JP2008269495A - 車両の走行状態認識装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ITSと連動するように構成されたシートベルト装置等で作動の過多あるいは不必要な警報等をなくし、乗員の不快感を軽減し、煩わしさをなくすことができる車両の走行状態認識装置を提供する。
【解決手段】この車両の走行状態認識装置11は、車両の走行位置の前方に存在する交差点との間の距離を算出する交差点距離演算部11Aと、車両の前方に存在する障害物との距離および相対速度を検出する障害物接近検出部11Bとを備え、さらに、障害物との距離および相対速度が所定条件を満たしたとき車両と障害物との接触可能性を判定する接触可能性判定部11Cと、交差点距離演算部により算出された距離に応じて上記所定条件を変える判定条件変更部11Fとを備えるように構成される。
【選択図】図2

Description

本発明は車両の走行状態認識装置に関し、特に、車両の走行場所または走行領域に応じて走行危険度等を判定して例えば各種の車両搭載装置での必要な作動条件を変化させる車両の走行状態認識装置に関する。
自動車に装備された例えば電動制御式のシートベルト装置について、自車の現在の走行位置をナビゲーションシステム(自動車走行位置等の案内システム)で得られる道路地図情報等(道路関連情報)に基づいて判断し、走行場所または走行領域の危険度に応じてそのベルト張力を調整するようにした装置が知られている(特許文献1等)。このシートベルト装置によれば、電動制御式のシートベルト装置が、ナビゲーションシステムと連動した構成となっており、交差点、カーブ、事故多発地点等の危険度の高い場所等に近づくに従って事前にベルト張力を最適に調整する。換言すれば、道路地図情報等に基づき自車の走行位置と自車の走行先の危険地点との間の距離等を認識し、電動制御式のシートベルト装置のベルト張力を調整するようにしている。
特開2001−10447号公報
上記特許文献1によるシートベルト装置によれば、ナビゲーションシステムと連動させ、当該システムで得られる道路地図情報等をシートベルト装置の作動制御に直接的に利用するように構成しているため、道路の変更あるいは刻々と変わる道路状況によって頻繁にベルト張力が変更され、乗員に対して不快感を与えることになる。さらに緊急危険時に警報を発するように構成したシートベルト装置によれば、不必要に警報を発生し、さらに不快感が増すことになる。
上記の問題は、電動制御式のシートベルト装置だけではなく、ナビゲーションシステムで得られる道路地図情報等に基づいて走行位置等の危険度等に応じて作動するように構成された各種の車両搭載装置の作動についても当てはまることである。
以上により、ナビゲーションシステムと連動する車両搭載装置では、上記車両搭載装置の作動の過多あるいは不必要な警報等をなくし、車両の搭乗員の不快感を軽減し、煩わしさをなくすという問題が課される。
上記のことは、さらに一般化すると、ITS(Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム)と連動するように構成された車両搭載装置において課される問題であると云うことができる。
本発明の目的は、上記の課題を解決することにあり、ナビゲーションシステム等のITSと連動するように構成されたシートベルト装置等の車両搭載装置で作動の過多あるいは不必要な警報等をなくし、乗員の不快感を軽減し、煩わしさをなくすことができる車両の走行状態認識装置を提供することにある。
本発明に係る車両の走行状態認識装置は、上記目的を達成するために、次のように構成される。
第1の車両の走行状態認識装置(請求項1に対応)は、車両の走行位置の前方に存在する交差点との間の距離を算出する交差点距離演算手段と、車両の前方に存在する障害物との距離および相対速度を検出する障害物接近検出手段とを備えており、さらに、障害物との距離および相対速度が所定条件を満たしたとき車両と障害物との接触可能性を判定する接触可能性判定手段と、交差点距離演算手段により算出された距離に応じて上記所定条件を変える判定条件変更手段とを備えるように構成されている。
上記の構成では、車両から交差点までの距離に応じて各種の車両搭載装置や警報器の作動条件を決める所定条件に係る閾値を変更し、当該装置等の作動頻度を低減することが可能である。
