JP2008270215A - 誘導加熱装置及び誘導加熱定着装置 - Google Patents

誘導加熱装置及び誘導加熱定着装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008270215A
JP2008270215A JP2008108057A JP2008108057A JP2008270215A JP 2008270215 A JP2008270215 A JP 2008270215A JP 2008108057 A JP2008108057 A JP 2008108057A JP 2008108057 A JP2008108057 A JP 2008108057A JP 2008270215 A JP2008270215 A JP 2008270215A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heated
current generating
induction heating
induction
induction current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008108057A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Takagi
修 高木
Satoshi Kinouchi
聡 木野内
Yoshinori Tsueda
義徳 杖田
Hisahiro Sone
寿浩 曽根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba Corp
Publication of JP2008270215A publication Critical patent/JP2008270215A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2007Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using radiant heat, e.g. infrared lamps, microwave heaters
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2039Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat with means for controlling the fixing temperature
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/02Induction heating
    • H05B6/10Induction heating apparatus, other than furnaces, for specific applications
    • H05B6/14Tools, e.g. nozzles, rollers, calenders
    • H05B6/145Heated rollers

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • General Induction Heating (AREA)

Abstract

【課題】 複数に分割した誘導電流発生コイルの継ぎ目部分での温度ムラを低減して、長手方向全長に渡り、被加熱部材の温度の均一化を図り、均一かつ良好な定着性能を得る。
【解決手段】 誘導電流発生コイル27のリッツ線37を、磁性体コア28a、28b、28cの端部にて、内側3ターン37aの上に、外側3ターン37bを俵積みで積み上げる2層構造とする。誘導電流発生コイル27の継ぎ目部分(β)にブリッジコア38a、38bを掛け渡す。
【選択図】図4

