JP2008269986A - 燃料電池 - Google Patents

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茂明 菅沼
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Abstract

【課題】燃料の燃焼を利用する燃料電池でありながら、高出力の要求に応えるのを可能にする、出力/体積比の大きい新しい燃料電池を提供すること。
【解決手段】電解質層10の片側にアノード層12、他方の側にカソード層14を形成した複数の燃料電池セル16を、隣り合うセル16の同種の電極層12、14どうしが対向するように、間隔をあけて平行多重配置した燃料電池スタック2を有し、対向するアノード層12の間隔は、そこへ酸素又は酸素含有ガスとの混合ガスとして供給する燃料の消炎距離以内であり、且つアノード層12が燃料の触媒燃焼を促進する触媒を含む燃料電池とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池に関し、より詳しく言えば、アノード層を消炎距離以内の間隔をあけて対向するように配置し、触媒燃焼を利用して発電を行う、新しいタイプの固体酸化物型燃料電池に関する。
燃料電池は、火力発電などに替わる低公害の発電手段として、あるいはガソリンなどを燃料とするエンジンに取って代わる電動自動車の電気エネルギー源として、種々のものが開発され、実用化されている。燃料電池の一つのタイプとして、固体電解質を用いた形式の固体酸化物型燃料電池は、発電効率が高く、燃料ガスから水素を取り出す改質器を簡素化できるなどの利点から、注目を集めている。
固体酸化物型燃料電池の一例として、2室型燃料電池が知られている。2室型燃料電池では、例えば図13に示すように、イットリア(Y23)が添加された安定化ジルコニアの焼成体である酸素イオン伝導型の固体電解質層100の一面側にカソード層102、他面側にアノード層104が形成された燃料電池用セル106を使用し、この燃料電池用セル106のカソード層102側に酸素又は酸素含有気体が供給され、アノード層104側にメタン等の燃料ガスが供給される。このように、このタイプの燃料電池では、カソード側とアノード側に別々の室が設けられ、そこへそれぞれ酸素又は酸素含有ガスと燃料ガスが独立に供給される。
カソード層102側に供給された酸素(O2)は、カソード層102と固体電解質層100との境界で酸素イオン(O2-)にイオン化され、この酸素イオン(O2-)は、固体電解質層100によってアノード層104に伝導される。アノード層104に伝導された酸素イオンは、アノード層104側に供給されたメタン(CH4)ガスと約1000℃の燃料電池作動温度において反応し、水(H2O)、二酸化炭素(CO2)、水素(H2)、一酸化炭素(CO)が生成される。この反応の際に、酸素イオンが電子を放出するため、カソード層102とアノード層104との間に電位差が生じる。カソード層102とアノード層104を取出線108によって電気的に接続することにより、アノード層104の電子はカソード層102の方向(図中の矢印の方向)に取出線108を流れ、燃料電池から電気を取り出すことができる。
2室型燃料電池では、アノードに燃料のみを供給する燃料室と、カソードに空気のみを供給する空気室が設けられ、これらを気密に分離することが求められる。そのため、この燃料電池は製造に手間がかかり、気密劣化に起因する性能低下を招きやすかった。また、約1000℃の高温の運転条件下で、カソード層102側は酸化性雰囲気にさらされ、アノード層104側は還元性雰囲気にさらされるため、燃料電池用セルl06の耐久性を向上させるのが容易でなかった。更に、始動に当たって高い運転温度に加熱するのに外部加熱エネルギーの供給が必要で、しかも起動時間が長いという問題があった。
SCIENCE,Vol.288(2000),p2031−2033(非特許文献1)には、図14に示すように、固体電解質層200のおのおのの面側にカソード層202とアノード層204とを形成した燃料電池用セル206を、メタンと酸素の混合ガス雰囲気内に配置しても、燃料電池用セル206に起電力が発生することが報告されている。