第2の車両の走行状態認識装置(請求項2に対応)は、上記の第1の構成において、さらに車両の走行状態の減速を検出する減速検出手段を備え、判定条件変更手段は、減速検出手段が車両の減速を検出したとき、上記の所定条件を変えることを特徴とする。
第3の車両の走行状態認識装置(請求項3に対応)は、上記の構成において、好ましくは、交差点での車両の進行方向の信号状態を検出する信号状態検出手段を備え、判定条件変更手段は、信号状態検出手段が検出した信号状態が「黄」または「赤」の状態および「黄」または「赤」に変化する直前状態のうちのいずれかであるとき、所定条件を変えることを特徴とする。
第4の車両の走行状態認識装置(請求項4に対応)は、上記の構成において、好ましくは、接触可能性判定手段が障害物との接触可能性を判定したとき、警報を発する警報手段を備えることを特徴とする。
第5の車両の走行状態認識装置(請求項5に対応)は、上記の構成において、好ましくは、接触可能性判定手段が障害物との接触可能性を判定したとき、乗員保護用の車両搭載装置の作動条件を変える作動条件変更手段を備えることを特徴とする。
第6の車両の走行状態認識装置(請求項6に対応)は、上記の構成において、好ましくは、交差点距離演算手段は、ナビゲーションシステムから与えられる道路関連情報に基づいて距離を算出することを特徴とする。
本発明によれば、接触可能性判定手段を備える車両の走行状態認識装置で、当該接触可能性判定手段で設定された接触可能性を判定するための所定条件を、判定条件変更手段によって、交差点距離演算手段により算出された距離、車両の減速状態、信号状態等に応じて変えるようにしたため、ITSと連動するように構成されたシートベルト装置等の車両搭載装置で必要時には警報を発したり、乗員を適切に拘束保護することができる一方で、作動の過多あるいは不必要な警報等をなくし、乗員の不快感を軽減し、煩わしさをなくすことができる。
以下に、本発明の好適な実施形態(実施例)を添付図面に基づいて説明する。
図1〜図3を参照して本発明に係る車両の走行状態認識装置の実施形態の全体的構成を説明する。
本実施形態に係る車両の走行状態認識装置11は、この装置11が搭載された自動車等の車両(自車)の走行状態、例えば道路地図上における車両の走行位置(走行場所または走行領域)、走行道路の交通の事情(渋滞、事故、交通規制等)、道路事情(交差点、道路工事等)等を認識し、これらの認識情報に基づいて制御の内容を変更・調整する装置である。走行状態認識装置11は、前段のITS(Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム)12と関連づけられており、当該ITS12から各種のITS情報を得て上記の必要な情報を認識する。ITS12としては、ナビゲーションシステム(GPS等)12A、VICS(道路交通情報通信システム)12B、衝突防止レーダシステム12C等が含まれる。
走行状態認識装置11は、認識した情報を制御装置13に提供する。制御装置13は、提供された認識情報に基づいて、当該車両に搭載された各種の装置14(電動式のシートベルト装置等)の動作を最適に制御し、運転者等へ警報を発する警報器15等の警報動作を制御する。制御装置13は、実質的に走行状態認識装置11の一部を成すが、制御機能に着目し別要素として分けて図示している。
上記の走行状態認識装置11および制御装置13、さらにITS12の一部を成す衝突防止レーダシステム12C等は、車両に搭載されたコンピュータによりソフト的に実現される。
図2に示すように、走行状態認識装置11は、機能要素として、ITS情報(道路地図情報)に基づいて車両の走行位置の前方に存在する交差点との間の距離を算出する交差点距離演算部11Aと、ITS情報(レーダ計測情報)に基づき車両の前方に存在する障害物との距離および相対速度を検出する障害物接近検出部11Bと、障害物との距離および相対速度が所定条件を満たしたとき車両と障害物との接触可能性を判定する接触可能性判定部11Cと、車速情報等に基づき車両の走行状態の減速を検出する減速検出部11Dと、ITS情報(信号情報等)に基づき交差点での車両の進行方向の信号状態を検出する信号状態検出部11Eと、判定条件変更部11Fとを備えている。接触可能性判定部11Cは、障害物接近検出部11Bから出力された検出信号(車両と障害物と間の距離および相対速度に係る信号)に基づいて車両と障害物との接触可能性を判定する。また判定条件変更部11Fは、交差点距離演算部11Aにより算出された距離、減速検出部11Dで検出された減速状態、信号状態検出部11Eで検出された信号状態のうちのいずれか1つまたはそれらの任意の組合せに基づいて、接触可能性判定部11Cで設定されている上記所定条件を変える機能を有している。