Description

この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に搭載され、誘導加熱により加熱される被加熱部材を有し、被加熱部材により、トナー像を用紙に定着する、誘導加熱装置および誘導加熱定着装置に関する。
近年電子写真方式の複写機やプリンタ等の画像形成装置に使用される定着装置としてプロセス速度の高速化を実現する誘導加熱定着装置がある。このような誘導加熱定着装置の1つとして、金属導電層を有するヒートローラあるいは加熱ベルトの外側に、複数に分割された誘導電流発生コイルを対向配置する装置がある。
しかしながらこのように誘導電流発生コイルを複数に分割すると、例えば図14に示す従来の誘導電流発生コイル102、103のように、単純形状にて線径0.3mmのエナメル線50本によるリッツ線101を6ターンした場合には、継ぎ目部分(α)のコイル幅は、36mm〜40mmと広くなる。このように継ぎ目部分の幅が広いと、磁界の低下を生じる幅が広くなり、継ぎ目部分に対応するヒートローラの温度低下が著しくなり、ヒートローラ表面の温度ムラが顕著になる恐れがある。そこで、ヒートローラ内部に設けられる励磁コイルの端部を全て積み上げて、端部における励磁コイルの幅を狭くする加熱装置もある(例えば特許文献1参照。)。
日本特許特開平9−237675号公報((0039)カラム、図5)
しかしながら特許文献1のように、誘導電流発生コイルの継ぎ目部分にて全てのコイルを積み上げてしまうと、隣接するコイルとの対向面積が大きくなる。一方、誘導電流発生コイルが複数に分割される装置では、隣接される誘導電流発生コイルの継ぎ目部分にて、誘導電流発生コイル間に相互誘導電流を生じてしまう。この結果、継ぎ目部分の両コイル間に生じる相互誘導電流が大きくなり、ヒートローラの温度ムラが著しくなる恐れがある。
特に、更なる高速化のために、より薄くて熱容量の小さい金属導電層を、ヒートローラの表面近くに設けて、外部の誘導電流発生コイルにより金属導電層を加熱する装置にあっては、誘導電流発生コイルの継ぎ目部分に生じる相互誘導電流が、ヒートローラの温度ムラに著しい影響を及ぼし、定着不良を生じる恐れも生じてしまう。
そこで本発明は上記課題を解決するものであり、複数に分割した誘導電流発生コイルを用いて金属導電層を加熱する加熱装置において、隣接する誘導電流発生コイルの継ぎ目部分を原因とする被加熱部材の温度ムラを低減することにより、被加熱部材の表面温度の均一化を得る事が出来る誘導加熱装置及び誘導加熱定着装置を提供することを目的とする。
本発明は上記課題を解決するための手段として、金属導電層を有するエンドレスの被加熱部材と、前記被加熱部材に対向され、前記被加熱部材の異なる領域を加熱するために、隣接して配置される複数の誘導電流発生コイルとを有する誘導加熱装置において、前記誘導電流発生コイルの導線は、前記被加熱部材の外周面に沿うように複数周回され、前記被加熱部材の回転軸方向においては前記被加熱部材の外周面に沿って面状に配列され、前記被加熱部材の回転方向においては、前記複数周回未満の複数段に積み上げて配列されるものである。
本発明によれば、複数に分割される誘導加熱コイルの、隣接する誘導加熱コイルの継ぎ目部分にて、相互に対向する面積を低減出来、継ぎ目部分に生じる相互誘導電流を低減出来る。この結果、複数に分割される誘導加熱コイルの継ぎ目部分に生じる相互誘導電流を原因とする被加熱部材の表面温度の温度ムラを低減して、被加熱部材の表面温度の均一化を得られ、ひいては良好な定着性能を得ることが出来る。
以下にこの発明の実施例を図1乃至図13を参照して詳細に説明する。図1は誘導加熱定着装置である定着装置11を搭載してなる画像形成装置1を示す概略構成図である。画像形成装置1の上面には自動原稿送り装置4により供給される原稿を読取るスキャナ部6を備える。画像形成装置1は、画像形成ユニット10に被定着媒体であるシート紙Pを供給するカセット機構3を備える。
カセット機構3は第1及び第2の給紙カセット3a、3bを備える。各給紙カセット3a、3bから、画像形成ユニット10に至る搬送路7には、給紙カセット3a、3bからシート紙を取り出すピックアップローラ7a、7b、分離搬送ローラ7c、7d、搬送ローラ7e及びレジストローラ8が設けられる。画像形成ユニット10の下流には、画像形成ユニット10にてシート紙Pに形成されるトナー像を定着する定着装置11が設けられる。定着装置11の下流には、排紙ローラ40が設けられ、定着後のシート紙Pを排紙部1bに搬送する排紙搬送路41が設けられる。
画像形成ユニット10は、イエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像形成ステーション18Y、18M、18C、18Kを有する。各画像形成ステーション18Y、18M、18C、18Kは、矢印q方向に回転される転写ベルト10aに沿って、タンデムに配列される。
イエロ(Y)の画像形成ステーション18Yは、矢印r方向に回転する像担持体である感光体ドラム12Yの周囲に、プロセス部材である帯電器13Y、現像装置14Y、転写ローラ15Y、クリーナ16Y、除電器17Yを配置してなっている。またイエロ(Y)の画像形成ステーション18Yの上方には、感光体ドラム12Yにレーザビームを照射するレーザ露光装置19が設けられる。
マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像形成ステーション18M、18C、18Kは、イエロ(Y)の画像形成ステーション18Yと同様の構成を有している。
画像形成ユニット10にてプリント操作が開始されると、イエロ(Y)の画像形成ステーション18Yにあっては、感光体ドラム12Yが矢印r方向に回転し、帯電器13Yにより一様に帯電される。次いで感光体ドラム12Yは、レーザ露光装置19により、スキャナ部6で読取った画像情報に対応する露光々を照射されて静電潜像を形成される。この後感光体ドラム12Yは現像装置14Yにてトナー像を形成され、転写ローラ15Y位置で、転写ベルト10a上を矢印q方向に搬送されるシート紙Pにトナー像を転写する。転写終了後、感光体ドラム12Yはクリーナ16Yにより残留トナーをクリーニングされ、除電器17Yにより感光体ドラム12Y表面を除電され、次のプリント可能となる。
マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像形成ステーション18M、18C、18Kは、イエロ(Y)の画像形成ステーション18Yと同様に画像形成操作を行い、シート紙Pにフルカラートナー像を形成する。この後シート紙Pは、誘導加熱定着装置である定着装置11により加熱加圧定着され、プリント画像を完成されて、排紙部1bに排紙される。
次に定着装置11について述べる。図2は、定着装置11を示す概略構成図である。定着装置11は、エンドレスの被加熱部材であるヒートローラ22と加圧部材であるプレスローラ23を有する。ヒートローラ22は、駆動モータ25により矢印s方向に駆動される。プレスローラ23は、圧縮バネ24aによりヒートローラ22に加圧接触される。これによりヒートローラ22とプレスローラ23との間に一定幅のニップ26が形成される。プレスローラ23は、ヒートローラ22に従動して矢印t方向に回転する。
更に定着装置11の、ヒートローラ22の外側には、ギャップを介して、ヒートローラ22を加熱する誘導電流発生コイル27が対向配置される。更にヒートローラ22の外周には、定着後のシート紙Pの巻きつきを防止する剥離爪31、ヒートローラ22の表面温度を検出する第1のサーミスタ33a、第2のサーミスタ33b、第3のサーミスタ33c及び、ヒートローラ22の表面温度の異常を検知して、加熱を遮断するためのサーモスタット34が設けられる。プレスローラ23の外周にはクリーニングローラ24bが設けられる。
尚、シート紙Pがヒートローラ22に巻きつく恐れが無い場合は、剥離爪31を設けなくても良い。又、サーミスタは3つに限定されず、ヒートローラ22の回転軸π方向である、ヒートローラ22の長手方向の必要な箇所に、必要数配置可能である。
ヒートローラ22は、芯金22a周囲に厚さ5〜12mmの発泡ゴム(スポンジ)22b、ニッケル(Ni)からなる厚さ40μmの金属導電層22d、厚さ200μmのソリッドゴム層22e及び、厚さ30μmの離型層22fからなっている。金属導電層22dは、ニッケルに限らず、ステンレス、アルミニウム、あるいはステンレスとアルミニウムの複合材等であっても良い。
プレスローラ23は、芯金23aの周囲にシリコンゴム層23bを被覆してなっている。プレスローラ23は、さらに離型層23cを有する。尚、シリコンゴム層23bに換えて、フッ素ゴム層を用いても良い。ヒートローラ22及びプレスローラ23は、いずれも直径40mmに形成されている。シート紙Pは、このようなヒートローラ22及びプレスローラ23間のニップ26を通過することにより、シート紙P上のトナー像を加熱加圧定着される。
尚プレスローラ23も、必要に応じて、誘導電流発生コイルにより加熱される金属導電層を有し、或いはハロゲンランプヒータを内蔵する等、加熱機構を有していても良い。
次に誘導電流発生コイル27について述べる。誘導電流発生コイル27は、第1乃至第3の誘導電流発生コイル27a、27b、27cからなっている。第1乃至第3の誘導電流発生コイル27a、27b、27cの磁性体コア28a、28b、28cは、ヒートローラ22とほぼ同軸状となっている。磁性体コア28a、28b、28cは、誘導電流発生コイル27による磁束をヒートローラ22に集中させるようになっていて、両側に磁気遮蔽材30a、30b、30cが凸設される事から、ヒートローラ22に磁束を更に集中させることが出来る。
図3に示すように、第1の誘導電流発生コイル27aは、長さ200mmであり、ヒートローラ22の中央領域を加熱する。第2及び第3の誘導電流発生コイル27b、27cは、第1の誘導電流発生コイル27aの両側に配置される。第2及び第3の誘導電流発生コイル27b、27cは、直列接続されていて、同じ制御で駆動される。第1乃至第3の誘導電流発生コイル27a、27b、27cにより、ヒートローラ22全長320mmを加熱する。第1の誘導電流発生コイル27aと、第2及び第3の誘導電流発生コイル27b、27cは、交互に切り替えて出力される。尚、第1の誘導電流発生コイル27aと、第2及び第3の誘導電流発生コイル27b、27cは同時に出力されても良い。
誘導電流発生コイル27は高周波電流を印加することにより磁束を発生する。この磁束により、磁界の変化を妨げるように、ヒートローラ22に渦電流が発生される。この渦電流と、ヒートローラ22の抵抗によって金属導電層22dにジュール熱が発生し、ヒートローラ22は加熱される。
誘導電流発生コイル27は、例えば銅線材を複数本撚った線径3mmのリッツ線37を用いて形成する。銅線の絶縁材は、耐熱性のポリアミドイミドを用いる。電線及び絶縁材はこれに限定されず、線径も任意である。又リッツ線37を用いる場合にその構造も任意であり、単に複数の絶縁した銅線を束ねたものであっても良いし、銅線の数や太さも限定されない。誘導電流発生コイル27は、リッツ線37を磁性体コア28a、28b、28cに巻きつけて形成されている。
例えばリッツ線37を6ターンして誘導電流発生コイル27を形成する場合に、図4及び図5に示すように、磁性体コア28a、28b、28cの両側端部にて、リッツ線37は、積み上げて配列される。即ちヒートローラ22の回転軸方向と平行なヒートローラ22の長手方向においては、リッツ線37は積み上げられることなく、単純に巻かれる。これにより、誘導電流発生コイル27は、ヒートローラ22の長手方向においては、ヒートローラ22の表面と略平行な面状に形成される。
一方、ヒートローラ22の回転方向と平行な方向となる誘導電流発生コイル27の両側端部においては、リッツ線37は、2層に積み上げて形成される。この2層は、第1ポーションである内側3ターン37aの上に、第2ポーションである外側3ターン37bを重ねて層形成される。