単室型燃料電池と呼ばれるこのタイプの燃料電池では、燃料電池用セル206を一つの室208内の混合ガス雰囲気内に配置することによって、燃料電池用セル206の全体を実質的に同一雰囲気とすることができる。そのため、2室型燃料電池で問題であった両極間の気密性確保は解消された。また、固体電解質層のおのおのの面を異なる雰囲気(カソード層側は酸化性雰囲気、アノード層側は還元性雰囲気)にさらす図13に示す2室型燃料電池用セルに比較して、耐久性が向上した。しかし、起動時に外部加熱エネルギーの供給が必要であるという問題、また、カソード側とアノード側で、電極の触媒選択性を確保しなければならないという問題があった。
燃料電池セルを室内に収納する2室型あるいは単室型の燃料電池と異なり、燃料電池セルを火炎中、あるいはその近傍に配置し、火炎の熱によってセルをその動作温度に保持し、発電を行う装置(直接火炎型燃料電池)が提案されている(例えば、特許文献1)。図15に示したこのタイプの装置の燃料電池セルは、ジルコニア固体電解質層300からなる管体と、その管体300の外側に形成された燃料極であるアノード層303と、管体内側に形成された空気極であるカソード層302とからなる。この燃料電池セルを、燃料ガスが供給される燃焼装置305から発生する火炎fの還元炎部分に、アノード層303をさらした状態で設置する。還元炎中に存在するラジカル成分等を燃料として利用し、管内部のカソード層302には、対流又は拡散により空気を供給して、発電が行われる。
特開平6−196176号公報 SCIENCE,Vol.288(2000),p2031−2033
従来の直接火炎型燃料電池では、アノードに直接火炎を当てて発電するため、2室型又は単室型の燃料電池で必要であった起動時の外部加熱エネルギーが不要となり、カソード側とアノード側で電極の触媒選択性を確保しなければならない問題が解決された。しかし、直接火炎型燃料電池では火炎の占める空間容積が大きくなることから、高密度のセルモジュールの実現が難しく、高出力の要求に対応することができなかった。
本発明の目的は、燃料の燃焼を利用する燃料電池でありながら、高出力の要求に応えるのを可能にする、出力/体積比の大きい新しい燃料電池を提供することである。
本発明の燃料電池は、電解質層の片側にアノード層、他方の側にカソード層を形成した複数の燃料電池セルを、隣り合うセルの同種の電極層どうしが対向するように、間隔をあけて平行多重配置した燃料電池スタックを使用し、対向するアノード層の間隔は、そこへ酸素又は酸素含有ガスとの混合ガスとして供給する燃料の消炎距離以内であり、且つアノード層が燃料の触媒燃焼を促進する触媒を含むことを特徴とする。
アノード層は、発明者らが燃料ガスの触媒燃焼に対し高い触媒活性を示すことを見いだした、ランタンストロンチウムフェライト(LSF)、ランタンストロンチウムコバルタイト(LSC)、ランタンストロンチウムコバルトフェライト(LSCF)、又はそれらの混合物で製作してもよい。
より好ましくは、アノード層は、気孔壁に触媒物質を担持した多孔質材料で製作される。ここでの触媒物質は、金属の白金、ロジウム、ルテニウム、パラジウム、ニッケル、コバルト、マンガンもしくはセリウム、又はこれらの金属の酸化物であることができる。
隣り合うアノード層の間の空間であるアノード空間及び隣り合うカソード層の間の空間であるカソード空間には、立体的に成形されたガス透過性の部材を挿入してもよい。
好ましい一つの態様では、隣り合うアノードの端部どうしを連結する部材を、アノード空間に供給するガスの方向と一致する方向に配設し、且つ、隣り合うカソードの端部どうしを連結する部材を、カソード空間に供給するガスの方向と一致する方向に配設して、アノード空間に供給するガスの方向とカソード空間に供給するガスの方向とが直交するようにすることができる。
好ましいもう一つの態様では、アノード空間とカソード空間のそれぞれに、特定の方向にガスを流すよう立体的に成形されたガス不透過性の部材を配置して、アノード空間に供給するガスの方向とカソード空間に供給するガスの方向とが直交するようにすることができる。
