刷回路基板30
の外周4に対して、印刷回路基板30に形成された銅箔
パターンの位置ズレの程度が分る。また、上記X軸と、
例えばマーク6C、6Dの中心を通る直線とが成す角度
を測定し、その結果よりX軸に対して銅箔パターンがど
の程度回転しているかが分る。従って、上記位置ズレお
よび回転の程度により、印刷回路基板30の外周4に対
する銅箔パターンの位置精度を判定することができる。
そして、上記位置ズレあるいは回転の程度が許容値を上
回っていた場合には、検査した印刷回路基板30は不良
品と判定することになる。
【0026】また、銅箔パターン間の距離の精度を調べ
る場合には、例えば、マーク6A、6B間の距離、マー
ク6B、6D間の距離、マーク6C、6D間の距離、な
らびにマーク6A、6C間の距離をそれぞれ測定する
(測定ステップ)。例えば、印刷回路基板30を製造す
る過程で加熱処理され、銅箔パターンの寸法などが変化
している場合には、上記加熱処理の影響は上記マーク間
の距離にも現れているはずである。従って、上記マーク
間の距離の測定結果が設計値に対してどの程度変化して
いるかを見ることにより、印刷回路基板30に形成され
ている銅箔パターン間の距離の精度を判定することがで
きる(判定ステップ)。
【0027】さらに、ソルダーレジストの位置精度を判
定する場合には、まず、各マーク6A〜6Dごとに、銅
箔パターン2とソルダーレジストの縁3との間隔Sを測
定する(測定ステップ)。上述したように、ソルダーレ
ジストの縁3と、隣接する銅箔パターン2の縁との間隔
Sは、本実施の形態例では、この印刷回路基板30にお
いて銅箔パターンとソルダーレジストの縁との間隔に許
容される最も狭い間隔に設定されているので、測定した
間隔が上記許容されるもっとも狭い間隔より狭い場合に
は、印刷回路基板に形成された銅箔パターンとソルダー
レジストの縁との間の距離の精度は不適当と判定するこ
とになる(判定ステップ)。
【0028】また、銅箔パターンの幅に関する精度を判
定する場合には、銅箔パターン2の幅Wを測定し(測定
ステップ)、そして、測定した幅Wが基準を満たしてい
るか否かにより、必要な精度が実現されているか否かを
判定する(判定ステップ)。
【0029】このように、本実施の形態例の印刷回路基
板30では、ソルダーレジストが被着されていない位置
決め用のマーク1と一体化して検査用の銅箔パターン2
が形成されているので、位置決め用のマーク1と異なる
箇所に、検査用の銅箔パターンを設けるためのスペース
を別に確保する必要がない。従って印刷回路基板30の
一層の小型化および高密度化を図ることができる。そし
て、小型化によりコストダウンも可能となる。
【0030】また、従来、検査用のマークを配置してい
た箇所には配線のための銅箔パターンを配置することが
できるので、印刷回路基板の設計における自由度が高く
なり、その結果、印刷回路基板の設計が従来より容易と
なる。さらに、位置決め用のマーク1と検査用の銅箔パ
ターン2とが1箇所にまとめられているので、上記4項
目の精度管理をマーク6A〜6Dの箇所に注目するだけ
で行え、例えば印刷回路基板の受け入れ検査などを効率
良く行うことができる。また、印刷回路基板の製造時に
も精度管理を効率良く行える。
【0031】そして、ソルダーレジストを印刷回路基板
に被着させる工程で、感光性ソルダーレジストを露光現
像するとき、ネガフィルムと印刷回路基板との密着性が
低下した場合には、両者間の隙間より露光用の紫外線が
漏れ、ソルダーレジストの縁3(図1、図2)の内側に
も若干、ソルダーレジストが被着することがある。ソル
ダーレジストの縁3の内側にもソルダーレジストが被着
された場合には、実装ライン自動機がマーク1の位置を
認識するとき、誤認識を起したり、あるいは精度の低下
が生じる。しかし、本実施の形態例では、マーク1は銅
箔パターン2によって囲まれているので、ネガフィルム
と印刷回路基板との密着性が若干低下しても、露光紫外
線が銅箔パターン2によって遮られ、露光漏れが防止さ
れる。従って、縁3の内側にソルダーレジストが被着す
ることがなく、その結果、実装ライン自動機がマーク1
の位置を認識する際の誤認識および精度低下が生じな
い。
【0032】また、印刷回路基板の部品実装工法である
リフロー法では、ソルダーペーストの供給をメタルスク
リーンを用いて行うが、メタルスクリーンにもマーク6
A〜6Dと同じ形態のマークを形成した場合には、メタ
ルスクリーンの精度管理も効率良く行え、さらに印刷回
路基板と同一のマークで精度管理を行うので、印刷回路
基板とメタルスクリーンとの間で精度のマッチングが向
上する。
【0033】なお、上記実施の形態例では、銅箔パター
ン2は正方形であるとしたが、この形状に限らず、図3
の(A)に示すように円形としたり、あるいは三角形や
多角形など様々な形状とできる。また、図3の(B)に
示すように、銅箔パターン2を、銅箔パターン2A、2
Bからなる二重のパターンとしてもよく、その場合に
は、銅箔パターン2A、2Bの幅を異なるものとすれ
