JP2008268957A - 画像形成装置の定着装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 トナー層を上下から加熱する定着装置にて、定着操作開始まで長く待たせて、ユーザの利便性を損なうことがなく、消費電力を節約して、省エネルギー化を得る。
【解決手段】 定着装置11のヒートローラ22及びプレスローラ23の温度を検知して、検知結果に応じて、セレクト回路48から、夫々の動作モード毎に、夫々、第1乃至第3の誘導加熱コイル27a〜27c或は第1及び第2のハロゲンランプヒータ28a、28bに供給する電力量を可変制御する。
【選択図】図4

Description

この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の電子写真プロセスを用いる画像形成装置にて形成されるトナー像をシート紙等に加熱加圧定着するための画像形成装置の定着装置及びその制御方法に関する。
複写機、ファクシミリ、プリンタ等の電子写真プロセスを用いる画像形成装置に組み込まれる加熱加圧方式の定着装置において、カラー画像等、層厚が厚いトナー画像の定着時に、ヒートローラの温度を上げると、トナー層の表面のみが過剰に溶けてしまい、高温オフセットを生じる恐れがある。しかもカラー画像の場合には、トナー層の溶け方が均等でない場合に画像に色差を生じ、一定の画質を得られない恐れがある。このため従来、カラー複写機の定着電力制御方法として、定着ローラを加熱すると共に、シート紙の背面を支持する加圧ローラを加熱する制御方法がある(例えば特許文献1参照。)。
特開昭62−157079号公報(第2頁右下欄第18行目〜第3頁左上欄第18行目、図2)
しかしながら特許文献1のような従来の制御方法においては、定着ローラ及び加圧ローラの加熱制御は、動作モード毎に、所定の印加電力にて、ヒータをON/OFF制御するのみであった。このため定着ローラ及び加圧ローラは、温度リップルを生じ易く、この温度リップルによって、定着画像に色差を生じるおそれがあった。
他方近年画像形成装置にあっては、省エネルギー化が求められている。画像形成装置では、一般に定着装置での消費電力が大きく、定着装置の省エネルギー化が、装置全体の省エネルギー化に大きく影響を与える。従来画像形成装置の電源をONすると、ウォーミングアップ時及びコピー時に、定着装置に電力が供給される。更に定着装置では、レディ後に次のコピーを待機する間にも、電力が供給される。このように待機時に電力を供給すると、コピー開始までの待ち時間を短く出来、利便性に優れる反面、省エネルギー化が損なわれる。しかもヒートローラ及びプレスローラの両方を加熱するカラー用の定着装置では、待機時における電力消費が多くなるおそれがある。
そこで本発明は上記課題を解決するものであり、カラートナー像等の定着時において、色差を生じること無く安定した定着画像を得る際に、ユーザの利便性を損なうことなく、省エネルギー化を得ることが出来る画像形成装置の定着装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
本発明は上記課題を解決するための手段として、画像側回転部材と、前記画像側回転部材と共にトナー像を有する被定着媒体を所定方向に挟持搬送する非画像側回転部材と、前記画像側回転部材を加熱する第1の加熱源と、前記非画像側回転部材の回転軸方向の全長に渡る全長幅と、前記全長幅より狭い第2の幅を含む複数種類の加熱幅で、前記非画像側回転部材を加熱可能な第2の加熱源と、前記画像側回転部材の温度を検知する第1の温度検知部材と、前記非画像側回転部材の温度を検知する第2の温度検知部材と、前記画像側回転部材が任意の動作モードを実施している間に、前記第1の温度検知部材の検知結果及び前記第2の温度検知部材の検知結果を参照し、前記任意の動作モードに応じて、前記第1の加熱源及び/又は前記第2の加熱源に供給する電力を可変制御する制御部とを有するものである。
本発明によれば、ユーザの利便性を損なうこと無く、省エネルギー化を得られ、トナー層の厚さにかかわらず安定した定着画像を得ることが出来る。
以下にこの発明の実施例を図1乃至図4を参照して詳細に説明する。図1はこの発明の実施例のカラー画像形成装置1を示す概略構成図である。カラー画像形成装置1の上面には自動原稿送り装置4により供給される原稿を読取るスキャナ部6を備える。カラー画像形成装置1は、画像形成ユニット10に被定着媒体であるシート紙Pを供給するカセット機構3を備える。