このようにリッツ線37を2層に積み上げることにより、図6に示すように、第1乃至第3の誘導電流発生コイル27a、27b、27cの隣接する継ぎ目部分(β)及び、ヒートローラ22の両側部に対応する両端部(γ)の幅が狭く形成される。例えば、線径3mmのリッツ線37を使用する場合には、継ぎ目部分(β)のコイル幅は、夫々3ターン(3×3=9mm)ずつが隣接されて、合計18mmのコイル幅となる。又、ヒートローラ22の両側部に対応する両端部(γ)のコイル幅は、(3×3=9mm)となる。従って、ヒートローラ22の回転方向と平行な方向となる両側端部にて、リッツ線37を積み上げないで、誘導電流発生コイルを単純形状に形成した場合に比べて、継ぎ目部分(β)及び、両端部(γ)のコイル幅を、夫々1/2に縮小出来る。この結果、隣接する誘導電流発生コイル27の継ぎ目部分(β)及び、両端部(γ)の幅を原因とする金属導電層22dの温度低下を減少出来、ヒートローラ22の温度ムラを低減できる。
しかも第1乃至第3の誘導電流発生コイル27a、27b、27cの継ぎ目部分(β)にて、夫々対向する誘導電流発生コイル27a、27b、27cの面積は、リッツ線37を2層分のみを積み上げた領域であり、狭く形成されている。従って、全てのリッツ線37を積み上げた場合に比べて、継ぎ目部分(β)で、隣接する第1乃至第3の誘導電流発生コイル27a、27b、27c間で生じる相互誘導電流を低減できる。この結果、継ぎ目部分(β)の、相互誘導電流を原因とする金属導電層22dの温度低下を縮小出来、ヒートローラ22の温度ムラを低減できる。
更にこのようにリッツ線37を2層に積み上げることにより、誘導電流発生コイル27は、ヒートローラ22の長手方向の長さ(磁性体コア28a、28b、28cの長さ)を変えずに、リッツ線37の全長を短縮できる。この結果電流発生時において、リッツ線37の銅損による無駄なジュール熱を低減でき、金属導電層22dの発熱効率を高めることが出来る。
尚、ヒートローラ22の回転方向と平行な方向となる誘導電流発生コイル27の両側端部での、リッツ線37の積み上げは、2層に限定されない。例えば、図7に示すように内側3ターン37aの上に、外側3ターン37bを2層に分けて積み上げて、全体として3層となるようにしても良い。更に誘導電流発生コイル27のターン数が多い場合は、更に積み上げる層の数を増やすことも可能である。又リッツ線を更に積み上げる時の積み上げ方も任意である。但し、リッツ線37の磁束は、金属導電層22dに近いほど、発熱効果を増加する。従って、端部におけるリッツ線の積み上げ数は、2層〜3層がより適切である。
第1乃至第3の誘導電流発生コイル27a、27b、27cを、夫々磁性体コア28a、28b、28cに巻きつける時には、誘導電流発生コイル27の両側端部にてリッツ線37を、例えば図8に示すように、俵積み形式で内側3ターン37aの上に、外側3ターン37bを重ねる。俵積みは、1層目のリッツ線37aの窪みに2層目のリッツ線37bが嵌るように積み重ねる形式である。このように俵積みすると、単純に積み上げる場合に比べて、リッツ線37の積み上げ高さをより低くすることが可能となる。
このようにリッツ線37の積み上げ高さをより低くすることにより、ヒートローラ22の長手方向における誘導電流発生コイル27の長さを変えずに、リッツ線37の全長を更に短縮できる。このようにリッツ線37を俵積みすることにより、単純に積み上げる場合に比べて、リッツ線37を短縮した分、リッツ線37の銅損による無駄なジュール熱を更に低減出来、金属導電層22dの発熱効率を高められる。
又、第1乃至第3の誘導電流発生コイル27a、27b、27cを、夫々磁性体コア28a、28b、28cに巻きつける時に、誘導電流発生コイル27の両側端部を、例えば図9に示すようにプレスする。通常リッツ線37の断面は、図10に示すように丸くなっている。リッツ線37をプレスして、断面を、図9に示すように矩形にすることにより、断面が丸いリッツ線37に比べて、リッツ線37の積み上げ高さをより低くすることが可能となる。
このように、リッツ線37の積み上げ高さをより低くすることにより、誘導電流発生コイル27の長手方向の長さを変えずに、リッツ線37の全長をより短縮できる。リッツ線37を矩形にプレスすることにより、断面が丸いリッツ線37を積み上げる場合に比べて、リッツ線37の全長を短縮出来た分、リッツ線37の銅損による無駄なジュール熱を低減出来、金属導電層22dの発熱効率を高められる。
第1乃至第3の誘導電流発生コイル27a、27b、27cの両側端部のリッツ線37のプレスは、リッツ線37をプレス成型機に通すことにより、プレスされたリッツ線を積みあげても良いし、或いは、第1乃至第3の誘導電流発生コイル27a、27b、27cの両側端部にて、リッツ線37を内側に3ターン37a形成した上に、外側3ターン37bを積み上げた後に、電流発生コイル27の両側端部全体をプレス成型するようにしても良い。
尚誘導電流発生コイル27a、27b、27cの端部にて、リッツ線37を、図11に示すように、外側3ターン37bの上に内側3ターン37aを積み上げるようにしても良い。これは、内側3ターン37aを巻いた後に、内側3ターン37aの下に、外側3ターン37bを巻いて形成する。この時、例えば内側3ターン37aを巻いた後に、先ず内側3ターン37aをプレス成型する。次いで、外側3ターン37bを巻いて更にプレス成型する。
又、第1乃至第3の誘導電流発生コイル27a、27b、27cの継ぎ目部分(β)には、例えば、図12に示すような、ブリッジコア38a、38bが掛け渡されている。ブリッジコア38a、38bは、第1乃至第3の誘導電流発生コイル27a、27b、27cの継ぎ目部分(β)の磁束を金属導電層22dに集中させて、金属導電層22dの発熱効率を向上することが出来る。
尚誘導電流発生コイル27は、継ぎ目部分(β)にブリッジコア38a、38bを掛け渡さなくても良い。但し、この実施例のようにブリッジコア38a、38bを設けた場合には、ブリッジコア38a、38bを配置しない場合に比べて、継ぎ目部分(β)において金属導電層22dをより効率的に発熱させることが出来る。従って、誘導電流発生コイル27の継ぎ目部分(β)において、金属導電層22dの温度低下を縮小して、ヒートローラ22の温度を、より均一化できる。