どちらの態様においても、カソード空間へのガスを、カソード空間から排出されたガスとの熱交換及びアノード空間からの燃焼排ガスとの熱交換の少なくとも一方により加熱してからカソード空間に供給する熱交換手段を設けることができる。
別の好ましい態様では、アノード空間に燃料ガスを供給する供給口を燃料電池スタックの各セルのアノード空間の下方に配設し、燃料ガスを酸素又は酸素含有ガスと予混合して該供給口からアノード空間へ供給するか、あるいは該供給口からの燃料ガスを空気と混合してアノード空間へ供給するようにすることができる。燃料電池スタックと燃料ガス供給口の一方又は両方は垂直方向に可動式であってもよい。
燃料電池スタックの少なくとも一部は断熱材で覆うのが好ましい。
本発明によれば、隣り合う燃料電池セルのアノード間の間隔をそこへ供給する燃料の消炎距離以下の距離まで接近させて構成した燃料電池スタックを使用するため、セルの集成密度を、火炎を直接アノード層に当てる従来の直接火炎型燃料電池の場合と比較して格段に高くすることができ、それにより出力/体積比の大きな燃料電池を実現することができる。
例えばブタンなどの炭素数の多い燃料を使用する場合、通常の燃料電池ではアノードで燃料の炭化が発生して発電効率を低下させる原因となり、これを回避するために燃料の改質器(部分酸化装置)が必要になる。それに対し、本発明の場合、燃料は火炎を伴わずに低温で燃焼を持続して炭化の懸念のない触媒燃焼で消費されるので、改質器を必要としない燃料電池を実現できる。
また、本発明によれば、アノードでの触媒燃焼により発生する熱をカソードへの供給ガスの予熱に回収することにより熱効率を高くすることもできる。
本発明の燃料電池は、図1に模式的に示したように、固体電解質層10の片側にアノード層12、他方の側にカソード層14を設けた、複数の燃料電池セル16を、隣り合うセル16のアノード層12が対向する(同様に、隣り合うセル16のカソード層14も対向する)ように、間隔をあけて平行多重配置して構成される燃料電池スタック2を使用する。この燃料電池スタック2の構成において、隣り合って対向するアノード層12の間にアノード空間12a、同じように隣り合って対向するカソード層14の間にカソード空間14aが形成される。図には示していないが、アノード層12とカソード層14には、燃料電池から電気を取り出すための取出線が接続される。
アノード空間12aには、燃料ガスを酸素又は空気のような酸素含有ガスと混合した混合ガスが供給される。カソード空間14aには、空気などの酸素含有ガスが供給される。燃料ガスとしては、天然ガス、合成ガスや、水素、一酸化炭素、炭素数1〜4程度の炭化水素(メタン、エタン、プロパン、ブタン)ガスや、それらの混合物を使用することができる。
隣り合って対向するアノード層12の間隔は、それらの間のアノード空間12aに供給される燃料の消炎距離以内に保持される。また、アノード層は、供給される燃料の触媒燃焼を促進することができる触媒物質を含む材料で作られる。
高速流を形成している火炎は別として、一般的な火炎(層流火炎)は、不活性で温度の低い固体表面に到達できない。これは主に、固体表面近傍で、熱エネルギーを奪われることによる火炎の冷却と反応活性種の失括が起きることにより、燃焼反応の連鎖が断たれるためである。同じ理由で、消炎距離と呼ばれる一定間隔以内に配置された固体平行平板間には、火炎が形成できず、それゆえ実質的に燃料の消費が起こらず、固体平板の温度は上昇しない。この場合、固体平板の温度を充分高くすれば、平板間で燃焼が起き、燃料消費が進み、平板間温度は高く維持されるが、初期の温度管理と系全体の断熱が十分でなければ、安定な燃焼系は得られない。燃料電池の場合、そのような環境下では安定な発電状態を維持できない。
本発明の燃料電池では、アノード層で触媒燃焼を起こすことにより、隣り合うアノード層間の距離を消炎距離以内にしてセルを高密度配置しても安定な燃焼が維持できるようにした。触媒燃焼は、非常に大きな表面積を持つ触媒活性を有する物質表面で、火炎を伴うことなく進み、通常の火炎を伴う燃焼(火炎燃焼)より低い温度から安定的に開始して維持できる。また、断熱・保温条件が充分であれば、燃料の供給だけで燃焼反応が維持できる(通常の火炎燃焼では、一度消炎すると燃料供給とともに着火エネルギーが必要)。