カセット機構3は第1及び第2の給紙カセット3a、3bを備える。各給紙カセット3a、3bから、画像形成ユニット10に至る搬送路7には、給紙カセット3a、3bからシート紙を取り出すピックアップローラ7a、7b、分離搬送ローラ7c、7d、搬送ローラ7e及びレジストローラ8が設けられる。画像形成ユニット10の下流には、画像形成ユニット10にてシート紙Pに形成されるトナー像を定着する定着装置11を有する。定着装置11の下流には、排紙ローラ43aが設けられ、定着後のシート紙Pを排紙部1bに搬送する排紙搬送路43bが設けられる。
画像形成ユニット10は、イエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像形成ステーション18Y、18M、18C、18Kを有する。各画像形成ステーション18Y、18M、18C、18Kは、矢印q方向に回転される転写ベルト10aに沿って、タンデムに配列される。
イエロ(Y)の画像形成ステーション18Yは、矢印r方向に回転する像担持体である感光体ドラム12Yの周囲に、プロセス部材である帯電器13Y、現像装置14Y、転写ローラ15Y、クリーナ16Y、除電器17Yを配置してなっている。またイエロ(Y)の画像形成ステーション18Y上方には、感光体ドラム12Yにレーザビームを照射するレーザ露光装置19が設けられる。
マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像形成ステーション18M、18C、18Kは、イエロ(Y)の画像形成ステーション18Yと同様の構成を有している。
イエロ(Y)の画像形成ステーション18Yにて、感光体ドラム12Y及びその周囲の帯電器13Y、現像装置14Y、クリーナ16Y、除電器17Yは、プロセスカートリッジを構成していて、本体1aに対して一体的に着脱自在となっている。尚プロセスカートリッジの構成は限定されず、少なくとも帯電器、現像器あるいはクリーナのどれか1つと感光体ドラムとを一体的に支持して、画像形成装置本体に対して着脱可能であれば良い。例えば、感光体ドラム周囲の現像器及びクリーナのみを一体化したプロセスカートリッジとして、画像形成装置本体に対して、一体的に着脱自在にする等、任意である。
画像形成ユニット10において、プリント操作が開始されると、イエロ(Y)の画像形成ステーション18Yにあっては、感光体ドラム12Yが矢印r方向に回転され、帯電器13Yにより一様に帯電される。次いで感光体ドラム12Yは、レーザ露光装置19により、スキャナ部6で読取った画像情報に対応する露光々を照射されて静電潜像が形成される。この後感光体ドラム12Yは現像装置14Yにてトナー像を形成され、転写ローラ15Y位置にて、転写ベルト10aにより矢印q方向に搬送されるシート紙P上にトナー像を転写する。転写終了後、感光体ドラム12Yはクリーナ16Yにより残留トナーをクリーニングされ、除電器17Yにより感光体ドラム12Y表面を除電され、次のプリント可能となる。
マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像形成ステーション18M、18C、18Kは、イエロ(Y)の画像形成ステーション18Yと同様に画像形成操作を行い、各色のトナー像をシート紙Pに重ねて転写して、シート紙P上にフルカラートナー像を形成する。この後シート紙Pは、誘導加熱定着装置である定着装置11により加熱加圧定着され、プリント画像を完成されて排紙部1bに排紙される。
次に定着装置11について述べる。図2は、定着装置11を示す概略構成図である。図3は、定着装置11を側面から見た説明図である。定着装置11は、画像側回転部材であるφ40mmのヒートローラ22と非画像側回転部材であるφ40mmのプレスローラ23を有する。ヒートローラ22は、駆動モータ25により矢印S方向に駆動する。プレスローラ23は、加圧スプリング24aによりヒートローラ22に圧接される。これによりヒートローラ22及びプレスローラ23間に一定幅のニップ26が形成される。プレスローラ23は、ヒートローラ22に従動して矢印t方向に回転する。
ヒートローラ22は、芯金22a周囲に厚さ5mmの連続泡あるいは独立泡のシリコーンゴムによる発泡ゴム(スポンジ)22b、耐熱樹脂層22c、ニッケル(Ni)からなる厚さ40μmの金属導電層22d、厚さ200μmのソリッドゴム層22e及び、厚さ30μmの離型層22fからなっている。金属導電層22dは、ニッケルに限らず、ステンレス、アルミニウム、あるいはステンレスとアルミニウムの複合材等であっても良い。
プレスローラ23は、中空の芯金23aの周囲に、厚さ0.5mmのシリコーンゴム層23b及び、フッ素ゴム層23cを被覆して構成されている。シート紙Pは、このようなヒートローラ22及びプレスローラ23間のニップ26を通過することにより、シート紙P上のトナー像を加熱加圧定着される。プレスローラ23のシリコーンゴム層23bの層厚は限定されないが、加熱源を芯金23aの中空部に設けた場合に、熱伝導率を考慮して、シリコーンゴム層23bの内側と外側の温度差が小さくなるように、0.2mm〜3mm程度に薄くすることが好ましい。