上記構成からなる誘導電流発生コイル27により、ヒートローラ22は加熱される。ここで、第1のサーミスタ33aは、第1の誘導電流発生コイル27aにより加熱されるヒートローラ22の中央部分の温度を検知し、第2のサーミスタ33bは、第2の誘導電流発生コイル27bにより加熱されるヒートローラ22の温度を検知し、第3のサーミスタ33cは、第3の誘導電流発生コイル27cにより加熱されるヒートローラ22の温度を検知する。
次に図13のブロック図を参照して、定着装置11の制御系100ついて述べる。制御系100は、ヒートローラ22を加熱する誘導電流発生コイル27に供給する高周波電力を変動可能に制御する。
制御系100は、第1の誘導電流発生コイル27aあるいは第2、第3の誘導電流発生コイル27b、27cに駆動電流を供給するスイッチング回路48と、スイッチング回路48に制御信号を供給する駆動部50、駆動部50に100V直流電源を供給する整流回路51、第1乃至第3のサーミスタ33a〜33cに接続される温度検知部52、画像形成装置1全体を制御すると共に、温度検知部52の検知結果に応じて、駆動部50を制御するCPU56を有する。
CPU56は、温度検知部52の検知結果に応じて、スイッチング回路48から第1乃至第3の誘導電流発生コイル27a〜27cに出力される電力量を制御する。これによりヒートローラ22の発熱温度は、調整される。CPU56は、画像形成装置1のメインモータ57、カセット機構3及びスキャナ部6等を制御する。更にオプションとして、フィニッシャ58あるいは大容量給紙装置60を装備する場合には、CPU56は、フィニッシャ58あるいは大容量給紙装置60を制御する。画像形成装置1のメインモータ57、カセット機構3及びスキャナ部6の消費電力は例えば200W程度であり、フィニッシャ58の消費電力は例えば100W程度、大容量給紙装置60の消費電力は例えば100W程度である。
整流回路51は、商用交流電源55からの電流を100Vに整流して、駆動部50に供給する。商用交流電源55と整流回路51の入力端との間には、電力検知回路54が設けられる。電力検知回路54は、第1乃至第3の誘導電流発生コイル27a〜27cに供給する電力を常時監視する。電力検知回路54による監視結果は、所定のタイミングで駆動部50及びCPU56にフィードバックされる。
制御系100は、電力検知回路54にて、定着装置11を含め画像形成装置1の消費電力が、電力規定値を超えないよう監視している。即ち、商用電力を用いた場合に、画像形成装置1全体で使用可能な電力規定値は1500Wときまっている。従って、電力検知回路54は、定着装置11に使用可能な消費電力量が、最大でも、1500Wから、メインモータ57等の駆動源に使用する電力量及び、フィニッシャ58等のオプション機能に使用する電力量を減算した残りの電力量となるように監視する。電力検知回路54は、メインモータ57或はオプション機能等、定着装置11以外に使用する消費電力を各機構に流れ込む入力電流と電圧を積算して求めている。
次に作用について述べる。画像形成プロセスの開始により画像形成ユニット10では、イエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像形成ステーション18Y、18M、18C、18Kにて、夫々感光体ドラム12Y、12M、12C、12K上にトナー像を形成する。感光体ドラム12Y、12M、12C、12K上のトナー像を、転写ローラ15Y、15M、15C、15Kにより矢印q方向に回転される転写ベルト10a上のシート紙Pに転写して、シート紙P上にフルカラートナー像を形成する。この後シート紙Pは、定着装置11のヒートローラ22及びプレスローラ23間のニップ26を通過して、トナー像を加熱加圧定着され、プリント画像を完成される。
画像形成プロセス開始により定着装置11では、駆動モータ25によりヒートローラ22が矢印s方向に駆動され、これに従動するプレスローラ23が矢印t方向に回転される。更に定着装置11では、サーミスタ33a〜33cによるヒートローラ22の表面温度の検出結果に従い、CPU56が駆動部50を制御する。
駆動部50は、シート紙Pサイズに応じて、第1の誘導電流発生コイル27a及び/又は第2及び第3の誘導電流発生コイル27b、27cに、夫々900Wの電力を供給する。シート紙Pサイズが、例えば、JIS規格のA4横サイズ(210×297mm)、A3サイズ(420×297mm)等の、フルサイズ紙であれば、定着装置11は、第1の誘導電流発生コイル27a及び第2及び第3の誘導電流発生コイル27b、27cに電力を供給してヒートローラ22の長手方向全長を加熱する。又、シート紙Pサイズが、例えば、JIS規格のA4縦サイズ(297×210mm)等の、小サイズ紙であれば、定着装置11は、第1の誘導電流発生コイル27aのみに電力を供給してヒートローラ22の中央の一部を加熱する。これにより、誘導電流発生コイル27は、ヒートローラ22の必要部分を、約10秒の高速にて、例えば160℃の定着温度に昇温し、定着可能とする。
この時、リッツ線37を6ターンして形成される誘導電流発生コイル27は、磁性体コア28a、28b、28cの端部にて、内側3ターン37aのリッツ線37の上に、外側3ターン37bのリッツ線37を積み上げた2層構造となっている。即ち、第1乃至第3の誘導電流発生コイル27a、27b、27cの隣接する継ぎ目部分(β)及び、両側端部(γ)の幅は、リッツ線37を積み上げないで、単純形状とした場合のコイルの幅に比べて略1/2と、狭くなる。又同時に、継ぎ目部分(β)にて、第1乃至第3の誘導電流発生コイル27a、27b、27cの対向する面積は、全てのリッツ線37を積み上げた場合に比べて、縮小される。更に誘導電流発生コイル27の、磁性体コア28a、28b、28cの長さを変えないで、リッツ線37の全長を短縮している。