ば、異なる幅の銅箔パターンで幅の精度を調べることが
できる。さらに、検査用の銅箔パターンは銅箔パターン
2のように連続している必要はなく、図3の(C)に示
すように、銅箔パターンの断片2C〜2Fを組み合せて
形成し、これらの断片をマーク1を取り囲むように配置
してもよい。そして、各断片2C〜2Fの幅を互いに異
なるものとすれば、それぞれの幅の銅箔パターンの幅精
度を、これらの断片2C〜2Fにより判定することがで
きる。
【0034】また、上記実施の形態例では、銅箔パター
ン2とソルダーレジストの縁3との間隔は、印刷回路基
板30において銅箔パターンとソルダーレジストの縁と
の間隔に許容される最も狭い間隔に設定されているとし
たが、例えば、銅箔パターン2の上にソルダーレジスト
の縁3が位置するようにソルダーレジストを被着させた
場合でも、銅箔パターン2とソルダーレジストの縁3と
の位置関係が分るので、印刷回路基板30に形成された
本来の銅箔パターンとソルダーレジストの縁との間の距
離の精度を判定することは可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の印刷回路
基板では、ソルダーレジストが被着されていない位置決
め用のマークと一体化して検査用の導電体パターンが形
成されているので、位置決め用のマークと異なる箇所
に、検査用の導電体パターンを設けるためのスペースを
別に確保する必要がない。従って、印刷回路基板の一層
の小型化および高密度化を図ることができる。そして、
小型化によりコストダウンも可能となる。
【0036】また、従来、検査用のマークを配置してい
た箇所には配線のための導電体パターンを配置すること
ができるので、印刷回路基板の設計における自由度が高
くなり、その結果、印刷回路基板の設計が従来より容易
となる。さらに、位置決め用のマークと検査用の導電体
パターンとが一体化されているので、精度管理は一体化
されたマークと導電体パターンの箇所に注目するだけで
行え、例えば印刷回路基板の受け入れ検査などを効率良
く行うことができる。また、印刷回路基板の製造時にも
精度管理を効率良く行える。
【0037】そして、ソルダーレジストを印刷回路基板
に被着させる工程で、感光性ソルダーレジストを露光現
像するとき、導電体パターンによって露光漏れが防止さ
れるので、位置決め用マークの箇所に不要ソルダーレジ
ストが被着することがなく、その結果、実装ライン自動
機が位置決め用マークの位置を認識する際の誤認識およ
び精度低下が生じない。
【0038】また、リフロー法を行う場合には、メタル
スクリーンにも上記位置決め用マークと導電体パターン
を一体化して形成することにより、本発明の印刷回路基
板と同様に、メタルスクリーンの精度管理を効率良く行
え、さらに印刷回路基板と同一のマークおよびパターン
で精度管理を行うので、印刷回路基板とメタルスクリー
ンとの間で精度のマッチングが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印刷回路基板の一例を示す平面図であ
る。
【図2】図1の印刷回路基板の一部を詳しく示す平面図
である。
【図3】本発明にもとづいて印刷回路基板に形成する銅
箔パターンの他の例を示す平面図である。
【図4】従来の印刷回路基板の一例を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1、6A、6B、6C、6D マーク 2、2A、2B、7 銅箔パターン 3 ソルダーレジストの縁 4 印刷回路基板外周 5 証穴 20、30 印刷回路基板

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷回路基板に部品を実装するとき前記
    印刷回路基板の位置決めに用いる導電体によるマークが
    表面に形成され、前記マークの箇所を除いてソルダーレ
    ジストが被着されている印刷回路基板において、 前記印刷回路基板に形成された特定の導電体パターンと
    同一の幅を有する検査用の導電体パターンが前記マーク
    と一体化して形成され、 前記印刷回路基板に被着したソルダーレジストの縁が、
    前記検査用の導電体パターンに近接して形成されてい
    る、 ことを特徴とする印刷回路基板。
  2. 【請求項2】 前記検査用の導電体パターンは環状であ
    り、前記マークを取り囲んで形成されている請求項1記
    載の印刷回路基板。
  3. 【請求項3】 前記検査用の導電体パターンは複数であ
    り、互いに幅が異なり、互いに間隔をおいて配置されて
    いる請求項2記載の印刷回路基板。
  4. 【請求項4】 前記検査用の導電体パターンは円形、三
    角形、四角形、多角形のいずれかである請求項2記載の
    印刷回路基板。
  5. 【請求項5】 前記検査用の導電体パターンは複数の断
    片からなり、各断片は互いに間隔をおいて、前記マーク