定着装置11は、ヒートローラ22の外周に、約3mmのギャップを介して、ヒートローラ22を加熱する第1の加熱源である誘導加熱コイル27を有する。誘導加熱コイル27はヒートローラ22と略同軸形状となっている。更にヒートローラ22の外周には、被定着媒体であるシート紙Pが定着後に巻きつくのを防止するためヒートローラ22と0.5mm程度のギャップを持って支持される剥離プレート31、ヒートローラ22の表面温度を検出する、第1の温度検知部材である第1乃至第3のサーミスタ33a〜33c及び、ヒートローラ22の表面温度の異常を検知して、誘導加熱コイル27による加熱を遮断するためのサーモスタット34が設けられる。尚、剥離プレート31に代えて剥離爪を設けても良いし、ヒートローラ22にシート紙Pが巻きつくおそれがなければ、剥離プレートを配置しなくても良い。
プレスローラ23は、中空の芯金23a内に、第2の加熱源である第1及び第2の2本のハロゲンランプヒータ28a、28bを有する。第1のハロゲンランプヒータ28aの、プレスローラ23の軸方向の加熱領域は260mmである。第2のハロゲンランプヒータ28bの、プレスローラ23の軸方向の加熱領域は320mmである。第2のハロゲンランプヒータ28bは、プレスローラ23の定着領域の全長を加熱する。第1のハロゲンランプヒータ28aは、プレスローラ23の全長幅より狭い、第2の幅であるプレスローラ23の中央部の260mmの領域を加熱する。第1のハロゲンランプヒータ28aの消費電力は200Wであり、第2のハロゲンランプヒータ28bの消費電力は300Wである。これによりプレスローラ23側では、第1及び第2のハロゲンランプヒータ28a、28bにより最大500Wの電力が出力可能となるように設定されている。
プレスローラ23の周上には、プレスローラ23の回転方向に沿って、シート紙Pをプレスローラ23から剥離するための剥離爪37、プレスローラ23の表面温度を検出する、第2の温度検知部材である第4及び第5のサーミスタ38a、38b、クリーニング部材40及びサーモスタット41が設けられる。第4のサーミスタ38aは、第1のハロゲンランプヒータ28a及び/又は第2のハロゲンランプヒータ28bにより加熱されるプレスローラ23のほぼ中央部の温度を検知する。第5のサーミスタ38bは、第2のハロゲンランプヒータ28bにより加熱されるプレスローラ23の側部の温度を検知する。
誘導加熱コイル27は、第1乃至第3の誘導加熱コイル27a、27b、27cに分割されて、ヒートローラ22の全長を加熱可能となっている。第1乃至第3の誘導加熱コイル27a、27b、27cの磁性体コア29a、29b、29cは、ヒートローラ22とほぼ同軸状となっている。磁性体コア29a、29b、29cは、第1乃至第3の誘導加熱コイル27a、27b、27cによる磁束をヒートローラ22に集中させる。磁性体コア29a、29b、29cは、両側に磁気遮蔽材30a、30b、30cが凸設されていて、ヒートローラ22に磁束を更に集中させることが出来る。第1の誘導加熱コイル27aは、長さが200mmである。第1の誘導加熱コイル27aは、ヒートローラ22の全長幅より狭い、第1の幅であるヒートローラ22の中央部の200mmの領域を加熱する。第2及び第3の誘導加熱コイル27b、27cは、第1の誘導加熱コイル27aの両側に配置される。第1乃至第3の誘導加熱コイル27a、27b、27cにより、ヒートローラ22の定着領域の全長である、長さ320mmの領域を加熱する。
これによりプレスローラ23の第1のハロゲンランプヒータ28aは、第1の誘導加熱コイル27aの加熱幅の長さである200mmと、定着装置11の定着領域の全長である320mmとのほぼ中間の長さである260mmに設定されている。即ちプレスローラ23の第1のハロゲンランプヒータ28aの両端部の位置は、第1の誘導加熱コイル27aの両端部の位置と異なっている。
第2及び第3の誘導加熱コイル27b、27cは、直列接続され、同じ制御で駆動される。第1の誘導加熱コイル27aと、第2及び第3の誘導加熱コイル27b、27cは、交互に切り替えて出力され、いずれも最大1500Wを出力可能となるように設定されている。
誘導加熱コイル27は高周波電流を印加することにより磁束を発生する。この磁束により、磁界の変化を妨げるように、ヒートローラ22に渦電流を発生させる。この渦電流と、ヒートローラ22の抵抗によって金属導電層22dにジュール熱が発生し、ヒートローラ22は加熱される。