このことから、ヒートローラ22の長手方向全長を加熱する場合に、誘導電流発生コイル27の隣接する継ぎ目部分(β)及び、両側端部(γ)のコイル幅を原因とする、金属導電層22dの温度低下を縮小出来る。又、誘導電流発生コイル27の継ぎ目部分(β)で生じる相互誘導電流を原因とする、金属導電層22dの温度低下も縮小出来る。
更にこの実施例では、第1乃至第3の誘導電流発生コイル27a、27b、27cの、磁性体コア28a、28b、28cの端部におけるリッツ線37の積み上げを2層としている。即ち継ぎ目部分(β)及び、両側端部(γ)にて、第1乃至第3の誘導電流発生コイル27a、27b、27cを積み上げた部分であっても、上層のリッツ線37も、ヒートローラ22に比較的近くなっている。従って、第1乃至第3の誘導電流発生コイル27a、27b、27cの積み上げた部分から発生した磁界も、多少はヒートローラ22に作用させることが出来る。このことからも、誘導電流発生コイル27の継ぎ目部分(β)においてヒートローラ22が温度低下をきたすという温度ムラを低減でき、ヒートローラ22の表面温度を全長にわたり、より均一にすることが出来る。又、誘導電流発生コイル27が同じ長さであった場合に、単純形状にてリッツ線を巻いた場合に比べて、リッツ線37を短縮出来、銅損による無駄なジュール熱の低減により、金属導電層22dの発熱効率を高めることが出来る。
これに対して、比較例として、単純形状に巻いた誘導加熱コイルの端部を単に折り曲げたのみの場合には、ヒートローラ22から遠い外周部分は、ヒートローラ22から離れすぎてしまう。このため、単純形状の端部を折り曲げた誘導加熱コイルの場合は、折り曲げた端部の外周部分から発生した磁界を、ヒートローラ22に作用させることが出来なくなる。
更に、誘導電流発生コイル27の端部にて、リッツ線37を俵積みにより2層構造とすることにより、リッツ線37の積み上げ高さをより低減できる。或いは誘導電流発生コイル27の端部にて、リッツ線37をプレスすることにより、2層構造の積み上げ高さをより低減できる。
このことから、リッツ線37の全長を更に短縮できる。従って、リッツ線37の銅損による無駄なジュール熱をより低減することができ、金属導電層22dの発熱効率を更に高めることが出来る。
更に誘導電流発生コイル27の継ぎ目部分(β)にブリッジコア38a、38bを掛け渡すことにより、誘導電流発生コイル27の継ぎ目部分(β)における金属導電層22dの発熱効率を向上出来る。このことから、誘導電流発生コイル27の継ぎ目部分(β)において、金属導電層22dの温度低下を縮小出来、ヒートローラ22の全長にわたり、温度を、より均一にすることが出来る。
このようにして定着装置11で加熱加圧定着操作を行う間、駆動部50はスイッチング回路48を駆動して、温度検知部52の検知結果に応じて、第1乃至第3の誘導電流発生コイル27a〜27cに出力する電力量を制御する。これによりヒートローラ22の長手方向の温度分布を一定に保つ。従って、ヒートローラ22の長手方向全長に渡り、常に良好な定着性を得ることが出来、フルサイズ紙上に形成されるトナー像であっても、高速にて良好に定着可能となる。
この実施例によれば、磁性体コア28a、28b、28cの端部にて、誘導電流発生コイル27の内側3ターン37aのリッツ線37の上に、外側3ターン37bのリッツ線37を2層の俵積みとなるように積み上げて、継ぎ目部分(β)における誘導電流発生コイル27の対向面積の縮小を図ると共に誘導電流発生コイルの継ぎ目部分(β)及び、両側端部(γ)のコイル幅を縮小している。更にこの実施例によれば、継ぎ目部分(β)にブリッジコア38a、38bを掛け渡している。
このことから、ヒートローラ22の全長を加熱する場合に、誘導電流発生コイルの継ぎ目部分(β)で発生される相互誘導電流、及び継ぎ目部分(β)及び、両側端部(γ)のコイル幅を原因とする金属導電層22dの温度低下を縮小出来ると共に、ブリッジコア38a、38bにより継ぎ目部分(β)に磁束を集中できることから、ヒートローラ22は、及び継ぎ目部分(β)及び、両側端部(γ)における温度ムラを低減出来、全長にわたり、より均一な定着温度を得ることが出来る。
尚この発明は、上記実施例に限られるものではなく、この発明の範囲内で種々変更可能であり、例えばエンドレスの被加熱部材は、定着ベルトであっても良いし、誘導電流発生コイルの周回数も限定されない。更に被加熱部材と平行方向における誘導電流発生コイルの積み上げ方や段数等も任意である。
この発明の実施例の定着装置を搭載した画像形成装置を示す概略構成図である。 この発明の実施例の定着装置を示す概略構成図である。 この発明の実施例の誘導電流発生コイルを示す概略説明図である。 この発明の実施例の誘導電流発生コイル端部の磁性体コアを除いた状態を示す一部斜視図である。 この発明の実施例の誘導電流発生コイルの端部のリッツ線を2層に積み重ねた状態を示す説明図である。 この発明の実施例の誘導電流発生コイルの継ぎ目部分を示す概略説明図である。 この発明の実施例の誘導電流発生コイルの端部のリッツ線を3層に積み重ねた状態を示す説明図である。 この発明の実施例の誘導電流発生コイルの端部のリッツ線を俵積みした状態を示す説明図である。 この発明の実施例の誘導電流発生コイルの端部のリッツ線をプレスした状態を示す説明図である。 この発明の実施例のリッツ線の断面形状を示す説明図である。 この発明の実施例の誘導電流発生コイルの端部にて、外側の周回のリッツ線の上に内側の周回のリッツ線を積み上げた状態を示す説明図である。 この発明の実施例の誘導電流発生コイルの継ぎ目部分にブリッジコアを掛け渡した状態を示す概略説明図である。 この発明の実施例の定着装置の制御ユニットを示すブロック図である。 従来の誘導電流発生コイルの継ぎ目部分を示す概略説明図である。
符号の説明
1…画像形成装置
10…画像形成ユニット
10a…転写ベルト
11…定着装置
22…ヒートローラ
22d…金属導電層
23…プレスローラ
27…誘導電流発生コイル
27a、27b、27c…第1、第2、第3の誘導電流発生コイル
28a、28b、28c…磁性体コア
37…リッツ線
37a…内側3ターン
37b…外側3ターン
38a、38b…ブリッジコア