消炎距離は、使用する燃料ガスの種類や、燃料ガスと酸素などの支燃性ガスとの混合比、温度、圧力などの燃焼条件に依存する。消炎距離のデータは、例えば、Bernard Lewis et al., “Combustion, Flames and Explosions of Gases”, 3rd Ed., Academic Press, Inc. pp342−344(1987)などに記載されており、それらを参考にすることができる。本願発明における消炎距離としては、これらのデータを参考とすることができ、また必要に応じ実験によって求めてもよい。また、おおざっぱなデータとして、空気との混合ガスの場合で、水素(H2)、メタン(CH4)、プロパン(C38)のそれぞれの消炎距離は、およそ0.6mm、2.0mm、1.7mm程度と言われている。
本発明において触媒反応(触媒燃焼)が進むアノードは、触媒活性を有する多孔質材料で構成される。多孔質材料の気孔率は、少なくとも20%以上が望ましく、50%前後がより望ましい。同じ気孔率の場合、細かな気孔が分布する材料(気孔の数が多数)の方が、大きな気孔が分布する材料(気孔の数は小数)より優れる。多孔質材料における気孔の分布は一般に、焼結粒径に伴って変化することが多いが、同じ気孔率且つ同じ気孔径分布の材料を比較した場合、焼結粒径の細かい材料の方が優れる。
通常アノード材として多用されるニッケルには、触媒燃焼を促進する高い触媒活性があり、そのため、本発明ではアノード材料としてニッケル又はその酸化物を使用することが可能である。その一方、ニッケル以外の金属やその酸化物をアノード材として利用することもできる。例えば、白金、コバルト、ロジウム、ルテニウム、パラジウム等の金属は触媒燃焼に対し高い触媒活性を示す。酸化物であれば、LSM(ランタンストロンチウムマンガナイト)などのマンガン酸化物、あるいは、LSF(ランタンストロンチウムフェライト)、LSC(ランタンストロンチウムコバルタイト)、LSCF(ランタンストロンチウムコバルトフェライト)などの鉄又はコバルト酸化物などを使用することができる。特にLSF、LSC、又はLSCFをアノード材料として使用することは、これまでに知られていない。触媒燃焼活性のある2種以上の材料からアノードを形成することも可能である。
より高い触媒燃焼活性は、サーメットあるいは酸化物などの多孔質材の気孔壁に触媒活性の高い金属又はその塩を担持させることにより得ることができる。担持のさせ方は様々であるが、最も平易な方法は、触媒活性金属の塩の水溶液あるいはアルコール溶液を多孔質材に含浸させ、熱分解させるものである。触媒活性の高い金属としては、白金、ロジウム、ルテニウム、パラジウム、ニッケル、コバルト、マンガン、セリウム等が挙げられる。触媒活性の高い酸化物としては、これらの金属の酢酸塩、硝酸塩、塩酸塩などの塩を酸化・熱分解してできる酸化物を挙げることができる。触媒活性物質としては1種類に限らず、複数種を組み合わせて用いることもできる。
固体電解質層10は、通常の燃料電池セルで用いられている固体電解質材料で作製することができる。例えば、固体電解質材料として、次の(a)、(b)あるいは(c)の材料を用いることができる。
(a)SDC(サマリアドープドセリア)、又はGDC(ガドリアドープドセリア)等のセリア系セラミックス。
(b)YSZ(イットリア安定化ジルコニア)、ScSZ(スカンジア安定化ジルコニア)、又はこれらのジルコニアに更にCe、Al等をドープしたジルコニア系セラミックス。
(c)LSGM(ランタンガレート)、又は酸化ビスマス系セラミックス。
カソード層14も、通常の燃料電池セルで用いられているカソード材料で作製することができる。例えば、ストロンチウム(Sr)が添加されたランタン、サマリウム等の希土類元素のコバルト酸化合物(例えば、サマリウムストロンチウムコバルタイト、ランタンストロンチウムコバルタイト)、ランタンのマンガン酸化合物、ガリウム酸化合物(例えば、ランタンストロンチウムマンガナイト)、又はフェライト系化合物(例えば、ランタンストロンチウムコバルトフェライト)を用いることができる。