また図2に示すように、制御装置13は、上記の接触可能性判定部11Cが当該車両と障害物との接触可能性を判定したとき、車両搭載装置14の作動条件や警報器15の警報作動条件を変える作動条件変更部13Aを有している。
図3に、走行状態認識装置11と制御装置13等の各機能要素を実現するコンピュータシステム20のハードウェアの構成を示す。コンピュータシステム20は、演算処理部(CPU)21と記憶部(RAMとROM)22と入力部23と出力部24と通信部25とこれらを接続するバス26とから構成されている。
記憶部21には、前述した交差点距離演算部11A、障害物接近検出部11B、接触可能性判定部11C、減速検出部11D、信号状態検出部11E、判定条件変更部11F、作動条件変更部13Aのそれぞれの機能を実現するプログラムが格納されている。
入力部23は、車両に配備された各種の多数のセンサの各々からのセンシング信号、各種の多数の検知スイッチの各々からの作動状態信号、レーダ装置または検知装置からの検知信号等を入力するためのインターフェースである。これらの信号は、入力部23を経由して取り込まれ、必要に応じて記憶部22に記憶される。
通信部25は、通信インターフェースとして設けられており、通常、車両の外部から提供される各種の情報を受信する。車両の外部に設けられるシステムとしては、車両に搭載されたナビゲーション装置に当該車両の位置情報を提供するGPS、道路の近傍に配置されるビーコンを含んで成るVICS(道路交通情報通信システム)等である。通信部25を通して外部から与えられる情報に基づいてITS情報を得ることができる。
出力部24は、車両に装備された各種の装置14や警報器15等に対して動作に必要な駆動電流や各種の制御指令信号を送るためのインターフェースである。
また出力側に設けられた各種の車両搭載装置14として、以下では、電動式のシートベルト装置14Aの例で説明する。当該シートベルト装置14Aは、例えば運転席等に装備された三点支持方式のシートベルトを備える乗員拘束保護装置であり、乗員の体にベルトが装着された状態において車両の走行状態や危険・緊急度に応じて電動モータでベルトの巻取り等を行うことにより、乗員を最適な拘束力で保護する装置である。シートベルト装置14Aは電気式プリテンショナ装置を含んでいる。また出力側に設けられた各種の警報器15として接触警報器15Aの例が示されている。
次に、図4〜図6を参照して上記構成を有する車両の走行状態認識装置11による動作の内容の例を説明する。
この実施形態の動作内容の説明において、当該動作内容の基本動作は、任意の道路を走行中の車両が走行位置前方の交差点に近づく場合において、当該車両の前方に位置する障害物(他の車両等)を障害物接近検出部11Bで検出し、接触可能性判定部11Cで接触可能性を判定したとき、その判定結果に基づいて、シートベルト装置14Aの拘束強化作動および接触警報器15Aの警報作動を所定の作動条件で実行するという動作である。この基本動作において、接触可能性判定部14Aで設定されている「所定条件」、および作動条件変更部13Aで設定されている「所定の作動条件」は、基準となる標準的な条件である。さらに当該動作内容の特徴的動作は、接触可能性判定部11Cで設定されている標準的な「所定条件」を、交差点距離演算部11Aと判定条件変更部11Fの各機能に基づいて、交差点までの距離の大小に応じて変化させるようにするという動作である。
上記の動作に基づいて、車両の走行位置前方にある交差点までの距離に応じて「所定条件」を適切に変化させ、シートベルト装置14Aによる乗員拘束作動の作動頻度、および接触警報器15Aの警報作動の作動頻度を低減する。