Claims (9)

  1. 金属導電層を有するエンドレスの被加熱部材と、
    前記被加熱部材に対向され、前記被加熱部材の異なる領域を加熱するために、隣接して配置される複数の誘導電流発生コイルとを有する誘導加熱装置において、
    前記誘導電流発生コイルの導線は、前記被加熱部材の外周面に沿うように複数周回され、前記被加熱部材の回転軸方向においては前記被加熱部材の外周面に沿って面状に配列され、前記被加熱部材の回転方向においては、前記複数周回未満の複数段に積み上げて配列されることを特徴とする誘導加熱装置。
  2. 前記誘導電流発生コイルの導線は、前記被加熱部材の回転方向において、前記被加熱部材との対向面にて複数回周回される第1ポーションと、前記第1ポーションの上方に覆いかぶさる第2ポーションを形成するように積み上げて配列されることを特徴とする請求項1記載の誘導加熱装置。
  3. 前記第2ポーションは、俵積み形式で、前記第1ポーションの上方に積み上げられることを特徴とする請求項2記載の誘導加熱装置。
  4. 前記複数の誘導電流発生コイルの継ぎ目部分に掛け渡されるブリッジコアを更に有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の誘導加熱装置。
  5. 金属導電層を有するエンドレスの被加熱部材と、
    前記被加熱部材に対向され、前記被加熱部材の異なる領域を加熱するために、隣接して配置される複数の誘導電流発生コイルと、
    前記被加熱部材に圧接し、前記被加熱部材と共に被定着媒体を所定方向に挟持搬送する加圧部材とを有する誘導加熱定着装置において、
    前記誘導電流発生コイルの導線は、前記被加熱部材の外周面に沿うように複数周回され、前記被加熱部材の回転軸方向においては前記被加熱部材の外周面に沿って面状に配列され、前記被加熱部材の回転方向においては、前記複数周回未満の複数段に積み上げて配列されることを特徴とする誘導加熱定着装置。
  6. 前記誘導電流発生コイルの導線は、前記被加熱部材の回転方向において、前記被加熱部材との対向面にて複数回周回される第1ポーションと、前記第1ポーションの上方に覆いかぶさる第2ポーションを形成するように積み上げて配列されることを特徴とする請求項5記載の誘導加熱定着装置。
  7. 前記第2ポーションは、俵積み形式で、前記第1ポーションの上方に積み上げられることを特徴とする請求項6記載の誘導加熱定着装置。
  8. 前記複数の誘導電流発生コイルの継ぎ目部分に掛け渡されるブリッジコアを更に有することを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれかに記載の誘導加熱定着装置。
  9. 金属導電層を有するエンドレスの被加熱部材と、
    前記被加熱部材に対向され、前記被加熱部材の異なる領域を加熱するために、隣接して配置される複数の誘導電流発生コイルと、
    前記複数の誘導電流発生コイルの継ぎ目部分に掛け渡されるブリッジコアと、
    前記被加熱部材に圧接し、前記被加熱部材と共に被定着媒体を所定方向に挟持搬送する加圧部材とを具備することを特徴とする誘導加熱定着装置。
JP2008108057A 2007-04-17 2008-04-17 誘導加熱装置及び誘導加熱定着装置 Pending JP2008270215A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/736,084 US7835681B2 (en) 2007-04-17 2007-04-17 Induction heating device and induction heat fixing device