隣り合う同種の電極間には、立体的に成形されたガス透過性の部材を配置することができる。一例として、図2は、隣り合うアノード層12の間のアノード空間12aに配置したガス透過性部材としてのメッシュ状の部材22を示している。同様に、隣り合うカソード層14の間のカソード空間14aに立体的に成形されたガス透過性の部材22を配置することもできる。隣り合う同種の電極間に挿入するこのようなガス透過性の部材22は、隣り合う電極間のアノード空間12a、カソード空間14aの間隔を保持するのに有効である。
本発明の燃料電池においては、アノード空間12aへの燃料と酸素又は酸素含有ガスとの混合ガス、及びカソード空間14aへの酸素含有ガスを、図1に示したように同じ方向に供給してもよく、あるいは逆の方向に供給してもよい。この場合、アノード空間12a、カソード空間14aを流れるガスがそれらの流動方向からそれて外部へ流れ出すのを防ぐために、図3に模式的に示したように、アノード空間12a(あるいはカソード空間14a)をまたいで隣り合うアノード層12(あるいはカソード層14)の端部どうしを連結する部材(隣接電極端部連結部材)18(20)を、ガスの流動方向と同じ方向に配置することができる。こうして、流動方向からそれてアノード空間12a、カソード空間14aから外部へガスが流れ出すのを防止することにより、燃料をアノードでの酸化反応に有効に利用することができ、酸素をカソードでの還元反応に有効に利用することができる。
アノード空間12aへの燃料と酸素又は酸素含有ガスとの混合ガス、及びカソード空間14aへの酸素含有ガスは、図4に模式的に示したように、直交する方向に供給してもよい。この場合も、図5に示したように、隣り合うセルの同種の電極の端部どうしを連結する部材18(アノードどうしを連結する)、20(カソードどうしを連結する)を設けることで、燃料及び酸素をそれぞれアノードでの酸化反応及びカソードでの還元反応に有効に利用しつつ、混合ガスと酸素含有ガスを直交する方向に供給することができる。2つのガス(アノード空間へのガス及びカソード空間へのガス)の供給と排出を考慮すると、このように互いに直交する方向に供給する方が好ましい。
隣り合う同種の電極間に、特定の方向にガスを流すよう立体的に成形されたガス不透過性の部材を配置することもできる。一例として、図6は、平行波状に成形し、電極のおのおのに接触した平行波状部材26、28を示している。具体的には、隣り合うアノード層12の間のアノード空間12aに平行波状部材26が配置され、カソード層14の間のカソード空間14a(図では、2つのカソード層のうちの一方を省略)に平行波状部材28が配置されている。
これらの平行波状部材26、28も、アノード空間12a、カソード空間14aの間隔を保持するのに有効である。更に、これらの「ガス不透過性」平行波状部材26、28には、ガスが確実にアノード空間12a、カソード空間14aを流れるようにするという重要な役割も果たす。ガスは、波状部材において平行に走りガスの進路30を規定する山32又は谷34の部分を横切ることができないので、進行方向を横切る方向からガスが進路に進入することが防がれる。
図6には、アノード空間12aとカソード空間14aに、それらにそれぞれ供給される燃料と酸素含有ガスとの混合ガス及び酸素含有ガスが直交する方向に流れるように配設した平行波状部材26、28を示しているが、波状部材26、28は、場合によっては混合ガス及び酸素含有ガスを同じ方向に流すように配置することも可能である。
上述の隣接電極端部連結部材18、20、隣接電極間に配置するガス透過性部材22、やはり隣接電極間に配置するガス不透過性部材(平行波状部材)26、28は、導電性材料で製作してもよく、非導電性材料で製作してもよい。導電性材料の部材を使用した場合には、隣り合う同種の電極(アノード又はカソード)は電気的に直列に接続されることになる。導電性材料としては、例えば、ニッケル、ハステロイ(登録商標)、あるいはSUS310などのステンレス鋼などを挙げることができる。非導電性材料としては、例えば、アルミナ、ムライト、コージェライト等のセラミック材などを使用することができる。場合によっては、一つの燃料電池において、一部に導電性の部材、残りの部分に非導電性の部材を用いることも可能である。