誘導加熱コイル27は、線径0.1〜0.5mmの銅線材を複数本撚ったリッツ線を用いる。銅線の絶縁材は、耐熱性のポリアミドイミドを用いる。電線及び絶縁材はこれに限定されないし、線径の大きさも任意である。誘導加熱コイル27は、リッツ線を磁性体コア29a、29b、29cに巻きつけてなる。尚、誘導加熱コイル27と、ヒートローラ22とのギャップは3mmに限定されず、1〜5mm程度の範囲であれば、ヒートローラ22を効率的に加熱可能である。
第1のサーミスタ33aは、第1の誘導加熱コイル27aにより加熱されるヒートローラ22の中央部分の温度を検知し、第2のサーミスタ33bは、第2の誘導加熱コイル27bにより加熱されるヒートローラ22の温度を検知し、第3のサーミスタ33cは、第3の誘導加熱コイル27cにより加熱されるヒートローラ22の温度を検知する。
次に図4のブロック図を参照して、定着装置11の制御部である制御ユニット47について述べる。制御ユニット47は、ヒートローラ22を加熱する誘導加熱コイル27及びプレスローラを加熱する第1及び第2のハロゲンランプヒータ28a、28bへの電力供給を制御する。誘導加熱コイル27には制御ユニット47により、高周波出力(電流および電圧)が変動可能に供給される。
第1及び第2のハロゲンランプヒータ28a、28bには制御ユニット47により夫々所定の電力が供給される。制御ユニット47は、第1の誘導加熱コイル27aあるいは第2、第3の誘導加熱コイル27b、27cに電力を供給可能とし、第1及び第2のハロゲンランプヒータ28a、28bに電力を供給可能とするセレクト回路48と、セレクト回路48に制御信号を供給する定着ドライバ50を有する。セレクト回路48は、AC/DCコンバータ62を介して、インバータ回路61に直流を供給する。インバータ回路61は、第1の誘導加熱コイル27aあるいは第2、第3の誘導加熱コイル27b、27cに、高周波電力を供給する。
更に制御ユニット47は、ヒートローラ22の温度を検出する第1乃至第3のサーミスタ33a〜33c及び、プレスローラ23の温度を検出する第4及び第5のサーミスタ38a、38bに接続される温度検知部52を有する。
ヒートローラ22の発熱温度は、第1〜第3のサーミスタ33a〜33cによる第1の検知工程の検知結果に応じて、セレクト回路48から第1乃至第3の誘導加熱コイル27a〜27cに出力される電力量を制御することで、調整可能である。プレスローラ23の発熱温度は、第4及び第5のサーミスタ38a、38bによる第2の検知工程の検知結果に応じて第1及び第2のハロゲンランプヒータ28a、28bへの出力を切り換え制御することで調整可能である。
第1乃至第3の誘導加熱コイル27a〜27c及び第1及び第2のハロゲンランプヒータ28a、28bに供給される商用電源55からの電力は、例えば電力検知回路54により常時監視される。電力検知回路54による監視結果は、所定のタイミングで定着ドライバ50にフィードバックされる。また、電力検知回路54の出力はAC/DCコンバータ56aで直流に変換されて、カラー画像形成装置1の主制御装置56に入力される。
主制御装置56は、カラー画像形成装置1のメインモータ57、カセット機構3及びスキャナ部6を制御する。更にオプションとして、フィニッシャ58あるいは大容量給紙装置60を装備する場合には、主制御装置56は、フィニッシャ58あるいは大容量給紙装置60を制御する。カラー画像形成装置1のメインモータ57、カセット機構3及びスキャナ部6の消費電力は例えば200W程度であり、フィニッシャ58の消費電力は例えば100W程度、大容量給紙装置60の消費電力は例えば100W程度である。
制御ユニット47は、電力検知回路54にて、定着装置11を含めカラー画像形成装置1の消費電力が、商用電源55の電力規定値を超えないよう監視している。即ち、商用電力を用いた場合に、カラー画像形成装置1全体で使用可能な電力規定値は1500Wときまっている。従って、電力検知回路54は、定着装置11に使用可能な消費電力量が、最大でも、1500Wから、メインモータ57等の駆動源に使用する電力量及び、フィニッシャ58等のオプション機能に使用する電力量を減算した残りの電力量となるように監視する。このことから定着装置11にあっては、第1乃至第3の誘導加熱コイル27a〜27c及び第1及び第2のハロゲンランプヒータ28a、28bに供給される電力の加算値は、商用電源55の電力規定値を超えないように制御される。電力検知回路54は、メインモータ57或はオプション機能等、定着装置11以外に使用する消費電力を各機構に流れ込む入力電流と電圧を積算して求めている。