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008270215A true JP2008270215A (ja) 2008-11-06

Family

ID=39872326

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008108057A Pending JP2008270215A (ja) 2007-04-17 2008-04-17 誘導加熱装置及び誘導加熱定着装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7835681B2 (ja)
JP (1) JP2008270215A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012022236A (ja) * 2010-07-16 2012-02-02 Konica Minolta Business Technologies Inc 定着装置および画像形成装置
JP2013016391A (ja) * 2011-07-05 2013-01-24 Kyocera Document Solutions Inc コイル製造用カートリッジ及びそれを用いて製造された誘導加熱コイル並びに定着装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100166470A1 (en) * 2008-12-31 2010-07-01 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus and fixing device
KR101705118B1 (ko) * 2010-05-17 2017-02-09 에스프린팅솔루션 주식회사 화상형성장치의 정착기에서 사용되는 가열 롤러의 온도를 제어하는 장치

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002043049A (ja) * 2000-07-24 2002-02-08 Sharp Corp 誘導加熱装置
JP2005024769A (ja) * 2003-06-30 2005-01-27 Toshiba Corp 誘導加熱を用いた定着装置
JP2005235637A (ja) * 2004-02-20 2005-09-02 Sharp Corp 誘導加熱装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2006024492A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5752150A (en) * 1995-09-04 1998-05-12 Minolta Co., Ltd. Heating apparatus
JPH09237675A (ja) 1996-02-27 1997-09-09 Canon Inc 加熱装置および画像形成装置
US5819150A (en) * 1996-06-28 1998-10-06 Canon Kabushiki Kaisha Image heating apparatus
JP2000215973A (ja) 1999-01-22 2000-08-04 Canon Inc 励磁コイル、定着装置、及び画像形成装置
JP2002123106A (ja) 2000-10-19 2002-04-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 定着装置
JP5013641B2 (ja) * 2001-09-21 2012-08-29 キヤノン株式会社 像加熱装置及び画像形成装置
JP2004012804A (ja) * 2002-06-06 2004-01-15 Toshiba Tec Corp 誘導加熱を用いた加熱装置ならびに定着装置
US7456375B2 (en) * 2003-01-24 2008-11-25 Canon Kabushiki Kaisha Image heating apparatus of induction heating type and excitation coil unit adapted for the use therein
US6871041B2 (en) * 2003-03-19 2005-03-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Fixing apparatus and image forming apparatus
US7065315B2 (en) * 2003-06-30 2006-06-20 Kabushiki Kaisha Toshiba Fixing apparatus
US7305197B2 (en) * 2005-03-16 2007-12-04 Kabushiki Kaisha Toshiba Fixing device of image forming apparatus

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002043049A (ja) * 2000-07-24 2002-02-08 Sharp Corp 誘導加熱装置
JP2005024769A (ja) * 2003-06-30 2005-01-27 Toshiba Corp 誘導加熱を用いた定着装置
JP2005235637A (ja) * 2004-02-20 2005-09-02 Sharp Corp 誘導加熱装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2006024492A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012022236A (ja) * 2010-07-16 2012-02-02 Konica Minolta Business Technologies Inc 定着装置および画像形成装置
US9170535B2 (en) 2010-07-16 2015-10-27 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Fixing device and image forming apparatus
JP2013016391A (ja) * 2011-07-05 2013-01-24 Kyocera Document Solutions Inc コイル製造用カートリッジ及びそれを用いて製造された誘導加熱コイル並びに定着装置

Also Published As

Publication number Publication date
US7835681B2 (en) 2010-11-16
US20080260436A1 (en) 2008-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7826785B2 (en) Fixing device having an induction heating control member
EP2068207B1 (en) Fixing device using induction heating and image forming apparatus using the fixing device
US7925198B2 (en) Fixing device and image forming apparatus
US7676168B2 (en) Fixing device for color image forming apparatus and control method
JP2013114213A (ja) 画像形成装置
JP5263225B2 (ja) 定着装置、画像形成装置、および磁束発生ユニット
JP2008268957A (ja) 画像形成装置の定着装置及びその制御方法
JP2008258163A (ja) 誘導加熱装置及び誘導加熱定着装置
JP2008270215A (ja) 誘導加熱装置及び誘導加熱定着装置
US8150306B2 (en) Fixing device for image forming apparatus
US8660450B2 (en) Fixing device
US20090103958A1 (en) Induction heating fixing device for image forming apparatus
JP2012022014A (ja) 定着装置、画像形成装置、及び画像定着方法
US9342002B2 (en) Fixing device and image forming apparatus
JP2004264341A (ja) 電磁誘導を用いた発熱装置及び定着装置
JP5423492B2 (ja) 定着装置、及び、これを用いた画像形成装置
JP3584132B2 (ja) 像加熱装置
JP2001068263A (ja) 磁束発生装置、加熱装置、像加熱装置及び画像形成装置
JP2007178477A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5118945B2 (ja) 定着装置、画像形成装置及び画像形成装置の定着制御方法
JP2010181879A (ja) 加熱ローラおよび加熱装置
US20110033215A1 (en) Fuser, image forming apparatus, and fusing method
JP2005100729A (ja) 加熱装置および画像形成装置
JP2008139864A (ja) 定着装置及び定着装置の制御方法
JP2014163958A (ja) 定着装置および画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100316

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120228

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120626