本発明の燃料電池では、アノードでの触媒燃焼(火炎を伴わない燃焼)を利用して発電が行われるので、運転温度は通常の燃料電池におけるように高温(例えば1000℃程度)にはならないが、燃料電池スタック(複数のセルの集合体)部分においてアノードでの触媒燃焼による熱が発生する。また、触媒燃焼の排ガスは、この熱のために加熱された状態で排出される。本発明では、燃料電池スタック部分で発生する熱と、燃焼排ガスの熱を、カソード空間に流入する空気などの熱とを交換する(カソード空間への空気などを予熱する)ことが可能であり、これによってより良好な発電を維持することができる。
熱交換は、通常多用されるように、金属などの熱の良伝導体で切り離した一方の流路に一方のガス(例えば燃焼排ガス)を流し、他方にもう一方のガス(空気など)を流す熱交換手段(あるいは熱交換器)を利用して行うことができる。また、燃料電池スタックを通過後にその外側を流れるカソード側の排ガスと、燃料電池スタックへ供給前のカソード側ガス(空気など)を、金属などの熱の良伝導体を介して間接的に接触する別々の流路に流すことで、燃料電池スタック部分で発生した熱の一部を回収する熱交換を行うこともできる。
これらの熱交換を、燃料電池スタック40を有する燃料電池を示す図7を参照して説明する。この図では、燃料電池スタック40のカソード空間を通過する空気の流れが実線で、そしてスタック40のアノード空間を通過する燃料を含む混合ガスの流れが破線で示されている。空気は、入口側のファン42などで強制流入させてもよいし、排気側から吸引してもよい。ファンの運転には、燃料電池スタック40で発生する電力の一部を利用してもよい。
燃料電池に供給された空気は、まず、スタック40のカソード空間から排出されてスタック40の側部に沿って流れる、スタック40で使用後の空気の流れ(「側流」とも呼ばれる)と熱交換して、加温される。図中の42が、側流と空気との熱交換領域を示している。空気は次いで、スタック40のアノード空間からの燃焼排ガスとの熱交換で更に加温されて、スタック40へ供給される。図中の44が、スタック40からの排ガスとの熱交換領域を示している。場合により、カソード空間から排出されたガスとの熱交換だけを利用してもよく、あるいはアノード空間からの燃焼排ガスとの熱交換だけを利用してもよい。
本発明の燃料電池においては、図7に示したように燃料電池スタックの少なくとも一部を断熱材48で覆うことにより、スタックで発生する熱の回収利用の効率と発電効率を高めることもできる。
図7に模式的に示したように、スタック40のアノード空間を流れる混合ガスとカソード空間を流れる空気とは、流れ方向が直角であるのが好ましい。例えば、燃料を含む混合ガスを下方から垂直方向に燃料電池スタックへ供給し、空気を水平方向にスタックへ供給することができる。
燃料を含む混合ガスを下方から垂直方向に供給する場合を例に説明すると、混合ガスを供給するアノード空間下部は、特に気密にシールする必要がない(触媒燃焼は触媒の存在するアノードでしか起こらない)ので、アノード空間へは、予め空気と混ぜた燃料ガス(予混燃料ガス)をノズルから供給してもよいし、燃料ガスだけをノズルから供給し、ノズル周囲の空気と混ぜてもよい。予混燃料ガスは、通常用いられている方法で好適に作ることができる。例えば、それは、供給ガスの圧力を一時的に低下させるため流路の一部の配管径をいったん小さくしてから通常径へ戻した部分に、大気を取り入れる開口部を設けることにより、容易に作ることができる。これは、トーチバーナーなどで広く利用されている一般的なやり方である。
図8に、予混燃料ガスの供給を示す。燃料を供給するノズル50の先端近くに、大気を取り入れるための開口部52が設けてあり、この開口部から取り入れた空気との予混燃料ガスがノズル50の先端の供給口50aからアノード空間12aに供給される。図9に、燃料ガスだけをノズル52の先端の供給口52aから供給する例を示す。どちらの図にもノズルは1つだけ示しているが、1つのアノード空間12aに均一にガスを供給するため、複数のノズルを使用することも可能である。
アノード空間に予混燃料ガスを供給する場合、アノード空間にガスを供給する個別のノズルごとに空気取り入れ用の開口部52(図8)を設けてもよく、あるいは図10と11に示したように、開口部56から取り入れた空気を燃料ガスの全体に混合してから個々のノズル58、60に分配することも可能である。これにより、予混燃料ガスがノズル58、60の先端の供給口58a、60aから供給される。