次に実際の動作モードである、カラー画像形成装置1によるウォーミングアップモード時、コピーモード時或はコピー待機モード時に、第1乃至第3の誘導加熱コイル27a〜27c及び第1及び第2のハロゲンランプヒータ28a、28bに供給される電力の可変制御について説明する。
(1)ウォーミングアップモード
ウォーミングアップモード時には、電源投入後、例えばヒートローラ22の表面温度を160℃、プレスローラ23の表面温度を130℃に設定するよう、第1乃至第3の誘導加熱コイル27a〜27c及び第1及び第2のハロゲンランプヒータ28a、28bに電力を供給する。電力の配分は、第1乃至第3のサーミスタ33a〜33c及び第4及び第5のサーミスタ38a、38bの検知結果に従う。
ウォーミングアップモード時に、定着装置11に供給可能な最大電力量は、商用電源55による電力規定値1500Wから、メインモータ57、カセット機構3及びスキャナ部6等に要する消費電力200Wを減算した1300Wとなる。この1300Wをヒートローラ22とプレスローラ23とで配分する。但し電力を配分する場合に、ヒートローラ22側を優先する。即ち、ヒートローラ22側で、第1乃至第3の誘導加熱コイル27a〜27cへの供給電力とし1000W必要であれば、残りは300Wなので、プレスローラ23側では、300Wの第2のハロゲンランプヒータ28bのみをONすることとなる。これに対して、ヒートローラ22側で、第1乃至第3の誘導加熱コイル27a〜27cへの供給電力として800W必要であれば、残りは500Wなので、第1及び第2のハロゲンランプヒータ28a、28bの両方をON可能となる。
ウォーミングアップモード時に、定着装置11に供給可能な最大電力量は、例えば、主制御装置56のメモリ等にデータとして格納されている。電力検知回路54は、このデータを参照してヒートローラ22側あるいはプレスローラ23側へ供給する電力を配分する。
本実施例のヒートローラ22は、第1乃至第3の誘導加熱コイル27a〜27cに1000Wを供給した場合、約30秒で、25℃から160℃に加熱される。又、プレスローラ23は、第1のハロゲンランプヒータ28aに加熱され約30秒で、25℃から130℃に達する。
もし第1乃至第3のサーミスタ33a〜33cによりヒートローラ22が160℃に達したことを検知したときに、プレスローラ23が130℃に達していない場合には、ヒートローラ22側およびプレスローラ23側への電力の配分を変えて制御する。即ち、ヒートローラ22が先にウォーミングアップ温度である160℃に到達した場合は、例えば第1乃至第3の誘導加熱コイル27a〜27cへの供給電力を、200W下げて800Wにする。一方、プレスローラ23側では、第1のハロゲンランプヒータ28aに、200Wを供給する。
これによりプレスローラ23は、第1及び第2のハロゲンランプヒータ28a、28bにより加熱され、ウォーミングアップ温度である130℃への到達時間が高速化される。この後、プレスローラ23がウォーミングアップ温度に到達されると、定着装置11はレディ状態となる。
この結果、電源ONから約30秒でヒートローラ22及びプレスローラ23が共にウォーミングアップ温度に到達し、ウォーミングアップモードを完了する。このように本実施例では、ウォーミングアップモード中に、第1乃至第3の誘導加熱コイル27a〜27cへの供給電力及び第1及び第2のハロゲンランプヒータ28a、28bへの供給電力を可変制御できる。即ち、ウォーミングアップモードにおける電力供給を、ヒートローラ22或はプレスローラ23の特性に応じて、適正に調整することにより、ウォーミングアップ時間の高速化が可能となる。
尚、ヒートローラ22側或はプレスローラ23側への供給電力の制御はこれに限定されず、ヒートローラ22及びプレスローラ23が同じタイミングで所定のウォーミングアップ温度に到達するように制御する等しても良い。
又、ヒートローラ22がプレスローラ23より先にウォーミングアップ温度に到達した後に、プレスローラ23の第1のハロゲンランプヒータ28aをONするのに必要とする電力以上に、第1乃至第3の誘導加熱コイル27a〜27cへの供給電力を低減して、省エネルギー化を図るようにしても良い。但し定着装置11の温度リップルを防止するためには、第1乃至第3の誘導加熱コイル27a〜27cへの供給電力の可変は1500W以内が適している。ウォーミングアップ完了後、コピーがあれば、直ちにコピーモードを開始する。
(2)コピーモード
コピーモード時には、ヒートローラ22の表面温度を160±10℃、プレスローラ23の表面温度を130±15℃、に維持する。カラー画像形成装置1がオプション機能として、例えばフィニッシャ58及び大容量給紙装置60を装備しているとする。この場合、コピーモード時に、定着装置11に供給可能な最大電力量は、商用電源55による電力規定値1500Wから、メインモータ57、カセット機構3及びスキャナ部6等に要する消費電力200W、フィニッシャ58及び大容量給紙装置60に要する消費電力200Wを減算した1100Wとなる。