    を取り囲んで形成されている請求項1記載の印刷回路基
    板。
  6. 【請求項6】 前記ソルダーレジストの縁と前記検査用
    の導電体パターンとの間隔は、前記印刷回路基板上の導
    電体パターンとソルダーレジストの縁との間隔に許容さ
    れる最も狭い間隔で形成されている請求項1記載の印刷
    回路基板。
  7. 【請求項7】 前記マークは前記印刷回路基板上の複数
    の箇所に形成されている請求項1記載の印刷回路基板。
  8. 【請求項8】 印刷回路基板に部品を実装するとき前記
    印刷回路基板の位置決めに用いる導電体によるマークが
    表面に形成され、前記マークの箇所を除いてソルダーレ
    ジストが被着されている印刷回路基板において、前記印
    刷回路基板に形成された特定の導電体パターンと同一の
    幅を有する検査用の導電体パターンが前記マークと一体
    化して形成され、前記印刷回路基板に被着したソルダー
    レジストの縁が、前記検査用の導電体パターンに近接し
    て形成されている印刷回路基板の検査方法であって、 前記印刷回路基板に部品を実装するとき前記印刷回路基
    板を固定するための、前記印刷回路基板に形成された穴
    の中心と、前記マークの中心との位置関係を測定する測
    定ステップと、 前記測定ステップによる測定結果にもとづいて前記印刷
    回路基板の外周に対する前記導電体パターンの位置精度
    を判定する判定ステップと、 を含むことを特徴とする印刷回路基板の検査方法。
  9. 【請求項9】 前記測定ステップでは、2つの前記穴の
    中心を通る直線を一方の座標軸とする直交座標系におけ
    る前記マークの中心の座標値を測定する請求項8記載の
    印刷回路基板の検査方法。
  10. 【請求項10】 前記測定ステップでは、2つの前記穴
    の中心を通る直線と、2つの前記マークの中心を通る直
    線とが成す角度を測定する請求項8記載の印刷回路基板
    の検査方法。
  11. 【請求項11】 印刷回路基板に部品を実装するとき前
    記印刷回路基板の位置決めに用いる導電体によるマーク
    が表面に形成され、前記マークの箇所を除いてソルダー
    レジストが被着されている印刷回路基板において、前記
    印刷回路基板に形成された特定の導電体パターンと同一
    の幅を有する検査用の導電体パターンが前記マークと一
    体化して形成され、前記印刷回路基板に被着したソルダ
    ーレジストの縁が、前記検査用の導電体パターンに近接
    して形成されている印刷回路基板の検査方法であって、 複数の前記マークの中心間の距離を測定する測定ステッ
    プと、 前記測定ステップによる測定結果にもとづいて前記印刷
    回路基板に形成された前記導電体パターン間の距離の精
    度を判定する判定ステップと、 を含むことを特徴とする印刷回路基板の検査方法。
  12. 【請求項12】 印刷回路基板に部品を実装するとき前
    記印刷回路基板の位置決めに用いる導電体によるマーク
    が表面に形成され、前記マークの箇所を除いてソルダー
    レジストが被着されている印刷回路基板において、前記
    印刷回路基板に形成された特定の導電体パターンと同一
    の幅を有する検査用の導電体パターンが前記マークと一
    体化して形成され、前記印刷回路基板に被着したソルダ
    ーレジストの縁が、前記検査用の導電体パターンに近接
    して形成されている印刷回路基板の検査方法であって、 前記検査用の導電体パターンと前記ソルダーレジストの
    縁との間の距離を測定する測定ステップと、 前記測定ステップによる測定結果にもとづいて前記印刷
    回路基板に形成された前記導電体パターンと前記ソルダ
    ーレジストの縁との間の距離の精度を判定する判定ステ
    ップと、 を含むことを特徴とする印刷回路基板の検査方法。
  13. 【請求項13】 印刷回路基板に部品を実装するとき前
    記印刷回路基板の位置決めに用いる導電体によるマーク
    が表面に形成され、前記マークの箇所を除いてソルダー
    レジストが被着されている印刷回路基板において、前記
    印刷回路基板に形成された特定の導電体パターンと同一
    の幅を有する検査用の導電体パターンが前記マークと一
    体化して形成され、前記印刷回路基板に被着したソルダ
    ーレジストの縁が、前記検査用の導電体パターンに近接
    して形成されている印刷回路基板の検査方法であって、 前記検査用の導電体パターンの幅を測定する測定ステッ
    プと、 前記測定ステップによる測定結果にもとづいて前記印刷
    回路基板に形成された前記導電体パターンの幅の精度を
    判定する判定ステップと、 を含むことを特徴とする印刷回路基板の検査方法。
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