燃料供給ノズルは、予混燃料ガス用のものでも燃料ガス専用のものでも、垂直に平行多重配置した複数のセルを含む燃料電池スタックの各アノード空間の下方に配置することができる。図12に、このような場合の一例を示し、ここでは例えば図10又は図11に示したようなノズル58(又は60)を、それらのガス供給口58a(又は60a)がセル16間のアノード空間12aの下方に位置するように配置している。スタックとノズル58(又は60)のいずれか一方又は両方を垂直方向に可動式にしてもよい。こうすることにより、燃料電池の始動時にはセル16の下面とノズル58(又は60)のガス供給口58a(又は60a)との間隔を火炎が形成できる距離とし、その後それを消炎できる距離まで移動させることができる。
次に、実施例により本発明を更に説明するが、本発明はそれらに限定されるものではない。
(実施例1)
SSC(サマリウムストロンチウムコバルタイト)とSDC(サマリアドープドセリア)の混合物で形成したカソード層(厚み約0.1mm)、SDCで形成した固体電解質層(厚み約0.2mm)、NiOとCoOの9:1混合物に更にSDCを混合し、その結果得られた混合物に白金をヘキサクロロ白金酸水溶液で含浸担持して、70℃で乾燥後500℃で熱分解して形成した気孔率約40%のアノード層(厚み約0.1mm)を用いて、直径15mmのディスク状の燃料電池セル(セルA)を作製した。比較のために、白金を担持しないアノード層を用いたことを除いて、同じ構成の燃料電池セル(セルB)を準備した。
セルAの2枚を、約2mmの間隔でアノードどうしが対向するように配置し、並列に接続して、燃料電池Aを作製した。同様に、セルBの2枚をアノード間を約2mmにして並列に接続して、燃料電池Bを作製した。
燃料電池AとBの下方からセル間にブタンと空気の予混火炎を供給した結果、ヘキサクロロ白金酸で処理したアノード層の電池Aでは、セルが赤く光り、約0.8Vの開回路電圧で1A以上の短絡電流を確認できた。一方、ヘキサクロロ白金酸で処理しなかったアノード層の電池Bでは、セルは赤熱せず、開回路電圧は0.1V以下で安定せず、短絡電流は10mA以下であった。
(実施例2)
実施例1で作製したヘキサクロロ白金酸で処理したアノード層のセルAを12枚、やはり約2mmの間隔でアノードどうしが対向するように配置し、直列に接続して作った電池について、各対向アノード間に下方からブタンの拡散火炎を供給した結果、約9Vの開回路電圧を確認できた。
(実施例3)
SSC(サマリウムストロンチウムコバルタイト)とSDC(サマリアドープドセリア)の混合物で形成したカソード層(厚み約0.1mm)、SDCで形成した固体電解質層(厚み約0.2mm)、NiOとCoOの9:1混合物に更にSDCを混合し、その結果得られた混合物に白金をヘキサクロロ白金酸水溶液で含浸担持して、70℃で乾燥後500℃で水を除去して形成した気孔率約40%のアノード層(厚み約0.1mm)を用いて、1cm×1.3cmの大きさの矩形燃料電池セルを作製した。
得られたセルの2枚を、約2mmの間隔でアノードどうしが対向するように配置し、直列に接続して燃料電池を作製して、この電池をセル間の空間が垂直になるように配置した。セルの下方に開口寸法が約1mm×6mmのノズルを付けたバーナーを配置し、8%ブタン−空気の予混火炎を形成した。続いてバーナーノズルを上方に上げていくと、セルの下約1mmのところで火炎が消え、アノード面での触媒燃焼による燃焼に移行した。このときの開回路電圧は約1.6Vで、最大出力は約700mWであった。