従って、この範囲で、ヒートローラ22側の第1乃至第3の誘導加熱コイル27a〜27c及びプレスローラ23側の第1及び第2のハロゲンランプヒータ28a、28bの供給電力を可変制御して、供給電力の最適化を図る。コピーモード時に、定着装置11に供給可能な最大電力量も、主制御装置56のメモリ等にデータとして格納されている。尚、コピーモード時に定着装置11に供給可能な最大電力量は、カラー画像形成装置1のオプション機能の有無により変わる。
(A3サイズ)
例えば、JIS規格A3サイズのシート紙Pを定着する場合には、第1乃至第3の誘導加熱コイル27a〜27cに800Wを供給して、第2のハロゲンランプヒータ28bに300Wを供給する。コピーを行う間に、第1乃至第3のサーミスタ33a〜33cによる温度検知結果に応じて、第1乃至第3の誘導加熱コイル27a〜27cへ供給する電力を可変制御する。但し、プレスローラ23側では、定着領域全長を加熱可能な加熱源は第2のハロゲンランプヒータ28bのみであることから、第5のサーミスタ38bによる温度検知結果に応じて、第2のハロゲンランプヒータ28bを、ON/OFF制御する。
(B4サイズ)
次に、JIS規格B4サイズのシート紙Pの定着であれば、第1乃至第3の誘導加熱コイル27a〜27cに800Wを供給して、第1のハロゲンランプヒータ28aに200Wを供給する。コピーを行う間に、第1乃至第3のサーミスタ33a〜33c或は、第4及び第5のサーミスタ38a、38bによる温度検知結果に応じて、供給電力を可変制御する。ヒートローラ22側では第1乃至第3の誘導加熱コイル27a〜27cへ供給する電力を可変制御する。但しプレスローラ23側で、第5のサーミスタ38bによる検知温度が、コピー待機モード時の表面温度である50℃より低下した場合は、第1のハロゲンランプヒータ28aへの電力供給をOFFして、第2のハロゲンランプヒータ28bをONするように、電力供給を切り換える。或は、商用電源55の電力規定値を超えない範囲であれば、第1及び第2のハロゲンランプヒータ28a、28bの両方ONするように電力供給しても良い。
(A4サイズ)
次に、例えば、JIS規格A4サイズのシート紙Pを定着するのであれば、先ず、ヒートローラ22側では第1の誘導加熱コイル27aのみに800Wを供給し、プレスローラ23側では第1のハロゲンランプヒータ28aに200Wを供給する。コピーを行う間に、第1のサーミスタ33a或は、第4及び第5のサーミスタ38a、38bによる温度検知結果に応じて、供給電力を可変制御する。
ヒートローラ22側では第1の誘導加熱コイル27aへ供給する電力を可変制御する。但しヒートローラ22側で、第2あるいは第3のサーミスタ33b、33cによる検知温度が、コピー待機モード時の表面温度である80℃より低下した場合は、第1の誘導加熱コイル27aと共に第2及び第3の誘導加熱コイル27b、27cにも電力供給する。
プレスローラ23側では、第5のサーミスタ38bによる検知温度が、コピー待機モード時の表面温度である50℃より低下した場合は、電力供給を、第1のハロゲンランプヒータ28aから第2のハロゲンランプヒータ28bに切り換える。或は、商用電源55の電力規定値を超えない範囲であれば、第1及び第2のハロゲンランプヒータ28a、28bの両方に電力供給しても良い。
上記各種サイズのコピーモード中においても、ウォーミングアップモード中と同様で、ヒートローラ22側あるいはプレスローラ23側への供給電力を可変制御できる。このように供給電力を可変制御することにより、コピーモード中において、ヒートローラ22或はプレスローラ23の温度を適正に調整可能となる。更にヒートローラ22側の第1の誘電加熱コイル27aによる加熱幅と第1のハロゲンランプヒータ28aによる加熱幅とが異なることから、シート紙Pサイズに応じて、ヒートローラ22或はプレスローラ23の温度を、より適正に調整可能となる。従ってヒートローラ22或はプレスローラ23を細かく温度制御でき、層厚の厚いフルカラートナー像等であっても、常にトナー層を同じ状態で溶融することが可能となる。この結果、コピー毎の色差を小さく出来、安定した画質のカラー定着画像を得られる。
又コピー時に、どの誘導加熱コイル或はハロゲンランプヒータに、どのくらいの電力を供給するかは、第1乃至第3のサーミスタ33a〜33c或は第4及び第5のサーミスタ38a、38bによる、ヒートローラ22或いはプレスローラ23の温度検知結果に応じて、可変制御されている。したがって、ヒートローラ22及びプレスローラ23を定着領域全長に渡り、所望の温度に調整可能となる。この結果各種サイズのシート紙Pを連続的に定着操作したとしても、シート紙Pのサイズにかかわらず、安定した画質の定着画像を得られる。