図4は、車両の交差点までの距離(x)と上記の「所定条件」を決める閾値との関係を示す。この例ではx=0は交差点の位置である。水平横軸において右側に行くほど交差点から遠い距離になる。この実施形態では、交差点までの距離は例えば3つの領域A,B,Cに区画されている。領域Aは交差点内の領域(−x1<x<x1)、である。領域Bは交差点付近の領域(x1<x<x2)である。領域Cは交差点から離れた遠い領域(x2<x)である。交差点に向って走行する車両は、「領域C→領域B→領域A」の順序でその走行位置が変化していく。上記において、x1は例えば30mであり、x2は例えば300mである。なお区画領域の数は3つには限定されず、任意の数に設定することができる。
3つの領域A,B,Cのそれぞれでは、図5に示すごとく、上記「所定条件」を決めるための固有の閾値が決められている。領域Cに対応する閾値は符号(I)で示され、領域Bに対応する閾値は符号(II)で示され、領域Aに対応する閾値は符号(III)で示される。図5において細線で示された3つの閾値(I),(II),(III)は、それぞれ、横軸を「y(障害物との距離)」としかつ縦軸を「ΔV(対象物との相対速度)」とする特性グラフで設定されている。領域Cの閾値(I)は通常の作動頻度が生じるように相対的に低めに設定されている。閾値(I)を越えたときに、シートベルト装置14Aによる乗員拘束作動、および接触警報器15Aの警報作動が行われる。ただし、「y(障害物との距離:m)」が大きいと相対速度「ΔV」は大きく、「y(障害物との距離)」が小さくなるほど、相対速度は小さくなるように設定されている。これに対して、領域Bの閾値(II)は、閾値(I)に比較して相対速度「ΔV」が大きくなるように設定されている。閾値(II)の特性グラフの形は、閾値(I)の特性グラフにほぼ一致している。交差点付近の領域Bでは、領域Aに比較して、前走車(障害物)の停止や、停止した目標に対しての急接近が起こりやすいので、閾値(II)を高目に設定し、シートベルト装置14Aの乗員拘束強化の作動、接触警報器15Aの警報の作動のそれぞれの頻度を低減させている。また閾値(III)の場合には、交差点内の領域Aであり、前方が横切る車両等の誤検出が起こりやすいので、障害物との距離(y)が非常に小さくなったときにのみ設定された相対速度(ΔV)を越えたときに所要の作動を行うようにする。
次に図6を参照して走行状態認識装置11による動作の制御フローを説明する。
最初の判定ステップS11で車両の走行位置前方に交差点があるか否かが判定される。判定ステップS11でNOである場合には、交差点は遠くに存在することになるので、ステップS17(「閾値(I)を適用」)が実行される。判定ステップS11でNOであるときには次の判定ステップS12で交差点における信号状態が所定である(「黄」色または「赤」色)か否かが判定される。判定ステップS12でYESの場合にはステップS17に移行し、NOの場合(信号は「青」色)には判定ステップS13に移行する。判定ステップS13では、測定された車両と交差点の間の距離が(|x|<x1)の条件を満たすか否かが判定される。満たすときにはステップS14に移行し、満たさないときには判定ステップS15に移行する。ステップS14では「閾値(III)を適用」が実行される。ステップS14の後には判定ステップS15に移行する。判定ステップS15ではさらに測定された車両と交差点の間の距離が(x1<x<x2)の条件を満たすか否かが判定される。満たすときにはステップS16が実行され、満たさないときにはステップS17が実行される。ステップS16では「閾値(II)を適用」が実行され、ステップS17では「閾値(I)を適用」が実行される。このようにして、車両の走行位置前方に交差点が存在する場合には、接触可能性判定部11Cで使用される「所定条件」で使用される閾値に関して交差点までの距離に応じて適切な閾値が適用される。
車両の走行状態認識装置11による上記の特徴的な動作の内容は、次のように変形することもできる
判定条件変更部11Fは、車両の走行状態の減速を検出するための前述の減速検出部11Dが車両の減速状態を検出したときに、接触可能性判定部11Cに設定される「所定条件」を変えるように構成することもできる。