本発明の燃料電池を説明する模式図である。 隣り合う同種の電極間に配置した、立体的に成形されたガス透過性の部材を例示する図である。 アノード空間又はカソード空間におけるガスの流動方向を定める隣接電極端部連結部材を説明する図である。 直交する方向に供給される、アノード空間へのガスの流れ及びカソード空間へのガスの流れを説明する図である。 アノード空間とカソード空間におけるガスの流動方向が直交するように、隣り合うアノードどうし及び隣り合うカソードどうしを連結する隣接電極端部連結部材を示す図である。 アノード空間とカソード空間で使用する並行波状部材を説明する図である。 本発明の燃料電池における熱交換を説明する図である。 予混燃料ガスを供給するノズルを説明する図である。 燃料ガスだけを供給するノズルを説明する図である。 空気との予混燃料ガスを分配するノズルを説明する図である。 空気との予混燃料ガスを分配する別のノズルを説明する図である。 垂直に平行多重配置した複数のセルを含む燃料電池スタックの各アノード空間の下方に配置したガス供給のずるを示す図である。 従来技術の2室型燃料電池を説明する図である。 従来技術の単室型燃料電池を説明する図である。 従来技術の直接火炎型燃料電池を説明する図である。
符号の説明
2 燃料電池スタック
10 電解質層
12 アノード層
12a アノード空間
14 カソード層
14a カソード空間
16 燃料電池セル
18、20 隣接電極端部連結部材
22 ガス透過性部材(メッシュ部材)
26、28 ガス不透過性部材(平行波状部材)

Claims (11)

  1. 電解質層の片側にアノード層、他方の側にカソード層を形成した複数の燃料電池セルを、隣り合うセルの同種の電極層どうしが対向するように、間隔をあけて平行多重配置した燃料電池スタックを使用し、対向するアノード層の間隔は、そこへ酸素又は酸素含有ガスとの混合ガスとして供給する燃料の消炎距離以内であり、且つアノード層が燃料の触媒燃焼を促進する触媒を含むことを特徴とする燃料電池。
  2. 前記アノード層が、ランタンストロンチウムフェライト(LSF)、ランタンストロンチウムコバルタイト(LSC)、ランタンストロンチウムコバルトフェライト(LSCF)、又はそれらの混合物で製作されている、請求項1記載の燃料電池。
  3. 前記アノード層が、気孔壁に触媒物質を担持した多孔質材料で製作されている、請求項1記載の燃料電池。
  4. 前記触媒物質が、金属の白金、ロジウム、ルテニウム、パラジウム、ニッケル、コバルト、マンガンもしくはセリウム、又はこれらの金属の酸化物である、請求項3記載の燃料電池。
  5. 隣り合うアノード層の間のアノード空間及び隣り合うカソード層の間のカソード空間に立体的に成形されたガス透過性の部材が挿入されている、請求項1から4までのいずれか一つに記載の燃料電池。
  6. 隣り合うアノードの端部どうしを連結する部材が、隣り合うアノード層間のアノード空間に供給するガスの方向と一致する方向に配設され、且つ、隣り合うカソードの端部どうしを連結する部材が、隣り合うカソード層間のカソード空間に供給するガスの方向と一致する方向に配設されており、アノード空間に供給するガスの方向とカソード空間に供給するガスの方向とが直交している、請求項1から4までのいずれか一つに記載の燃料電池。
  7. 隣り合うアノード層間のアノード空間と隣り合うカソード層間のカソード空間のそれぞれに、特定の方向にガスを流すよう立体的に成形されたガス不透過性の部材が配置されており、アノード空間に供給するガスの方向とカソード空間に供給するガスの方向とが直交している、請求項1から4までのいずれか一つに記載の燃料電池。
  8. カソード空間へのガスを、カソード空間から排出されたガスとの熱交換及びアノード空間からの燃焼排ガスとの熱交換の少なくとも一方により加熱してからカソード空間に供給する熱交換手段を有する、請求項6又は7記載の燃料電池。
  9. 隣り合うアノード層間のアノード空間に燃料ガスを供給する供給口が燃料電池スタックの各セルのアノード空間の下方に配設されており、燃料ガスを酸素又は酸素含有ガスと予混合して該供給口からアノード空間へ供給するか、あるいは該供給口からの燃料ガスを空気と混合してアノード空間へ供給する、請求項1から8までのいずれか一つに記載の燃料電池。
  10. 燃料電池スタックと燃料ガスの供給口の一方又は両方が垂直方向に可動式である、請求項9記載の燃料電池。
  11. 燃料電池スタックの少なくとも一部を断熱材で覆っている、請求項1から10までのいずれか一つに記載の燃料電池。
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