尚、ウォーミングアップモード時と同様に、第1乃至第3の誘導加熱コイル27a〜27cへの供給電力の可変幅は任意である。但しコピー中における定着装置11の温度リップルを防止するためには、第1乃至第3の誘導加熱コイル27a〜27cへの供給電力の可変幅は500W以内が適している。このようにしてコピーを終了した後は、コピー待機モードとなる。
(3)コピー待機モード
コピー待機モード時には、ヒートローラ22の表面温度を100℃、プレスローラ23の表面温度を70℃に維持する。コピー待機モード時のヒートローラ22及びプレスローラ23温度を、このように低く維持することにより、省エネルギー化を図ることが出来る。一方、コピージョブを要求された時には、ウォームアップによりコピー可能温度に達するまでの時間を短くして、ユーザの使い勝手の向上を図ることとなる。
即ちコピー待機モード時、フィニッシャ58及び大容量給紙装置60を装備している場合は、定着装置11に供給可能な電力量は、最大1100Wとなる。従って、第1乃至第3のサーミスタ33a〜33c或は、第4及び第5のサーミスタ38a、38bによる温度検知結果に応じて、コピー待機温度を維持するよう、ヒートローラ22及びプレスローラ23への電力供給を可変制御する。コピー待機モード時に、定着装置11に供給可能な最大電力量も、主制御装置56のメモリ等にデータとして格納されている。
例えばコピー終了後、先ず、第1乃至第3の誘導加熱コイル27a〜27cへの供給電力及び、第1及び第2のハロゲンランプヒータ28a、28bを共にOFFする。時間の経過により、ヒートローラ22及びプレスローラ23温度が、コピー待機モードの設定温度未満となった場合には、第1乃至第3の誘導加熱コイル27a〜27cに300Wを供給すると共に、第2のハロゲンランプヒータ28bに300Wを供給する。
この後、第1乃至第3のサーミスタ33a〜33c或は、第4及び第5のサーミスタ38a、38bによる温度検知結果に応じて、ヒートローラ22側及びプレスローラ23側の供給電力を適宜可変制御する。これによりコピー待機モード時においても、ヒートローラ22或はプレスローラ23の温度を適正に調整可能となる。尚コピー待機モード時の、ヒートローラ22及びプレスローラ23の温度設定は任意であり、コピージョブを要求された時に、ウォーミングアップ完了までユーザが長く待たされることが無く、且つ省エネルギー化をより効果的に図るよう設定可能である。
尚、例えば室温からウォーミングアップ完了までの時間が、30秒程度と短く、ユーザの使い勝手が損なわれない装置であれば、コピー待機モードを設けなくても良い。この場合は、常時はヒートローラ22及びプレスローラ23への電力供給を停止する。コピージョブの要求があった場合に、上記の、(1)ウォーミングアップモードを実施して、ウォーミングアップを完了したら、直ちに上記の(2)コピーモードを実施して、コピージョブを行うこととなる。
この実施例によれば、カラー画像形成装置1の定着装置11において、夫々の動作モード毎に、ヒートローラ22及びプレスローラ23の温度に応じて、夫々、第1乃至第3の誘導加熱コイル27a〜27c或は第1及び第2のハロゲンランプヒータ28a、28bに供給する電力を可変制御している。従って、ウォーミングアップモード時には、省エネルギー化を損なうことなく、ウォーミングアップ時間の高速化を得られ、ユーザの利便性を向上できる。又コピーモード時には、各シート紙Pのサイズに応じて、ヒートローラ22或はプレスローラ23の温度を適正に調整制御している。このように、ヒートローラ22或はプレスローラ23を細かく温度制御することにより、省エネルギー化を損なうことなく、層厚の厚いトナー層であっても、トナーを、同じ状態で溶融可能となり、コピー毎の色差を小さく出来、均等な画質のカラー定着画像を得られる。
更に、ヒートローラ22の長手方向における誘導加熱コイル27の分割位置と、第1及び第2のハロゲンランプヒータ28a、28bの加熱幅とが異なることから、コピーモード時に、各種シート紙Pのサイズに応じて、ヒートローラ22或はプレスローラ23の温度及び加熱幅をより適正に調整可能となる。従って、ヒートローラ22或はプレスローラ23のより細かい温度制御により、ユーザの使い勝手を損なうことなく、省エネルギー化を得られる。