また判定条件変更部11Fは、交差点での車両の進行方向の信号状態を検出するための前述の信号状態検出部11Eの検出した信号状態が「黄」または「赤」の状態および「黄」または「赤」に変化する直前状態のうちのいずれかであるとき、接触可能性判定部11Cに設定される「所定条件」を変えるように構成することもできる。例えば、減速なしで接近する場合には、通常よりも閾値を高めるように所定条件を変更することが好ましい。例えば、前述の3つの領域A,B,Cのそれぞれについて同様な閾値(I),(II),(III)を設定した場合において、減速のある場合には、接触可能性は判定した後に相対速度および相対距離のうち少なくとも一方を、それぞれ減速のある場合に比して大きく設定する。この状態を、前述の図5において太線(閾値(IA),(IIA),(IIIA))で示している。またこれらの変化幅は突発的な減速の生じ易い交差点に近いほど大きく設定するとよい。
なお、減速がある場合において、接触可能性を判定した際には緊急度が高いと考えられることから、通常よりも強い乗員拘束や警報を行うように構成してもよい。
以上の実施形態で説明された構成、形状、大きさおよび配置関係については本発明が理解・実施できる程度に概略的に示したものにすぎない。従って本発明は、説明された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に示される技術的思想の範囲を逸脱しない限り様々な形態に変更することができる。
本発明は、交差点等までの距離に応じて作動閾値を可変にしてシートベルト装置等や接触警報器等の作動頻度を低減するのに利用される。
本発明に係る車両の走行状態認識装置の全体的な構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る車両の走行状態認識装置の内部構成を示すブロック図である。 走行状態認識装置等を実現するコンピュータシステムの構成を示すブロック図である。 交差点までの距離に応じて設定される領域を示す図である。 3つの領域の各々ごとに設定される閾値の特定グラフを示す図である。 本実施形態に係る車両の走行状態認識装置による動作を示すフローチャートである。
符号の説明
11 走行状態認識装置
11A 交差点距離演算部
11B 障害物接近検出部
11C 接触可能性判定部
11D 減速検出部
11E 信号状態検出部
11F 判定条件変更部
12 ITS
13 制御装置
14 各種の装置
14A シートベルト装置
15 各種の警報器
15A 接触警報器

Claims (6)

  1. 車両の走行位置の前方に存在する交差点との間の距離を算出する交差点距離演算手段と、前記車両の前方に存在する障害物との距離および相対速度を検出する障害物接近検出手段とを備えた車両の走行状態を認識する装置において、
    前記障害物との前記距離および前記相対速度が所定条件を満たしたとき前記車両と前記障害物との接触可能性を判定する接触可能性判定手段と、
    前記交差点距離演算手段により算出された前記距離に応じて前記所定条件を変える判定条件変更手段と、
    を備えることを特徴とする車両の走行状態認識装置。
  2. 前記車両の走行状態の減速を検出する減速検出手段を備え、
    前記判定条件変更手段は、前記減速検出手段が前記車両の減速を検出したとき、前記所定条件を変えることを特徴とする請求項1記載の車両の走行状態認識装置。
  3. 前記交差点での前記車両の進行方向の信号状態を検出する信号状態検出手段を備え、
    前記判定条件変更手段は、前記信号状態検出手段が検出した前記信号状態が「黄」または「赤」の状態および「黄」または「赤」に変化する直前状態のうちのいずれかであるとき、前記所定条件を変えることを特徴とする請求項1または2記載の車両の走行状態認識装置。
  4. 前記接触可能性判定手段が前記障害物との前記接触可能性を判定したとき、警報を発する警報手段を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両の走行状態認識装置。
  5. 前記接触可能性判定手段が前記障害物との前記接触可能性を判定したとき、乗員保護用の車両搭載装置の作動条件を変える作動条件変更手段を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両の走行状態認識装置。
  6. 前記交差点距離演算手段は、ナビゲーションシステムから与えられる道路関連情報に基づいて前記距離を算出することを特徴とする請求項1記載の車両の走行状態認識装置。
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