尚この発明は、上記実施例に限られるものではなく、この発明の範囲内で種々変更可能であり、例えば、画像側回転部材あるいは非画像側回転部材の形状や構造は限定されず、エンドレスベルト等であっても良い。又第1或は第2の加熱源も限定されず、例えば第1の加熱源として、誘導加熱コイルの構造や加熱領域等限定されない。又第1の加熱源は誘導加熱コイルでなく、画像側回転部材内部に設けられる、消費電力量や加熱領域が異なる複数本のハロゲンランプヒータであっても良い。この場合、任意の動作モード中に、画像側回転部材への供給電力を可変制御して、使用するハロゲンランプヒータを切り替えても、画像側回転部材を適正に温度調整可能となる。同様に第2の加熱源として、誘導加熱コイルや赤外線ヒータを用いる等しても良い。更に第1の加熱源の第1の幅、或は第2の加熱源の第2の幅等も限定されず、シート紙サイズに応じて、良好な温度調整を得られるように設定可能である。
この発明の実施例の定着装置を搭載する画像形成装置を示す概略構成図である。 この発明の実施例の定着装置を示す概略構成図である。 この発明の実施例の定着装置を示す側面から見た説明図である。 この発明の実施例の定着装置の制御ユニットを示すブロック図である。
符号の説明
1…カラー画像形成装置
10…画像形成ユニット
11…定着装置
22…ヒートローラ
22d…金属導電層
23…プレスローラ
27…誘導加熱コイル
27a、27b、27c…第1、第2、第3の誘導加熱コイル
28a、28b…第1、第2のハロゲンランプヒータ
29a、29b、29c…磁性体コア
33a、33b、33c…第1、第2、第3のサーミスタ
38a、38b…第4、第5のサーミスタ
47…制御ユニット
48…セレクト回路
52…温度検知部

Claims (7)

  1. 画像側回転部材と、
    前記画像側回転部材と共にトナー像を有する被定着媒体を所定方向に挟持搬送する非画像側回転部材と、
    前記画像側回転部材を加熱する第1の加熱源と、
    前記非画像側回転部材の回転軸方向の全長に渡る全長幅と、前記全長幅より狭い第2の幅を含む複数種類の加熱幅で、前記非画像側回転部材を加熱可能な第2の加熱源と、
    前記画像側回転部材の温度を検知する第1の温度検知部材と、
    前記非画像側回転部材の温度を検知する第2の温度検知部材と、
    前記画像側回転部材が任意の動作モードを実施している間に、前記第1の温度検知部材の検知結果及び前記第2の温度検知部材の検知結果を参照し、前記任意の動作モードに応じて、前記第1の加熱源及び/又は前記第2の加熱源に供給する電力を可変制御する制御部とを具備することを特徴とする画像形成装置の定着装置。
  2. 前記第1の加熱源は、前記画像側回転部材の回転軸方向の全長に渡る全長幅と、前記全長幅より狭い第1の幅を含む複数種類の加熱幅を有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置の定着装置。
  3. 前記第2の加熱源の前記第2の幅は、前記第1の加熱源の前記複数種類の加熱幅と異なることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置の定着装置。
  4. 前記第1の加熱源が複数に分割される誘導加熱コイルであり、前記第2の加熱源の前記第2の幅の端部が、前記誘導加熱コイルの分割位置と異なることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置の定着装置。
  5. 第1の加熱源により加熱される画像側回転部材と、回転軸方向の全長に渡る全長幅と、前記全長幅より狭い第2の幅を含む複数種類の加熱幅で加熱可能な第2の加熱源により加熱される非画像側回転部材とを、加圧回転する工程と、
    前記画像側回転部材の温度を検知する第1の検知工程と、
    前記非画像側回転部材の温度を検知する第2の検知工程と、
    前記画像側回転部材が任意の動作モードを実施している間に、前記第1の検知工程及び前記第2の検知工程の検知結果を参照し、前記任意の動作モードに応じて、前記第1の加熱源及び/又は前記第2の加熱源の消費電力量を可変制御する工程とを具備することを特徴とする画像形成装置の定着装置の制御方法。
  6. 前記第1の加熱源は、前記画像側回転部材の回転軸方向の全長に渡る全長幅と、前記全長幅より狭い第1の幅を含む複数種類の加熱幅を有することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置の定着装置の制御方法。
  7. 前記第2の加熱源の前記第2の幅は、前記第1の加熱源の前記複数種類の加熱幅と異なることを特徴とする請求項6記載の画像形成装置の定着装置の制御方法。
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